JP6786613B2 - 放電装置および電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、放電装置とそれを用いた電気機器に関する。
近年、空気清浄機や空気調和機、冷蔵庫、掃除機などの電気機器に、イオンや電子、ラジカル、オゾン、活性種などを発生させる放電装置が搭載されるようになってきている。
放電装置の中には、放電電極の先端部が放電装置の筐体の外部に突出しているタイプのものがあり、さらに、放電電極の突出している部分を保護するための電極保護部を備えるものもある。
本願出願人も、先に、特許文献1,2を出願し、電極保護部を備えたイオン発生装置(放電装置)を提案している。特許文献1に開示されたイオン発生装置では、筐体が筐体本体と蓋体との2部品構造で、蓋体に保護カバー(保護部)が設けられている。また、特許文献2に開示されたイオン発生装置では、電極保護部(保護部)が筐体とは別部品で構成され、放電電極を保持する基板上に載置され、基板を筐体内に封止する絶縁性樹脂にて根元側が封止されている。
日本国公開特許公報「特開2013−65537号公報」 日本国公開特許公報「特開2015−5387号公報」
ところで、上記特許文献1、2の構成は、保護部が2部品構造の筐体に設けられていたり、筐体とは別部品として形成されていたりするため、部品点数が多く、コスト削減の余地を有している。
つまり、筐体を2部品構造とした場合、筐体本体と蓋体とを結合するための構造(嵌合部や係合部等)および組み立て精度が必要となり、管理項目が多くなり、コストが上がる。保護部を基板上に載置して絶縁性樹脂にて封止する構成の場合も同様で、保護部を位置決めする構造および組み立て精度が必要となる。
また、筐体本体と蓋体、筐体と保護部の各々に金型が必要となるため、これによってもコストが上がる。また、別部品からなる構成では、組み立てる作業が必要となるため、作業数が必然的に増えてしまい、これによってもコストが上がる。
本発明の目的は、部品点数を削減し、より安価な放電装置とそれを用いた電気機器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る放電電極は、基板と、前記基板に保持された放電電極と、1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面から前記放電電極の先端側が突出するように前記基板を収容する筐体と、前記筐体の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部と、風を通過させる開口部が設けられると共に、前記放電電極の先端側の両側に間隔を開けて対向して配置された、前記放電電極の先端側を保護するための一対の電極保護部と、を備え、前記電極保護部は、前記開放された面を区画する前記筐体の側壁より延設され、前記筐体と一体に形成され、補強用リブが設けられていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、部品点数を削減し、より安価な放電装置とそれを用いた電気機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1を示すもので、イオン発生装置の斜視図である。 (a)は、上記イオン発生装置の平面図であり、(b)は側面図、(c)は正面図である。 上記イオン発生装置の構成を示す縦断面図である。 上記イオン発生装置における筐体の斜視図である。 本発明の実施の形態2を示すもので、電極保護部における保護部開口部の形状を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態3を示すもので、図2の(b)に相当する、イオン発生装置1の側面図である。 本実施の形態1〜3のイオン発生装置を搭載した空気清浄機の構成を示す縦断面図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。以下に示す実施の形態1〜3では、放電によりイオンを生じさせるイオン発生装置を例示する。しかしながら、本発明は、イオン発生装置に限定されるものではなく、放電により、電子や、オゾン、ラジカル、活性種などを発生させる放電装置に適用することができる。また、イオン発生装置として、正イオンと負イオンの両方を発生させる構成を例示するが、正イオンあるいは負イオンの何れか一方を発生させる構成であってもよい。さらに、放電電極としてブラシ状放電電極を例示する。しかしながら、本発明は、ブラシ状放電電極に限定されるものではなく、放電電極の形状は、棒状、針状、線状、繊維状、面状など、どのような形状であってもよい。
〔実施の形態1〕
まず、実施の形態1に係るイオン発生装置について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、実施の形態1に係るイオン発生装置(放電装置)1の斜視図である。図2の(a)は、上記イオン発生装置1の平面図であり、(b)は側面図、(c)は正面図である。図3は、上記イオン発生装置の構成を示す要部縦断面図である。なお、説明の便宜状、イオン発生装置1における放電電極が突出している側を上側として説明するが、電気機器に搭載された時の上下方向を規定するものではない。
図1〜図3に示すように、イオン発生装置1は、筐体11、放電制御回路基板12、昇圧トランス13、イオン発生素子用基板14、放電電極15・16、および絶縁封止部17を備えている。
筐体11は、平坦な略箱形であり、絶縁性の樹脂で形成されている。筐体11におけるイオン発生素子用基板14と同形上をなす上面(一面)は開放されており、筐体開口部(開放された面)11aが設けられている。また、筐体11の外側の底面の隅部には、外部電源と接続するためのコネクタ23が設けられている。
筐体11は、底面および側面(側壁)が全て一体に形成された1部品構造である。詳細については後述するが、放電電極15・16それぞれを保護するための一対の電極保護部51が2組、筐体11と一体に形成されている。
このような筐体11の内部には、底部から筐体開口部11aに向かって順番に、昇圧トランス13、放電制御回路基板12、およびイオン発生素子用基板14が収納されている。そして、昇圧トランス13、放電制御回路基板12、およびイオン発生素子用基板14が配置された状態で、筐体11の内部に、絶縁封止部17が充填されている。絶縁封止部17は、イオン発生素子用基板14の上面を覆う高さにまで充填され、筐体開口部11aを封止している。
絶縁封止部17により、放電制御回路基板12、昇圧トランス13、およびイオン発生素子用基板14間の電気絶縁性を維持することができる(絶縁封止)。また、絶縁封止部17が筐体開口部11aを封止することで、筐体開口部11aを塞ぐ蓋体を別途設けることなく、放電制御回路基板12、昇圧トランス13、およびイオン発生素子用基板14に埃等が付着することを防止できる。絶縁封止部17としては、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の絶縁性の樹脂材料を用いることができる。
放電制御回路基板12は、略長方形の回路基板である。放電制御回路基板12には昇圧トランス駆動回路(図示せず)が配置されている。この昇圧トランス駆動回路は、外部電源からの直流電圧を所定の交流電圧に変換し、変換した交流電圧を昇圧トランス13に印加することにより、昇圧トランス13を駆動する。昇圧トランス13は、上記昇圧トランス駆動回路により印加される交流電圧を昇圧する。
イオン発生素子用基板(基板)14は、筐体開口部11aより若干小さい略長方形の回路基板である。イオン発生素子用基板14にはイオン発生素子が搭載されている。イオン発生素子は、昇圧トランス13により昇圧された交流電圧が印加されることで、ここでは、正イオンおよび負イオンの両方を生じさせる。
上記イオン発生素子は、放電電極15・16および誘導電極31・32を備えている。放電電極15は、イオン発生素子用基板14の長手方向の一端部側に保持され、誘導電極31は、放電電極15の取付け位置における周囲の一部に形成される。放電電極16は、イオン発生素子用基板14の他端部側に保持され、誘導電極32は、放電電極16の取付け位置における周囲の一部に形成される。また、イオン発生素子用基板14には、誘導電極31・32同士を電気的に接続するための接続電極33が設けられている。
誘導電極31は、放電電極15との間に電界を形成するための電極であり、誘導電極32は、放電電極16との間に電界を形成するための電極である。また、放電電極15は、誘導電極31との間で、負イオンを発生するための電極であり、放電電極16は、誘導電極32との間で、正イオンを発生するための電極である。なお、誘導電極31・32および接続電極33は、昇圧トランス13の放電電極側電位と対を成す電位となっている。
放電電極15・16は、イオン発生素子用基板14の表面から垂直に設けられ、筐体11の開口部11aを封止する絶縁封止部17の表面から先端側(放電する側)が上方に突出している。放電電極15・16は何れも、複数の線状の導電体41の根元が束ねられたブラシ状放電電極であり、複数の線状の導電体41が束ねられてブラシ状に形成されたブラシ部42と、導電体41を束ねる接合部44とを有し、接合部44が基端部43を介してイオン発生素子用基板14に取り付けられている。ブラシ状放電電極の場合、基端部43の途中から上が、絶縁封止部17より突出している(放電電極の先端側に相当)。なお、上記線状には、糸状、繊維状、針金状が含まれる。
導電体41は、例えば、金属、カーボン繊維、導電性繊維、導電性樹脂等の導電性の材料で形成されている。導電体41の1本当たりの外径は、好ましくは5μm以上、30μm以下とすることである。導電体41の外径を5μm以上にすることにより、導電体41の機械的強度を確保するとともに、導電体41の電気磨耗を抑制することができる。また、導電体41の外径を30μm以下にすることにより、導電体41が髪の毛のように撓るようになり、ブラシ部42を構成した場合に、導電体41の広がりおよび揺れ動きが起こり易くなる。より具体的には、導電体41として、外径7μmのカーボン繊維や、外径12μmもしくは25μmのSUS(ステンレス)製の導電性繊維を用いてもよい。
ブラシ状放電電極では、ブラシ部42を構成する複数の導電体41のうちの、外側に位置する導電体41が接合部44の上端を基点として広がり、広がった導電体41が先端より放電する。
次に、筐体11および電極保護部51について、図1〜図3、および図4を参照して説明する。図4は、上記イオン発生装置における筐体11の斜視図である。
イオン発生装置1では、放電電極15・16が筐体11より外部に突出している。そのため、各種の電気機器に取り付けられるまでの間に、イオン発生装置1が作業台上で転倒したりすると、放電電極15・16が作業台と接触して破損(変形)する虞がある。また、イオン発生装置1が転倒しなくても、作業時に、放電電極15・16に周辺の物体と接触したり、作業者の指が接触したりして、放電電極15・16が破損する虞がある。
そこで、イオン発生装置1では、図1に示すように、放電電極15・16を保護するための一対の電極保護部51・51が、放電電極15・16それぞれに対応して2箇所に設けられている。一対の電極保護部51・51は、筐体11の短手方向において、保護する放電電極15または放電電極16を挟むように、間隔を開けて対向配置されている。
図2の(c)および図3に示すように、電極保護部51は、筐体開口部11aより放電電極15・16が突出する方向と同方向に突設され、正面よりみて横長の台形状に形成されている。なお、電極保護部51の形状は、台形状に限るものではなく、矩形形状や、半円状などでもよい。但し、イオン発生装置1を電気機器の取り付け穴に抜き差しする際の作業性を良好とするには、電極保護部51における、筐体11の長手方向の端部側に位置する辺を、先端側が細くなるように形成させることが好ましい。電極保護部51の横幅は、放電電極15・16の横幅よりも十分に長く形成されている。そして、電極保護部51は、先端部51aが、放電電極15・16を構成するブラシ状放電電極のブラシ部42の先端42aよりも上方に突き出る高さを有している。
このような構成とすることで、一対の電極保護部51・51にて放電電極15・16を両側から挟むようにして保護することができる。これにより、たとえイオン発生装置1が作業台上で転倒しても、放電電極15・16が作業台と接触することはない。また、故意でないかぎり、作業時に放電電極15・16が周辺の物体と接触したり、作業者の指が接触したりすることも起こりにくい。
また、電極保護部51には、風(空気)を通過させるための保護部開口部(開口部)51bが形成されている。これは、イオン発生装置1が電気機器に搭載された時に、各電極保護部51が壁となって空気の流れを阻害することを回避するためである。保護部開口部51bを設けておくことで、イオン発生装置1が、電極保護部51にて空気の流れを遮るように設置された場合でも、空気の流れが阻害されず、放電電極15・16の放電により発生したイオンを空気の流れに載せて運ぶことができる。図1、図2において、空気の流れる方向を矢印Aにて示す。
なお、図1〜図4においては、横長の台形状に形成されている電極保護部51に対し、保護部開口部51bとして長穴形状(小判型)に形成されたものを例示しているが、保護部開口部51bは単なる矩形形状であってもよい。長穴形状はより好ましい構成であり、詳細については実施の形態2において説明する。
本実施の形態1において注目すべきは、上記した一対の電極保護部51・51が、1部品構造の筐体11と一体に形成されている点である。図4に明確に示されるように、各電極保護部51は、筐体開口部11aを区画する、筐体11の相対する側壁11b・11cより上方に向かって延設されている。
このような構成とすることで、筐体とは別個に形成した電極保護部を、イオン発生素子用基板上に載置して絶縁封止部にて封止したり、あるいは、筐体を筐体本体と蓋体との2部品構造とし、上方に配される蓋部に電極保護部を設けたりする構成よりも、部品点数を少なくできる。
部品点数を少なくすることで、筐体本体と蓋体との結合や位置合わせのための構造や、筐体とは別個に形成した電極保護部の位置合わせのための構造が必要なく、組み立て精度が要求されることもない。これにより、管理項目を削減することができる。また、必要な金型の数も削減されると共に、作業数も削減できる。この結果、コストを下げることができる。
ところで、樹脂より形成される筐体11は厚さが薄いことが多い。筐体11は、内部に絶縁封止部17が充填されるため、強度が低くてもそれほど問題とはならない。しかしながら、各電極保護部51は、絶縁封止部17の充填位置よりも高い位置に設けられるため、筐体11と同程度の厚みでは強度不足が懸念される。
そこで、イオン発生装置1においては、電極保護部51に補強用リブ52が設けられている。補強用リブ52は、図4に示すように、電極保護部51の内面に設けられており、上下方向に延びるものである。このように、内面側に補強用リブ52を設けることで、外面は平坦な状態を維持でき、金型からの抜きが困難になることも、イオン発生装置1を取り付ける電気機器側の取り付け穴の形状を複雑化することもない。このように局所的に設けた補強用リブで、電極保護部51全体の強度を高めることができる。
この場合、より好ましくは、図4に示すように、補強用リブ52を図中仮想線L1にて示す絶縁封止部17の充填位置(封止面)を超え、筐体11の側壁11b・11cの内面に至るまで深く形成することである。このようにすることで、電極保護部51の縦方向の強度をより高めることができる。
なお、図4に示す例では、補強用リブ52は保護部開口部51bの片側だけに設けているが、保護部開口部51bを挟んで両側に設けてもよく、両側に設けることで、より一層電極保護部51の強度を高めることができる。
また、図4に示す例では、筐体11の長手方向に並ぶ電極保護部51同士を帯状部53で接続している。帯状部53も筐体11と一体に形成されている。このようにすることで、電極保護部51の付け根の幅を広くするのと同じ効果があり、力を分散でき、電極保護部51の強度を高めることができる。
また、放電電極15・16のように、複数の放電電極を併設して設ける構成では、放電電極毎に一対の電極保護部51を併設方向で接続し、複数併設された放電電極全体を、一対の共通の電極保護部で挟む構成としてもよい。その場合は、各放電電極の位置に応じて保護部開口部を形成し、また、補強用リブを設けて強度を高めつつ、風の流れを良好とするために、放電電極の以外の位置に開口部を形成してもよい。
また、筐体11の内面には、図4に示すように、内部に収容される部品(放電制御回路基板12や昇圧トランス13、イオン発生素子用基板14等)の位置を決めたり、保持したり、あるいは筐体11の強度を高めるために、突起部54やリブ55が形成されている。
イオン発生装置1においては、このような筐体11の内面に形成されたリブ55の少なくとも1つを、筐体11の内部に充填されて、絶縁封止部17となる絶縁性の樹脂材料を充填する際の上限レベル、つまり充填終了位置を示す構成としている。図4に示す、リブ55Aがこれに相当し、図中の仮想線L1が絶縁封止部17の上面を表している。
これにより、絶縁封止部17の充填量を、作業者の目視あるいは撮影画像を用いた画像解析にて管理できるようになり、充填した樹脂の重さや吐出した樹脂の量で管理する構成よりも樹脂の充填高さを直接的に確認できるため、正確に、所定の位置(充填終了位置)まで樹脂を充填することができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2に係るイオン発生装置について、図5を参照して説明する。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同じ機能を有する部材には同一の参照符号を付して説明を省略する。
ここでは、電極保護部51に形成された、長穴形状(小判型)の保護部開口部51bについて説明する。図5は、電極保護部51における保護部開口部51bの形状を示す要部拡大図である。図5においては、保護部開口部51bを太線で強調して示している。
上述したように、電極保護部51は、台形状(台形形状)に形成されている。このような電極保護部51に、放電電極15(16)のブラシ部42を構成する複数の導電体41のうちの、放電で広がった導電体41の先端が開口内に入るように矩形形状の開口を形成すると、破線L2で示すようになる。図中の破線L3は、接合部44の上端を中心とし、導電体41の先端を通る円である。
破線L2で示す電極保護部を形成すると、電極保護部51の角部分において、残余の部分が極端に小さくなってしまい、強度が低くなる。
これに対し、保護部開口部51bは、電極保護部51の延設の方向(上下方向)と直交する横方向に沿った2辺が平行な長穴形状に形成されている。円弧をなす横方向の縁は、破線L3の円に沿って形成されている。
このように、長穴形状の保護部開口部51bとすることで、放電で広がった導電体41の先端が保護部開口部51b内に入るようにしつつ、電極保護部51の角部分において残余の部分を大きくでき、矩形形状とするよりも強度を高めることができる。
また、より詳細には、保護部開口部51bは、当該開口部51bの正面より見て、ブラシ部42を構成する複数の導電体41のうちの、閉じた状態の導電体41の先端は見えず、開いた状態の導電体41の先端が見えるように形成されている。つまり、広がっていない状態の導電体41の先端(ブラシ部の先端42a)は、電極保護部51にて隠れた状態となっている。
このようにすることで、放電していない導電体41の先端部に、風と共に運ばれる埃や塵などの異物が付着することを防ぐことができる。
〔実施の形態3〕
次に、実施の形態2に係るイオン発生装置について、図6を参照して説明する。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同じ機能を有する部材には同一の参照符号を付して説明を省略する。
ここでは、筐体11に一体に形成された電極保護部51のより好ましい構成について説明する。図6に示すように、本実施の形態に係るイオン発生装置1は、放電電極15(16)を挟むように対向して配置された一対の電極保護部51・51の外面が、根元となる筐体11の側壁11b・11c側よりも先端部51a側が、放電電極15(16)がある内側に傾斜している。図6は、図2の(b)に相当する、本実施の形態のイオン発生装置1の側面図である。図6では、筐体11の短手方向の幅が最も大きい部分に沿った線よりも内側に角度θ傾斜している。θは、例えば0.5度である。
このように形成することで、イオン発生装置1を電気機器の取り付け穴に抜き差しする際に、先端が窄まっている分、差し込み易くかつ抜き出し易くなる。これにより、イオン発生装置1を電気機器の抜き差しする際の作業性を良好とすることができる。
図7は、実施の形態1〜3に係るイオン発生装置1を搭載した空気清浄機10の構成を示す縦断面図である。図7において、空気清浄機10では、本体60の下部の背面に吸込口60aが設けられ、本体60の上部の上面および前面にそれぞれ吹出口60b,60cが設けられている。また、本体60の内部にはダクト(風路)61が設けられており、ダクト61の下端の開口部は吸込口60aに対向して設けられ、ダクト61の上端は吹出口60b,60cに接続されている。
ダクト61の下端の開口部には、送風ファン(送風装置)としてクロスフローファン62が設けられている。ダクト61の中央付近には、イオン発生装置1が設けられている。イオン発生装置1は、実施の形態1〜3で示したものである。イオン発生装置1の筐体11は、ダクト61の外壁面に固定されている。イオン発生装置1の放電電極15・16の先端側は、それらを挟むように配置された電極保護部51と共に、ダクト61の壁に形成された取り付け穴61aに差し込まれることで、ダクト61の壁を貫通してダクト61内(空間)に突出している。2個の放電電極15・16の先端側は、ダクト61内の空気が流れる方向と直交する方向に配列されている。
吸込口60aには樹脂製の格子状のグリル64が設けられており、グリル64の内側に網目状の薄いフィルタ65が貼り付けられている。フィルタ65の奥には、クロスフローファン62に異物やユーザーの指が入り込まないように、格子状のファンガード66が設けられている。ダクト61のイオン発生装置1が設けられている位置よりもやや下側に脱落防止網67が設けられている。脱落防止網67は、吹出口60b,60cから物が投入されたり、イオン発生装置1を含むダクト61に設けられた部品の一部が破断し、落下したりした場合に、当該落下物を受け止めることで、クロスフローファン62に巻き込まれるのを防止している。これにより、落下物によるクロスフローファン62の破損などが未然に防止されている。
クロスフローファン62が回転駆動されると、室内の空気は吸込口60aを介してダクト61内に吸込まれる。吸込まれた空気には、ダクト61内でイオン発生装置1によって生成されたイオンが放出される。イオンを含んだ空気は、吹出口60b,60cを介して室内に放出される。クロスフローファン62の駆動により発生する空気の流れを、図7中の白抜き矢印Wで示す。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る放電装置(イオン発生装置1)は、基板(イオン発生素子用基板14)と、前記基板に保持された放電電極15・16と、1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面(筐体開口部11a)から前記放電電極15・16の先端側(ブラシ部42等がある側)が突出するように前記基板を収容する筐体11と、前記筐体11の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極15・16の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部17と、風を通過させる開口部(保護部開口部51b)が設けられると共に、前記放電電極15・16の両側に間隔を開けて互いに対向して配置された、前記放電電極15・16の先端側を保護するための一対の電極保護部51と、を備え、前記電極保護部51は、前記開放された面を区画する前記筐体11の側壁11b・11cより延設され、前記筐体11と一体に形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、電極保護部51にて放電電極が保護され、また、風を通過させる開口部が形成されているので、電気機器に搭載した場合に、空気の流れ(風)を阻害することもない。しかも、電極保護部51は、開放された面を区画する筐体11の側壁より延設され、筐体11と一体に形成されているので、筐体とは別個に形成した電極保護部を、イオン発生素子用基板上に載置して絶縁封止部にて封止したり、あるいは、筐体を筐体本体と蓋体との2部品構造とし、上方に配される蓋部に電極保護部を設けたりする構成よりも、部品点数を少なくできる。この結果、コストを下げることができる。
本発明の態様2に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記電極保護部51には、補強用リブ52が設けられている構成である。
上記構成によれば、電極保護部51には補強用リブ52が設けられているので、樹脂より形成される筐体11と一体に形成した構成でも、強度を高めることできる。
本発明の態様3に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記補強用リブ52は、前記側壁11b・11cに至り、前記絶縁封止部17の封止面を超えている構成である。
上記構成によれば、補強用リブ52が、絶縁封止部17の封止面を超えているので、電極保護部51の全体の強度をより高めることができる。
本発明の態様4に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記電極保護部51の外面は、根元となる前記側壁11b・11c側よりも、前記放電電極15・16のある内側に先端部が位置するように、傾斜している構成である。
上記構成によれば、イオン発生装置1を電気機器の取り付け穴に抜き差しする際の先端部側が窄まっていることとなるので、差し込み易くかつ抜き出し易くなる。これにより、イオン発生装置1を電気機器の抜き差しする際の作業性を良好とすることができる。
本発明の態様5に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記電極保護部51は、台形形状をなし、前記開口部(保護部開口部51b)は、前記電極保護部51の延設の方向と直交する方向に長い長穴形状に形成されている構成である。
上記構成によれば、電極保護部51の角部分において残余の部分を大きくでき、開口部を矩形形状とするよりも強度を高めることができる。
本発明の態様6に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記放電電極15・16は、複数の線状の導電体41の根元が束ねられたブラシ状放電電極であり、長穴形状をなす前記開口部は、当該開口部の正面より見て、前記複数の導電体41のうちの閉じた状態の導電体41の先端は見えず、開いた状態の導電体41の先端が見えるように形成されている構成である。
上記構成によれば、放電で広がった導電体41の先端が開口部内に入るようにしつつ、電極保護部51の角部分において残余の部分を大きくして強度を高め、かつ、放電していない導電体41の先端部に、風と共に運ばれる埃や塵などの異物が付着することを防ぐことができる。
本発明の態様7に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、前記絶縁封止部17は絶縁性樹脂よりなり、前記側壁11b・11cの内側には、リブが形成されており、前記リブが、前記絶縁性樹脂の充填終了位置を示している構成である。
これにより、絶縁封止部17の充填量を、作業者の目視あるいは撮影画像を用いた画像解析にて管理できるようになり、充填した樹脂の重さや吐出した樹脂の量で管理する構成よりも樹脂の充填高さを直接的に確認できるため、正確に、所定の位置(充填終了位置)まで樹脂を充填することができる。
本発明の態様8に係る放電装置(イオン発生装置1)は、さらに、本発明の何れかの態様に係る放電装置と、前記放電装置における前記放電電極の先端側が配置された空間を含む風路に風を送る送風装置と、を備える構成である。
上記構成によれば、部品点数を削減して、コストを安価にした放電装置を搭載することで、電気機器のコストも下げることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 イオン発生装置(放電装置)
10 空気清浄機(電気機器)
11 筐体
11a 筐体開口部(開放された面)
11b、11c 側壁
12 放電制御回路基板
13 昇圧トランス
14 イオン発生素子用基板(基板)
15、16 放電電極
17 絶縁封止部
23 コネクタ
31、32 誘導電極
33 接続電極
41 導電体
42 ブラシ部
42a 先端
43 基端部
44 接合部
51 電極保護部
51a 先端部
51b 保護部開口部(開口部)
52 補強用リブ
53 帯状部
54 突起部
55、55A リブ

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板に保持された放電電極と、
    1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面から前記放電電極の先端側が突出するように前記基板を収容する筐体と、
    前記筐体の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部と、
    風を通過させる開口部が設けられると共に、前記放電電極の両側に間隔を開けて互いに対向して配置された、前記放電電極の先端側を保護するための一対の電極保護部と、を備え、
    前記電極保護部は、前記開放された面を区画する前記筐体の側壁より延設され、前記筐体と一体に形成され、補強用リブが設けられていることを特徴とする放電装置。
  2. 前記補強用リブは、前記側壁に至り、前記絶縁封止部の封止面を超えていることを特徴とする請求項に記載の放電装置。
  3. 基板と、
    前記基板に保持された放電電極と、
    1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面から前記放電電極の先端側が突出するように前記基板を収容する筐体と、
    前記筐体の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部と、
    風を通過させる開口部が設けられると共に、前記放電電極の両側に間隔を開けて互いに対向して配置された、前記放電電極の先端側を保護するための一対の電極保護部と、を備え、
    前記電極保護部は、前記開放された面を区画する前記筐体の側壁より延設され、前記筐体と一体に形成され
    前記電極保護部の外面は、根元となる前記側壁側よりも、前記放電電極がある内側に先端側が位置するように、傾斜していることを特徴とする放電装置。
  4. 基板と、
    前記基板に保持された放電電極と、
    1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面から前記放電電極の先端側が突出するように前記基板を収容する筐体と、
    前記筐体の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部と、
    風を通過させる開口部が設けられると共に、前記放電電極の両側に間隔を開けて互いに対向して配置された、前記放電電極の先端側を保護するための一対の電極保護部と、を備え、
    前記電極保護部は、前記開放された面を区画する前記筐体の側壁より延設され、前記筐体と一体に形成され、台形形状をなし、
    前記放電電極は、複数の線状の導電体の根元が束ねられたブラシ状放電電極であり、
    前記開口部は、前記電極保護部の延設の方向と直交する方向に長い長穴形状に形成され、当該開口部の正面より見て、前記複数の導電体のうちの閉じた状態の導電体の先端は見えず、開いた状態の導電体の先端が見えるように形成されていることを特徴とする放電装置。
  5. 基板と、
    前記基板に保持された放電電極と、
    1部品からなると共に一面が開放され、該開放された面から前記放電電極の先端側が突出するように前記基板を収容する筐体と、
    前記筐体の内部で前記基板を絶縁封止すると共に、前記放電電極の先端側を突出させた状態で前記開放された面を封止する絶縁封止部と、
    風を通過させる開口部が設けられると共に、前記放電電極の両側に間隔を開けて互いに対向して配置された、前記放電電極の先端側を保護するための一対の電極保護部と、を備え、
    前記電極保護部は、前記開放された面を区画する前記筐体の側壁より延設され、前記筐体と一体に形成され
    前記絶縁封止部は絶縁性樹脂よりなり、
    前記側壁の内側には、リブが形成されており、前記リブが、前記絶縁性樹脂の充填終了位置を示していることを特徴とする放電装置。
  6. 前記電極保護部は、台形形状をなし、
    前記開口部は、前記電極保護部の延設の方向と直交する方向に長い長穴形状に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は5に記載の放電装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放電装置と、
    前記放電装置における前記放電電極の先端側が配置された空間を含む風路に風を送る送風装置と、を備えることを特徴とする電気機器。
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