JP3089869U - 軟式安全マイナスイオン発生器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 軟式安全マイナスイオン発生器の提供。 【解決手段】 供給電源を変圧器１で高圧とし、変圧器
高圧出力端に高圧静電を保存するコンデンサを設け、コ
ンデンサの横に並列に耐高圧の排出抵抗を連接し、且つ
マイナスイオン発射端間に耐高圧のトリップ防止抵抗を
串接し、並びにスリーブ３を軟性導電性細繊維束に套設
してマイナスイオン発射端２を組成し、マイナスイオン
発生器停止時に排出抵抗を経由してコンデンサの残余電
荷を迅速に排出し、残余電荷による保養使用者に対する
二次電気ショックの危険を防止し、使用時に、マイナス
イオンを発射方向に案内し集中させ、静電荷のトリップ
状況を防止し、不注意な接触或いはマイナスイオン発射
端への接近による電気ショック、感電を防止し、生産組
立或いは積塵を分解掃除時に、尖ったマイナスイオン発
射端２により怪我をするのを防止した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の軟式安全マイナスイオン発生器に係り、特に、マイナスイオン 発生器の、生産使用或いはメインテナンス修理時に、尖ったマイナスイオン発射 端が人を突き刺して怪我をさせたり停止後と使用時に電気ショック、感電を起こ しやすい危険な点に対して改善を行い、スリーブを軟性導電性細繊維束に套設し てマイナスイオン発射端を組成し、高圧静電を保存するコンデンサの横に耐高圧 の抵抗を並列と直列に連接し、これにより残余の電荷を排出し、トリップ電流を 防止し、安全性を高め集中発射する実用的な軟式安全マイナスイオン発生器に関 する。

【０００２】

【従来の技術】

空気清浄は現在世界各国が空気汚染が厳重となる状況の下で力を入れている重 要な作業であり、人々の健康を保護するため、卓上、地上或いは壁掛け式の空気 浄化設備が、エンジニア、科学者により研究開発されている。比較的進んだ方法 は、マイナスイオン発生器の尖端放電効果を利用してマイナスイオンを発生し、 空気中の灰塵とマイナスイオンを結合させてマイナスに帯電させ、それがプラス に帯電した集塵板を通過する時に、吸着収集されるようにした方法である。しか し、このマイナスイオン発射器はいずれも金属で製造され、このため硬質で且つ 尖刺状とされ、生産組立、或いは分解して積塵を掃除する時に、人を傷つける状 況が発生しやすく、危険性が高く、安全性の問題がある。また、マイナスイオン 発生器は高圧方式で大量のマイナスイオンを発生し並びに噴射作用を形成し、そ の電圧は約５−７Ｋボルトであり、その危険性を有し、且つ静電荷感電の危険を 有し、別にマイナスイオン発生器は停止後に、コンデンサに残余電荷を保留し、 このために生産使用或いはメインテナンス修理時の二次電気ショックを形成し、 このため更に改良する必要がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 本考案の主要な目的は、軟式安全マイナスイオン発生器を提供することにあり 、それは、供給電源を変圧器で高圧とし、変圧器高圧出力端に高圧静電を保存す るコンデンサを設け、コンデンサの横に並列に耐高圧の排出抵抗を連接し、且つ マイナスイオン発射端間に耐高圧の抵抗を串接し、並びにスリーブで軟性導電性 細繊維束にマイナスイオン発射端を組成させ、マイナスイオン発生器停止時に排 出抵抗を経由してコンデンサの残余電荷を迅速に排出し、残余電荷による保養使 用者に対する二次電気ショックの危険を防止し、安全で実用的とした、軟式安全 マイナスイオン発生器であるものとする。

【０００４】 本考案の次の目的は、一種の軟式安全マイナスイオン発生器を提供することに あり、それは、高圧静電を保存するコンデンサとマイナスイオン発射端間に耐高 圧のトリップ電流防止抵抗を設け、これにより静電トリップの状況が、マイナス イオン発射端に不注意に接触或いは接近することにより、電気ショック、感電の 危険を発生するのを防止する、安全で実用的な軟式安全マイナスイオン発生器で あるものとする。

【０００５】 本考案のさらに一つの目的は、一種の軟式安全マイナスイオン発生器を提供す ることにあり、それは、マイナスイオン発生器の尖鋭なマイナスイオン発射端を 、スリーブを軟性導電性細繊維束に套設させて組成し、これにより生産組立或い は分解して積塵掃除する時の刺傷を発生しやすい状況を防止し、マイナスイオン の発射を集中させ、安全で実用的とした、軟式安全マイナスイオン発生器である ものとする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、軟式安全マイナスイオン発生器において、変圧器の電源入 力端に電源電圧安定回路が設けられ、且つ変圧器の電圧入力端に高圧静電を保存 できるコンデンサが串接され、その間に整流ダイオードが跨接され、且つ全体が マイナスイオン発射端に串接され、且つマイナスイオン発射端がスリーブで軟性 導電性細繊維束を結束して組成されたことを特徴とする、軟式安全マイナスイオ ン発生器としている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の軟式安全マイナスイオン発生器において 、高圧静電を保存できるコンデンサの横に並列に耐高圧の排出抵抗が連接され、 電源オフ時に、迅速にコンデンサの残余電荷を排出することを特徴とする、軟式 安全マイナスイオン発生器としている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の軟式安全マイナスイオン発生器において 、コンデンサとマイナスイオン発射端の間にさらに耐高圧のトリップ電流防止抵 抗が串接され、高圧静電を保存するコンデンサが静電トリップを形成するのを防 止することを特徴とする、軟式安全マイナスイオン発生器としている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の軟式安全マイナスイオン発生器において 、スリーブが挿入式構造とされたことを特徴とする、軟式安全マイナスイオン発 生器としている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図１に示されるように、本考案は変圧器１の電源入力端に電源電圧安定回路が 設けられ、該電源電圧安定回路は多種の回路形態が可能で、図示されるものでは 、抵抗Ｒ１、Ｒ２及びコンデンサＣ１が変圧器１の電源入力端に串接され、且つ シリコン半導体Ｓ１が並列に連接されて構成され、変圧器１の電圧出力端に高圧 静電を保存できるコンデンサＣ２、Ｃ３が串接され、その間に整流ダイオードＤ １、Ｄ２が跨接され、別にコンデンサＣ３側に耐高圧約４００−１５００ＭΩ或 いはさらに大きな排出抵抗Ｒ４が並列に連接され、且つマイナスイオン発射端２ との間に耐高圧約４０Ωのトリップ電流防止抵抗Ｒ３が串接され、マイナスイオ ン発射端２がスリーブ３で軟性導電性細繊維束を結束してなり、全体の電子装置 がケース４内に封じられ、僅かに電源線５及びマイナスイオン発射端２が保留さ れている。マイナスイオン発射端２のスリーブ３はまた図３に示されるように挿 入式構造とされ得て、ケース４の延伸線座６と挿入連接され回路の連通を形成す る。

【０００８】 実際の使用時に、電源に連接後、変圧器１が発生する高圧はコンデンサＣ２、 Ｃ３に徐々に高圧静電を保存させ、トリップ電流防止抵抗Ｒ３を経由し、マイナ スイオン発射端２がマイナスイオンを発射する。ただし、トリップ電流防止抵抗 Ｒ３の静電トリップ防止作用により、有効にサージ電流を２０−４０倍減らすこ とができ、ゆえに不注意からマイナスイオン発射端２に接触或いは接近しても、 電気ショックや感電の危険がない。電源オフ時に、マイナスイオン発生器は排出 抵抗Ｒ４により迅速にコンデンサＣ２、Ｃ３の残余電荷を排出し、これにより残 余電荷がメインテナンス使用者の二次電気ショックを引き起こす恐れがない。ま た、マイナスイオン発射端２はスリーブ３により毛筆のような軟性導電性細繊維 束を結束して組成され、マイナスイオン発射の機能を有するほか、生産組立或い は積塵除去のために分解時に、不注意から手や人体を突き刺す恐れがなく、尖頭 多数量の発射方式を採用したことにより、従来の円形電場の線長型発射方式に較 べ、更に方向性及びマイナスイオン集中発射の機能を有する。

【０００９】

【考案の効果】

本考案の構造はその出願以前に出版された刊行物に記載がなく、また公開使用 もされていないため、新規性を有している、また、本考案は生産組立或いはメイ ンテナンス時の電気ショック、感電及び刺傷の状況を防止でき、大幅に安全機能 を高め、且つマイナスイオンを集中発射し、機能上、明らかに向上され、十分に 実用新案登録の要件を具備している。なお、以上の実施例は本考案を説明するた めに提示したものであって本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に 基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するも のとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の回路図である。

【図２】本考案の実施例の斜視図である。

【図３】本考案の別の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 変圧器 ２ マイナスイオン発射端 ３ スリーブ ４ ケース ５ 電源線 ６ 延伸線座

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 軟式安全マイナスイオン発生器におい
   て、変圧器の電源入力端に電源電圧安定回路が設けら
   れ、且つ変圧器の電圧入力端に高圧静電を保存できるコ
   ンデンサが串接され、その間に整流ダイオードが跨接さ
   れ、且つ全体がマイナスイオン発射端に串接され、且つ
   マイナスイオン発射端がスリーブで軟性導電性細繊維束
   を結束して組成されたことを特徴とする、軟式安全マイ
   ナスイオン発生器。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の軟式安全マイナスイオ
   ン発生器において、高圧静電を保存できるコンデンサの
   横に並列に耐高圧の排出抵抗が連接され、電源オフ時
   に、迅速にコンデンサの残余電荷を排出することを特徴
   とする、軟式安全マイナスイオン発生器。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の軟式安全マイナスイオ
   ン発生器において、コンデンサとマイナスイオン発射端
   の間にさらに耐高圧のトリップ電流防止抵抗が串接さ
   れ、高圧静電を保存するコンデンサが静電トリップを形
   成するのを防止することを特徴とする、軟式安全マイナ
   スイオン発生器。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の軟式安全マイナスイオ
   ン発生器において、スリーブが挿入式構造とされたこと
   を特徴とする、軟式安全マイナスイオン発生器。