JP6526343B2 - 半導体装置の測定方法 - Google Patents

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Description

本願明細書に開示される技術は、半導体装置の測定方法に関するものである。
炭化珪素(SiC)を用いたショットキーバリアダイオード(Schottky barrier diode、すなわち、SBD)、または、炭化珪素(SiC)を用いたjunction barrier controlled schottky diode(JBS)に、たとえば、特許文献1(特開2014−229651号公報)に記載されるように、高電圧を印加するテストを行うと、SiC中の結晶欠陥のためにスポット破壊が生じる場合がある。
従来の半導体チップでは、電流が流れる領域が均一な構造となっており、特に、測定用のプローブ針の近くで上記のスポット破壊が生じる場合がある。
測定用のプローブ針の近くでスポット破壊が生じた場合、破壊時のダメージがプローブ針に及んでしまうため、テストを中断してプローブ針を交換する必要があった。
特開2014−229651号公報
上記のように、従来のSiC−SBD、または、SiC−JBSでは、高電圧を印加するテストを行うと、SiC中の結晶欠陥のためにスポット破壊が生じる場合がある。
このスポット破壊は、結晶欠陥を起点に高リーク電流が発生して発熱し、さらに、当該発熱によってリーク電流が増加するといった正帰還が働いた場合に熱破壊によって発生する。
この熱破壊がプローブ針の近傍で発生した場合は、電極が融解飛散してプローブ針に付着する、または、プローブ針自身が熱により変形するといった、プローブ針へのダメージが発生する。
このようなダメージが残存した状態で測定を継続すると、たとえば、電極コンタクト痕が大きくなり組み立て不具合を起こす、または、電極下部の半導体装置表面を傷付けて機能不全となる、といった測定不具合が発生する。
したがって、プローブ針の近傍でスポット破壊が生じた場合、テストを中断してプローブ針を交換する必要があった。特に、結晶欠陥が多数内在する半導体材料、たとえば、炭化珪素(SiC)を用いた半導体装置のテストでは、スポット破壊が多数発生することによって、テスト中断頻度、および、プローブ針の交換頻度が高くなる。そのため、処理能力が低下するという問題がある。
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を解決するためになされたものであり、半導体装置に高電圧を印加するテストの際に、プローブ針にダメージが及ぶことを防止するために、プローブ針の近傍でスポット破壊が発生することを抑制する技術に関するものである。
本願明細書に開示される技術の第1の態様は、半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、前記半導体装置は、第1の導電型の半導体基板と、前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表層に、輪郭を有して部分的に形成される、少なくとも1つの第2の導電型の第2導電型領域と、前記エピタキシャル層の上面および前記第2導電型領域の上面を覆って形成されるショットキー電極と、前記ショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と、前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加し、前記半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面にのみ接触させ、前記半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の前記アノード電極の上面に加え、平面視で、前記第2導電型領域が形成されない範囲の前記アノード電極の上面にも接触させる。
また、本願明細書に開示される技術の第2の態様は、半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、前記半導体装置は、第1の導電型の半導体基板と、前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成される第1のショットキー電極と、前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成され、かつ、前記第1のショットキー電極よりも前記エピタキシャル層との間のショットキー障壁が高い第2のショットキー電極と、前記第1のショットキー電極の上面および前記第2のショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と、前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2のショットキー電極が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加する。
本願明細書に開示される技術の第1の態様は、半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、前記半導体装置は、第1の導電型の半導体基板と、前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表層に、輪郭を有して部分的に形成される、少なくとも1つの第2の導電型の第2導電型領域と、前記エピタキシャル層の上面および前記第2導電型領域の上面を覆って形成されるショットキー電極と、前記ショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と、前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加し、前記半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面にのみ接触させ、前記半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の前記アノード電極の上面に加え、平面視で、前記第2導電型領域が形成されない範囲の前記アノード電極の上面にも接触させるものである。このような構成によれば、プローブ針の近傍でスポット破壊が発生することを抑制することができる。
また、本願明細書に開示される技術の第2の態様は、半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、前記半導体装置は、第1の導電型の半導体基板と、前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成される第1のショットキー電極と、前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成され、かつ、前記第1のショットキー電極よりも前記エピタキシャル層との間のショットキー障壁が高い第2のショットキー電極と、前記第1のショットキー電極の上面および前記第2のショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と、前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2のショットキー電極が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加する。このような構成によれば、プローブ針の近傍でスポット破壊が発生することを抑制することができる。
本願明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。
実施の形態に関する、半導体装置の部分的な構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の部分的な構造を概略的に例示する平面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の全体構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の配置間隔を説明するための断面図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の配置間隔を説明するための断面図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の配置間隔を説明するための断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の大きさと、プローブ針の断面大きさとの関係を例示する図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の配置間隔を説明するための断面図である。 実施の形態に関する、アノードp型領域の配置間隔を説明するための断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。 実施の形態に関する、半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。 実施の形態に関する、スポット破壊が生じた場合の半導体装置の様子を例示する断面図である。 図28に例示される構造の平面図である。 実施の形態に関する、スポット破壊の様子を例示する図である。 実施の形態に関する、スポット破壊の発生メカニズムを説明するための断面図である。 実施の形態に関する、スポット破壊の発生メカニズムを説明するための断面図である。 実施の形態に関する、スポット破壊の発生メカニズムを説明するための断面図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。
なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略、または、構成の簡略化がなされるものである。また、異なる図面にそれぞれ示される構成などの大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
また、以下に記載される説明において、「第1の」、または、「第2の」などの序数が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、これらの序数によって生じ得る順序などに限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
以下、本実施の形態に関する半導体装置の測定方法について説明する。説明の便宜上、まず、スポット破壊と、その発生メカニズムについて説明する。
なお、以下の説明においては、第1の導電型がn型であり、第2の導電型がp型であるとする。
図28は、スポット破壊が生じた場合の半導体装置の様子を例示する断面図である。また、図29は、図28に例示される構造の平面図である。また、図30は、スポット破壊22の様子を例示する図である。
図28に例示されるように、本実施の形態に関する半導体装置は、n+型の炭化珪素半導体基板1と、n+型の炭化珪素半導体基板1の上面に形成されたn−型のエピタキシャル層2と、エピタキシャル層2の上面に形成されたショットキー電極11と、ショットキー電極11の上面に形成されたアノード電極12とを備える。
また、本実施の形態に関する半導体装置は、エピタキシャル層2の表層において、平面視でショットキー電極11を挟んで形成される、p型の終端耐圧保持層91を備える。終端耐圧保持層91は、一部の領域でショットキー電極11と接合する。
また、本実施の形態に関する半導体装置は、ショットキー電極11およびアノード電極12を覆って形成された終端保護膜92と、炭化珪素半導体基板1の下面に形成されたカソード電極13とを備える。
また、本実施の形態に関する半導体装置のアノード電極12の上面には、複数のプローブ針21が接触する。
上記のような構造である半導体装置の結晶欠陥23に起因して、プローブ針21の近くでスポット破壊22が生じる場合がある。
測定用のプローブ針21の近くでスポット破壊22が生じた場合、破壊時のダメージがプローブ針21に及んでしまうため、テストを中断してプローブ針を交換する必要があった。
ここで、スポット破壊の発生メカニズムについて説明する。
図31、図32、および、図33は、スポット破壊の発生メカニズムを説明するための断面図である。
まず、図31に例示されるように、半導体装置に結晶欠陥23が存在する場合を想定する。このような半導体装置に対し、高電圧を印加するテストを行う。
具体的には、図32に例示されるように、半導体装置のアノード電極12の上面に、複数のプローブ針21が接触する。そして、当該プローブ針21を介して高電圧が印加される。
そうすると、図32に例示されるように、結晶欠陥23を起点として高いリーク電流24が発生する。ここで、リーク電流24を示す矢印の大きさは、リーク電流量のおおよその大きさを示すものとする。
図33に例示されるように、高リーク電流が発生した箇所が発熱する。そして、当該箇所にさらにリーク電流が発生するという正帰還が働いた場合に、熱破壊、すなわち、スポット破壊22が生じる。
<半導体装置の構成について>
図1は、本実施の形態に関する半導体装置、具体的には、ショットキーバリアダイオード(SBD)の部分的な構造を概略的に例示する断面図である。また、図2は、本実施の形態に関する半導体装置の部分的な構造を概略的に例示する平面図である。図1は、図2のAB断面図に相当する。
また、図3は、本実施の形態に関する半導体装置の全体構造を概略的に例示する断面図である。図3における点線で囲まれた領域X、すなわち、有効領域が、図1に例示された部分的な構造の範囲に対応する。
なお、構成を理解しやすくする観点から、図1、図2、および、図3においては、一部の構成要素が省略、または、簡略化されて示される場合がある。
本実施の形態に関する半導体装置は、n+型の炭化珪素半導体基板1と、n+型の炭化珪素半導体基板1の上面に形成されたn−型のエピタキシャル層2と、エピタキシャル層2の上面に形成されたショットキー電極11と、ショットキー電極11の上面に形成されたアノード電極12とを備える。ここで、ショットキー電極11は、たとえば、Tiなどで構成される。なお、以下では、炭化珪素半導体装置である場合が説明されるが、半導体装置は、炭化珪素半導体装置に限られるものではない。
また、本実施の形態に関する半導体装置は、エピタキシャル層2の表面を含む内部、すなわち、エピタキシャル層2の表層の一部において、ショットキー電極11と全面接合しつつ形成されたp型の半導体層、すなわち、アノードp型領域3を備える。アノードp型領域3は、平面視における輪郭内の全体がp型の領域である。
なお、ショットキー電極11は、エピタキシャル層2の上面およびアノードp型領域3の上面を覆って形成される。
ここで、アノードp型領域3は、アノード電極12よりも下層に形成されるが、図2においては、説明の便宜上、透過する態様でアノードp型領域3が図示されている。
また、図3に例示される本実施の形態に関する半導体装置の全体構造においては、エピタキシャル層2の表層において、平面視でアノードp型領域3を挟んで形成される、p型の終端耐圧保持層91が備えられる。終端耐圧保持層91は、一部の領域でショットキー電極11と接合する。
また、図3に例示される本実施の形態に関する半導体装置の全体構造は、ショットキー電極11およびアノード電極12を覆って形成された終端保護膜92と、炭化珪素半導体基板1の下面に形成されたカソード電極13とを備える。
また、図3に例示される本実施の形態に関する半導体装置のアノード電極12の上面には、複数のプローブ針21が接触する。
ここで、それぞれのプローブ針21が接触する位置は、図3に例示されるように、平面視において、アノードp型領域3が位置する領域と重なる位置である。
アノードp型領域3は、ショットキー接合部の一部、すなわち、ショットキー電極11の下面の一部において、少なくとも1つ存在する。複数のアノードp型領域3が存在する場合、隣り合うアノードp型領域3の間の距離は、順方向とは逆方向の定格電圧を印加した際にアノードp型領域3から延びる空乏層幅の2倍よりも大きい。
図4、図5、および、図6は、アノードp型領域3の配置間隔を説明するための断面図である。図4、図5、および、図6においては、順方向とは逆方向の定格電圧が印加された際に生じる空乏層4が図示される。
図4に例示されるように、隣り合うアノードp型領域3同士の間の距離Yは、順方向とは逆方向の定格電圧を印加した際にアノードp型領域3から延びる空乏層4の幅W1の2倍よりも大きいものとする。
なお、アノードp型領域3と終端耐圧保持層91との間の距離も、順方向とは逆方向の定格電圧を印加した際にアノードp型領域3から延びる空乏層4の幅W1の2倍よりも大きい。
そうすることによって、図5のp型領域が設けられていない場合の構造と同様の空乏層4の幅W2となる領域Zが、図4に例示されるように形成される。
具体的には、定格電圧をVとし、エピタキシャル濃度をNdとし、空乏層4の幅をWとし、隣り合うアノードp型領域3の間の距離をdとし、半導体の誘電率をεとし、電素量をqとした場合に、以下の関係となる。
ここで、隣り合うアノードp型領域3の間の距離が、従来のJBSと同様に短く設定された場合、すなわち、図6に例示される構造である場合、JFET抵抗の増加によってオン抵抗が増加する。
これは、順方向とは逆方向の定格電圧が印加された場合に、アノードp型領域3から半導体ウエハの面内方向に延びる空乏層4の影響が、アノードp型領域3が形成されない領域における空乏層4の幅にも及んでしまうためである。
すなわち、アノードp型領域3が形成されない領域においても、アノードp型領域3が形成された領域から半導体ウエハの面内方向に延びる空乏層4が達し、アノードp型領域3が形成されない領域における空乏層4の幅W3が、図5における空乏層4の幅W2よりも広いものとなってしまう。
上記のように、スポット破壊はリーク電流による熱破壊によって発生する。そのため、高リーク電流の起点となる結晶欠陥、および、その近傍のリーク電流を低減させる構造であれば、スポット破壊を抑制することができる。
炭化珪素半導体において、ショットキーバリアダイオードとして実用性のあるショットキー障壁の低い電極、たとえば、障壁高さが0.95eV程度となるTiなどからなる電極を用いた場合、接合の障壁高さの差、および、リーク電流の発生機構の違いによって、障壁高さが2.5eV程度であるpn接合は、ショットキー接合に比べてリーク電流が低くなる。
したがって、図1に例示されるように、n型のショットキーバリアダイオードのショットキー接合部に、アノードp型領域3を導入した場合、ショットキー接合部と比べてアノードp型領域3によるpn接合の方がリーク電流が低くなる。その結果、アノードp型領域3内におけるスポット破壊が抑制される。
<半導体装置のテスト動作について>
次に、本実施の形態に関する半導体装置にプローブ針を用いて高電圧を印加するテストを行う場合について述べる。ここで、高電圧を印加するテストとは、たとえば、逆方向に50V以上の電圧を印加するテストをいう。
半導体装置を高電圧を印加する測定を行う場合に、図7、および、図8に例示されるように、プローブ針21を、アノード電極12の直下にアノードp型領域3が存在する範囲内に接触させる。すなわち、プローブ針21を、平面視でアノードp型領域3の輪郭が形成される範囲内の、アノード電極12の上面に接触させる。その結果、スポット破壊がプローブ針21の近傍で発生しにくくなる。
なお、図7は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。また、図8は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。図7は、図8のAB断面図に相当する。
したがって、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及ぶことを抑制することができる。その結果、テストの中断、および、プローブ針21の交換を不要とすることができる。
アノードp型領域3の大きさは、プローブ針21の断面大きさよりも大きいことが望ましい。アノードp型領域3の大きさと、プローブ針21の断面大きさとの関係を例示する図である図9に例示されるように、たとえば、スポット破壊22が生じる範囲の大きさが直径100μmであり、プローブ針21とアノード電極12との接触領域の大きさが直径200μmであり、プローブ針21の位置精度が50μmであれば、アノードp型領域3の大きさは400μm以上であればよい。
アノードp型領域3は、ショットキー接合部に比べてオン電圧が高い。そのため、順方向に電流を流す際には、ショットキーバリアダイオードのオン抵抗を増大させる。
したがって、アノードp型領域3の大きさは小さい方が望ましく、プローブ針21を保護することができる必要最小限の大きさにすることが望ましい。
また、測定の際プローブ針21は、電極下部にアノードp型領域3が位置する領域すべてに接触する必要はなく、アノードp型領域3が位置する領域のうちの一部の領域で接触してもよい。ただし、上記のように、アノードp型領域3はショットキーバリアダイオードのオン抵抗を増大させるため、アノードp型領域3の個数は少ない方が望ましく、プローブ針21を保護することができる必要最小限の個数にすることが望ましい。
図10、および、図11は、アノードp型領域3の配置間隔を説明するための断面図である。図10、および、図11においては、順方向とは逆方向の定格電圧が印加された際に生じる空乏層4が図示される。
本実施の形態に関する半導体装置は、図10に例示されるように、隣り合うアノードp型領域3の間の距離Y、さらには、アノードp型領域3と終端耐圧保持層91との間の距離Yが、アノードp型領域3直下のエピタキシャル層2の膜厚W4の2倍よりも大きい構造としてもよい。
隣り合うアノードp型領域3の間の距離Yが、アノードp型領域3直下のエピタキシャル層2の膜厚W4の2倍よりも大きい場合、順方向とは逆方向の定格電圧を印加した際に、アノードp型領域3からウエハ面内方向に延びる空乏層の影響を受けずに、図11に例示される、アノードp型領域3が備えないショットキーバリアダイオードと同じ空乏層の幅W2となるn型の領域が部分的に形成される。
アノードp型領域3同士の間の間隔を広く配置することによって、ショットキーバリアダイオードの動作をする領域を広くすることができるため、オン抵抗の増加の影響は最低限に抑えつつ、本実施の形態の効果を得ることができる。
図12、および、図13は、本実施の形態における半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。
本実施の形態における半導体装置を用いた測定方法としては、図13に例示されるように、順方向測定のような低電圧で大電流を測定する際に、アノードp型領域3が形成された領域以外にもプローブ針25を接触させる測定方法であってもよい。ここで、低電圧で大電流を測定する場合とは、たとえば、順方向に0V以上、かつ、5V以下の電圧が印加され、かつ、プローブ1本の電流容量の目安である1A以上の電流が流れる場合をいう。
1本のプローブ針21に対して流せる電流量はあらかじめ決まっているので、大電流を測定する際には多数のプローブ針21が必要である。アノードとカソードとが短絡するなどの初期不良を除けば、低電圧で大電流を測定する場合にはスポット破壊が発生しない。なお、初期不良のチップは、スクリーニングによって取り除くことが可能である。
したがって、低電圧で大電流を測定する場合には、アノードp型領域3が形成される箇所の上方のみにプローブ針21を接触させる必要はない。すなわち、図13に例示されるように、プローブ針21を接触させる他に、プローブ針25を接触させることができる。
一方で、スポット破壊が発生し得る高電圧を印加する測定においては、図12に例示されるように、低電圧で大電流を測定する際に使用するプローブ針の本数よりもプローブ針の本数を減らして測定を行う。
上記のようにすることで、リーク電流の集中を抑制するためのアノードp型領域3の個数を減らすことができる。その結果、オン抵抗を低減することができる。
<第2の実施の形態>
本実施の形態に関する半導体装置の測定方法について説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
<半導体装置の構成について>
図14は、本実施の形態に関する半導体装置、具体的には、ショットキーバリアダイオード(SBD)の構造を概略的に例示する断面図である。図14に例示される構成は、第1の実施の形態において例示された構成のうち、アノードp型領域3の代替として、ショットキー電極11よりもショットキー障壁が高い電極である、高障壁ショットキー電極14を備える。高障壁ショットキー電極14は、エピタキシャル層2の上面に形成される。なお、高障壁ショットキー電極14は、平面視において、同心円状に形成された複数の領域を有する構造であってもよい。また、高障壁ショットキー電極14は、平面視において、同心円状に形成された単一の領域からなる構造、すなわち、円形の輪郭のみの構造であってもよい。
上記の構成において、高障壁ショットキー電極14は、ショットキー電極11と比べて生じるリーク電流が低い。そのため、スポット破壊が抑制される。
したがって、半導体装置に高電圧を印加する測定を行う場合に、図15に例示されるように、プローブ針21を、アノード電極12の直下に高障壁ショットキー電極14が存在する位置に接触させる。その結果、スポット破壊がプローブ針21の近傍で発生しにくくなる。ここで、図15は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。
したがって、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及ぶことを抑制することができる。その結果、テストの中断、および、プローブ針21の交換を不要とすることができる。
ショットキー電極11の材料としては、4H−SiCに対する障壁高さが0.95eVであるチタン(Ti)が挙げられる。また、高障壁ショットキー電極14の材料としては、4H−SiCに対する障壁高さが1.62eVであるニッケル(Ni)が挙げられる。
また、高障壁ショットキー電極14の大きさは、第1の実施の形態における場合と同様に、プローブ針21の断面大きさよりも大きいことが望ましい。
図16、および、図17は、本実施の形態における半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。
本実施の形態に関する半導体装置を用いた測定方法としては、図17に例示されるように、順方向測定のような低電圧で大電流を測定する際には、高障壁ショットキー電極14が形成された領域以外にもプローブ針25を接触させる測定方法であってもよい。
一方で、スポット破壊が発生し得る高電圧を印加する測定においては、図16に例示されるように、低電圧で大電流を測定する際に使用するプローブ針の本数よりもプローブ針の本数を減らして測定を行う。
上記のようにすることで、リーク電流の集中を抑制するための高障壁ショットキー電極14の個数を減らすことができる。その結果、オン抵抗を低減することができる。
<第3の実施の形態>
本実施の形態に関する半導体装置の測定方法について説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
<半導体装置の構成について>
図18は、本実施の形態に関する半導体装置、具体的には、ショットキーバリアダイオード(SBD)の構造を概略的に例示する断面図である。また、図19は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。図18は、図19のAB断面図に相当する。
図18に例示される構成は、第1の実施の形態において例示された構成のうち、アノードp型領域3の代替として、JBS領域5を備える。
ここで、JBS領域5は、アノード電極12よりも下層に形成されるが、図19においては、説明の便宜上、透過する態様でJBS領域5が図示されている。
JBS領域5とは、エピタキシャル層2の表層において、ショットキー電極11と接合しつつ形成されたp型領域である。そして、図6に例示される場合と同様に、隣り合うJBS領域5同士の間の距離は、順方向とは逆方向の定格電圧が印加された際にJBS領域5から延びる空乏層の幅の2倍よりも小さい。
JBS領域5は、平面視において、同心円状に形成された複数のp型領域6からなる。すなわち、JBS領域5は、平面視において、p型領域に囲まれるn型の領域を有する。ただし、JBS領域5は、平面視において、同心円状に形成された単一の領域からなる構造、すなわち、円形の輪郭のみの構造であってもよい。JBS領域5が形成されることによって、ショットキー接合面積が小さくなる。また、JBS領域5を成すp型領域6からウエハ面内方向に延びる空乏層によって、JBS領域5内のショットキー接合に加わる電界の強度が低減される。これらによって、リーク電流が低くなる。したがって、JBS領域5内ではスポット破壊が抑制される。
半導体装置を高電圧を印加する測定を行う場合に、図20に例示されるように、プローブ針21を、アノード電極12の直下にJBS領域5が存在する位置に接触させる。その結果、スポット破壊がプローブ針21の近傍で発生しにくくなる。なお、図20は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。
したがって、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及ぶことを抑制することができる。その結果、テストの中断、および、プローブ針21の交換を不要とすることができる。
また、JBS領域5の大きさは、プローブ針21の断面大きさよりも大きいことが望ましい。
図21、および、図22は、本実施の形態における半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。
本実施の形態における半導体装置を用いた測定方法としては、図22に例示されるように、順方向測定のような低電圧で大電流を測定する際に、JBS領域5が形成された領域以外にもプローブ針25を接触させる測定方法であってもよい。
一方で、スポット破壊が発生し得る高電圧を印加する測定においては、図21に例示されるように、低電圧で大電流を測定する際に使用するプローブ針の本数よりもプローブ針の本数を減らして測定を行う。
上記のようにすることで、リーク電流の集中を抑制するためのJBS領域5の個数を減らすことができる。その結果、オン抵抗を低減することができる。
<第4の実施の形態>
本実施の形態に関する半導体装置の測定方法について説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
<半導体装置の構成について>
図23は、本実施の形態に関する半導体装置、具体的には、ショットキーバリアダイオード(SBD)の構造を概略的に例示する断面図である。また、図24は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する平面図である。図23は、図24のAB断面図に相当する。
図23に例示される構成は、第1の実施の形態において例示された構成に加え、ショットキー接合部にJBS領域50が形成される。
JBS領域50は、エピタキシャル層2の表層に部分的に形成される。また、JBS領域50は、ショットキー電極11と接触するp型領域60と、ショットキー電極11と接触するn型の領域とが、断面視において交互に形成される。図24に例示される場合では、JBS領域50のp型領域60は、ストライプ形状である。
ここで、JBS領域50を成すp型領域60の形成幅は、アノードp型領域3の形成幅よりも狭い。また、p型領域60のドーパント濃度は、アノードp型領域3のドーパント濃度と同じ、または、アノードp型領域3のドーパント濃度よりも高い。
なお、JBS領域50およびアノードp型領域3は、アノード電極12よりも下層に形成されるが、図24においては、説明の便宜上、透過する態様でJBS領域50およびアノードp型領域3が図示されている。
前述の通り、pn接合は、ショットキー接合と比べてリーク電流が低くなる。したがって、pn接合を有するアノードp型領域3は、ショットキー接合とpn接合との両方を有するJBS領域50と比べてリーク電流が低くなる。したがって、アノードp型領域3ではスポット破壊が抑制される。
半導体装置を高電圧を印加する測定を行う場合に、図25に例示されるように、プローブ針21を、アノード電極12の直下にアノードp型領域3が存在する位置に接触させる。その結果、スポット破壊がプローブ針21の近傍で発生しにくくなる。なお、図25は、本実施の形態に関する半導体装置の構造を概略的に例示する断面図である。
したがって、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及ぶことを抑制することができる。その結果、テストの中断、および、プローブ針21の交換を不要とすることができる。
ただし、アノードp型領域3のドーパント濃度が高くなると、pn接合部の電界強度が高くなり、アノードp型領域3内のリーク電流が増加する。そのため、アノードp型領域3のドーパント濃度は、JBS領域50を成すp型領域60のドーパント濃度と同じ、または、JBS領域50を成すp型領域60のドーパント濃度よりも低くする必要がある。
また、アノードp型領域3が形成される範囲は、第1の実施の形態と同様、プローブ針21よりも大きいことが望ましい。
図26、および、図27は、本実施の形態における半導体装置を用いて、電圧を印加するテストを行う様子を例示する断面図である。
本実施の形態における半導体装置を用いた測定方法としては、図27に例示されるように、順方向測定のような低電圧で大電流を測定する際に、JBS領域50が形成された領域以外にもプローブ針25を接触させる測定方法であってもよい。
一方で、スポット破壊が発生し得る高電圧を印加する測定においては、図26に例示されるように、低電圧で大電流を測定する際に使用するプローブ針の本数よりもプローブ針の本数を減らして測定を行う。
上記のようにすることで、リーク電流の集中を抑制するためのJBS領域50の個数を減らすことができる。その結果、オン抵抗を低減することができる。
<以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
また、当該置き換えは、複数の実施の形態に跨ってなされてもよい。すなわち、異なる実施の形態において例示されたそれぞれの構成が組み合わされて、同様の効果が生じる場合であってもよい。
以上に記載された実施の形態によれば、半導体装置の測定方法において、プローブ針21を、平面視で少なくとも1つの第2導電型領域の輪郭が形成される範囲内の、アノード電極12の上面に接触させて、電圧を印加する。ここで、第2導電型領域は、たとえば、アノードp型領域3に対応するものである。また、測定に用いられる炭化珪素半導体装置は、第1の導電型の炭化珪素半導体基板1と、第1の導電型のエピタキシャル層2と、少なくとも1つの第2の導電型のアノードp型領域3と、ショットキー電極11と、アノード電極12と、カソード電極13とを備える。エピタキシャル層2は、炭化珪素半導体基板1の上面に形成される。アノードp型領域3は、エピタキシャル層2の表層に、輪郭を有して部分的に形成される。ショットキー電極11は、エピタキシャル層2の上面およびアノードp型領域3の上面を覆って形成される。アノード電極12は、ショットキー電極11の上面に形成される。カソード電極13は、炭化珪素半導体基板1の下面に形成される。
このような構成によれば、プローブ針の近傍でスポット破壊が発生することを抑制することができる。具体的には、高電圧を印加するテストを行う際に、プローブ針21を、平面視においてアノードp型領域3が位置する領域に接触させる。ここで、pn接合は、ショットキー接合に比べて発生するリーク電流を抑えることができるため、プローブ針21の周辺において、リーク電流が集中することを抑制することができる。したがって、リーク電流の集中に起因するスポット破壊がプローブ針21の周辺で生じることが抑制されるため、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及びにくくなる。その結果として、テストの中断、および、プローブ針21を交換する作業を少なくすることができる。
なお、これらの構成以外の本願明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、以上に記載された効果を生じさせることができる。
しかしながら、本願明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを以上に記載された構成に適宜追加した場合、すなわち、以上に記載された構成としては記載されなかった本願明細書に例示される他の構成を以上に記載された構成に追加した場合でも、同様に以上に記載された効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、プローブ針21を、平面視で、少なくとも1つのアノードp型領域3の輪郭が形成される範囲内の、アノード電極12の上面にのみ接触させる。また、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、プローブ針21を、平面視で、少なくとも1つのアノードp型領域3の輪郭が形成される範囲内のアノード電極12の上面に接触させ、さらに、プローブ針25を、平面視で、アノードp型領域3が形成されない範囲のアノード電極12の上面に接触させる。このような構成によれば、たとえば、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合には、平面視で、アノードp型領域3が形成されない範囲のアノード電極12の上面にもプローブ針21を接触させてテストを行うことができるため、リーク電流の集中を抑制するためのアノードp型領域3を形成する箇所を減らすことができる。その結果、炭化珪素半導体装置のオン抵抗を低減することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、アノードp型領域3は、平面視において、輪郭内の全体が第2の導電型である領域である。このような構成によれば、アノードp型領域3が形成される箇所に対応して接触するプローブ針21の周辺にはリーク電流が集中しにくくなる。したがって、リーク電流の集中に起因するスポット破壊がプローブ針21の周辺で生じることが抑制されるため、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及びにくくなる。その結果として、テストの中断、および、プローブ針21を交換する作業を少なくすることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、炭化珪素半導体装置は、少なくとも1つの第2の導電型のJBS領域50を備える。JBS領域50は、エピタキシャル層2の表層に部分的に形成される。また、JBS領域50は、ショットキー電極11と接触する第2の導電型である領域と、ショットキー電極11と接触する第1の導電型である領域とを有する。そして、JBS領域50における第2の導電型である領域、すなわち、p型領域60の形成幅は、アノードp型領域3の形成幅よりも小さい。また、JBS領域50のドーパント濃度は、アノードp型領域3のドーパント濃度よりも高い。このような構成によれば、アノードp型領域3が形成される箇所に対応して接触するプローブ針21の周辺にはリーク電流が集中しにくくなる。したがって、リーク電流の集中に起因するスポット破壊がプローブ針21の周辺で生じることが抑制されるため、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及びにくくなる。その結果として、テストの中断、および、プローブ針21を交換する作業を少なくすることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、第2導電型領域は、平面視において、第2の導電型である領域に囲まれる第1の導電型である領域を有する。ここで、第2導電型領域は、たとえば、JBS領域5に対応するものである。このような構成によれば、JBS領域5が形成される箇所に対応して接触するプローブ針21の周辺にはリーク電流が集中しにくくなる。したがって、リーク電流の集中に起因するスポット破壊がプローブ針21の周辺で生じることが抑制されるため、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及びにくくなる。その結果として、テストの中断、および、プローブ針21を交換する作業を少なくすることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、半導体装置の測定方法において、プローブ針21を、平面視で少なくとも1つの第2のショットキー電極が形成される範囲内の、アノード電極12の上面に接触させて、電圧を印加する。ここで、第2のショットキー電極は、たとえば、高障壁ショットキー電極14に対応するものである。また、測定に用いられる炭化珪素半導体装置は、第1の導電型の炭化珪素半導体基板1と、第1の導電型のエピタキシャル層2と、第1のショットキー電極と、高障壁ショットキー電極14と、アノード電極12と、カソード電極13とを備える。ここで、第1のショットキー電極は、たとえば、ショットキー電極11に対応するものである。第1の導電型のエピタキシャル層2は、炭化珪素半導体基板1の上面に形成される。ショットキー電極11は、エピタキシャル層2の上面に少なくとも1つ形成される。高障壁ショットキー電極14は、エピタキシャル層2の上面に少なくとも1つ形成される。また、高障壁ショットキー電極14は、ショットキー電極11よりもエピタキシャル層2との間のショットキー障壁が高い。アノード電極12は、ショットキー電極11の上面および高障壁ショットキー電極14の上面に形成される。カソード電極13は、炭化珪素半導体基板1の下面に形成される。
このような構成によれば、プローブ針の近傍でスポット破壊が発生することを抑制することができる。具体的には、高電圧を印加するテストを行う際に、プローブ針21を、平面視において高障壁ショットキー電極14が位置する領域に接触させる。pn接合は、ショットキー接合に比べて発生するリーク電流を抑えることができるため、プローブ針21の周辺において、リーク電流が集中することを抑制することができる。したがって、リーク電流の集中に起因するスポット破壊がプローブ針21の周辺で生じることが抑制されるため、スポット破壊のダメージがプローブ針21に及びにくくなる。その結果として、テストの中断、および、プローブ針21を交換する作業を少なくすることができる。
なお、これらの構成以外の本願明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、以上に記載された効果を生じさせることができる。
しかしながら、本願明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを以上に記載された構成に適宜追加した場合、すなわち、以上に記載された構成としては記載されなかった本願明細書に例示される他の構成を以上に記載された構成に追加した場合でも、同様に以上に記載された効果を生じさせることができる。
また、特に制限がない限り、それぞれの処理が行われる順序は変更することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、プローブ針21を、平面視で、少なくとも1つの高障壁ショットキー電極14が形成される範囲内の、アノード電極12の上面にのみ接触させる。また、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、プローブ針21を、平面視で、少なくとも1つの高障壁ショットキー電極14が形成される範囲内のアノード電極12の上面に接触させ、さらに、プローブ針25を、平面視で、高障壁ショットキー電極14が形成されない範囲のアノード電極12の上面に接触させる。このような構成によれば、たとえば、炭化珪素半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合には、平面視で、高障壁ショットキー電極14が形成されない範囲のアノード電極12の上面にもプローブ針21を接触させてテストを行うことができるため、リーク電流の集中を抑制するための高障壁ショットキー電極14を形成する箇所を減らすことができる。その結果、炭化珪素半導体装置のオン抵抗を低減することができる。
<以上に記載された実施の形態における変形例について>
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
したがって、例示されていない無数の変形例、および、均等物が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの実施の形態における少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよいものとする。
さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
また、本願明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
また、以上に記載された実施の形態において、特に指定されずに材料名などが記載された場合は、矛盾が生じない限り、当該材料に他の添加物が含まれた、たとえば、合金などが含まれるものとする。
1 炭化珪素半導体基板、2 エピタキシャル層、3 アノードp型領域、4 空乏層、5,50 JBS領域、6,60 p型領域、11 ショットキー電極、12 アノード電極、13 カソード電極、14 高障壁ショットキー電極、21,25 プローブ針、22 スポット破壊、23 結晶欠陥、24 リーク電流、91 終端耐圧保持層、92 終端保護膜、W1,W2,W3 幅、W4 膜厚、X,Z 領域、Y 距離。

Claims (6)

  1. 半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、
    前記半導体装置は、
    第1の導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層の表層に、輪郭を有して部分的に形成される、少なくとも1つの第2の導電型の第2導電型領域と、
    前記エピタキシャル層の上面および前記第2導電型領域の上面を覆って形成されるショットキー電極と、
    前記ショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と、
    前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、
    前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加し、
    前記半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面にのみ接触させ、
    前記半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2導電型領域の前記輪郭が形成される範囲内の前記アノード電極の上面に加え、平面視で、前記第2導電型領域が形成されない範囲の前記アノード電極の上面にも接触させる、
    導体装置の測定方法。
  2. 前記第2導電型領域は、平面視において、前記輪郭内の全体が第2の導電型である領域である、
    請求項1に記載の半導体装置の測定方法。
  3. 前記半導体装置は、さらに、
    前記エピタキシャル層の表層に部分的に形成され、かつ、前記ショットキー電極と接触する第2の導電型である領域と前記ショットキー電極と接触する第1の導電型である領域とを有する、少なくとも1つの第2の導電型のJBS領域を備え、
    前記JBS領域における第2の導電型である領域の形成幅は、前記第2導電型領域の形成幅よりも小さく、
    前記JBS領域のドーパント濃度は、前記第2導電型領域のドーパント濃度よりも高い、
    請求項に記載の半導体装置の測定方法。
  4. 前記第2導電型領域は、平面視において、第2の導電型である領域に囲まれる第1の導電型である領域を有する、
    請求項1に記載の半導体装置の測定方法。
  5. 半導体装置に対しプローブ針を用いて電圧を印加する、半導体装置の測定方法であり、
    前記半導体装置は、
    第1の導電型の半導体基板と
    前記半導体基板の上面に形成される、第1の導電型のエピタキシャル層と
    前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成される第1のショットキー電極と
    前記エピタキシャル層の上面に少なくとも1つ形成され、かつ、前記第1のショットキー電極よりも前記エピタキシャル層との間のショットキー障壁が高い第2のショットキー電極と
    前記第1のショットキー電極の上面および前記第2のショットキー電極の上面に形成されるアノード電極と
    前記半導体基板の下面に形成されるカソード電極とを備え、
    前記プローブ針を、平面視で少なくとも1つの前記第2のショットキー電極が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面に接触させて、電圧を印加する、
    半導体装置の測定方法。
  6. 前記半導体装置に対ししきい値よりも高い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2のショットキー電極が形成される範囲内の、前記アノード電極の上面にのみ接触させ、
    前記半導体装置に対ししきい値よりも低い電圧を印加する場合、前記プローブ針を、平面視で、少なくとも1つの前記第2のショットキー電極が形成される範囲内の前記アノード電極の上面に加え、平面視で、前記第2のショットキー電極が形成されない範囲の前記アノード電極の上面にも接触させる、
    請求項に記載の半導体装置の測定方法。
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