JP2000306967A - 半導体装置の製造方法。 - Google Patents

半導体装置の製造方法。

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JP2000306967A
JP2000306967A JP11111086A JP11108699A JP2000306967A JP 2000306967 A JP2000306967 A JP 2000306967A JP 11111086 A JP11111086 A JP 11111086A JP 11108699 A JP11108699 A JP 11108699A JP 2000306967 A JP2000306967 A JP 2000306967A
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region
effect transistor
field
forming
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Junichiro Kobayashi
純一郎 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンハンスメント型電界効果トランジスタを
有する半導体装置の製造においても、その製造過程で、
正確な閾値電圧の測定を行うことができるようにする。 【解決手段】 半導体基体1に、チャネル形成領域2,
22を形成する工程と、チャネル形成領域22に、凹部
31を形成する工程と、凹部31内に電界効果トランジ
スタを形成する工程とを有し、この電界効果トランジス
タの形成工程と同一工程をとって凹部外に、閾値電圧測
定用素子を形成し、この閾値電圧測定用素子への印加電
圧に対するインピーダンス変化を測定してこの閾値電圧
測定用素子の閾値電圧を検出し、更に凹部の深さから実
験的または理論的に求めた閾値電圧の変化量をもとに、
閾値電圧測定用素子で測定された閾値電圧から相対的
に、電界効果トランジスタの製造過程における閾値電圧
を判知して電界効果トランジスタのゲート部への不純物
導入の追加、あるいは停止を行って、目的とする閾値電
圧Vthを有するエンハンスメント型電界効果トランジス
タを得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法、特にエンハンスメント型電界効果トランジスタ
(以下EFETという)を有する半導体装置とその製造
方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に、電界効果トランジスタ
(FET)、例えば接合型FET(以下JFETとい
う)を形成する場合、そのゲート閾値電圧Vthをいかに
精度良く制御できるかが、その歩留りの向上、および回
路特性の良否を決定する大きな要因となる。
【0003】例えば半絶縁性GaAs基板に、JFET
を作製する場合、この半絶縁性GaAs基板に、例えば
n型不純物が拡散またはイオン注入されて成るn型のチ
ャネル形成領域を形成して後、不純物の拡散マスクとな
る例えば窒化シリコン膜を形成し、そのゲート形成部に
開口を形成し、この開口を通じてp型不純物を導入して
ゲート領域の形成がなされる。この場合、このゲート領
域の形成において、そのゲート閾値電圧を逐次測定して
不純物濃度の追加導入等を行ってその不純物およびその
深さを制御して目的とするゲート閾値電圧Vthを得るこ
とが望まれる。
【0004】しかしながら、このFETの製造過程で、
高温の熱処理となる不純物拡散工程時には、オーミック
金属電極を予め形成しておくことができないため、FE
Tの各領域に測定探針をオーミック接触させることがで
きず、ゲート閾値電圧を測定することが実質的に不可能
である。
【0005】そこで、半導体基板の、目的とするFET
の形成部以外に、このFETの形成と同時に、もしくは
このFETの形成工程と同一工程すなわち同一条件下
で、閾値電圧を測定するための閾値電圧測定用素子を設
けてこれにおける閾値電圧の測定によって逐次間接的に
目的とするFETの閾値電圧を測定しながら、例えばゲ
ート領域を所要の閾値電圧に制御する例えば追加の不純
物導入を行うという方法が採られる。
【0006】このような、FETの製造工程において、
この閾値電圧の測定方法の例としては、例えば特開平1
0−284562号公報(以下参考資料1という)に開
示された方法がある。
【0007】図6および図7は、上記参考資料1に開示
されている、FETの製造過程における閾値電圧V
th(ピンチオフ電圧Vp )の測定方法を用いる測定用素
子部の等価回路を付した模式的断面図である。
【0008】これら図6および図7の例は、その目的と
するFET(図示せず)が、ディプレッション型のFE
T(以下DFETという)で、かつnチャネル型JFE
Tである場合の閾値電圧測定用素子について示したもの
で、この場合、例えば半絶縁性GaAs半導体基板1に
対する上述の目的とするDFETを形成するn型チャネ
ル形成領域の形成と同時に形成したn型のチャネル形成
領域2が形成される。
【0009】図6の例では、この半導体領域2上に、目
的とするFETのp型ゲート領域の形成と同時に、この
ゲート領域に比し充分大なる面積を有し、それぞれ測定
回路の測定探針を接触させるに充分な面積を有する第1
および第2の領域3aおよび3bを形成した場合であ
る。そして、第1および第2の領域3aおよび3bに、
例えばC(容量)V(電圧)メータの探針を、例えば第
1の領域3aを正極側とし、第2の領域3bを負極側と
して接触させ、両者探針間に電圧Vを印加してC−V測
定を行う。このとき、電圧Vの印加によって正極側の第
1の領域3aの接合J1 の空乏層D1 の広がりはみられ
ないが、負極側の第2の領域3bの接合J2 に大きな逆
バイアスが印加されることから、その空乏層D2 が広が
る(図6A)。そして、この空乏層D2 が、半導体領域
2の底面に達する(図6B)ピンチオフする電圧V pO
近くで、CVメータの検出容量が変化することによっ
て、図8中曲線11を得ることができ、このこのピンチ
オフ電圧VpOをもって、目的とするFETのゲート部の
閾値電圧Vthとするものである。
【0010】しかしながら、この方法を用いて、ゲート
領域の不純物導入の制御を行って得た目的とするFET
のゲート閾値電圧は、目的とした値と相違し、またその
変動も不安定であるという不都合が生じた。この減少
は、特に短チャネルのFETを得る場合において著しく
生じる。
【0011】このような、閾値電圧のずれは、ゲート領
域の形成に際しての、不純物拡散例えばZnの拡散係数
が、この拡散をゲート領域の形成部に選択的に形成する
ための例えば窒化シリコンによる拡散マスクの形成によ
って発生する応力によって変動することによって生じる
ものであることが究明された。そして、この拡散マスク
の開口幅、すなわちゲート領域のチャネル長方向の幅が
狭小となるほど、半導体基体に生じる応力が大となり、
これがZnの拡散係数を増大させる効果を大きくするも
のであり、しかもその拡散係数は、諸条件によって大き
く変動する。
【0012】そこで、上記参考資料に記載された発明で
は、図7に示すように、このような不都合を回避する測
定方法を提案している。すなわち、この場合、図6にお
けると同様に、目的とするFETのチャネル形成領域の
形成と同時にチャネル形成領域2を形成し、この領域2
に、目的とするFETのゲート領域の形成と同時に、図
6におけると同様に、大面積の第1および第2の領域3
aおよび3bを形成し、更にこれと同時に領域3aおよ
び3b間に、目的とするFETのゲート領域のパターン
例えばチャネル長方向の幅に対応する幅を有する第3の
領域3cを形成し、この第3の領域3cと例えば第2の
領域3bとを、半導体基板内部もしくは外部で電気的に
接続する構成とするものである。
【0013】この測定用素子においては、第3の領域3
のパターンが、目的とするFETのゲート領域に対応す
るパターンとされていることによって、その深さが、第
1および第2の領域3aおよび3bに比し深くされるも
のであり、ここにおけるピンチオフ電圧Vp の測定によ
って、目的とするFETのゲートにおける正確な閾値電
圧Vthの測定を可能にしたものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6お
よび図7のいづれの方法においても、測定用素子の接合
の空乏層がピンチオフする方向への印加電圧Vの測定に
よるものであることから、印加電圧Vが0Vのときにピ
ンチオフ状態にあるいわゆるEFETの閾値電圧Vth
測定には適用し難い。
【0015】また、エンハンスメントモードの閾値電圧
thを制御するのに、Vthが測定可能な値までゲート不
純物を導入して後、Vthが所望の値に達すると推定され
る一定時間の追加導入するなどの方法も知られている
が、最終的に得られるFETの特性のばらつきが大き
く、目的とする特性を正確に得ることが困難であるとい
う問題がある。
【0016】本発明においては、各種半導体装置の製造
において、この半導体装置を構成する半導体素子に、E
FETを含む場合においても、このEFETの製造過程
で、正確な閾値電圧の測定を行い、これに基いてこのE
FETについても、正確な閾値電圧Vthの制御を行うこ
とができるようにするものであり、これによって歩留り
の向上と、特性にすぐれたEFETを得ることができる
ようにするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の製造方法においては、半導体基体に、チャネル形成領
域を形成する工程と、チャネル形成領域に、凹部を形成
する工程と、凹部内に電界効果トランジスタを形成する
工程と凹部外に閾値電圧測定用素子を形成する工程とを
有するものである。そして、この閾値電圧測定用素子へ
の印加電圧に対するインピーダンス変化を測定してこの
閾値電圧測定用素子の閾値電圧を検出し、更に凹部の深
さから実験的または理論的に求めた閾値電圧の変化量を
もとに、閾値電圧測定用素子で測定された閾値電圧から
相対的に、電界効果トランジスタの製造過程における閾
値電圧を判知して電界効果トランジスタのゲート部への
不純物導入の追加、あるいは停止を行って、目的とする
閾値電圧Vthを有する電界効果トランジスタを得るもの
である。
【0018】尚、本発明における半導体基体とは、その
全体が半導体によって構成されるバルク型構成はもとよ
り、例えば絶縁ないしは半絶縁基板上に半導体層が形成
された構成による基体をも含んで指称するものである。
【0019】上述したように、本発明方法では、目的と
する、すなわち最終的に得る半導体装置を構成する半導
体素子としての電界効果トランジスタは凹部に形成し、
閾値電圧測定用素子の少なくとも1つは凹部外に形成し
て実質的にチャネル形成領域の厚さを異ならしめたこと
から、その目的とする半導体素子が、その製造過程で不
純物導入によってエンハンスメント構成とされた状態で
も閾値電圧測定用素子においては、ピンチオフ状態にな
いことからこの状態からの印加電圧の変化によるインピ
ーダンス変化を発生させることができるようにするもの
である。すなわち、このようにすることによって、この
閾値電圧測定用素子のピンチオフ電圧の測定、ひいては
閾値電圧の測定を可能とし、この閾値電圧をもって、上
述した凹部の深さ、すなわちチャネル形成領域の厚さの
差に応じた閾値電圧の変化量をもとに、目的とする半導
体装置を構成するエンハンスメント型の電界効果トラン
ジスタEFETの閾値電圧Vthを判知することができる
ようにするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置の製造方
法の一実施形態を説明する。この実施形態の一例を図1
で示す工程図を参照して説明する。この例では、目的と
するFETが、nチャネル型のEFETである。この場
合、図1Aに示すように、例えば半絶縁性GaAsによ
る半導体基体1の一主面側に、少なくとも目的とするF
ETの形成部と、これとは別の位置の閾値電圧測定用素
子の形成部とに、それぞれ深さDのチャネル形成領域2
2および2を同時に形成する。これらチャネル形成領域
22および2の形成は、n型の不純物例えばSiをイオ
ン注入法、拡散法等によって導入することによって形成
することができる。
【0021】図1Bに示すように、半導体基体1のチャ
ネル形成領域22および2の形成側から、チャネル形成
領域22の形成部を所要の深さdをもってエッチングし
て凹部31を形成する。このようにして、目的とするF
ETを形成するチャネル形成領域22においては、その
実質的深さDMを、DM=D−dとして、他方のチャネ
ル形成領域2の深さDSに比し、所要の差をもって小と
する。この凹部31の形成は、図示しないが、凹部31
の形成部以外に、例えばフォトレジストをフォトリソグ
ラフィによって選択的に被着形成し、このフォトレジス
トが形成されていない、すなわちその開口部を通じて、
半導体基体1に対してエッチングすることによって行う
ことができる。
【0022】そして、図1Cに示すように、半導体基体
1の、チャネル形成領域22および2が臨む面上に、次
に行う不純物導入に用いる例えばp型不純物のZnに対
してマスク効果を有する、例えば窒化シリコンによる絶
縁層32を形成し、この絶縁層32に、フォトリソグラ
フィによるパターンエッチングを行って、各チャネル形
成領域22および2上にそれぞれ開口33を形成する。
この場合の開口33は、チャネル形成領域22上におい
ては、目的とするFETを構成するゲート領域の形成部
に形成し、チャネル形成領域2上においては、目的とす
るFETのゲート領域より充分大なる面積の2つの開口
33を形成する。
【0023】そして、これら開口33を通じて、p型の
不純物の導入、例えばZnの拡散を行って、チャネル形
成領域22に、所要のチャネル長を形成する幅狭のゲー
ト領域34を形成する。また、これと同時に、他方のチ
ャネル形成領域2に、ゲート領域34に比し大なる面積
の第1および第2の領域3aおよび3bを形成して閾値
電圧測定用素子35を形成する。
【0024】このようにして形成された閾値電圧測定用
素子35は、第1および第2の領域3aおよび3bと、
半導体領域2との間にそれぞれp−n接合J1 およびJ
2 が形成された対のダイオード構成を有する。
【0025】そして、凹部31内に形成され目的とする
FETにおいては、最終的にEFETを形成するもの
の、凹部31外に形成する閾値電圧測定用素子35に関
しては、外部からの電圧が印加されない状態で、第1お
よび第2の領域3aおよび3bによってチャネル形成領
域2をピンチオフされることがないように、つまり、こ
の条件となるように凹部31の深さの選定がなされる。
【0026】この状態で、閾値電圧測定用素子35に関
する閾値電圧の測定がなされる。この測定方法を図6を
参照して説明する。すなわち、この場合、第1および第
2の領域3aおよび3bに、例えばC(容量)V(電
圧)メータの探針を、例えば第1の領域3aを正極側と
し、第2の領域3bを負極側として接触させ、両探針間
に電圧Vを印加してC−V測定を行う。
【0027】このとき、電圧Vの印加によって正側の第
1の領域3aの接合J1 の空乏層D 1 の広がりはみられ
ないが、負側の第2の領域3bの接合J2 に大きな逆バ
イアスが印加され、その空乏層D2 が広がる。図6にお
いて、容量C11およびC21は、接合J1 およびJ2 の底
面部における接合容量を示し、容量C12およびC22は、
接合J1 およびJ2 の側面での接合容量を示す。また、
抵抗R1 およびR2 は、半導体領域2における正極側お
よび負極側の分布抵抗を示す。
【0028】図6Aは、この空乏層D2 が、半導体領域
2の底部に達してピンチオフする電圧VpOより小なる状
態、すなわちV<VpOの状態を示し、図6Bは、V>V
pOの状態を示す。また、このV>VpOの状態では、負極
側の抵抗R2 は、開放となり、換わって等価回路上では
極めて小さな基板容量Csub に置き換わる。
【0029】そして、前記資料1で説明されているよう
に、CVメータの検出容量Cは、V<VpOの状態では下
記(数1)となり、V>VpOの状態では下記(数2)と
なる。
【0030】
【数1】 C=(C11+C12)//(C21+C22) ≒C11//C22 ・・・(1)
【0031】ここで、“//”なる記号は、2つの容量
x とCy とが直列に接続されていることを示す演算記
号であり、Cx //Cy =Cx ・Cy /(Cx +Cy
で表される。そして、C11およびC12は、第1および第
2の領域3aおよび3bが、大面積であるが故に、前記
近似式(1)が得られる。
【0032】
【数2】 C=(C11+C12)//{(C21//Csub )+C22} ≒C11//(Csub +C22) ≒Csub +C22 ・・・(2) すなわち、Csub は、C21よりはるかに小さく、また、
22も面積の相違によりC21より数桁小さいことから、
接合容量C21と基板容量Csub の直列容量C22//C
sub 、極めて小さいCsub で抑えられてCsub に近い値
をとるし、同様にC11//(Csub +C22)は小さい方
の(Csub +C22)に近い値をとり、上記(2)式とな
る。
【0033】そして、(1)式と(2)式とを比較して
明らかなように、電圧VがVpOとなるとき、検出容量C
が大きく変化する。したがって、図8の破線曲線11に
示すように、検出容量Cが急激に低下するものであり、
これによりピンチオフ電圧、すなわち閾値電圧Vthの検
出を行うことができる。
【0034】そして、この閾値電圧測定用素子の閾値電
圧の測定なされれば、この閾値電圧から目的とするFE
Tにおけるゲート部の閾値電圧を予測することは、チャ
ネル形成領域22および2の深さが異なるだけであるの
で容易である。すなわち、チャネルの不純物濃度分布と
凹部31のエッチング量から、一定のエッチング量に対
応する閾値電圧Vthの変化(差分)を理論的に求めるこ
とも、あるいは目的とするFETを完成させて、閾値電
圧測定用素子と目的とするFETとの間のVthを求めた
結果を用意し、これに基いて予測することもできる。
【0035】そして、この測定結果および予測結果によ
って求められたゲート領域34において、所要の閾値電
圧を得るだけの例えば追加拡散を行って目的とするFE
Tにおいて所要の閾値電圧の選定を行う。
【0036】このようにしてゲート閾値電圧の選定を行
って後は、図2示すように、ゲート領域34上に、例え
ばTi/Pt/Auの積層によるゲート電極36をオー
ミックに被着形成し、ゲート領域34を挟んでその両側
において、絶縁層32にそれぞれ電極窓を穿設して、こ
れら電極窓を通じて例えばAuGe/Ni積層金属膜を
形成し、加熱処理することによって、チャネル形成領域
22上に合金化してソースおよびドレイン電極37およ
び38をオーミックに形成する。このようにして目的と
するEFET39を形成する。
【0037】上述したように、本発明方法においては、
閾値電圧測定用素子35に関しては、そのチャネル形成
領域2の深さを、EFETの形成部のチャネル形成領域
22の深さより大としたことにより、EFETにおいて
は、ピンチオフされた状態にあっても、閾値電圧測定用
素子35の第2の領域22においては、ピンチオフされ
ない状態となっていることから、この閾値電圧測定用素
子35に関しては、インピーダンス測定、すなわちCV
特性の測定によってそのピンチオフ電圧の測定、すなわ
ち閾値電圧Vthの測定を行うことができる。したがっ
て、これによって上述したように、EFETに関しても
そのゲート閾値を確実に知ることができる。
【0038】上述した例では、チャネル形成領域22お
よび2を、半導体基体1に不純物導入によって形成した
場合であるが、これら領域を半導体層によって形成し、
高抵抗領域によって分離する構成とすることもできる。
この場合の一例を、図3の工程図を参照して説明する。
この例においては、図3Aに示すように、例えば半絶縁
性のGaAs等による半導体基板1A上に、n型の半導
体層1Bをエピタキシャル成長するとか、半導体基板1
A自体に全面的にn型の不純物例えばSiの導入によっ
てn型の半導体層1Bを形成した半導体基体1を構成す
る。
【0039】図3Bに示すように、図1で説明したチャ
ネル形成領域22および2の形成部間に例えばイオン注
入によって高抵抗化した分離領域40を形成することに
よってそれぞれチャネル形成領域22および2を形成す
る。
【0040】その後は、図3Cに示すように、図1Cで
説明したと同様の方法によって、チャネル形成領域22
に、ゲート領域34を形成し、チャネル形成領域2に第
1および第2の領域3aおよび3bを形成する。図3C
において、図1Cに対応する部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。
【0041】上述した実施形態では、閾値電圧測定用素
子35が、図6で示したダイオード構成とした場合であ
るが、この閾値電圧測定用素子35を、図7で示すFE
T構成とする実施形態をとることができる。この場合に
おいては、ゲート領域34が、狭隘なパターン、すなわ
ち、短チャネル長パターンとされた場合においても確実
に閾値電圧の測定を行う構成とすることができる。
【0042】この場合の実施形態の一例を、図4を参照
して説明する。図4Aは、その平面図で、図4Bは、そ
の概略断面図を示す。この例においても、チャネル形成
領域22および2を形成し、チャネル形成領域22にお
いては、目的とするFETを形成するためのゲート領域
34を形成し、これと同時にチャネル形成領域2に、図
1で説明した第1および第2の領域3aおよび3bを形
成するとともに、これら領域3aおよび3b間に、ゲー
ト領域34のパターンに対応する第3の領域3cを形成
して、第1および第2の領域3aおよび3bをソースお
よびドレイン領域とし、第3の領域3bをゲート領域と
するJFET型の閾値電圧測定用素子45とした場合で
ある。そして、この場合、第3の領域3cと例えば第2
の領域3bとを、半導体基板内部もしくは外部で電気的
に接続する構成とするものである。すなわち、図7に示
した閾値電圧測定用素子構成とした場合である。
【0043】この場合の製造方法も、図1で説明したと
同様の方法によって形成することができる。図4におい
て、図1Cと対応する部分に同一符号を付して重複説明
を省略する。しかしながら、この例においても図3で説
明した方法によることもできる。
【0044】そして、EFETの製造過程で、このJF
ET構成による閾値電圧測定用素子45に関する閾値電
圧の測定がなされる。この測定方法を図7を参照して説
明する。すなわち、この場合においても、第1および第
2の領域3aおよび3bに、例えばC(容量)V(電
圧)メータの探針を、この場合、第1の領域3aを正極
側とし、第2の領域3bを負極側として接触させ、両探
針間に電圧Vを印加してC−V測定を行う。
【0045】このとき、電圧Vの印加によって正極側の
第1の領域3aの接合J1 の空乏層D1 の広がりはみら
れないが、負極側の第2の領域3bおよび3cの接合J
2 およびJ3 に大きな逆バイアスが印加されることか
ら、その空乏層D2 が広がる。このとき、第3の領域3
cに関しては、これが、ゲート領域34に対応した細い
パターンであることから、前述した理由によって不純物
の拡散が大であり、これにより、その接合J3 は、接合
1 およびJ2 に比し深い。したがって、この閾値電圧
測定用素子45においては、この接合J3 におけるピン
チオフ電圧の測定がなされ、この場合の検出容量Cは、
図8中曲線12に示すように、急峻な曲線が得られる。
【0046】これについて、図7を参照して更に説明す
る。図7中、C1 およびR1 は、JFET構成の閾値電
圧測定用素子45におけるソース領域3aとチャネルの
ソース領域3a側端との間に直列に接続される接合容量
および抵抗であり、C2 およびR2 は、ドレイン領域領
域3bとチャネルの第2の領域3b側端との間に直列に
接続される接合容量および抵抗で、Rchはチャネル抵抗
である。また、Cgs, gd, dsは、ゲート・ソース間
容量,ゲート・ドレイン間容量,ドレイン・ソース間容
量である。この構成において、ソース領域(第1の領
域)3aとドレイン領域(第2の領域)3bとの間に電
圧Vを印加すると、その電圧の殆んどがドレイン領域3
bに掛かる。ゲート領域(第3の領域)3cには、これ
がドレイン領域3と接続されているために、ドレイン領
域3と同電位が印加される。印加電圧Vがゲート領域3
cのピンチオフ電圧に達していないときは、図7Aに示
すように、接合容量C 1 とC2 とがチャネル抵抗Rch
つながっているために、これらC1 およびC2の直列容
量にほぼ等しい値が観測される。この検出容量Cは、次
式(数3)で表せられる。
【0047】
【数3】 C=C1 //(C2 +Cgs+Cgd) ≒C1 //C2 ・・・(3)
【0048】そして、C1 およびC2 は、第1および第
2の領域3aおよび3bが、大面積であるが故に、前記
近似式(3)が得られ、検出容量Cも接合容量C1 ,C
2 とほぼ同じオーダーの値となる。
【0049】そして、さらに印加電圧Vを増加させる
と、拡散深さの深いゲート領域すなわち第3の領域3c
直下でチャネルがピンチオフして抵抗Rchが開放とな
り、検出容量Cは、次式のように変化する。
【0050】
【数4】 C=C1 //(Cgs+(Cds//(Cgd+C2 ))) ≒C1 //(Cgs+Cds) ≒Cgs+Cds ・・・(4)
【0051】ここで、Cdsは、Cgs,Cgdと同様、大面
積の接合容量C1 およびC2 より極めて小さく無視でき
る程度であることから、近似的に上記(4)式となる。
【0052】これら、(3)式と(3)式とを比較して
あきらかなように、電圧Vがピンチオフ電圧Vp で大き
く変化することから、図8中曲線12に示すように、検
出容量Cが急峻に変化する。
【0053】そして、この場合においても、閾値電圧測
定用素子45の閾値電圧の測定なされれば、この閾値電
圧から目的とするEFETにおけるゲート部の閾値電圧
を予測することは、前述したように、チャネル形成領域
22および2の深さが異なるだけであるので容易であ
る。すなわち、この場合においても、チャネルの不純物
濃度分布と凹部31のエッチング量から、一定のエッチ
ング量に対応する閾値電圧Vthの変化(差分)を理論的
に求めることも、あるいは目的とするFETを完成させ
て、閾値電圧測定用素子と目的とするFETとの間のV
thを求めた実験的結果を用意し、これに基いて予測する
こともできるものである。
【0054】そして、この測定結果および予測結果によ
って求められたゲート領域34において、所要の閾値電
圧を得るだけの例えば追加拡散を行って目的とするFE
Tにおいて所要の閾値電圧の選定を行う。
【0055】上述した各実施形態においては、半導体基
体1に、凹部31の形成部にEFETを形成し、凹部3
1外において閾値電圧測定用素子35あるいは45(以
下これを第1の閾値電圧測定用素子という)を形成した
場合であるが、他の種々の実施形態を採ることができ
る。
【0056】例えば図5Aにその一実施形態の一例を示
すように、半導体基体1に形成した凹部31外に、図4
で説明したと同様の、上述したチャネル形成領域22お
よび2の形成と同時に他のチャネル形成領域52を形
成、此処に、上述の第1の閾値電圧測定用素子45と同
様にJFET構成による第2の閾値電圧測定用素子55
を形成する。すなわち、この第2の閾値電圧測定用素子
55においても、第1の閾値電圧測定用素子45におけ
る各第1,第2および第3の領域3a,3bおよび3c
の形成と同時に、同様に第1,第2および第3の領域5
3a,53bおよび53cを形成する。
【0057】そして、この場合、目的とするEFETの
製造過程で、これがまだディプレッションモードの状態
では、この第2の閾値電圧測定用素子55においてもピ
ンチオフ電圧の測定が可能な状態であることから、これ
によって閾値電圧Vthの測定を行い、第1の閾値電圧測
定用素子45とのVthとの差を求めておくことにより、
前述した理論的または実験的予測の代替または補助とし
て用いることができる。 この場合、第2の閾値電圧測
定用素子55では、いわば目的とするEFETの目標と
する閾値電圧Vthに至ることのない途中の段階の測定で
はあるが、この第2の閾値電圧測定用素子においては、
目的とするEFETの実測であることから、その測定の
確度を高めることができる。
【0058】また、図5Bで示す例は、目的とする半導
体装置が、EFETとDFETとを混載した半導体装置
である場合の実施形態の一例を示す概略断面図で、この
場合は、凹部31において目的とするFETとしてEF
ETを形成し、凹部31外においてチャネル形成領域2
と同時に形成した、深いチャネル形成領域62を形成
し、此処にゲート領域64を形成することもできる。こ
の場合においては、凹部31外に設けた閾値電圧測定用
素子45をもって閾値電圧をもってこの閾値電圧の制御
を行うことができる。
【0059】更に、図5Cで示す実施形態は、図5Aお
よびBを組み合わせた構造とした場合を例示したもので
ある。尚、図5A〜Cにおいて、図4と対応する部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0060】これらの例においても、最終的には、目的
とする半導体装置の半導体素子となる例えばEFETお
よびDFETにおいては、それぞれ図2で説明したと同
様のゲート電極、ソースおよびドレイン電極の形成がな
される。
【0061】上述した例では、閾値電圧測定用素子の閾
値電圧の測定を、C−V測定によって行った場合である
が、例えばインピーダンスの電圧変化の測定によって求
めることもできる。
【0062】また、例えば図5A〜Cにおいて、各第1
および第2の閾値電圧測定用素子45および55を、図
2で説明した閾値電圧測定用素子35と同様の構成とす
ることもできるなど、図示の例に限られるものではな
く、種々の組み合わせおよび構造とすることができる。
【0063】例えば各目的とするFETおよび閾値電圧
測定用素子において、nチャネル構成とする場合に限ら
れるものではなく、pチャネル構成とすることもでき
る。
【0064】また、目的とするFETがJFET構成に
限られるものではなく、いわゆるショットキーゲートに
よるいわゆるMES(金属−半導体)FET、HEMT
(高電子移動度トランジスタ、MIS(金属−絶縁層−
半導体)FET構成とすることもでき、この場合には、
目的とするFETにおいては、ゲート部を形成せずに、
閾値電圧測定用素子において、目的とするFETにおけ
るショットキーゲート、絶縁ゲート構成によるFETを
構成して、その閾値電圧を測定することによって、目的
とするFETの形成部におけるチャネル形成領域の濃度
を制御する。
【0065】このように、本発明は上述した各実施形態
およびその例に限られるものではなく、目的とする半導
体装置、使用態様等に応じて種々の変形変更を行うこと
ができる。
【0066】
【発明の効果】上述したように、本発明方法によれば、
閾値電圧測定用素子におけるチャネル形成領域の深さ
を、目的とするEFETの形成部のチャネル形成領域の
深さより大にしたことにより、EFETにおいては、ピ
ンチオフされた状態にあっても、閾値電圧測定用素子に
おいては、ピンチオフされない状態となっていることか
ら、この閾値電圧測定用素子に関しては、そのピンチオ
フ電圧の測定、すなわち閾値電圧Vthの測定を行うこと
ができる。したがって、これによってEFETに関して
もそのゲート閾値を確実に知ることができる。
【0067】そして、この閾値電圧測定用素子の閾値電
圧の測定なされれば、この閾値電圧から目的とするFE
Tにおけるゲート部の閾値電圧を予測することは、両チ
ャネル形成領域の深さが凹部の深さ異なるだけであるの
で、チャネルの不純物濃度分布と凹部のエッチング量か
ら、一定のエッチング量に対応する閾値電圧Vthの変化
(差分)を理論的に求めることも、あるいは目的とする
FETを完成させて、閾値電圧測定用素子と目的とする
FETとの間のVthを求めた実験結果を用意し、これに
基いて予測することもできることから、EFETにおい
てもそのゲート閾値電圧を確実に知ることができ、これ
に基いて正確に例えば不純物の追加導入等によって、目
的とする特性のEFETを有する半導体装置を製造する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Cは、本発明による半導体装置の製造方法
の一例の各工程の概略断面図である。
【図2】本発明方法によって得た半導体装置の一例の概
略断面図である。
【図3】A〜Cは、本発明による半導体装置の製造方法
の一例の各工程の概略断面図である。
【図4】AおよびBは、本発明による半導体装置の製造
方法の一例の一工程の概略平面図および概略断面図であ
る。
【図5】A〜Cは、それぞれ本発明による半導体装置の
製造方法の各一例の一工程の概略断面図である。
【図6】AおよびBは、本発明および従来方法の閾値電
圧測定用素子部の動作の説明に供する概略断面図であ
る。
【図7】AおよびBは、本発明および従来方法の閾値電
圧測定用素子部の動作の説明に供する概略断面図であ
る。
【図8】閾値電圧測定用素子によるC−V曲線図であ
る。
【符号の説明】
1・・・半導体基体、2,22,62・・・半導体領域
(チャネル形成領域)、3a,53a・・・第1の領
域、3b,53b・・・第2の領域、3c,53c・・
・第3の領域、31・・・凹部、32・・・絶縁層、3
3・・・開口、34・・・ゲート領域、35,45・・
・閾値電圧測定用素子、36・・・ゲート電極、37・
・・ソース電極、38・・・ドレイン電極、39・・・
目的とするDFET

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体に、チャネル形成領域を形成
    する工程と、 該チャネル形成領域に、凹部を形成する工程と、 該凹部内に電界効果トランジスタを形成する工程とを有
    し、 上記凹部外に閾値電圧測定用素子を形成することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記閾値電圧測定用素子への印加電圧に
    対するインピーダンス変化を測定して該閾値電圧測定用
    素子の閾値電圧を検出し、上記凹部の深さから実験的ま
    たは理論的に求めた閾値電圧の変化量をもとに、上記閾
    値電圧測定用素子で測定された閾値電圧から相対的に、
    上記電界効果トランジスタの製造過程における閾値電圧
    を判知して上記電界効果トランジスタのゲート部への不
    純物導入制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記電界効果トランジスタが、エンハン
    スメント型電界効果トランジスタであることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記電界効果トランジスタが接合型電界
    効果トランジスタで、上記閾値電圧測定用素子が、上記
    チャネル形成領域と異なる導電型を有する第1および第
    2の半導体領域を有して成り、該第1および第2の領域
    を、上記接合型電界効果トランジスタのゲート領域の製
    造と同時に形成することを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記電界効果トランジスタが接合型電界
    効果トランジスタで、上記閾値電圧測定用素子が、それ
    ぞれ上記チャネル形成領域と異なる導電型を有する第1
    および第2の半導体領域と、これら間に形成されたゲー
    ト領域とを上記接合型電界効果トランジスタのゲート領
    域の製造と同時に形成することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記凹部内にも上記閾値電圧測定用素子
    が形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 上記電界効果トランジスタの製造過程に
    おいて、上記凹部の内外の閾値電圧測定用素子で測定さ
    れた閾値電圧の差をもとに、上記電界効果トランジスタ
    のゲート領域の不純物導入の制御を行うことを特徴とす
    る請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109643667A (zh) * 2016-09-01 2019-04-16 三菱电机株式会社 半导体装置的测定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109643667A (zh) * 2016-09-01 2019-04-16 三菱电机株式会社 半导体装置的测定方法

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