JP6217429B2 - 車体後部の開口部構造 - Google Patents
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Description
本発明は、自動車のバックドアを取り付けるための車体後部の開口部の上部のヒンジ取付部とその近傍の剛性を高めた車体後部の開口部構造に関するものである。
ハッチバックタイプの自動車(車両)では、多くの場合、車体後部の開口部の上部に、車幅方向に沿う回転軸で回動するヒンジを介してバックドアが取り付けられている。このヒンジには、バックドアからの荷重が集中するため、ヒンジを取り付けるためのルーフパネル後部のヒンジ取付座部には十分な剛性が必要となる。
また、ヒンジ取付座部よりも車幅方向外側における開口部の上隅部についても、走行時に開口部が変形して高い応力集中を生じるため、特にサイドボディとルーフパネルとの接合箇所には十分な補強構造が必要となる。
従来の車体後部の開口部構造として、例えば特許文献1(図示せず)に記載された構造においては、ルーフパネルの後部の下側にルーフバックインナメンバを配設すると共に、ルーフパネルの後部とルーフバックインナメンバとの間に、上側のルーフバックインナリンフォースと下側のヒンジリンフォースとを閉断面形状に配設し、ルーフバックインナリンフォースとヒンジリンフォースとルーフバックインナメンバとの各前端部を重ねてルーフパネルに接合している。
さらに、ルーフバックインナリンフォースとヒンジリンフォースとの各後部をルーフパネルの断面略横L字状の段差部における水平なヒンジ取付座面に重ねてボルトの共締めでヒンジを接合し、ルーフバックインナメンバとルーフバックインナリンフォースとの各後端部を重ねてルーフパネルの段差部の後側の傾斜部に接合している。すなわち、ヒンジ取付座面の車体前側に、二部品による閉断面構造を設けている。
しかしながら、上記特許文献1記載の構造にあっては、二部品による閉断面構造を作る必要があるため、重量が増加するという懸念があった。また、閉断面構造の中に閉断面構造を閉じ込める形状となっているため、製造時に部材同士の接合が困難になり兼ねないという懸念があった。また、特許文献1記載の構造においては、上記背景技術の前段で記述した車体後部の開口部の上隅部、すなわちヒンジ取付座面よりも車幅方向外側における開口部の上隅部の補強までは実現されていない。
本発明は、上記した点に鑑み、車体後部のバックドア取付用の開口部の上部におけるヒンジ取付座部と、ヒンジ取付座部よりも車幅方向外側における開口部の上隅部とを同時に、且つ簡素で軽量な構造で補強することのできる車体後部の開口部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る車体後部の開口部構造は、車体後部のバックドア取付用の開口部の上端まで延長されたルーフパネルの後部にヒンジ取付座部が形成され、該ルーフパネルの後部の車両内側に配置されたルーフバックインナメンバが車幅方向外側のサイドボディに結合され、該ルーフパネルと該ルーフバックインナメンバとで閉断面構造が形成され、該閉断面構造が該開口部の上隅部で該サイドボディに接合された車体後部の開口部構造において、前記ルーフパネルと前記ルーフバックインナメンバとの間において、前記ヒンジ取付座部から前記サイドボディに渡ってリインフォースが配置固定され、該ルーフパネルの後部に形成された縦壁と該ヒンジ取付座部とに該リインフォースが接合され、該リインフォースは、断面クランク状に形成され、上側に山折りの稜線、下側に谷折りの稜線をそれぞれ有し、該上側と下側の稜線の間隔が、車幅方向内側のヒンジ取付座部付近では狭く、車幅方向外側のサイドボディ付近では広くなっていることを特徴とする。
請求項2に係る車体後部の開口部構造は、請求項1記載の車体後部の開口部構造において、前記リインフォースの前記上側の稜線は、前記サイドボディの外板の湾曲形状に連続的に繋がっていることを特徴とする。
請求項3に係る車体後部の開口部構造は、請求項1又は2記載の車体後部の開口部構造において、前記リインフォースの前記下側の稜線が、前記上側の稜線に対し、車幅方向外側に向かうにつれて車両下側に向けて延びていることを特徴とする。
請求項4に係る車体後部の開口部構造は、請求項3記載の車体後部の開口部構造において、前記下側の稜線の延長線上に前記開口部の側部内側の稜線が接していることを特徴とする。
請求項5に係る車体後部の開口部構造は、請求項3記載の車体後部の開口部構造において、前記下側の稜線が、前記開口部の側部外側において前記サイドボディの谷型の稜線と交わるように延長されていることを特徴とする。
請求項6に係る車体後部の開口部構造は、請求項1〜5の何れかに記載の車体後部の開口部構造において、前記リインフォースの縦壁の車幅方向外側部分が車幅方向内側部分に比べて後下がりに傾斜するように面位相を異にしていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ルーフパネルのヒンジ取付座部と車体後部の開口部の上隅部とにリインフォースを横断させたことで、応力集中の起き易い開口部の上隅部の剛性を高めることができる。また、ルーフパネルとリインフォースとをヒンジ取付座部と縦壁との二面で接合して、ルーフパネルのヒンジ取付座部をリインフォースが車室側から支えることで、ヒンジ取付座部の剛性を十分に確保することができる。
さらに、ヒンジ取付座部付近のリインフォースの縦壁を上下の稜線間隔の狭い断面としたことで、バックドアヒンジの取付剛性を高めることができ、車両前後方向の荷重に対しても車体後部の開口部の変形を抑止することができる。また、サイドボディに近づくにつれてリインフォースの縦壁の上下の稜線の間隔を広げたことで、開口部の捩れによる横方向からの荷重に対し、応力集中を分散させて、補強効果を高めることができる。
これらによって、車体後部の開口部の上部におけるヒンジ取付部と、ヒンジ取付部よりも車幅方向外側における開口部の上隅部とを同時に、且つ簡素で軽量な構造で補強することができる。
請求項2記載の発明によれば、リインフォースの上側の稜線をサイドボディの外板の湾曲形状に連続的に繋げたことで、開口部に作用する捩れ方向の荷重をサイドボディに効果的に分散させて、補強効果を一層高めることができる。
請求項3〜5の何れかに記載の発明によれば、リインフォースの下側の稜線が車体後部の開口部の縦辺部に連続することで、開口部に作用する捩れ方向の荷重を縦辺部にも効果的に分散させることができ、開口部の上隅部の剛性を一層高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、リインフォースの車幅方向内側と車幅方向外側とで縦壁の面位相を変えたことで、車幅方向の横荷重に対するリインフォースの剛性を高めることができ、これにより、開口部の上部及び上隅部の応力集中を一層緩和させることができる。
図1〜図7は、本発明の車体後部の開口部構造の一実施形態を示すものである。
図1は、自動車の車体1の後部の開口部2を示す外観図(枠内は要部拡大図)であり、開口部2の上部及び上隅部3は金属製のルーフパネル4の後部4aとサイドボディ7で覆われている。図2は、開口部2の上部及び上隅部3におけるルーフパネル4の後部4aを破断して内部の補強構造を示す図、図3は同じく補強構造を詳細に示す図である。
図1において、符号5はサイドボディ7の外板、符号6はサイドボディ7の後板をそれぞれ示している。ルーフパネル4は全幅に渡って略平坦であり(正確には幅方向中央側が上向きに少し凸となるように湾曲している)、ルーフパネル4の車幅方向左右両側に続くサイドボディ部分5は下向きに大きく湾曲している(湾曲部を符号5aで示す)。
図1のルーフパネル4の後部4aの車幅方向左右両側に一対のヒンジ取付座部8が形成されている(図1では車両左側のヒンジ取付座部8のみを示している)。ヒンジ取付座部8は、幅広の上壁8aと幅狭の後壁8b及び車幅方向内側の側壁8cと上壁8aのボルト挿通孔8dとを有し、上壁8aの上面がヒンジ取付座面(符号8aで代用)であり、上壁8aはルーフパネル後部4aの縦壁9に交差して続いている。
図4に図3のA−A断面、図5に図3のB−B断面を示す如く、ルーフパネル4の後部4aは、左右の各ヒンジ取付座部8(図4)において段差状に形成され、ヒンジ取付座部8よりも車幅方向外側において傾斜状に形成されている(図5)。図4の段差状部は前側の略垂直な縦壁部9aと後側且つ下側の横壁10(図1)とで構成されている。図5の傾斜状の縦壁を符号9bで示している。ヒンジ取付座面8aの裏側には平坦な内面が形成されている。
図2の如く、ルーフパネル4の後部4aの下側に補強部材としてのルーフバックインナメンバ12が配設され、ルーフバックインナメンバ12の上側すなわちルーフバックインナメンバ12とルーフパネル4との間に、本発明の主要部であるリインフォース13が配設されている。
ルーフバックインナメンバ12はルーフパネル4のヒンジ取付座部8(図2で便宜上鎖線で示している)よりも車体後方に少し延長され(後方延長部を符号12aで示す)、ヒンジ取付座部8よりも車体前方に大きく延長され(前方延長部を符号12bで示す)、且つヒンジ取付座部8の車幅方向左右両側にも延長されて開口部2の上部を車幅方向に横断している。ルーフバックインナメンバ12の前後の端部(12a,12bで代用)はルーフパネル4に接合され、ルーフバックインナメンバ12の車幅方向外側の端部12cはルーフパネル4の車幅方向外側の端部4bと共にサイドボディ7に接合されている。図4,図5の如く、ルーフバックインナメンバ12はルーフパネル4と共に閉断面構造(閉断面形状部)21を形成している。
図1,図2の如く、ルーフパネル4の後部4aは、ヒンジ取付座部8の前側に略鉛直な面の縦壁9aを有すると共に、縦壁9aの前側且つ上側に幅狭な略水平な面の横壁14を有している。そして、ルーフパネル4のヒンジ取付座部8の内面と縦壁9aの内面とに、車両内側からリインフォース13の後側且つ下側の略水平な壁部(横壁)15の上面15aと、中間の縦壁16の車幅方向内側部分16aの略鉛直な後面(符号16aで代用)とが接合されている。縦壁16の上端から前側に突出した上側の略水平な壁部(横壁)17は、接合されずにルーフバックインナメンバ12とルーフパネル4との間に位置する。図2においてルーフパネル4の縦壁9と上壁14を鎖線で示している。
図2,図6(概略の単体図)の如く、リインフォース13は、ルーフパネル4のヒンジ取付座部8の内面(下面)に接合する略水平な上面15aを車幅方向内側端15b寄りに有するフランジ板状の下側の壁部(横壁)15と、下側の壁部15の前端から略垂直に立ち上げられ、ルーフパネル4の縦壁9aの略鉛直な前面に接合する略鉛直な後面16aを車幅方向内側の端部寄りに有する板状の縦壁16と、縦壁16の上端から前方に突出し、ルーフパネル4の上側の略水平な面の下方に対向する幅狭な略水平な面17aを車幅方向内側の端部寄りに有するフランジ板状の上側の壁部(横壁)17とで構成されている。
リインフォース13の縦壁16と上側の壁部17とは同程度の長さで車幅方向外側に向けて車体後部の開口部2(図2)の上隅部3まで延長されている。リインフォース13の下側の壁部15は中間の縦壁16よりも車幅方向外側に短く形成されている。下側の壁部15は、図1のルーフパネル後部4aのヒンジ取付座部8に対応して、長手方向略中央から(接合面15aよりも車幅方向外側において)車幅方向外側に向かうにつれて漸次幅狭に形成されると共に、漸次下向きに湾曲した形状となっている(幅狭部と湾曲部を符号15cで示す)。
ヒンジ取付座部8に対応した下側の壁部15の接合面15aにはボルト挿通孔15dが設けられている。ボルト挿通孔15dはヒンジ取付座部8(図4)とルーフバックインナメンバ12との各ボルト挿通孔8d,12d(図4)に同心に貫通している。ルーフバックインナメンバ4(図2,図4)は、リインフォース13の下側の壁部15の下面に接合する上壁12eを有し、上壁12eにボルト挿通孔12dが設けられている。
リインフォース13(図2)の縦壁16は、長手方向中間部から車幅方向外側に向かうにつれて漸次上下方向(正確には下方向)に幅広になるように形成され、且つ車両後方に向けて漸次傾斜ないし湾曲している。縦壁16の幅広且つ傾斜ないし湾曲した車幅方向外側部分を符号16bで示す。また、車幅方向外側部分16bの下側延長部を符号16b’で示す。
下側の壁部15の車幅方向外側端15eは、縦壁16の車幅方向外側端16cよりも車幅方向内側において縦壁16の下端に交差している。上側の壁部17は、長手方向中間部から車幅方向外側に向かうにつれて漸次前後方向(正確には後方向)に略扇状に幅広に形成されている(幅広部を符号17bで示す)。
縦壁16の車幅方向外側端16cは後側のサイドボディ部分6(図2)に接合され、上側の壁部17の車幅方向外側端17cは、サイドボディ5(図2)の上側湾曲部5aの車幅方向内側の端部とその後側のサイドボディ部分6とに接合されている。
リインフォース13(図2,図6)の縦壁16の下端と下側の壁部15の後端との交差部のラインすなわち下側の谷折りの稜線19Lは、車幅方向外側に向かうにつれて漸次車両下側且つ後側に向けて湾曲している。また、縦壁16の上端と上側の壁部17の前端との交差部のラインすなわち上側の山折りの稜線20Lは、車幅方向外側に向かうにつれて漸次車両後側に向けて傾斜している。
リインフォース13の上側の稜線20Lは車幅方向外側に向けて車体後部の開口部2(図2)の上隅部3まで延長されている。下側の稜線19Lは開口部2の上隅部3まで延びている必要はないが、リインフォース13全体の剛性を確保するために、可能な限り車幅方向外側に向けて延びていることが好ましい。
図3のA−A断面(ヒンジ取付座部8を通る断面)を図4に示す如く、ヒンジ取付座部8とその前側において、リインフォース13は、略鉛直な縦壁16と、略水平な後側且つ下側の壁部15と、略水平な前側且つ上側の壁部17とで断面クランク状(略Z字状)に形成されている。
リインフォース13の縦壁16は、ルーフパネル後部4aの段差部分の縦壁9aの内面(前面)に沿って配置・接合され、後側且つ下側の壁部15は、ルーフパネル後部4aの段差部分のヒンジ取付座部8の略水平な上壁8aと、下側のルーフバックインナメンバ12の上向きに突出した膨出部12fの略水平な上壁12eとの間に挟まれて接合され、これら三枚の重なった壁部8a,15,12eの略中央にヒンジ固定用のボルト挿通孔8d,12d,15dが設けられて、ヒンジ取付部22が構成されている。
リインフォース13の前側且つ上側の壁部17aは、ルーフパネル4の段差部の縦壁9aから前方に短く突出して、ルーフパネル4とルーフバックインナメンバ12との間でルーフパネル4の上壁14寄りにおいて上壁14と平行に位置している。ルーフパネル4の上壁14はルーフバックインナメンバ12の中央の底壁12gと略平行に位置している。
ルーフバックインナメンバ12は、後側の上向きの膨出部(凸部)12fと、膨出部12fの前側に続く略水平な底壁12gと、底壁12gの前端から立ち上げられた縦壁12hと、縦壁12hの上端から前上がりに傾斜状に屈曲して続く前側の壁部12bとを有している。前側の壁部12bの前端部がルーフパネル4の上壁14に接合され、後側の上向きの膨出部12fに続く後下がりに傾斜した壁部12aがルーフパネル4の後端部18に接合されている。
ルーフバックインナメンバ12とルーフパネル4とは閉断面構造21を形成している。図4において、符号20Lは、リインフォース13の上側の壁部17と縦壁16との交差した上側の稜線を示し、符号19Lは同じく縦壁16と下側の壁部15との交差した下側の稜線を示している。
図3のB−B断面(開口部2の上隅部3寄りの断面)を図5に示す如く、リインフォース13の縦壁16bは、ルーフパネル後部4aの縦壁9bとルーフバックインナメンバ12の上向きの山型の突出部12jの後壁12kとの間に挟まれて、後下がりに傾斜した状態で相互に接合されている。
リインフォース13の後側且つ下側の壁部15cは縦壁16bよりもやや水平に近い角度で傾斜し、ルーフパネル4の傾斜状の縦壁9bの下部内側に沿って位置し、リインフォース13の前側且つ上側の壁部17bはルーフパネル4の上壁14寄りにおいて上壁14及びルーフバックインナメンバ12の底壁12gと平行に略水平に位置している。ルーフバックインナメンバ12の底壁12gは後側の略山型の突出部12jに続き、突出部12jの後側の傾斜壁12kの下端部12k’はルーフパネル4の後側の傾斜壁9bに接合されている。
リインフォース13の上側の壁部17bは図4の上側の壁部17aよりも前後方向に長く、上側の稜線20Lは図4の上側の稜線20Lよりも車両後方に位置し、リインフォース13の下側の壁部15cは図4の下側の壁部15よりも下方に延長され且つ後下がりに傾斜し、下側の稜線19Lは図4の下側の稜線19Lよりも下方且つ後方に位置している。
図4の如く、ルーフパネル4とリインフォース13とをヒンジ取付座部8の面8a,15aとその車両前方の略鉛直な面9a,16aとの各二面で接合することで、ルーフパネル4のヒンジ取付座部8をリインフォース13が車室側から支える形となり、ヒンジ取付座部8の剛性が十分に確保される。
また、図2,図3に示す如く、ルーフパネル後部4aのヒンジ取付座部8と車体後部の開口部2の上隅部3とをリインフォース13が横断する形となり、且つリインフォース13の上側の一本(同一)の稜線20Lでヒンジ取付座部8と車体後部の開口部2の上隅部3とを繋ぐことで、応力集中の起き易い開口部2の上隅部3の補強が同時に実現される。
従来構造(例えば前記特許文献1記載の構造)と本発明の構造との応力集中の様子を実験で比較した結果、車体後部の開口部2が変形した際に、本発明の構造により、車体後部の開口部2の上隅部3とヒンジ取付座部8との応力集中が緩和されていること、及びリインフォース13の上下の各稜線19L,20Lに応力が発生して、リインフォース13でルーフパネル4が補強されていることが実証された。
以下に、本発明の車体後部の開口部構造の特徴及び効果を総括しつつさらに詳細に説明する。
図3に示す如く、車体後部の開口部構造の前提部分として、車体後部のバックドア(図示せず)が設置される開口部2の周辺部分において、車両外側のルーフパネル4が車両前後方向に車両後部の開口部2の上端まで延びて、そのルーフパネル延長部(後部)4aにヒンジ取付座面8aを含むヒンジ取付座部8(図1)が形成されている。また、車両内側のルーフバックインナメンバ12が、開口部2の上端において、ルーフバックインナメンバ12の左右両側部分を左右の各サイドボディ7に結合して配置されている。また、ルーフパネル4とルーフバックインナメンバ12とで閉断面構造(閉断面形状部)21(図4)が形成され、この閉断面構造21が開口部2の左右の上隅部3で左右のサイドボディ7と接合されている。
上記前提部分において、第一の特徴として、ルーフパネル4とルーフバックインナメンバ12との間にリインフォース13が配置され、ルーフパネル4の後部4aに形成された縦壁9aの内面とヒンジ取付座部8の内面とにリインフォース13が接合され、ルーフパネル4のヒンジ取付座部8からサイドボディ7に渡ってリインフォース13が配置・固定されている。
さらに、リインフォース13は上下の横壁15,17と中間の縦壁16とで断面クランク状(Z字状)に形成され、上側に山折りの稜線20Lを有すると共に、下側に谷折りの稜線19Lを有し、これら二つの稜線19L,20Lの上下方向の間隔Hが、車幅方向内側のヒンジ取付座部(固定部)8付近では狭く(間隔H1)、車幅方向外側のサイドボディ7付近では広くなっている。すなわちリインフォース13の縦壁16の上下方向幅が車両外側に向かうにつれて広く(間隔H2)なっている。
なお、図3,図7において、リインフォースの下側の稜線は見る角度によって二本形成されており(車両後部上方から見た場合は稜線19L1、車両後方から見た場合は稜線19L2)、便宜上何れの稜線も符号19Lとして総括する。
上記第一の特徴によって、リインフォース13におけるヒンジ取付座部8付近を上下の稜線19L,20Lの間隔H1の狭い断面形状とした(縦壁16aの上下方向幅を短くした)ことで、バックドアヒンジの取付剛性を高めることができ、車両前後方向の荷重に対してもリインフォース13が変形し難くなる。また、サイドボディ7に近づくにつれて、リインフォース13の上下の稜線19L,20Lの間隔H2を広げたことで、車両後部の開口部2の捩れによる車両横方向からの荷重に対し、リインフォース13の応力集中を分散させる効果が発揮される。
図3,図7に示す如く、第二の特徴として、リインフォース13の上側の稜線20Lが、サイドボディ7の外板(サイドボディアウタパネル)5の上部の湾曲形状5aに連続的に繋がっていること(稜線20Lの延長部分20L’参照)が挙げられる。上側の稜線20Lはサイドボディ5の上部の湾曲形状5aから略接線方向にサイドボディ5の斜め下向きの傾斜状の外面5bに沿って略直線的に続いている。
上記第二の特徴によって、車両後部の開口部2の捩れ方向の荷重をサイドボディ7に効果的に分散させることができる。
図3,図7の如く、第三の特徴として、リインフォース13の下側の稜線19Lが上側の稜線20Lに対し、車両外側(車幅方向外側)に向かうほど少なくともリインフォース13の範囲で車両下側に向けて延びていることが挙げられる。車両外側に向かってリインフォース13の上側の稜線20Lはほぼ水平に延びているのに対し、下側の稜線19Lは車両外側に向かうほど漸次下向きに遷移している。
図3,図7の如く、第四の特徴として、上記第三の特徴において、リインフォース13の下側の稜線19L1の延長線19L1’上に、車体後部の開口部2の上側の側部(縦辺部24の上部)における車両内側(車幅方向内側)の谷型(谷折れ)の稜線23Lが接するように位置していることが挙げられる。
開口部2の周縁25は後方に向けてフランジ状に短く立ち上げられており、この周縁25の立上げ基部すなわち、周縁25とサイドボディ6との交差部のラインが車両内側の稜線23Lをなしている。
図3,図7の如く、第五の特徴として、上記第三の特徴において、リインフォース13の下側の稜線19L2が、車体後部の開口部2の側部(縦辺部24の上部)におけるサイドボディ6の車両外側(車幅方向外側)の谷型(谷折れ)の稜線26Lと交わるように延長されていること(稜線19L2の延長部19L’と稜線26Lとの交差部26La参照)が挙げられる。第五の特徴は、前記第四の特徴とは別に(何れか一方を選択するように)構成されるものである。
開口部2の上部両側のサイドボディ部分6は、車幅方向の厚みを持つ車両外側の壁部6aと車両前後方向の厚みを持つ車両内側の壁部6bとで構成され、両壁部6a,6bの交差部のラインが谷型の稜線26Lをなしている。谷型の稜線26Lは前記第四の特徴の車両内側の稜線23Lと略平行に下向きに延びている。車両外側の壁部6aには例えばバックドアスティの上端部がねじ止めされる(ボルト挿通孔を符号6cで示す)。
上記第三〜第五の特徴によって、リインフォース13の下側の稜線19Lが、開口部2のサイドボディ部分6を含む縦辺部24と連続して、荷重が縦辺部24へも効果的に伝えられて(分散されて)、開口部2の上隅部3の剛性が一層高められる。
図4,図5,図8に示す如く、第六の特徴として、リインフォース13の縦壁16の車幅方向内側部分16aと車幅方向外側部分16bとで面位相が異なっている(縦壁16の16が捩れている)ことが挙げられる。
図4の如く縦壁16の車幅方向内側部分16aはほぼ鉛直に形成され、図5の如く縦壁16の車幅方向外側部分16bは後下がりに傾斜している。縦壁16は、車幅方向内側部分16aを基準として車幅方向外側部分16bを前下がりに傾斜するように前後方向に捩った形状となっている。図8において、車幅方向内側部分16aの傾斜を線27Lで示し、車幅方向外側部分16bの傾斜を線28Lで示している。符号15はリインフォース1の下壁、符号17は上壁、符号16b’は車幅方向外側部分16bの下側延長部をそれぞれ示している。
上記第六の特徴によって、リインフォース13の縦壁16の車幅方向内側16aと車幅方向外側16bとで面位相を変えたことで、リインフォース13の車両左右(幅)方向の横荷重に対する剛性が高められて、開口部2の上隅部3の応力集中が一層緩和される。
図9〜図12は、図6に示したリインフォース13の形状を変えた各種形態例を示すものである。
図9,図10の各リインフォース31,32は構造を簡素化したものである。図9のリインフォース31は略垂直な縦壁35と、縦壁35の下側且つ後側に続く略水平な小さな横壁36と、縦壁35の上側且つ前側に続く横壁37とを有したものである。また、図10のリインフォース32は縦壁38と上下の略水平な各横壁39,40とを車幅方向に同じ長さで且つ図6の例よりも短く形成したものである。下側の各横壁36,39はヒンジ取付用のボルト挿通孔41を有する。
各リインフォース31,32の上下の稜線42L,43Lは真直であり、図6のような上下の稜線19L,20Lの上下前後方向の変化はなく、稜線の変化による図6の例の効果は期待できないが、各リインフォース31,32を断面クランク状(Z字状)として、ルーフパネル4(図1)とリインフォース31,32とをヒンジ取付座部8(図1)の内面とその車体前方の略鉛直な縦壁9(図1)の内面との二面で接合して、ルーフパネル4のヒンジ取付座部8をリインフォース31,32が車室側から支えることで、ヒンジ取付座部8の剛性を確保することができる。
また、図9の横方向に長いリインフォース31により、また図10の短いリインフォース32を横方向に延長することで、ルーフパネル4(図1)のヒンジ取付座部8と車体後部の開口部2の上隅部3とをリインフォース31(32)が横断し、且つ上側の同一の稜線43Lで繋ぐことで、応力集中の起き易い開口上隅部3の補強を行うことができる。しかも簡素なリインフォース構造で車体重量を軽減することができる。
図11,図12の各リインフォース33,34は、図6のリインフォース13の構成を残しつつ構造を少し複雑化且つ大型化したものである。図11のリインフォース33は、縦壁44の下端と、車幅(左右)方向に短い下側の横壁45の後端とに、車体後方に向けて後下がりに傾斜した延長壁46を一体に形成したものである。縦壁44と下側の横壁45及び後側の延長壁46との交差部のラインが下側の稜線47Lを成し、縦壁44と上側の横壁48との交差部のラインが上側の稜線52Lを成す。
また、図12のリインフォース34は、縦壁49と上下の各横壁50,51とを車幅方向内側に向けて延長したものである(延長壁部を符号49a,50a,51aで示す)。下側の延長壁部50aはルーフパネル4(図1)のヒンジ取付座部8の内面形状に沿って段差状に形成されている。縦壁49と下側の横壁50との交差部のラインが下側の稜線53Lを成し、縦壁49と上側の横壁51との交差部のラインが上側の稜線54Lを成す。図11,図12の下側の各横壁45,50はヒンジ取付用のボルト挿通孔41を有する。
図11,図12の各リインフォース33,34は、図6のリインフォース13におけると同様な上下の稜線47L,52L、53L,54Lによる前記効果を奏する。それに加えて、図11のリインフォース33においては、例えば図2,図4に示すルーフバックインナメンバ12の車両後側の部分12aに沿ってリインフォース33の後側延長壁46を重ねて配置して、開口部2の上縁部の剛性を高めることができる。
また、図12のリインフォース34においては、ルーフパネル4(図1)の縦壁9の内面に沿って車幅方向内側にリインフォース34の縦壁延長部49aを重ねると共に、ルーフバックインナメンバ12(図2)の車幅方向内側に向かう部分にリインフォース34の下側の横壁延長部50aを重ねて、開口部2の上部の剛性を高めることができる。
本発明の車体後部の開口部構造は、車体後部のバックドア取付用の開口部の上部におけるヒンジ取付座部と、ヒンジ取付座部よりも車幅方向外側における開口部の上隅部とを同時に、且つ簡素で軽量な構造で補強するために利用することができる。
1 車体
2 開口部
3 上隅部
4 ルーフパネル
4a 後部
5 外板
5a 湾曲形状
7 サイドボディ
8 ヒンジ取付座部
9 縦壁
12 ルーフバックインナメンバ
13 リインフォース
16 縦壁
16a 車幅方向内側部分
16b 車幅方向外側部分
19L 下側の稜線
19L1’ 延長線
20L 上側の稜線
21 閉断面構造
23L 開口部の稜線
26L サイドボディの稜線
H 間隔
2 開口部
3 上隅部
4 ルーフパネル
4a 後部
5 外板
5a 湾曲形状
7 サイドボディ
8 ヒンジ取付座部
9 縦壁
12 ルーフバックインナメンバ
13 リインフォース
16 縦壁
16a 車幅方向内側部分
16b 車幅方向外側部分
19L 下側の稜線
19L1’ 延長線
20L 上側の稜線
21 閉断面構造
23L 開口部の稜線
26L サイドボディの稜線
H 間隔
Claims (6)
- 車体後部のバックドア取付用の開口部の上端まで延長されたルーフパネルの後部にヒンジ取付座部が形成され、該ルーフパネルの後部の車両内側に配置されたルーフバックインナメンバが車幅方向外側のサイドボディに結合され、該ルーフパネルと該ルーフバックインナメンバとで閉断面構造が形成され、該閉断面構造が該開口部の上隅部で該サイドボディに接合された車体後部の開口部構造において、
前記ルーフパネルと前記ルーフバックインナメンバとの間において、前記ヒンジ取付座部から前記サイドボディに渡ってリインフォースが配置固定され、該ルーフパネルの後部に形成された縦壁と該ヒンジ取付座部とに該リインフォースが接合され、
該リインフォースは、断面クランク状に形成され、上側に山折りの稜線、下側に谷折りの稜線をそれぞれ有し、該上側と下側の稜線の間隔が、車幅方向内側のヒンジ取付座部付近では狭く、車幅方向外側のサイドボディ付近では広くなっていることを特徴とする車体後部の開口部構造。 - 前記リインフォースの前記上側の稜線は、前記サイドボディの外板の湾曲形状に連続的に繋がっていることを特徴とする請求項1記載の車体後部の開口部構造。
- 前記リインフォースの前記下側の稜線が、前記上側の稜線に対し、車幅方向外側に向かうにつれて車両下側に向けて延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の車体後部の開口部構造。
- 前記下側の稜線の延長線上に前記開口部の側部内側の稜線が接していることを特徴とする請求項3記載の車体後部の開口部構造。
- 前記下側の稜線が、前記開口部の側部外側において前記サイドボディの谷型の稜線と交わるように延長されていることを特徴とする請求項3記載の車体後部の開口部構造。
- 前記リインフォースの縦壁の車幅方向外側部分が車幅方向内側部分に比べて後下がりに傾斜するように面位相を異にしていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の車体後部の開口部構造。
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