JP6113190B2 - 清掃部材を製造する方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、清掃部材を製造する方法、及び清掃部材を製造するシステムに関する。
埃、塵、ゴミ等を捕捉することができる清掃部材は従来、種々のタイプのものが知られており、それらの種々のタイプの清掃部材を製造する方法は、近年、様々な観点から盛んに検討されている。
例えば、特許文献1では、連続した繊維束からなる帯状の内側繊維層と帯状のシート部材とを重ね、両者を部分的に接合して第1連続体を形成すると共に、同様にして第2連続体を形成し、それら第1及び第2連続体を重ね合わせて部分的に固定した後、第1及び第2連続体のそれぞれにおける前記内側繊維層側に、連続した繊維束からなる帯状の外側繊維層を重ねて固定する工程、前記工程で得られる積層体を所定の長さに切断する工程、及び切断した前記積層体における前記繊維層部分に圧搾空気を当てて、前記繊維束を開繊させる工程を具備する清掃用物品の製造方法であって、前記帯状の内側繊維層及び外側繊維層は、それぞれ、ジグザク形状に屈曲した捲縮繊維からなる繊維束からなり、該捲縮繊維に交互に存する山と谷との高低差が0.1〜0.7mmであり、前記繊維束を開繊させる工程では、切断した前記積層体における繊維束を、清掃用物品の全周が該繊維束の繊維からなる刷毛の先端で覆われるように起毛させる、清掃用物品の製造方法が提案されている。
また、例えば、特許文献2では、連続した繊維束からなる第1繊維層及び第1帯状部材を有し、該第1帯状部材の長手方向両側部が折り重ねて固定され、該第1帯状部材の外面側に該第1繊維層が重ねて固定された第1連続体と、連続した繊維束からなる第2繊維層及び第2帯状部材を有し、該第2帯状部材の長手方向両側部が折り重ねて固定され、該第2帯状部材の外面側に該第2繊維層が重ねて固定された第2連続体とを製造し、製造した第1連続体と第2連続体とを重ねて接合した後に、前記第1繊維層及び前記第2繊維層の上にそれぞれ連続した繊維束からなる第3繊維層及び第4繊維層を重ねて固定して積層体を形成し、形成された該積層体を切断して個々の清掃用物品を得る清掃用物品の製造方法であって、前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材のそれぞれに、一対の破断誘導線に挟まれた中央部分と、該破断誘導線を介して該中央部分に連設された外方部とが形成されるように、前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材に、それぞれ該第1帯状部材及び該第2帯状部材の幅方向全域に亘る前記破断誘導線を間欠的に形成する工程と、前記破断誘導線を形成した後の前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材に、前記第1繊維層及び前記第2繊維層を、それぞれ該第1繊維層及び前記第2繊維層の幅方向全域に亘る中央連続シール線により接合して、前記第1連続体及び前記第2連続体を製造する工程と、前記第1連続体と前記第2連続体とを重ねて、前記第1繊維層及び前記第2繊維層の幅方向に亘るサイド非連続シールにより接合する工程と、前記第1連続体の前記第1繊維層上及び前記第2連続体の前記第2繊維層上に更に第3繊維層及び第4繊維層を重ねて固定し前記積層体を形成する工程と、前記積層体の切断後に、切断された前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材のそれぞれから、前記一対の破断誘導線に挟まれた前記中央部分を残して、該中央部分の両側に位置する前記外方部を切り取る工程と、前記積層体の切断後に、切断された前記第1〜第4繊維層を3次元方向にランダムに起毛するように開繊する工程とを有する清掃用物品の製造方法が提案されている。
さらに、例えば、特許文献3では、求項1記載の清掃用物品の製造方法であって、繊維束が一方向に配向されてなる4層の長尺状の繊維層の連続体、2枚の長尺状の掻き出し用シートの連続体、2枚の長尺状の基体シートの連続体を、前記繊維層の連続体、前記掻き出し用シートの連続体、前記繊維層の連続体、2枚の前記基体シートの連続体、前記繊維層の連続体、前記掻き出し用シートの連続体、前記繊維層の連続体の順番で積層し、連続体同士を所定の間隔で幅方向に亘り接合して清掃用物品連続体を作製し、次いで、該清掃用物品連続体を前記繊維層の連続体と前記基体シートの連続体と前記掻き出し用シートの連続体との接合部間で、幅方向に亘って切断して複数個の前記清掃用物品を得る清掃用物品の製造方法が提案されている。
特許第4878988号公報 特許第4738311号公報 特許第4675218号公報
しかしながら、埃、塵、ゴミ等を、更に効率的に捕捉することができる清掃部材を生産するための新規な製造方法及び製造システムが望まれているのが現状である。本発明は、このような現状を踏まえて本発明者らが鋭意検討した結果、見出されたものである。
すなわち、本発明は、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる、具体的には連続して清掃部材を製造することができる、新規な製造方法及び製造シテムを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、
搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された前記繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造する方法であって、前記清掃部材を製造する方法が、開繊前の少なくとも2つの前記繊維束を連結することにより連結部を形成する工程であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結する、連結部を形成する工程、を少なくとも含む、方法を提供する。
上記目的を解決するために、本発明はさらに、
搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された前記繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造するシステムであって、前記清掃部材を製造するシステムが、開繊前の少なくとも2つの前記繊維束を連結する装置であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結することによって連結部を形成する、前記繊維束を連結する装置、を少なくとも備える、システムを提供する。
本発明によれば、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる、具体的には少なくとも2つの繊維束を連結することにより、連続して清掃部材を製造することができる、新規な製造方法及び製造シテムが提供される。
図1は、本発明の製造方法及び製造システムの一実施形態によって製造される清掃部材及び清掃部材に固定される把持具の斜視図である。 図2は、図1のX−X線における断面図である。 図3は、図1に示される清掃部材の平面図である。 図4は、図1に示される清掃部材の製造方法及び製造システムを説明するための概略図である。 図5は、本発明の製造方法及び製造システムの一実施形態を示す図である。 図6は、繊維束の連結部を模式的に示した図である。 図7は、検知部によって繊維束の連結部を検知する工程及び検知部を含む装置の一実施態様を説明する概略図である。 図8は、検知部によって繊維束の連結部を検知する工程及び検知部を含む装置の一実施態様を説明する概略図である。
[清掃部材を製造する方法]
以下、本発明による清掃部材を製造する方法について、詳細に説明する。
本発明による製造部材を製造する方法は、搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造する方法であって、開繊前の少なくとも2つの前記繊維束を連結することにより連結部を形成する工程であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結する、連結部を形成する工程を少なくとも含む、方法である(態様1)。
本発明による清掃部材を製造する方法は、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる新規な製造方法である。さらに具体的にいうと、本発明による清掃部材を製造する方法は、先行の繊維束を最後まで使い切った後に、後続の繊維束を製造システムに供給するときに、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結する。それにより、繊維束を製造システムに連続的に供給することができるので、清掃部材の製造を停止することなく効率的に製造部材を製造することができる。なお、ここでいう「開繊前の繊維束」とは、こうした繊維束を開繊する工程が後に行われることを意味するものであり、連結される繊維束は、連結前に全く開繊されていないことを意味するものではないことに留意されたい。
態様1において、連結部を形成する工程の後であって、繊維束と帯状不織布とを積み重ねる前に、繊維束を開繊する工程を更に含むことが好ましい(態様2)。態様2によれば、先行及び後続の繊維束が連結された後に、繊維束が開繊されるので、繊維束の連結部は固く連結されていることから開繊されない一方で、連結部以外の部分を開繊することにより、清掃部材に必要な寸法に対応する幅になるまで拡幅することができる。
態様2において、繊維束を開繊する工程の後であって、繊維束と帯状不織布とを積み重ねる前に、連結部を検知する検知部によって、連結部を検知する工程を更に含むことが好ましい(態様3)。態様3によれば、検知部により、繊維束の連結部を、例えばその連結部の幅や、厚さ、固さなどを検知することによって、検知することができる。
また、態様3において、検知部は、繊維束の幅方向の長さが所定の長さよりも短いことを検知することによって、連結部を検知するとさらに好ましい(態様4)。態様4によれば、上述のように繊維束の連結部は固く連結固定されていることから開繊されず、ひいては、連結部では繊維束の幅がほぼ拡がらない。その結果、繊維束の幅を検知する検知部によって、清掃部材に必要な寸法に対応する幅を有しない繊維束の連結部が検知部を通過したことを検知することができる。なお、ここでいう「所定の長さ」とは、清掃部材に必要な寸法に対応する幅よりも小さくかつ上述のように開繊しないことによりほぼ拡幅しない繊維束の連結部の幅よりも十分に大きい長さであって、検知精度を考慮しつつ適宜選択される長さをいう。検知部は、後述する繊維束と帯状不織布とが積み重ねられて複層ウェブが形成される工程の前に配置されることが好ましい。検知部としては、例えば、光電管、カメラ等が挙げられる。ここでいう光電管とは、繊維束の所定の幅方向位置に赤外線等の光線を照射する発光部と、その反射光を検知する受光部とを含む、発/受光部一体型の検知手段である。これにより、発光部からの光線の反射を受光部で検知するか否かによって、幅が狭くなっている繊維束の連結部の位置を検知する。また、ここでいうカメラとは、カメラによって撮られた画像を所定パラメータで2値化して、所定の幅方向位置まで繊維束が拡幅しているか否かを検知することによって、幅が狭くなっている繊維束の連結部の位置を検知するものをいう。
態様2〜4のいずれか1つにおいて、前記繊維束を開繊する工程の後に、繊維束と帯状不織布とを積み重ねて複層ウェブを形成する工程と、複層ウェブに含まれている繊維束と帯状不織布とを互いに固定する工程とを更に含むことが好ましい(態様5)。
態様5において、固定する工程が、複層ウェブに含まれている繊維束と帯状不織布とを互いに融着する工程であることが好ましい(態様6)。これは、繊維束と帯状不織布とを互いに固く固定することができ、かつ高速生産性に優れているからである。別の実施形態では、固定する工程は、ホットメルトによって、複層ウェブに含まれている繊維束と帯状不織布とを互いに接着する工程である。
態様5又は6において、固定する工程の後に、複層ウェブを、個々の前記清掃部材を形成するように、複層ウェブの幅方向にカットする工程と、清掃部材のうちの、繊維束の連結部を含む清掃部材を排出する工程と、を更に含むことが好ましい(態様7)。繊維束の連結部は固く連結されていることから開繊されないので、繊維束の連結部が清掃部材に含まれると清掃部材の品質が低くなる。態様7によれば、そのような品質の低い清掃部材を排出することができ、その結果、より品質の高い清掃部材を製造することができるので、有利である。
本発明による清掃部材を製造する方法において、態様1〜7のうち2以上を組み合わせることができる。
[清掃部材を製造するシステム]
以下、本発明による清掃部材を製造するシステムについて、詳細に説明する。
本発明による清掃部材を製造するシステムは、搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造するシステムであって、少なくとも2つの繊維束を連結する装置であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結することによって連結部を形成する、繊維束を連結する装置、を少なくとも備える、システムである(態様8)。
本発明による清掃部材を製造するシステムは、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる新規な製造システムである。さらに具体的にいうと、本発明による清掃部材を製造するシステムは、先行の繊維束を最後まで使い切った後に、後続の繊維束を製造システムに供給するときに、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結する。それにより、繊維束を製造システムに連続的に供給することができるので、清掃部材の製造を停止することなく効率的に製造部材を製造することができる。
態様8において、連結部が形成された繊維束を開繊する装置を更に備えることが好ましい(態様9)。態様9によれば、繊維束に連結部が形成された後に、繊維束が開繊されるので、繊維束の連結部は固く連結されていることから開繊されない一方で、連結部以外の部分を開繊することにより、清掃部材に必要な寸法に対応する幅になるまで拡幅される。
態様9において、開繊された繊維束と帯状不織布とを積み重ねる前に連結部を検知する検知部を含む装置を更に備えることが好ましい(態様10)。態様10によれば、検知部により、繊維束の連結部を、例えばその連結部の幅や、厚さ、固さなどを検知することによって、検知することができる。
また、態様10において、検知部は、繊維束の幅方向の長さが所定の長さよりも短いことを検知することによって、連結部を検知するとさらに好ましい(態様11)。態様11によれば、上述のように繊維束の連結部は固く連結固定されていることから開繊されず、ひいては、連結部では繊維束の幅がほぼ拡がらない。その結果、繊維束の幅を検知する検知部によって、清掃部材に必要な寸法に対応する幅を有しない繊維束の連結部が検知部を通過したことを検知することができる。検知部は、後述する繊維束と帯状不織布とが積み重ねられて複層ウェブが形成される工程の前に配置されることが好ましい。検知部としては、例えば、光電管、カメラ等が挙げられる。ここでいう光電管とは、繊維束の所定の幅方向位置に赤外線等の光線を照射する発光部と、その反射光を検知する受光部とを含む、発/受光部一体型の検知手段である。これにより、発光部からの光線の反射を受光部で検知するか否かによって、幅が狭くなっている繊維束の連結部の位置を検知する。また、ここでいうカメラとは、カメラによって撮られた画像を所定パラメータで2値化して、所定の幅方向位置まで繊維束が拡幅しているか否かを検知することによって、幅が狭くなっている繊維束の連結部の位置を検知するものをいう。
態様9〜11のいずれか1つにおいて、開繊された繊維束と帯状不織布とを積み重ねて複層ウェブを形成する装置と、複層ウェブに含まれている繊維束と帯状不織布とを互いに融着する装置とを更に備えることが好ましい(態様12)。
態様12において、融着された複層ウェブを、個々の清掃部材を形成するように、複層ウェブの幅方向にカットする装置と、清掃部材のうちの、繊維束の連結部を含む前記清掃部材を排出する装置とを更に備えることが好ましい(態様13)。繊維束の連結部は固く連結されていることから開繊されないので、繊維束の連結部が清掃部材に含まれると清掃部材の品質が低くなる。態様13によれば、そのような品質の低い清掃部材を排出することができ、その結果、より品質の高い清掃部材を製造することができるので、有利である。
本発明による清掃部材を製造するシステムにおいて、態様8〜13のうち2以上を組み合わせることができる。
以下、図1〜図8に基づいて、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムの実施形態を更に詳細に説明する。なお、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムは、本発明の目的及び主旨を逸脱しない範囲内で、図1〜図8で表される本発明の実施の形態に限定されるものではない。
まず、図1〜図3に基づいて、清掃部材1を説明する。
図1は、清掃部材1及び清掃部材1に固定される把持具15の斜視図であり、図2は、図1のX−X線における断面図であり、図3は図1に示される清掃部材1の平面図である。なお、以下の説明において、図2における「上」を上側とし、「下」を下側とする場合があるが、図2における「上」及び「下」は、単に説明の便宜上用いられるものであり、清掃部材1の上下方向を限定するものではない。
図1〜図3に示されるように、清掃部材1は、起毛部2と、起毛部2の上側に重ねられた基材シート12と、基材シート12の上側に重ねられた保持シート13とを備えている。
図1〜図3に示されるように、清掃部材1には、基材シート12と保持シート13との間に把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が形成されている。図1〜図3に示されるように、清掃部材1には2つの被挿入部14が形成されており、2つに分岐した挿入部16を挿入できるようになっている。本実施形態における被挿入部14の数は2つであるが、被挿入部14の数は、挿入部16の分岐数に応じて適宜変更可能である。別の実施形態として、被挿入部14の数が3つ又はそれ以上である実施形態が挙げられる。
図2に示されるように、起毛部2は、第1繊維状部材3と、第1繊維状部材3の下側に重ねられた第2繊維状部材4と、第2繊維状部材4の下側に重ねられた第3繊維状部材5と、第3繊維状部材5の下側に重ねられた第4繊維状部材6とからなる4層構造の繊維状部材と、この4層構造の繊維状部材の下側(第4繊維状部材6の下側)に重ねられた短冊シート7とを備えている。本実施形態における起毛部2の繊維状部材は4層構造であるが、繊維状部材の層構造は適宜変更可能である。別の実施形態として、繊維状部材の層構造が1層構造、2層構造又は3層構造である実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、繊維状部材の層構造が5層以上の構造である実施形態が挙げられる。また、本実施形態における起毛部2は短冊シート7を備えているが、短冊シート7の有無は適宜選択可能である。別の実施形態として、短冊シート7を省略した実施形態が挙げられる。
第1〜第4繊維状部材3〜6は、油剤が付着した繊維束であり、塵、埃等の吸着を促進させる作用をもたらす着塵油剤(例えば、流動パラフィンを主成分とする油剤)である。
繊維束は、例えば、トウ(TOW)、好ましくは、開繊されたトウである。なお、「トウ」は、JIS L 0204−3:1998の3.1.24に記載されるとおり、極めて多数のフィラメントをそろえた束を意味する。
繊維束は、スリットファイバ(フィルムを細長く切断し延伸させて造った繊維)、スプリットファイバ(細長いフィルムを網目構造に細分化して造った繊維)等の束であってもよい。
繊維束としては、例えば、熱可塑繊維からなる繊維束、熱可塑性繊維を含む繊維束等が挙げられる。繊維束を構成する繊維の原料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、レーヨン等が挙げられ、繊維束を構成する繊維の種類としては、例えば、単一繊維、複合繊維(例えば、芯鞘型複合繊維、サイドバイサイド型複合繊維)等が挙げられる。複合繊維は、熱融着性の点から、好ましくは、芯鞘型複合繊維であり、さらに好ましくは、芯の融点が鞘の融点よりも高い芯鞘型複合繊維である。
好ましい芯鞘型複合繊維としては、例えば、芯がポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が挙げられ、さらに好ましい芯鞘型複合繊維としては、例えば、芯がポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が挙げられる。
繊維束を構成する繊維の繊度は、好ましくは1〜50dtex、さらに好ましくは2〜10dtexである。繊維束は、同一繊度を有する複数種の繊維を含んでもよいし、異なる繊度を有する単一又は複数種の繊維を含んでもよい。
本実施形態では、繊維束を構成する各繊維が捲縮繊維によって構成されている。各繊維を捲縮繊維によって構成することにより、繊維束を嵩高くすることができるとともに、捲縮部分に塵、埃等を取り込みやすい構造とすることができる。別の実施形態として、繊維束を構成する各繊維が非捲縮繊維によって構成されている実施形態が挙げられる。
短冊シート7は、後述するように、基材シート12及び保持シート13と同様に、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成され、基材シート12とほぼ同一幅、ほぼ同一長さの長方形状に形成される。短冊シート7には、短冊シート7の全体に亘って所定の間隔ごとに鋸歯形状の切れ込み(図示せず)が設けられ、この切れ込みによって短冊シート7の幅方向の両縁部に全長に亘って両縁が鋸歯形状の短冊片(図示せず)が形成される。
図1〜図3に示されるように、起毛部2の第1繊維状部材3の上側には基材シート12及び保持シート13が順に重ねられ、基材シート12と保持シート13との間に把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が形成されている。
図3に示されるように、基材シート12及び保持シート13は、長方形状を有しており、両シート12、13は、幅方向(図3の左右方向)の寸法が同一に設定され、長さ方向(図3の上下方向)の寸法が基材シート12の方が長く設定され、基材シート12の長手方向の両端部が保持シート13の長手方向の両端から所定長さ外方に突出するように、基材シート12の上側に保持シート13が重ねられている。
基材シート12及び保持シート13は、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成されている。熱可塑性繊維としては、例えば、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートとの複合繊維、ポリエチレンとポリプロピレンとの複合繊維、例えば、芯がポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維等が挙げられる。不織布の種類としては、例えば、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等が挙げられる。
別の実施形態として、基材シート及び保持シートが、熱可塑性樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムから形成される実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、基材シート及び保持シートが、不織布と樹脂フィルムとのラミネートシートから形成される実施形態が挙げられる。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第1融着部形成装置158によって、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6及び短冊シート7)と一体に融着されており、清掃部材1には、図1〜図3に示されるように、幅方向の中央部において長手方向に延びる第1融着部8が形成されている。さらに、基材シート12及び保持シート13は、第1融着部8の両側(図2における左右)において、後述する第2融着部形成装置134によって、起毛部2の1層(第1繊維状部材3)と一体に融着されており、清掃部材1には、これらの第1繊維状部材3と基材シート12及び保持シート13と融着する、長手方向に2本の第2融着部11が形成されている。2本の第2融着部11は、それぞれ、間欠的に形成されている。第1繊維状部材3が基材シート12及び保持シート13と融着されることにより、第1繊維状部材3が他の繊維状部材4、5、6と比較してこれらのシート12、13の動きに追従しやすいので、使用状態において起毛部2がより広がりやすくなり、ひいては、清掃効率が改善される。
基材シート12及び保持シート13は、第1融着部8において、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6及び短冊シート7)と融着されているとともに、2本の第2融着部11において、起毛部2の第1繊維状部材3と融着されている。これにより、基材シート12と保持シート13との間に、第1融着部8と、2本の第2融着部11とによって区画された、基材シート12及び保持シート13の長手方向に延びる、長手方向の両端が開口する袋状の空間である一対の被挿入部14が形成されており、被挿入部14内には把持具15の挿入部16が挿入可能となっている。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第2融着部形成装置134によって、起毛部2の第1繊維状部材3とこれらの中央部において融着されており、清掃部材1には、図3に示されるように、基材シート12及び保持シート13の幅方向に所定の間隔をおいて一対の融着線18が形成されており、一対の融着線18の間に第1融着部8が形成されている。一対の融着線18は、製造の段階において第1融着部8の位置を管理するための目印であり、一対の熱融着線18の間に第1融着部8が配置されているか否かをセンサ等で管理することにより、良品、不良品の選別を実施することができる。
図1〜図3に示されるように、2本の第2融着部11は、基材シート12及び保持シート13の長手方向に間欠的に数カ所設けられており、2本の第2融着部11の非融着部分に把持具15の各挿入部16の円弧状の突起16aを係止させることにより、把持具15の各挿入部16が各被挿入部14から抜け出ることが防止される。
図1に示されるように、基材シート12及び保持シート13の幅方向の両縁部(2本の第2融着部11の外側部分)には、長手方向に沿って所定の間隔ごとに鋸歯形状の切れ込み20aが設けられており、切れ込み20aによって両縁が鋸歯形状の複数の短冊片20が設けられている。別の実施形態として、基材シート12及び保持シート13に鋸歯形状の切れ込み20aが設けられておらず、したがって短冊片20が設けられていない実施形態が挙げられる。
図1に示されるように、把持具15は、互いに平行に配置される一対の長方形板状の挿入部16と、各挿入部16において、長手方向に離間しておりかつ外側面から突出した円弧状の一対の突起16aと、挿入部16の端部の一方に一体に設けられるホルダ部17とを有しており、例えば、プラスチック等から形成される。
清掃部材1の両被挿入部14内に把持具15の両挿入部16を挿入し、2本の第2融着部11の非融着部分に突起16aを係止させることにより、把持具15に清掃部材1が取り付けられる。そして、把持具15のホルダ部17を把持して、起毛部2を清掃対象箇所に接触させて所望の方向に移動させることにより、清掃対象箇所の塵、埃等が起毛部2に捕捉され、清掃対象箇所が清掃される。
なお、図1〜図3に示される清掃部材は、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムを用いて製造することができる清掃部材の一例であり、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムは、例えば、特開2000−296083号,同2003−265390号,同2003−268663号,同2004−223692号,同2005−046645号,同2005−095665号,同2005−111284号,同2005−137929号,同2005−137930号,同2005−137931号,同2005−144198号,同2005−169148号,同2005−199077号,同2005−230573号,同2005−237975号,同2006−015164号,同2006−034990号,同2006−141483号,同2007−135774号,同2007−209460号及び同2007−209461号,並びに2007−029136号,同2007−111297号,同2007−135666号,同2007−136156号,同2007−159612号,同2007−236690号,同2008−006260号,同2008−119171号及び同2007−029135号に記載の清掃部材を製造するために用いることができ、そしてこれらの公報を参照し、本明細書に組み入れられる。また、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムは、例えば、US6,554,937B,US2002/148061A,US2003/0000934A,US2004/0149095A,US2005/0005381A,US2005/039285A,US2005/097695A,US2005/097696A,US2005/132521A,US2005/177967A,US2005/188490A,US2005/193513A,US2005/193514A,US2005/198760A,US2006/016035A,US2006/016036A,US2006/101601A,US2009/165230A及びUS2009/172904A,並びにUS2009/049633A,US2009/255078A及びUS2010/154156Aに記載の清掃部材を製造するために用いることができ、そしてこれらの公報を参照し、本明細書に組み入れられる。
次いで、清掃部材1を製造する方法及び装置の一実施形態を図4に基づいて説明する。
図4は、清掃部材1を製造する方法及び装置を説明するための概略図であり、本実施形態では、図4に示される装置100を用いて、清掃部材1を製造する方法が実施され、清掃部材1が製造される。
本実施形態において、清掃部材1の製造方法は、以下の工程1及び工程2を含む。
[工程1]繊維束を開繊して搬送し、繊維束の連結部を検知する工程
[工程2]繊維束を用いて複層ウェブを製造し、複層ウェブから清掃部材1を切り出し(カットし)、繊維束の連結部を含む清掃部材1を排出する工程
<工程1>
以下、工程1について説明する。
本実施形態において、工程1は、以下の工程1a及び工程1bを含む。
[工程1a]第1〜4の繊維束F1〜F4を開繊する工程
[工程1b]第1〜4の繊維束F1〜F4を搬送し、繊維束F1〜F4の連結部b(図5)を検知する工程
本実施形態において、工程1は工程1aを含むが、工程1aの有無は、使用する繊維束の種類等に応じて適宜選択可能である。別の実施形態として、工程1aを省略した実施形態が挙げられる。例えば、繊維束が非捲縮繊維で構成されている場合、工程1aを省略することができる。
[工程1a]
以下、工程1aについて、第1の繊維束F1を開繊する工程を例として説明するが、その他の繊維束F2〜F4を開繊する工程も同様に実施される。
捲縮繊維で構成されている第1の繊維束F1は、収納コンテナ201、202(図5)から連続して引き出され、一定の周速V1で回転する第1のニップロール102a,102bに送られる。第1のニップロール102a,102bを通過した第1の繊維束F1は、複数のテンションロール104を通過して、周速V2で回転する第2のニップロール106a,106bに送られる。
第2のニップロール106a,106bの周速V2は、第1のニップロール102a,102bの周速V1よりも速くなっている。この周速の差により、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間において、第1の繊維束F1には張力が付与され、その結果、第1の繊維束F1が開繊される。
各テンションロール104は、例えば、中実のスチールから形成されており、回転に相当程度の力が必要となるように質量が調整されている。したがって、第1の繊維束F1が各テンションロール104を回転させながら第1のニップロール102a,102bから第2のニップロール106a,106bに向かって進む際、第1の繊維束F1の移動速度が急激に増加しないようになっている。
各テンションロール104は、第1の繊維束F1を徐々に開繊できるように、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間の行程が長くなるように配置されている。
第2のニップロール106a,106bを通過した第1の繊維束F1は、エアー供給器108を通過して、周速V3で回転する第3のニップロール112a,112bに送られる。第3のニップロール112a,112bの周速V3は、第2のニップロール106a,106bの周速V2よりも遅くなっている。この周速の差により、第2のニップロール106a,106bと第3のニップロール112a,112bとの間において、第1の繊維束F1の張力が、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間において付与された張力から緩和され、その結果、第1の繊維束F1がさらに開繊されるとともに、第1の繊維束F1の幅が拡幅される。
第2のニップロール106a,106bから第3のニップロール112a,112bへ送られる第1の繊維束F1には、エアー供給器108からエアーが吹き付けられ、その結果、第1の繊維束F1がさらに開繊される。
本実施形態において、第1の繊維束F1の開繊には、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けとが用いられるが、開繊方法は適宜変更可能である。別の実施形態として、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けのいずれか一方が用いられる実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けとに加えて、その他の開繊方法が使用される実施形態が挙げられる。また、本実施形態において、張力の付与及び緩和には、第1〜第3のニップロールが用いられるが、ニップロールの数は適宜変更可能である。別の実施形態として、張力の付与及び緩和のために、第1〜第3のニップロールに加えて、その他のニップロールが使用される実施形態が挙げられる。
第2のニップロール106a,106bと第3のニップロール112a,112bとの間には、油剤適用器110がさらに設けられている。油剤適用器110は、油剤槽114に含まれている、塵、埃などの吸着を促進させる作用をもたらす着塵油剤を第1の繊維束F1に適用する。本実施形態において、油剤槽114に含まれる油剤は、塵、埃等の吸着を促進させる作用をもたらす着塵油剤(例えば、流動パラフィンを主成分とする油剤)である。
[工程1b]
以下、工程1bについて、第1の繊維束F1に対する搬送工程及び連結部bを検知する工程を例として説明するが、その他の繊維束F2〜F4に対する搬送工程及び連結部bを検知する工程も同様に実施される。
第1の繊維束F1は、第3のニップロール112a,112bを通過して、第1光電管181の下を通過して合流部132に進む。第1の繊維束F1と同様に、第2〜4の繊維束F2〜F4も、第3のニップロール(不図示)をそれぞれ通過して、第2光電管182、第3光電管183、及び第4光電管184の下をそれぞれ通過して、合流部136,138,140にそれぞれ進む。工程1bにおいて、光電管181〜184は、繊維束F1〜F4の連結部b(図5)が光電管181〜184の下を通過したことを検知することができる。繊維束F1〜F4の連結部bを検出する機構については後に詳述する。
<工程2>
以下、工程2について説明する。
本実施形態において、工程2は、以下の工程2a〜工程2cを含む。
[工程2a]工程1bを経た繊維束F1〜F4を他の部材(本実施形態では帯状不織布)と積み重ねて複層ウェブを形成する工程
[工程2b]複層ウェブに含まれる繊維束F1〜F4と他の部材とを固定する工程
[工程2c]複層ウェブから個々の清掃部材1を切り出し、繊維束F1〜F4の連結部b(図5)を含む清掃部材1を排出する工程
[工程2a]
以下、工程2aについて説明する。
本実施形態において、工程1bを経た繊維束と重ねられる他の部材は、帯状不織布121,123,151である。別の実施形態として、これらの帯状不織布のうち1つ又は2つが、工程1bを経た繊維束と重ねられる実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、これらの帯状不織布に加えて、その他の帯状不織布が、工程1bを経た繊維束と重ねられる実施形態が挙げられる。いずれの実施形態においても、積層順序は特に限定されるものではないが、帯状不織布が最外層に位置するように積層されることが好ましい。
帯状不織布121,123は、それぞれ、清掃部材1の基材シート12,保持シート13に対応する。帯状不織布121は、不織布ロール120から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール124を通過することによって間欠的に搬送される。同様に、帯状不織布123は、不織布ロール122から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール126を通過することによって間欠的に搬送される。なお、「間欠的に搬送される」とは、帯状不織布121,123が、一定の距離(例えば、ほぼ清掃部材1の幅方向長さ)だけ搬送方向に進み、一定時間搬送を停止することを繰り返し行うように搬送されることをいう。このように、帯状不織布121,123が間欠的に搬送されることによって、後述する複層ウェブの構成要素を融着させるための時間を確保することができる。
帯状不織布121,123は、合流部128で、複層ウェブS1を形成し、複層ウェブS1は、鋸歯形状の刃(不図示)がその表面において周方向に間欠的に形成されているギャザーカッタ130を通過する。これにより、基材シート12及び保持シート13の切れ込み20a(図1参照)に対応する切れ込みが形成される。そして、複層ウェブS1は合流部132に進む。
複層ウェブS1は、合流部132において、工程1を経た、第1の繊維束F1と合流し、複層ウェブS1に第1の繊維束F1が重ねられて複層ウェブS2が形成される。第1の繊維束F1は、第3のニップロール112a,112bと合流部132との間において、ある程度たるむことができるように構成されており、それによりダンサロールがこれらの間に設けられているのと同じ働きをする。
複層ウェブS2は、合流部136,138,140において、工程1を経た第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4と順次合流し、複層ウェブS2に第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4が順次重ねられて複層ウェブS3が形成される。
帯状不織布151は、清掃部材1の短冊シート7に対応する。帯状不織布151は、不織布ロール150から連続的に巻出され、ダンサロール152を通過することによって間欠的に搬送され、そして、ギャザーロール154を通過する。ギャザーロール154は、その表面にその周方向に連続した鋸歯形状の刃(図示しない)を有し、それにより、ギャザーロール154を通過した帯状不織布151に鋸歯形状の切れ込み(不図示)が形成される。
帯状不織布151は、合流部156において複層ウェブS3と合流し、複層ウェブS3に帯状不織布151が重ねられて複層ウェブS4が形成される。
[工程2b]
以下、工程2bについて説明する。
複層ウェブS2は、第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4と合流する前に、第2融着部形成装置134を通過する。第2融着部形成装置134は、複層ウェブS2に含まれる帯状不織布121,123及び第1の繊維束F1を融着し、2本の第2融着部11(図3参照)を形成する。これにより、複層ウェブS2は、その厚さ方向にわたって融着される。本実施形態では、第2融着部形成装置134として、ヒートシール装置が使用されているが、その他のシール装置(例えば、超音波シール装置等)を使用してもよい。
複層ウェブS4は、第1融着部形成装置158を通過する。第1融着部形成装置158は、複層ウェブS4の全体を融着し、複層ウェブS4に第1融着部8(図3等参照)を形成する。これにより、複層ウェブS4が、その厚さ方向にわたって融着される。本実施形態では、第1融着部形成装置154として、ヒートシール装置が使用されているが、融着部形成装置は適宜変更可能である。別の実施形態として、超音波シール装置が使用される実施形態が挙げられる。
[工程2c]
以下、工程2cについて説明する。第1融着部形成装置158を通過した複層ウェブS4がカット装置160において複層ウェブS4の幅方向に切断され、個々の清掃部材1が切り出される。また、上述したとおり4つの光電管181〜184で検知された、ほぼ開繊されていない繊維束F1〜F4の連結部b(図5)を含む清掃部材1が、排出装置190によって排出される。排出装置190は、その態様について詳しく図示されていないが、清掃部材1の搬送路の脇に配置されており、制御部(不図示)からの命令によって清掃部材1を排出位置においてその搬送路から、例えば押し出すことによって排出する装置である。なお、上記制御部は、例えば、コンピュータやPLC(プログラマブルロジックコントローラ)等を本体とし、この本体はプロセッサとメモリとを有するものである。検知部が繊維束F1〜F4の連結部bを検知する検知位置から、清掃部材1を排出装置190によって清掃部材1の搬送路から排出する排出位置までの距離は一定である。したがって、これらの間に存在する複層ウェブから取得することのできる清掃部材1の数Nは、「(検知位置から排出位置までの距離)÷(1つの清掃部材1の1辺の長さL(図3))」により算出できる。検知部により、繊維束F1〜F4の連結部bが検知位置を通過したことを検知すると、検知信号が、制御部に入力され、制御部によって排出位置を通過する清掃部材1の数のカウントを開始し、そのカウントが上記清掃部材1の数Nに達すると、つまり繊維束の連結部bを含む清掃部材1が排出部に到達すると、排出装置を起動することにより、繊維束F1〜F4の連結部bを含む清掃部材1を排出する。上述のカウント開始からN番目の清掃部材1のみを排出することにより、ほぼ開繊されていない繊維束F1〜F4の連結部bを含む品質の低い清掃部材1が製品に混入することを抑制できる。しかしながら、より確実な繊維束の連結部bの排出を実行するために、N番目の前後2つの清掃部材1(N−2,N−1,N,N+1,N+2)又は、N番目の前後1つの清掃部材(N−1,N,N+1)を排出することもできる。これは、繊維束の連結部bに近い部分に関しても、繊維束F1〜F4の開繊が十分にされない場合があるからである。
本実施形態によって製造された清掃部材1は、短冊シート7を含むが、別の実施形態によって製造された清掃部材は、短冊シート7を含まない。また、本実施形態によって製造された清掃部材1では、被挿入部14が、清掃部材1の表面に位置するが、別の実施形態によって製造された清掃部材は、基材シート12及び保持シート13と繊維状部材3〜6との積み重ねの順番を変更することによって、被挿入部14が、隣接する繊維状部材3〜6のいずれかの間に配置される。それにより、清掃部材1の両面を使用して清掃することができる。このとき、被挿入部14への挿入部16の挿入を容易にするために、基材シート12及び保持シート13の長手方向(図3の上下方向)の寸法を、繊維状部材3〜6よりも長くすることが好ましく、これらの寸法を任意に決定することができる。また、このとき、短冊シート7を使用してもしなくてもよいし、清掃部材1の両面に短冊シート7を配置してもよい。
図5は、2つの収納コンテナ201、202のそれぞれに収納された先行の第1の繊維束F1aと、後続の第1の繊維束F1bを連結させた第1の繊維束F1を、非回転バー301、302によって繊維束F1を方向転換させて、ニップロール102a、102b(図4)まで送り出すことを模式的に示した図である。つまり、繊維束F1は、参照記号aで表された箇所において図5から図4へ、図をまたがって繋がっている。すなわち、図5に記載されている工程は、図4を参照して説明された上記工程1aの前工程であることに留意されたい。先行の繊維束F1aの終端eaと後続の繊維束F1bの始端ebとをヒートシール等による融着、又はホットメルト等による接着によって、固定することにより、これらの繊維束F1a、F1bをこれらの終端ea及び始端ebの外表面において連結することによって、清掃部材1を連続生産することが可能となる。なお、本実施形態では、手持ち型のヒートシール装置を用いて、上記終端eaと始端ebとを手動で融着させることによって、固定部HS(図6)が形成される。別の実施形態では、上記終端eaと始端ebとが、ロボットアーム等を用いてハンドリングされて、ヒートシール装置等を用いて固定される。
図6は2つの第1の繊維束F1の連結部bを模式的に示した図である。繊維束F1の連結部bは、固定部HSが形成されていることによって固く固定されていることから開繊されず、ひいては開繊工程(上記工程1a)を経ても幅がほぼ拡幅しないことが理解できる。なお、図6に示すように、本実施形態では固定部HSは3箇所である。しかしながら、固定部HSは、後の工程において繊維束F1に付与される張力によって繊維束F1の連結部bの固定が外れない程度に固く固定されていれば、1又は2箇所でもよく、4箇所以上であってもよい。
これより、上述したように、上記工程1bの最後において、本実施形態では一対の光電管181〜184である検出部が繊維束F1〜F4の連結部bを検知する機構についてさらに詳しく説明する。なお以下では、繊維束F1〜F4の連結部bの検知について、代表して、第1の繊維束F1及び第1光電管181について説明する。しかしながら、当然に、第2の繊維束F2及び第2光電管182、第3の繊維束F3及び第3光電管183、並びに第4の繊維束F4及び第4光電管184についても、第1の繊維束F1及び第1光電管181と同様の機構をもって、第2〜第4の繊維束F2〜4の連結部bをそれぞれ、第2〜第4光電管182〜184によって検知することができる。その結果、ほぼ開繊されていない繊維束F1〜4の連結部bを含む、品質の低い清掃部材1を排出することができる。
図7は、第1の繊維束F1を搬送する工程において、第1の繊維束F1の連結部bではない部分が一対の光電管181の下を通過する状態を模式的に示した概略図である。図7では、光電管181の発光部によって照射された光線が当たることになる、繊維束F1の表面部分である光照射部LIが互いに、繊維束F1の幅方向に所定の距離だけ離間されている。図7の場合では、繊維束F1の幅が清掃部材1の寸法に合わせて開繊されて拡幅されているので、発光部からの光線が繊維束F1によって反射される。こうした反射光の両方を光電管181の受光部によって感知することによって、光電管181の下を通過している繊維束F1の部分が、繊維束F1の連結部bではないことを検知することができる。
図8は、第1の繊維束F1を搬送する工程において、第1の繊維束F1の連結部bが一対の光電管181の下を通過している状態を模式的に示した概略図である。図8では、光電管181の下に第1の繊維束F1の連結部bが位置しており、上述のように連結部bはほぼ開繊されておらず、それにより拡幅されていないことから、図7の状態では繊維束F1の表面部分に当たっていた、光電管181の発光部によって照射された光線が繊維束F1に当たらなくなる。したがって、光電管181の受光部は、発光部からの光線の反射光を感知しなくなることによって、光電管181の下を通過している繊維束F1の部分が、繊維束F1の連結部bであることを検知することができる。なお、図8では、光電管181の受光部の両方が反射光を検知しないが、受光部のいずれか一方が反射光を検知しなければ、繊維束F1の端部bが光電管181の下を通過したと検知することもできる。以上に説明したように、光電管181によって繊維束F1の連結部bを検知するためには、光照射部LI同士の間隔は、繊維束F1の連結部bの幅よりも広く、繊維束F1の連結部b以外の部分の幅よりも狭くなるように、検知精度を考慮しつつ光電管181を配置すべきである。
本実施形態では、繊維束F1の幅方向の長さが所定の長さ(光照射部LI同士の間の距離)よりも短いことを検知することによって、繊維束F1の連結部bを検知するようにしている。しかしながら、別の実施形態では、繊維束F1の厚さを検知してもよいし、固定部HSは融着又は接着したことで固くなっているので、例えば接触式のセンサによって繊維束F1の連結部bと連結部b以外の部分との固さの違いを検知するようにしてもよい。
本願は、下記出願の利益を主張し、これら全体を参照し、本明細書に組み入れられる。
(1)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289181号、及びその優先権を主張する米国出願、
(2)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289182号、及びその優先権を主張する米国出願、
(3)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289174号、及びその優先権を主張する米国出願、
(4)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289189号、及びその優先権を主張する米国出願、
(5)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289175号、及びその優先権を主張する米国出願、
(6)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289188号、及びその優先権を主張する米国出願、
(7)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289179号、及びその優先権を主張する米国出願、
(8)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289177号、及びその優先権を主張する米国出願、
(9)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289184号、及びその優先権を主張する米国出願、
(10)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289178号、及びその優先権を主張する米国出願、
(11)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289176号、及びその優先権を主張する米国出願、
(12)2013年1月10日に日本国に出願された特願2013−002855号、及びその優先権を主張する米国出願、並びに
(13)2013年1月10日に日本国に出願された特願2013−002857号、及びその優先権を主張する米国出願。
1・・・清掃部材,2・・・起毛部,3・・・第1繊維状部材,4・・・第2繊維状部材,5・・・第3繊維状部材,6・・・第4繊維状部材,7・・・短冊シート,8・・・第1融着部,11・・・第2融着部,12・・・基材シート,13・・・保持シート,14・・・被挿入部,15・・・把持具,16・・・挿入部,16a・・・突起,17・・・ホルダ部,18・・・融着線,20・・・短冊片,20a・・・切れ込み,100・・・清掃部材の製造装置,102a,102b・・・第1のニップロール,104・・・テンションロール,106a,106b・・・第2のニップロール,108・・・エアー供給器,110・・・転写ロール,112a,112b・・・第3のニップロール,113・・・ブレード部材,114・・・油剤槽,120,122,150・・・不織布ロール,121,123,151・・・帯状不織布,124,126,152・・・ダンサロール,128,132,136,138,140,156・・・合流部,130・・・ギャザーカッタ,134・・・第2融着部形成装置,154・・・ギャザーロール,158・・・第1融着部形成装置,160・・・カット装置,181・・・第1光電管(検知部),182・・・第2光電管(検知部),183・・・第3光電管(検知部),184・・・第4光電管(検知部),190・・・排出装置,201,202・・・収納コンテナ,301,302・・・非回転バー,F1・・・第1の繊維束,F2・・・第2の繊維束,F3・・・第3の繊維束,F4・・・第4の繊維束,b・・・連結部,ea・・・終端,eb・・・始端

Claims (9)

  1. 搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された前記繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造する方法であって、
    前記清掃部材を製造する方法が、
    開繊前の少なくとも2つの前記繊維束を連結することにより連結部を形成する工程であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結する、連結部を形成する工程、及び
    前記連結部を形成する工程の後であって、前記繊維束と前記帯状不織布とを積み重ねる前に、前記繊維束を開繊する工程、
    を少なくとも含
    前記清掃部材を製造する方法は、更に、前記繊維束を開繊する工程の後に、
    前記繊維束と前記帯状不織布とを積み重ねて複層ウェブを形成する工程と、
    前記複層ウェブに含まれている前記繊維束と前記帯状不織布とを互いに固定する工程、
    を含む、清掃部材を製造する方法。
  2. 前記繊維束を開繊する工程の後であって、前記繊維束と前記帯状不織布とを積み重ねる前に、前記連結部を検知する検知部によって、前記連結部を検知する工程を更に含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記検知部は、前記繊維束の幅方向の長さが所定の長さよりも短いことを検知することによって、前記連結部を検知する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記固定する工程が、前記複層ウェブに含まれている前記繊維束と前記帯状不織布とを互いに融着する工程である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記固定する工程の後に、
    前記複層ウェブを、個々の前記清掃部材を形成するように、前記複層ウェブの幅方向にカットする工程と、
    前記清掃部材のうちの、前記繊維束の前記連結部を含む清掃部材を排出する工程と、
    を更に含む、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 搬送方向に長い繊維束を開繊し、少なくとも、開繊された前記繊維束と帯状不織布とを積み重ねることにより形成された複層ウェブをカットすることによって得られる清掃部材を製造するシステムであって、
    前記清掃部材を製造するシステムが、
    開繊前の少なくとも2つの前記繊維束を連結する装置であって、先行の繊維束の搬送方向の終端と後続の繊維束の搬送方向の始端を連結することによって連結部を形成する、前記繊維束を連結する装置、及び
    前記連結部が形成された前記繊維束を開繊する装置、
    を少なくとも備え
    前記清掃部材を製造するシステムは、更に、
    開繊された前記繊維束と前記帯状不織布とを積み重ねて複層ウェブを形成する装置と、
    前記複層ウェブに含まれている前記繊維束と前記帯状不織布とを互いに融着する装置と、
    を備える、清掃部材を製造するシステム。
  7. 開繊された前記繊維束と前記帯状不織布とを積み重ねる前に前記連結部を検知する検知部を含む装置を更に備える、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記検知部は、前記繊維束の幅方向の長さが所定の長さよりも短いことを検知することによって、前記連結部を検知する、
    請求項7に記載のシステム。
  9. 前記融着された複層ウェブを、個々の前記清掃部材を形成するように、前記複層ウェブの幅方向にカットする装置と、
    前記清掃部材のうちの、前記繊維束の前記連結部を含む前記清掃部材を排出する装置と、を更に備える、
    請求項6〜8のいずれか一項に記載のシステム。
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