JP2005162461A - 排紙収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排紙収納装置において、エンドフェンスの改良にかかり、画像形成装置から排出された用紙の排紙揃え性能を向上させること。
【解決手段】 エンドフェンス40を構成するフェンス体14の面に板状の衝撃吸収材15を重ねた構成とし、該衝撃吸収材15はその下端部をフェンス体14に固定し、その中間部は凸状傾向に湾曲させ、その上端部はフェンス体14の上端部に形成した係合部に可動状に係合させ、前記中間部について、フェンス体14と衝撃吸収材15との間にスペーサ28を設け、用紙が衝突する位置で衝撃吸収材15とフェンス体14との間に空隙を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置排出口から排出された用紙を整然と排紙トレイに積載する排紙収納装置に関する。
画像形成装置排出口から排出された用紙を整然と排紙トレイに積載する排紙収納装置に関し、以下の技術がある。
(イ). 排紙台上に起立したフェンス体と、このフェンス体の排紙受け止め面側に、該排紙受け止め面との間に間隙を介して取り付けられた衝撃吸収材とを有し、この衝撃吸収材は、上端が上下方向に変位可能に支持され、下端部が固定されている構造(例えば、特許文献1参照)。
かかる公知技術では、フェンス体の前側(用紙搬送方向上流側)に板状の衝撃吸収材(スポンジ体)が設けてある。衝撃吸収材の下端部はフェンス体に接着等により固定されていて、上側は前側に凹状に湾曲していて、上端部はフェンス体の上部に形成された係合部にゆとりをもたせて挟み込まれることで、フェンス体と衝撃吸収材との間に間隙を形成している。
衝撃吸収材の上端部はフェンス体の係合部にゆとりをもたせて挟み込まれているため、上下に変位可能なことから、用紙が積載されて衝撃吸収材の上端部が下方へ変位することで、用紙衝突位置におけるフェンス体と衝撃吸収材との隙間量の変位がほとんど減少せず、用紙衝突時の衝撃を吸収することができる。
(ロ). フェンス体の下部に「足」を伸ばし、排紙トレイ上面に溝を切り、フェンス体の下部と排紙トレイ上面とを交差させることによって、フェンス体の下部と排紙トレイ上面との間からの用紙のすり抜けを防止するようにしている。
上記(イ)にかかる従来技術において、用紙種類、画像状態の違い、環境の変化等によって、排出される用紙がフェンス体に衝突する時のクッションの挙動が異なり、用紙の衝突エネルギーが吸収されず、用紙が用紙排出口側に戻されることがある。
また、環境条件に応じて、衝撃吸収材の温度依存性の関係から、衝撃吸収材の弾性が変化してしまうことがある。そのため、衝撃吸収材上端部をフェンス体上部に形成された係合部にゆとりを持たせて挟み込ませたとき、衝撃吸収材の吸収性だけでは衝突エネルギーを吸収しきれず、用紙がフェンス体に衝突した後、跳ね返りが大きくなってしまい、排紙トレイ上に用紙を整然と積載できないことがある。
上記(ロ)にかかる技術において、フェンス体が用紙受け止め位置にそのまま存在すると、排紙トレイ上に積載された用紙を除く際に邪魔になる。そこで、フェンス体を回動可能な片持ちの支持アームで排紙装置本体部に支持した構成とし、用紙取り出し時にこの支持アームを回動させてフェンス体を用紙除去領域から退避するようにした構成が採用されている。
かかる構成を採用しているとき、フェンス体下部に前記したように「足」が伸びていると、フェンス体や衝撃吸収材を一体として該支持アームを回動させて用紙除去領域から退避させた後、元の位置にセッティングする操作に際し、上記「足」とトレイ上面部との間にオペレーターが手を挟み「怪我」をするおそれがある。
これを避けるには、フェンス体の下部と排紙トレイ上面との間に「隙間」を設ければよいのであるが、そのようにすると、フェンス体に衝突した用紙が下の「隙間」からすり抜けてしまう。
特開平11−217151号公報
本発明の課題は、画像形成装置排出口から排出された用紙の先端がエンドフェンスに衝突した際に、衝撃吸収材の形状により用紙が用紙排出口側に跳ね返らないようにして排紙揃え性能を向上させることにある。本発明のさらなる課題は、エンドフェンスに衝突した用紙が排紙トレイに積載されるとき、エンドフェンス下部と排紙トレイの上面との間から用紙がすり抜けることを防止し、かつ、オペレーターの安全性を確保することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、以下の構成とした。
(1). 画像形成装置の排出口から排出された用紙を排紙台上方に起立状に配置されたエンドフェンスを用いて整列積載する排紙収納装置において、前記エンドフェンスを構成するフェンス体の前記排出口側の面に板状の衝撃吸収材を重ねた構成とし、該衝撃吸収材はその下端部を前記フェンス体に固定し、その中間部は前記排出口側に凸状となる傾向に湾曲させ、その上端部は前記フェンス体の上端部に形成した係合部に可動状に係合させ、前記中間部について、前記フェンス体と前記衝撃吸収材との間にスペーサを設け、用紙が衝突する位置で衝撃吸収材とフェンス体との間に空隙を形成した(請求項1)。
(2). (1)記載の排紙収納装置において、用紙が積載される範囲の前記衝撃吸収材の表面部(用紙積載部)は、排出された用紙が衝突する前記衝撃吸収材の表面部(用紙衝突部)よりも、用紙の排出方向下流側に位置させた(請求項2)。
(3). (1)又は(2)記載の排紙収納装置において、少なくとも、用紙が衝突する前記衝撃吸収材の表面部(用紙衝突部)から、用紙が積載される範囲(用紙積載部)の手前までをR形状とし、用紙積載部での前記衝撃吸収材の表面部を平坦な鉛直面で構成した(請求項3)。
(4). (1)乃至(3)の何れかに記載の排紙収納装置において、前記フェンス体の下部に軟性材を設けた(請求項4)。
(5). (4)記載の排紙収納装置において、前記軟性材は前記排紙トレイと前記フェンス体との隙間を埋めることができる大きさとした(請求項5)。
(6). (1)乃至(5)の何れかに記載の排紙収納装置において、用紙が積載される範囲の前記衝撃吸収材の表面部(用紙積載部)の延長上に軟性薄板材を設けた(請求項6)。
請求項1記載の発明では、フェンス体と衝撃吸収材との間にスペースを作るスペーサを設け、排出された用紙が衝撃吸収体に衝突する位置において、フェンス体と衝撃吸収材との間にスペーサがあることによって、用紙の種類、環境の違い等、異なる条件に対応し、衝撃吸収材の衝撃吸収性により、また、衝撃吸収材の上部が排紙方向下流側に変位可能なことにより用紙の衝突力を吸収し、用紙を整然と積載することができる。
請求項2記載の発明では、排出された用紙が衝撃吸収材に衝突して自由落下する際、衝撃吸収材の表面にならって用紙が流れ落ち、用紙の排出方向下流側に整然と積載できる。
請求項3記載の発明では、排出される用紙がR形状に沿って落下し、平坦な鉛直面で構成される用紙積載部にならい、垂直に整然と積載することができる。
請求項4記載の発明では、フェンス体をセットするとき、フェンス体の下部に触れて怪我をすることがない。
請求項5記載の発明では、排紙トレイとフェンス体との間の隙間を軟性材で埋めたので、排出された用紙がフェンス体の下部からすり抜けることなく整然と積載することができる。
請求項6記載の発明では、フェンス体下部の衝撃吸収材の表面延長上に軟性薄板材を設置することによって、衝突した用紙の先端が衝撃吸収材の表面上をすり落ちてきたとき、抵抗なくトレイに整然と積載することができる。
[1] 画像形成装置及び排紙収納装置の全体構成
図1乃至図3は、本発明にかかる排紙収納装置およびこれに接続された画像形成装置を示している。先ず、排紙収納装置1が接続される画像形成装置としての孔版印刷装置2についてその概要を簡単に説明する。
孔版印刷装置2は、筐体3のほぼ中央部に印刷部4を、右方に給紙部5を左方に排紙部6を有している。印刷部4は、製版されたマスタを巻装して回転する版胴7と、版胴7と同期して回転し版胴7に対して用紙Pを圧接させる圧胴8とを有している。
給紙部5は、用紙Pを積載する給紙トレイ9と、給紙トレイ9上から印刷部4に向けて用紙を給送する図示しない給紙機構部を有している。排紙部6は、印刷部4で印刷された用紙Pを機外に排出させるエンドレスベルト状の排紙搬送部材10を有している。
孔版印刷装置を構成する筐体3の内部には、マスタを製版する図示しない製版部と、版胴7の外周部上から使用済みのマスタを剥離する図示しない排版部とが設けられている。これらの構成により、孔版印刷装置2は、給紙部5から給送された用紙Pを印刷部4にて印刷し、印刷された用紙Pを排紙部6によって筐体3の外部に排出する。
図1において、この排紙搬送部材10の下流側、つまり、排紙搬送部材10の左方には、当該孔版印刷装置の排出口26(排紙搬送部材10の下流側にある開口)から排出された用紙を整列させる手段を具備した排紙収納装置1を構成する筐体11があり、この筐体11には、用紙を排紙台12上に整列積載する手段として、用紙排出方向と直交する鉛直面に沿わせて、起立状にエンドフェンス40が設けられている。
次に、本発明の特徴部を具備した排紙収納装置1について説明する。排紙収納装置1には、装置本体としての筐体11と排紙台12と、一対の案内用サイドフェンス13と、エンドフェンス40が設けられている。エンドフェンス40は、1つのフェンス体14及びこのフェンス体14に設けられた衝撃吸収材15、その他の付帯部材などからなる。この衝撃吸収材15は、スポンジ体或いはスポンジ状の軟弾性材からなる。
排紙台12は、筐体11の内部に設けられた図示しない上下動機構に支持されており、筐体11の側部に取り付けられた排紙台上下手段としての駆動モータM15によって上下動される。
排紙台12の上下動機構としては、例えば、特開2002−226122号公報に記載されたものと同様のものが用いられ、この上下動機構には排紙台12上に積載された用紙Pの上面位置を検知する上面検知センサS16が設けられており、この上面検知センサS16が用紙Pを検知したときに、排紙台12が所定量だけ下降するように構成されている。
図3に示すように、排紙台12の用紙排出方向先端側には、用紙を積載する際に用紙をU字形状を維持させるための楔形をした部材18を固定している。
用紙を排紙台12上に用紙幅方向にする手段としてのサイドフェンスは、印刷機から排出される用紙を排紙台12へ案内する案内案内用サイドフェンス13と排紙台12に積載する用紙をガイドする積載用サイドフェンス17を有する。
排紙台12の上方に、用紙幅方向(図1の紙面を貫く方向)に対向して一対の案内用サイドフェンス13が位置している。これら一対の案内用サイドフェンス13はそれぞれ、用紙幅方向に対向して配置されている上下方向に長い4本の支柱状の積載用サイドフェンス17の内側に固定されている。また、各積載用サイドフェンス17は、排紙台12に対して上下方向に延びていて、排紙台12の上下方向の移動ストロークをカバーしている。これら4本の積載用サイドフェンス17は、用紙幅方向に調整可能な駆動手段として上下に設置されているサイドフェンス駆動部たる上部駆動部17U、17Dにそれぞれ固定されていて、用紙のセンタを基準として、用紙幅方向の対向間隔を狭めたり、広げたるするように駆動される。
例えば、サイドフェンス駆動部たる上部駆動部17U、17Dは、ピニオン・ラック機構によって、用紙幅方向に一対の動きをする。ピニオンは、用紙幅方向の中央に存在し、このピニオンから筐体外部にベルト・プーリを介して調整ハンドルがあり、また、上部駆動部17U、下部駆動部17Dを連動するために、筐体11の外部に軸、プーリを介して、ワンハンドルにて用紙幅を調整することができる(図省略)。
[2] フェンス及びその周辺構造及び請求項に対応する説明
図1乃至図4に示すように、フェンス体14は、排紙台12とは別に排紙台用紙積載面(排紙台12の上面)より上方に位置し、筐体11に支点軸19を介して回動自在に支持されているフェンス体支持部材(移動機構部材)20に固定されている。
このフェンス体支持部材20は、フェンス体14について、用紙幅方向の略中央部に備えられている。図4に示すように、フェンス体14の上部中央には、支持片21の下部が固定されている。この支持片21の上部はコの字状に折曲されていて、フェンス体支持部材20の内部で用紙幅方向に固定支持されているガイドバー22に摺動可能に嵌合している。
これにより、フェンス体14は、用紙排出方向にスライド可能であり、用紙排出方向長さによって調整可能となっている。用紙排出方向に用紙長さが決定されることによりフェンス体14の位置が決定したときには、支持片21を螺合貫通しているねじ23と一体的なつまみ24を手動で回転させてガイドバー22と支持片21とを一体化することでフェンス体14の位置を定める。
フェンス体14の位置を変える際には、つまみ24を緩めれば、ガイドバー22と支持片21との一体化が解除されるので、フェンス体14をガイドバー22に沿わせて移動させることができる。つまみ24は回転操作が可能なようにフェンス支持体20の上部から外部に露出しており、また、図4、図5にも示すように、該つまみ24と一体のねじ23は用紙排出方向での移動が可能なように、フェンス支持部材20について用紙排出方向に形成された溝25内に位置している。
[2.1]請求項1について
図3、図4、図6などに示すように、フェンス体14の前記排出口26側(フェンス体14の右側)の面に板状の衝撃吸収材15を重ねた構成とし、該衝撃吸収材15はその下端部、図中、フェンス体14に密着した部分をフェンス体14に固定し、その中間部は排出口26側(右側)に凸状となる傾向に湾曲させ、該湾曲部の上端部はフェンス体14の上端部に形成したコの字状に折曲された係合部27に可動状に係合させている。かつ、前記中間部(湾曲部)について、フェンス体14と衝撃吸収材15との間にスペーサ28を設け、該スペーサ28が設けられた部位と、係合部27との中間位置たる用紙が衝突する位置で衝撃吸収材15とフェンス体14との間に空隙29を形成した(請求項1)。用紙の先端が衝突する位置において、フェンス体14と衝撃吸収板15との間にスペースを設けるためにスペーサ28を設置したのが特徴である。
このように、フェンス体14と衝撃吸収材15との間に空隙29(スペース)を作り、排出された用紙が衝撃吸収体15に衝突する位置、及びその近傍において、フェンス体14と衝撃吸収材15との間にスペーサ28があることによって、用紙の種類、環境の違い等、異なる条件に対応し、衝撃吸収材15の衝撃吸収性により、また、衝撃吸収材15の上部が片持ち支持構造の自由端側に相当して排紙方向下流側に変位可能なことにより用紙の衝突力を吸収し、用紙を整然と積載することができる。
ここで、フェンス体14としては金属板或いは樹脂板を用い、衝撃吸収材15としては、用紙の先端が衝突する際に発生する衝突力を吸収する衝撃吸収材(スポンジシート)を用いている。
[2.2] 請求項2について
図6において、衝撃吸収材15をフェンス体14に貼付固定する位置は、当該衝撃吸収材15及びフェンス体14の各下部に相当し、両者は、接着材等を用いて固定されており、衝撃吸収材15は用紙排出方向上流側に凸状に形成されていて、その上端部は、フェンス体14上部にてコの字状に折曲して形成された係合部27内に余裕をもって挟み込まれて係合され、衝撃吸収材15が下端部を支点として排出方向下流側に変位可能である。
衝撃吸収材15について、その下端部であってフェンス体14に密着した固定部分に対応する排出口26側の面(右側面)の領域は用紙積載部30を構成する。この用紙積載部30は、衝撃吸収材15が凸状(R形状)になっているので、その表面であって排出された用紙が衝突する用紙衝突部31(係合部27とスペーサ部28との中間領域)よりも、用紙の排出方向下流側(左側)に位置している(請求項2)。
これにより、排出された用紙が衝撃吸収材15に衝突して自由落下する際、衝撃吸収材15の表面にならって用紙が流れ落ち、用紙の排出方向下流側に整然と積載できる。
[2.3]請求項3について
衝撃吸収材15について、用紙が衝突する位置から用紙が積載される領域までを排出方向上流側に凸状のR形状とし、用紙の積載される領域の表面部をストレートな鉛直面とする。これにより、排出された用紙は、衝突吸収材の表面部にならい、落下し積載される。用紙が積載される範囲の衝撃吸収材15の表面部は、排出された用紙が衝突する衝撃吸収材15の表面位置より排出方向下流側にあり、用紙が積載されるとき、常にフェンス体14側へ突き当たりながら積載される。
このように、用紙が衝突する衝撃吸収材15の表面部である用紙衝突部31から、用紙が積載される範囲(用紙積載部)の手前までをR形状とし、用紙が積載される範囲の前記衝撃吸収材の表面部(用紙積載部)を平坦な鉛直面で構成したので、排出される用紙がR形状に沿って落下し、平坦な鉛直面で構成される用紙積載部にならい、垂直に整然と積載することができる。
[2.4]請求項4について
既に説明したように、衝撃吸収材15を保持したフェンス体14はフェンス体支持部材(移動機構部材)20に固定されていて、この支持部材20は筐体11に支点軸19を介して回動自在に支持されている。
図4に拡大して示したように、フェンス体支持部材20は、フェンス体14を排紙台12上で用紙を受け得るように起立状に位置させるとき、筐体11に設けたストッパ部材33にフェンス体支持部材20の一部が回転モーメントにより当接して位置が保持されている。
所定枚数の印刷を終了し排紙台12上に積載された用紙を取り出す際には、フェンス体支持部材20の自由端部を持ち上げる操作を行うことで、支点軸19を支点としてフェンス体支持部材20を回動させ、図9に示すように筐体2の上部に当接するまで跳ね上げる。これにより、排紙台12上の積載用紙を容易に取り出すことができる。
用紙を取り出したのち、フェンス体支持部材20を図9に示した状態から回動させて、図1、図3、図4などに示した用紙受け状態に復帰させるが、その際、フェンス体14の下部と排紙台12との間に手や指を挟むおそれがあり、危険である。
そこで、本例では、図4、図6、図7及び図6のA部を拡大した図8などに示したように、衝撃吸収材15の用紙排出方向上流側の表面延長上の下部につながるようにして、フェンス体14の下部両端にそれぞれ直方体状の軟性材32を設けた。軟性材32は、スポンジ状の柔らかで弾性に富む材料であるので、フェンス体14をセットするとき、フェンス体の下部に触れて怪我をすることがない。
[2.5] 請求項5について
上記において、フェンス体14の下部に軟性材32を設けることを説明したが、本例では、この軟性材32は排紙トレイ12とフェンス体14との隙間を埋めることができる大きさとし、排紙台12との隙間をなくしている。
衝撃吸収材15に衝突した用紙先端が該衝撃吸収材15の表面部をすりながら落下し、抵抗なく、トレイに積載されるが、このとき、用紙の重みでフェンス体14の下部をすり抜けようとするが、排紙台12との隙間をなくした軟性材32によって、用紙のすり抜けが防止される。ここで、軟性材32は、図の例のようにフェンス体14の下部両端ではなく、フェンス体14の下部全体にわたり設けてもよいし、または、下部中央の一箇所に設けるようにしてもよい。
[2.6]請求項6について
図4、図6、図7及び図6のA部を拡大した図8などに示したように、用紙が積載される範囲の衝撃吸収材15の表面部(用紙積載部)の延長上に軟性薄板材34を設けた。
この軟性薄板材34は、L字上に折曲された薄板からなり、一つの面34aがフェンス体14の下端部のL字上に折曲された面に重ね合わせて固定されており、もう一つの面34bが軟性材32の表面に沿わせて設けてある。
図7に示すように、軟性薄板材34の一つの面34bが、フェンス体14下部に位置する衝撃吸収材15の表面延長上に位置することによって、衝突した用紙の先端が衝撃吸収材15の表面上をすり落ちてきたとき、軟性薄板材34の一つの面34bを案内として抵抗なく排紙台12に整然と積載される。
ここで、排紙台12上に用紙を積載するに際して、衝撃吸収剤15に静電気が帯電すると、用紙の円滑な積載に障害となる。本例では、図7及び図6のB部を拡大して示した図10にも示すように、衝撃吸収材15の上部であって、フェンス体14の曲げ部内側と接触する表面部に両面テープ35を用いて、除電ブラシ36を貼付した。これにより、衝撃吸収剤15に帯電する静電気が除電されて、用紙を円滑に積載することが可能である。
[3] 排紙積載状況
排紙積載状況について説明する。孔版印刷装置2から排出される用紙の巾、長さに対応させ、案内用サイドフェンス13、エンドフェンス40(フェンス体14及び衝撃吸収材15を含む構成物)の位置調整を行う。孔版印刷装置2から排出された用紙は案内用サイドフェンス13によって排紙台12へ案内され、用紙先端が衝撃吸収材15に衝突し、案内用サイドフェンス13を介して積載用サイドフェンス17などによって規制されながら自由落下し、排紙台12上に積載される。
積載された用紙の高さが筐体11の前後に設置されている上面検知センサS16より高くなり、一定時間経過したとき、積載された高さ分、排紙台12が下降させるためDCモータM15が一定時間稼動し、排紙台12が下降し停止する。この動作が繰り返され、大量に排紙積載することができる。排紙台12が最下限に達したとき図示しない下限センサがこれを検知することで印刷を停止させることとする。
孔版印刷装置及び排版収納装置の概略構成を説明した正面図である。 排版収納装置の平面図である。 排版収納装置の外観斜視図である。 エンドフェンス及びフェンス体支持部材の側面図である。 フェンス体支持部材の平面図である。 エンドフェンスの側面図である。 エンドフェンスの正面図である。 エンドフェンスの下の一部を示した部分側断面図である。 エンドフェンスを排紙トレイから回動退避させた状態を示した斜視図である。 エンドフェンスの上の一部を示した部分側断面図である。
符号の説明
14 フェンス体
15 衝撃吸収材
8 投影手段
28 スペーサ

Claims (6)

  1. 画像形成装置の排出口から排出された用紙を排紙台上方に起立状に配置されたエンドフェンスを用いて整列積載する排紙収納装置において、
    前記エンドフェンスを構成するフェンス体の前記排出口側の面に板状の衝撃吸収材を重ねた構成とし、該衝撃吸収材はその下端部を前記フェンス体に固定し、その中間部は前記排出口側に凸状となる傾向に湾曲させ、その上端部は前記フェンス体の上端部に形成した係合部に可動状に係合させ、
    前記中間部について、前記フェンス体と前記衝撃吸収材との間にスペーサを設け、用紙が衝突する位置で衝撃吸収材とフェンス体との間に空隙を形成したことを特徴とする排紙収納装置。
  2. 請求項1記載の排紙収納装置において、
    用紙が積載される範囲の前記衝撃吸収材の表面部(用紙積載部)は、排出された用紙が衝突する前記衝撃吸収材の表面部(用紙衝突部)よりも、用紙の排出方向下流側に位置していることを特徴とする排紙収納装置。
  3. 請求項1又は2記載の排紙収納装置において、少なくとも、用紙が衝突する前記衝撃吸収材の表面部(用紙衝突部)から、用紙が積載される範囲(用紙積載部)の手前までをR形状とし、用紙積載部での前記衝撃吸収材の表面部を平坦な鉛直面で構成したことを特徴とする排紙収納装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の排紙収納装置において、
    前記フェンス体の下部に軟性材を設けたことを特徴とする排紙収納装置。
  5. 請求項4記載の排紙収納装置において、前記軟性材は前記排紙トレイと前記フェンス体との隙間を埋めることができる大きさであることを特徴とする排紙収納装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の排紙収納装置において、
    用紙が積載される範囲の前記衝撃吸収材の表面部(用紙積載部)の延長上に軟性薄板材を設けたことを特徴とする排紙収納装置。
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