JP6074967B2 - 振動片、振動子、電子デバイス、電子機器、および移動体 - Google Patents

振動片、振動子、電子デバイス、電子機器、および移動体 Download PDF

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Description

本発明は、振動片、およびこれを用いた振動子、電子デバイス、電子機器、並びに移動体に関する。
従来から、角速度を検出するための振動片として、いわゆる「ダブルT型」のジャイロ振動片が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されているジャイロ振動片は、基部と、基部から両側へy軸に沿って延出している第1、第2検出振動腕(検出アーム)と、基部から両側へx軸に沿って延出している第1、第2連結腕(連結アーム)と、第1連結腕から両側へy軸に沿って延出している第1、第2駆動振動腕(駆動アーム)と、第2連結腕から両側へy軸に沿って延出している第3、第4駆動振動腕(駆動アーム)と、第1、第2検出振動腕および第1ないし第4駆動振動腕の先端部に幅広に設けられた重量部と、を含んでいる。
上述のようなジャイロ振動片は、近年、例えば、携帯機器、或いは車載機器など、その用途が拡大している。これにより、使用される温度環境も多岐に渡り、広い温度範囲において安定に動作することも要求されるようになっている。また、併せて小型化も要求されるようになっている。
このようなジャイロ振動片においては、室温において、第1ないし第4駆動振動腕の共振周波数fd(Hz)(以下、「駆動振動周波数fd」という。)を一定値に調節しても、周囲温度が高温や低温に変化したとき、共振周波数の変動や特性の変動などの所謂温度ドリフトが発生する。この温度ドリフトの発生には、面外屈曲振動モードなどの不要振動が影響することが知られている。この温度ドリフトの抑制のため、例えば、特許文献2には、面外屈曲モードとしての面外屈曲一次モード振動周波数fs1を、fd×2.2≦fs1≦fd×2.8、またはfd×3.2≦fs1≦fd×3.8のいずれかとすることが提案されている。
特開2006−201011号公報 特開2008−26110号公報
しかしながら、前述の従来技術のジャイロ振動片では、駆動振動周波数fdと面外屈曲モード振動周波数fsとの関係においては有効であったが、面外屈曲モードと異なる不要振動に対しては効果が十分でなく、更なる温度ドリフトの低減が求められていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る振動片は、基部と、前記基部の一端から延出されている第1振動腕と、前記一端と反対側の前記基部の他端から延出されている第2振動腕と、を備え、前記第1振動腕および前記第2振動腕が、前記第1振動腕または前記第2振動腕が延出している第1方向と直交する第2方向に沿って振動する駆動振動周波数fdと、前記基部の重心と前記第1振動腕および前記第2振動腕とが、前記第1方向に沿って互いに同じ方向に振動するy1モード振動周波数fy1と、前記基部の重心と前記第1振動腕および前記第2振動腕とが、前記第1方向に沿って互いに逆方向に振動するy2モード振動周波数fy2と、の関係が、|fd−fy1|>|fd−fy2|であることを特徴とする。
上述の振動片におけるy2モード、およびy1モードは、振動片が駆動している(動作している)際に、僅かではあるが励起される不要振動である。y2モードは、基部の重心と、第1振動腕および第2振動腕と、が第1方向に沿って互いに反対方向に動く(振動する)振動モードである。このようなy2モードの振動においては、基部の重心と第1振動腕、および第2振動腕とが第1方向に沿って互いに反対方向に動くため、それぞれの動きによる振動が閉じ込められることになる。これに対し、y1モードの振動は、基部の重心と第1振動腕、および第2振動腕とが第1方向に沿って同じ方向に動く(振動する)振動モードである。このため、基部の振動と第1振動腕、および第2振動腕の振動とが、閉じ込めきれずに不要モード振動として振動片の温度ドリフトに影響を与えてしまっていた。なお、y2モード、y1モードの振動は、y2モード振動周波数fy2、あるいはy1モード振動周波数fy1が、第1振動腕、および第2振動腕の駆動振動周波数fdに近づくことによって励起され易い。
上述の適用例1によれば、第1振動腕、および第2振動腕の駆動振動周波数fdと、y1モードのy1モード振動周波数fy1と、y2モードのy2モード振動周波数fy2と、の関係が、|fd−fy1|>|fd−fy2|としている。即ち、不要モード振動として振動片の温度ドリフトに影響し易いy1モード振動周波数fy1と、第1振動腕、および第2振動腕の駆動振動周波数fdとの差を、y2モード振動周波数fy2と第1振動腕、および第2振動腕の駆動振動周波数fdとの差より大きくする。これにより、不要モード振動として振動片の温度ドリフトに影響するy1モードの振動が励起され難くなるため、振動片の温度ドリフトへの影響を抑えることができ、温度ドリフトの少ない安定した特性の振動片を提供することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の振動片において、前記基部から延出され、平面視で互いに反対方向に延伸されている第1梁および第2梁と、前記第1梁と連結されている第1固定部と、前記第1梁と平面視で前記基部を挟んで反対側に設けられ、前記第2梁と連結されている第2固定部と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、基部から互いに反対方向に延伸されている第1梁および第2梁を介して第1固定部および第2固定部が設けられている。このように、基部が対向配置された第1固定部および第2固定部のそれぞれに連結されているため、基部から梁にかけて生じる応力を緩和することが可能となり、梁に伝播している振動モレ現象による振動の固定部への伝播を低減することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載の振動片において、前記第1梁、および前記第2梁の厚は、前記基部の厚よりも薄いことを特徴とする。
本適用例によれば、第1梁、および第2梁の厚を、基部の厚よりも薄くすることにより、y1モードのy1モード振動周波数fy1を、第1振動腕、および第2振動腕の駆動振動周波数fdから遠ざけることができる。即ち、温度ドリフトの少ない振動片を提供することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載の振動片において、前記第1梁および前記2梁は、前記第1方向に沿って延伸されており、前記第1梁の前記第1振動腕側、および前記第2梁の前記第2振動腕側には、突起部が設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、厚みが薄くなることにより剛性が低下して変形し易くなった第1梁、および第2梁が、外部から加えられた衝撃などによって変形しても、設けられている突起部が第1振動腕あるいは第2振動腕に接触する。換言すれば、第1梁、および第2梁に設けられている突起部が、衝撃を吸収する、所謂緩衝材として機能し、振動片の破損などを防止することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載の振動片において、前記基部から両側へ前記第1方向に沿って延出されている第1および第2検出振動腕を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、第1検出用振動腕と第2検出用振動腕とを備えているため、温度ドリフトを低減させた角速度の検出が可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載の振動片において、前記第1振動腕は、第1および第2駆動振動腕を備え、前記第2振動腕は、第3および第4駆動振動腕を備え、前記第1梁は、前記基部から延出され、前記第1検出振動腕と前記第1駆動振動腕との間を通る第1連結梁と、前記基部から延出され、前記第1検出振動腕と前記第2駆動振動腕との間を通る第2連結梁と、を備え、前記第2梁は、前記基部から延出され、前記第2検出振動腕と前記第3駆動振動腕との間を通る第3連結梁と、前記基部から延出され、前記第2検出振動腕と前記第4駆動振動腕との間を通る第4連結梁と、を備え、前記基部は、前記第1連結梁、前記第2連結梁、前記第3連結梁、および前記第4連結梁を介して前記第1固定部、及び前記第2固定部と連結されている、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1連結梁〜第4連結梁のそれぞれの梁によって、基部が対向配置された第1固定部および第2固定部のそれぞれに連結されている。これにより、基部から梁にかけて生じる応力を緩和することが可能となり、梁に伝播している振動モレ現象による振動の固定部への伝播を低減することが可能となる。したがって、振動モレ現象による温度ドリフトを低減させることが可能となり、さらに前述の不要振動による温度ドリフトの低減と合わせて、温度ドリフトを低減させた角速度の検出が可能となる。
[適用例7]本適用例に係る振動子は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、前記振動片が収納されているパッケージと、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、前述の振動片を用いていることから、特性の安定した振動子、特に温度ドリフトを低減させた信頼性の高い振動子を提供することが可能となる。
[適用例8]本適用例に係る電子デバイスは、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、少なくとも前記振動片を駆動させる機能を有している回路素子と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、前述の振動片を用いていることから、特性の安定した電子デバイス、特に温度ドリフトを低減させた信頼性の高い電子デバイスを提供することが可能となる。
[適用例9]本適用例に係る電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、前述の振動片を用いていることから、特性の安定した電子機器、特に温度ドリフトの低減などによる信頼性の高い電子機器を提供することが可能となる。
[適用例10]本適用例に係る移動体は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、前述の振動片を用いていることから、温度変化に対する信頼性の高い移動体を提供することが可能となる。
本発明にかかる振動片の第1実施形態、およびその振動片を用いた振動子の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は正断面図。 第1実施形態のジャイロ素子を示す平面図。 ジャイロ素子の駆動を説明する平面図。 不要モード振動を説明する図であり、(a)はy1モードの振動、(b)はy2モードの振動を示す概略斜視図。 (a)〜(c)は、ジャイロ素子の特性を説明するための説明図。 振動子の出力温度変動幅を示すグラフ。 第2実施形態のジャイロ素子を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のQ−Q断面図。 第3実施形態のジャイロ素子を示す平面図。 本発明にかかる振動片を用いた電子デバイスを示す正断面図。 電子機器の一例としてのモバイル型のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図。 電子機器の一例としての携帯電話機の構成を示す斜視図。 電子機器の一例としてのデジタルスチールカメラの構成を示す斜視図。 移動体の一例としての自動車の構成を示す斜視図。
以下、本発明の振動片および振動子を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<実施形態>
先ず、本発明にかかる振動片の実施形態、およびその振動片を適用した振動子の実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる振動片の第1実施形態、およびその振動片を用いた振動子の実施形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正断面図である。図2は、図1に示す振動子が備える振動片としてのジャイロ素子を示す平面図である。図3は、ジャイロ素子の駆動を説明する平面図である。なお、以下では、図1に示すように、互いに直交する3軸を、x軸、y軸およびz軸とし、z軸は、振動デバイスの厚さ方向と一致する。また、x軸に平行な方向を「x軸方向(第2方向)」と言い、y軸に平行な方向を「y軸方向(第1方向)」と言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」と言う。
図1に示す振動子1は、振動片としてのジャイロ素子(振動素子)2と、ジャイロ素子2を収納するパッケージ9とを有している。以下、ジャイロ素子2およびパッケージ9について順次詳細に説明する。
(第1実施形態のジャイロ素子)
図2は、上側(リッド92側)から見た振動片としてのジャイロ素子の第1実施形態を示す平面図である。なお、ジャイロ素子には、検出信号電極、検出信号配線、検出信号端子、検出接地電極、検出接地配線、検出接地端子、駆動信号電極、駆動信号配線、駆動信号端子、駆動接地電極、駆動接地配線および駆動接地端子などが設けられているが、同図においては省略している。
振動片としてのジャイロ素子2は、z軸まわりの角速度を検出する「面外検出型」のセンサーであって、図示しないが、基材と、基材の表面に設けられている複数の電極、配線および端子とで構成されている。
ジャイロ素子2は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウムなどの圧電材料で構成することができるが、これらの中でも、水晶で構成するのが好ましい。これにより、優れた振動特性(周波数特性)を発揮することのできるジャイロ素子2が得られる。
このようなジャイロ素子2は、いわゆるダブルT型をなす振動体4と、振動体4を支持する支持部としての第1固定部51および第2固定部52と、振動体4と第1固定部51とを連結する第1梁としての第1連結梁61および第2連結梁62と、振動体4と第2固定部52とを連結する第2梁としての第3連結梁63および第4連結梁64とを有している。
振動体4は、xy平面に拡がりを有し、z軸方向に厚みを有している。このような振動体4は、中央に位置する基部41と、基部41からy軸方向に沿って両側に延出している第1検出振動腕421、第2検出振動腕422と、基部41からx軸方向に沿って両側に延出している第1連結腕431、第2連結腕432と、第1連結腕431の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第1駆動振動腕441、および第2振動腕としての第3駆動振動腕442と、第2連結腕432の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第2駆動振動腕443、および第2振動腕としての第4駆動振動腕444とを有している。第1、第2検出振動腕421、422および第1、第2、第3、第4駆動振動腕441、443、442、444の先端部には、それぞれ、基端側よりも幅の大きい略四角形の幅広部としての重量部(ハンマーヘッド)425、426、445、447、446、448が設けられている。このような重量部425、426、445、447、446、448を設けることでジャイロ素子2の角速度の検出感度が向上するとともに、第1、第2検出振動腕421、422、および第1、第2、第3、第4駆動振動腕441、443、442、444の長さを短くすることができる。
なお、第1、第2駆動振動腕441、443は、第1連結腕431の延在方向の途中から延出してもよく、同様に、第3、第4駆動振動腕442、444は、第2連結腕432の延在方向の途中から延出してもよい。
また、本例では、基部41から延出している第1連結腕431、第2連結腕432から第1駆動振動腕441、第3駆動振動腕442、第2駆動振動腕443、および第4駆動振動腕444が延出している構成で説明したが、基部41と第1連結腕431と第2連結腕432とを含めて基部とすることも可能である。即ち、基部から第1駆動振動腕、第2駆動振動腕、第3駆動振動腕、および第4駆動振動腕が延出している構成も可能である。
また、第1、第2固定部51、52は、それぞれ、x軸方向に沿って延在しており、これら第1、第2固定部51、52の間に振動体4が位置している。言い換えれば、第1、第2固定部51、52は、振動体4を介してy軸方向に沿って対向するように配置されている。第1固定部51は、第1連結梁61、および第2連結梁62を介して基部41と連結されており、第2固定部52は、第3連結梁63、および第4連結梁64を介して基部41と連結されている。
第1連結梁61は、第1検出振動腕421と第1駆動振動腕441との間を通って第1固定部51と基部41を連結し、第2連結梁62は、第1検出振動腕421と第2駆動振動腕443との間を通って第1固定部51と基部41を連結し、第3連結梁63は、第2検出振動腕422と第3駆動振動腕442との間を通って第2固定部52と基部41を連結し、第4連結梁64は、第2検出振動腕422と第4駆動振動腕444との間を通って第2固定部52と基部41を連結している。
このような各連結梁61、62、63、64は、それぞれ、x軸方向に沿って往復しながらy軸方向に沿って延びる蛇行部(S字形状部)を有しており、x軸方向およびy軸方向に弾性を有している。また、各連結梁61、62、63、64は、それぞれ、蛇行部を有する細長い形状を有しているので、あらゆる方向に弾性を有している。そのため、外部から衝撃が加えられても、各連結梁61、62、63、64で衝撃を吸収する作用を有するので、これに起因する検出ノイズを低減または抑制することができる。
上述のような構成のジャイロ素子2は、次のようにしてz軸まわりの角速度ωを検出する。ジャイロ素子2は、角速度ωが加わらない状態において、駆動信号電極(図示せず)および駆動接地電極(図示せず)の間に電界が生じると、図3(a)に示すように、各駆動振動腕441、443、442、444が矢印Aに示す方向に屈曲振動を行う。このとき、第1、第2駆動振動腕441、443と、第3、第4駆動振動腕442、444とは、中心点G(重心G)を通るyz平面に関して面対称の振動を行っているため、基部41と、第1、第2連結腕431、432と、第1、第2検出振動腕421、422とは、殆んど振動しない。
この駆動振動を行っている状態にて、ジャイロ素子2にz軸まわりに角速度ωが加わると、図3(b)に示すような振動が発生する。即ち、駆動振動腕441、443、442、444および連結腕431、432に矢印B方向のコリオリの力が働き、この矢印B方向の振動に呼応して、矢印C方向の検出振動が励起される。そして、この振動により発生した検出振動腕421、422の歪みを検出信号電極(図示せず)および検出接地電極(図示せず)が検出して角速度ωが求められる。
(ジャイロ素子の不要振動モード)
ここで、ジャイロ素子2における不要振動について説明する。ジャイロ素子2においては、ジャイロ素子2が駆動している(動作している)際に、僅かではあるが励起される不要振動が発生する。この不要振動には種々の振動モードが存在するが、発明者らは、次に示す2つの振動モード(y1モードの振動、およびy2モードの振動)がジャイロ素子2の特性における温度ドリフトに大きな影響を持つことに着目した。
ここで図4、図5を用いてy1モード、およびy2モードの振動とそのジャイロ素子2の特性に対する影響について説明する。y1モード、およびy2モードの振動は、ジャイロ素子2が駆動している(動作している)際に、僅かではあるが励起される不要振動である。図4は、不要振動モードとしてのy1モード、およびy2モードの振動について説明する図であり、(a)はy1モードの振動、(b)はy2モードの振動を示す概略斜視図である。図5(a)〜(c)は、不要振動モードとしてのy1モード、およびy2モードの振動が、ジャイロ素子2の特性に与える影響についての説明図である。
先ず、y1モードの振動について説明する。図4(a)に示すように、基部41の重心Gは、基部41からy軸方向に沿って延出されている第1、第2検出振動腕421、422とともに図示矢印P1の方向(−y軸方向)に移動する。このとき、基部41から第1、第2連結腕431、432を介して延出されている第1振動腕としての第1駆動振動腕441、第2振動腕としての第3駆動振動腕442、および第1振動腕としての第2駆動振動腕443、第2振動腕としての第4駆動振動腕444は、図示矢印P1の方向(−y軸方向)に移動する。即ち、y1モードは、基部41と、第1振動腕としての第1駆動振動腕441、第2振動腕としての第3駆動振動腕442、および第1振動腕としての第2駆動振動腕443、第2振動腕としての第4駆動振動腕444と、が同じ方向に動く(振動する)振動モードである。
このようなy1モードの振動においては、基部41の重心Gと第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444とが同じ方向に動くため、基部41の振動と第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の振動とが、閉じ込めきれずにジャイロ素子2の振動特性、特に温度に依存する特性変動である温度ドリフトに影響を与えてしまう。即ち、図5(a)に示す曲線L2のように、温度が変化するにつれてジャイロ素子2の出力特性が変動する出力の変動幅が大きくなる、所謂温度ドリフトが大きくなってしまう。なお、温度ドリフトが生じなければ、曲線L1のように殆んどふらつきのない特性が得られる。
次に、y2モードの振動について説明する。図4(b)に示すように、基部41の重心Gは、基部41からy軸方向に沿って延出されている第1、第2検出振動腕421、422とともに図示矢印P1の方向(−y軸方向)に移動する。このとき、基部41から第1、第2連結腕431、432を介して延出されている第1振動腕としての第1駆動振動腕441、第2振動腕としての第3駆動振動腕442、および第1振動腕としての第2駆動振動腕443、第2振動腕としての第4駆動振動腕444は、図示矢印P2の方向(+y軸方向)に移動する。即ち、y2モードは、基部41の重心Gと、第1振動腕としての第1駆動振動腕441、第2振動腕としての第3駆動振動腕442、および第1振動腕としての第2駆動振動腕443、第2振動腕としての第4駆動振動腕444と、が互いに反対方向に動く(振動する)振動モードである。
このようなy2モードの振動においては、基部41の重心Gと、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444とが、互いに反対方向に動くため、それぞれの動きによる振動が相殺され、それにより振動が閉じ込められることになる。したがって、このy2モードの振動は、ジャイロ素子2の振動特性、特に温度に依存する特性変動である温度ドリフトには、殆んど影響を与えることが無い。
次に、y1モード、およびy2モードの励起について説明する。ここでは、y1モードの振動周波数をy1モード振動周波数fy1、y2モードの振動周波数をy2モード振動周波数fy2、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の共振周波数を振動腕の駆動振動周波数fdとして説明する。
y1モード、およびy2モードの振動は、図5(b)に示すように、y2モード振動周波数fy2と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy2|が、y1モード振動周波数fy1と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy1|より大きい場合は、y1モードの振動が励起され易くなる。これに対し、図5(c)に示すように、y2モード振動周波数fy2と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy2|が、y1モード振動周波数fy1と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy1|より小さい場合は、y2モードの振動が励起され易くなり、これによってy1モードの振動の励起が抑えられ、励起し難くなる。
図6は、y2モード振動周波数fy2と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy2|とy1モード振動周波数fy1と振動腕の駆動振動周波数fdとの差|fd−fy1|との関係が、ジャイロ素子2の出力の温度変動幅に対して生じる影響を示すグラフである。図6に示すように、|fd−fy2|/|fd−fy1|が、「1」即ち|fd−fy2|と|fd−fy1|が等しくなる点を境に、数字が小さくなる側(駆動振動周波数fdにy2モード振動周波数fy2の方が近い場合)は、ジャイロ素子2の出力の温度変動幅が極端に小さくなっていることが分かる。また、|fd−fy2|/|fd−fy1|が、「1」即ち|fd−fy2|と|fd−fy1|が等しくなる点を境に、数字が大きくなる側(駆動振動周波数fdにy1モード振動周波数fy1の方が近い場合)は、ジャイロ素子2の出力の温度変動幅が極端に大きくなっていることが分かる。このように、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の駆動振動周波数fdと、y1モード振動周波数fy1と、y2モード振動周波数fy2と、の関係を、|fd−fy1|>|fd−fy2|とすることで、y1モードの振動が励起され難くなり、ジャイロ素子2の出力特性の温度ドリフトへの影響を抑制させることが可能となる。
したがって、上述のジャイロ素子2は、不要モード振動として温度ドリフトに影響するy1モードの振動が励起され難くなっているため、ジャイロ素子2の出力特性に関する温度ドリフトを抑制することが可能となる。これにより、温度ドリフトの少ない安定した特性のジャイロ素子2を提供することが可能となる。
(パッケージ)
パッケージ9は、ジャイロ素子2を収納するものである。なお、パッケージ9には、後述する電子デバイスのように、ジャイロ素子2の他に、ジャイロ素子2の駆動等を行うICチップ等が収納されていてもよい。このようなパッケージ9は、その平面視(xy平面視)にて、略矩形状をなしている。
パッケージ9は、上面に開放する凹部を有するベース91と、凹部の開口を塞ぐようにベースに接合されているリッド(蓋体)92とを有している。また、ベース91は、板状の底板911と、底板911の上面周縁部に設けられている枠状の側壁912とを有している。このようなパッケージ9は、その内側に収納空間を有しており、この収納空間内に、ジャイロ素子2が気密的に収納、設置されている。
ジャイロ素子2は、第1、第2固定部51、52にて、半田、銀ペースト、導電性接着剤(樹脂材料中に金属粒子などの導電性フィラーを分散させた接着剤)などの導電性固定部材8を介して底板911の上面に固定されている。第1、第2固定部51、52は、ジャイロ素子2のy軸方向の両端部に位置するため、このような部分を底板911に固定することにより、ジャイロ素子2の振動体4が両持ち支持され、ジャイロ素子2を底板911に対して安定的に固定することができる。そのため、ジャイロ素子2の不要な振動(検出振動以外の振動)が抑制され、ジャイロ素子2による角速度ωの検出精度が向上する。
また、導電性固定部材8は、第1、第2固定部51、52に設けられている2つの検出信号端子714、2つの検出接地端子724、駆動信号端子734および駆動接地端子744に対応(接触)して、かつ互いに離間して6つ設けられている。また、底板911の上面には、2つの検出信号端子714、2つの検出接地端子724、駆動信号端子734および駆動接地端子744に対応する6つの接続パッド10が設けられており、導電性固定部材8を介して、これら各接続パッド10とそれと対応するいずれかの端子とが電気的に接続されている。
上述の振動子1によれば、不要モード振動として振動片の温度ドリフトに影響するy1モードの振動が励起され難くいジャイロ素子2を用いているため、ジャイロ素子2の出力特性に関する温度ドリフトを抑制することが可能となる。したがって、出力特性の温度ドリフトの少ない安定した振動子1を得ることができる。
また、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63、第4連結梁64のそれぞれの梁によって、基部41が対向配置された第1固定部51および第2固定部52のそれぞれに連結されている。これにより、基部41から第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63、第4連結梁64にかけて生じる応力を緩和することが可能となり、これらの梁に伝播している振動モレ現象による振動の第1固定部51および第2固定部52への伝播を低減することが可能となる。したがって、振動モレ現象による温度ドリフトを低減させることが可能となり、前述の不要振動による温度ドリフトの低減と合わせて、温度ドリフトを低減させた角速度の検出が可能となる。
(ジャイロ素子の第2実施形態)
ジャイロ素子の第2実施形態について図7を用いて説明する。図7は、第2実施形態のジャイロ素子を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のQ−Q断面図である。なお、本第2実施形態の説明では、上述の第1実施形態と同じ構成については同符号を付けてその説明を省略することもある。
図7(a)、(b)に示すように、第2実施形態のジャイロ素子2aは、第1実施形態のジャイロ素子2と同様に、いわゆるダブルT型をなす振動体4と、振動体4を支持する第1固定部51および第2固定部52と、振動体4と第1、第2固定部51、52とを連結する梁としての第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64とを有している。
振動体4は、xy平面に拡がりを有し、z軸方向に厚みを有している。このような振動体4は、中央に位置する基部41と、基部41からy軸方向に沿って両側に延出している第1検出振動腕421、第2検出振動腕422と、基部41からx軸方向に沿って両側に延出している第1連結腕431、第2連結腕432と、第1連結腕431の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第1駆動振動腕441、および第2振動腕としての第3駆動振動腕442と、第2連結腕432の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第2駆動振動腕443、および第2振動腕としての第4駆動振動腕444とを有している。第1、第2検出振動腕421、422および第1、第2、第3、第4駆動振動腕441、443、442、444の先端部には、それぞれ、基端側よりも幅の大きい略四角形の幅広部としての重量部(ハンマーヘッド)425、426、445、447、446、448が設けられている。
第2実施形態のジャイロ素子2aは、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64の厚みが、基部41の厚みより薄くなるように構成されている。第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64は、それぞれ基部41から延出される部分から段差状に薄肉形状となり、第1、第2固定部51、52との接続部分まで薄肉形状が続いている。
このように、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64を薄肉形状とすることにより、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64の剛性が弱まる。これにより、第1実施形態のように、y1モードのy1モード振動周波数fy1を、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の駆動振動周波数fdから遠ざけることができ、また、y2モードのy2モード振動周波数fy2を、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の駆動振動周波数fdに近づけることができる。即ち、第1実施形で説明した周波数条件(|fd−fy1|>|fd−fy2|)を満たしており、温度ドリフトの少ないジャイロ素子2aを提供することが可能となる。
なお、変形例として、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64の剛性を弱くするため、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64の幅を細くすることも効果的である。
(ジャイロ素子の第3実施形態)
ジャイロ素子の第3実施形態について図8を用いて説明する。図8は、第3実施形態のジャイロ素子を示す平面図である。なお、本第3実施形態の説明では、上述の第1実施形態と同じ構成については同符号を付けてその説明を省略することもある。
図8に示すように、第2実施形態のジャイロ素子2bは、第1実施形態のジャイロ素子2と同様に、いわゆるダブルT型をなす振動体4と、振動体4を支持する第1固定部51および第2固定部52と、振動体4と第1、第2固定部51、52とを連結する梁としての第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64とを有している。
振動体4は、xy平面に拡がりを有し、z軸方向に厚みを有している。このような振動体4は、中央に位置する基部41と、基部41からy軸方向に沿って両側に延出している第1検出振動腕421、第2検出振動腕422と、基部41からx軸方向に沿って両側に延出している第1連結腕431、第2連結腕432と、第1連結腕431の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第1駆動振動腕441、および第2振動腕としての第3駆動振動腕442と、第2連結腕432の先端部からy軸方向に沿って両側に延出している第1振動腕としての第2駆動振動腕443、および第2振動腕としての第4駆動振動腕444とを有している。第1、第2検出振動腕421、422および第1、第2、第3、第4駆動振動腕441、443、442、444の先端部には、それぞれ、基端側よりも幅の大きい略四角形の幅広部としての重量部(ハンマーヘッド)425、426、445、447、446、448が設けられている。
第3実施形態のジャイロ素子2bは、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444、あるいは第1連結腕431、第2連結腕432の側の第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64に突起部61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bが設けられている。
このように、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64に突起部61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bが設けられていることにより、例えば、外部からの衝撃により第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64が変形した場合でも、設けられている突起部61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bのいずれかが第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444、あるいは第1連結腕431、第2連結腕432に接触することになる。換言すれば、突起部61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bが衝撃を吸収する、所謂緩衝材として機能し、ジャイロ素子2bの破損などを防止することが可能となる。特に、第2実施形態のジャイロ素子2aのように第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64の剛性を弱くした構成では、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64が変形し易いため、より大きな効果を得ることができる。
また、本第3実施形態のジャイロ素子2bにおいても、第1、および第2実施形態のように、y1モードのy1モード振動周波数fy1を、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の駆動振動周波数fdから遠ざけることができ、また、y2モードのy2モード振動周波数fy2を、第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444の駆動振動周波数fdに近づけることができる。即ち、第1、および第2実施形態のような周波数条件(|fd−fy1|>|fd−fy2|)を満たしており、温度ドリフトの少ないジャイロ素子2bを提供することが可能となる。
なお、上述では、突起部61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bを、第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64に設ける例で説明したが、この構成に限らない。例えば、突起部を第1連結梁61、第2連結梁62、第3連結梁63および第4連結梁64に対向する側の第1〜第4駆動振動腕441、443、442、444、あるいは第1連結腕431、第2連結腕432に設ける構成でもよい。
なお、上述の実施形態では、本発明に係る振動片の一例として、所謂「ダブルT型」ジャイロ素子2、2a、2bを用いて説明したがこれに限らない。本発明に係る振動片は、基部の一端および反対側の他端から、即ち基部の両側へ延出された振動腕を有する構成であればよく、例えば、所謂「H型」ジャイロ振動素子、基部から互いに反対方向に延出している音叉振動腕を有する振動素子などがあげられる。
また、本発明に係る振動片は、基板上に形成された圧電薄膜を振動源とする圧電薄膜駆動型の振動片、MEMS(Micro Electro Mechanical System)型の振動片、静電駆動型の振動片などにも適用することが可能である。
[電子デバイス]
次に、上述のジャイロ素子2、2a、2bを用いた電子デバイスの一例としてのジャイロセンサーについて、図9を用いて説明する。図9はジャイロセンサーの概略を示す正断面図である。なお、ここでの説明では、上述の実施形態の内、第1実施形態のジャイロ素子2を用いた例で説明する。
ジャイロセンサー80は、振動片としてのジャイロ素子2、回路素子としてのIC84、パッケージとしての収容器81、蓋体86を備えている。セラミックなどで形成された収容器81の底面にはIC84が配置され、Auなどのワイヤー85で収容器81に形成された配線(図示せず)と電気的接続がなされている。IC84にはジャイロ素子2を駆動振動させるための駆動回路と、角速度が加わったときにジャイロ素子2に生ずる検出信号を検出する検出回路とを含んでいる。
ジャイロ素子2は、収容器81に形成された支持台82に、ジャイロ素子2の固定部51、52が導電性接着剤などの固定部材83を介して接着支持されている。また、支持台82表面には配線(図示せず)が形成され、ジャイロ素子2の電極と配線間の導通が固定部材83を介してなされている。この固定部材83は、弾性のある材料であることが望ましい。弾性を有する固定部材83としてはシリコーンを基材とする導電性接着剤などが知られている。そして、収容器81内を真空雰囲気に保持し、収容器81の上部の開口が蓋体86にて封止されている。
ジャイロ素子2において、不要モード振動であるy1モードの振動が抑制されていることから、y1モードの振動の影響によるジャイロ素子2の温度ドリフトを低減させることができる。したがって、このジャイロ素子2を用いたジャイロセンサー80も温度ドリフトが低減された安定した特性を有している。
上述の電子デバイスの説明では、振動片として所謂ダブルT型のジャイロ素子2、2a、2bを用いたジャイロセンサー80を例に説明したが、電子デバイスとしてはこれに限らない。他の電子デバイスとしては、例えば素子としてH型、あるいは音叉型のジャイロ素子を用いたジャイロセンサー、水晶振動素子(振動片)を用いたタイミングデバイス(水晶振動子、水晶発振器など)、感圧素子を用いた圧力センサーなどであってもよい。
[電子機器]
次いで、本発明の一実施形態に係る振動片としてのジャイロ素子2、2a、2b、振動片としてのジャイロ素子2、2a、2bを用いた振動子1、あるいは電子デバイスとしてのジャイロセンサー80を適用した電子機器について、図10〜図12に基づき、詳細に説明する。なお、説明では、振動片としてのジャイロ素子2を用いた振動子1を適用した例を示している。
図10は、本発明の一実施形態に係る振動子1を備える電子機器としてのモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューターの構成の概略を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部100を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、角速度を検出する機能を備えたジャイロ素子2を用いた振動子1が内蔵されている。
図11は、本発明の一実施形態に係る振動子1を備える電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成の概略を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部100が配置されている。このような携帯電話機1200には、角速度センサー等として機能するジャイロ素子2を用いた振動子1が内蔵されている。
図12は、本発明の一実施形態に係る振動子1を備える電子機器としてのデジタルスチールカメラの構成の概略を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルスチールカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルスチールカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部100が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部100は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部100に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このデジタルスチールカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなデジタルスチールカメラ1300には、角速度センサー等として機能するジャイロ素子2を用いた振動子1が内蔵されている。
なお、本発明の一実施形態に係る振動子1は、図10のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図11の携帯電話機、図12のデジタルスチールカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等の電子機器に適用することができる。
[移動体]
図13は移動体の一例としての自動車を概略的に示す斜視図である。自動車106には本発明に係るジャイロ素子2を用いた振動子1が搭載されている。例えば、同図に示すように、移動体としての自動車106には、ジャイロ素子2を用いた振動子1を内蔵してタイヤ109などを制御する電子制御ユニット108が車体107に搭載されている。また、振動子1は、他にもキーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム、等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
1…振動子、2、2a、2b…振動片としてのジャイロ素子、4…振動体、8…導電性固定部材(銀ペースト)、9…パッケージ、10…接続パッド、41…基部、51…第1固定部、52…第2固定部、61…第1梁としての第1連結梁、62…第1梁としての第2連結梁、63…第2梁としての第3連結梁、64…第2梁としての第4連結梁、61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64b…突起部、91…ベース、92…リッド、106…移動体としての自動車、421…第1検出振動腕、422…第2検出振動腕、425、426、445、446、447,448…重量部(ハンマーヘッド)、431…第1連結腕、432…第2連結腕、441…第1振動腕としての第1駆動振動腕、442…第2振動腕としての第3駆動振動腕、443…第1振動腕としての第2駆動振動腕、444…第2振動腕としての第4駆動振動腕、714…検出信号端子、724…検出接地端子、734…駆動信号端子、744…駆動信号端子、911…底板、912…側壁、1100…電子機器としてのモバイル型のパーソナルコンピューター、1200…電子機器としての携帯電話機、1300…電子機器としてのデジタルスチールカメラ。

Claims (10)

  1. 基部と、
    前記基部の一端から延出されている第1振動腕と、
    前記一端と反対側の前記基部の他端から延出されている第2振動腕と、を備え、
    前記第1振動腕および前記第2振動腕が、前記第1振動腕または前記第2振動腕が延出している第1方向と直交する第2方向に沿って振動する駆動振動周波数fdと、
    前記基部の重心と前記第1振動腕および前記第2振動腕とが、前記第1方向に沿って互いに同じ方向に振動するy1モード振動周波数fy1と、
    前記基部の重心と前記第1振動腕および前記第2振動腕とが、前記第1方向に沿って互いに逆方向に振動するy2モード振動周波数fy2と、の関係が、
    |fd−fy1|>|fd−fy2|
    であることを特徴とするジャイロ振動片。
  2. 前記基部から延出され、平面視で互いに反対方向に延伸されている第1梁および第2梁と、
    前記第1梁と連結されている第1固定部と、
    前記第1梁と平面視で前記基部を挟んで反対側に設けられ、前記第2梁と連結されている第2固定部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のジャイロ振動片。
  3. 前記第1梁および前記第2梁の厚さは、前記基部の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項2に記載のジャイロ振動片。
  4. 前記第1梁および前記2梁は、前記第1方向に沿って延伸されており、
    前記第1梁の前記第1振動腕側、および前記第2梁の前記第2振動腕側には、突起部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のジャイロ振動片。
  5. 前記基部から両側へ前記第1方向に沿って延出されている第1および第2検出振動腕を備えていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載のジャイロ振動片。
  6. 前記第1振動腕は、第1および第2駆動振動腕を備え、
    前記第2振動腕は、第3および第4駆動振動腕を備え、
    前記第1梁は、前記基部から延出され、前記第1検出振動腕と前記第1駆動振動腕との間を通る第1連結梁と、前記基部から延出され、前記第1検出振動腕と前記第2駆動振動腕との間を通る第2連結梁と、を備え、
    前記第2梁は、前記基部から延出され、前記第2検出振動腕と前記第3駆動振動腕との間を通る第3連結梁と、前記基部から延出され、前記第2検出振動腕と前記第4駆動振動腕との間を通る第4連結梁と、を備え、
    前記基部は、前記第1連結梁、前記第2連結梁、前記第3連結梁、および前記第4連結梁を介して前記第1固定部、及び前記第2固定部と連結されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のジャイロ振動片。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のジャイロ振動片と、
    前記ジャイロ振動片が収納されているパッケージと、を備えていることを特徴とする振動子。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のジャイロ振動片と、
    少なくとも前記振動片を駆動させる機能を有している回路素子と、を備えていることを特徴とする電子デバイス。
  9. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のジャイロ振動片を備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のジャイロ振動片を備えていることを特徴とする移動体。
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