JP2016186479A - 物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体 - Google Patents

物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数調整幅を広く確保しつつ、等価直列抵抗を小さくすることのできる物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体を提供する。【解決手段】ジャイロ素子1は、基部21と、基部21から延出する駆動腕22、23と、基部21から延出する検出腕24、25と、を有する。また、駆動腕22、23は、質量調整部41を有する薄肉部222と、薄肉部222よりも基部21側に位置する腕部221と、を有し、薄肉部222が腕部221よりも厚さが薄くなっている。そして、駆動腕22、23は、駆動振動モードではX軸方向に屈曲振動し、検出振動モードでは、Z軸方向に屈曲振動する。【選択図】図1

Description

本発明は、物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体に関するものである。
従来から、特許文献1のような音叉型の振動素子が知られている。特許文献1の振動素子は、基部と、基部から延出する一対の振動腕と、を有しており、振動腕の先端部には腕部よりも幅が広い薄肉部が設けられている。このような薄肉部には質量調整用の錘部(金属膜)が配置されており、レーザー照射によってこの錘部の少なくとも一部を除去することで振動腕の質量を調整し、振動素子を所定の周波数に合わせ込むことができるようになっている。
ここで、周波数の調整幅を広くするために錘部を平面的により広く配置することが好ましいことから、特許文献1の振動素子では薄肉部の幅が腕部よりも広くなっている。しかしながら、薄肉部の幅を広くすると、その分、薄肉部の質量が大きくなり、振動素子の周波数が低くなってしまう。そして、この周波数の低下をキャンセルするためには、例えば、腕部の幅を狭くして周波数を高める必要がある。しかしながら、腕部の幅を狭くすると、腕部に配置された電極面積が小さくなり、CI値(クリスタルインピーダンス。等価直列抵抗)が大きくなってしまう。CI値が大きくなると、発振し難くなったり、消費電力が増大したりするという問題がある。
特開2008−209116号公報
本発明の目的は、周波数調整幅を広く確保しつつ、等価直列抵抗を小さくすることのできる物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例の物理量検出振動素子は、基部と、
前記基部と接続された振動腕と、を有し、
前記振動腕は、
第1の厚さt1を有し、質量調整部を備える第1の部分と、
前記第1の厚さt1よりも厚い第2の厚さt2を有し、前記第1の部分よりも前記基部側に位置する第2の部分と、を有し、
駆動振動モードでは、前記振動腕が第1の方向に屈曲振動し、
検出振動モードでは、前記振動腕が前記第1の方向とは異なる第2の方向に屈曲振動することを特徴とする。
これにより、第1の部分を広くしても、第1の部分の質量が抑えられるため、質量調整部による周波数調整幅を広く確保しつつ、等価直列抵抗を小さくすることのできる物理量検出振動素子が得られる。
[適用例2]
本適用例の物理量検出振動素子では、前記第1の部分は、前記第2の部分よりも幅が広いことが好ましい。
これにより、質量調整部の平面積を広くすることができ、周波数調整幅がより広くなる。
[適用例3]
本適用例の物理量検出振動素子では、前記第1の部分の一方の主面と前記第2の部分の一方の主面とが同一面上に位置していることが好ましい。
これにより、第1の部分を片側から薄くすればよいため、第1の部分の形成が容易となる。
[適用例4]
本適用例の物理量検出振動素子では、前記第1の部分の一方の主面は、前記第2の部分の一方の主面よりも他方の主面側に位置し、
前記第1の部分の他方の主面は、前記第2の部分の前記他方の主面よりも前記一方の主面側に位置していることが好ましい。
これにより、振動腕をより対称的に屈曲振動させることができる。
[適用例5]
本適用例の物理量検出振動素子では、前記第1の部分は、前記基部から離間する方向に向けて厚さが漸減している部分を有することが好ましい。
これにより、例えば、第1の部分と第2の部分との境界部等への応力集中を緩和することができる。
[適用例6]
本適用例の物理量検出振動子は、上記適用例の物理量検出振動素子と、
前記物理量検出振動素子を収容するパッケージと、を有することを特徴とする。
これにより、信頼性の高い物理量検出振動子が得られる。
[適用例7]
本適用例の電子機器は、上記適用例の物理量検出振動素子を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器が得られる。
[適用例8]
本適用例の移動体は、上記適用例の物理量検出振動素子を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い移動体が得られる。
本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第1実施形態を示す平面図である。 (a)が図1中のA−A線断面図、(b)が図1中のB−B線断面図である。 (a)が駆動振動モードを示す模式図、(b)が検出振動モードを示す模式図である。 図1に示すジャイロ素子が有する駆動腕の拡大平面図である。 図4に示す駆動腕の断面図である。 本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第2実施形態を示す断面図である。 本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第3実施形態を示す断面図である。 本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第4実施形態を示す断面図である。 本発明の角速度検出デバイス(物理量検出振動子)の好適な実施形態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が(a)中のC−C線断面図である。 ジャイロセンサーの好適な実施形態を示す断面図である。 本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用したデジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.物理量検出振動素子
<第1実施形態>
図1は、本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第1実施形態を示す平面図である。図2は、(a)が図1中のA−A線断面図、(b)が図1中のB−B線断面図である。図3は、(a)が駆動振動モードを示す模式図、(b)が検出振動モードを示す模式図である。図4は、図1に示すジャイロ素子が有する駆動腕の拡大平面図である。図5は、図4に示す駆動腕の断面図である。なお、以下では、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸とする。また、説明の便宜上、+Z軸側を「上側」とも言い、−Z軸側を「下側」とも言う。
図1に示すジャイロ素子(物理量検出振動素子)1は、Y軸まわりの角速度ωyを検出することのできるジャイロ素子である。このようなジャイロ素子1は、圧電基板2と、圧電基板2の表面に形成された各種電極31、32、33、34、各種端子51、52、53、54および質量調整部41、42と、を有している。
以下、ジャイロ素子1の構成について詳しく説明するが、以下では、角速度ωyが加わっていない状態での振動モードを「駆動振動モード」とも言い、駆動振動モードで駆動している最中に加わった角速度ωyによって励振される新たな振動モードを「検出振動モード」とも言う。
圧電基板2の構成材料としては、特に限定されず、例えば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、四ホウ酸リチウム(Li)、ランガサイト(LaGaSiO14)等の各種圧電体材料を用いることができる。ただし、これらの中でも、圧電基板2の構成材料としては、水晶を用いることが好ましい。水晶を用いることで、他の材料と比較して優れた周波数温度特性を有するジャイロ素子1が得られる。なお、以下では、圧電基板2を水晶で構成した場合について説明する。また、圧電基板2の厚さとしては、特に限定されず、例えば、50μm〜250μm程度とすることができる。
図1に示すように、圧電基板2は、水晶の結晶軸であるX軸(電気軸)およびY軸(機械軸)で規定されるXY平面に広がりを有し、Z軸(光軸)方向に厚みを有する板状をなしている。すなわち、圧電基板2は、Zカット水晶板で構成されている。なお、本実施形態では、Z軸が圧電基板2の厚さ方向と一致しているが、これに限定されず、常温近傍における周波数温度変化を小さくする観点から、Z軸を圧電基板2の厚さ方向に対して若干(例えば、±15°未満程度)傾けてもよい。
このような圧電基板2は、図1に示すように、略H型をなしており、基部21と、基部21に接続され、基部21の−Y軸側の端部から−Y軸側へ延出する一対の駆動腕(振動腕)22、23と、基部21に接続され、基部21の+Y軸側の端部から+Y軸側へ延出する一対の検出腕(振動腕)24、25と、を有している。
基部21は、駆動腕22、23および検出腕24、25を支持する。また、基部21は、XY平面に広がりを有し、Z軸方向厚さを有する平板状をなしている。そして、基部21においてジャイロ素子1が対象物(例えば、後述するパッケージ8のベース81)に固定される。また、基部21の下面には駆動信号端子51、駆動接地端子52、検出信号端子53および検出接地端子54が設けられている。
一対の駆動腕22、23は、X軸方向に並んで設けられ、互いに基部21から−Y軸側へ延出している。また、駆動腕22、23は、基部21から延出する幅がほぼ一定の腕部(第2の部分)221、231と、腕部221、231の先端側に位置し、腕部221、231よりも厚さが薄い薄肉部(第1の部分)222、232と、を有している。言い換えると、駆動腕22、23は、薄肉部222、232と、薄肉部222、232よりも基部21側に位置する腕部221、231と、を有している。
また、図2(a)に示すように、腕部221、231には両主面に開口する溝221a、231aが設けられており、腕部221、231は、略「H」型の横断面形状を有している。これにより、熱弾性損失が低減され、より優れた振動特性を発揮することができる。ただし、溝221a、231aは、省略してもよい。
また、図2(a)に示すように、腕部221、231には、それぞれ、駆動信号電極31および駆動接地電極32が設けられている。駆動信号電極31は、腕部221の両主面(上面および下面)および腕部231の両側面に配置され、駆動接地電極32は、腕部221の両側面および腕部231の両主面(上面および下面)に配置されている。また、駆動信号電極31は、図示しない配線を介して駆動信号端子51に接続され、駆動接地電極32は、図示しない配線を介して駆動接地端子52に接続されている。
また、薄肉部222、232には、それぞれ、膜状の質量調整部41が設けられている。必要に応じて、レーザー照射等によって質量調整部41の一部を除去(トリミング)し、駆動腕22、23の質量を変化させることで、駆動振動モードの周波数を調整することができる。質量調整部41は、Au、Ag等の金属膜で構成されており、例えば、駆動信号電極31または駆動接地電極32と一体的に形成することができる(ただし、図1では、説明の便宜上、別体として図示している)。
一対の検出腕24、25は、X軸方向に並んで設けられ、互いに基部21から+Y軸側へ延出している。また、これら検出腕24、25は、基部21から延出する幅がほぼ一定の腕部241、251と、腕部241、251よりも先端側に位置する錘部242、252と、を有している。
また、図2(b)に示すように、腕部241、251の各主面(上面および下面)には、検出信号電極33および検出接地電極34がX軸方向に並んで設けられている。また、検出信号電極33は、図示しない配線を介して検出信号端子53に接続され、検出接地電極34は、図示しない配線を介して検出接地端子54に接続されている。
また、錘部242、252には、それぞれ、膜状の質量調整部42が設けられている。必要に応じて、レーザー照射等によって質量調整部42の一部を除去(トリミング)し、検出腕24、25の質量を変化させることで、検出振動モードの周波数を調整することができる。質量調整部42は、Au、Ag等の金属膜で構成されており、例えば、検出信号電極33または検出接地電極34と一体的に形成することができる(ただし、図1では、説明の便宜上、別体として図示している)。
このような構成のジャイロ素子1では、次のようにして角速度ωyを検出する。すなわち、まず、駆動信号端子51および駆動接地端子52を介して、駆動信号電極31および駆動接地電極32の間に所定周波数の交番電圧を印加することで、駆動振動モードが励振され、図3(a)に示すように、駆動腕22、23がX軸方向(第1の方向)に逆相で屈曲振動する。この状態で、ジャイロ素子1にY軸まわりの角速度ωyが加わると、コリオリの力が働いて、図3(b)に示すように、検出振動モードが新たに励振され、駆動腕22、23がZ軸方向(第2の方向)に逆相で屈曲振動し、これにつられるようにして、検出腕24、25もZ軸方向に逆相で屈曲振動する。すると、この検出腕24、25のZ軸方向の屈曲振動によって、検出信号電極33および検出接地電極34の間に電荷が発生する。そして、この電荷を検出信号SSとして検出信号端子53および検出接地端子54の間から取り出して、取り出した検出信号SSの大きさに基づいて角速度ωyが求められる。
以上、ジャイロ素子1の基本的な構成について簡単に説明した。
次に、駆動腕22、23の構成について詳細に説明する。
図4に示すように、腕部221、231の幅(X軸方向の長さ)をW2とし、薄肉部222、232の幅(X軸方向の長さ)をW1としたとき、W2<W1なる関係を満足している。これにより、質量調整部41の平面積を十分に大きく確保することができ、周波数調整幅を広くすることができる。さらには、1.5≦W1/W2≦2.0なる関係を満足することが好ましい。このような関係を満足することで、前述したように、周波数調整幅を広くすることがでると共に、薄肉部222、232の過度な大型化を防止することができる。
また、図5に示すように、腕部221、231の厚さ(Z軸方向の長さ)をt2とし、薄肉部222、232の厚さ(Z軸方向の長さ)をt1としたとき、t1<t2なる関係を満足している。このような関係を満足することで、前述したように、薄肉部222、232の幅を十分に広く確保しつつ、薄肉部222、232の質量を小さくすることができる。このように、薄肉部222、232の質量を小さくすることで、次のような効果を発揮することができる。
すなわち、ジャイロ素子1では、振動特性や周波数検出特性を高めるために、駆動振動モードの周波数fdと検出振動モードの周波数dsとの周波数差である離調周波数を所定値(所定範囲内)に調整するのが一般的である。そのために、駆動振動モードの周波数fdの調整幅を広く確保しておくことが好ましい。周波数fdの調整幅を広く確保することで、より多くのジャイロ素子1を適正に離調できるようになり、ジャイロ素子1の歩留まりが向上する。
ここで、駆動振動モードの周波数fdの調整幅を広く確保するためには、質量調整部41の平面積を大きく確保しなければならず、そのためには、薄肉部222、232を大きくする必要がある。しかしながら、薄肉部222、232が大きくなって、薄肉部222、232の質量が増加するほど、駆動振動モードの周波数fdが低下してしまう。薄肉部222、232の質量増大によって低下する周波数fdをキャンセルするためには、腕部221、231の幅W2を狭くして周波数fdを高めることが効果的であるが、腕部221、231の幅W2を狭くすると、腕部221においては両主面に配置された駆動信号電極31の面積が小さくなり、腕部231においては両主面に配置された駆動接地電極32の面積が小さくなる。また、スペース不足で溝221a、231aを形成できなくなる場合もある。そうすると、Q値が低下し、CI値(クリスタルインピーダンス。等価直列抵抗)が高くなってしまう。CI値が高くなると、消費電力が増大したり、発振し難くなったりするという問題が生じる。
そこで、本実施形態のジャイロ素子1では、薄肉部222、232を腕部221、231よりも薄くする(すなわち、t1<t2なる関係を満足する)ことで、質量調整部41の平面積を十分に大きく確保しつつ、薄肉部222、232の質量増加を低減し、その分、腕部221、231の幅W2を十分に太く維持できるようにしている。そのため、腕部221においては、両主面に配置された駆動信号電極31の面積を十分に大きくすることができ、腕部231においては、両主面に配置された駆動接地電極32の面積が十分に大きくすることができる。したがって、CI値が十分に低いジャイロ素子1となり、上述したような問題が低減される。
なお、本実施形態では、薄肉部222は、圧電基板2の上面および下面を凹没させることで形成されている。すなわち、薄肉部222の上面は、腕部221の上面よりも下面側(−Z軸側)に位置しており、下面は、腕部221の下面よりも上面側(+Z軸側)に位置している。そのため、腕部221の上面と薄肉部222の上面との境界には段差が形成されており、腕部221の下面と薄肉部222の下面との境界にも段差が形成されている。また、薄肉部222の厚さ方向(Z軸方向)の中心O1と、腕部221の厚さ方向(Z軸方向)の中心O2とが、同一のXY平面Fxy上に位置している。このことは、駆動腕23についても同様である。
このように、駆動腕22、23を上下対称に形成することで、駆動振動モードにおいて、駆動腕22、23をそれぞれX軸方向にバランスよく屈曲振動させることができ、検出振動モードにおいて、駆動腕22、23をそれぞれZ軸方向にバランスよく屈曲振動させることができる。よって、駆動振動モードでの検出腕24、25の振動を低減することができ、ノイズの発生を効果的に低減して、角速度ωyの検出精度を向上させることができると共に、振動漏れを効果的に低減して、Q値を向上させることができる。
また、厚さt1、t2の関係としては、t1<t2なる関係を満足して入れば、特に限定されないが、例えば、0.2≦t1/t2≦0.9なる関係を満足することが好ましく、0.23≦t1/t2≦0.7なる関係を満足することがより好ましく、0.25≦t1/t2≦0.6なる関係を満足することがさらに好ましい。このような関係を満足することで、薄肉部222、232の機械的強度を維持したまま、薄肉部222、232の質量を十分に小さくすることができる。
特に、本実施形態では、薄肉部222の上面と腕部221の上面に形成された溝221aの底面とが同一のXY平面上に位置しており、薄肉部222の下面と腕部221の下面に形成された溝221aの底面とが同一のXY平面上に位置している。このことは、駆動腕23についても同様である。このような構成とすることで、溝221a、231aと薄肉部222、232とを同じエッチング工程で形成することができるため、ジャイロ素子1の製造がより容易となる。
以上、第1実施形態のジャイロ素子1について説明した。
本実施形態のジャイロ素子1では、検出腕24、25の錘部242、252は、腕部241、251と同じ厚さとなっているが、錘部242、252は、薄肉部222、232のように、腕部241、251よりも薄く形成されていてもよい。また、質量調整部41の平面積を十分に大きく確保することができれば、薄肉部222、232の幅W1と腕部221、231の幅W2の関係は、W1>W2に限定されず、W1≦W2であってもよい。
また、本実施形態では、薄肉部222、232の両主面に質量調整部41が設けられているが、質量調整部41は、薄肉部222、232の一方の主面にのみ設けられていてもよい。
また、本実施形態では、質量調整部41を除去して駆動腕22、23の質量を小さくすることで、周波数fdを調整することについて説明したが、周波数fdを調整する方法としては、これに限定されず、例えば、質量調整部41上に金属等の錘材料を堆積させて駆動腕22、23の質量を大きくすることで、周波数fdを調整してもよい。
<第2実施形態>
図6は、本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第2実施形態を示す断面図である。
以下、第2実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態は、駆動腕が有する薄肉部の形状が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図6では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。また、駆動腕22、23は、互いに同様の構成であるため、以下では、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態のジャイロ素子1の駆動腕22では、圧電基板2の上面を凹没させることで薄肉部222が形成されており、薄肉部222が腕部221の−Z軸側に片寄っている。具体的には、薄肉部222の上面が、腕部221の上面よりも下面側に位置しており、薄肉部222の下面と腕部221の下面とが同一のXY平面上に位置している。
このような構成とすることで、次のような効果を発揮することができる。すなわち、本実施形態によれば、薄肉部222の下面は、エッチングされていないため(エッチングにより掘り下げられた面ではないため)、荒れの少ない平滑な面となっている。そのため、図6に示すように、薄肉部222の下面側からレーザーLを照射することで、薄肉部222の下面でのレーザーLの乱反射を防止でき、より高い精度で質量調整部41の除去を行うことができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第3実施形態を示す断面図である。
以下、第3実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態は、駆動腕が有する薄肉部の形状が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図7では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。また、駆動腕22、23は、互いに同様の構成であるため、以下では、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のジャイロ素子1の駆動腕22では、薄肉部222の厚さが、先端側(自由端側)に向けて漸減している。また、薄肉部222の腕部221との接続部では、薄肉部222の厚さが腕部221の厚さとほぼ同じである。そのため、薄肉部222の上面と腕部221の上面とが連続した面で接続されており、薄肉部222の下面と腕部221の下面とが連続した面で接続されている。このような構成とすることで、腕部221と薄肉部222との境界部への応力集中が緩和され、より破損し難いジャイロ素子1となる。特に、本実施形態では、薄肉部222が上下対称に形成されているため、駆動振動モードにおいて、駆動腕22をX軸方向にバランスよく屈曲振動させることができ、検出振動モードにおいて、駆動腕22をZ軸方向にバランスよく屈曲振動させることができる。
なお、本実施形態では、厚みが漸減するテーパー部が、薄肉部222の全長にわたって形成されているが、前記テーパー部は、薄肉部222の全長の少なくとも一部に形成されていればよい。また、本実施形態では、薄肉部222の上面および下面が湾曲凸面となっているが、薄肉部222の上面および下面は、平坦面となっていてもよいし、湾曲凹面となっていてもよい。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図8は、本発明のジャイロ素子(物理量検出振動素子)の第4実施形態を示す断面図である。
以下、第4実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態は、駆動腕が有する薄肉部の形状が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、図8では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。また、駆動腕22、23は、互いに同様の構成であるため、以下では、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態のジャイロ素子1の駆動腕22では、薄肉部222の厚さが、先端側(自由端側)に向けて漸減している。また、薄肉部222の腕部221との接続部では、薄肉部222の厚さが腕部221の厚さとほぼ同じである。そのため、薄肉部222の上面と腕部221の上面とが連続した面で接続されており、薄肉部222の下面と腕部221の下面とが連続した面で接続されている。このような構成とすることで、腕部221と薄肉部222との境界部への応力集中が緩和され、より破損し難いジャイロ素子1となる。特に、本実施形態では、薄肉部222の下面がエッチングされていない平滑な面となっているため、前述した第2実施形態と同様の効果を発揮することができる。
このような第4実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
2.物理量検出振動子
次に、ジャイロ素子1を用いた角速度検出デバイス(物理量検出振動子)について説明する。
図9は、本発明の角速度検出デバイス(物理量検出振動子)の好適な実施形態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が(a)中のC−C線断面図である。
図9に示すように、角速度検出デバイス10は、ジャイロ素子1と、ジャイロ素子1を収容するパッケージ8と、を有している。
パッケージ8は、凹部811を有する箱状のベース81と、凹部811の開口を塞いでベース81に接合された板状のリッド82とを有している。そして、凹部811がリッド82によって塞がれることにより形成された収容空間にジャイロ素子1が収納されている。収容空間は、減圧(真空)状態となっている。
ベース81の構成材料としては、特に限定されないが、酸化アルミニウム等の各種セラミックスや、各種ガラス材料を用いることができる。また、リッド82の構成材料としては、特に限定されないが、ベース81の構成材料と線膨張係数が近似する部材であると良い。例えば、ベース81の構成材料を前述のようなセラミックスとした場合には、コバール等の合金とするのが好ましい。なお、ベース81とリッド82の接合方法は、特に限定されず、例えば、接着材やろう材を介して接合することができる。
また、凹部811の底面には、接続端子831、832、833、834が形成されている。これら接続端子831〜834は、それぞれ、ベース81に形成された図示しない内部配線によって、ベース81の下面に引き出されている。
ジャイロ素子1は、基部21が導電性接着材861、862、863、864によって凹部811の底面に固定されている。また、導電性接着材861を介して駆動信号端子51と接続端子831とが電気的に接続され、導電性接着材862を介して駆動接地端子52と接続端子832とが電気的に接続され、導電性接着材863を介して検出信号端子53と接続端子833とが電気的に接続され、導電性接着材864を介して検出接地端子54と接続端子834とが電気的に接続されている。導電性接着材861〜864としては、導電性および接着性を有していれば特に限定されず、例えば、シリコーン系、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ビスマレイミド系等の接着材に銀粒子等の導電性フィラーを分散させたものを用いることができる。
3.ジャイロセンサー
次に、ジャイロ素子1を備えるジャイロセンサーについて説明する。
図10は、ジャイロセンサーの好適な実施形態を示す断面図である。
図10に示すように、ジャイロセンサー100は、角速度検出デバイス10と、ICチップ9とを有している。ICチップ9は、凹部811の底面にろう材等によって固定されている。ICチップ9は、導電性ワイヤーによって各接続端子831〜834と電気的に接続されている(だだし、図10では、接続端子834のみを図示している)。このようなICチップ9は、ジャイロ素子1を駆動振動させるための駆動回路や、角速度が加わったときにジャイロ素子1に生じる検出振動を検出する検出回路等を有する。なお、本実施形態では、ICチップ9がパッケージ8の内部に設けられているが、ICチップ9は、パッケージ8の外部に設けられていてもよい。
4.電子機器
次いで、ジャイロ素子1を備える電子機器について、図11〜図13に基づき、詳細に説明する。
図11は、本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。
この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1108を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
図12は、本発明の電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1208が配置されている。このような携帯電話機1200には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
図13は、本発明の電子機器を適用したデジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。
デジタルスチールカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。このようなデジタルスチールカメラ1300には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
以上のような電子機器は、ジャイロ素子1を備えているため、高い信頼性を発揮することができる。
なお、本発明の電子機器は、図11のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図12の携帯電話機、図13のデジタルスチールカメラの他にも、例えば、スマートフォン、タブレット端末、時計、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター等に適用することができる。
5.移動体
次いで、図1に示すジャイロ素子1を備える移動体について、図14に基づき、詳細に説明する。
図14は、本発明の移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
自動車1500には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されており、ジャイロ素子1によって車体1501の姿勢を検出することができる。ジャイロ素子1の検出信号は、車体姿勢制御装置1502に供給され、車体姿勢制御装置1502は、その信号に基づいて車体1501の姿勢を検出し、検出結果に応じてサスペンションの硬軟を制御したり、個々の車輪1503のブレーキを制御したりすることができる。その他、このような姿勢制御は、二足歩行ロボットやラジコンヘリコプターで利用することができる。以上のように、各種移動体の姿勢制御の実現にあたって、ジャイロ素子1が組み込まれる。
以上、本発明の物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前述した実施形態では、駆動腕が駆動振動モードのときにX軸方向(面内方向)へ屈曲振動し、検出振動モードのときにZ軸方向(Z軸方向)に屈曲振動する構成について説明したが、駆動振動モードと検出振動モードとで駆動腕の振動方向が異なっていれば、駆動腕の各振動モードでの振動方向は、特に限定されない。例えば、駆動腕は、駆動振動モードにおいてZ軸方向に屈曲振動し、検出振動モードでX軸方向に屈曲振動してもよい。
1……ジャイロ素子
10……角速度検出デバイス
100……ジャイロセンサー
2……圧電基板
21……基部
22、23……駆動腕
221、231……腕部
221a、231a……溝
222、232……薄肉部
24、25……検出腕
241、251……腕部
242、252……錘部
31……駆動信号電極
32……駆動接地電極
33……検出信号電極
34……検出接地電極
41……質量調整部
42……質量調整部
51……駆動信号端子
52……駆動接地端子
53……検出信号端子
54……検出接地端子
8……パッケージ
81……ベース
811……凹部
831、832、833、834……接続端子
82……リッド
861、862、863、864……導電性接着材
9……ICチップ
1100……パーソナルコンピューター
1102……キーボード
1104……本体部
1106……表示ユニット
1108……表示部
1200……携帯電話機
1202……操作ボタン
1204……受話口
1206……送話口
1208……表示部
1300……デジタルスチールカメラ
1302……ケース
1304……受光ユニット
1306……シャッターボタン
1308……メモリー
1310……表示部
1500……自動車
1501……車体
1502……車体姿勢制御装置
1503……車輪
Fxy……XY平面
L……レーザー
O1、O2……中心
ωy……角速度

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部と接続された振動腕と、を有し、
    前記振動腕は、
    第1の厚さt1を有し、質量調整部を備える第1の部分と、
    前記第1の厚さt1よりも厚い第2の厚さt2を有し、前記第1の部分よりも前記基部側に位置する第2の部分と、を有し、
    駆動振動モードでは、前記振動腕が第1の方向に屈曲振動し、
    検出振動モードでは、前記振動腕が前記第1の方向とは異なる第2の方向に屈曲振動することを特徴とする物理量検出振動素子。
  2. 前記第1の部分は、前記第2の部分よりも幅が広い請求項1に記載の物理量検出振動素子。
  3. 前記第1の部分の一方の主面と前記第2の部分の一方の主面とが同一面上に位置している請求項1または2に記載の物理量検出振動素子。
  4. 前記第1の部分の一方の主面は、前記第2の部分の一方の主面よりも他方の主面側に位置し、
    前記第1の部分の他方の主面は、前記第2の部分の前記他方の主面よりも前記一方の主面側に位置している請求項1または2に記載の物理量検出振動素子。
  5. 前記第1の部分は、前記基部から離間する方向に向けて厚さが漸減している部分を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の物理量検出振動素子。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の物理量検出振動素子と、
    前記物理量検出振動素子を収容するパッケージと、を有することを特徴とする物理量検出振動子。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の物理量検出振動素子を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の物理量検出振動素子を備えることを特徴とする移動体。
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