JP6014083B2 - 眠気覚まし用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、眠気を防止または解消するための組成物を提供する。
一般的にカフェインは中枢神経を興奮させ精神機能を更新させる作用があることが知られている。そこで従来から、コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶類等のカフェイン含有飲料が、味覚を楽しむだけでなく、仕事、スポーツ、自動車の運転などの疲れを解消するために飲まれている。しかし、仕事などの疲れを速やかに解消したり、眠気を覚まして勉強や自動車の運転を続けるために、カフェインを多く摂取しようとすると、コーヒーや緑茶などの飲料を多量に飲む必要がある。またカフェインは本来強い苦みを持つ物質であり、効率よく摂取できる程多くのカフェインをそのまま食品や飲料に添加すると苦みが強くなって、喫食するのが困難であり、また、内服液に見られるようにカフェインの強い苦みを抑えるためには多量の糖分を例えば、ブリックスが30〜50程度になるまで加えなければならず、そのため、甘苦いシロップ薬のような味になり、飲料としての味覚が全く損なわれるという問題があった。この問題点を解消することを目的として、特許文献1には所定量のカフェインとナリンジンとを含む、ブリックスが6〜20であるカフェイン強化飲料が開示されている。特許文献1の技術はナリンジンがカフェインの苦味を抑制できるという知見に基づく。特許文献2もまたカフェインの覚醒作用を用いた技術を開示する文献である。特許文献2にはコーヒーエキスと、ローズマリーエキスと、蜂蜜と、カフェインとを糖類によって固形状にしてなる覚醒作用を有する食品が開示されている。
一方、メントール、トウガラシ抽出物、ショウガ抽出物などの刺激成分により眠気を解消する技術も各種提案されている。特許文献3には水溶性高分子と、メントール等の冷感刺激剤およびトウガラシ、ジンジャー等の植物の抽出物であってよい温感刺激剤の1種または2種以上である刺激剤とを含む、眠気防止用口蓋貼付用フィルムが開示されている。特許文献4には生姜、山椒の実、唐辛子、芥子の各エキスの混合物にハッカ油及びワセリンの適量を混合した軟質の練状物にしたことを特徴とする眠気防止剤が記載されている。特許文献5にはカルボキシメチルセルロースナトリウム等の被膜形成化合物と、水とアルコールからなる混合溶媒と、l-メントール等の薬物とからなる眠気防止用外用剤が開示されている。
特開平8−149967号公報 特開2003−33156号公報 特開2007−99689号公報 特開2001−2580号公報 特開平6−157327号公報
従来提供されているカフェイン含有飲料の眠気防止効果は必ずしも満足できるものではなかった。
また特許文献3〜5に記載されているような、カフェイン以外の成分を有効成とする
眠気覚醒用組成物は、いずれも経口摂取により簡便に摂取できるものはなかった。
そこで本発明は、カフェインを配合した従来の眠気防止用組成物よりも目覚め効果およびその持続性に優れた、簡便に摂取できる組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、トウガラシ抽出物とショウガ抽出物とアルギニンとカフェインとを組み合わせて配合した組成物が高い覚醒作用(眠気解消作用)を有すること、および、同作用が持続されることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(1) トウガラシ抽出物と、ショウガ抽出物と、アルギニンと、カフェインとを含有する組成物。
(2) 液状である、(1)の組成物。
(3) トウガラシ抽出物を、カプサイシン類が12μg 以上となるように含有し、
ショウガ抽出物を、ジンゲロールが1.0mg 以上となるように含有し、
アルギニンを500mg以上含有し、
カフェインを100mg以上含有する、(1)または(2)の組成物。
(4) トウガラシ抽出物と、ショウガ抽出物と、アルギニンと、カフェインとを有効成分と
して含有する眠気防止剤。
(5) 液状である、(4)の眠気防止剤。
(6) トウガラシ抽出物を、カプサイシン類が12μg 以上となるように含有し、
ショウガ抽出物を、ジンゲロールが1.0mg 以上となるように含有し、
アルギニンを500mg 以上含有し、
カフェインを100mg以上含有する、(4)または(5)の眠気防止剤。
本発明の組成物は、カフェインを配合した従来の覚醒用飲食品と比較して、覚醒効果が有意に高い。また本発明の組成物による覚醒効果は一時的なものではなく持続性がある。
図1は実施例1の試験プロトコルを示す。 図2は実施例1での眠気に関するVAS法による評価結果を示す。 図3は実施例1での目の疲れに関するVAS法による評価結果を示す。 図4は実施例1でのフリッカー検査(下降法)の結果を示す。 図5は実施例2の試験プロトコルを示す。 図6は実施例2でのATMT(F課題)の結果を示す。 図7は実施例2でのATMT(R課題)の結果を示す。 図8は実施例2での眠気に関するVAS法による評価結果を示す。
1. トウガラシ抽出物
トウガラシ抽出物は、トウガラシの果実部分を有機溶媒、水、超臨界流体または亜臨界流体である溶媒することにより得ることができる。トウガラシ抽出物には、辛味受容体であるTRV1受容体に作用して辛味を感じさせるカプサイシン類が含まれる。トウガラシ抽出物としては、溶媒による抽出液をそのまま使用することもできるし、抽出液を濃縮または希釈したものを使用することもできるし、抽出液からカプサイシン類を精製または粗精製したものを使用することもできる。抽出溶媒としてはカプサイシン類を抽出することができる溶媒であれば特に限定されないが、エタノールが好ましい。トウガラシ抽出物中にはカプサイシン類が通常0.7〜0.9重量%含有される。カプサイシン類濃度はHPLC法により測定することができる。なお、カプサイシン類の量(カプサイシン量)はカプサイシンとジヒドロカプサイシンの総量である。本発明では、カプサイシンおよびジヒドロカプサイシンを総称して「カプサイシン類」または単に「カプサイシン」と称することがある。
トウガラシ抽出物は、本発明の組成物中に辛味を感じさせる量配合される。このような量としては、例えば最終組成物中に、好ましくは一回の経口摂取量当たり、カプサイシン類が12μg 以上、より好ましくは18μg 以上、特に好ましくは18μg〜56μgとなる量のトウガラシ抽出物が配合される。
ここで「一回の経口摂取量」とは、本発明の組成物または眠気防止剤が短い時間間隔(例えば10分以下の時間)をおいて断続的に、または連続的に経口摂取される量を指し、本発明の組成物または眠気防止剤が液状物である場合には例えば50〜200mlがその量である。以下でも「一回の経口摂取量」をこの意味で用いる。
なお、上記トウガラシ抽出物は、ショウガ抽出物と組み合わせて配合することにより、経口摂取に適した辛味パターンとなる。
2. ショウガ抽出物
ショウガ抽出物は、ショウガの地下茎部分を有機溶媒、水、超臨界流体または亜臨界流体である溶媒により抽出して得られる。ショウガ抽出物には、辛味受容体であるTRV1受容体に作用して辛味を感じさせるジンゲロールが含まれる。ショウガ抽出物としては、溶媒による抽出液をそのまま使用することもできるし、抽出液を濃縮または希釈したものを使用することもできるし、抽出液からジンゲロールを精製または粗精製したものを使用することもできるし、精製されたジンゲロールを乳化して可溶化した製剤を使用することもできる。抽出溶媒としては、ジンゲロールを抽出することができる溶媒であれば特に限定されないが、二酸化炭素等の超臨界流体が好ましい。ショウガ抽出物中にはジンゲロールが通常1.7〜2.1重量%含有される。ジンゲロール濃度はHPLC法により測定することができる。
ショウガ抽出物は、本発明の組成物中に辛味を感じさせる量配合される。このような量としては、例えば最終組成物中に、好ましくは一回の経口摂取量当たり、ジンゲロールが1.0mg 以上、より好ましくは1.4mg 以上、特に好ましくは1.4〜4.5mg となる量のショウガ抽出物が配合される。
3. アルギニン
アルギニンとしてはL−アルギニンが好適に使用され、塩の形態であってもよい。アルギニンとしては市販のアルギニンを使用することができる。例えば、糖源から発酵法により製造された高濃度(例えば98.0重量%以上)のアルギニンを使用することができる。
本発明の組成物中においてアルギニンは、併用されるカフェインの自発運動興奮作用を増強する量使用される。このような量は、例えば最終組成物中に、好ましくは一回の経口摂取量当たり、500mg 以上、より好ましくは500〜1500mg である。
4. カフェイン
カフェインとしては市販のカフェインを使用することができる。例えば、コーヒー豆から熱水抽出して製造される高濃度(例えば98.5重量%以上)のカフェインを使用することができる。
本発明の組成物中においてカフェインは摂食により自発運動興奮作用を奏する有効量配合されればよく、例えば、最終組成物中に、好ましくは一回の経口摂取量当たり、100mg 以上、より好ましくは100〜300mg 配合される。
5. その他の成分
本発明の組成物は少なくとも上記の活性成分を含有するが、他の成分を更に含んでいても構わない。特に、飲料組成物は、水中に上記活性成分以外に更に、果汁、甘味料、酸味料、酸化防止剤、増粘剤、食塩、香料、ビタミン類、エキス類、環状オリゴ糖、炭酸、その他の食品添加物を添加することにより調製することができる。炭酸はトウガラシ抽出物やショウガ抽出物の辛味をマスキングする効果がある。炭酸の配合量は特に限定されないが、20℃における内圧が0.5〜3.0 kgf/cm2となるように本発明の液状の組成物または液状の眠気防止剤中に炭酸ガスが圧入されている場合に辛味のマスキング効果が顕著であるため好ましい。また、ビタミン類、香料、エキス類は飲用時の薬効感を付与する効果がある。
果汁としてはリンゴ果汁、レモン果汁、またはオレンジ果汁、あるいはこれらの濃縮果汁等が挙げられる。
甘味料としては果糖、ブドウ糖、液糖等の糖類、はちみつ、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム等の高甘味度甘味料が挙げられる。
酸味料としてはクエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、酒石酸等が挙げられる。
酸化防止剤としてはビタミンC、酵素処理ルチン等が挙げられる。
増粘剤としてはジェランガム、キサンタンガム、ペクチン、グアーガム等の増粘多糖類が挙げられる。本発明の飲料組成物の粘度は増粘多糖類によって2.5 mPa・s程度に調整されることができる。
香料またはエキス類としてはショウガ、シナモン、クローブ、ウコン等の香料またはエキス類等が挙げられる。
ビタミン類としてはビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシン等が挙げられる。
6. 組成物
本発明の組成物は、眠気防止作用を有する飲食品組成物または医薬品組成物として使用することができる。
本発明の組成物の形状は特に限定されないが、経口摂取に適した液状、固形状または半固形状の組成物が好ましく、液状組成物であることが特に好ましい。液状組成物は、液状食品(飲料)として提供されてもよいし、液状の経口投与用の医薬品として提供されてもよい。かかる液状組成物は、瓶やアルミ製やスチール製の容器、或いはペットボトル等の容器に充填密封して製品とする。また、上記組成物を顆粒状や打錠として適宜容器に収納して製品としてもよい。
7. 炭酸による辛味の抑制
トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物を含む液状組成物に炭酸を加えることにより、トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物が有する辛味を抑制することができる。驚くべきことに、炭酸による辛味抑制効果は、トウガラシ抽出物およびショウガ抽出物の辛味に対して特に顕著である。イソチオシアネート類、ピペリン、サンショオール等の他の成分による辛味は炭酸によっては殆ど抑制されない。
この知見に基づき以下の発明が提供される。
(イ) トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物と、炭酸とを含む液状組成物。
(ロ) 20℃における内圧が0.5〜3.0 kgf/cm2となるように炭酸ガスが圧入されている、(イ)の液状組成物。
(ハ) トウガラシ抽出物を、カプサイシン類が0.01ppm 以上となるように含有する、(イ)または(ロ)の液状組成物。
(ニ) トウガラシ抽出物を、カプサイシン類が0.01ppm〜1.2ppmとなるように含有する、(ハ)の液状組成物。
(ホ) ショウガ抽出物を、ジンゲロールが1ppm 以上となるように含有する、(イ)〜(ニ)のいずれかの液状組成物。
(ヘ) ショウガ抽出物を、ジンゲロールが1ppm〜20ppmとなるように含有する、(ホ)の液状組成物。
(ト) トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物を含む液状組成物に炭酸を含有させることにより、トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物に由来する辛味を抑制する方法。
(チ) 20℃における内圧が0.5〜3.0 kgf/cm2となるように液状組成物に炭酸ガスを圧入する工程を含む、(ト)の方法。
(リ) 液状組成物がトウガラシ抽出物を、カプサイシン類が0.01ppm 以上となるように含有する、(ト)または(チ)の方法。
(ヌ) 液状組成物がトウガラシ抽出物を、カプサイシン類が0.01ppm〜1.2ppmとなるように含有する、(リ)の方法。
(ル) 液状組成物がショウガ抽出物を、ジンゲロールが1ppm 以上となるように含有する、(ト)〜(ヌ)のいずれかの方法。
(オ) 液状組成物がショウガ抽出物を、ジンゲロールが1ppm〜20ppmとなるように含有する、(ル)の方法。
上記液状組成物は、飲料や、液状の経口投与用の医薬品等の形態で提供されることができる。上記液状組成物は炭酸飲料を封入することができる瓶やアルミ製やスチール製の容器、或いはペットボトル等の容器に充填密封して製品とする。上記液状組成物は、水中に、トウガラシ抽出物および/またはショウガ抽出物と炭酸のほかに、飲料や医薬品において許容される他の成分(果汁、甘味料、酸味料、酸化防止剤、増粘剤、食塩、香料、ビタミン類、エキス類、環状オリゴ糖、その他の食品添加物)を添加することにより調製することができる。
トウガラシ抽出物、ショウガ抽出物、及び他の成分としては、上記1.〜5.の欄で述べたものと同様のものを使用することができる。
1. 試験方法
試験は、20歳以上49歳以下の健常な男性16名を対象とした3群のクロスオーバー試験法(単回投与)により実施した。
試験場所として防音室(音楽スタジオ)を使用した。室内には、リラックスできる音楽を常時流すとともに、薄暗い状態にした。なお、室内の温度は25℃±1に設定した。
被験者を室内に設置したリクライニングシートに静座させ、試験中は検査時を除き特に作業を行わせなかった。
2. 検査試料
なお、本実施例において「カプサイシン」はカプサイシンとジヒドロカプサイシンを包含する。
(i) 試験食品1
試験食品1は、水中に、Lアルギニン500mg及びその他原材料15.8gを含む内容重量100mlの飲料である。
使用したアルギニンは、アルギニン原料を糖を発酵し単離精製した、市販品であるL-アルギニンであり、含有量は98.0重量%以上である。
(ii) 試験食品2
試験食品2は、水中に、トウガラシ抽出物をカプサイシンが36μgとなる量、ショウガ抽出物をジンゲロール1.6mgとなる量、Lアルギニン500mg及びその他原材料15.9gを含む内容重量100mlの飲料である。
使用したトウガラシ抽出物は、インド産のトウガラシをエタノール抽出したもので、カプサイシン含量は0.7〜0.9重量%である。
使用したショウガ抽出物は、インド産とナイジェリア産のショウガ混合物を二酸化炭素を溶媒とした超臨界抽出により得られた抽出物を精製・乳化した香辛料抽出物製剤で、ジンゲロール含量は1.7〜2.1重量%である。
使用したアルギニンは、試験食品1と同じである。
(iii) 試験食品3
試験食品3は、更にカフェイン100mgを含むこと、その他原材料16.0gであること以外は試験食品2と同様の組成を有する。
使用したカフェイン原料は市販品である。コーヒー豆を原体とし、カフェイン含量は98.5重量%以上である。
(iv) その他の原材料
試験食品1〜3に含まれる「その他の原材料」の組成は同一である。具体的には、リンゴ濃縮果汁、レモン濃縮果汁、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、高甘味度甘味料(スクラロース)、酸味料(クエン酸)、増粘剤(ジェランガム、キサンタンガム)、環状オリゴ糖、食塩、ビタミンB1、酸化防止剤(クエン酸)、香料、および炭酸が特定の比率で配合されている。そして表1に示すとおり、試験食品1〜3には、この同一組成の「その他の原材料」が実質的に同一量(100ml容量中15.8g、15.9gまたは16.0g)含まれる。更に、試験食品1〜3の粘度はいずれも、ジェランガムとキサンタンガムとにより2.5mPa・sに調整されている。
(v) 製造方法
各試験食品は、水に、増粘剤と環状オリゴ糖とを混合し、アルギニン、酸味料の粉体原料を添加し、リンゴ濃縮果汁、レモン濃縮果汁とはちみつを添加し、さらに高甘味度甘味料や食塩、カフェイン(試験食品3)、酸化防止剤、トウガラシ抽出物(試験食品2,3)、ショウガ抽出物(試験食品2,3)を添加し、果糖ブドウ糖液糖、ビタミンB1、酸味料、香料を添加したものを、100℃前後で加熱殺菌し、その後冷却して炭酸注入後に容器に充填密封し、再び加熱殺菌・冷却して製造した。
3. 試験項目
(1) 自覚症状の評価
VAS(Visual Analog Scale)法とは、自覚的症状の程度を数値化して評価する検査である。直線状に、考えられうる最高の状態を右端、最低を左端としてその線分上に自分の状態の程度を示してもらう方法である。主観的な評価のために臨床医学でも広く用いられており、特に同被験者間の投与前後の状態の比較などに使われる。VAS法により「眠気」、「目の疲れ」について評価した。
被験食摂取前30分と摂取後30分、60分、90分に測定した。
(2) フリッカー検査(下降法)
フリッカー検査(下降法)とは、視覚の疲労を通じて大脳疲労の度合いを評価する検査のことであり、点滅する光のサイクルを徐々に遅くして、それが点滅している光に見える時の1秒当たりのサイクル数を調べる。フリッカー値は主に覚醒水準を反映することが知られている。数値が高いほど、覚醒水準が高いことを示す。
被験食摂取前30分と摂取後30分、60分、90分に測定した。
(3) 統計解析
統計処理は摂取前後の比較として対応のあるt‐検定を用い、対照との群間比較には対応のあるt‐検定を用いて行った。いずれも両側検定で有意水準を危険率5%とし、10%以下の場合は傾向ありとして判断した。
4. 試験プロトコル
試験プロトコルを図1に示す。
5. 結果
(1) 自覚症状の評価
VAS法による「眠気」、「目の疲れ」の評価結果を図2、図3に示す。
試験食摂取30分後、60分後の「眠気」において、試験食品3(本発明)は、試験食品1(プラセボ)と比較して低値(眠気が少ない)傾向を示した(p<0.1)。
試験食摂取30分後、60分後、90分後の「目の疲れ」において、試験食品3は、試験食品1と比較して有意な低値(目の疲れが少ない)を示した(p<0.05)。
(2) フリッカー検査
フリッカー検査下降法の結果を図4に示す。
試験食摂取30分後、60分後において、試験食品3は試験食品1に比較してフリッカー値が有意な高値を示した(p<0.05)。
(3) 結論
試験食品3は、「眠気」を低減し(図2)、覚醒水準を上昇させた(図4)ことから、覚醒効果があることが確認された。また、いずれの作用も、30〜90分にかけて同程度で維持されたことから、持続性があることも確認された。試験食品1(プラセボ)にスパイス(カプサイシン・ジンゲロール)を添加した試験食品2は試験食品1と同じ挙動を示したので、スパイス(カプサイシン・ジンゲロール)とアルギニンの組合せでは覚醒効果はないが、更にカフェインと併用することで覚醒効果を発揮することが確認された。
上記実施例1の結果において、試験食品2ではスパイス(カプサイシン・ジンゲロール)とアルギニンによる覚醒効果が認められなかったのに対し、試験食品3では覚醒効果が認められた。しかし、それがカフェイン単独によるものなのか、カフェイン、スパイス(カプサイシン・ジンゲロール)、アルギニンによる相乗効果なのかが明らかになっていないため、実施例2でこのことを確認した。
1. 試験方法
試験は無作為割付による、2群のクロスオーバー試験にて実施した。被験者に被験食を1日に1種類、計3種類単回摂取させた。
事前に本試験の被験者となることを自発的に志願し、書面をもって同意した20歳以上39歳以下の特定疾患を持たない健常男性社員9名を被験者とした。
2. 検査試料
(i) カフェインを使用した市販品
カフェイン120 mgを含む市販飲料(50 ml/本あたりの配合量)である。粘性は1.5mPa・sであった。
(ii) 本発明品
有効成分としてカプサイシン18μg (トウガラシ抽出物)、ジンゲロール1.5mg (ショウガ抽出物)、カフェイン 103 mg、アルギニン527 mgを含む飲料(110 ml/本あたりの配合量)である。粘性は2.5mPa・sであった。
「その他の原材料」は実施例1の試験食品1〜3と同一である。
本発明品は、試験食品1〜3について説明したのと同様の手順により製造した。
なお、本実施例において「カプサイシン」はカプサイシンとジヒドロカプサイシンを包含する。
3. 試験項目
(1) 作業効率の評価
ATMT(Advanced Trail Making Test)による作業反応時間の合計を作業効率(パフォーマンス)と捉えて評価した。1〜25までの数字を全て消すのに要した探索反応時間の合計を作業効率と捉えた。
固定(F)課題とランダム(R)課題を被験食摂取前30分と摂取後30分、90分に実施した(F課題:出現した数字の配置は固定されている。R課題:反応毎に全ての数字配置が変わる。)。
ATMTとは、総合医科学研究所(株)が開発した精神疲労に関する定量化システムのことである。1から順にポイントされる25個のターゲットをタッチパネル画面上にランダムに配置して表示し、被験者に1から順に各ターゲットを押させて、各ターゲットの探索に要した時間(探索反応時間)を測定する。
(2) 自覚症状(覚醒感)の評価
自覚症状の評価は、「眠気」を実施例1と同様にVAS法により評価した。
被験者は、被験食摂取前25分と摂取後15分、45分、90分にアンケート用紙に記載した。
(3) 統計解析
統計処理は摂取前後の比較として対応のあるt‐検定を用い、対照との群間比較には対応のあるt‐検定を用いて行った。いずれも両側検定で有意水準を危険率5%とし、10%以下の場合は傾向ありとして判断した。
4. 試験プロトコール
試験は図5に示した検査スケジュールで実施した。
5. 結果
(1) 作業効率の評価
ATMTによる作業反応時間の合計を作業効率(パフォーマンス)と捉えて評価した。
図6に示すように、F課題については、本発明品摂取時において摂取90分後に、市販品と比較して有意な作業効率の向上が確認された(p<0.05)。
図7に示すように、R課題については、本発明品は、市販品に比較して低値を示した。
(2) 自覚症状の評価
VAS法による眠気の評価結果に基づき覚醒感を評価した。
図8に示すように、本発明品摂取時において摂取90分後に、市販品と比較して有意に「眠気」の体感が低減した(p<0.05)。
(3) 結論
本発明品は、カフェイン120mgを含む市販製品よりも、作業効率を向上させ(図6)、「眠気」を低減させた(図8)ことから、従来の眠気防止組成物よりも覚醒効果があることが確認された。
スパイス(カプサイシン・ジンゲロール)、アルギニン、カフェインを含む本発明品の覚醒効果は、スパイスとアルギニンを含まない市販製品よりも効果が優ることから、スパイス(カプサイシン・ジンゲロール)とアルギニンは、カフェインと併用することでカフェイン単独の効果を上回る効果があることが確認された。このことから、スパイス(カプサイシン・ジンゲロール)、アルギニン、カフェインの組合せの必要性を確認することができた。
炭酸入り飲料と炭酸なし飲料の辛味比較
一般の人を対象に「炭酸あり」と「炭酸なし」の場合の辛味の感じ方について、調査を実施した(n=60)。
サンプルは、表3の配合(質量部)の原材料を撹拌混合したものと更に炭酸を注入したものの2サンプルを用意し、当該2サンプルでの相対比較を行った。なお、炭酸圧は0.8kgf/cm2(20℃)で実施した。
上記調査の結果を表4に示す。
相対的意向については、TP、TB共に「炭酸あり」の方が「炭酸なし」よりも明らかに優れていた。
次に、辛味レベルについて、「炭酸あり」の方では「ちょうどよい」とする人数が最も多くなっている。一方、「炭酸なし」の方では、「ちょうどよい」とする人数よりも「もっと弱く」してほしいとする人数の方が多くなっている。このことから、「炭酸あり」では辛味のマスキング効果がでているといえる。
辛味の種類とマスキング効果
専門パネル5名乃至6名で、辛味成分の殆どの種類のものにも炭酸によるマスキング効果が期待できるのかどうかについて調べてみた。
試験方法は、水溶き品に辛味成分を特定量添加した辛味を5点とし、これを指標として試飲量20mlを飲んで感じた辛味レベルを10点:辛くない、1点:辛い、で評価した。辛味の評価は辛味成分毎に1時間程度の間隔を空けて評価した。
サンプルを表5に示す。
上記サンプルの辛さがそれぞれ異なるためにその調整方法として、事前に水で辛味を感じる濃度を設定しそれぞれのサンプルの辛さをできるだけ合わせるようにした。当該濃度は辛味成分によって異なってくるので、5成分毎に濃度を設定する。
辛味成分毎の辛味評価を表6−1〜5に示す。炭酸ガスの量として20℃での内圧を示す。
上記表6−1〜5のパネル評価では、表6−1の1)アリルイソチオシアネート、表6−2の2)ピペリン、表6−2の3)サンショオールでは、辛味のマスキング効果はほとんどみられないが、表6−4の4)カプサイシン類と表6−5の5)ジンゲロールでは10点:辛くないに近づいた点数になっている。すなわち、炭酸による辛味のマスキングは、全ての辛味成分に対してのものではなく、選択された特定の辛味成分についてのものであることが分かる。

Claims (4)

  1. トウガラシ抽出物、ショウガ抽出物、アルギニン、カフェイン、及び炭酸を含み、経口摂取される眠気防止用液状組成物。
  2. 20℃における内圧が0.5〜3.0 kgf/cm2となるように炭酸ガスが圧入されている、請求項1に記載の眠気防止用液状組成物。
  3. トウガラシ抽出物を、カプサイシン類が0.01ppm〜1.2ppmとなるように含有する、請求項1又は2に記載の眠気防止用液状組成物。
  4. ショウガ抽出物を、ジンゲロールが1ppm〜20ppmとなるように含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の眠気防止用液状組成物。
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