JP5956782B2 - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子及び該撮像素子を有する撮像装置に関し、更に詳しくは、2次元に構成された多数の光電変換素子で静止画及び/又は動画を撮像可能な撮像素子と、該撮像素子を用いて位相差式焦点検出を行う撮像装置に関する。
動画や静止画が記録可能な電子カメラにおいて、画像記録用の撮像素子を用いて位相差検出方式の焦点検出を実現する技術が提案されている。位相差検出方式では、撮影光学系の射出瞳を通過した光束を2分割し、2分割した光束を一組の焦点検出用受光素子群で受光する。そして、その受光量に応じて出力される1対2像の信号波形のずれ量、すなわち、光束の瞳分割方向に生ずる相対的位置ずれ量を検出することで、撮影光学系の焦点ずれ量(デフォーカス量)を求めるものである。そして、該方式による焦点検出特性は、焦点検出用画素の配列や該画素の瞳分割特性形状に依存するため、焦点検出特性を向上させるための画素内構造や配列に関する様々な技術が提案されている。
一方で、撮像素子はノイズの少ない高精細画像を取得することが求められるが、そのためには撮像素子の各画素は撮影光学系の射出瞳のうち、できる限り広い領域を通過した光束を受光するのが好ましい。しかしながら、広い瞳領域の光束を利用することは、位相差式焦点検出における性能向上と相反することがある。そこで、撮像と位相差検出の両機能を満足するために、以下のような技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、撮像素子の各画素において、画素の中央領域に第1の光電変換部を、その周囲に第2の光電変換部を配置している。そして、第1の光電変換部の出力で画像信号を創生し、第2の光電変換部の出力で位相差式焦点検出を行う。
また、特許文献2では、撮影光学系の射出瞳位置の変化に対する冗長性を持たせるため、光電変換部の分割中心位置が異なる複数の画素を備える。そして、射出瞳位置に応じて最適な画素を選択することで、焦点検出信号の受光光量のアンバランスを軽減させている。
また、特許文献3では、撮像用画素とは別に2種類の焦点検出画素を設けて、一方の焦点検出画素の測距瞳の瞳並び方向の重心位置の距離w3と他方の焦点検出画素の測距瞳の瞳並び方向の重心位置の距離w3を異ならせる。そして、デフォーカス量の大きさに基づいて2種類の焦点検出画素を選択する開示がある。
特開2007−158692号公報 特開2009−015164号公報 特開2007−279312号公報
しかしながら、特許文献1において開示された技術では、撮像特性を重視した画素構成となっているため、良好な焦点検出特性が得られない場合がある。たとえばFナンバーの暗い、すなわち射出瞳径の小さな撮影光学系を用いる場合、焦点検出用光電変換部への光束がけられてしまうため、焦点検出ができない恐れがある。また、撮像素子の周辺部、すなわち像高の大きな領域では、撮影光学系の口径食(ビネッティング)により射出瞳径が小さくなる。そして、口径食の状況は撮影光学系の機種や、ズーム状態及びフォーカス状態で異なるため、焦点検出可能な領域もこれらの状態で変化し、安定した焦点検出が困難となる。
また、特許文献2において開示された技術では、瞳分割が一方向に限定されているため、これと直交する方向のみに輝度分布を有する被写体に対しては焦点検出ができない。また、画像取得のための素子感度を高めるためには光電変換部の面積を大きくする必要があるが、大デフォーカス時には焦点検出像のボケも大きくなり、焦点検出可能なデフォーカス範囲が狭くなるという課題もある。
また、特許文献3では、2種類の焦点検出画素は撮像用画素でないので、撮像用画像を取得するとき、欠陥画素になる課題がある。
一方、瞳分割機能を有した撮像素子を用いると、視差情報を有した3次元画像を取得することができる。しかしながら、特許文献1及び2に記載された技術を用いたとしても、どのようにすれば焦点検出と3次元画像取得の両機能を最適化できるかがについては不明だった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、焦点検出可能なデフォーカス範囲を広くするとともに、合焦近辺での検出精度を向上することを目的とする。
また、被写体の輝度分布の方向に関わらず、焦点検出可能なデフォーカス範囲を広くするとともに、合焦近辺での検出精度を向上することを更なる目的とする。
更に、焦点検出と3次元画像取得の両機能を最適化することを別の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像素子は、撮影光学系により形成された被写体像を検出して記録用画像を生成する第1の撮像画素及び第2の撮像画素と、を有する撮像素子であって、前記第1の撮像画素は、第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に複数に分割された複数の光電変換部を備え、前記第2の撮像画素は、前記第1の方向に分割された複数の光電変換部を備え、前記第1の撮像画素を構成する光電変換部の数と、前記第2の撮像画素を構成する光電変換部の数は、同一であり、前記複数の光電変換部は、前記撮影光学系からの光束のうち分割された光束により形成された複数の被写体像を光電変換して位相差の検出に用いられる焦点検出信号を出力する機能を備えており、前記第1の撮像画素を構成する前記複数の光電変換部のうち位相差の検出に用いる光電変換部の基線長は、前記第2の撮像画素を構成する前記複数の光電変換部のうち位相差の検出に用いる光電変換部の基線長より長ことを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出可能なデフォーカス範囲を広くすることができるとともに、合焦近辺での検出精度を向上させることができる。
また、被写体の輝度分布の方向に関わらず、焦点検出可能なデフォーカス範囲を広くするとともに、合焦近辺での検出精度を向上することができる。
更に、焦点検出と3次元画像取得の両機能を最適化することができる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態における撮像素子の画素配列を示す図。 第1の実施形態における撮像素子の読み出し回路の構成を示す図。 ズーム状態がMiddle状態での画面中央画素における光電変換部の投影関係の説明図。 ズーム状態がMiddle状態での射出瞳面における画面中央画素の投影図。 ズーム状態がMiddle状態での画面周辺画素における光電変換部の投影関係の説明図。 ズーム状態がMiddle状態での射出瞳面における画面周辺画素の投影図。 ズーム状態がWide状態での画面周辺画素における光電変換部の投影関係の説明図。 ズーム状態がTele状態での画面周辺画素における光電変換部の投影関係の説明図。 画面上の各位置における画素の光電変換部の配置を説明する図である。 ズーム状態がMiddle状態での光電変換部と射出瞳の投影像との位置関係を説明する図。 ズーム状態がWide状態での光電変換部と射出瞳の投影像との位置関係を説明する図。 ズーム状態がTele状態での光電変換部と射出瞳の投影像との位置関係を説明する図。 第1の画素と第2の画素の出力信号のデフォーカスによる変化を説明する図。 第1の画素と第2の画素の出力信号の、焦点検出エリアによる差異を説明する図。 第1の実施形態における3D画像を創生する際の光電変換部の出力の加算方法を説明するための概念図。 焦点検出時の画像及び焦点検出信号とデフォーカスマップの一例を示す図。 第1の実施形態におけるカメラの撮影時のメインフローを示すフローチャート。 第1の実施形態における焦点検出サブルーチンのフローチャート。 第1の実施形態における画像記録サブルーチンのフローチャート。 第2の実施形態における撮像素子の画素配列を示す図。 第2の実施形態における3D画像を創生する際の光電変換部の出力の加算方法を説明するための概念図。 第3の実施形態における撮像素子の画素配列を示す図。 第4の実施形態におけるカメラの撮影時のメインフローを示すフローチャート。 第4の実施形態における焦点検出サブルーチンのフローチャート。 第5の実施形態における撮像素子の複数の基線長について説明した図。 第5の実施形態における3種類のデフォーカス量に対する重み付け係数を示す図。 第5の実施形態における焦点検出サブルーチンのフローチャート。 第5の実施形態の変形例における3種類のデフォーカス量に対する重み付け係数を示す図。 第5の実施形態の変形例における3種類のデフォーカス量に対する重み付け係数を示す図。 第6の実施形態における3種類のデフォーカス量に対する重み付け係数を示す図。 第6の実施形態における焦点検出サブルーチンのフローチャート。 第6の実施形態の変形例における3種類のデフォーカス量に対する重み付け係数を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明における撮像素子を有する撮像装置であるデジタルカメラの概略構成を示したもので、撮像素子を有したカメラ本体と撮影光学系が一体化又は接続されたデジタルカメラを示しており、動画及び静止画が記録可能である。同図において、101は撮影光学系(結像光学系)の先端に配置された第1レンズ群で、光軸方向に進退可能に保持される。102は絞りで、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行うほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッタとしての機能も備える。103は第2レンズ群である。絞り102及び第2レンズ群103は一体となって光軸方向に進退し、第1レンズ群101の進退動作との連動により、変倍機能(ズーム機能)を実現することができる。
105は第3レンズ群で、光軸方向の進退により、焦点調節を行う。106は光学的ローパスフィルタで、撮影画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。107は2次元CMOSセンサとその周辺回路で構成された撮像素子である。また、撮像素子107は、横方向にM画素、縦方向にN画素が正方配置され、ベイヤー配列の原色カラーモザイクフィルタがオンチップで形成された、2次元単板カラーセンサが用いられる。なお、撮像素子107の構成については詳細に後述する。
111はズームアクチュエータで、不図示のカム筒を手動もしくはアクチュエータで回動することで、第1レンズ群101〜第3レンズ群103を光軸方向に進退駆動し、変倍操作を行う。112は絞りシャッタアクチュエータで、絞り102の開口径を制御して撮影光量を調節すると共に、静止画撮影時の露光時間制御を行う。114はフォーカスアクチュエータで、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。
115は無線式の通信部で、インターネット等のネットワークを通じてサーバーコンピュータと通信するためのアンテナや信号処理回路で構成される。116はカメラの姿勢検知部で、カメラの撮影姿勢、すなわち横位置撮影か縦位置撮影かを判別するための電子水準器が用いられる。
121はカメラ本体の種々の制御を司るカメラ内CPUで、演算部、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を有する。CPU121は、ROMに記憶された所定のプログラムに基づいて、カメラが有する各種回路を駆動し、AF、撮影、画像処理と記録等の一連の動作を実行する。
122は通信制御回路で、通信部115を介して、カメラから撮影画像をサーバーコンピュータに送信したり、サーバーコンピュータから画像や各種情報を受信する。123は姿勢検知回路で、姿勢検知部116の出力信号から、カメラの姿勢を判別する。124は撮像素子駆動回路で、撮像素子107の撮像動作を制御するとともに、取得した画像信号をA/D変換してCPU121に送信する。125は画像処理回路で、撮像素子107が取得した画像のγ変換、カラー補間、JPEG圧縮等の処理を行う。
126はフォーカス駆動回路で、焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114を駆動制御し、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行う。128は絞り駆動回路で、絞りアクチュエータ112を駆動制御して絞り102の開口を制御する。129はズーム駆動回路で、撮影者のズーム操作に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。
131はLCD等の表示器で、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態表示画像、カメラの姿勢情報等を表示する。132は操作スイッチ群で、電源スイッチ、撮影開始スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。133は着脱可能なフラッシュメモリで、撮影済み画像を記録する。
図2は本第1の実施形態における撮像素子107の画素配列を示したもので、本発明人による特開平09−046596号報等に開示された技術を用いて製造される。同図は2次元C−MOSエリアセンサの縦(Y方向)12行と横(X方向)14列の範囲を、撮影光学系側から観察した状態を示している。カラーフィルタはベイヤー配列が適用され、奇数行の画素には、緑(Green)と赤(Red)のカラーフィルタが交互に設けられる。また、偶数行の画素には、青(Blue)と緑(Green)のカラーフィルタが交互に設けられる。211iの円はオンチップマイクロレンズを表わし、オンチップマイクロレンズ211iの内側に配置された複数の矩形はそれぞれ光電変換部である。
本発明では、すべての画素が、X方向にm分割、Y方向にn分割(ただし、mとnはいずれも1以上の整数)された複数の光電変換部を含み、各光電変換部の光電変換信号は独立して読み出しできる構成となっている。ただし、画素の分割形態は全画素一様ではなく、分割形態の異なる複数の画素から構成される。以下にこれら画素の特徴を説明する。なお、以下の説明において、分割された複数の光電変換部を連結し、一つの光電変換部とみなした形状を連結形状、連結形状の中心を連結中心と称する。
211は第1の画素(第1の撮像画素)で、X方向(第1の方向)に2分割(整数m1=2)、Y方向(第2の方向)に2分割(整数n1=2)された、合計4個の光電変換部211a〜211dを有する。これら4個の光電変換部211a〜211dは、画素中心を通るX軸及びY軸に対して、それぞれ線対称となるように分割されている。すなわち、分割された各光電変換部の平面形状は正方形、4個の光電変換部を合わせた連結形状も正方形で、像面上のすべての位置において同一の分割形状となっている。第1の画素211の出力は、記録用画像の生成、及び合焦近傍での焦点検出に利用される。ここで記録用画像とは、JPEG等のフォーマットで規定された通常の2次元(2D:2-Dimensional)画像のほかに、視差情報を有する複数画像から構成される3次元(3D:3-Dimensional)画像も含む。また、動画、静止画のいずれも該当する。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する他の画素も、以下、第1の画素211と呼ぶ。
221〜223は第2の画素(第2の撮像画素)で、所定の配列規則に則って第1の画素211の間に離散配置されている。そして、X方向(第1の方向)に4分割(整数m2=4、(2n個、n=2))され、Y方向には分割されない(整数n2=1)、合計4個の光電変換部を有する。第2の画素221〜223の各光電変換部を合わせた連結形状も正方形である。第2の画素221〜223の出力は、記録用画像の生成、及び大デフォーカス時(焦点ずれ量が大きい時)の焦点検出に利用される。図2においては、4分割された光電変換部のうち、中央2個の光電変換部(添え字b及びcで表記されたもの)が焦点検出に利用される。なお同図において、焦点検出用光電変換部は黒く表示しているが、その基本的な構造や特性は両側の光電変換部(添え字a及びdで表記されたもの)と同じである。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する画素も、以下、第2の画素221〜223と呼ぶ。第2の画素221〜223においても、4つの光電変換部を合わせた連結形状はすべて正方形となっているが、分割された個々の光電変換部の平面形状の相違により、第2の画素221〜223はさらに以下のごとく3種類に分けられる。
まず、第2の画素222においては、光電変換部222b及び222cは画素中心に対して左右対称に配置される。すなわち、光電変換部222a〜222dの連結中心と、中央の光電変換部222b及び222cの連結中心は一致している。そして光電変換部222b及び222cのX方向の寸法(光電変換部の幅)は、外側の光電変換部222a及び222dのX方向寸法よりも小さく(狭く)設定されている。この分割形状は、像面上に配置されたすべての第2の画素222で同一となっている。
ここで、同一行上に配置された所定範囲内にある第2の画素222の光電変換部222bの出力をつなぎ合わせて編成したものをAF用B像、同じく光電変換部222cの出力をつなぎ合わせて編成したものをAF用C像とする。そしてAF用B像とC像の相対的な横ずれ量を相関演算により検出することで、所定領域の焦点ずれ量、すなわちデフォーカス量を検出することができる。
第2の画素221においては、光電変換部221b及び221cの連結中心は、光電変換部221a〜221dの連結中心に対してX軸上の負方向に偏倚している。ただし光電変換部221b及び221cのX方向の寸法は、光電変換部222b及び222cと同一に設定される。その結果、外側の光電変換部221aのX方向寸法は光電変換部222aに比べて小さく、他方の光電変換部221dのX方向寸法は光電変換部222dに比べて大きくなっている。
第2の画素223においては、光電変換部223b及び223cの連結中心は、光電変換部223a〜223dの連結中心に対してX軸上の正方向に偏倚している。ただし光電変換部223b及び223cのX方向の寸法は、光電変換部222b及び222cと同一に設定される。その結果、外側の光電変換部223aのX方向寸法は光電変換部222aに比べて大きく、他方の光電変換部223dのX方向寸法は光電変換部222dに比べて小さくなっている。
これら第2の画素221、222、223において、光電変換部221b、221c、222b、222c、223b、223cのX方向の寸法を小さくする理由は次のとおりである。位相差検出式焦点検出システムにおいては、撮影光学系の射出瞳上で焦点検出用光束の瞳分割を行う。そして、瞳分割方向における瞳寸法が大きいと、非合焦時のAF像のボケが大きくなり、焦点検出可能範囲が狭く、すなわち大デフォーカスにおける焦点検出能力が劣化する。また、撮影光学系のF値が暗い(Fナンバーが大きい)場合、焦点検出用光束のケラレが著しくなり、1対のAF像信号の相似性が損なわれたり、光量のアンバランスが増加する。そしてこのけられ現象はデフォーカス量に依存するため、大デフォーカス時の焦点検出能力が一層低下してしまう。
ここで、撮影光学系の射出瞳面上における焦点検出用瞳と、撮像素子の各画素における光電変換部は、オンチップマイクロレンズを介して共役関係にある。そこで、焦点検出に用いる光電変換部221b、221c、222b、222c、223b、223cのX方向寸法を小さくすることで、焦点検出用瞳の幅が狭くなり、上記大デフォーカス時の焦点検出性能の低下を回避することができる。
一方で、合焦近傍、すなわちデフォーカス量が小さい時は、焦点検出用瞳の寸法が大きくとも、像のボケは小さい。そこで、合焦近傍と判断された場合は、第1の画素211の出力も焦点検出に用いることで、焦点検出に用いるAF像信号の情報量が増加し、画素出力のノイズの影響が低減され、焦点検出精度の向上が達成できる。詳細は後述する。
以上説明した第2の画素221〜223は、X方向に瞳分割するための画素であり、X方向に輝度分布を有する被写体、すなわち縦縞模様の被写体に対して用いられる。これに対して、第3の画素224〜226は、Y方向に瞳分割するための画素であり、Y方向に輝度分布を有する被写体、すなわち横縞模様の被写体に対して用いられる。第3の画素224〜226も、光電変換部はY方向に4分割され、光電変換部の分割形状に応じて更に3種類に分けられるが、その形態は第2の画素221〜223の分割形態を90度回転させたものと等価であるため、詳しい説明は省略する。そして第2の画素221〜223及び第3の画素224〜226は、焦点検出する被写体の輝度分布パターンに応じて適した方を用いることで、焦点検出不能となる確率を低減させている。
図3は本発明の撮像素子107の読み出し回路の構成を示したものである。151は水平走査回路、153は垂直走査回路である。そして各画素の境界部には、水平走査ライン152a〜152dと、垂直走査ライン154a〜154dが配線され、各光電変換部からの信号は、これらの走査ラインを介して外部に読み出される。
なお、本発明の撮像素子107は以下の2種類の読み出しモードを有する。第1の読み出しモードは全画素読み出しモードと称するもので、高精細静止画を撮像するためのモードである。この場合は、全画素の信号が読み出される。第2の読み出しモードは間引き読み出しモードと称するもので、動画記録、もしくはプレビュー画像の表示のみを行うためのモードである。この場合に必要な画素数は全画素よりも少ないため、第1の画素211はX方向及びY方向ともに所定比率に間引いた画素のみ読み出す。また第2の画素221〜223及び第3の画素224〜226はすべて読み出すことで、焦点検出機能は維持される。
図4は本発明のカメラにおいて、撮影光学系の射出瞳面と、像高がゼロ、すなわち、像面中央近傍に配置された撮像素子の光電変換部の共役関係を説明する図である。撮像素子107内の光電変換部と撮影光学系の射出瞳面は、オンチップマイクロレンズ211iによって共役関係となるように設計される。そして撮影光学系の射出瞳は、一般的に光量調節用の虹彩絞り102が置かれる面とほぼ一致する。一方、本発明の撮影光学系は変倍機能を有したズームレンズであるが、光学タイプによっては変倍操作を行うと、射出瞳の像面からの距離や大きさが変化する。図4における撮影光学系は、焦点距離が広角端と望遠端の中間、すなわちMiddleの状態を示している。この状態での射出瞳距離をZmidとし、これを標準的な射出瞳距離Znormと仮定して、オンチップマイクロレンズの形状設計がなされる。
図4(a)は、第1の画素211と撮影光学系の共役関係を示した図である。なお、図1と同じ構成には同じ参照番号を付しているが、同図において、101bは第1レンズ群101を保持する鏡筒部材、105bは第3レンズ群105を保持する鏡筒部材である。また、102aは絞り開放時の開口径を規定する開口板、102bは絞り込み時の開口径を調節するための絞り羽根である。なお、撮影光学系を通過する光束の制限部材として作用する101b、102a、102b、及び105bは、像面から観察した場合の光学的な虚像を示している。また、絞り102の近傍における合成開口をレンズの射出瞳と定義し、前述したように像面からの距離をZmidとしている。
また、図4(a)において、第1の画素211は、最下層より、光電変換部211a〜211d、配線層211e〜211g、カラーフィルタ211h、オンチップマイクロレンズ211iの各部材で構成される。ここで光電変換部211aと211bは紙面垂直方向(Y軸方向)に重なっており、光電変換部211c及び211dも同様に重なっている。そしてこれら光電変換部はオンチップマイクロレンズ211iによって撮影光学系の射出瞳面に投影され、その投影像はEP1a〜EP1dとなる。
ここで、絞り102が開放(例えばF2.8)の場合、撮影光学系を通過する光束の最外部をL(F2.8)で示すが、上記瞳投影像EP1a〜EP1dは絞り開口でけられることが無い。一方、絞り102が小絞り(例えばF5.6)の場合、撮影光学系を通過する光束の最外部をL(F5.6)で示すが、上記瞳投影像EP1a〜EP1dの外側は絞り開口でけられる。ただし、像面中央では各瞳投影像EP1a〜EP1dのけられ状態は光軸に対して対称となり、各光電変換部211a〜211dが受光する光量は等しい。
図4(b)は、第2の画素222と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。第1の画素211の共役関係を説明した図4(a)に対して、図4(b)は画素の光電変換部の形状のみ異なる。すなわち、光電変換部222a〜222dの投影像は、像面からの距離Zmidにおける射出瞳面上に、EP22a〜EP22dとして形成される。
その結果、絞り値が開放の場合は4個の光電変換部222a〜222dには充分な光束が入射する。また、絞りが小絞りの場合、外側の光電変換部222a及び222dへの光束はほぼ遮蔽されるが、光電変換部222b及び222cには所定の光束が入射するため、絞り込み時も焦点検出が可能となる。
図5は像面上の中央部に配置された画素が有する光電変換部を、撮影光学系の射出瞳面上に投影した像を示したものである。
図5(a)は、第1の画素211の光電変換部211a〜211dを投影した平面図である。TL2(F2.8)は、撮影光学系の開放絞りにおける射出瞳、TL2(F5.6)は小絞りにおける射出瞳を表わす。EP1a〜EP1dは、第1の画素211の光電変換部211a〜211dの投影像である。図4(a)で説明したように、像面上の中央に配置された画素においては、4個の光電変換部211a〜211dの連結中心は撮影光学系の射出瞳の中心と一致する。そこで、撮影光学系の絞り込みに応じて4個の瞳投影像EP1a〜EP1dは周辺部から均等にけられが生じる。よって、小絞りになると各光電変換部211a〜211dの受光光量は低下するが、低下量は等しい。
図5(b)は図5(a)のA−A断面における受光特性で、横軸は撮影光学系の射出瞳面における水平座標、縦軸は光電変換部の受光効率を表わす。図4において、画素内に配置された光電変換部はオンチップマイクロレンズにより、撮影光学系の射出瞳と共役関係にあると説明した。これは、射出瞳面上における撮影光学系の射出瞳TLと光電変換部の投影像EPの共通領域を通過する光束のみが、光電変換部に到達することを意味する。したがって、上記投影像は撮影光学系の射出瞳面上に配置された画素固有の開口絞りに相当し、図5(b)の縦軸は各開口絞りの透過率分布になる。そしてこの透過率分布は光電変換部の光束受光効率と見なすことができる。この光束受光効率の分布特性を便宜上「瞳強度分布」と称することにする。
ここで、オンチップマイクロレンズ211iによる投影性能が幾何光学的に無収差であれば、瞳強度分布はゼロもしくは1のいずれか一方の値のみを有するステップ関数となる。しかしながら、各画素の寸法は数μm程度と微小なため、射出瞳面上に投影された光電変換部の像は光の回折により鮮鋭度が低下する。また、通常オンチップマイクロレンズ211iは球面レンズであるため、球面収差によっても前記投影像の鮮鋭度は低下する。そこで、各画素の瞳強度分布もボケを生じ、図5(b)のごとく両端の肩の部分がなまり、かつ裾を引いた形状となる。
次に、瞳強度分布と焦点検出特性の関係について説明する。X軸方向における1対の瞳強度分布において、撮影光学系の射出瞳範囲で切り出された部分の各々の重心の離間量が、位相差式焦点検出システムにおける基線長に相当する。ここでは基線長を、撮影光学系の瞳面上での重心離間量(単位mm)を瞳距離(単位mm)で除した角度θ(単位はラジアン)で定義する。そして、焦点検出時の1対2像の横ずれ量をu(単位はmm)、その時のデフォーカス量をDEF(単位はmm)とすると、これらの関係は以下の式(1)で表わされる。
θ×DEF=u …(1)
θは撮影光学系のF値毎に異なる値をとり、図5(b)ではF2.8とF5.6の基線長をθ(F2.8)及びθ(F5.6)で示した。式(1)によると、基線長θが大きいほど、単位デフォーカス量に対する焦点検出像の横ずれ量が大きく、焦点検出精度が高くなる。その反面、大デフォーカス時には1対の像の横ずれ量も大きくなるため、焦点検出エリアが狭いと焦点検出可能な最大デフォーカス量は小さくなるという弊害が生ずる。
また、瞳強度分布のX方向の広がりが大きいと、光電変換部の受光量は増し、画像信号として用いる場合はノイズが少なく、焦点検出信号として用いる場合は低輝度検出限界が向上する。その反面、大デフォーカス時の像のボケも増加し、焦点検出信号のコントラストが低下して焦点検出可能な最大デフォーカス量が小さくなる弊害が生ずる。そして第1の画素211においては、瞳強度分布の広がり幅が大きく、基線長が大きいため、デフォーカス量が小さい場合の高精度焦点検出に有利である。
図5(c)は、第2の画素222が有する光電変換部222a〜222dの投影状態を示した平面図である。2つの円は図5(a)と同じく、開放絞りと小絞りにおける撮影光学系の射出瞳である。EP22a〜EP22dは、第2の画素222の光電変換部222a〜222dの投影像である。
図5(d)は図5(c)の断面特性を表わす瞳強度分布である。本第1の実施形態においては、焦点検出時は光電変換部222bと222cの出力を用いる。そして、該光電変換部の瞳強度分布EP22b及びEP22cの幅は、図5(b)に示した第1の画素の瞳強度分布より狭い。よって、デフォーカス量が大きい時も、焦点検出用画素によって形成されたAF像のボケは小さく保たれ、焦点検出不能となることが無い。また、瞳強度分布EP22b及びEP22cは、撮影光学系が小絞りになった際もけられの程度が軽微であるため、基線長の変化は微小、すなわちθ(F2.8)=θ(F5.6)であり、小絞り時も焦点検出が可能である。すなわち第2の画素222においては、瞳強度分布の広がり幅が狭く、基線長が小さいため、デフォーカス量が大きい場合や小絞り時にも焦点検出が可能である。
以上のように、基線長は焦点検出精度と最大検出デフォーカス量を支配するが、両特性は相反する。また、瞳強度分布の幅は受光光量と像のボケを支配するが、これも両特性は相反する。そして本発明では、特性の異なる第1の画素211及び第2の画素222を、後述するように焦点検出条件に応じて使い分けることで、焦点検出能力の向上を図っている。
図6は、同じくズーム状態がMiddleにおける、周辺像高での画素の光電変換部と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。周辺像高部においても個々の光束遮蔽部材の虚像は像面中央での虚像と概ね等しい。しかしながら、距離の異なる複数の虚像開口を斜め方向から見込むために、合成開口としての射出瞳形状は変化し、いわゆる口径食が生ずる。例えば絞りが開放の場合、下線と呼ばれる外側光束L(F2.8)は鏡筒部材101bで規制され、上線と呼ばれる外側光束L(F2.8)は鏡筒部材105bで規制される。よって、射出瞳面上における合成開口のX方向寸法は、中央像高における開口寸法より小さい。一方小絞りの場合は口径食の影響を受けることなく、絞り羽根102bの開口部が射出瞳となる。
次いで、周辺像高における撮像素子の構成について説明する。像高の大きな位置に配置された画素は、射出瞳からの光束が斜め入射になる。そこで、各画素の光電変換領域の連結中心に対してオンチップマイクロレンズを像面中央側に偏心させる必要があるが、最適偏心量は像高、及び撮影光学系の射出瞳までの距離に依存する。ここで該偏心量の像高依存に関しては、像高に比例した偏心量を付与するのが一般的である。一方で、射出瞳の距離は撮影光学系のズーム状態やフォーカス状態によって変化するため、代表的な状態を一義的に決める必要がある。本第1の実施形態では、ズーム状態はMiddle、フォーカス状態は無限被写体に合焦している状態を代表状態とし、このときの射出瞳距離をZnormとしている。
図6(a)は第1の画素211の投影関係を示しているが、像面からZmid(=Znorm)の距離にある射出瞳面上において、4個の瞳投影像EP1a〜EP1dの連結中心は、射出瞳の中心に対して偏心することなく投影される。
その結果、絞りが開放の場合は画素の受光量は口径食によって低下するが、低下量は4個の光電変換部間でほぼ等しくなる。また、絞りが小絞りの場合の光量は、図4(a)に示す像面中央に配置された画素とほぼ等しい。
図6(b)は、第2の画素222と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。撮影光学系の口径食、及び画素のオンチップマイクロレンズの偏心状態は図6(a)と同じである。よって、光電変換部222a〜222dの投影像は、像面からの距離Zmidにおける射出瞳面上に、EP22a〜EP22dとして形成される。
その結果、絞り値が開放の場合も口径食により、外側の光電変換部222a及び222dへの光束は大半が遮蔽され、絞り込み時にはほぼ完全に遮蔽される。一方で、光電変換部222b及び222cには、開放及び絞り込み時ともに所定の光束が入射するため、絞り込み時にも焦点検出が可能となる。
図7は撮影光学系の射出瞳面上における、周辺像高部に配置された画素が有する光電変換部の投影像を示したものである。
図7(a)は、第1の画素211の光電変換部211a〜211dを投影した平面図である。TL2(F2.8)は、撮影光学系の開放における射出瞳であるが、図6で説明した口径食の作用により、複数の円弧を組み合わせた形状を呈する。TL2(F5.6)は小絞りにおける射出瞳で、これは口径食の影響を受けず、円形開口となる。EP1a〜EP1dは、第1の画素211の光電変換部211a〜211dの投影像である。周辺像高の画素においては、小絞り時だけでなく、開放の場合も瞳投影像EP1a〜EP1dのけられが生ずる。ただし、4個の光電変換部211a〜211dの連結中心と撮影光学系の射出瞳中心が一致しているため、各瞳投影像EP1a〜EP1dのけられ方は軸対称となる。よって、各光電変換部211a〜211dの受光光量は低下するが、低下量は等しい。
図7(b)は図7(a)の瞳強度分布を説明する図で、各瞳投影像EP1a〜EP1dの瞳強度分布は図5(b)と同一である。一方で、絞りが開放時の撮影光学系の射出瞳幅は狭くなるため、基線長θ(F2.8)は図5(b)に対して短くなっている。
図7(c)は第2の画素222の光電変換部222a〜222dを投影した平面図、図7(d)はその瞳強度分布である。図7(d)においても、光電変換部222a〜222dの瞳投影像EP22a〜EP22dとその瞳強度分布は図5(d)と本質的には同一である。また、撮影光学系の射出瞳幅は図7(a)と同一である。よって、焦点検出用の瞳投影像EP22b及びEP22cは、開放および小絞りにおいても射出瞳によってけられることが無い。従って、基線長はθ(F2.8)=θ(F5.6)の関係が維持され、小絞り時も焦点検出が可能である。
図8は、ズーム状態がWide(広角端)における、周辺像高での画素の光電変換部と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。本第1の実施形態の撮影光学系では、像面からの射出瞳距離がズーム状態に応じて変化し、Wide状態では像面と射出瞳の距離が、前述した標準距離Znormより短くなる。一方、図6で説明したように、オンチップマイクロレンズの偏心量は、ズーム状態がMiddleの時の射出瞳距離、すなわちZnormを基準に最適化されている。そこでWide時には、オンチップマイクロレンズの偏心量は最適値では無く、周辺像高の画素における光電変換部の各投影像の連結中心は、撮影光学系の射出瞳の中心に対して偏心する。
図8(a)は第1の画素211の投影関係を示している。4個の光電変換部211a〜211dの投影像は、像面からZwideの距離にある射出瞳面上において、EP1a〜EP1dとして形成される。そして4個の瞳投影像EP1a〜EP1dの連結中心は、撮影光学系の射出瞳の中心に対してX軸上の負方向に偏心する。その結果、絞りが開放の場合は画素の受光量は口径食によって低下するとともに、低下量は4個の光電変換部211a〜211d間で不均一となる。そして絞り開口径の減少とともに受光量不均性が顕著になる。
図8(b)は、第2の画素221と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。撮影光学系のズーム状態がMiddleの場合は、図6(b)に示したように、第2の画素222が用いられる。これに対してズーム状態がWideの場合、第2の画素は221が用いられる。第2の画素221の光電変換部221a〜221dは、図2及び図8(b)に示すように、光電変換部221bと221cの連結中心が、X軸上の負方向に偏倚している。一方で、撮影光学系の射出瞳距離Zwideは標準距離Znormより短いため、射出瞳面上には光電変換部221bと221cの連結中心が偏心することなく投影される。
図9は、ズーム状態がTele(望遠端)における、周辺像高での画素の光電変換部と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。図8に示したWide状態とは反対に、Tele状態では像面と射出瞳の距離が標準距離Znormより長くなる。よって、周辺像高の画素における光電変換部の各投影像の連結中心は、撮影光学系の射出瞳の中心に対して偏心し、その偏心方向はWide状態とは反対になる。
図9(a)は第1の画素211の投影関係を示している。4個の光電変換部211a〜211dの投影像は、像面からZteleの距離にある射出瞳面上において、EP1a〜EP1dとして形成される。そして4個の瞳投影像EP1a〜EP1dの連結中心は、撮影光学系の射出瞳の中心に対してX軸上の正方向に偏心する。その結果、絞りが開放の場合は画素の受光量は口径食によって低下するとともに、低下量は4個の光電変換部211a〜211d間で不均一となる。そして絞り開口径の減少とともに受光量不均性が顕著になる。
図9(b)は、第2の画素223と、撮影光学系の射出瞳面との共役関係を示した図である。撮影光学系のズーム状態がTeleの場合、第2の画素223が用いられる。第2の画素223の光電変換部223a〜223dは、図2及び図9(b)に示すように、光電変換部223bと223cの連結中心が、X軸上の正方向に偏倚している。一方で、撮影光学系の射出瞳距離Zteleは標準距離Znormより短いため、射出瞳面上には光電変換部223bと223cの連結中心が偏心することなく投影される。
図10〜図13は、撮像素子107上の5箇所の焦点検出エリアにおける、画素内の光電変換部と、撮影光学系の射出瞳の投影位置関係を説明する図である。
図10(a)は、撮像素子107を撮影光学系側から見た図である。本発明の撮像素子は、図2で説明したように、焦点検出用画素が撮像領域の全域に渡って離散配置されているため、任意の位置で焦点検出可能である。しかしながら、図4〜図9で説明したように、撮影光学系の射出瞳距離がズーム状態に応じて変化するため、光電変換部と射出瞳の共役関係は撮像素子上の位置(像高)により異なる。ここでは、同図(a)に示すように、撮像素子107上の5箇所を例に投影関係を説明する。AFW1〜AFW5は、それぞれ、中央、上、下、左、右の焦点検出エリアの代表位置である。
図10(b)は、図10(a)に示す5箇所の焦点検出エリアAFW1〜AFW5における、第1の画素211、第2の画素221〜223、及び第3の画素224〜226の、各々の光電変換部のみを抽出して集約したものである。そして黒く塗りつぶした矩形が焦点検出に用いる光電変換部であるが、すべてを同時に用いるわけではなく、後述するように撮影光学系のズーム状態に応じて選択的に用いる。
図11は、撮影光学系のズーム状態がMiddleの場合の、光電変換部における射出瞳の投影像を示したものである。図5(a)と(b)、及び、図7(a)と(b)は、撮影光学系の射出瞳面上における光電変換部の投影像を示した。これに対して、図11は、光電変換部の最上面における撮影光学系の射出瞳の投影像を示しているが、射出瞳と光電変換部はオンチップマイクロレンズを介して共役関係にあるため、これらの図は実質的に同じ状況を説明しているものである。なお、図5及び図7では、撮影光学系の絞り値はF2.8(開放)とF5.6(小絞り)の2つの状態を示したが、図11ではF5.6の射出瞳のみを示している。
図11においては、撮影光学系の射出瞳距離Zmidは標準距離Znormと等しい。よって、撮像素子107上の位置に関わらず、第1の画素211における光電変換部211a〜211dの連結中心と、射出瞳の瞳投影像EP1a〜EP1dは偏心せずに一致する。そこで、焦点検出のために、第2の画素221〜223及び第3の画素224〜226の内、撮像素子107上の位置に関わらず、焦点検出用の光電変換部の連結中心が偏倚していない第2の画素222及び第3の画素225が選択される。
図12は、撮影光学系のズーム状態がWideの場合の、光電変換部における射出瞳の投影像を示したものである。Wide状態では、撮影光学系の射出瞳距離Zwideは標準距離Znormより小さい。よって、光電変換部上に投影される射出瞳の中心は、撮像素子上の中心位置から外側に向かって等方的に偏心し、偏心量は像高に比例する。例えば焦点検出エリアAFW2では、射出瞳はY軸の正方向に偏心するため、第2の画素221〜223の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心が偏倚していない、第2の画素222が選択される。また第3の画素224〜226の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心がY軸の正方向に偏倚した、第3の画素224が選択される。また、焦点検出エリアAFW4では、射出瞳はX軸の負方向に偏心する。よって、第2の画素221〜223の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心がX軸の負方向に偏倚した、第2の画素221が選択される。また第3の画素224〜226の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心がY軸方向に偏倚していない第3の画素225が選択される。
ここで注意すべき点は、焦点検出エリアの位置によって、第2の画素221〜223及び第3の画素224〜226から選択される画素が異なることである。すなわち、Y座標の等しい焦点検出エリアAFW4、AFW1、AFW5では、各々に最適な第2の画素は、221、222、223とそれぞれ異なっている。またX座標の等しい焦点検出エリアAFW2、AFW1、AFW3では、最適な第3の画素は、それぞれ224、225、226となる。
図13は、撮影光学系のズーム状態がTeleの場合の、光電変換部における射出瞳の投影像を示したものである。Tele状態では、撮影光学系の射出瞳距離Zteleは標準距離Znormより大きい。よって、光電変換部上に投影される射出瞳の中心は、撮像素子上の中心位置から内側に向かって等方的に偏心し、偏心量は像高に比例する。例えば焦点検出エリアAFW2では、射出瞳はY軸の負方向に偏心するため、第2の画素221〜223の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心が偏倚していない、画素222が選択される。また第3の画素224〜226の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心がY軸の負方向に偏倚した、第3の画素226が選択される。また、焦点検出エリアAFW4では、射出瞳はX軸の正方向に偏心する。よって、第2の画素221〜223の内、焦点検出用の光電変換部の連結中心がX軸の正方向に偏倚した、第2の画素223が選択される。また第3の画素224〜226の内は、焦点検出用の光電変換部の連結中心がY軸方向に偏倚していない第3の画素225が選択される。
また、焦点検出エリアの位置によって選択される焦点検出画素が異なる点は図12と同様であるが、その方向性は反対となる。すなわち、Y座標の等しい焦点検出エリアAFW4、AFW1、AFW5において、各々に最適な第2の画素は、223、222、221とそれぞれ異なっている。またX座標の等しい焦点検出エリアAFW2、AFW1、AFW3における最適な第3の画素は、それぞれ226、225、224となる。
図14は、焦点検出時の第1の画素211及び第2の画素222の出力波形を示したもので、横軸は画素のX座標、縦軸は画素信号出力である。ズーム状態はMiddle、絞り値は開放(F2.8)、焦点検出エリアは像面上中央のAFW1である。ここでは、被写体はX軸方向に輝度変化を有し、Y軸方向には輝度変化が無い、縦縞パターンを有するものとし、この場合、焦点検出はX軸方向に瞳分割する第2の画素222を使用する。第2の画素222においては、図2もしくは図11に示したように、中央寄りの光電変換部222b及び222cの出力を焦点検出に用いるので、この出力波形を図14においてはAFb及びAFcで示す。また、第1の画素211においては、Y軸方向に並置された光電変換部211aと211bの加算信号と、光電変換部211cと211dの加算信号を、1対の焦点検出信号として利用することができる。この1対の像信号を、IMab及びIMcdで示す。
図14(a)はデフォーカス量がゼロ、すなわち合焦時の波形である。合焦時には、第1の画素211による信号IMab及びIMcdと、第2の画素222による信号AFb及びAFcのX方向の位相はすべて一致し、横ずれを生じない。また信号強度は、各画素の受光量に比例する。ここで図5(a)及び(c)で説明したように、絞り値F2.8においては、第1の画素211の受光量に対して第2の画素222の受光量は小さい。よって、図14(a)の信号強度の大小関係は、
IMab=IMcd>AFb=AFc …(2)
となる。
図14(b)は焦点ずれ量が比較的小さな場合、例えばデフォーカス量が2mmの時の波形である。第1の画素211から得られる1対の像信号IMab及びIMcdは像ずれ量u1を生じ、第2の画素222から得られる1対の像信号AFb及びAFcは像ずれ量u2を生じる。そして両画素の基線長は第1の画素211の方が大きいため、像ずれ量の関係はu1>u2となる。一方で、デフォーカス量が小さい場合、各焦点検出像のボケによるコントラスト低下は軽微(コントラストが予め決められた閾値以上)であり、すべての像信号は充分なコントラスト情報を保持する。そこで図14(b)のごとくデフォーカス量が小さい場合は、第1の画素211及び第2の画素222の両方で焦点検出が可能となる。ただし、第1の画素211の方が基線長が長く、焦点検出精度が高いため、像ずれ量u1を優先的に用いて合焦制御するのが好ましい。
図14(c)は焦点ずれ量が比較的大きな場合、例えばデフォーカス量が10mmの時の波形である。この時も、第1の画素211から得られる1対の像信号IMab及びIMcdは像ずれ量u1を生じ、第2の画素222から得られる1対の像信号AFb及びAFcは像ずれ量u2となり、両者の関係はu1>u2となる。ただし、第1の画素211の瞳強度分布は大きな広がりを有しているため、像のボケが大きく、焦点検出用信号のコントラストが大幅に低下する(つまり、予め決められた閾値より低い)。よって、1対2像の横ずれ量を検出する相関演算の信頼性も低下し、誤検出の可能性が高まる。一方で、第2の画素222の瞳強度分布は鮮鋭なため、像のボケも少なく、焦点検出用信号のコントラストは比較的高い値に維持される。よって、このようにデフォーカス量が大きい場合は第2の画素222による像ずれ量u2を優先的に用いて合焦制御するのが好ましい。
なお、図14は焦点検出エリアが中央の場合を説明したが、ズーム状態がMiddleの場合は、画素の光電変換部と撮影光学系の射出瞳の投影関係に像高依存性が生じない。よって、画面周辺の焦点検出エリアにおいては、撮影光学系の口径食に伴なう光量低下によって、第1の画素211の出力波形IMab及びIMcdの強度が若干低下するが、基本的には図14と同様の特性が得られる。
図15は、画素の光電変換部と撮影光学系の射出瞳の共役関係が像高によって異なる場合の出力波形を示したものである。ズーム状態はWide、絞り値は小絞り(F5.6)、焦点状態は合焦(デフォーカス量ゼロ)、焦点検出エリアは中央のAFW1と周辺のAFW4を示している。
図15(a)は中央の焦点検出エリアAFW1における出力波形で、図12の焦点検出エリアAFW1における、第1の画素211と第2の画素222が出力する信号に対応する。この場合、第1の画素211から得られる信号IMabとIMcdは一致し、第2の画素222から得られる信号AFb及びAFcも一致する。また、信号強度の大小関係は、各光電変換部の形状と、その上に投影されたF5.6相当の射出瞳の面積で決まるが、本第1の実施形態においては、
IMab=IMcd≧AFb=AFc …(3)
となっている。よって、この状態では第1及び第2の画素の信号のうち、いずれを用いてもほぼ同等の焦点検出精度が得られる。
図15(b)は周辺の焦点検出エリアAFW4における出力波形で、図12の焦点検出エリアAFW4における、第1の画素211と第2の画素221が出力する信号に対応する。この場合、撮影光学系の射出瞳の投影による偏心が最小となる第2の画素221が選択されるため、その出力AFbとAFcは一致する。一方で、第1の画素211に対する射出瞳の偏心は解消できないため、1対の信号IMabとIMcdの強度は大きく乖離し、
IMab>AFb=AFc>IMcd …(4)
となっている。すなわち、第1の画素211から得られる信号の一方IMcdはその強度が大きく低下しているため、該信号を用いた焦点検出演算は信頼性が低いものとなる。よってこの状態では第2の画素221の信号を用いて焦点検出するのが好ましい。
図16は、3D画像を創生する際の、各光電変換部の出力の加算方法、及び、画素補間方法を概念的に示したものである。本第1の実施形態においては、撮像素子107全面に亘って、各画素が複数の光電変換部を有し、視差画像を取得できるので、以下の方法で3D画像を創生することが可能である。
図16(a)は、3種類の画素の構成を改めて列記したもので、左より第1の画素211、第2の画素222、第3の画素225の光電変換部の形状を示している。
図16(b)は、カメラを横位置に構えた場合、すなわち図2に示す撮像素子107において、Y軸の負方向が重力方向に一致するようにカメラを構えた時の、画素信号処理方法を説明する図である。人間の目は重力方向に直交する水平軸に沿って並んでいるため、3D画像を創生する場合には、視差を発生させるための基線の延伸軸は、水平軸に平行となるのが望ましい。従って、図1に示した姿勢検知部116がカメラの姿勢を検知し、その結果、図16(b)の下方向が重力方法であると判断されると、各光電変換部の信号は以下のように処理される。
第1の画素211については、光電変換部211aと211bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、光電変換部211cと211dの信号を加算したものが他方の信号となる。第2の画素222については、光電変換部222aと222bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、光電変換部222cと222dの信号を加算したものが他方の信号となる。この操作により、第1の画素211と等価の3D画像信号を得ることができる。一方で、他の第2の画素221、223については、光電変換部の分割形状がX方向において非対称となっているため、第2の画素222と同じ加算を行っても、第1の画素211と等価の3D画像信号を得ることはできない。そこで、第2の画素221、223については、次に説明する第3の画素と同様の補間演算により3D画像信号を創生する。
第3の画素225については、水平軸方向には視差情報を有していない。そこで、斜め45度方向に隣接した4個の第1の画素211から補間により、1対の視差付き信号を創生する。他の第3の画素224、226も同様である。以上の処理により、すべての画素において、視差を有した1対2個の信号が得られる。なお、上記処理はすべてカメラのCPU121で実行される。
図16(c)は、カメラを縦位置に構えた場合、すなわち図2に示す撮像素子107において、X軸の負方向が重力方向に一致するようにカメラを構えた時の、画素信号処理方法を説明する図である。この場合の各光電変換部の加算処理は、図16(b)とは直交する方向にてなされる。第1の画素211については、光電変換部211aと211cの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、光電変換部211bと211dの信号を加算したものが他方の信号となる。第2の画素は、水平軸方向、すなわち紙面の上下方向には視差情報を有していない。そこで、斜め45度方向に隣接した4個の第1の画素211から補間により、1対の視差付き信号を創生する。第3の画素225は、光電変換部225aと225bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、225cと225dの信号を加算したものが他方の信号となる。
以上の処理により、カメラに作用する重力方向を検出し、その結果に応じて3D画像を創生する。なお、後述のフローチャートで説明するが、信号加算の組み合わせを、重力方向に応じて切り替えるか否かは、撮影者が予め選択できるようになっている。
図17は、焦点検出時に取得された画像と焦点検出信号、及び焦点検出結果から得られたデフォーカスマップを説明する図である。図17(a)において、撮像面に形成された被写体像には、中央に近景の人物、左側に中景の樹木、右側に遠景の山並みが写っている。そして図17(a)に示す画像の焦点検出信号として、第2の画素222による信号を採用した場合について説明する。
図17(a)においては、画面中央に人物の顔が存在している。そこで公知の顔認識技術によって顔の存在が検出されると、顔領域を中心に第2の画素222による1対の焦点検出用信号AFb及びAFcが得られる。また、顔以外の領域については、所定ピッチで焦点検出エリアが撮影画面全面にわたって設定される。図17(a)の左は木の幹に対応した焦点検出エリアとその信号が、右上には山の稜線に対応した焦点検出エリアとその信号が示されている。そして、各焦点検出エリアにおいて得られた1対の信号はそれぞれ横ずれしているため、公知の相関演算により横ずれ量uを計算し、さらに式(1)を用いてデフォーカス量を算出する。
その後、主被写体、図17においては中央に位置する顔領域について、デフォーカス量がゼロとなるように撮影光学系のフォーカスレンズを駆動し、再度焦点検出を行う。
以上の焦点調節過程で、撮影画面全面における焦点ずれ情報、いわゆるデフォーカスマップが取得できるが、その一例を図17(b)に示す。図17(b)では、デフォーカス量を所定の分解能に基づいて整理統合し、デフォーカス量の小さい領域から順に、DEF0〜DEF3に統合した例を示す。
図18〜図20は、本発明の第1の実施形態に関わるカメラによる焦点調節処理及び撮影処理を説明するためのフローチャートである。以下、先に説明した図1〜図17の各図も参照しながら説明する。
図18は第1の実施形態における撮影処理の手順を示すフローチャートである。S101で撮影者がカメラの電源スイッチをオン操作すると、S102において、CPU121はカメラ内の各アクチュエータや撮像素子107の動作確認や、メモリ内容や実行プログラムの初期化を行うと共に、撮影準備動作を実行する。
S103では撮影条件の設定の受付けを行う。具体的には、露光調節モード、焦点調節モード、画像モード(2Dか3Dか)、画質(記録画素数や圧縮率)等を撮影者が設定するのを受け付ける。
S104では、3D記録か否かの判別を行い、3D記録モードが設定されていたら、S105にて、撮影時の絞り値を開放に固定する。ここで、3D記録の場合は1対の画像が適正な視差情報を有していることが必要だが、光量調節のために撮影光学系の絞りを小絞りにしてしまうと、視差情報が減じてしまう。よって、3D記録モードでは絞りを開放に固定し、露光量は撮像素子107の蓄積時間にて調節する。また、S104にて2Dモードが選択されていると判断された場合は、S106にて絞り値を指定値に制御する。ここでの指定値とは、絞り優先AEでは撮影者が選択した絞り値、プログラムAEでは予め設定された露出制御プログラムに基づく絞り値となる。
S107では、撮影光学系のズーム状態、フォーカスレンズ状態、及び絞り状態を検出し、射出瞳の大きさや射出瞳距離等の情報をROMから読み出す。S108では撮像素子107の撮像動作を開始し、画素信号を読み出す。S109では読み出した画素信号から表示用縮小画像を創生し、カメラ背面に設けられた表示器131に表示する。撮影者はこのプレビュー画像を目視して、構図決定やズーム操作等を行うことができる。
S131では後述する焦点検出サブルーチンを実行する。S151では、S131で算出したフォーカスレンズ駆動量が所定値以下か否かを判断する。そしてフォーカスレンズ駆動量が所定値以下の場合は合焦と判断し、S153に進む。一方、フォーカスレンズ駆動量が所定値を越える場合はS152でフォーカスレンズを駆動する。
S153では、撮影スイッチがオン操作されたか否かを判別し、オン操作されていなければS181に進み、オン操作されている場合はS161にて後述する画像記録サブルーチンを実行する。
S181では、メインスイッチの状態を判別し、オン状態が維持されている場合はS102に戻って、上述したS102〜S161の処理を繰り返し実行する。S181でメインスイッチがオフされていたら、S182以降を実行する。
S182では、S161で記録された画像を、インターネット回線を介してサーバーコンピュータに送信する。するとサーバーコンピュータでは、3D画像の視差情報の再構成や、デフォーカスマップの高精度演算等、演算規模の大きな処理を実行し、S183で、サーバーコンピュータで処理した画像を受信する。S184では、S161で記録したオリジナル画像に対して、サーバーコンピュータで処理した修正部分を追加したり、置き換え修正を行う。S185にて撮影を終了する。
図19は、図18のS131で行われる焦点検出サブルーチンのフローチャートである。まず、S132において、プレビュー画像から被写体パターンを認識し、顔画像の判別や、撮影画面全体のコントラスト分析等を行う。S133では、S132での認識結果から、焦点を合わせるべき主被写体を決定する。S134では、図18のS107で取得したレンズ情報に基づき、撮影光学系の射出瞳の計算を行う。具体的には、射出瞳の大きさや像面からの距離を算出し、次いで像高毎のビネッティング計算を行う。S135では、S134で計算した射出瞳の情報に基づき、焦点検出エリア毎に、ケラレの影響が少ない、焦点検出に用いる画素を選択する。S136では、選択された画素の各光電変換部の出力から、相関演算用の1対2像を創生する。なお、S136で選択される画素は1種類には限定されず、ビネッティングの影響が少ない画素であれば、複数種を選択する。
S137では、創生した焦点検出信号に対して、ビネッティングにより生じた光量アンバランスを軽減する、いわゆるシェーディング補正を施す。これにより、2像の強度差が軽減され、焦点検出精度が向上する。S138では、シェーディング補正が施された2像の横ずれ量uを算出するための相関演算を行う。S139では、S137における相関演算の過程で算出された2像の一致度から、像ずれ検出結果の信頼性を判定し、信頼性の低い値は不採用とする。
S140では、S138及びS139にて得られた信頼性の高い像ずれ量uと、焦点検出に用いた画素の基線長θとから、式(1)を用いてデフォーカス量を算出する。S141では、撮影領域全域におけるデフォーカスマップを作成する。なお、デフォーカスマップの分解能(平面方向及び奥行き方向)を高くすると演算時間も増加するため、動画の記録レートに影響を及ぼさない程度の分解能に設定する。そして、詳細なデフォーカスマップが必要な場合は、図18のS182で説明したように、高性能のサーバーコンピュータにて実施すればよい。S142では、S133で決定した主被写体領域と、S141で作成したデフォーカスマップに基づき、フォーカスレンズの駆動量を算出する。そしてS143にてメインルーチンにリターンする。
図20は図18のS161で行われる画像記録サブルーチンのフローチャートである。撮影スイッチがオン操作されると、S162ではカメラの姿勢検知を行う。S163では、姿勢検知結果に基づき、図16を参照して説明した方法で、光電変換部の加算と画素の補間処理を行う。S164では、所定のフォーマットに則った3D画像を創生する。S165では、S164で創生した画像から、視差情報を消去した通常の2D画像を創生する。例えば、1対の画像における同一座標の画素情報同士を加算することで、視差情報が消失した2D画像が得られる。S166ではS164及びS165で創生した画像に所定の圧縮処理を施し、フラッシュメモリ133に記録する。
S167では、図19のS141で作成したデフォーカスマップを画像に関連付けて記録する。そしてS168でメインフローにリターンする。
上記の様に、本第1の実施形態によれば、第1の画素は光電変換部を第1の方向、第2の方向であるXY方向にそれぞれ2×2に分割し、第2の画素は第1の方向であるX方向のみの、4×1に分割している。また、第3の画素は第2の方向であるY方向のみの1×4に分割している。そして、焦点調節時には、第1の画素からの信号は、焦点検出誤差の許容値(合焦精度規格)が小さく、高精度測距が必要な条件で使用する。また第2の画素及び第3の画素からの信号は、第1の画素からの信号を用いた場合に焦点検出が不得手な条件、たとえば撮影光学系の射出瞳距離が適切でない場合や、デフォーカス量が大きい時に使用する。よって、第1の画素と、第2の画素及び第3の画素とを条件に応じて使い分けることで、焦点検出が不能となる確立を減少させることができ、焦点の合った高品位画像を取得できる。
また、第1の画素と第2の画素及び第3の画素において、各画素における光電変換部の総個数は4個に統一されている。従って、両画素における構造上の差異は光電変換部とその電荷を引き出す局所電極の形状のみで、その他の構造は同一にすることができる。従って、第1の画素と第2の画素及び第3の画素間での電気特性はほぼ同一となり、電気的特性を揃えることができ、画素の感度ムラ等が回避され、高画質画像が得られる。更に、撮像素子の回路パターン設計も容易となる。
更に、焦点検出の際に、第1の画素はすべての光電変換部を用いることで、基線長が長くなり、高精度な焦点検出が可能となる。これは合焦精度を高めることに寄与する。また第2の画素及び/または第3の画素の一部の光電変換部を用いることで、焦点検出像のボケと横ずれが抑えられ、大デフォーカス時の検出限界を広げることに寄与する。よって、焦点ずれ量が大きな状態でも合焦位置を見失うことがなく、かつ合焦精度を高くすることができる。
また、第2の画素及び第3の画素は焦点が大きく外れた時に特に有用であるが、撮影シーンにおける大ボケシーンは過渡状態であり、撮影時間の大半は合焦もしくは略合焦状態である。そこで、第1の画素の配列密度を大きくすることで、撮影シーンの大半を占める合焦もしくは略合焦状態での焦点検出精度と安定性を高めることができ、高品位画像が得られる。また、本発明の撮像装置は3D画像を取得可能だが、3D撮影時に充分な視差を得るためには、開放F値の明るい撮影光学系を開放近辺で使用することが多い。この場合にも第1の画素が有用なため、第1の画素の密度を高くすることで、主被写体に対する合焦精度が高く、かつ高精細な3D画像を得ることができる。更に、デフォーカスマップ作成時にも、第1の画素の密度が高い方が好適である。ここで、デフォーカスマップにおける分解能としては、平面方向と奥行き方向の分解能に分けられる。そして、焦点がほぼ合っている被写体領域では平面と奥行きの両方において高分解能、焦点が大きく外れた領域では両方ともに低分解能で構わない。そこで第1の画素の配置密度を高くすることで、上記特性を満たした、データ量と情報精度のバランスが良いデフォーカスマップを得ることができる。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態においては、第1の画素211の光電変換部はX方向(第1の方向)に2分割(整数m1=2)、Y方向(第2の方向)にも2分割(整数n1=2)された、合計4個の独立した光電変換部211a〜211dを備えていた。そして第2の画素221〜223の光電変換部は、X方向(第1の方向)に4分割(整数m2=4)、Y方向には分割無し(整数n2=1)の、合計4個の独立した光電変換部を備えていた。
以下に示す第2の実施形態は、第1の画素211および第2の画素221〜223ともに、X方向の分割数を増加させたものである。以下、図21および図22を用いて第2の実施形態における撮像素子107を構成する画素について説明する。なお、光電変換部の分割数以外は第1の実施形態と実質的に同一構成であるため、相違点のみ説明し、同一もしくは類似構成部分の説明は省略する。
図21は、本発明の第2の実施形態における撮像素子107の画素配列を示したものである。なお、図2と同一の機能に関する説明は省略する。
311は第1の画素(第1の撮像画素)で、X方向(第1の方向)に3分割(整数m1=3)、Y方向(第2の方向)に2分割(整数n1=2)された、合計6個の光電変換部311a〜311fを有する。これら6個の光電変換部311a〜311fは、画素中心を通るX軸及びY軸に対して、それぞれ線対称となるように分割されている。よって、分割された各光電変換部の平面形状はY軸方向に長い長方形となり、6領域を合わせた連結形状は正方形である。そして、像面上のすべての位置において同一の分割形状となっている。第1の画素311の出力は、上述した第1の実施形態における第1の画素211と同様に、記録用画像の生成、及び合焦近傍での焦点検出に利用される。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する他の画素も、以下、第1の画素311と呼ぶ。
321は第2の画素(第2の撮像画素)で、所定の配列規則に則って第1の画素311の間に離散配置されている。そして、X方向(第1の方向)に6分割(m2=6、(2n個、n=3))され、Y方向には分割されない(n2=1)、合計6個の光電変換部321a〜321fを有する。第2の画素321の各光電変換部321a〜321fを合わせた連結形状も正方形である。第2の画素321の出力は、記録用画像の生成、及び大デフォーカス時(焦点ずれ量が大きい時)の焦点検出に利用される。図21においては、6分割された光電変換部のうち、所定の2個が焦点検出に利用される。ここで、第1の実施形態の図11〜図13で説明したように、光電変換部321a〜321f上に投影された撮影光学系の射出瞳の位置は、撮影光学系の射出瞳距離と、着目画素の像高(X−Y座標)に依存して変化する。よって、所定の計算式に従って6個の光電変換部321a〜321fのケラレ状態を計算し、ケラレが最も少ない2個の光電変換部321a〜321fの出力を用いて焦点検出することで、正確な焦点検出が可能となる。すなわち、第1の実施形態における第2の画素221〜223は、光電変換部の分割位置が3種類となっており、ケラレ状態に応じて最適なものを選択的に使用していた。これに対して本第2の実施形態においては、第2の画素321の分割位置は1種類のみであり、画素の配列規則も単純化されている。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する画素も、以下、第2の画素321と呼ぶ。
第2の画素321は、X方向に瞳分割するための画素であり、X方向に輝度分布を有する被写体、すなわち縦縞模様の被写体に対して用いられる。これに対して、第3の画素322は、Y方向(第2の方向)に瞳分割するための画素であり、Y方向に輝度分布を有する被写体、すなわち横縞模様の被写体に対して用いられる。第3の画素322は、光電変換部322a〜322fはY方向に6分割されるが、その形態は第2の画素321の分割形態を90度回転させたものと等価であるため、詳しい説明は省略する。これら第1〜第3の画素が備える各光電変換部の連結形状はすべて正方形となっている。そして第2の画素321及び第3の画素322は、焦点検出する被写体の輝度分布パターンに応じて適した方を用いることで、焦点検出不能となる確率を低減させている。
図22は、本第2の実施形態における、3D画像を創生する際の、各光電変換部の出力の加算方法、及び、画素補間方法を概念的に示したものである。図22においては、重力がY軸方向に作用する場合のみについての加算方法を示している。
図22(a)は、第1の画素311と第2の画素321が有する各光電変換部の配置を改めて示したものである。
図22(b)及び図22(c)は、カメラを横位置に構えた場合、すなわち図21に示す撮像素子において、Y軸の負方向が重力方向に一致するようにカメラを構えた時の、画素信号処理方法を説明する図である。そして図22(b)は、光電変換部の連結中心に対して、投影された撮影光学系の射出瞳中心が偏心していない場合の加算方法を示す。この場合、第1の画素311について、左側に配置された光電変換部311aと311bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、右側に配置された光電変換部311eと311fの信号を加算したものが他方の信号となる。そして中央の光電変換部311cと311dは視差形成には寄与しないため、利用されない。
第2の画素321について、左寄りの光電変換部321aと321bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、右寄りの光電変換部321eと321fの信号を加算したものが他方の信号となる。また、中央寄りの2個の光電変換部321cと321dの信号からも視差情報を得ることができるが、第1の画素311から得られる視差情報と特性を揃えるため、該2個の光電変換部321cと321dの信号は利用しない。
第3の画素322について、水平軸方向には視差情報を有していないため、第1の実施形態において図16を参照して説明したものと同様の補間処理で視差信号を創生すればよいため、ここでは図を用いての説明は省略する。
図22(c)は、光電変換部の連結中心に対して、投影された撮影光学系の射出瞳中心が左方向、すなわちX軸上の負方向に偏心している場合の加算方法を示す。この場合、第1の画素311について、左側に配置された光電変換部311aと311bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、中央に配置された光電変換部311cと311dの信号を加算したものが他方の信号となる。そして右側の光電変換部311eと311fの信号は、ケラレによって十分な光量が得られないため、利用しない。
また、第2の画素321について、左寄りの光電変換部321aと321bの信号を加算したものが視差画像の一方の信号、中央寄りの光電変換部321cと321dの信号を加算したものが他方の信号となる。また、右寄りの2個の光電変換部321eと321fの信号は、ケラレによって十分な光量が得られないため、利用しない。第3の画素については図22(b)での説明と同じ処理を施すため、説明は省略する。
なお、カメラを縦位置に構えた場合、すなわち図2に示す撮像素子107において、X軸の負方向が重力方向に一致するようにカメラを構えた時の各光電変換部の加算処理は、図22(b)、(c)の加算方向と直交する方向になされる。そして、第2の画素322と、第3の画素321が逆に用いられる以外は、図22(b)、(c)を参照して説明した処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ここで、第1の画素311における光電変換部のX方向分割数m1およびY方向分割数n1の大小関係を、m1>n1としている理由は以下のとおりである。
第1の実施形態の図11〜図13において、光電変換部の連結中心に対する撮影光学系の射出瞳投影像の偏心状況を説明した。ここで偏心量は、撮影光学系の射出瞳距離の標準値からの偏差量と、撮像領域の像高に比例する。そして、撮像領域の形状はX方向に長い長方形となっているので、最大像高もX方向成分が大きく、上記偏心量最大値もX方向成分が大となる。よって、X方向の分割数をより多くすることで、出力加算時の選択自由度を高め、任意像高で確実に3D情報を取得することが可能となる。
なお、光電変換部の分割数を多くすれば加算時の組み合わせ自由度も増すが、画像情報も増加するので、画像処理装置に高速処理性能が要求される。そこで第2の実施形態におけるY方向分割数は、第1の実施形態と同様の2としている。よって、重力がX軸方向に作用する姿勢下で撮影された画像から3D画像を得るための加算方法は、第1の実施形態の図16(c)を参照して説明した加算方法と同様であるため、ここでは説明を省略する。
上記の通り本第2の実施形態によれば、第1の画素の光電変換部の2方向における分割数を、撮影画面サイズの方向依存性に合致させている。これにより、長方形の撮像領域の任意座標に対して確実に3D情報が得られるとともに、画像情報が必要以上に過大になることを防止することができる。
<第3の実施形態>
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態においては、第1から第3の画素における光電変換部の分割個数が等しい構成となっていた。すなわち、第1の実施形態は4分割、第2の実施形態では6分割となっていた。
これに対し、第3の実施形態では、第1の画素における光電変換部の分割個数に対して、第2の画素の分割個数が小さい。以下、図23を用いて第3の実施形態における撮像素子107を構成する画素について説明する。例3の構成を説明する。なお、光電変換部の分割数以外は第1及び第2の実施形態と実質的に同一構成であるため、相違点のみ説明し、同一もしくは類似構成部分の説明は省略する。
図23は、本発明の第3の実施形態における撮像素子107の画素配列を示したものである。なお、図2及び図21と同一の機能に関する説明は省略する。
411は第1の画素(第1の撮像画素)で、第2の実施形態と同様に、X方向(第1の方向)に3分割(m1=3)、Y方向(第2の方向)に2分割(n1=2)された、合計6個の光電変換部411a〜411fを有する。第1の画素411の出力の用途は、第1及び第2の実施形態で説明した第1の画素からの出力の用途と同じである。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する他の画素も、以下、第1の画素411と呼ぶ。
421は第2の画素(第2の撮像画素)で、所定の配列規則に則って第1の画素411の間に離散配置されている。そして、X方向(第1の方向)に4分割(m2=4、(2n個、n=2))、Y方向には分割されない(n2=1)、合計4個の光電変換部421a〜421dを有する。各第2の画素421における光電変換部421a〜421dのX方向寸法は、中央の2つの光電変換部の領域が小さく、外側の2つの光電変換部の領域が大きくなっているが、光電変換部421a〜421dを合わせた連結形状は正方形である。第2の画素421からの出力の用途は、第1及び第2の実施形態で説明した第2の画素からの出力の用途と同じである。なお、撮像素子107に配置された同様の構成を有する画素も、以下、第2の画素421と呼ぶ。
第2の画素421は、X方向に瞳分割するための画素であり、X方向に輝度分布を有する被写体、すなわち縦縞模様の被写体に対して用いられる。これに対して、第3の画素422は、Y方向(第2の方向)に瞳分割するための画素であり、Y方向に輝度分布を有する被写体、すなわち横縞模様の被写体に対して用いられる。第3の画素422も、光電変換部422a〜422dはY方向に4分割されるが、その形態は第2の画素321の分割形態を90度回転させたものと等価であるため、詳しい説明は省略する。これら第1〜第3の画素が備える各光電変換部の連結形状はすべて正方形となっている。そして第2の画素421及び第3の画素422は、焦点検出する被写体の輝度分布パターンに応じて適した方を用いることで、焦点検出不能となる確率を低減させている。
第3の実施形態の撮像素子は、適用される撮影光学系の射出瞳距離の変化が少ない場合に特に好適である。レンズ交換、もしくはズーム操作に生じる撮影光学系の射出瞳距離が変化が少ない場合、第1の実施形態の図11〜図13で説明した、撮像領域周辺部における光電変換部と射出瞳の相対偏心量も少ない。よって、第2の画素421の分割数を少なくしても、焦点検出のための信号を確実に得ることができる。また、分割数を少なくすることで、読み出しすべき情報量も削減でき、より高速な画素信号読み出しが可能となる。また、画素構造も簡単になるため、製造プロセスが簡単になり、特性バラツキの低減にも有効である。
なお、第3の実施形態において3D画像を創生する方法は、第2の実施形態において図22を参照して説明したものと基本的に同一の方法で加算すればよいため、詳しい説明は省略する。
上記の通り、本第3の実施形態によれば、第2及び第3の画素における光電変換部の分割個数を必要最小限にとどめたため、情報量の削減による信号読み出しの高速化が図れる。また、第2及び第3の画素の画素内構造が簡単になり、製造プロセス上の歩留まり向上や、撮像素子の特性バラツキの低減を図ることができる。
なお、上述した第1乃至第3の実施形態では、第1の画素をX方向に2または3分割、Y方向に2分割した場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、2以上の整数であれば、分割数は2又は3に限られるものではない。
また、上述した第1乃至第3の実施形態では、第2及び第3の画素の分割数を4又は6としたが、本発明はこれに限るものではなく、第1の画素のX方向またはY方向の分割数のいずれか少ない方の、少なくとも2倍以上であればよい。
また、上述した第1乃至第3の実施形態では、第1、第2及び第3の画素を備えている場合について説明した。しかしながら、焦点検出可能なデフォーカス範囲を広くするとともに、合焦近辺での検出精度を向上するためには、第2と第3の画素はいずれか一方のみを備え、他方の画素は第1の画素に置き換える構成としても構わない。例えば、第3の画素を第1の画素に置き換えると、画素配列の不規則性が軽減されるため、撮像素子の構造を簡単にできる。また、第1の画素の比率が増えるため、3D画像を創生する際の補間すべき画素が減り、3D情報の正確性を向上させることができる。一方で、第3の画素が無いことにより、大ぼけシーンでの焦点検出能力は低下する場合があるが、最終的な合焦判定は第1の画素で行うことができるため、合焦精度の低下は生じない。
<第4の実施形態>
上述した第1乃至第3の実施形態においては、各画素の光電変換部の分割形態や、焦点検出時の光電変換部の選択方法について説明した。以下に示す第4の実施形態は、本発明の撮像素子を用いて合焦精度を向上させるための実施形態である。
図24は第4の実施形態における撮影処理の手順を示すメインフローのフローチャート、図25は図24のS431で行われる焦点検出サブルーチンのフローチャートである。本第4の実施形態においては、図1乃至図17で説明した第1の実施形態と同様の構成を有する撮像素子107を用いるものとして説明するが、第2もしくは第3の実施形態の撮像素子を用いても構わない。また、撮影処理のメインフローと焦点検出サブルーチンは、第1の実施形態で説明した図18のメインフロー及び図19の焦点検出サブルーチンに対して一部のみが異なるなるため、同一部分については同じステップ番号を付して詳しい説明は省略する。
まず、撮影処理のメインフローについて説明する。図24のメインフローにおいて、S401で撮影者がカメラの電源スイッチをオン操作すると、S102乃至S109において、CPU121はカメラ内の各部材の動作確認や初期化、撮影条件の設定等を行う。S431では、図25に示す焦点検出サブルーチンを実行する。
S461では合焦判定に相当する、合焦フラグの状態判定を行う。ここで合焦フラグとは、焦点検出演算によって算出されたデフォーカス量が、合焦とみなすことができる閾値以下か否かの状態を表わすもので、合焦フラグの取り得る値は、0、1、2の3種である。合焦フラグは最初は0に初期化されている。また、図25の焦点検出サブルーチンで後述するように、第1の画素211を用いて焦点検出し、合焦と判断された場合は合焦フラグに1が格納される。一方、第2の画素221〜223のいずれかを用いて焦点検出し、合焦と判断された場合は合焦フラグに2が格納される。そして本第4の実施形態においては、合焦フラグに1が格納されている場合のみ、S461からS153に移行可能となっている。すなわち、S461で合焦フラグの状態判別を行い、その値が0、もしくは2と判断されると、S462でフォーカスレンズ駆動を行い、S431の焦点検出サブルーチンに戻って繰り返し焦点検出を行う。
そしてS461で合焦フラグが1、すなわち合焦と判断されるとS153に移行し、撮影スイッチがオン操作されたか否かを判断する。撮影スイッチがオン操作された場合はS161で画像記録を実行し、オン操作されていない場合はS161を実行せずにS181へ移行する。そしてS181でメインスイッチの状態を判断し、オン状態のままであればS102乃至S461を繰り返し実行し、メインスイッチがオフの場合はS182乃至S184を実行して撮影を終了する。
ここで、第1の実施形態と第4の実施形態の相違を説明する。図18に示した第1の実施形態では、S131乃至S153の各ステップの流れからわかるように、焦点検出結果が非合焦であっても、フォーカスレンズ駆動を実行した後は、そのままS153に移行する。よって、S153で撮影スイッチがオン操作されていれば、合焦であることが保証されていなくとも、撮影、すなわちS161の画像記録サブルーチンに移行することが可能である。これに対して図24に示した第4の実施形態においては、S431乃至S153の各ステップの流れからわかるように、焦点検出結果が非合焦の場合、フォーカスレンズ駆動を実行した後は、焦点検出サブルーチンに戻る。その結果、焦点検出サブルーチンで合焦であることが確認されてから、S161の画像記録サブルーチンに移行する。
次に図25を用いて焦点検出サブルーチンを説明する。まずS432において、プレビュー画像から被写体パターンを認識し、顔画像の判別や、撮影画面全体のコントラスト分析等を行う。S433では、S432での認識結果から、焦点を合わせるべき主被写体を決定する。S434では、図24のS107で取得したレンズ情報に基づき、撮影光学系の射出瞳の計算を行う。具体的には、射出瞳の大きさや像面からの距離を算出し、次いで像高毎のビネッティング計算を行う。
S435では、合焦フラグの判別を行う。合焦フラグについては図24のS461で説明したように、一連の合焦動作における当該時点での合焦状態を表す。その定義は、S461の時点でまだ合焦していなければ0、第1の画素211を用いて合焦している場合は1、第2の画素221〜223のいずれかを用いて合焦している場合は2が格納されている。一連の合焦動作でS435の実行回数が1回目の場合、合焦フラグは0に初期化されているため、S436に移行する。S436では、S434で計算した射出瞳の情報に基づき、焦点検出エリア毎に、ケラレの影響が少ない、焦点検出用に好適な画素を選択する。ここでは、第2の画素221〜223から選ばれる。たとえば第1の実施形態の説明で用いた図11〜13を参照して説明したようにして、第2の画素221、222、223のいずれかが選択される。S437では、焦点検出のために選択された画素の種別を表すフラグを設定する。ここでは第2の画素221〜223のいずれかが選択されているため、画素フラグを2に設定する。S440では、選択された第2の画素の各画素から、中央寄り2個の光電変換部の出力を用いて、相関演算用の1対2像を創生する。
S441では、創生した焦点検出信号に対して、ビネッティングにより生じた光量アンバランスを軽減する、いわゆるシェーディング補正を施す。これにより、2像の強度差が軽減され、焦点検出精度が向上する。S442では、シェーディング補正が施された2像の横ずれ量uを算出するための相関演算を行う。S443では、S442における相関演算の過程で算出された2像の一致度から、像ずれ検出結果の信頼性を判定し、信頼性の低い値は不採用とする。
S444では、S442及びS443にて得られた信頼性の高い像ずれ量uと、焦点検出に用いた画素の基線長θとから、式(1)を用いてデフォーカス量を算出する。
S445では、S444で算出されたデフォーカス量が、合焦閾値以下か否かの判定を行う。ここで合焦閾値としては、通常は像面上の許容深度が採用される。そして、許容錯乱円の大きさをδ、撮影光学系のFナンバーをFとした場合、許容深度すなわち合焦閾値は一般的にF×δで計算された値が用いられる。よって、デフォーカス量が合焦閾値を超える場合はS445からS436に移行し、フォーカスレンズ駆動量を算出して、S451からメインルーチンにリターンする。
ここで、リターン後のメインルーチンの動作を説明する。S431の焦点検出サブルーチンを実行後、図24に示すメインルーチンにリターンすると、S461で合焦フラグの判定を行う。そして、この時点では、合焦フラグは0に設定されているため、検出されたデフォーカス量を解消すべく、フォーカスレンズ駆動を行って、S431の焦点検出サブルーチンを再度実行する。
一方で、S445でデフォーカス量が合焦閾値以下と判断された場合はS447に移行する。S447では、画素フラグの判断、すなわち直前の焦点検出演算で用いた画素の種別を判断する。1回目の焦点検出では、第2の画素221〜223のいずれかが選択されているため、画素フラグは2となっている。よって、ここではS447からS448に移行し、合焦フラグを2に設定する。すなわち、この段階では第2の画素221〜223のいずれかを用いて合焦動作を行った結果、合焦状態に達したと判断されたことになる。そこでS451を経由してメインルーチンにリターンする。
ここで再び、リターン後のメインルーチンの動作を説明する。S431の焦点検出サブルーチンを実行後、図24におけるメインルーチンにリターンすると、S461で合焦フラグの判定を行う。そしてこの時点では、合焦フラグは2に設定されているため、S462に移行する。そしてここでは、第2の画素221〜223のいずれかによる焦点検出の結果、デフォーカス量は合焦閾値以下、すなわち合焦とみなされる状態になっている。よってフォーカスレンズ駆動命令は実質的には無視され、S431に戻って焦点検出サブルーチンを再度実行する。
次いで、合焦フラグが2になった状態で焦点検出サブルーチンを実行する場合の動作を説明する。S431からS434を実行し、S435で合焦フラグを判断するが、ここでは合焦フラグが2になっているため、S438に移行する。S438では焦点検出用画素として第1の画素211を選択する。S437では、焦点検出のために選択された画素の種別を表すフラグを設定する。ここでは第1の画素211が選択されているため、画素フラグを1に設定する。S440では、選択された第1の画素211の各画素において、Y軸方向に隣接した各々2個の光電変換部の出力を加算し、X方向に瞳分割された相関演算用の1対2像を創生する。
S441では、創生した焦点検出信号に対して、ビネッティングにより生じた光量アンバランスを軽減する、いわゆるシェーディング補正を施す。これにより、2像の強度差が軽減され、焦点検出精度が向上する。S442では、シェーディング補正が施された2像の横ずれ量uを算出するための相関演算を行う。S443では、S442における相関演算の過程で算出された2像の一致度から、像ずれ検出結果の信頼性を判定し、信頼性の低い値は不採用とする。S444では、S442及びS443にて得られた信頼性の高い像ずれ量uと、焦点検出に用いた画素の基線長θとから、式(1)を用いてデフォーカス量を算出する。S445では、S444で算出されたデフォーカス量が合焦閾値以下か否かの判定を行う。デフォーカス量が合焦閾値を超える場合はS445からS446に移行し、フォーカスレンズ駆動量を算出して、S451からメインルーチンにリターンする。
一方で、S445でデフォーカス量が合焦閾値以下と判断された場合はS447に移行する。S447では、画素フラグの判断、すなわち直前の焦点検出演算で用いた画素の種別を判断する。ここでは、第1の画素211が選択されているため、画素フラグは1となっている。よって、ここではS447からS449に移行し、合焦フラグを1に設定する。すなわち、この段階では第1の画素211を用いて合焦動作を行った結果、合焦状態に達したと判断されたことになる。そして、S450において撮影領域全域におけるデフォーカスマップを作成し、S451を経由してメインルーチンにリターンする。
ここで、リターン後のメインルーチンの動作を説明する。S431の焦点検出サブルーチンを実行後、図24におけるメインルーチンにリターンすると、S461で合焦フラグの判定を行う。そしてこの時点では合焦フラグは1に設定されているため、S153への移行が可能になる。そこで、S153にて撮影スイッチの状態判別を行い、オン操作されていればS161で画像記録サブルーチンを実行し、さらにS182からS184を実行して撮影動作が終了する。
上記の通り、本第4の実施形態によれば、瞳分割における基線長が短く、瞳幅も小さな第2の画素を用いて最初に焦点検出を行う。よって、初期状態としてデフォーカス量が大きな場合でも焦点検出が可能となる。次いで、瞳分割における基線長が長い第1の画素で焦点検出を行うため、より高精度な焦点検出が可能となる。また、第1の画素においては、焦点検出時の瞳面積が大きく、充分な光量が得られるため、低輝度被写体に対しても正確な焦点検出が可能となる。
また、第1の画素によって合焦確認がなされたのちに画像記録が許可されるため、焦点の合った高精細画像を得ることができる。
なお、上述した第4の実施形態では、第2の画素221〜223のいずれかを用いる場合について説明した。しかしながら、S432における被写体パターン認識の結果、被写体が例えば横縞などの、垂直方向に輝度差を有する場合には、第2の画素221〜223の代わりに、第3の画素224〜226を用いてもよいことは言うまでもない。第3の画素224〜226のいずれかを用いた場合、画素フラグとして2を用いても、また、新たに3を設定してもよく、また、合焦フラグとして2を用いても、新たに3を設定してもよい。何れの場合であっても、同様の処理が可能であることは言うまでもない。
<第5の実施形態>
上述した第4の実施形態においては、最初に基線長の短い第2の画素221〜223のいずれかを用いて焦点検出を行い、次いで基線長の長い第1の画素211を用いて焦点検出を行う実施形態を示した。以下に示す第5の実施形態は、基線長の異なる画素で得られた複数の焦点検出結果に対して、各々の結果の信頼性に基づく重み付け係数を乗じて合成したり、複数の結果から信頼性の高い結果を時系列的に採用する実施形態を示す。
図26は第5の実施形態における撮像画素の、複数の基線長について説明したものである。第5の実施形態に用いられる撮像素子107は第1の実施形態の撮像素子と同様の構成を有するが、焦点検出フローにおける光電変換部の選択方法が異なる。
図26(a)は第1の画素211の光電変換部、図26(b)は第2の画素222の光電変換部を示したものである。図26(a)において、X軸方向の瞳分割で焦点検出を行う場合は、瞳投影像EP1aとEP1bに対応する光電変換部の加算信号と、瞳投影像EP1cとEP1dに対応する光電変換部の加算信号とを用いて、相間演算用の1対2像を創生する。この時の基線長(厳密には像面から見た角度換算値)はθ2(第2の基線長)となる。
一方図26(b)において、瞳投影像EP22bとEP22cに対応する光電変換部から、相間演算用の1対2像を創生する。この時の基線長はθ1(第1の基線長)となる。また、瞳投影像EP22aとEP22bに対応する光電変換部からも、相間演算用の1対2像を創生することができる。この時の基線長はθ3(第3の基線長)となる。すなわち第5の実施形態では、焦点検出のために、基線長の異なる3種類の焦点検出信号を用いる。そして各信号における基線長の大小関係は、
θ1<θ2<θ3 ・・・(5)
となっている。なお、図26(b)は第2の画素222の光電変換部を示しているが、第1の画素211と第3の画素225も、瞳分割方向は異なるが同様の大小関係を有し、その出力信号は、第2の画素222と同様に処理することができる。
次に、該3種類の焦点検出用信号における利点と欠点、及びこれに基づいて設定した重み付け係数について説明する。
一般に、瞳分割における基線長が長いと、単位デフォーカス量に対する1対2像の相対的な横ずれ量が大きくなるため、焦点検出精度が高い。その反面、基線長が長いと大デフォーカス時の2像の横ずれ量が過大になり、焦点検出不能となる確率も増加する。また、基線長が長いと撮影光学系のケラレによる2像のレベル差が生じ易く、ケラレの程度によっては焦点検出誤差を生ずる。
図27(a)は、3種類の焦点検出信号から得られた結果に対して、Fナンバーに応じた重み付け係数(割合)を示したものである。DEF(θ1)乃至DEF(θ3)は、図26(a)及び(b)で説明した、3種類の基線長を有する焦点検出信号から算出されたデフォーカス量を表す。また、F2.8乃至F11は、焦点検出時の撮影光学系のFナンバーである。そして、表中の0乃至7は、各デフォーカス量とFナンバーの組み合わせにおける重み付け係数C(FN)である。本第5の実施形態においては、3種類のデフォーカス量が得られ、これらに対応する3個の重み付け係数は、いずれのFナンバーにおいても該係数の合計が10となるように設定されている。そしてFナンバーが小さいほど、すなわち撮影光学系の射出瞳が大きいほど、基線長の長い焦点検出結果に対する重み付けを大としている。その反対に、Fナンバーが大きいほど、すなわち撮影光学系によるケラレが大きいほど、基線長の短い焦点検出結果に対する重み付けを大としている。
図27(b)は、3種類の焦点検出信号から得られた結果に対して、デフォーカス量に応じた重み付け係数(割合)を示したものである。本第5の実施形態においては、各焦点検出信号から算出されたデフォーカス量を、その絶対値の大きさにより4つの区間に場合分けしている。これを表の最上段に示しているが、ここで記した|Def|は検出されたデフォーカス量の絶対値を表わす。そして、表中の0乃至7は、3種類のデフォーカス量DEF(θ1)乃至DEF(θ3)に対して、各々の値が属する区間での重み付け係数C(DF)を表す。図27(b)においても、各デフォーカス区間における該係数の合計が10となるように設定されている。そしてデフォーカス量が小さい場合、基線長の大きな光電変換部による結果の重み付けを大としている。その反対に、デフォーカス量が大きいほど、2像の相対的な横ずれ量も大きくなるため、基線長の短い焦点検出結果に対する重み付けを大としている。
以上のように定義した重み付け係数を、以下の式(6)を用いて基線長の異なる焦点検出信号対から得られた3個のデフォーカス量に掛けることで、最終的なデフォーカス量DEFを計算する。
DEF=DEF(θ1)×C1(FN)×C1(DF)
+DEF(θ2)×C2(FN)×C2(DF)
+DEF(θ3)×C3(FN)×C3(DF) …(6)
そしてこのデフォーカス量DEFに基づいて、フォーカスレンズ駆動量や合焦判定を行う。
図28は第5の実施形態における焦点検出サブルーチンのフロー図である。なお、第5の実施形態におけるカメラや撮像素子は第1乃至第4の実施形態と同様のものが用いられ、カメラの撮影時のメインフローは第4の実施形態で説明した図24と同様であるため、同一部分の説明は省略する。
図28の焦点検出サブルーチンにおいて、まずS532では、プレビュー画像から被写体パターンを認識し、顔画像の判別や、撮影画面全体のコントラスト分析等を行う。S533では、S532での認識結果から、焦点を合わせるべき主被写体を決定する。S534では、図24のS107で取得したレンズ情報に基づき、撮影光学系の射出瞳の計算を行う。具体的には、射出瞳の大きさや像面からの距離を算出し、次いで像高毎のビネッティング計算を行う。
S535では、焦点検出領域内に存在する3組の焦点検出画素を選択する。ここで3組とは、図26で説明した、3種類の基線長に対応する光電変換部の出力群を指す。S536では、選択された画素の各光電変換部の出力から、相関演算用に3組の1対2像を創生する。
S537では、創生した3組の焦点検出信号に対して、ビネッティングにより生じた光量アンバランスを軽減する、いわゆるシェーディング補正を施す。これにより、2像の強度差が軽減され、焦点検出精度が向上する。S538では、シェーディング補正が施された2像の横ずれ量uを算出するための相関演算を行う。S539では、S538における相関演算の過程で算出された2像の一致度から、像ずれ検出結果の信頼性を判定する。S540では、S538で得られた像ずれ量uと、焦点検出に用いた画素の基線長θとから、式(1)を用いて3組のデフォーカス量を算出する。S541では、得られた3組のデフォーカス量に対して、式(6)による重み付け演算を施し、最終的なデフォーカス量を求める。
S542では、S541で算出されたデフォーカス量が合焦閾値以下か否かの判定を行う。デフォーカス量が合焦閾値を超える場合はS542からS543に移行し、フォーカスレンズ駆動量を算出して、S546からメインルーチンにリターンする。
一方で、S542でデフォーカス量が合焦閾値以下と判断された場合はS544に移行し、合焦フラグを1に設定する。そしてS545でデフォーカスマップを作成し、S546にてメインルーチンにリターンする。
次に、リターン後のメインルーチンの動作を説明する。図28の焦点検出サブルーチンを実行後、図24におけるメインルーチンにリターンすると、S461で合焦フラグの判定を行う。合焦フラグが1以外、すなわち非合焦である場合はS462でフォーカスレンズ駆動を行い、S431に戻って焦点検出サブルーチンを再度実行する。
一方で、S461において合焦フラグが1と判断された場合はS153に移行し、画像記録や画像送信等を行い、撮影動作が終了する。
上記の通り、第5の実施形態によれば、異なる基線長を有する複数種の焦点検出信号から複数のデフォーカス量を算出する。そして、撮影光学系のFナンバー等の撮影条件や、算出されたデフォーカス量等の焦点状態に基づいて、前記デフォーカス量に重み付け処理を施し、最終的なデフォーカス量を算出する。よって、撮影条件や焦点状態に適した基線長の焦点検出信号を重視した焦点検出演算が行えるため、常に正確な焦点検出が可能となる。
<第5の実施形態の変形例>
上述した第5の実施形態においては、複数の焦点検出信号に重み付け処理を施した結果を最終的な焦点検出情報としていた。以下に示す第5の実施形態の変形例では、複数の焦点検出結果に対して、最も信頼性の高いと思われる結果を択一的に選択する実施形態を示す。
図29は該変形例における重み付け係数の一例で、前述の図27(a)に対応する。図27(a)では、撮影光学系のFナンバーに応じて、3種の焦点検出信号の重み付け係数をきめ細かく設定していた。これに対して図29の変形例では、3種の信号のうち、1つの重み付け係数を1、残りの2つの係数を0とすることで、最も信頼性の高いと思われる結果を択一的に選択することになる。当変形例では、1対2像の位相差検出演算前に択一的な選択を行うことができるため、無駄な演算を行う必要がなく、焦点検出演算が高速化されるとともに、演算プログラムも簡略化できる。
図30は他の変形例における重み付け係数の一例で、前述の図27(b)に対応する。図27(b)では、算出されたデフォーカス量に応じて、3種の焦点検出信号の重み付け係数をきめ細かく設定していた。これに対して図30の変形例では、3種の信号のうち、1つの重み付け係数を1、残りの2つの係数を0とすることで、最も信頼性の高いと思われる結果を択一的に選択することになる。当変形例でも重み付け演算が簡略化されるため、焦点検出演算が高速化されるとともに、演算プログラムも簡略化できる。
なお、第5の実施形態、及びその変形例では、3種類の基線長に対応する画素の信号を利用していたが、そのうちの1種の利用を省略し、所望の2種類のみを利用する実施形態でも構わない。また反対に、4種以上の基線長に対応する画素を備える実施形態に適用することも可能である。例えば、図26(b)を参照して上述した例において、第2の画素221の内、基線長がθ3の光電変換素子を用いないようしてもよい。
<第6の実施形態>
上述した第4の実施形態においては、最初に基線長の短い第2の画素221〜223を用いて焦点検出を行い、次いで基線長の長い第1の画素211を用いて焦点検出を行う例を示した。以下に示す第6の実施形態は、上記概念を拡張し、基線長の数が2を超える場合にも、異なる基線長で得られた複数の焦点検出信号を時系列的に適切に選択もしくは合成する実施形態を示す。
図31は、第6の実施形態における重み付け係数の一例を示したものである。本第6の実施形態においては、3種類の焦点検出信号から得られた結果に対して、焦点検出の回数に応じて重み付け係数を切換える。
DEF(θ1)乃至DEF(θ3)は、図26(a)及び(b)で説明した、3種類の基線長を有する焦点検出信号から算出されたデフォーカス量を表す。また、1回目乃至3回目と記したものは、合焦に至るまでに行った焦点検出の回数を表わす。そして、表のなかの0及び1は、各焦点検出回数における重み付け係数C(SN)である。以上のように定義した重み付け係数を、以下の式(7)を用いて基線長の異なる焦点検出信号対から得られた3個のデフォーカス量に掛けることで、最終的なデフォーカス量DEFを計算する。
DEF=DEF(θ1)×C1(SN)
+DEF(θ2)×C2(SN)
+DEF(θ3)×C3(SN) …(7)
本第6の実施形態においては、各重み付け係数は0もしくは1であるため、所定回の焦点検出では、複数の焦点検出情報のうち、所定の1つが択一的に選択される。すなわち、1回目の焦点検出時は基線長θ1による焦点検出信号、2回目の焦点検出時は基線長θ2による焦点検出信号、3回目の焦点検出時は基線長θ3による焦点検出信号が採用される。
図32は第6の実施形態における焦点検出サブルーチンのフロー図である。なお、第6の実施形態におけるカメラや撮像素子は、第1乃至第5の実施形態と同様のものが用いられ、カメラの撮影時のメインフローは第4の実施形態で説明した図24と同様であるため、同一部分の説明は省略する。
図32の焦点検出サブルーチンにおいて、まずS632では、プレビュー画像から被写体パターンを認識し、顔画像の判別や、撮影画面全体のコントラスト分析等を行う。S633では、S632での認識結果から、焦点を合わせるべき主被写体を決定する。S634では、図24のS107で取得したレンズ情報に基づき、撮影光学系の射出瞳の計算を行う。具体的には、射出瞳の大きさや像面からの距離を算出し、次いで像高毎のビネッティング計算を行う。
S635では、焦点検出領域内に存在する3組の焦点検出画素を選択する。ここで3組とは、図26で説明した、3種類の基線長に対応する光電変換部の出力群を指す。S636では、選択された画素の各光電変換部の出力から、相関演算用に3組の1対2像を創生する。
S637では、創生した3組の焦点検出信号に対して、ビネッティングにより生じた光量アンバランスを軽減する、いわゆるシェーディング補正を施す。これにより、2像の強度差が軽減され、焦点検出精度が向上する。S638では、シェーディング補正が施された2像の横ずれ量uを算出するための相関演算を行う。S639では、S638における相関演算の過程で算出された2像の一致度から、像ずれ検出結果の信頼性を判定する。S640では、S638で得られた像ずれ量uと、焦点検出に用いた画素の基線長θとから、式(1)を用いて3組のデフォーカス量を算出する。S641では、一連の合焦動作において、合焦状態に至るまでの焦点検出演算の実行回数Nを認識する。ここでの実行回数とは、3種類の基線長に対する3組の焦点検出演算すべてを実施した時を1回と規定する。
S642では、得られた3組のデフォーカス量に対して、式(7)による重み付け演算を施し、最終的なデフォーカス量を求める。
S643では、S642で算出されたデフォーカス量が合焦閾値以下か否かの判定を行う。デフォーカス量が合焦閾値を超える場合はS643からS644に移行し、フォーカスレンズ駆動量を算出して、S648からメインルーチンにリターンする。
一方で、S643でデフォーカス量が合焦閾値以下と判断された場合はS645に移行する。S645では、焦点検出回数Nの値を判別する。第6の実施形態においては、Nが3に達していたらYESに、2以下であればNOに分岐する。すなわち、第6の実施形態では3種の基線長に対する焦点検出を行い、基線長の短い信号での検出結果を順に採用していく。従って、3回の焦点検出が完了し、かつデフォーカス量が合焦閾値以下になった場合に合焦フラグを1に設定する。次いでS647でデフォーカスマップを作成し、S648にてメインルーチンにリターンする。
次に、リターン後のメインルーチンの動作を説明する。図32の焦点検出サブルーチンを実行後、図24におけるメインルーチンにリターンすると、S461で合焦フラグの判定を行う。合焦フラグが1以外、すなわち非合焦である場合はS462でフォーカスレンズ駆動を行い、S431に戻って焦点検出サブルーチンを再度実行する。
一方で、S461において合焦フラグが1と判断された場合はS153に移行し、画像記録や画像送信等を行い、撮影動作が終了する。
上記の通り、第6の実施形態によれば、合焦に至るまでの焦点検出の履歴において、まず基線長の短い画素での焦点検出を行い、次いで中間の基線長を有する画素で焦点検出を行い、最後に基線長の長い画素での焦点検出を行う。これにより、デフォーカス量が大きい状態から小さい状態にわたって、各々の状態に適した信号を用いるため、無駄な演算をすることなく、かつ正確な焦点検出が可能となる。
<第6の実施形態の変形例>
上述した第6の実施形態においては、焦点検出の回数(履歴)に応じて、所定の信号を択一的に選択するものであった。以下に示す第6の実施形態の変形例では、複数の焦点検出結果に対して、履歴に応じた重み付け係数を設定し、複数の結果を合成して用いる実施形態を示す。
図33は該変形例における重み付け係数の一例で、前述の図31に対応する。図31では、焦点検出の履歴状況に応じて、所定の結果を択一的に用いていた。これに対して図32の変形例では、3種の信号のうち、2種以上の信号を所定の重み付けにて用いている。この場合、最適であると想定されていた基線長による焦点検出が不能であっても、他の基線長による焦点検出が可能であれば、デフォーカス量の算出が可能になるため、合焦に至るまでの焦点検出回数が無駄に増加してしまう現象を回避できる。
なお、第6の実施形態、及びその変形例では、3種類の基線長に対応する画素の信号を利用していたが、そのうちの1種の利用を省略し、所望の2種類のみを利用する実施形態でも構わない。また反対に、4種以上の基線長に対応する画素を備える実施形態に適用することも可能である。

Claims (7)

  1. 撮影光学系により形成された被写体像を検出して記録用画像を生成する第1の撮像画素及び第2の撮像画素と、を有する撮像素子であって
    前記第1の撮像画素は、第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に複数に分割された複数の光電変換部を備え、
    前記第2の撮像画素は、前記第1の方向に分割された複数の光電変換部を備え、
    前記第1の撮像画素を構成する光電変換部の数と、前記第2の撮像画素を構成する光電変換部の数は、同一であり、
    前記複数の光電変換部は、前記撮影光学系からの光束のうち分割された光束により形成された複数の被写体像を光電変換して位相差の検出に用いられる焦点検出信号を出力する機能を備えており、
    前記第1の撮像画素を構成する前記複数の光電変換部のうち位相差の検出に用いる光電変換部の基線長は、前記第2の撮像画素を構成する前記複数の光電変換部のうち位相差の検出に用いる光電変換部の基線長より長ことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第2の撮像画素は、前記第1の方向に4分割された光電変換部を備え、
    前記第1の撮像画素は、前記第1の方向及び前記第2の方向にともに2分割された光電変換部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. デフォーカス量が予め決められた閾値以下の場合、前記第1の撮像画素を用いて位相差の検出を行い、前記デフォーカス量が前記閾値を超える場合、前記第2の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像素子。
  4. 前記第1の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量が小さくなる程、該デフォーカス量の重み付け係数の割合を前記第2の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合よりも大きくし、前記第2の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量が大きくなる程、該デフォーカス量の重み付け係数の割合を前記第1の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合よりも大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像素子。
  5. Fナンバーが小さくなる程、前記第1の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合を前記第2の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合よりも大きくし、前記Fナンバーが大きくなる程、前記第2の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合を前記第1の撮像画素を用いて位相差の検出を行うことで得られたデフォーカス量の重み付け係数の割合よりも大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像素子。
  6. 前記第2の撮像画素の前記4つの光電変換部のうち、前記基線長の短いの光電変換部を用いて前記位相差検出を行ったに、前記第2の撮像画素を構成する前記4つの光電変換部のうち、前記基線長の長いの光電変換部を用いて前記位相差検出を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像素子。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    前記焦点検出信号を用いて焦点調節を行う焦点調節手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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