JP2007158692A - 固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】
単位画素内の画像用の光電変換部を焦点検出用に分割して使用する従来技術は、単位画素中心部に入射する光が受光されないために、画像用の信号が弱くなり、固体撮像素子の感度が低くなってしまうという課題があった。
【解決手段】
本発明の固体撮像素子は、焦点制御手段を有する電子カメラに使用され、被写体からの光を電気信号に変換する画像用光電変換部を有する複数の単位画素がマトリクス状に配置された固体撮像素子において、前記複数の単位画素の少なくとも一部の単位画素に、被写体からの光を電気信号に変換する第2の光電変換部を設け、前記第2の光電変換部は、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、焦点検出が可能な固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラに関する。
近年、CCD(Charge Coupld Device)型やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型(或いは増幅型と呼ばれる)などの固体撮像素子を用いたビデオカメラや電子カメラが広く一般に普及している。固体撮像素子は複数の単位画素が二次元アレイ状に配置され、単位画素は受ける光を電気信号に変換する光電変換部や光電変換部の電気信号を読み取るための信号線などで構成されている。また、光電変換部の光が入射する側にマイクロレンズが形成されると共に、カラー画像を得るために、マトリクス状に配置された単位画素毎に、RGB(赤緑青)などのカラーフィルタが設けられている。
一方、一般的なカメラシステムは、自動的にカメラレンズの焦点を合わせる機能を有しており、焦点検出するための専用の焦点検出素子が使用されているが、専用素子を設けることは、カメラのコスト低減や小型化の障害となるため、固体撮像素子で焦点検出を行う瞳分割位相差方式などが提案されている。
例えば、特許文献1,2および3において、瞳分割位相差方式に関する技術が開示されており、2つの光電変換部をペアとして焦点位置を検出するものである。特に、特許文献1においては、画像用の信号と焦点検出用の信号とを時分割で出力するようになっている。また、特許文献2においては、焦点検出用の信号を同時に出力するようになっている。さらに、特許文献3においては、焦点検出の際に2つの画素がペアになるように、光学要素アレイを固体撮像素子の前面に挿入する技術が開示されている。
特開2002−314062号公報 特開2003−244712号公報 特開2004−191893号公報
しかしながら、従来の技術では、下記のような課題があった。特許文献1または2に記載されている構成では、瞳分割するために、フォトダイオードが単位画素を中心として2分割されているので、単位画素の中心部がちょうど分割部分に当たってしまい、この部分の光は受光されない。また、分割されたフォトダイオードから、その分割された信号を加算して、本来の画像信号に戻す場合に、単位画素中心部に入射する光が受光されないために、画像信号自体が小さくなり、結果として、固体撮像素子の感度が低くなってしまう。
また、特許文献1に記載されているような全ての単位画素で画像用の信号と焦点検出用の信号を形成する構成のものは、単位画素にカラーフィルタが配置されているため、そのカラーフィルタの光の吸収によって、焦点検出用の信号出力が小さくなってしまうという課題もある。この課題を解決するために、特許文献2に記載されているように、焦点検出用の画素のカラーフィルタを削除すれば、信号の出力は上がるが、カラーフィルタが無いので、その部分の単位画素を画像信号として使用できなくなり、画素欠陥となって、画質が劣化する。特許文献3に記載されている構成では、画質の劣化は生じないが、挿入する光学部品と光電変換部との光軸がずれた場合、焦点検出の精度が悪化する恐れがある。さらに、焦点検出の高速化にも課題がある。
上記に鑑み、本発明の目的は、画像用の信号出力の損失が少なく、感度の高い焦点検出用の専用画素を構成し、画質の劣化なく、精度の高い高速な焦点検出が可能な固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラを提供することである。
本発明の固体撮像素子は、焦点制御手段を有する電子カメラに使用され、被写体からの光を電気信号に変換する画像用光電変換部を有する複数の単位画素がマトリクス状に配置された固体撮像素子において、前記複数の単位画素の少なくとも一部の単位画素に、被写体からの光を電気信号に変換する第2の光電変換部を設け、前記第2の光電変換部は、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする。
特に、前記第2の光電変換部を第3の光電変換部と第4の光電変換部とに分けて構成し、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とを、前記画像用光電変換部と同一の単位画素内に、前記画像用光電変換部を中心とした対称的な位置に配置し、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とは、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とをペアとする焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする。
或いは、前記第3の光電変換部を第1の単位画素内の前記画像用光電変換部を中心とした周辺位置に配置し、前記第4の光電変換部を第1の単位画素とは異なる第2の単位画素内の前記画像用光電変換部を中心とした周辺位置に配置し、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とは、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とをペアとする焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする。
特に、前記第1の単位画素内の前記第3の光電変換部と、前記第2の単位画素内の前記第4の光電変換部とを、第1の単位画素と第2の単位画素との間に挟まれた1つ以上の単位画素を中心に対称的な位置に配置したことを特徴とする。
また、前記対称的な位置が、前記固体撮像素子の撮像面に対して左右方向あるいは上下方向あるいは45度斜め方向の少なくとも1つの方向に対して対称的な位置であることを特徴とする。
特に、前記固体撮像素子の撮像面上で焦点検出を行う瞳分割方向に第3の光電変換部と第4の光電変換部とを配置したことを特徴とする。
また、前記画像用光電変換部の上にはカラーフィルタを設け、前記第2の光電変換部の上にはカラーフィルタを設けないことを特徴とする。
さらに、前記画像用光電変換部から電気信号を読み出すための第1の駆動回路と、前記第2の光電変換部から電気信号を読み出すための第2の駆動回路とを設け、前記第1の駆動回路と前記第2の駆動回路とは、独立して動作することを特徴とする。
また、本発明の電子カメラは、カメラレンズと、前記カメラレンズを介して入射する被写体からの光を電気信号に変換する画像用光電変換部を有する複数の単位画素がマトリクス状に配置された固体撮像素子と、前記画像用光電変換部から電気信号を読み出すための第1の駆動回路と、前記カメラレンズの焦点を焦点検出用の電気信号に従って制御する焦点制御手段とを少なくとも有する電子カメラにおいて、前記複数の単位画素の少なくとも一部の単位画素に、被写体からの光を電気信号に変換する第2の光電変換部と、前記第2の光電変換部から電気信号を読み出すための第2の駆動回路とを設け、前記第2の駆動回路は、前記第2の光電変換部から読み出した電気信号を前記焦点制御手段に出力し、前記焦点検出手段は、前記第2の駆動回路が出力する焦点検出用の電気信号に従って、前記カメラレンズの焦点を制御することを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出用の光電変換部は、単位画素の中央部に配置された画像用の光電変換部の周辺部に配置されるので、画像用の信号出力の損失が少なく、固体撮像素子の感度を高くすることができる。さらに、焦点検出用の信号だけを読み出せるので、高速に焦点検出を行うことが可能となる。
以下、本発明による固体撮像素子および電子カメラの実施形態について説明するが、最初に本発明の電子カメラ全体について、図1を用いて説明する。図1は電子カメラのブロック図で、101は電子カメラ、102はカメラレンズ、103はハーフミラー、104はファインダ用プリズム、105はファインダ、106は固体撮像素子、107はJPEG(Joint Photographic Experts Groupの略で画像圧縮方式の一つ)などの画像圧縮を行う画像処理部、108はカメラシステム制御部、109は記憶部、110はメモリカード、111はシャッターボタンやフラッシュ設定などの操作を行う操作パネル、112は撮影中の画像や撮影済みの画像を表示する液晶表示部、113は焦点検出部、114はレンズ制御部をそれぞれ示している。尚、本電子カメラ101は、AF(Auto Focus)用の専用モジュールを搭載せずに、固体撮像素子106からの信号によって焦点検出を行う電子カメラである。また、固体撮像素子106は、増幅型固体撮像素子の1つであるCMOS型の固体撮像素子を用いている。CMOS型の固体撮像素子の特徴は、任意の単位画素の信号を読み出すことができ、焦点検出を行う視野内の特定の単位画素の信号を読み出せるので高速化が可能である。
図1において、被写体からの光はカメラレンズ102を介してハーフミラー103に入り、一部はファインダ用プリズム104へ反射され、透過した光は固体撮像素子106に結像される。固体撮像素子106上に結像された光は電気信号に変換されて画像信号として画像処理部107に出力される。画像処理部107は色補正や画像圧縮など適切な画像処理を行ってカメラシステム制御部108に画像信号を出力する。カメラシステム制御部108は受け取った画像信号を記憶部109に出力し、一時的に画像信号を記憶すると共に、必要に応じてメモリカード110に画像信号を保存する。また、カメラシステム制御部108は、操作パネル111の操作に従って、記憶部109に一時的に記憶された画像信号を読み出して、液晶表示部112に画像を表示する。ここで、カメラシステム制御部108はソフトウェアによってプログラムされ、電子カメラ101全体の制御を行うようになっている。尚、ハーフミラー103は半透過型のミラーではなく、高級カメラなどで使われているような、撮影時にミラーを跳ね上げる方式のものでも構わない。
一方、焦点検出部113は固体撮像素子106から焦点検出用の信号を読み出して、焦点位置を検出し、カメラシステム制御部108に出力する。カメラシステム制御部108は焦点検出部113から受け取った焦点位置にカメラレンズ102を駆動し、焦点を合わせるようレンズ制御部114に指示する。カメラレンズ102が焦点位置に来ると、固体撮像素子106に結像された画像信号が画像処理部107によって読み出され、カメラシステム制御部108は記憶部109に画像信号を記録すると共に、液晶表示部112に撮影した画像を表示する。
次に、電子カメラ101に搭載される固体撮像素子106の第1の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2は、4×4画素に簡略化して描いた固体撮像素子106の回路図で、601は画像用フォトダイオード、602は画像用転送トランジスタ、603は増幅用トランジスタ、604は行選択用トランジスタ、605はリセット用トランジスタ、606は焦点検出用フォトダイオード、607は焦点検出用転送トランジスタ、610は水平走査回路、611は垂直走査回路、612は1行1列目の単位画素、613および614は単位画素612と同じ回路構成で3行1列目および4行1列目の単位画素、615は2行1列目の単位画素、616は相関二重サンプリング回路をそれぞれ示している。また、1列目の各単位画素612,615,613、614は、2列目および4列目にも同じように構成されている。
また、図2において、φで始まる信号名は駆動信号を表し、駆動信号のφR1,φR2,φR3およびφR4は、それぞれ順番に1行目,2行目,3行目および4行目のリセット用の駆動信号を示している。同様に、駆動信号のφS1,φS2,φS3およびφS4は、それぞれ順番に1行目,2行目,3行目および4行目の信号を垂直信号線に読み出す時の選択用の駆動信号を示し、駆動信号のφTG1,φTG21,φTG3およびφTG4は、それぞれ順番に1行目,2行目,3行目および4行目の各列の画像用フォトダイオードの電荷を各増幅用トランジスタに転送するための転送用の駆動信号を示している。また、2行目の駆動信号φTG22は、2行目の各列の焦点検出用フォトダイオードの電荷を各増幅用トランジスタに転送するための転送用の駆動信号を示している。φCは相関二重サンプリング回路616にリセットノイズ電圧をクランプする駆動信号、φRHは水平読み出し線リセット用の駆動信号、φRVは垂直信号線リセット用の駆動信号、φH1,φH2,φH3およびφH4は、それぞれ1列目,2列目,3列目および4列目の水平読み出し用の駆動信号をそれぞれ示している。尚、VRESはリセット電圧、VCSは電流源に加えられる電源、VDDは各単位画素に供給される電源電圧をそれぞれ示している。
ここで、単位画素615は、単位画素612,613および614と回路構成が異なり、画像用フォトダイオード601と画像用転送トランジスタ602の他に、焦点検出用フォトダイオード606と焦点検出用フォトダイオード606の電荷を転送する焦点検出用転送トランジスタ607がさらに設けられている。また、2列目,3列目および4列目の構成は1列目と同じように配置されており、2行目は全て単位画素615と同じ回路構成になっている。また、画像用フォトダイオードおよび焦点検出用フォトダイオードのいずれも、フローティングディフュージョン(FD)部、増幅用トランジスタ、リセット用トランジスタ、行選択用トランジスタを有しており、これらの構成により、行選択用トランジスタがオンすると各垂直信号線にソースフォロワ読み出しが可能となっている。
次に、理解を容易にするために、図2に示したCMOS型の固体撮像素子106の回路動作の概略を説明する。先ず、画像信号を撮影して読み出す場合の回路動作について説明する。図2において、単位画素612,613,614および焦点検出用の単位画素615も、画像用フォトダイオード601に蓄積された電荷を読み出すよう垂直走査回路611および水平走査回路610は動作する。例えば、単位画素612において、画像用フォトダイオード601に蓄積された電荷は、垂直走査回路611の駆動信号φTG1が画像用転送トランジスタ602のゲートに入力されると、蓄積された電荷はFD部に転送され、増幅用トランジスタ603のゲートに出力される。次に、垂直走査回路611の駆動信号φS1が行選択用トランジスタ604のゲートに入力されると、増幅用トランジスタ603によって増幅された電気信号は、定電流源PS1に接続されている垂直走査線にソースフォロワ読み出しされ、列アンプA1で増幅されて相関二重サンプリング回路616に入る。
尚、読み出された後の不要となった電荷は、リセット用トランジスタ605がオンすることによって除去され、FD部は電源電圧にリセットされる。また、同じ行方向の各リセット用トランジスタのゲートは共通の駆動信号φR1で駆動され、同様に、同じ行方向の各転送用トランジスタのゲートは駆動信号φTG1で、行選択用トランジスタのゲートは駆動信号φS1で、それぞれ一緒に駆動される。さらに、焦点検出用単位画素がある2行目の各焦点検出用転送トランジスタのゲートはφTG22で、2行目の各画像用転送トランジスタのゲートはφTG21でそれぞれ駆動される。
また、相関二重サンプリング回路616は、周知のノイズ低減用の回路で、駆動信号φCによって、リセット時のノイズ電圧をクランプしておき、画像用の信号を出力する際に差分を取って、ノイズ成分の少ない画像信号を出力するように動作する。ノイズ低減された画像信号又は焦点検出信号は、1列目の場合、水平走査回路610の駆動信号φH1によって読み出され、2列目はφH2,3列目はφH3,4列目はφH4によってそれぞれ読み出され、出力アンプPAを介してVSout端子から出力される。尚、図2において、φRHやφRVおよびφCなどの駆動信号を出力する制御回路は省略してある。
次に、図2に示した回路図の動作を、図3および図4に示したタイミングチャートを用いて説明する。図3は画像用信号を読み出す時のタイミングを示した図で、図4は焦点検出用信号を読み出す時のタイミングを示した図である。尚、図3および図4において、図2と同じ名前の駆動信号は同じものを示している。
先ず、図3において、画像信号を読み出す場合のタイミングチャートについて説明する。t11の期間に1行目のリセット用トランジスタ605と転送用トランジスタ602とがオンされ、画像用フォトダイオード601に蓄積された電荷がリセットされる。その後、t12,t13およびt14の期間で、転送用トランジスタ602はオフされ、画像用フォトダイオード601で露光が開始され、電荷が蓄積されていく。また、この期間、増幅用トランジスタ603のゲート及びFD部が駆動信号φR1によってリセットされ、それに対応するダークレベル、つまりリセットノイズが保持される。尚、図3のtalは露光期間を示している。
一方、t12からt16の期間で、行選択用トランジスタ604が駆動信号φS1によってオンされ、上記ダークレベルが相関二重サンプリング回路616に蓄積される。露光期間ta1の終了時のt15の期間で、転送用トランジスタ602が駆動信号φTG1によってオンされ、画像用フォトダイオード601に蓄積された光信号電荷がFD部および増幅用トランジスタ603のゲートに転送される。これによって、ダークレベルと光信号電荷とが重畳された電気信号が相関二重サンプリング回路616に読み出され、先にクランプしておいたダークレベルを差し引いた光信号に対応する信号が水平信号線に出力される。同様の動作を選択された行の全ての列に対して行い、同じ行の全ての列の光信号を出力端子VSoutに出力した後、次の行の読み出しを同じように繰り返し、全ての行を読み出して、1フレームの画像信号が出力される。尚、t21,t22,t23,t24,t25,t26およびt27は、2列目の単位画素615に対応したものである。1列目の単位画素612の駆動信号φR1をφR2に、φS1をφS2に、φTG1をφTG21に置き換えて、t11,t12,t13,t14,t15,t16およびt17と同様のタイミングで動作する。3列目および4列目に関しても同様である。尚、このように画像信号を出力する場合は、φTG22はいつも非選択の信号である。
次に、焦点検出用信号を読み出す場合のタイミングチャートについて説明する。図2の2行目の単位画素615において、t11の期間にリセット用トランジスタ605と焦点検出用転送トランジスタ607とがオンされ、焦点検出用フォトダイオード606に蓄積された電荷がリセットされる。その後、t12,t13およびt14の期間で、焦点検出用転送トランジスタ605はオフされ、焦点検出用フォトダイオード606で露光が開始され、電荷が蓄積されていく。また、この期間、増幅用トランジスタ603のゲート及びFD部が駆動信号φR2によってリセットされ、それに対応するダークレベル、つまりリセットノイズが保持される。尚、図4のtalは露光期間を示している。
一方、t12からt16の期間で、行選択用トランジスタ604が駆動信号φS2によってオンされ、上記ダークレベルが相関二重サンプリング回路616に蓄積される。露光期間ta1の終了時のt15の期間で、焦点検出用転送トランジスタ607が駆動信号φTG22によってオンされ、焦点検出用フォトダイオード606に蓄積された焦点検出用の光信号電荷がFD部および増幅用トランジスタ603のゲートに転送される。これによって、ダークレベルと光信号電荷とが重畳された電気信号が相関二重サンプリング回路616に読み出され、先にクランプしておいたダークレベルを差し引いた光信号に対応する信号が水平信号線に出力される。同様の動作を焦点検出用のフォトダイオードを有する行の全ての列に対して行い、同じ行の全ての列の光信号を出力端子VSoutに出力する。ここで、複数の行に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素がある場合は、必要な行の読み出しを同様に繰り返し、これらの信号を基に、図1の焦点検出部113は、瞳分割方式による焦点検出処理を行う。
以上の動作により、本実施形態の固体撮像素子は、焦点検出用フォトダイオードのみの電荷を電気信号として読み出すことができるので、焦点検出に関係のない単位画素の電気信号を読み出す必要が無く、AF処理の高速化が可能になる。尚、本実施形態では、AF専用の単位画素の信号だけを部分読出しする場合について示しているが、全画素を順次読出し、後処理にてAF専用の単位画素の出力を取り出して、その出力データからAF処理を行うようにしても構わない。このような方法によれば、CCD型の固体撮像素子においても本発明の技術は利用できるが、ランダムアクセスが可能なCMOS型センサではAF画素の部分読み出しによる高速化が可能であるため、CMOS型の固体撮像素子の方がより好ましい。
ここで、本実施形態による瞳分割方式の原理を説明する。図5(a)は第1の実施形態による固体撮像素子106の断面図で、図5(b)は後で説明する第4の実施形態による固体撮像素子106の断面図である。図5(a)において、201および202はそれぞれ隣接する単位画素のマイクロレンズである。203はマイクロレンズ直下の平坦化膜および層間膜、204は半導体基板、205および206は半導体基板204の上に形成された画像用フォトダイオード、207および208は半導体基板204の上に形成された焦点検出用フォトダイオード、209は図1のカメラレンズ102から入射する光線をそれぞれ示している。ここで、光線209において、実線は垂直入射光線で、点線および一点鎖線は、それぞれある特定の瞳部分より入射する光線を示している。具体的には、実線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として入射する光線で、画像用フォトダイオード205の上の点212、および画像用フォトダイオード206の上の点213にそれぞれ集光される。一方、点線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として紙面左側のレンズの瞳部分より入射する光線で、画像用フォトダイオード206の右側にある焦点検出用フォトダイオード208の上の点215に集光される。また、一点鎖線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として紙面右側のレンズの瞳部分より入射する光線で、画像用フォトダイオード205の左側にある焦点検出用フォトダイオード207の上の点214に集光される。
従って、焦点がずれた場合には像ずれが生じるので、焦点検出用フォトダイオード207と208との出力が一致しない。合焦時は像ずれが生じないので、焦点検出用フォトダイオード207と208との出力が一致する。このように、焦点検出用フォトダイオード207と208の出力を比較することにより、像ずれ量を検出することができ、デフォーカス量の検出が可能となる。
図5(a)の構成の固体撮像素子106の平面図を図6に示す。図6において、301は単位画素、302はマイクロレンズ、303は画像用フォトダイオード、304,305,306および307は焦点検出用フォトダイオードをそれぞれ示している。焦点検出用フォトダイオード304および306は、図5(a)の焦点検出用フォトダイオード207に相当し、焦点検出用フォトダイオード305および307は、図5(a)の焦点検出用フォトダイオード208に相当する。また、焦点検出用フォトダイオード304と305とがペアになって、瞳分割方式における一対の焦点検出用単位画素を形成する。同様に、焦点検出用フォトダイオード306と307とがペアになっている。尚、図6の例は、1行分の単位画素に焦点検出用フォトダイオードが配置されているが、複数行であっても構わないし、隣接する単位画素でなくても、瞳分割方向であれば、複数画素跳んでいても構わない。
ここで、瞳分割方向について、図7を用いて簡単に説明する。図7は、固体撮像素子106の中のいくつかのブロックに焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素が配置された図で、例えば、水平方向に焦点検出用の単位画素が配置された点線円951および952の部分を拡大すると、焦点検出用の単位画素957,958および959などが横一列にライン状に並んだ矢印953の方向が瞳分割方向になる。また、垂直方向に焦点検出用の単位画素が配置された点線円954および955の部分を拡大すると、焦点検出用の単位画素960,961および962などが縦一列にライン状に並んだ矢印956の方向が瞳分割方向になる。
第1の実施形態では、瞳分割による焦点検出を行う視野部分の単位画素を図2の単位画素615のような構成しておけばよく、図2で説明したように、焦点検出時は単位画素615の信号だけ読み出せばよいので、高速化が可能になる。さらに、画像信号として重要な単位画素の中央部分には画像用フォトダイオードを配置し、周辺部分に焦点検出用フォトダイオードを配置しているので、画像信号の受光量に与える影響を少なくしながら、焦点検出用の信号を取り出すことが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図8を用いて説明する。図8は第1の実施形態の図6の焦点検出用フォトダイオード304,305,306および307が、図8の焦点検出用フォトダイオード701,702,703および704のように、垂直方向(列方向)に配置された実施形態を示している。つまり、図7で説明したように、瞳分割方向が垂直方向の場合である。図8の単位画素707においては、焦点検出用フォトダイオード701は画像用フォトダイオード705の上側に配置されているのに対して、単位画素708においては、焦点検出用フォトダイオード702は画像用フォトダイオード706の下側に配置されている。つまり、単位画素707とそれに隣接する単位画素708とにおいて、画像用フォトダイオード705と画像用フォトダイオード706とを垂直に結ぶ線を中心として垂直方向に対称的な位置に、焦点検出用フォトダイオード701と焦点検出用フォトダイオード702とがペアになって配置されており、この位置に瞳分割を行うことによって、焦点検出を行うことが可能になる。同様に、焦点検出用フォトダイオード703と焦点検出用フォトダイオード704とがペアになって、瞳分割による焦点検出を行う。
尚、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、1つの単位画素には1つの画像用フォトダイオードと1つの焦点検出用フォトダイオードがある構成は変わらないので、図2の回路図の単位画素615と同じ回路構成で単位画素を形成することができる。但し、特定の1列に単位画素615と同じ回路構成の単位画素が配置されることになる。また、読み出しタイミングについては、第1の実施形態の図4と同様の動作を、焦点検出用単位画素を有する各行毎に繰り返すことによって実現することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図9を用いて説明する。図9は第1の実施形態の図6の焦点検出用フォトダイオード304,305,306および307が、図9の焦点検出用フォトダイオード801,802,803および804のように、画像用フォトダイオード805および806の対角位置に配置された実施形態を示している。これは、瞳分割方向が斜め方向の場合である。図9の単位画素807においては、焦点検出用フォトダイオード801は画像用フォトダイオード805の紙面斜め右上に配置されているのに対して、単位画素808においては、焦点検出用フォトダイオード802は画像用フォトダイオード806の紙面斜め左下に配置されている。つまり、単位画素807とそれに斜め方向に隣接する単位画素808とにおいて、焦点検出用フォトダイオード801および802は、画像用フォトダイオード805および806を結ぶ中点において、瞳分割方向に垂直な線に対して対称となる位置に配置されており、この位置に瞳分割を行うことによって、焦点検出を行うことが可能になる。同様に、焦点検出用フォトダイオード803と焦点検出用フォトダイオード804とがペアになって、瞳分割による焦点検出を行う。尚、焦点検出用フォトダイオード802および803がペアになって、瞳分割を行うようにしても構わない。
尚、第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、1つの単位画素には1つの画像用フォトダイオードと1つの焦点検出用フォトダイオードがある構成は変わらないので、図2の回路図の単位画素615と同じ回路構成で単位画素を形成することができる。但し、1列毎に異なる行に単位画素615と同じ回路構成の単位画素が配置されることになる。また、読み出しタイミングについては、第1の実施形態の図4と同様の動作を、焦点検出用単位画素を有する各行毎に繰り返すことによって実現することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図5(b)および図10を用いて説明する。図5(b)において、201乃至205および209は、第1の実施形態の図5(a)と同じで、210および211は半導体基板204の上に形成された焦点検出用フォトダイオードである。第1の実施形態と異なるのは、1つの単位画素に2つの焦点検出用フォトダイオード210および211が形成されていることである。図5(b)の実線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として入射する光線で、画像用フォトダイオード205の上にある点216に集光される。一方、点線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として紙面左側のレンズの瞳部分より入射する光線で、画像用フォトダイオード205の右側にある焦点検出用フォトダイオード211の上の点218に集光される。また、一点鎖線で示す光線は、カメラレンズ系の光軸を中心として紙面右側のレンズの瞳部分より入射する光線で、画像用フォトダイオード205の左側にある焦点検出用フォトダイオード210の上の点217に集光される。
図10は、図5(b)に示した断面図の固体撮像素子の平面図で、301,302および303は第1の実施形態と同じである。401乃至408は焦点検出用フォトダイオードをそれぞれ示している。焦点検出用フォトダイオード401,403,405および407は、図5(b)の焦点検出用フォトダイオード210に相当し、焦点検出用フォトダイオード402,404,406および408は、図5(b)の焦点検出用フォトダイオード211に相当する。また、焦点検出用フォトダイオード401と402,403と404,405と406および407と408とがそれぞれペアになって、瞳分割方式における一対の焦点検出用単位画素を形成する。
尚、図10の例は、1行分の単位画素に焦点検出用フォトダイオードが配置されているが、複数行であっても構わない。また、本実施形態のように1つの単位画素に2つの焦点検出用フォトダイオードを設けてペアとすることにより、1つの単位画素だけで瞳分割された焦点検出用の画像情報を得ることができ、第1の実施形態に比べて、焦点検出の解像度を約2倍に向上させることができる。
次に、このような瞳分割による焦点検出を行う単位画素の回路構成を図11(a)を用いて説明する。図11(a)は、1つの単位画素に1つの画像用フォトダイオードと2つの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素653の回路図で、第1の実施形態の単位画素615に対して焦点検出用フォトダイオード651と焦点検出用転送トランジスタ652とが追加されている。例えば、図10の焦点検出用フォトダイオード401が図11(a)の回路図の焦点検出用フォトダイオード606に相当し、図10の焦点検出用フォトダイオード402が図11(a)の回路図の焦点検出用フォトダイオード651に相当する。動作に関しても、第1の実施形態で説明したのと同様に、焦点検出時は単位画素653の焦点検出用フォトダイオード606および651の信号だけを読み出せばよい。さらに、図10に示すように、画像信号として重要な単位画素の中央部分に画像用フォトダイオード303を配置し、周辺部分に焦点検出用フォトダイオード401および402を配置しているので、画像信号の受光量に与える影響を少なくしながら、焦点検出用の信号を取り出すことが可能になる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について、図12を用いて説明する。第5の実施形態は、第4の実施形態の応用例で、第4の実施形態が水平方向(行方向)に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素を配置したのに対して、垂直方向(列方向)にも焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素を配置したものである。図12において、501は垂直方向に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素、505は垂直方向と水平方向とに焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素、502,506は画像用フォトダイオード、503,504、507,508,509および510は焦点検出用フォトダイオードをそれぞれ示している。また、画像用フォトダイオード502を中心として対称位置にある焦点検出用フォトダイオード503と504とがペアになって、瞳分割方式における一対の焦点検出用単位画素を形成する。同様に、画像用フォトダイオード506を中心として垂直方向に対称位置にある焦点検出用フォトダイオード509と510とがペアになって、画像用フォトダイオード506を中心として水平方向に対称位置にある焦点検出用フォトダイオード507と508とがペアになって、それぞれのペアが瞳分割方式における一対の焦点検出用単位画素を形成する。
尚、水平方向に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素の動作や回路構成は、第4の実施形態と同様で、図10と同符号のものは同じものを示す。また、垂直方向に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素501の動作および回路構成は、水平方向に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素301と基本的には同じで、例えば、図12の焦点検出用フォトダイオード503が図11(a)の回路図の焦点検出用フォトダイオード606に相当し、図12の焦点検出用フォトダイオード504が図11(a)の回路図の焦点検出用フォトダイオード651に相当する。
次に、水平方向と垂直方向の両方に焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素505の回路図を図11(b)を用いて説明する。図11(b)は、1つの単位画素に1つの画像用フォトダイオードと4つの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素658の回路図で、第4の実施形態の単位画素653に対して焦点検出用フォトダイオード654および656と焦点検出用転送トランジスタ655および657とが追加されている。例えば、図12の焦点検出用フォトダイオード507が図11(b)の回路図の焦点検出用フォトダイオード606に相当し、図12の焦点検出用フォトダイオード508が図11(b)の回路図の焦点検出用フォトダイオード651に相当し、図12の焦点検出用フォトダイオード509が図11(b)の回路図の焦点検出用フォトダイオード654に相当し、図12の焦点検出用フォトダイオード510が図11(b)の回路図の焦点検出用フォトダイオード656に相当する。焦点検出時の動作に関しても、第4の実施形態で説明したのと同様に、例えば単位画素658の場合、画像用フォトダイオード601の信号は読み出さずに、焦点検出用フォトダイオード606,651,654および656の信号だけを読み出せばよい。水平方向および垂直方向のみに焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素301や501はそれぞれ2つの焦点検出用フォトダイオードの信号を読み出すだけでよい。さらに、第1の実施形態および第4の実施形態と同様に、図12において、画像信号として重要な単位画素の中央部分に画像用フォトダイオード303,502および506を配置し、それぞれの周辺部分に焦点検出用フォトダイオード401と402,503と504,および507乃至510を配置しているので、画像信号の受光量に与える影響を少なくしながら、焦点検出用の信号を取り出すことが可能になる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について、図13を用いて説明する。図13(a)は先に説明した図6,図10,図12,図8および図9と同様の図を組み合わせて構成した固体撮像素子106の平面図で、固体撮像素子106の撮像面全体に、太線円で示したように、水平方向,垂直方向および45度の斜め方向に瞳分割可能な焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素を配置している。また、図13(b)は、図13(a)の太線円で示した焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素のブロックを分かり易く書いたもので、例えば、固体撮像素子106の中央付近では、水平方向902と垂直方向901のブロックの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素が互いに直交するように配置されている。また、固体撮像素子106の水平方向の両端付近では、垂直方向905および906のブロックの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素が、固体撮像素子106の垂直方向の両端付近では、水平方向903および904のブロックの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素が、それぞれライン状に配置されている。さらに、固体撮像素子106の四隅付近では、斜め方向907,908,909および910のブロックの焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素が、斜め方向にライン状に配置されている。このように、瞳分割位相差方式で焦点検出が可能な複数の単位画素からなるブロックが、固体撮像素子106の中の9ヶ所に配置された構成になっている。尚、図13(a)において、各単位画素の焦点検出用フォトダイオードは、他の実施形態で示したように、1つでなくても2つ又はそれ以上配置した構造でも構わない。
以上、説明したように、本実施例では、焦点検出用フォトダイオードを画像用フォトダイオードの周辺部に配置するので、画像用フォトダイオードは常に中央部に集光された光を受光でき、撮影画像の光量が不十分になったり、画素欠陥などの課題も解決することができる。しかも、水平方向,垂直方向および斜め方向など、あらゆる方向の瞳分割が可能な焦点検出用フォトダイオードを有する単位画素を混載した構造にできるので、特に、高級デジタルー眼レフカメラなど、多様なAFが要求される用途に適している。また、焦点検出用のフォトダイオードを有する単位画素のみの信号を読み出せばよいので、高速化が可能になる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について、図14を用いて説明する。図14は、全単位画素に4つの焦点検出用フォトダイオードを配置した例を示しており、例えば、単位画素756において、画像用フォトダイオード755の周囲に焦点検出用フォトダイオード751,752,753および754が配置されている。また、画像用フォトダイオード755を中心として垂直方向に焦点検出用フォトダイオード751と752とがペアになって、瞳分割方式における一対の焦点検出用単位画素を形成する。同様に、焦点検出用フォトダイオード753と754とが水平方向のペアを形成する。
また、回路構成は、第5の実施形態で説明した図11(b)と同じである。図14のように全単位画素に焦点検出用フォトダイオードを水平方向、垂直方向に4つずつ配置しておくことによって、固体撮像素子106上の任意の場所でAF処理を行うことができる。これは、特に、各単位画素のフォトダイオードにランダムアクセス可能なCMOS型の固体撮像素子に好適な構成であり、画像信号の読み出し方法を、例えば、デコーダ方式(焦点検出を行う単位画素のブロックを予め何パターンか決めておき、これを選択する方式)で、任意の場所を選択してAF処理を行うことが可能になる。例えば、図1の電子カメラ101の操作パネル111によって、液晶表示部112に表示されている撮影画像の中の任意の場所を指定すると、カメラシステム制御部108は指定された部分で焦点検出を行うよう焦点検出部113に指令し、焦点検出部113は指定場所で合焦位置を検出する。焦点検出部113が合焦位置をカメラシステム制御部108に出力し、カメラシステム制御部108はレンズ制御部114にカメラレンズ102を合焦位置へ駆動するよう指令し、合焦後、本撮像を行うことができる。
さらに、本実施形態では、任意の場所でのAFを行う際に、瞳分割の方向も水平方向または垂直方向のいずれかを選択可能で、多様なAFに対応することができる。
また、焦点検出用フォトダイオードは、入射された光を焦点検出のためだけに利用するので、例えば、焦点検出用フォトダイオードの直上のカラーフィルタのみ除去しておくことにより、入射光量が増え、焦点検出用の信号も増大するので、低輝度時の焦点検出感度を向上させることが可能になる。尚、焦点検出用フォトダイオードの直上のカラーフィルタのみ除去する方法は、固体撮像素子など、通常の半導体素子の製造に使用されているフォトリソグラフィの技術によって可能である。
また、各実施形態において、分かり易いように、4×4画素の固体撮像素子をベースに説明したが、1600×1000画素などの場合でも、焦点検出用フォトダイオードのペアを固体撮像素子の全体または一部に設けることによって、同様に実現可能である。特に、焦点検出用フォトダイオードのペアを形成する単位画素をライン状に配列することにより、各方向の画像パターンの瞳分割位相差情報を得ることができ、デフォーカス量の検出が可能となる。
さらに、各実施形態において、画像用フォトダイオードと焦点検出用フォトダイオードとして説明してきたが、焦点検出用フォトダイオードを第2の画像用フォトダイオードとして考えることもでき、例えば、AE(自動露出)用や高DR(ダイナミックレンジ)用として使用すれば、高輝度用途や高感度用途の2つのモードを使い分けることが可能となり、撮影状況によってDRを上げることなどが可能となる。また、本発明の固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラでは、固体撮像素子上に焦点検出用フォトダイオードを設けているので、一般に使用されている専用のAFセンサを省くことができる。しかも、画像用フォトダイオードと同じ単位画素の位置に焦点検出用フォトダイオードを設けているので、専用のAFセンサで問題となっている2次結像光学系と撮像光学系との光学系のずれによる光学的な誤差を排除でき、ずれが生じないという効果もある。
本発明の第1の実施形態による電子カメラのブロック図である。 本発明の第1の実施形態による固体撮像素子の回路図である。 本発明の第1の実施形態による固体撮像素子の画像信号用タイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態による固体撮像素子の焦点検出信号用タイミングチャートである。 本発明の第1および第4の実施形態による瞳分割の原理図である。 本発明の第1の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 瞳分割方向の説明図である。 本発明の第2の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 本発明の第3の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 本発明の第4の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 本発明の第4および第5の実施形態による固体撮像素子の画素の回路図である。 本発明の第5の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 本発明の第6の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。 本発明の第7の実施形態による固体撮像素子の画素領域の平面図である。
符号の説明
101・・・電子カメラ 102・・・カメラレンズ
106・・・固体撮像素子 108・・・カメラシステム制御部
113・・・焦点検出部 114・・・レンズ制御部
301・・・単位画素 302・・・マイクロレンズ
303,601・・・画像用フォトダイオード
304,606・・・焦点検出用フォトダイオード
602・・・画像用転送トランジスタ 605・・・焦点検出用転送トランジスタ
611・・・垂直走査回路 612・・・水平走査回路

Claims (9)

  1. 被写体からの光を電気信号に変換する画像用光電変換部を有する複数の単位画素がマトリクス状に配置された固体撮像素子において、
    前記複数の単位画素の少なくとも一部の単位画素に、被写体からの光を電気信号に変換する第2の光電変換部をさらに設け、
    前記第2の光電変換部は、焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子において、
    前記第2の光電変換部を第3の光電変換部と第4の光電変換部とに分けて構成し、
    前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とを、前記画像用光電変換部と同一の単位画素内に、前記画像用光電変換部を中心とした対称的な位置に配置し、
    前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とは、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とをペアとする焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする固体撮像素子。
  3. 請求項1記載の固体撮像素子において、
    前記第3の光電変換部を第1の単位画素内の前記画像用光電変換部を中心とした周辺位置に配置し、
    前記第4の光電変換部を第1の単位画素とは異なる第2の単位画素内の前記画像用光電変換部を中心とした周辺位置に配置し、
    前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とは、前記電子カメラの前記焦点制御手段に、前記第3の光電変換部と前記第4の光電変換部とをペアとする焦点検出用の電気信号を出力することを特徴とする固体撮像素子。
  4. 請求項3記載の固体撮像素子において、
    前記第1の単位画素内の前記第3の光電変換部と、前記第2の単位画素内の前記第4の光電変換部とを、第1の単位画素と第2の単位画素との間に挟まれた1つ以上の単位画素を中心に対称的な位置に配置したことを特徴とする固体撮像素子。
  5. 請求項2または4に記載の固体撮像素子において、
    前記対称的な位置が、前記固体撮像素子の撮像面に対して左右方向あるいは上下方向あるいは45度斜め方向の少なくとも1つの方向に対して対称的な位置であることを特徴とする固体撮像素子。
  6. 請求項2または3に記載の固体撮像素子において、
    前記固体撮像素子の撮像面上で焦点検出を行う瞳分割方向に第3の光電変換部と第4の光電変換部とを配置したことを特徴とする固体撮像素子。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の固体撮像素子において、
    前記画像用光電変換部の上にはカラーフィルタを設け、
    前記第2の光電変換部の上にはカラーフィルタを設けないことを特徴とする固体撮像素子。
  8. 請求項1記載の固体撮像素子において、
    前記画像用光電変換部から電気信号を読み出すための第1の駆動回路と、
    前記第2の光電変換部から電気信号を読み出すための第2の駆動回路と
    を設け、
    前記第1の駆動回路と前記第2の駆動回路とは、独立して動作することを特徴とする固体撮像素子。
  9. カメラレンズと、
    前記カメラレンズを介して入射する被写体からの光を電気信号に変換する画像用光電変換部を有する複数の単位画素がマトリクス状に配置された固体撮像素子と、
    前記画像用光電変換部から電気信号を読み出すための第1の駆動回路と、
    前記カメラレンズの焦点を焦点検出用の電気信号に従って制御する焦点制御手段と
    を少なくとも有する電子カメラにおいて、
    前記複数の単位画素の少なくとも一部の単位画素に、被写体からの光を電気信号に変換する第2の光電変換部と、
    前記第2の光電変換部から電気信号を読み出すための第2の駆動回路と
    を設け、
    前記第2の駆動回路は、前記第2の光電変換部から読み出した電気信号を前記焦点制御手段に出力し、
    前記焦点検出手段は、前記第2の駆動回路が出力する焦点検出用の電気信号に従って、前記カメラレンズの焦点を制御することを特徴とする電子カメラ。
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