JP2002258142A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002258142A
JP2002258142A JP2001054773A JP2001054773A JP2002258142A JP 2002258142 A JP2002258142 A JP 2002258142A JP 2001054773 A JP2001054773 A JP 2001054773A JP 2001054773 A JP2001054773 A JP 2001054773A JP 2002258142 A JP2002258142 A JP 2002258142A
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JP2001054773A
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Akihiko Nagano
明彦 長野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理アルゴリズムを複雑にすることな
く、被写体輝度が低い場合のフォーカシングを向上させ
る。 【解決手段】 フォーカシング時に被写体輝度がしきい
値よりも高い場合には、各画素「B」,「G1」,「G
2」,「R」の光電変換素子α,βからそれぞれ独立し
て画素信号を出力する(図4(a))。一方、被写体輝
度がしきい値よりも低い場合には、「B」と「G2」と
の光電変換素子α,βの電荷をそれぞれ加算してから出
力させ、「G1」と「R」との光電変換素子α,βの電
荷をそれぞれ加算してから出力する(図4(b))。撮
像時には、各画素「B」,「G1」,「G2」,「R」
内の光電変換素子α,βで発生した電荷を画素内部で加
算してから出力させる(図4(c))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
特に、瞳分割方式の焦点検出を行うデジタルスチルカメ
ラなどの撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラなどの撮像
装置の焦点検出方式には、いくつかの方法があるが、セ
ンサの各画素にマイクロレンズが形成された2次元の受
光センサを用いて瞳分割方式の焦点検出を行う装置が特
開昭58−24105号公報に開示されている。
【0003】図11は、上記公報で提案している瞳分割
方式の焦点検出を行う方法の原理説明図である。受光セ
ンサ10は撮影レンズ5の予定結像面に配置されてい
る。また、受光センサ10の1画素は2つの光電変換素
子13a,13bとから構成されており、各光電変換素
子13a,13bの撮影レンズ5側に形成されたマイク
ロレンズ11によって光電変換素子13a,13bは撮
影レンズ5の瞳の異なる位置を透過した光束を受光する
ように構成されている。
【0004】ここで、光電変換素子13aは主に撮影レ
ンズ5の瞳の図面の下方を透過する光束を受光し、光電
変換素子13bは主に撮影レンズ5の瞳の図面の上方を
透過する光束を受光する。焦点検出時は、各光電変換素
子13a,13bからの出力をそれぞれ読み出し、さら
に複数の画素からの出力より撮影レンズ5の異なる瞳位
置を透過した光束による像が生成される。撮影レンズ5
の異なる瞳位置を透過した光束より生成される像を用い
て焦点検出を行う方法は特開平5−127074号公報
などに開示されている。
【0005】また、本出願人の固体撮像装置に係る出願
が、特開2000−156823号公報に開示されてい
る。この固体撮像装置は、瞳分割方式の焦点検出を行う
ものであり、複数の画素を、焦点検出専用の画素と撮像
専用の画素とに分け、焦点検出専用の画素の出力に基づ
いて撮影レンズの焦点状態を検出して、撮像専用の画素
の出力に基づいて画像を撮像している。
【0006】さらに、本出願人の固体撮像装置に係る出
願が、特開平9−46596号公報に開示されている。
この固体撮像装置は、複数画素の画素信号の加算と非加
算とを任意に行うことができるようにしており、被写体
の輝度が高い場合には画素信号を非加算出力して高解像
度の撮像を行い、被写体の輝度が低い場合は画素信号を
加算出力して高感度の撮像を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−156823号公報に開示されている撮像装置は、画
像を撮像する際に、焦点検出専用の画素からの出力を用
いていないので、この分、得られる画像の画質が低下す
る場合があり、改善が望まれている。
【0008】また、特開昭58−24105号公報等に
開示されている撮像装置は、被写体の輝度のバラツキ
を、受光センサ10側で変換した電荷の蓄積時間あるい
は信号増幅率を変化させることにより補填しているが、
被写体の輝度が低い場合には、焦点検出を行う時間が長
くなったり、S/N比が低下する場合があった。
【0009】さらに、特開平9−46596号公報に開
示されている撮像装置は、被写体の輝度の応じて撮像の
仕方を変えているので、色再現を行うための画像処理方
法も被写体の輝度に応じて変えなければならず画像処理
アルゴリズムが複雑になる場合があり、改善が望まれて
いる。
【0010】そこで、本発明は、画像処理アルゴリズム
を複雑にすることなく、被写体輝度が低い場合のフォー
カシングを向上させることを課題とする。
【0011】また、被写体輝度に応じたフォーカシング
を実現することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、2次元状に配列された画素内に光電変換
素子が複数配置された撮像装置であって、複数の画素の
第1の領域に含まれる複数の光電変換素子からの加算信
号と、前記複数の画素の第2の領域に含まれる複数の光
電変換素子からの加算信号とに基づいてフォーカシング
を行う焦点制御手段を備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、2次元状に配列された画
素内に光電変換素子が複数配置された撮像装置であっ
て、第1の被写体輝度の場合に前記画素内の各光電変換
素子から読み出された信号に基づいてフォーカシングを
行い、前記第1の被写体輝度よりも低い第2の被写体輝
度の場合に複数の画素の第1の領域に含まれる複数の光
電変換素子からの加算信号と、前記複数の画素の第2の
領域に含まれる複数の光電変換素子からの加算信号とに
基づいてフォーカシングを行う焦点制御手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0014】さらに、本発明は、被写体像信号を生成す
る光電変換素子と、前記光電変換素子と被写体との間に
設けられたカラーフィルタとを備えた撮像装置におい
て、第1の被写体輝度の場合に、原色の被写体像信号に
基づいてフォーカシングを行い、前記第1の被写体輝度
よりも低い第2の被写体輝度の場合に、補色の被写体像
信号に基づいてフォーカシングを行う焦点制御手段を備
えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0016】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1のデジタルスチルカメラ1(撮像装置)の模式的な内
部構成図である。図1において、5は凸レンズ5a,凹
レンズ5bを有する撮影レンズ、30はレンズ5を通っ
た光を可変する絞り装置、27は絞り装置30を駆動す
る絞り駆動回路、26は撮像レンズ5を合焦状態に調節
する撮影レンズ駆動回路、10は撮影レンズ5の予定結
像面に配置されており撮影レンズ5の瞳の異なる領域を
透過する光束を受光するCMOSプロセス等で同一半導
体チップ上に形成されたイメージセンサ、21はイメー
ジセンサ10を駆動制御するイメージセンサ制御回路、
24はイメージセンサ10で撮像した画像信号に対して
画像を形成するための画像処理を行う画像処理回路、2
3は画像処理回路24で処理された画像を外部に出力す
るためのインターフェース回路、9はイメージセンサ1
0で撮像された画像を表示するための液晶表示素子、2
5は液晶表示素子を駆動する液晶表示素子駆動回路、3
は液晶表示素子9に表示された被写体像を観察するため
の接眼レンズ、22はイメージセンサ10で撮像された
画像を記録したり撮影レンズ5の固有情報が記憶されて
いるメモリ回路、SW2は撮影者が撮影された画像をメ
モリ回路22に記録するための操作スイッチ、20は被
写体輝度の測定を行う測定手段や焦点検出を行う焦点制
御手段を含むデジタルスチルカメラ1の動作を制御する
CPUである。
【0017】なお、撮像レンズ5は、便宜上2枚のレン
ズ5a,5bを図示しているが、実際は多数枚のレンズ
を備えている。
【0018】図4(a)〜図4(c)は、イメージセン
サ10の模式的な平面図である。図2(a),図2
(b)は、それぞれ図4(a)のA−A’,B−B’の
断面図である。図4(a)〜図4(c)には、2行×2
列の2次元エリアセンサを示しており、光電変換素子
α,βが形成されている。光電変換素子α、βにはそれ
ぞれ異なる視点から得られる被写体像が結像される。な
お、図4(a)〜図4(c)の電荷の読み出し方につい
ては後述する。また、図2(a),図2(b)では、光
電変換素子α,βをそれぞれ構成する部分に添字α,β
を付し、奇数行,偶数行にそれぞれ添字o,eを付して
いる。
【0019】図2(a),図2(b)において、117
は基板内に形成されたp型ウェル、125はP型ウェル
117と共に光電荷を発生させ蓄積するn型領域、12
1はn型領域125に蓄積されている光電荷が転送され
るフローティングディフュージョン部(以下、「FD
部」と称する。)、126はn型領域125に蓄積され
た光電荷をFD部121へ効率よく転送するために光電
荷を収集する表面p+層、103はFD部121へ光電
荷を転送するための転送ゲート、118はゲート絶縁膜
であるSiO2膜、129はベイヤ配列のカラーフィル
タ、130は被写体からの光を集めるマイクロレンズで
ある。
【0020】なお、マイクロレンズ130は撮影レンズ
5の瞳とイメージセンサ10の光電変換素子α,βと
が、共役になるような形状及び位置に形成されている。
また、101は光電荷を発生するための模式的な領域で
ある。
【0021】また、図2(a),図2(b)において、
104はリセットパルスΦR0に従ってFD部121等
をリセット電位(Vdd)にリセットするリセット用M
OSトランジスタ、105はFD部121に転送された
光電荷に基づく増幅信号を得るソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ、106はソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ105で得られた増幅信号を垂直出
力線に読み出す水平選択スイッチMOSトランジスタで
ある。
【0022】なお、転送ゲート103は、制御パルスΦ
TXαe0、ΦTXαo0で独立して制御可能なように
構成している。
【0023】図3は、図4(a)のイメージセンサ10
及びその周辺の概略的な回路構成図である。図3におい
て、107はソースフォーロワの負荷MOSトランジス
タ、108は暗出力転送MOSトランジスタ、109は
明出力MOSトランジスタ、110は暗出力蓄積容量C
TN、111は明出力蓄積容量CTS、112は水平転
送MOSトランジスタ、113は水平出力線リセットM
OSトランジスタ、114は差動出力アンプ、115は
水平走査回路、116は垂直走査回路である。
【0024】なお、図1のイメージセンサ制御回路21
は、水平走査回路115及び垂直走査回路116を有し
ている。また、図3において図2に示した部分と同様の
部分には同一符号を付している。
【0025】図5は、図1のデジタルスチルカメラ1の
動作を示すフローチャートである。本実施形態では、撮
影レンズ5の焦点検出時に、被写体輝度に応じて、各光
電変換素子α,βからの電荷の出力の仕方を変えてい
る。以下、図5に沿って、図1のデジタルスチルカメラ
の動作について説明する。
【0026】まず、撮影者が、図示しないデジタルスチ
ルカメラ1のメインスイッチをオンすると、まず、CP
U20により位相差検出方式の焦点検出が行われる(ス
テップS202)。具体的な焦点検出の動作については
後述する。
【0027】それから、CPU20は、焦点検出の際に
算出した駆動量に基づいて生成したレンズ駆動信号を、
撮影レンズ駆動回路26に対して出力する。撮影レンズ
駆動回路26は、出力されたレンズ駆動信号に従って、
撮影レンズ5を駆動する(ステップS203)。
【0028】こうして、合焦状態に設定されると、CP
U20はイメージセンサ制御回路21に撮像信号を送っ
て、イメージセンサ10等に撮像を行わせる(ステップ
S204)。
【0029】このとき、CPU20は、イメージセンサ
制御回路21に対して、イメージセンサ10から図4
(c)に示す態様で画素信号に基づく増幅信号を出力さ
せるような制御信号を出力する。すなわち、イメージセ
ンサ10の各画素の光電変換素子α,βで発生した電荷
を、画素内部で加算してから出力させるような(第2の
読み出しモード)制御信号を出力する。
【0030】なお、イメージセンサ10から出力される
画像信号は原色の画像信号である。また、第2の読み出
しモードを実現させるときのイメージセンサ10の動作
については後述する。
【0031】イメージセンサ10から出力される画像信
号に基づく増幅信号は、イメージセンサ制御回路21に
おいてA/D変換された後に、画像処理回路24に送ら
れ画像処理がされる。このとき、画像処理回路24で
は、イメージセンサ10から出力された画像信号に基づ
いて色再現のために所定の画像処理が行われるが、イメ
ージセンサ10からは原色の画像信号しか出力されない
ため画像処理アルゴリズムは複雑化されていない。
【0032】画像処理が行われた画像信号は、CPU2
0を介して液晶表示素子駆動回路25に送られ液晶表示
素子9に表示される(ステップS205)。
【0033】このため、撮影者は接眼レンズ3を通して
液晶表示素子9に表示された被写体像を観察することが
可能となる。
【0034】さらに、CPU20は撮像画像を記録する
ための操作スイッチSW2の状態を確認する(ステップ
S206)。
【0035】確認の結果、撮影者が操作スイッチSW2
を操作していなければ、すなわち、操作スイッチSW2
がオフのままであれば、CPU20によってメインスイ
ッチの状態が確認される(ステップS201)。
【0036】一方、撮影者が操作スイッチSW2を操作
していれば、すなわち、操作スイッチSW2がオンして
いれば、CPU20はイメージセンサ制御回路21に撮
像信号を送ってイメージセンサ10等に本撮像を行わせ
る(ステップS207)。
【0037】本撮像時も、イメージセンサ10は同一の
画素内の2つの光電変換素子α,βの力を加算して読み
出しを行う第2の読み出しモードで駆動される。
【0038】イメージセンサ10によって撮像された画
像信号は、イメージセンサ制御回路21においてA/D
変換された後に、画像処理回路24に送られて、画像処
理がされる。
【0039】このとき、イメージセンサ10から出力さ
れた画像信号に基づいて色再現のために所定の画像処理
が行われるが、イメージセンサ10からは原色の画像信
号しか出力されないため画像処理アルゴリズムは複雑化
されていない。
【0040】画像処理が終了すると、画像信号は液晶表
示素子駆動回路25に送られ液晶表示素子9に表示され
る(ステップS208)。
【0041】同時に、CPU20は撮像された画像信号
をそのままメモリ回路22に記憶する(ステップS20
9)。
【0042】撮影動作が終了し、撮影者がメインスイッ
チをオフすると(ステップS201)デジタルスチルカ
メラ1の電源がオフされ待機状態となる。
【0043】図6は、図5のCPU20による焦点検出
(ステップS202)の動作を示すフローチャートであ
る。CPU20は、イメージセンサ制御回路21に対し
て、焦点検出のための撮像開始信号を送ってイメージセ
ンサ10に焦点検出光束の撮像を行わせる。
【0044】この際、CPU20は、直前に撮像された
被写体像情報に基づいて算出される被写体輝度を所定の
しきい値と比較して、このしきい値よりも高いかどうか
を判定する(ステップS220)。
【0045】ステップS220で被写体輝度がしきい値
よりも高いと判定された場合は、CPU20はイメージ
センサ制御回路21に、イメージセンサ10から図4
(a)に示す態様で画素信号に基づく増幅信号を出力さ
せる(第1の読み出しモード)。すなわち、イメージセ
ンサ10の各画素の各光電変換素子α,βからそれぞれ
独立して画素信号を出力させる(ステップS221)。
なお、第1の読み出しモードを実現させるときのイメー
ジセンサ10の動作については後述する。
【0046】こうして、被写体の輝度が高い場合に、焦
点検出を行うための画像が飽和することを防止してい
る。
【0047】つぎに、イメージセンサ10の出力は、イ
メージセンサ制御回路21でA/D変換され、CPU2
0に出力される(ステップS222)。
【0048】CPU20は同一色相の出力信号より、撮
影レンズ5の片方の瞳を透過した焦点検出光束による被
写体像を生成し、同様に撮影レンズ5のもう片方の瞳を
透過した焦点検出光束による被写体像を生成する。それ
から、生成した2つの被写体像に基づいて相関演算を行
い、各像の像ずれ量から撮影レンズ5のデフォーカス量
を算出する(ステップS223)。
【0049】その後、合焦のために必要な撮影レンズ5
の駆動量が算出される(ステップS224)。
【0050】このとき、CPU20で生成された被写体
像は、被写体輝度によらずコントラストの高い像が得ら
れるため、焦点検出精度が向上する。さらに、焦点検出
に使用した被写体像の色相によりデフォーカス量の補正
が行われるが、デフォーカス量という一つの結果に対す
る補正であるため補正処理の負荷はかからない。
【0051】一方、ステップS220で被写体輝度がし
きい値よりも低いと判定された場合は、CPU20は、
イメージセンサ制御回路21に、イメージセンサ10か
ら図4(b)に示す態様で画素信号に基づく増幅信号を
出力させる(第3の読み出しモード)。すなわち、複数
の画素「B」と「G2」の第1の領域である「B」のα
の光電変換素子と「G2」のαの光電変換素子の電荷の
加算信号と、第2の領域である「B」のβの光電変換素
子と「G2」のβの光電変換素子の電荷の加算信号とを
それぞれ出力させ、複数の画素「G1」と「R」の第1
の領域である「G1」のαの光電変換素子と「R」のα
の光電変換素子の電荷の加算信号と、第2の領域である
「G1」のβの光電変換素子と「R」のβの光電変換素
子の電荷の加算信号とをそれぞれ出力させる(ステップ
S226)。なお、第3の読み出しモードを実現させる
ときのイメージセンサ10の動作については後述する。
【0052】こうして、被写体の輝度が低い場合に、焦
点検出を行うための画像出力が不足することを防止して
いる。
【0053】つぎに、第1〜第3の読み出しモードを実
現させるときのイメージセンサ10の動作について説明
する。
【0054】図7は、第1の読み出しモード(図4
(a))の際の図3の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0055】まず、垂直走査回路116からの各種信号
の出力タイミングに従って、制御パルスΦLをハイとし
て、増幅手段であるソースフォーロワ負荷MOSトラン
ジスタ107をオンすることで、垂直出力線をVssに
リセットする。
【0056】また、制御パルスΦR0をハイとして、リ
セット手段であるリセット用MOSトランジスタ104
をオンさせて、FD部121等をリセット電位Vddに
リセットすることで、前回の読み出し時の残存電荷を消
滅させる。
【0057】つぎに、制御パルスΦS0をハイとして選
択手段である水平選択スイッチMOSトランジスタ10
6をオンし第1及び第2行の画素部を選択する。つぎに
制御パルスΦR0をローとして、リセット用MOSトラ
ンジスタ104をオフして、FD部121のリセットを
止めFD部121をフローティング状態とし、ソースフ
ォーロワアンプMOSトランジスタ105のゲート・ソ
ース間をスルーとする。
【0058】それから、所定時間が経過した後に、制御
パルスΦTNαをハイ/ローとし、暗出力転送MOSト
ランジスタ108を通じてFD部121の暗電圧をソー
スフォーロワ動作で蓄積容量110αに出力させる。
【0059】つぎに、光電変換素子αoのn型領域12
5αoから電荷の出力を行うため、制御パルスΦTxα
o0をハイ/ローとして転送手段である転送スイッチM
OSトランジスタ103αoを導通する。このとき光発
生キャリアは各n型領域125αoからFD部121に
転送される。
【0060】これにより、FD部121の電位が変化す
ることになる。このときソースフォーロワアンプMOS
トランジスタ105がフローティング状態であるので、
制御パルスΦTSαをハイ/ローとして明出力MOSト
ランジスタ109を通じてFD部121の電位を蓄積容
量111αに出力する。
【0061】以上の手順を終えた時点では、各光電変換
素子αoのn型領域125αoの光出力と暗出力とがそ
れぞれ蓄積容量111αと110αとにそれぞれ蓄積さ
れている。
【0062】つづいて、制御パルスΦR0を一旦ハイと
して、制御パルスΦS0をローとする。
【0063】つぎに、制御パルスΦS0をハイとして水
平選択スイッチMOSトランジスタ106をオンし第1
及び第2行の画素部を選択する。つぎに制御パルスΦR
0をローとして、リセット用MOSトランジスタ104
をオフして、FD部121のリセットを止めFD部12
1をフローティング状態とし、ソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ105のゲート・ソース間をスルー
とする。
【0064】それから、所定時間が経過した後に、制御
パルスΦTNβをハイ/ローとし、暗出力転送MOSト
ランジスタ108を通じてFD部121の暗電圧をソー
スフォーロワ動作で蓄積容量110βに出力させる。
【0065】つぎに、n型領域125βoの電荷の出力
を行うため、制御パルスΦTxβo0をハイ/ローとし
て転送スイッチMOSトランジスタ103βoを導通す
る。このとき光発生キャリアはn型領域125βoから
FD部121に転送される。
【0066】これにより、FD部121の電位が変化す
ることになる。このとき、ソースフォーロワアンプMO
Sトランジスタ105がフローティング状態であるの
で、制御パルスΦTSβをハイ/ローとして明出力転送
MOSトランジスタ109を通じてFD部121の電荷
を蓄積容量111βに出力する。
【0067】以上の手順を終えた時点では、各n型領域
125βoの光出力と暗出力とがそれぞれ蓄積容量11
1βと110βとに蓄積されている。
【0068】さらに、制御パルスΦHCを一旦ハイとし
て水平出力線リセットMOSトランジスタ113を導通
して水平出力線を電位Vhcにリセットし、水平転送期
間において水平走査回路115から水平転送MOSトラ
ンジスタ112α,112βへの各種信号の出力タイミ
ングに従って、水平出力線に画素の暗出力と光出力とが
される。
【0069】具体的には、水平転送MOSトランジスタ
112αが先にオンされ、蓄積容量110α,111α
にそれぞれ蓄積されている各n型領域125αoの暗出
力と光出力とが、水平出力線に読み出され、差動増幅器
114によって光出力から暗出力を差分することで、差
動出力Voutを得る。
【0070】その後に、水平転送MOSトランジスタ1
12βがオンされ、蓄積容量110β,111βにそれ
ぞれ蓄積されている各n型領域125βoの暗出力と光
出力とが、水平出力線に読み出され、差動増幅器114
によって光出力から暗出力を差分することで、差動出力
Voutを得る。
【0071】こうして、画素のランダムノイズ、固定パ
ターンノイズを除去したS/N比に優れた信号を得てい
る。
【0072】引き続き、同様の手順により第2行の画素
の光電変換素子αe,βeの電荷が独立して読み出され
る。さらに、制御パルスΦS1をハイにして、第3,第
4行目の画素の光電変換素子αo,βo,αe及びβe
の電荷についても独立して読み出される。
【0073】図9は、第2の読み出しモード(図4
(c))の際の図3の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0074】まず、垂直走査回路116からの各種信号
の出力タイミングに従って、制御パルスΦLをハイとし
て、ソースフォーロワ負荷MOSトランジスタ107を
オンすることで、垂直出力線をVssにリセットする。
【0075】また、制御パルスΦR0をハイとして、リ
セット用MOSトランジスタ104をオンさせて、FD
部121等をVddにリセットすることで、前回の読み
出し時の残存電子を消滅させる。
【0076】つぎに、制御パルスΦS0をハイとして水
平選択スイッチMOSトランジスタ106をオンし第1
及び第2行の画素部を選択する。つぎに制御パルスΦR
0をローとして、リセット用MOSトランジスタ104
をオフして、FD部121のリセットを止めFD部12
1をフローティング状態とし、ソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ105のゲート・ソース間をスルー
とする。
【0077】それから、所定時間が経過した後に、制御
パルスΦTNαをハイ/ローとし、暗出力転送MOSト
ランジスタ108を通じてFD部121の暗電圧をソー
スフォーロワ動作で蓄積容量110αに出力させる。
【0078】つぎに、n型領域125αo,125βo
から電荷の出力を行うため、制御パルスΦTxαo0及
びΦTXβo0をそれぞれ同時にハイ/ローとして転送
スイッチMOSトランジスタ103αo及び103βo
を導通する。このとき光発生キャリアは各n型領域12
5αo,125βoからFD部121に同時に転送され
る。
【0079】これにより、FD部121の電位が変化す
ることになる。このときソースフォーロワアンプMOS
トランジスタ105がフローティング状態であるので、
制御パルスΦTSαをハイ/ローとして明出力MOSト
ランジスタ109を通じてFD部121の電荷を蓄積容
量111αに出力する。
【0080】以上の手順を終えた時点では、全画素のn
型領域125αo,125βoの加算された光出力及び
暗出力とがそれぞれ蓄積容量111αと110αとに蓄
積されている。
【0081】つづいて、制御パルスΦR0をハイとし
て、制御パルスΦS0をローとする。この間に、制御パ
ルスΦHCを一旦ハイとして水平出力線リセットMOS
トランジスタ113を導通して水平出力線を電位Vhc
にリセットし、水平転送期間において水平走査回路11
5の水平転送MOSトランジスタ112α,112βへ
の各種信号の出力タイミングに従って、水平出力線に画
素の暗出力と光出力とがされる。
【0082】具体的には、水平転送MOSトランジスタ
112αがオンされ、蓄積容量110α,111αにそ
れぞれ蓄積されている各n型領域125αo,125β
oの暗出力と光出力とが、水平出力線に読み出され、差
動増幅器114によって光出力から暗出力を差分するこ
とで、差動出力Voutを得る。
【0083】こうして、画素のランダムノイズ、固定パ
ターンノイズを除去したS/N比に優れた信号を得てい
る。
【0084】さらに、同様の手順により各n型領域12
5αe,125βeの暗出力と光出力とが、水平出力線
に読み出され、差動増幅器114によって光出力から暗
出力を差分することで、差動出力Voutを得る。
【0085】図8は、第3の読み出しモード(図4
(b))の際の図3の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0086】まず、垂直走査回路116からの各種信号
のタイミングに従って、制御パルスΦLをハイとして、
ソースフォーロワ負荷MOSトランジスタ107をオン
することで、垂直出力線をVssにリセットする。
【0087】また、制御パルスΦR0をハイとして、リ
セット用MOSトランジスタ104をオンさせて、FD
部121等をVddにリセットすることで、前回の読み
出し時の残存電荷を消滅させる。
【0088】つぎに、制御パルスΦS0をハイとして水
平選択スイッチMOSトランジスタ106をオンし第1
及び第2行の画素部を選択する。つぎに制御パルスΦR
0をローとして、リセット用MOSトランジスタ104
をオフして、FD部121のリセットを止めFD部12
1をフローティング状態とし、ソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ105のゲート・ソース間をスルー
とする。
【0089】それから、所定時間が経過した後に、制御
パルスΦTNαをハイ/ローとし、暗出力転送MOSト
ランジスタ108を通じてFD部121の暗電圧をソー
スフォーロワ動作で蓄積容量110αに出力させる。
【0090】つぎに、n型領域125αo,125αe
から電荷の出力を行うため、制御パルスΦTxαo0及
びΦTxαe0をそれぞれハイ/ローとして転送スイッ
チMOSトランジスタ103αo及び103αeを導通
する。このとき、2つのn型領域125αo,125α
eで発生した各光キャリアはFD部121に同時に転送
される。
【0091】これにより、FD部121の電位が変化す
ることになる。このときソースフォーロワアンプMOS
トランジスタ105がフローティング状態であるので、
制御パルスΦTSαをハイ/ローとして明出力MOSト
ランジスタ109を通じてFD部121の電荷を蓄積容
量111αに出力する。
【0092】以上の手順を終えた時点では、各n型領域
125αo,125αeの光出力と暗出力とがそれぞれ
加算された状態で、蓄積容量111αと110αとに蓄
積されている。
【0093】つづいて、制御パルスΦR0を一旦ハイと
して、制御パルスΦS0をローとする。
【0094】つぎに、制御パルスΦS0をハイとして水
平選択スイッチMOSトランジスタ106をオンし第1
及び第2行の画素部を選択する。つぎに制御パルスΦR
0をローとして、リセット用MOSトランジスタ104
をオフして、FD部121のリセットを止めFD部12
1をフローティング状態とし、ソースフォーロワアンプ
MOSトランジスタ105のゲート・ソース間をスルー
とする。
【0095】それから、所定時間が経過した後に、制御
パルスΦTNβをハイ/ローとし、暗出力転送MOSト
ランジスタ108を通じてFD部121の暗電圧をソー
スフォーロワ動作で蓄積容量110βに出力させる。
【0096】つぎに、n型領域125βo,125βe
で発生した電荷の出力を行うため、制御パルスΦTxβ
o0及びΦTxβe0をそれぞれハイ/ローとして転送
スイッチMOSトランジスタ103βo及び103βe
を導通する。このとき、光キャリアは各n型領域125
βo,125βeからFD部121に同時に転送され
る。
【0097】これにより、FD部121の電位が変化す
ることになる。このとき、ソースフォーロワアンプMO
Sトランジスタ105がフローティング状態であるの
で、制御パルスΦTSβをハイ/ローとして明出力転送
MOSトランジスタ109を通じてFD部121の電位
を蓄積容量111βに出力する。
【0098】以上の手順を終えた時点では、各n型領域
125βo,125βeの光出力と暗出力とがそれぞれ
加算された状態で、蓄積容量111βと110βとに蓄
積されている。
【0099】さらに、制御パルスΦHCを一旦ハイとし
て水平出力線リセットMOSトランジスタ113を導通
して水平出力線を電位Vhcにリセットし、水平転送期
間において水平走査回路115から水平転送MOSトラ
ンジスタ112α,112βへの走査タイミング信号に
従って、水平出力線に画素の暗出力と光出力とが出力さ
れる。
【0100】具体的には、水平転送MOSトランジスタ
112αが先にオンされ、蓄積容量110α,111α
にそれぞれ蓄積されている各n型領域125αo,12
5αeの加算信号の暗出力と光出力とが、水平出力線に
読み出され、差動増幅器114によって光出力から暗出
力を差分することで、差動出力Voutを得る。
【0101】その後に、水平転送MOSトランジスタ1
12βがオンされ、蓄積容量110β,111βにそれ
ぞれ蓄積されている各n型領域125βo,125βe
の加算信号の暗出力と光出力とが、水平出力線に読み出
され、差動増幅器114によって光出力から暗出力を差
分することで、差動出力Voutを得る。
【0102】こうして、画素のランダムノイズ、固定パ
ターンノイズを除去したS/N比に優れた信号を得てい
る。
【0103】引き続き、同様の手順により制御パルスΦ
S1をハイにして、第3行目の画素の光電変換素子α
o,αeからの電荷が加算され、第4行目の画素の光電
変換素子βo,βeからの電荷が加算されて読み出され
る。
【0104】(実施形態2)本発明の実施形態2の撮像
装置は、被写体輝度に応じて原色の焦点検出画像の撮像
と読み出しを行うモードと、補色の焦点検出画像の撮像
と読み出しを行うモードとに切り換えて制御するもので
ある。
【0105】図10は、本実施形態の固体撮像装置のC
PU20による焦点検出の動作を示すフローチャートで
ある。なお、図10に示している部分以外の動作は図5
と同様である。また、撮像装置の構成は、図1等と同様
である。
【0106】CPU20は、イメージセンサ制御回路2
1に焦点検出のための撮像開始信号を送ってイメージセ
ンサ10に焦点検出光束の撮像を行わせる。その際、C
PU20は、直前に撮像された被写体像情報に基づいて
算出される被写体輝度を所定のしきい値と比較して、こ
のしきい値よりも高いかどうかを判定する(ステップS
230)。
【0107】ステップS230で被写体輝度がしきい値
よりも高いと判定された場合は、CPU20はイメージ
センサ制御回路21に、イメージセンサ10から図4
(a)に示す態様で画素信号に基づく増幅信号を出力さ
せる。すなわち、イメージセンサ10の各画素の各光電
変換素子α,βからそれぞれ独立して画素信号を出力さ
せる(ステップS231)。
【0108】なお、この際のイメージセンサ10の制御
パルスのタイミングチャートは図7と同様である。
【0109】一方、ステップS230で被写体輝度がし
きい値よりも低いと判定された場合は、CPU20は、
イメージセンサ制御回路21に、イメージセンサ10か
ら図4(b)に示す態様で画素信号に基づく増幅信号を
出力させる。すなわち、複数の画素「B」と「G2」の
第1の領域である「B」のαの光電変換素子と「G2」
のαの光電変換素子の電荷の加算信号と、第2の領域で
ある「B」のβの光電変換素子と「G2」のβの光電変
換素子の電荷の加算信号とをそれぞれ出力させ、複数の
画素「G1」と「R」の第1の領域である「G1」のα
の光電変換素子と「R」のαの光電変換素子の電荷の加
算信号と、第2の領域である「G1」のβの光電変換素
子と「R」のβの光電変換素子の電荷の加算信号とをそ
れぞれ出力させる(ステップS234)。
【0110】なお、この際のイメージセンサ10の制御
パルスのタイミングチャートは図8と同様である。
【0111】上記のように、「B」と「G2」との光電
変換素子α,βの電荷を加算読み出しすると、焦点検出
用画像は赤の補色であるシアン色となる。また、「G
1」と「R」との光電変換素子α,βの電荷を加算読み
出しすると、焦点検出用画像は青の補色であるイエロー
色となるので、被写体輝度が低い場合に画像出力が不足
しない。
【0112】CPU20は、2つの被写体像に基づいて
相関演算を行い、各像の像ずれ量から撮影レンズ5のデ
フォーカス量を算出する(ステップS223)。
【0113】ここで、原色の被写体像の場合、青、緑及
び赤に対する撮影レンズの色収差が補正され、補色の被
写体像の場合、シアン色及びイエロー色に対する撮影レ
ンズの色収差が補正されてデフォーカス量が算出され
る。このとき、デフォーカス量という一つの結果に対す
る補正であるため補正処理の負荷はかからない。また、
被写体像は被写体輝度によらずコントラストの高い像が
得られるため、焦点検出精度が向上する。さらに、焦点
検出に使用した被写体像の色相によりデフォーカス量の
補正が行われる。
【0114】その後、合焦のために必要な撮影レンズ5
の駆動量が算出される(ステップS224)。
【0115】以上、本発明の各実施形態では、イメージ
センサ10の各画素の光電変換素子α,βを水平方向に
配置した場合の例を示したが、垂直方向に配置してもよ
い。
【0116】また、本発明の各実施形態では、各画素に
たとえば2つの光電変換素子を備えた場合を例に説明し
たが、各画素内に配置する光電変換素子の数は2つに限
定されない。たとえば3つの光電変換素子α,β,γを
この順で配置した場合には、各画素の光電変換素子α,
γを用いてフォーカシングを行えばよい。
【0117】さらに、本発明の各実施形態では、被写体
輝度が低い場合に隣接する2つの画素の光電変換素子の
電荷を加算する場合を例に説明したが、被写体輝度に応
じて電荷の加算対象の画素数を決定し、その決定された
複数の画素内の光電変換素子の電荷を加算するようにし
てもよい。すなわち、この場合、被写体輝度が低いほ
ど、電荷の加算対象の画素数を増やすようにすればよ
い。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
被写体輝度の関わらず正確な焦点制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のデジタルスチルカメラ1
の模式的な内部構成図である。
【図2】図4(a)のA−A’,B−B’の断面図であ
る。
【図3】図4(a)のイメージセンサ及びその周辺の概
略的な回路構成図である。
【図4】図1のイメージセンサの模式的な平面図であ
る。
【図5】図1のデジタルスチルカメラ1の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5のCPUによる焦点検出(ステップS20
2)の動作を示すフローチャートである。
【図7】第1の読み出しモード(図4(a))の際の図
3の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】第3の読み出しモード(図4(b))の際の図
3の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】第2の読み出しモード(図4(c))の際の図
3の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の実施形態2の撮像装置のCPUによ
る焦点検出の動作を示すフローチャートである。
【図11】従来の瞳分割方式の焦点検出を行う方法の原
理説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ 3 接眼レンズ 5 撮影レンズ 9 液晶表示素子 10 イメージセンサ 20 CPU 21 イメージセンサ制御回路 22 メモリー回路 23 インターフェイス回路 24 画像処理回路 25 液晶表示素子駆動回路 26 レンズ駆動機構 27 絞り駆動機構 30 絞り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA21 BB02 BB04 BB05 DA01 2H051 AA00 BA06 CB09 CB13 CB22 CE01 CE06 CE13 CE16 CE21 DA22 5C022 AA13 AB12 AB26 AB28 AB30 AC42 5C065 AA03 BB11 CC01 CC08 DD15 EE03 EE11 EE12 GG21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元状に配列された画素内に光電変換
    素子が複数配置された撮像装置であって、 複数の画素の第1の領域に含まれる複数の光電変換素子
    からの加算信号と、前記複数の画素の第2の領域に含ま
    れる複数の光電変換素子からの加算信号とに基づいてフ
    ォーカシングを行う焦点制御手段を備えることを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 2次元状に配列された画素内に光電変換
    素子が複数配置された撮像装置であって、 第1の被写体輝度の場合に前記画素内の各光電変換素子
    から読み出された信号に基づいてフォーカシングを行
    い、 前記第1の被写体輝度よりも低い第2の被写体輝度の場
    合に複数の画素の第1の領域に含まれる複数の光電変換
    素子からの加算信号と、前記複数の画素の第2の領域に
    含まれる複数の光電変換素子からの加算信号とに基づい
    てフォーカシングを行う焦点制御手段を備えることを特
    徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記画素内の各光電変換素子の電荷の加
    算信号に基づいて画像を形成するための画像処理を行う
    画像処理手段を備えることを特徴とする請求項1又は2
    記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記画素と被写体との間にカラーフィル
    タ及びマイクロレンズを形成し、前記マイクロレンズ
    は、画素毎に一つずつ形成されていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記画素の各々は、赤色,緑色,青色の
    カラーフィルタのいずれかが設けられ、前記各カラーフ
    ィルタは、赤色と青色とが対角に配置され、緑色が対角
    に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 複数の画素内にそれぞれ配置されている
    光電変換素子から読み出された電荷が蓄積されるフロー
    ティングディフュージョン領域と、少なくとも前記フロ
    ーティングディフュージョン領域に蓄積された電荷を所
    定の電位にリセットするリセット手段と、前記フローテ
    ィングディフュージョン領域に蓄積された電荷に対応す
    る信号を出力する増幅手段と、を備えることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか1項記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体像信号を生成する光電変換素子
    と、前記光電変換素子と被写体との間に設けられたカラ
    ーフィルタとを備えた撮像装置において、 第1の被写体輝度の場合に原色の被写体像信号に基づい
    てフォーカシングを行い、 前記第1の被写体輝度よりも低い第2の被写体輝度の場
    合に補色の被写体像信号に基づいてフォーカシングを行
    う焦点制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
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