JP2002199284A - 撮像素子 - Google Patents

撮像素子

Info

Publication number
JP2002199284A
JP2002199284A JP2000393732A JP2000393732A JP2002199284A JP 2002199284 A JP2002199284 A JP 2002199284A JP 2000393732 A JP2000393732 A JP 2000393732A JP 2000393732 A JP2000393732 A JP 2000393732A JP 2002199284 A JP2002199284 A JP 2002199284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
unit
output
conversion units
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000393732A
Other languages
English (en)
Inventor
Terutake Kadohara
輝岳 門原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000393732A priority Critical patent/JP2002199284A/ja
Publication of JP2002199284A publication Critical patent/JP2002199284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄積時間等を複数の領域について別々に設定
することにより、解像度を落とさずに一度の蓄積でダイ
ナミックレンジを拡大すること。 【解決手段】 フローティングディフュージョン(F
D)領域21とソースフォロワアンプ5を2つの光電変
換部1,51に1個だけ形成し、2つの光電変換領域
を、MOSトランジスタスイッチを介してそのFD領域
21に接続した。2つの光電変換部1,51の電荷を同
時又は別々にFD領域21へ転送でき、FD領域21に
接続した転送MOSトランジスタのタイミングだけで、
2つの光電変換部1,51の信号電荷を加算、非加算す
ることが簡単に行える。このようにして、複数の分割光
電変換部の制御をそれぞれ異ならせて、ダイナミックレ
ンジ拡大を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換素子群を
用いた撮像素子に関し、より詳細には、撮像用と焦点検
出用の両方に利用可能な撮像素子であって、撮像時にお
けるダイナミックレンジの拡大を可能にした撮像素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から撮像素子のダイナミックレンジ
の拡大方法としては、多くの提案がされている。例え
ば、特公平6−83400号公報では隣接する画素、い
わゆるフィールドの異なる画素の電荷を転送部において
加え合わせることで実効的ダイナミックレンジを拡大し
ている。
【0003】また、特開平6−233073号公報で
は、撮像素子の駆動条件を、明・暗の2通り以上に設定
し、それぞれの条件で読み取った結果を演算により合成
してダイナミックレンジの広い特性を得ている。
【0004】さらに、特開平8−336077号公報で
は、撮像素子の1回毎の蓄積中においても過剰蓄積電荷
を排出する手段を設けることで、強入射光量領域まで比
例した成分を含む信号を取り出せるようにしている。
【0005】一方、撮像素子の用途としては、いわゆる
記録画像信号の入力素子としてのみでなく、焦点検出用
の出力信号を出すためにも用いられている。
【0006】一般的には、TV−AFと呼ばれる撮像信
号のコントラスト成分に着目した方式で行われている。
この方式は、撮像用素子自身の信号で焦点検出状態を簡
単に得られる反面、速度や精度にやや難点があると言わ
れている。
【0007】これに対して、特開平9−43507号公
報では、瞳位置移動手段により瞳位置を撮影光軸に対し
対称位置に移動させ、各瞳位置における撮像素子の出力
画像を取り込み、その相関演算により撮影光学系のピン
トずれ量を求める方式か提案されている。これは「時分
割瞳分割方式」とでも言うもので、AF専用の光学系や
センサを用いることなく位相差方式のAFが実現可能と
なる。
【0008】更に本出願人により、撮像素子でありなが
ら位相差検出方式の評価値を得られる焦点検出装置が,
特開 2000-156823 や特願 2000-117510 として出願され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなダイナミックレンジ拡大方法では、それぞれ以
下のような問題が生じてしまう。例えば、普通に複数の
画素出力を加え合わせる方法では、実質の解像度が半減
してしまうことになる。また、複数回の蓄積動作を行う
方法では、監視カメラなどでは問題無いが、スチル(静
止画)撮影する場合では、動きの早いものには対応でき
なくなる。
【0010】一方、過剰電荷を排出させるにはそれなり
の機能を撮像素子に持たせることになるので、複雑な構
造を強いられることとなる。従って、解像度を落とさず
に、特別な構造を付加することなく一度の蓄積でダイナ
ミックレンジの拡大を可能とすることが望ましい。
【0011】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、蓄積時間等を複数
の領域について別々に設定することにより、解像度を落
とさずに一度の蓄積でダイナミックレンジを拡大するこ
とを可能とした撮像素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、単一の
マイクロレンズに対応し、少なくとも撮像用の光電変換
信号と、焦点検出用の光電変換信号を出力する複数に分
割された分割光電変換部と、該分割光電変換部の制御を
それぞれ異なって行なう制御部とを有し、撮影時のダイ
ナミックレンジの拡大を行うようにしたことを特徴とす
るものである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、前記分割
光電変換部の異なる制御を行なう前記制御部は、蓄積時
間あるいは読み出しゲインにより制御すること特徴とす
るものである。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、前記分割
光電変換部の撮像用での動作時に、該分割光電変換部の
各々の制御を同じにするか異ならせるかを選択可能とす
ることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、前記分割
光電変換部の焦点検出用での動作時に、該分割光電変換
部の各々の制御を同じにすることを特徴とするものであ
る。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、1つの画
素に前記分割光電変換部を構成するとともに、該分割光
電変換部にフローティングディフージョン領域とソース
フォロアアンプを1つだけ設け、前記分割光電変換部を
MOSトランジスタスイッチを介して前記フローティン
グディフージョン領域に接続したことを特徴とするもの
である。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、前記分割
光電変換部の電荷を同時又は別個に前記フローティング
ディフージョン領域に転送し、該フローティングディフ
ージョン領域に接続した転送MOSトランジスタのタイ
ミングで前記分割光電変換部の信号電荷を加算又は非加
算したことを特徴とするものである。
【0018】これにより、焦点検出兼用撮像素子群にお
いては、解像度を落とさずに、特別な構造を付加するこ
となく一度の蓄積でダイナミックレンジの拡大が可能と
なる。
【0019】また、単一のマイクロレンズに対応する光
電変換部が複数に分割された撮像素子を用いたスチルカ
メラ等の撮像システム及び装置に適用可能であり、特に
焦点検出機能を備えた広い条件での撮影が可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。まず、本発明に用いる撮像素子
について説明する。撮像素子には、増幅型固体撮像装置
の1つであるCMOSプロセスコンパチブルのセンサ
(以下、CMOSセンサという)を用いた。CMOSセ
ンサの特徴の1つには、受光部のMOSトランジスタと
周辺回路のMOSトランジスタを同一工程で形成できる
ため、マスク枚数、プロセス工程がCCDと比較して大
幅に削減できるということが挙げられる。この特徴を生
かして、本発明では1画素に2つの光電変換部を構成
し、従来各光電変換部に設けていたフローティングディ
フュージョン領域(以下、FD領域という)とソースフ
ォロワアンプを2つの光電変換部に1個だけ形成し、2
つの光電変換領域を、MOSトランジスタスイッチを介
してそのFD領域に接続した。
【0021】従って、2つの光電変換部の電荷を同時、
または、別々にフローティングディフュージョン部へ転
送でき、FD領域に接続した転送MOSトランジスタの
タイミングだけで、2つの光電変換部の信号電荷を加
算、非加算することが簡単に行える。この構造を利用し
て、撮像光学系の射出瞳全体からの光束による光電変換
出力を行う第1の加算出力モードと、撮像光学系の射出
瞳の一部からの光束による光電変換出力を別々に行う非
加算出力モードと、撮像光学系の射出瞳の一部からの光
束を複数の蓄積時間で蓄積し、光電変換出力を加算する
ことでダイナミックレンジを拡大する第2の加算出力モ
ードとを切り替え可能としている。画素レベルで信号の
加算を行う第1、第2の加算出力モードでは、信号を読
み出した後で加算する方式に比べてノイズの少ない信号
を得ることができる。
【0022】図1は、本発明の撮像素子内のエリアセン
サ部の回路構成図で、2列×2行画素の2次元エリアセ
ンサを示したものであるが、実際はもっと画素数を多く
し、実用的な解像度を得る。
【0023】図中符号1,51は、MOSトランジスタ
ゲートとゲート下の空乏層からなる第1、第2光電変換
部、2,52はフォトゲート、3,53は転送スイッチ
MOSトランジスタ、4はリセット用MOSトランジス
タ、5はソースフォロワアンプMOSトランジスタ、6
は垂直選択スイッチMOSトランジスタ、7はソースフ
ォロワの負荷MOSトランジスタ、8は暗出力転送MO
Sトランジスタ、9は明出力転送MOSトランジスタ、
10は暗出力蓄積容量CTN、11は明出力蓄積容量
TS、12,54は垂直転送MOSトランジスタ、1
3,55は垂直出力線リセットMOSトランジスタ、1
4は差動出力アンプ、15は垂直走査部、16は水平走
査部、30−11,30−12,30−21,30−2
2は受光部である。この回路の動作については後述す
る。
【0024】図2は、受光部の断面図である。なお、受
光部30−11,30−21,30−12,30−22
は同一の構造を有している。図中符号17はP型ウェ
ル、18,58はゲート酸化膜、19,59は一層目ポ
リSi、20,50は二層目ポリSi、21はn+ フロ
ーティングディフュージョン領域である。
【0025】FD領域21は、転送MOSトランジスタ
3,53を介して第1光電変換部1及び第2光電変換部
51と接続される。なお、同図では、第1光電変換部1
と第2光電変換部51を離して描いたが、実際にはその
境界部は極めて小さく、実用上は第1光電変換部1と第
2光電変換部51は接しているとみなして良い。
【0026】符号22は、特定の波長域の光を透過する
カラーフィルタ、23は撮像光学系からの光束を効率的
に第1及び第2光電変換部に導くためのマイクロレンズ
である。
【0027】図3は、撮像素子の画素と光電変換部・カ
ラーフィルタの配置を示す平面図である。ここでは4列
×4行のみを抜き出して示している。受光部とMOSト
ランジスタを含む各画素はほぼ正方形にレイアウトさ
れ、格子状に隣接して配置されている。図1に示した受
光部30−11,30−21,30−12,30−22
は、画素70−11,70−21,70−12,70−
22内に位置し、ここでは72−11,72−21,7
2−12,72−22として表している。
【0028】また、このエリアセンサは、各画素にR
(赤色)G(緑色)B(青色)のカラーフィルタを交互
に配して、4画素が一組となるベイヤー配列を形成して
いる。ベイヤー配列では、観察者が画像を見たときに強
く感じやすいGの画素をRやBの画素よりも多く配置す
ることで、総合的な像性能を上げている。一般に、この
方式の撮像素子では、輝度信号は主にGから生成し、色
信号はR,G,Bから生成する。
【0029】前述したように、1画素はそれぞれ2つの
光電変換部を有している。図に付した、R,G,Bは赤
色,緑色,青色のカラーフィルタを備えた光電変換部で
あり、R,G,Bに続く1あるいは2は、第1光電変換
部か第2光電変換部かの区別を表している。例えば、R
1は赤色カラーフィルタを備えた第1光電変換部であ
り、G2は緑色カラーフィルタを備えた第2光電変換部
を意味する。
【0030】さらに、各画素において撮像光学系から射
出した光束を有効に利用するために、各受光部に集光用
レンズを設けて、受光部以外に到達しようとする光を受
光部に偏向することが必要となる。このために撮像素子
前面に設けられるのがマイクロレンズである。各画素の
マイクロレンズは受光部の中心と光軸とがおおよそ一致
した軸対称型の球面レンズあるいは非球面レンズであっ
て、各々矩形の有効部を持ち、光入射側を凸形状として
格子状に密に並べられている。
【0031】各マイクロレンズのパワーは、撮像素子の
各受光部を撮像光学系の射出瞳に投影するように設定さ
れている。このとき、各受光部の投影像が撮像光学系の
絞りの射出瞳よりも大きくなるように投影倍率を設定
し、受光部に入射する光量と撮像光学系の絞りとの関係
をおおよそ線形にする。こうすれば、被写体輝度に応じ
た撮影が可能になり、2つの光電変換部を別々に動作さ
せれば焦点検出も可能となる。
【0032】次に、本発明の特徴である多様なセンサ駆
動方法について説明する。上述したように、光電変換部
を2分割したことで、2つの領域の蓄積電荷を簡単に加
算、非加算する事が可能となった。従って、撮像や輝度
算出には加算モード、焦点検出には非加算モードでの動
作を行うこととなる。さらに、撮像での加算モードにお
いても、通常は同時の蓄積動作を行い、ダイナミックレ
ンジ拡大時は蓄積時間を長短に設定する。
【0033】まず、図1及び図2に基づいて撮像素子の
電荷蓄積動作の概要について説明する。フォトゲート
2,52の下に空乏層を拡げるため制御パルスφPG00
φPGe 0に正の電圧を印加する。FD部21は蓄積中、
ブルーミング防止のため制御パルスφR0をハイにして電
源VDDに固定しておく。光子hνが照射されてフォトゲ
ート2,52の下でキャリアが発生すると、フォトゲー
ト2,52の下の空乏層中に電子が蓄積されていき、正
孔はP型ウェル17を通して排出される。
【0034】光電変換部1とFD部21の間には転送M
OSトランジスタ3によるエネルギー障壁が、光電変換
部51とFD部21の間には転送MOSトランジスタ5
3によるエネルギー障壁がそれぞれ形成されている。こ
のため、光電荷蓄積中は電子がフォトゲート2,52の
下に存在する。この後、水平走査部を走査させ、同様に
電荷蓄積動作を行えば全光電変換部について電荷の蓄積
がなされる。
【0035】読み出し状態になると転送MOSトランジ
スタ3あるいは53下の障壁をなくし、フォトゲート2
や52の下の電子をFD部21へ完全に転送させる様に
制御パルスφPG00、φPGe0、制御パルスφTX00、φTX
0を設定する。
【0036】次に、図4に示すタイミングチャートを用
いて撮像素子の読み出し動作を説明する。このタイミン
グチャートは、2つの光電変換部を独立に出力する非加
算の出力モードの場合であって、焦点検出用画像の読み
出しに用いる。先ず、水平走査部16からのタイミング
出力によって、制御パルスφLをハイとして水平出力線
をリセットする。また、制御パルスφR0,φPG00
PGe0をハイとし、リセット用MOSトランジスタ4
をオンとし、フォトゲート2の一層目ポリSi19をハ
イとしておく。
【0037】時刻T0において、制御パルスφS0をハイ
とし、選択スイッチMOSトランジスタ6をオンさせ、
受光部30−11を選択する。次に、制御パルスφR0
をローとし、FD領域21のリセットを止め、FD領域
21をフローティング状態とし、ソースフォロワアンプ
MOSトランジスタ5のゲート・ソース間をスルーとし
た後、時刻T1において制御パルスφTNをハイとし、F
D領域21の暗電圧をソースフォロワ動作で蓄積容量C
TN10に出力させる。
【0038】次に、第1光電変換部の光電変換出力を行
うため、第1光電変換部の制御パルスφTX00をハイと
して転送スイッチMOSトランジスタ3を導通した後、
時刻T2 において制御パルスφPG00をローとして下げ
る。この時フォトゲート2の下に拡がっていたポテンシ
ャル井戸を上げて、光発生キャリアをFD領域21に完
全転送させるような電圧関係が好ましい。
【0039】時刻T2 でフォトダイオードの光電変換部
1からの電荷がFD領域21に転送されることにより、
FD領域21の電位が光に応じて変化することになる。
この時ソースフォロワアンプMOSトランジスタ5がフ
ローティング状態であるので、FD領域21の電位を時
刻T3 において制御パルスφTs をハイとして蓄積容量
TS11に出力する。この時点で第1光電変換部の暗出
力と光出力はそれぞれ蓄積容量CTN10とCTS11に蓄
積されおり、時刻T4 の制御パルスφHCを一時ハイと
して垂直出力線リセットMOSトランジスタ13と55
を導通して垂直出力線をリセットし、垂直転送期間にお
いて垂直走査部15の走査タイミング信号により垂直出
力線に画素の暗出力と光出力を出力させる。蓄積容量C
TN10とCTS11の差動増幅器14によって、差動出力
OUTを取れば、画素のランダムノイズ、固定パターン
ノイズを除去したS/Nの良い信号が得られる。
【0040】なお、受光部30−12の光電荷は、受光
部30−11と同時に夫々の蓄積容量CTNとCTSに蓄積
されるが、その読み出しは垂直走査部15からのタイミ
ングパルスを1受光部分遅らせて垂直出力線に読み出し
て差動増幅器14から出力される。1受光部分のタイミ
ングパルスの差であるので、両者の蓄積時間は実質的に
同一とみなせる。
【0041】次に、蓄積容量CTS11に明出力を出力し
た後、制御パルスφR0をハイとしてリセット用MOS
トランジスタ4を導通しFD領域21を電源VDDにリセ
ットする。
【0042】第1光電変換部の垂直転送が終了した後、
第2光電変換部の読み出しを行う。第2光電変換部の読
み出しは、制御パルスφR0をローとし、FD領域21
のリセットを止め、FD領域21をフローティング状態
とし、ソースフォロワアンプMOSトランジスタ5のゲ
ート・ソース間をスルーとした後、時刻T5において制
御パルスφTNをハイとし、FD領域21の暗電圧をソ
ースフォロワ動作で再び蓄積容量CTN10に出力させ
る。
【0043】第2光電変換部の光電変換出力を行うた
め、第2光電変換部の制御パルスφTXe0をハイとし
て転送スイッチMOSトランジスタ53を導通した後、
時刻T6において制御パルスφPGe0をローとして下げ
る。
【0044】時刻T6でフォトダイオードの光電変換部
1からの電荷がFD領域21に転送されることにより、
FD領域21の電位が光に応じて変化することになる。
この時ソースフォロワアンプMOSトランジスタ5がフ
ローティング状態であるので、FD領域21の電位を時
刻T7 において制御パルスφTs をハイとして蓄積容量
TS11に出力する。この時点で第2光電変換部の暗出
力と光出力はそれぞれ蓄積容量CTN10とCTS11に蓄
積されているので、時刻T8 の制御パルスφHCを一時
ハイとして垂直出力線リセットMOSトランジスタ13
と55を導通して垂直出力線をリセットし、垂直転送期
間において垂直走査部15の走査タイミング信号により
垂直出力線に画素の暗出力と光出力を出力させる。そし
て、蓄積容量CTN10とCTS11の差動増幅器14によ
って、第2光電変換部の差動出力VOUTを得る。
【0045】以上の駆動により、第1及び第2光電変換
部の読み出しが夫々独立に行える。この後、水平走査部
を走査させ、同様に読み出し動作を行えば全光電変換部
の独立出力が得られる。すなわち、次の列の場合は、ま
ず制御パルスφS1をハイとし、次にφR1をローとし、
続いて制御パルスφTN、φTX01をハイとし、制御パ
ルスφPG01をロー、制御パルスφTSをハイ、制御パ
ルスφHCを一時ハイとして受光部30−21,30−
22の第1光電変換部の信号を読み出す。続いて、制御
パルスφTXe1,φPGe1及び上述したものと同様に制
御パルスを印加して、受光部30−21,30−22の
第2光電変換部の信号を読み出す。
【0046】次に、第1および第2の光電変換部の信号
をFD領域21において加算することにより、対物レン
ズの全瞳からの光束に基づく信号を出力する加算出力モ
ードについて説明する。この動作モードは通常の撮像素
子での画像出力に相当する。
【0047】第1および第2の光電変換部の信号を加算
する場合のタイミングチャートを図5に示す。非加算モ
ードの図6では制御パルスφTX00と制御パルスφTX
e0、制御パルスφPG00と制御パルスφPGe0のタイミ
ングをずらしていたが、加算の場合は同じタイミングと
する。すなわち、受光部30−11の第1光電変換部と
第2光電変換部とから同時に読み出すために、まず、制
御パルスφTNをハイとして水平出力線からノイズ成分
を読み出し、制御パルスφTX00と制御パルスφTXe0
を、及び制御パルスφPG00と制御パルスφPGe0を、
夫々同時にハイ、ローとして、FD領域21に転送す
る。これにより、同時刻に上下2つの光電変換部の信号
をFD領域21で加算することが可能となる。画素レベ
ルでの信号の加算であるため、アンプノイズの影響を受
けず、信号読み出し後の加算では得られない高S/Nの
画像となる。
【0048】続いて、第1および第2の光電変換部の蓄
積時間を長短に設定しながら、光電変換信号をFD領域
21において加算し、ダイナミックレンジ拡大モードと
なる第2の加算出力モードについて説明する。これは上
述した非加算出力モードの中間動作を省いた形のタイミ
ングチャートとなり、それを図6に示した。なお、以下
では第1の光電変換部より第2の光電変換部の蓄積時間
を長くしている。
【0049】前半は非加算の出力モード(図4))と同
様で、水平走査部16からのタイミング出力によって、
制御パルスφLをハイとして水平出力線をリセットす
る。また、制御パルスφR0,φPG00,φPGe0をハイ
とし、リセット用MOSトランジスタ4をオンとし、フ
ォトゲート2の一層目ポリSi19をハイとしておく。
時刻T0”において、制御パルスφS0をハイとし、選択
スイッチMOSトランジスタ6をオンさせ、受光部30
−11を選択する。次に制御パルスφR0をローとし、
FD領域21のリセットを止め、FD領域21をフロー
ティング状態とし、ソースフォロワアンプMOSトラン
ジスタ5のゲート・ソース間をスルーとした後、時刻T
1”において制御パルスφTNをハイとし、FD領域21
の暗電圧をソースフォロワ動作で蓄積容量CTN10に出
力させる。
【0050】次に、第1光電変換部の光電変換出力を行
うため、第1光電変換部の制御パルスφTX00をハイと
して転送スイッチMOSトランジスタ3を導通した後、
時刻T2”において制御パルスφPG00をローとして下
げる。
【0051】時刻T2 ”でフォトダイオードの光電変換
部1からの電荷がFD領域21に転送されることによ
り、FD領域21の電位が光に応じて変化することにな
る。この後、FD領域21の電位の蓄積容量CTS11へ
の出力や、リセット等を行わずに第2の光電変換部での
蓄積状態を保つ形とする。
【0052】所定の蓄積時間が経過したところで、第2
光電変換部の光電変換出力を行うため、第2光電変換部
の制御パルスφTXe0をハイとして転送スイッチMO
Sトランジスタ53を導通した後、時刻T3”において
制御パルスφPGe0をローとして下げる。
【0053】時刻T3”でフォトダイオードの光電変換
部2からの電荷がFD領域21に転送されることによ
り、FD領域21の電位が更に第2光電変換部での受光
量に応じて変化することになる。この時ソースフォロワ
アンプMOSトランジスタ5がフローティング状態であ
るので、FD領域21の電位を時刻T4”において制御
パルスφTs をハイとして蓄積容量CTS11に出力す
る。この時点で第1及び第2光電変換部を加算した暗出
力と光出力はそれぞれ蓄積容量CTN10とCTS11に蓄
積されているので、時刻T5”の制御パルスφHCを一
時ハイとして垂直出力線リセットMOSトランジスタ1
3と55を導通して垂直出力線をリセットし、垂直転送
期間において垂直走査部15の走査タイミング信号によ
り垂直出力線に画素の暗出力と光出力を出力させる。そ
して、蓄積容量CTN10とCTS11の差動増幅器14に
よって、第1及び第2光電変換部を加算した差動出力V
OUTを得る。以上の駆動により、第1及び第2光電変換
部の蓄積時間を長短にしての読み出しが行える。
【0054】以上説明した3通りの駆動方法によって、
通常の撮像、ダイナミックレンジ拡大撮像そして焦点検
出用受光素子としての働きといったことが一つのセンサ
で可能になった。
【0055】特に、蓄積時間に関しては、ダイナミック
レンジ拡大時は第1及び第2の光電変換部で長短に別々
の設定とする一方、焦点検出動作時は同じにするといっ
た使い分けが特徴となる。
【0056】ここで被写体への焦点調節方法に関して、
撮像光学系のピントずれ量であるデフォーカス量の検出
方法について簡単に説明を行う。
【0057】図7(a),(b)は、理解を容易にする
ために、図3に示した受光部72−11について、第1
光電変換部に入射する光束と、第2光電変換部に入射す
る光束のそれぞれを分けて示した図である。第1光電変
換部に入射する光束を示す図7(a)では、図の下方か
らの光束が第1光電変換部G1に入射し、第2光電変換
部に入射する光束を示す図7(b)では、図の上方から
の光束が第2光電変換部G2に入射していることが分か
る。
【0058】つまり、撮像素子全体ではエリアセンサ部
のどの位置の第2光電変換部に入射する光束も撮像光学
系の射出瞳の左半分を通過する光束である。一方、撮像
素子全体の第1光電変換部に入射する光束は撮像レンズ
の光軸L1を対称軸として左右を反転したものとして考
えればよい。すなわち、撮像光学系の射出瞳の分割は図
8のようになる。
【0059】符号220は撮像光学系の射出瞳である。
221は撮像素子の第1光電変換部に入射する光束が通
過する射出瞳上の第1の領域、222は撮像素子の第2
光電変換部に入射する光束が通過する射出瞳上の第2の
領域である。つまり、第1光電変換部から得られた画像
信号と第2光電変換部から得られた画像信号は、何れも
撮像光学系の射出瞳をほぼ2分割した半光束から形成さ
れる。
【0060】以上のような光学系にあっては、例えば撮
像素子よりも手前に物体像が形成されているとき、射出
瞳の右側を通る半光束は撮像素子上で左側にシフトし、
射出瞳の左側を通る半光束は右側にシフトする。つま
り、撮像光学系の瞳の半分ずつを通った光束で形成され
る一対の画像信号は物体像の結像状態に応じて図3の左
右方向に位相がシフトしたものとなる。従って、上述し
たデフォーカス量を求めるには、2つの被写体像の相対
位置関係であるずれ量をその相関からを求めれば良い。
これを具体的に求める演算方法の一例を図9を用いて説
明する。
【0061】図9に示した2つの被写体像(A、B像)
のAND領域の面積U(A、B像の小さい方の値の総
和)を片方の像(図ではA像)を光電変換素子1画素
(1ビット)ずつシフトさせ、その最大値を求めてい
く。2像が一致していれば必然的に最大値となるので、
最大値をもたらすシフト量が2像の相対的ずれ量とな
る。このずれ量と撮像光学系で決定されるデフォーカス
量への変換係数とで求まることとなる。
【0062】以上説明した実施例では、センサの蓄積時
間を工夫することでダイナミックレンジの拡大を計って
いる。撮像画像の質を考えるならば、やはり2つの光電
変換部は同時に動作させるのが適当であり、加算モード
での動作は第1の加算モード(同時動作)を標準動作と
し、必要に応じて第2の加算モード(蓄積時間が長短)
を選択できるようにするのが望ましい。
【0063】一方、前述したように、焦点検出動作時は
相関演算を行うので、2つの光電変換部での蓄積時間は
同じにする必要がある。
【0064】なお、2つの光電変換部の蓄積時間のみを
変更しただけでは対応できないような、より広いダイナ
ミックレンジを求める場合は、蓄積時間を変更し、さら
にゲインを2つの光電変換部で別にして読み出し、後で
演算により合成する事も有効である。この場合、やはり
画質の劣化は避けられないが、より広いダイナミックレ
ンジが得られることとなる。
【0065】図10は、上述した固体撮像素子(撮像装
置)を用いた撮像システムを示す図で、図中符号101
は、レンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリ
ア、102は、被写体の光学像を固体撮像素子104に
結像させるレンズ、103は、レンズ102を通った光
量を可変するための絞り、104は、レンズ102で結
像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮
像素子、105は、固体撮像素子104から出力される
画像信号を増幅するゲイン可変アンプ部及びゲイン値を
補正するためのゲイン補正回路部等を含む撮像信号処理
回路、106は、固体撮像素子104より出力される画
像信号のアナログーディジタル変換を行うA/D変換器
である。
【0066】符号107は、A/D変換器106より出
力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧
縮する信号処理部、108は、固体撮像素子104と撮
像信号処理回路105とA/D変換器106と信号処理
部107に、各種タイミング信号を出力するタイミング
発生部、109は、各種演算とスチルビデオカメラ全体
を制御する全体制御・演算部、110は、画像データを
一時的に記憶するためのメモリ部、111は、記録媒体
に記録または読み出しを行うためのインターフェース
部、112は、画像データの記録または読み出しを行う
ための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、113
は、外部コンピュータ等と通信するためのインターフェ
ース部である。
【0067】次に、前述の構成における撮影時のスチル
ビデオカメラの動作について説明する。バリア101が
オープンされるとメイン電源がオンされ、次に、コント
ロール系の電源がオンし、さらにA/D変換器106な
どの撮像系回路の電源がオンされる。それから、露光量
を制御する為に、全体制御・演算部109は絞り103
を開放にし、固体撮像素子104から出力された信号は
A/D変換器106で変換された後、信号処理部107
に入力される。
【0068】そのデータを基に露出の演算を全体制御・
演算部109で行う。この測光を行った結果により明る
さを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部109
は絞りを制御する。
【0069】次に、固体撮像素子104から出力された
信号をもとに、焦点調節ための演算を全体制御・演算部
109で行う。その後、レンズを駆動して合焦か否かを
判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズを
駆動し測距を行う。そして、合焦が確認された後に本露
光が始まる。
【0070】露光が終了すると、固体撮像素子104か
ら出力された画像信号はA/D変換器106でA/D変
換され、信号処理部107を通り全体制御・演算部10
9によりメモリ部に書き込まれる。
【0071】その後、メモリ部110に蓄積されたデー
タは、全体制御・演算部109の制御により記録媒体制
御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体
112に記録される。また、外部I/F部113を通り
直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一のマイクロレンズに対応し、少なくとも一方が撮像用
の光電変換信号光を出力するとともに、他方が焦点検出
用の光電変換信号を出力するように複数に分割された分
割光電変換部と、分割光電変換部のダイナミックレンジ
を拡大するための制御をそれぞれ異なって行なう制御部
とを有し、撮影時のダイナミックレンジの拡大を行うよ
うにしたので、蓄積時間等を複数の領域について別々に
設定することにより、解像度を落とさずに一度の蓄積で
ダイナミックレンジを拡大しての撮像が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の撮像エリアセンサ部の回路構
成図である。
【図2】本発明の実施例の撮像素子受光部の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例の撮像素子面の光電変換部・カ
ラーフィルタの配置説明図である。
【図4】本発明の実施例のセンサ駆動タイミングチャー
トである。
【図5】本発明の実施例のセンサ駆動タイミングチャー
トである。
【図6】本発明の実施例のセンサ駆動タイミングチャー
トである。
【図7】本発明の実施例の瞳分割方法の説明図である。
【図8】本発明の実施例の瞳分割方法の説明図である。
【図9】被写体像の相対位置関係であるずれ量を求める
演算方法の説明図である。
【図10】固体撮像素子(撮像装置)を用いた撮像シス
テムを示す図である。
【符号の説明】
1,51 第1、第2光電変換部 2,52 フォトゲート 3,53 転送スイッチMOSトランジスタ 4 リセット用MOSトランジスタ 5 ソースフォロワアンプMOSトランジスタ 6 垂直選択スイッチMOSトランジスタ 7 ソースフォロワの負荷MOSトランジスタ 8 暗出力転送MOSトランジスタ 9 明出力転送MOSトランジスタ 10 暗出力蓄積容量 11 明出力蓄積容量 12,54 垂直転送MOSトランジスタ 13,55 垂直出力線リセットMOSトランジスタ 14 差動出力アンプ 15 垂直走査部 16 水平走査部 22 カラーフィルタ 23 マイクロレンズ 30−11,30−12,30−21,30−22 受
光部 72−11〜72−14,72−21〜72−24,7
2−31〜72−34,72−41〜72−44 受光
部 101 バリア 102 レンズ 103 絞り 104 固体撮像素子 105 撮像信号処理回路 106 A/D変換器 107 信号処理部 108 タイミング発生部 109 全体制御・演算部 110 メモリ部 111 インターフェース部 112 記録媒体 113 インターフェース部 220 撮像光学系の射出瞳 221 第1の領域 222 第2の領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA03 BA31 BB01 BB02 BB04 BB05 2H051 AA00 BA47 CB09 CB22 CD02 CE06 CE14 4M118 AA02 AA10 AB01 AB03 BA14 CA03 CA27 DB01 DD04 DD09 DD10 DD11 FA06 FA33 GC08 GC14 GD04 5C024 AX01 CX43 CX47 CX51 CX61 GX01 GX02 GY31 GZ24 GZ28 HX12 HX40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のマイクロレンズに対応し、少なく
    とも撮像用の光電変換信号と、焦点検出用の光電変換信
    号を出力する複数に分割された分割光電変換部と、該分
    割光電変換部の制御をそれぞれ異なって行なう制御部と
    を有し、撮影時のダイナミックレンジの拡大を行うよう
    にしたことを特徴とする撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記分割光電変換部の異なる制御を行な
    う前記制御部は、蓄積時間あるいは読み出しゲインによ
    り制御すること特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記分割光電変換部の撮像用での動作時
    に、該分割光電変換部の各々の制御を同じにするか異な
    らせるかを選択可能とすることを特徴とする請求項1に
    記載の撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記分割光電変換部の焦点検出用での動
    作時に、該分割光電変換部の各々の制御を同じにするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  5. 【請求項5】 1つの画素に前記分割光電変換部を構成
    するとともに、該分割光電変換部にフローティングディ
    フージョン領域とソースフォロアアンプを1つだけ設
    け、前記分割光電変換部をMOSトランジスタスイッチ
    を介して前記フローティングディフージョン領域に接続
    したことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 【請求項6】 前記分割光電変換部の電荷を同時又は別
    個に前記フローティングディフージョン領域に転送し、
    該フローティングディフージョン領域に接続した転送M
    OSトランジスタのタイミングで前記分割光電変換部の
    信号電荷を加算又は非加算したことを特徴とする請求項
    1に記載の撮像素子。
JP2000393732A 2000-12-25 2000-12-25 撮像素子 Pending JP2002199284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393732A JP2002199284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 撮像素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393732A JP2002199284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 撮像素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002199284A true JP2002199284A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18859474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393732A Pending JP2002199284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 撮像素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002199284A (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286104A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Fuji Film Microdevices Co Ltd 広ダイナミックレンジカラー固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したデジタルカメラ
JP2006054276A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Sony Corp 固体撮像素子
JP2007103590A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nikon Corp 撮像素子、焦点検出装置、および、撮像システム
JP2009010862A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Canon Inc 撮像装置の駆動方法
JP2009031682A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Olympus Corp 撮像システム及び画像信号処理プログラム
US7595821B2 (en) 2004-06-02 2009-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device and camera using the same
JP2009273119A (ja) * 2008-04-07 2009-11-19 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の信号処理方法および電子機器
WO2010018677A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 本田技研工業株式会社 画素、画素の製造方法、撮像装置および画像形成方法
JP2010141928A (ja) * 2005-11-18 2010-06-24 Canon Inc 固体撮像装置
JP2011059337A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fujifilm Corp 撮像装置
CN102196196A (zh) * 2010-03-19 2011-09-21 株式会社东芝 固体摄像装置
JP2011239070A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Sony Corp 固体撮像装置、および、その製造方法、電子機器
JP2012191400A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Nikon Corp 撮像素子および撮像装置
JP2013153050A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Canon Inc 固体撮像素子、該固体撮像素子を備えた距離検出装置、及びカメラ
JP2014161014A (ja) * 2011-03-07 2014-09-04 Panasonic Corp 撮像装置および測距装置
JP2015142351A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム
JP2015162658A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 キヤノン株式会社 光電変換装置および撮像システム
JP2016058993A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
CN106024816A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 瑞萨电子株式会社 半导体装置
US9699387B2 (en) 2014-03-26 2017-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device for processing pupil-divided images obtained through different pupil regions of an imaging optical system, control method thereof, and program
WO2017119477A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JP2017175379A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 キヤノン株式会社 撮像素子およびその制御方法、撮像装置、および信号処理方法
JP2017220877A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム

Cited By (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4500574B2 (ja) * 2004-03-30 2010-07-14 富士フイルム株式会社 広ダイナミックレンジカラー固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したデジタルカメラ
JP2005286104A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Fuji Film Microdevices Co Ltd 広ダイナミックレンジカラー固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したデジタルカメラ
US7595821B2 (en) 2004-06-02 2009-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device and camera using the same
JP2006054276A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Sony Corp 固体撮像素子
JP4492250B2 (ja) * 2004-08-11 2010-06-30 ソニー株式会社 固体撮像素子
US7812878B2 (en) 2004-08-11 2010-10-12 Sony Corporation Solid-state imaging device and imaging apparatus
JP2007103590A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nikon Corp 撮像素子、焦点検出装置、および、撮像システム
US8259205B2 (en) 2005-11-18 2012-09-04 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device
JP2010141928A (ja) * 2005-11-18 2010-06-24 Canon Inc 固体撮像装置
JP2009010862A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Canon Inc 撮像装置の駆動方法
JP2009031682A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Olympus Corp 撮像システム及び画像信号処理プログラム
US8576299B2 (en) 2008-04-07 2013-11-05 Sony Corporation Solid-state imaging device with pixels having photodiodes with different exposure times, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
US20150381917A1 (en) * 2008-04-07 2015-12-31 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
US9185318B2 (en) 2008-04-07 2015-11-10 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP2009273119A (ja) * 2008-04-07 2009-11-19 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の信号処理方法および電子機器
US9866771B2 (en) * 2008-04-07 2018-01-09 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
TWI504256B (zh) * 2008-04-07 2015-10-11 Sony Corp 固態成像裝置,其訊號處理方法,及電子設備
US9681070B2 (en) * 2008-04-07 2017-06-13 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
US20150092096A1 (en) * 2008-04-07 2015-04-02 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
US20170155858A1 (en) * 2008-04-07 2017-06-01 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
US8878959B2 (en) * 2008-04-07 2014-11-04 Sony Corporation Solid-state imaging device, signal processing method of solid-state imaging device, and electronic apparatus
WO2010018677A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 本田技研工業株式会社 画素、画素の製造方法、撮像装置および画像形成方法
JP5506683B2 (ja) * 2008-08-11 2014-05-28 本田技研工業株式会社 画素、画素の製造方法、撮像装置および画像形成方法
US8860861B2 (en) 2008-08-11 2014-10-14 Honda Motor Co., Ltd. Pixel, pixel forming method, imaging device and imaging forming method
JP2011059337A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fujifilm Corp 撮像装置
US8471952B2 (en) 2009-09-09 2013-06-25 Fujifilm Corporation Image pickup apparatus
JP2011199643A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Toshiba Corp 固体撮像装置
CN102196196A (zh) * 2010-03-19 2011-09-21 株式会社东芝 固体摄像装置
US10720458B2 (en) 2010-05-07 2020-07-21 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US9653499B2 (en) 2010-05-07 2017-05-16 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP2011239070A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Sony Corp 固体撮像装置、および、その製造方法、電子機器
US10978506B2 (en) 2010-05-07 2021-04-13 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US9438833B2 (en) 2010-05-07 2016-09-06 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US9923005B2 (en) 2010-05-07 2018-03-20 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US10355037B2 (en) 2010-05-07 2019-07-16 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US11671721B2 (en) 2010-05-07 2023-06-06 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US10177184B2 (en) 2010-05-07 2019-01-08 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
US10050073B2 (en) 2010-05-07 2018-08-14 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging device, method of manufacturing solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP2014161014A (ja) * 2011-03-07 2014-09-04 Panasonic Corp 撮像装置および測距装置
JP2012191400A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Nikon Corp 撮像素子および撮像装置
JP2013153050A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Canon Inc 固体撮像素子、該固体撮像素子を備えた距離検出装置、及びカメラ
US9797718B2 (en) 2012-01-25 2017-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image sensor, distance measurement apparatus including the solid-state image sensor, and camera
JP2015142351A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム
JP2015162658A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 キヤノン株式会社 光電変換装置および撮像システム
US9699387B2 (en) 2014-03-26 2017-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device for processing pupil-divided images obtained through different pupil regions of an imaging optical system, control method thereof, and program
US9667882B2 (en) 2014-09-12 2017-05-30 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image-pickup apparatus, image processing method, non-transitory computer-readable storage medium for generating synthesized image data
US10397473B2 (en) 2014-09-12 2019-08-27 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus having an image synthesis unit that generates synthesized image data depending on an object brightness, and related image-pickup apparatus
JP2016058993A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2016192467A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
CN106024816A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 瑞萨电子株式会社 半导体装置
WO2017119477A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JPWO2017119477A1 (ja) * 2016-01-08 2018-11-22 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JP2017175379A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 キヤノン株式会社 撮像素子およびその制御方法、撮像装置、および信号処理方法
JP2017220877A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3977062B2 (ja) 撮像装置及び焦点調節方法
JP7298635B2 (ja) 撮像素子、及び撮像装置
JP3774597B2 (ja) 撮像装置
JP2002199284A (ja) 撮像素子
US6933978B1 (en) Focus detecting device with photoelectric conversion portion having microlens and with light blocking portion having first and second openings
JP4908668B2 (ja) 焦点検出装置
JP4027113B2 (ja) 撮像装置及びシステム
JP5045012B2 (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた撮像装置
JP5034840B2 (ja) 固体撮像装置及びこれを用いた電子カメラ
JP5076416B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
US20100091161A1 (en) Solid-state image sensor and imaging apparatus equipped with solid-state image sensor
US7400353B2 (en) Solid state image pickup device
US9781366B2 (en) Image sensing system and method of driving the same
JP2007158692A (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラ
JP2002258142A (ja) 撮像装置
JP2000350103A (ja) 光電変換装置
JP6442362B2 (ja) 撮像装置及び撮像素子の制御方法
JP5461343B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP5187039B2 (ja) 固体撮像装置及びこれを用いた電子カメラ
JP2005092085A (ja) 焦点検出及び調節方法並びに焦点検出及び調節装置
JP2015165280A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP3703385B2 (ja) 撮像装置
JP7040509B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP2002125239A (ja) 撮像装置
JP2002158929A (ja) 固体撮像素子、固体撮像装置及び撮像システム