JP6491539B2 - 撮像装置及びその制御方法、システムならびにプログラム - Google Patents
撮像装置及びその制御方法、システムならびにプログラム Download PDFInfo
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Description
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では撮像装置の一例として、1つのマイクロレンズに複数の光電変換領域を対応させた撮像素子によって視差画像を取得可能な任意のデジタルカメラに本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、デジタルカメラに限らず、このような撮像素子を用いて視差画像を取得可能な任意の電子機器にも適用可能である。これらの電子機器には、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の情報端末のほか、車載機器、医療用機器又は監視用撮像装置などが含まれてよい。
図2は、本実施形態の撮像装置の一例としてのデジタルカメラ2の機能構成例を示すブロック図である。なお、図2に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現され得る。
本実施形態に用いる撮像素子201の画素構造を、図3を参照して説明する。図3(a)は画素の断面図、図3(b)は正面図である。301はマイクロレンズ、302は配線層、303〜306は光電変換部である。
また、図7には、撮像素子201の2次元的な画素配列において、上述した光電変換部の組(即ち単位画素)がグループを形成して配列される例を模式的に示している。光電変換部303と304の組(図7の例ではグループ1と表記)が配置された行と、光電変換部305と306の組(図7の例ではグループ2と表記)が配置された行が予め定めた数ごと(ここでは交互)に配置される。
まず、主光線の入射角と瞳の形状の関係を、図6を参照して説明する。図6(a)は撮像光学系及び撮像素子上に入射する光線を示す断面図である。601は被写体側レンズ、602は絞り、603は像面側レンズを示している。605は撮像面である。また、xの位置は光軸中心であり、yの位置は像高が高い位置を表わす。図6(a)で一点鎖線で表す主光線604は、yの位置における主光線を示している。通過する光束は、被写体側レンズ601と像面側レンズ603の枠の部分により制限され、像高が高い場合にその影響が表れる。図6(a)から理解されるように、撮像光学系と撮像素子の間の距離が短いほど、主光線604の入射角の傾きが大きくなる。
図11を参照して、像高が高い位置にある場合に光電変換部303、304及び光電変換部305、306に対して主光線が入射する様子を説明する。
次に、図12を参照して、本実施形態に係るリフォーカス処理について説明する。
本実施形態に係るリフォーカス処理について、図1に示すフローチャートを参照して説明する。なお、例えば不図示の表示部に撮影した画像を表示する指示があった場合に本処理が開始される。本リフォーカス処理に係る一連の動作は、制御部207が不図示のROMに記憶されたプログラムをRAMの作業用領域に展開して実行することにより実現され、制御部207以外の各部によって実行される場合は、制御部207の指示に応じて実行される。
次に、図9を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。実施形態1では、撮像装置の制御部207によってリフォーカス処理を行う場合を例に説明した。これに対して、本実施形態では、デジタルカメラ2とは異なる外部の画像処理装置(例えばディスプレイ9)のハードウェアを用いる場合について説明する。なお、本実施形態の画像処理装置は実施形態1に係るデジタルカメラ2と構成は異なるが、実行するリフォーカス処理に係る一連のステップは実施形態1で説明したステップと同様である。
次に、本発明に係る実施形態3について説明する。実施形態1では、撮像素子201には、光電変換部の境界の異なる2種類の組を行ごとに配置する例に説明した。本実施形態では、実施形態1とは異なる画素構造及び画素配列を有する撮像素子を用いて本発明に係るリフォーカス処理を実行する場合について説明する。本実施形態に係る撮像装置は、撮像素子の画素構造及び画素配列以外は実施形態1と同一の構成であり、また、リフォーカス処理に係る一連の動作も特定の画素構造に係る処理以外は実施形態1で説明した処理と同様である。このため、実施形態1と共通する記載について説明を省略し、相違点について説明する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (9)
- 1つのマイクロレンズについて所定の分割方法で分割された複数の光電変換領域が配置された単位画素を複数配列して構成された撮像素子であって、撮像光学系の異なる瞳領域を通過する光束を前記複数の光電変換領域のそれぞれが受光して、入射した光束の角度と強度の情報を有する信号を出力するように構成された撮像素子と、
前記入射した光束の角度と強度の情報を有する信号に基づいて、仮想的な焦点面における画像を再構成する再構成手段と、を有し、
前記撮像素子は、互いに異なる複数の分割方法で分割された複数の光電変換領域を有する複数の単位画素を備え、
前記再構成手段は、それぞれ分割方法の異なる単位画素のグループごとに、受光して得られた信号に基づいてそれぞれ画像を再構成し、前記再構成された画像を合成して、出力するための画像を再構成する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像素子は、互いに異なる第1の分割方法又は第2の分割方法のいずれかで分割された2つの光電変換領域を有する前記複数の単位画素を備え、
前記再構成手段は、前記第1の分割方法で分割された2つの光電変換領域を有する単位画素のグループと、前記第2の分割方法で分割された2つの光電変換領域を有する単位画素のグループのそれぞれについて画像を再構成し、前記再構成された画像を合成する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮像素子は、前記第1の分割方法で分割された2つの光電変換領域の境界が前記マイクロレンズの中央に対して偏心し、前記第2の分割方法で分割された2つの光電変換領域の境界が前記マイクロレンズの中央に対して偏心していないように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記撮像素子は、前記第1の分割方法で分割された2つの光電変換領域の境界の向きと、前記第2の分割方法において分割された2つの光電変換領域の境界の向きとは、交差する関係にあるように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記撮像素子は、前記第1の分割方法で分割された2つの光電変換領域を有する単位画素と前記第2の分割方法で分割された2つの光電変換領域を有する単位画素とが、予め定められた数ごとに交互に配列されるように構成される
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記再構成手段は、前記分割された2つの光電変換領域にそれぞれ入射する光束の瞳の大きさに基づいて、再構成する深度の範囲を制限する
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 1つのマイクロレンズについて所定の分割方法で分割された複数の光電変換領域が配置された単位画素を複数配列して構成された撮像素子であって、撮像光学系の異なる瞳領域を通過する光束を前記複数の光電変換領域のそれぞれが受光して、入射した光束の角度と強度の情報を有する信号を出力するように構成された撮像素子を有する撮像装置と、
前記撮像装置の撮像素子から出力された前記入射した光束の角度と強度の情報を有する信号に基づいて、仮想的な焦点面における画像を再構成する再構成手段を有する画像処理装置と、を有するシステムであって、
前記撮像素子は、互いに異なる複数の分割方法で分割された複数の光電変換領域を有する複数の単位画素を備え、
前記再構成手段は、それぞれ分割方法の異なる単位画素のグループごとに、受光して得られた信号に基づいてそれぞれ画像を再構成し、前記再構成された画像を合成して、出力するための画像を再構成する
ことを特徴とするシステム。 - 1つのマイクロレンズについて所定の分割方法で分割された複数の光電変換領域が配置された単位画素を複数配列して構成された撮像素子であって、撮像光学系の異なる瞳領域を通過する光束を前記複数の光電変換領域のそれぞれが受光して、入射した光束の角度と強度の情報を有する信号を出力するように構成された撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
再構成手段が、前記入射した光束の角度と強度の情報を有する信号に基づいて、仮想的な焦点面における画像を再構成する再構成工程を有し、
前記撮像素子は、互いに異なる複数の分割方法で分割された複数の光電変換領域を有する複数の単位画素を備え、
前記再構成工程では、それぞれ分割方法の異なる単位画素のグループごとに、受光して得られた信号に基づいてそれぞれ画像を再構成し、前記再構成された画像を合成して、出力するための画像を再構成する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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