JP2018137648A - 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 被写体のぼけをより低減した合成画像を生成するために好適な、ピント位置の異なる複数の画像を撮像できる撮像装置を提供する。【解決手段】 撮像装置は、ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を有し、被写体領域ごとの距離に基づいて複数の被写体領域が所定の条件を満たすと判定した場合には、満たさないと判定した場合に比べ、撮像手段が複数の画像の一部の画像を撮像するときの前記被写界深度を深くする。この所定の条件は、前記複数の被写体領域の距離の差が、所定距離よりも大きいことを含むことを特徴とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置に関するものであり、特にピント位置の異なる画像を撮像する撮像装置に関するものである。
デジタルカメラなどの撮像装置からの距離が異なる複数の被写体を撮像する場合、あるいは、奥行き方向に長い被写体を撮像する場合に、撮像光学系における被写界深度が足りないために、被写体の一部にしかピントを合わせられない場合がある。これを解決するため、特許文献1には、ピント位置の異なる複数の画像を撮像し、各画像から合焦領域のみを抽出して1枚の画像に合成し、撮像領域全体に合焦している合成画像を生成する、所謂、深度合成の技術が開示されている。
特開2015−216532号公報
上述したような撮像を行うときは、まず、ユーザがピント位置を指定し、または、デジタルカメラに設けるAF機構によってメインとなるピント位置を検出する。デジタルカメラは、そのピント位置の近くに複数のピント位置を設定し、それらのピント位置のそれぞれにおいて撮像を行い、得られた複数の画像から合焦度の高い領域を抽出して合成する。
しかし、本出願人は、こうした撮像方法で生成した合成画像においても、デジタルカメラと被写体の位置関係によっては、被写体がぼけ、合成画像の画質が低下することがあることを見だした。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、被写体のぼけをより低減した合成画像を生成するための、ピント位置の異なる複数の画像を撮像できる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を有し、前記制御手段は、被写体領域ごとの距離に基づいて複数の被写体領域が所定の条件を満たすと判定した場合には、満たさないと判定した場合に比べ、前記撮像手段が前記複数の画像の一部の画像を撮像するときの被写界深度を深くし、前記所定の条件は、前記複数の被写体領域の距離の差が、所定距離よりも大きいことを含むことを特徴とする撮像装置を提供する。
また、上記課題を解決するため、本発明は、ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を有し、前記撮像手段は、所定の距離よりも至近側に被写体領域が位置する場合には、至近側のピント位置において複数の被写界深度で複数の画像を撮像するものであり、前記制御手段は、至近側のピント位置において前記撮像手段が撮像するときのいずれかの被写界深度を、他の画像を撮像するときの被写界深度よりも深くすることを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明によれば、被写体のぼけをより低減した合成画像を生成するための、ピント位置の異なる複数の画像を撮像できる撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの構造を示すブロック図である。 本発明の実施形態における被写体の距離情報を取得できる撮像素子104を構成するセンサのアレイの一例を説明するための図である。 本発明の実施形態における複数の光電変換部を有する画素に光信号が入射する様子を説明するための図である。 本発明の実施形態における被写体像が結像面に結像する様子を示す図である。 本発明の実施形態における深度合成の撮像を説明するための図である。 本発明の実施形態における深度合成の処理を説明するためのフローチャートである。 深度合成の際に生じる課題を説明するための図である。 本発明の実施形態における被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するための図である。 本発明の実施形態における被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するための別の図である。 本発明の実施形態における被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するためのさらに別の図である。
以下では、添付の図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るデジタルカメラの構造を示すブロック図である。
制御回路101は、例えばCPUやMPUなどのシグナルプロセッサであり、予め後述するROM105に内蔵されたプログラムを読み出して、デジタルカメラ100の各部分を制御する。たとえば、後述するように、制御回路101が、後述する撮像素子104に対して撮像の開始と終了について指令を出す。また、後述する画像処理回路107に対して、ROM105に内蔵されたプログラムに基づいて、画像処理の指令を出す。ユーザによる指令は、後述する操作部材110によってデジタルカメラ100に入力され、制御回路101を通して、デジタルカメラ100の各部分に達する。
駆動機構102は、モーターなどによって構成され、制御回路101の指令の下で、後述する光学系103を機械的に動作させる。たとえば、制御回路101の指令に基づいて、駆動機構102が光学系103に含まれるフォーカスレンズの位置を移動させ、光学系103の焦点距離を調整する。
光学系103は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、および絞りなどにより構成される。絞りは、透過する光量を調整する機構である。フォーカスレンズの位置を変えることによって、ピント位置を変えることができる。
撮像素子104は、光電変換素子であり、入射された光信号を電気信号に変換する光電変換を行うものである。たとえば、撮像素子104に、CCDやCMOSセンサなどを適用することができる。
図2は、本実施形態における被写体の距離情報を取得できる撮像素子104を構成するセンサのアレイの一例を説明するための図である。図2に、画素200が、互いに独立に光信号を読み取れる2つの光電変換部201と202を有する場合の構造を示す。それぞれの画素が有する光電変換部の数は2つに限られるものではなく、3つ以上であってもよい。例えば、水平および垂直方向に2分割された4つの光電変換部を設ける技術が知られている。以下の記述では、1つの画素が2つの光電変換部を有する構造に基づいて説明する。
図3は、本実施形態における複数の光電変換部を有する画素に光信号が入射する様子を説明するための図である。
図3では、画素アレイ301が、マイクロレンズ302と、カラーフィルタ303と、光電変換部304および305を備えている。光電変換部304と305とは、同じ画素に属し、共通する1つのマイクロレンズ302と1つのカラーフィルタ303に対応する。図3はデジタルカメラ100を上から見た図であって、1つの画素に対応する2つの光電変換部304と305が左右に並んで配置されていることを示している。射出瞳306から出る光束のうち、光軸309を境にして、上側の光束(領域307からの光束に相当)は光電変換部305に入射し、下側の光束(領域308からの光束に相当)は光電変換部304に入射する。つまり、光電変換部304と305とはそれぞれ撮像レンズの射出瞳の異なる領域の光を受光している。ここで光電変換部304が受光した信号をA像、光電変換部305で受光した信号をB像とすると、A像とB像のように、1対の瞳分割画像の位相差に基づいて焦点ズレ量を算出でき、距離情報を取得することができる。特に、撮像素子104の全体に、2つの光電変換部を有する画素を全面的に配置すれば、撮像素子104が、画面上の任意の位置における被写体の距離情報を得ることができる。
ただし、上述した距離情報は、2つの光電変換部を有する画素でなく、普通の画像を有する撮像素子104を用いても得られる。たとえば、制御回路101は、光学系103に含まれる複数のレンズの相対位置を変えながら、撮像素子104に撮像動作を行わせることで、ピント位置の異なる複数の画像を生成する。後述する画像処理回路107は、それぞれの画像に対して、ブロックに分割し、分割したブロックのコントラストを算出する。画像処理回路107は、撮像した複数の画像の同じ位置にあるブロックのコントラストを比較し、コントラストの最も大きいブロックを合焦しているブロックと判断する。最後に、画像処理回路107は、合焦しているブロックが撮影された画像のピント位置から、各々のブロックの距離情報を求めればよい。
ROM105は、記録媒体としての読み出し専用の不揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作に必要なパラメーター等を記憶している。RAM106は、書き換え可能な揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作において出力されたデータの一時的な記憶領域として用いられる。
画像処理回路107は、撮像素子104から出力された画像、あるいは後述する内蔵メモリ109に記録されている画像信号のデータに対して、ホワイトバランス調整、色補間、フィルタリングなど、様々な画像処理を行う。また、撮像素子104が撮像した画像信号のデータに対して、JPEGなどの規格で、圧縮処理を行う。
画像処理回路107は、特定の処理を行う回路を集めた集積回路(ASIC)で構成される。あるいは、制御回路101がROM105から読み出したプログラムに従って処理することで、制御回路101が画像処理回路107の機能の一部または全部を兼用するようにしてもよい。制御回路101が画像処理回路107の全ての機能を兼用する場合には、画像処理回路107をハードウェアとして有する必要はなくなる。
ディスプレイ108は、RAM106に一時保存されている画像、または、後述する内蔵メモリ109に保存されている画像、あるいは、デジタルカメラ100の設定画面などを表示するための液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどである。ディスプレイ108は、撮像素子104が取得する画像を表示画像としてリアルタイムに反映し、いわゆるライブビュー表示することができる。
内蔵メモリ109は、撮像素子104が撮像した画像や画像処理回路107の処理を得た画像、および、画像撮像時のピント位置の情報などを記録する場所である。内蔵メモリの代わりに、メモリカードなどを用いてもよい。
操作部材110は、たとえば、デジタルカメラ100につけるボタンやスイッチ、キー、モードダイアルなど、あるいは、ディスプレイ108に兼用されるタッチパネルなどである。ユーザが操作部材110を用いて入力した指令は、制御回路101に達し、この指令に応じて制御回路101は各ブロックの動作を制御する。
図4は、本実施形態における被写体像が結像面に結像する様子を示す図である。
図4(a)は、被写体401が光学レンズ402によって面403a上に像404として結像している様子を示している。すなわち、面403aと撮像素子104の撮像センサ面とが互いに一致すれば、被写体401は面403aにて「点」として結像し、合焦画像として記録される。
図4(b)は、像の結像面と撮像センサ面とが一致しない場合を示している。撮像センサ面403bが図4(a)に示される面403aとは異なる位置にある場合、光学レンズ402により結像される被写体401は、錯乱円405として撮像センサ面403b上に写る。このとき、錯乱円405が撮像センサの許容錯乱円よりも小さい場合、錯乱円405は合焦した場合の「点」と同等とみなすことができ、合焦画像と同等の画像が得られる。一方、錯乱円405が許容錯乱円よりも大きい場合、撮像センサ面403bではぼけた画像が得られる。
図4(c)は、上記の様子を側面から示した図である。ここで、焦点410にて被写体が結像し、面411aの位置に撮像センサ面が存在する場合、錯乱円径412aが得られる。このときの錯乱円径412aは、撮像センサの許容錯乱円径413よりも小さい。このため、撮像センサにて記録される画像417は、ぼけの無い合焦画像となる。一方、撮像センサ面が面414aの位置に存在する場合、このときの錯乱円径415aは、許容錯乱円径413よりも大きい。このため、撮像センサ面414a上の画像418aは、ぼけた画像となる。錯乱円径412aが許容錯乱円径413よりも小さくなる斜線で示される領域は焦点深度416aであり、これを被写体側に換算して置き換えたものが被写界深度となる。
図4(d)は、図4(c)と比べて、絞りを絞った状態を示す図である。絞りを絞った状態では、図4(c)の錯乱円径412aと415aがそれぞれ、面411bに対しての錯乱円径412b、面414bに対しての錯乱円径415bとなるように変化する。このとき、図4(c)の錯乱円径415aと比較して、図4(d)の錯乱円径415bは小さい。このため、そのときに得られる画像418bは、画像418aよりもぼけ量の少ない画像となる。また、そのときの焦点深度416bは、焦点深度416aよりも深い。
図5は、本実施形態における深度合成の撮像を説明するための図である。ここでは、合焦させる被写体として、被写体51乃至53を想定している。それぞれの被写体51乃至53は、互いに異なる距離(被写体距離)に存在するものとし、デジタルカメラ100に近い側から(近距離側から遠距離側に向かう方向に)被写体51、52、53の順に位置している。デジタルカメラ100の光学系103の構造上、1回の撮像で被写体51乃至53を全部被写界深度に入れることができない。また、より高い解像感を得るため、各々の画像の被写界深度を小さくすることもある。こうした場合では、複数の被写体51乃至53のすべてに対して合焦した深度合成画像を得るには、フォーカスブラケット撮像を行う焦点範囲500(ブラケット範囲)を、複数の焦点深度でカバーする必要がある。焦点深度511乃至516は、それぞれの撮像における焦点深度を示し、焦点範囲500をカバーするように並んでいる。すなわち、焦点深度511乃至516となるピント位置で撮像(6回の撮像)を行うことにより、焦点範囲500の範囲内の被写体51乃至53は、いずれかの画像において合焦した状態となる。また、このようにして撮像された複数の画像から、それぞれの撮像における焦点深度内の領域を画像合成することにより、焦点範囲500の全域(ブラケット全域)で合焦した画像を得ることができる。
しかしながら、被写体によっては、図5に示す方法で撮像を行ったとしても、合成後の画像に含まれる被写体の一部がぼけてしまうことがあった。そこで、本実施形態では、合成後の画像において被写体の一部がぼけてしまう現象を改善するために、以下に説明する方法によって撮像を行う。
図6は、本実施形態における深度合成の処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS601で、制御回路101は、撮像素子104で生成された1対の瞳分割画像から距離情報を算出し、RAM106に一時保存する。
ステップS602で、制御回路101は、ピント位置の設定を行う。たとえば、ユーザはディスプレイ108が兼用するタッチパネルを通して合焦位置を指定し、その合焦位置に相当するピント位置の前後に等間隔に複数のピント位置を設定する。同時に、制御回路101は、設定したピント位置において、距離順などで撮像順番を決める。
ステップS603で、制御回路101は、ステップS601で撮像素子104が取得した距離情報に基づいて、シーンの判定を行う。詳細は後述する。
ステップS604で、制御回路101は、ステップS601で撮像素子104が取得した距離情報とステップS603で制御回路101が判定したシーンとに基づいて、それぞれのピント位置における絞りを設定する。詳細は後述する。なお、それぞれのピント位置での絞りの開口径はなるべく大きく(F値を小さく)して被写界深度を浅くしたほうが、画像の解像感が向上し、被写体の質感や模様に対する表現力は高くなる。
ステップS605で、制御回路101は、ステップS602で設定したピント位置のうち、まだ未撮像のピント位置があれば、そのうちのいずれかの位置へピント位置を移動させる。通常は、至近側あるいは無限縁側から、順にピント位置をシフトさせる。
ステップS606で、制御回路101は、ステップS604で算出したピント位置と照らし合わせ、今のピント位置において、前のピント位置に対して絞りを変える必要があるかどうかを判断する。変える必要があれば、ステップS607に進み、ステップS604で算出した変更量に従い、絞りを変えて、ステップS608で撮像を行う。絞りを変える必要がなければ、直接ステップS608に進み、撮像を行う。撮像においては、絞りの変更により露光値の変動を相殺するために、ISO感度やシャッタ速度などの絞り以外のパラメーターを適宜変更する。
ステップS609で、制御回路101は、すべてのピント位置で撮像したかどうかを判断する。すべてのピント位置で撮像した場合は、ステップS610に進み、画像の合成を行う。まだ撮像が済んでいないピント位置が残っている場合には、ステップS605に戻る。
ステップS610で、画像処理回路107は、ステップS608で撮像した複数の画像の合成を行う。合成の方法の一例は以下で簡単に述べる。画像処理回路107は各画像から得られたコントラスト値を用いて合成MAPを生成する。具体的には、各々の着目領域あるいは画素において、複数の画像のうち、画像のコントラスト値が最も高くなる画像の合成比率を100%とし、それ以外の画像を0%とする。なお、隣接画素間で合成比率が0%から100%に変化(あるいは100%から0%に変化)すると、合成境界での不自然さが目立つようになる。そのため、合成MAPに対して所定の画素数(タップ数)を持つローパスフィルタをかけることで、隣接画素間で合成比率が急激に変化しないように合成MAPを加工する。また、着目領域あるいは画素における各画像のコントラスト値に基づいて、コントラスト値の高い画像ほど合成比率が高くなるような合成MAPを作成してもよい。画像処理回路107は、ステップS608で撮像した画像に対して、合成マップに従い、各々画像の対応する画素値に合成比率を乗算してから合計を求める。画像処理回路107は、こうした処理をすべての画素に対して行うと、合成画像を作成できる。
次に、ステップS603でのシーン判定と、ステップS604での絞りの設定について説明する。
深度合成において、上述したように、絞りの開口径を大きくしたほうが、被写体の質感や模様に対する表現力が高い画像を得ることができる。また、各々のピント位置において、同じ絞りで撮像を行うほうが、制御上も利便性がよい。しかし前述したように、すべてのピント位置で同じ絞りで撮像するのは、必ずしもすべてのシーンにおいて適切ではない。そのため、本実施形態では、シーンの判定結果に応じて、一部のピント位置における絞りを変更する動作を行う。なお、本実施形態では、絞りを変更すべきシーンの条件を予めROM105に記憶しているものとする。
深度合成を行うとき、制御回路101は、ステップS601で、撮像素子104が取得した1対の瞳分割画像から求めた距離情報に基づいて、予め記憶したシーンのパターンと取得した被写体の距離情報とを照らし合わせ、シーンの判定を行う。以下では、予め記憶するシーンの例を挙げながら、絞りを変えるピント位置の判定、および、そのピント位置における絞りの設定について説明する。
図7は、深度合成の際に生じる課題を説明するための図である。図7(a)はデジタルカメラ100、被写体701、および、被写体702の位置の関係を示す図である。図7(b)は手前の被写体701が合焦した状態で撮像した画像を示す図であり、図7(c)は奥の被写体702が合焦した状態で撮像した画像を示す図である。図7(d)は図7(b)の一部を拡大した図であり、図7(e)は図7(c)の一部を拡大した図である。図7(d)において丸で囲んだ領域と、図7(e)において丸で囲んだ領域は、被写体上の同一の領域にそれぞれ対応している。
被写体701と被写体702のどちらにも合焦した状態の合成画像を生成するためには、被写体701に合焦した図7(b)に示す画像と、被写体702に合焦した図7(c)に示す画像を用いて、合成を行う必要がある。
このとき、被写体701と被写体702の距離が離れていると、被写体701に合焦した画像では被写体702のぼけが大きくなり、被写体702に合焦した画像では被写体701のぼけが大きくなる。被写体のぼけが大きくなると、その被写体の輪郭が広がるとともに薄くなるため、その後ろにある被写体が透過して見えるようになる。図7(d)に示すように、奥の被写体702がぼけた状態では手前の被写体701に影響はないが、図7(e)に示すように、手前の被写体701がぼけた状態では、手前の被写体701の広がった輪郭を奥の被写体702が透過してしまう。
そのため、図7(d)の丸で囲んだ領域には、奥のぼけた被写体702が含まれ、図7(e)の丸で囲んだ領域には、手前のぼけた被写体701が含まれる。つまり、この丸で囲んだ領域においては、図7(b)に示す画像と図7(c)に示す画像のどちらを優先して合成したとしても、ぼけた被写体が含まれてしまうことになる。
これを解決するための、絞りの設定方法について図8および図9を用いて説明する。
図8は、被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するための図である。図8(a)において、横軸はデジタルカメラ100からの距離を示し、縦軸は画像の解像度を示している。P11〜P21はピント位置であり、波形はそれぞれのピント位置で撮像をおこなった場合の被写体距離に応じた画像の解像度を示している。デジタルカメラ100から見て、被写体801の最も手前側の部位はP11のピント位置に対応し、被写体801の最も奥の部位はP17のピント位置に対応している。被写体802の最も手前側の部位はP21のピント位置に対応している。
被写体801および802の全てに合焦した画像を合成するためには、P11〜P17およびP21のそれぞれのピント位置で撮影された画像を用いる必要がある。
図8(b)は、図8(a)における被写体801および802をz方向から図である。深度合成を行う際には、図8(b)において、被写体801の中央部についてはP11のピント位置で撮像された画像が用いられ、被写体801の外縁部についてはP17のピント位置で撮像された画像が用いられる。その間の領域については、中央から外側に向かってP12〜P16のピント位置で撮像された画像が順に用いられる。このように被写体801については、隣接する領域においては互いに近いピント位置で撮像された画像が深度合成に用いられているため、図7で説明したような課題は生じない。しかしながら、P21のピント位置において設定された絞りの被写界深度に比べて、被写体801と被写体802の位置が十分に離れていると、P21のピント位置で撮像した画像では、被写体801の外縁部がぼけて、被写体802の一部が透過して見えてしまう。
そこで、制御回路101は、図6のステップS603で、被写体801と被写体802がP17のピント位置における絞りの被写界深度に比べて十分に離れていると判断すると、ステップS604で、P21のピント位置における絞りを変更する。具体的には、他のピント位置に比べて絞りの開口径を小さくし、被写界深度を深くする。こうすることで、P21のピント位置で撮像した画像において、被写体802の解像感は低下するが、被写体801の外縁部のぼけを小さくすることができる。そのため、深度合成の際に、被写体802の被写体801との境界部においてP21のピント位置で撮像した画像を用いれば、被写体801の周囲に生じるぼけを抑制することができる。なお、このときピント位置を変更する必要は無い。
図8(c)は、図8(a)に比べ、被写体801と802の距離が近い様子を示す図である。この図8(c)では、P27のピント位置で撮像した画像において被写体802が大きくぼけることはなく、P28のピント位置で撮像した画像において被写体801の外縁部も大きくぼけることはない。このように、複数の被写体が異なる距離に存在していたとしても、隣接する領域において互いに近いピント位置で撮像された画像が深度合成に用いられるのであれば、特定のピント位置において絞りの開口径を小さくする必要はない。
図9は、被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するための別の図である。図9(a)は、前段部901と後段部902を有する1つの被写体が配置されている様子を示す図である。図9(b)および図9(c)は、図9(a)における前段部901と後段部902を有する被写体をz方向から図である。深度合成を行う際には、図9(a)において、前段部901についてはP31〜P36のそれぞれピント位置で撮像された画像が用いられ、後段部902についてはP37のピント位置で撮像された画像が用いられる。
図9(b)に示すように、前段部901の最も奥側の外縁部901bは、前段部901の最も手前側の外縁部901aよりも、わずかに大きな外径を有している。そのため、図9(c)に示すように、後段部902が合焦状態となるP37のピント位置で撮像した画像において、前段部901の手前側の外縁部901aのぼけが、奥側の外縁部901bよりも外側に広がることがある。
これらの画像を用いて深度合成を行うと、前段部901については、P31〜P36のそれぞれのピント位置で撮像された画像を用いることでぼけのない画像を得ることができる。しかしながら、後段部902についてP37のピント位置で撮像された画像を用いると、前段部901の奥側の外縁部901bの外側に位置する領域において、外縁部901aのぼけた画像が含まれてしまう可能性がある。
そこで、隣接する領域において互いに近いピント位置で撮像された画像が深度合成に用いる場合であっても、画像上の所定範囲内に、ピント位置が所定距離より離れた被写体の領域が存在する場合には、奥側のピント位置における絞りの被写界深度を深くする。ただし、図9(c)において、P37のピント位置のときだけ絞りの開口径を小さくしてしまうと、次の問題が生じてしまう。それは、徐々にピント位置を変更しながら撮像した画像を合成しているにも関わらず、特定のピント位置で撮像した画像だけが、別のピント位置で撮像した画像に比べて、解像感が低下してしまい、合成した場合に解像感の差が目立ってしまうというものである。
そこで、図9(a)に示すように、このような場合には、ピント位置が奥側になるに伴って段階的に絞りの開口径を小さくするように制御する。こうすることで、合成した画像においてぼけた領域が含まれることを抑制するとともに、合成画像の領域間における解像度の差異を目立ちにくくすることが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態では、画像上の所定範囲内にピント位置が所定距離より離れた被写体の領域が存在する場合には、奥側のピント位置における絞りの開口径を他のピント位置における絞りの開口径に比べて小さく設定する処理を行う。
このピント位置に対する所定距離は、絞りの開口径がどのような大きさであってもぼけを防止するように設定された固定値としても良いし、他のピント位置における絞りの開口径の被写界深度に基づいて設定される値としても良い。
また、画像上における所定範囲は、隣接することを条件としても良いし、所定の固定値としても良いし、他のピント位置における絞りの開口径に応じて設定するようにしても良い。この場合、絞りの開口径の大きさごとに、被写体距離に対するぼけの広がり具合を予め計測し、メモリにその情報を格納させておけばよい。
なお、この画像上の所定範囲に被写体領域が位置するかどうかを判断することは必須ではなく、ピント位置が所定距離より離れた被写体の領域が存在するかどうかのみを判断して、一部のピント位置における絞りの開口径を変更するようにしても構わない。
図10は、被写体の位置に応じた絞りの設定値を説明するためのさらに別の図である。図10においても、横軸はデジタルカメラ100からの距離を示し、縦軸は画像の解像度を示している。
図10において、ピント位置P41はデジタルカメラ100で設定可能な至近端のピント位置である。この至近端のピント位置では、他のピント位置で設定する絞りの開口径と同様の開口径では、被写体1001の手前側の端部に対して、所定の解像度を満たす画像を撮像することができないものとする。
制御回路101は、図6のステップ603にて上記状況であると判断すると、ステップS604にて、至近端のピント位置であるP41に対し、他のピント位置と同様の絞りの開口径に加え、被写界深度を深くするために小さくした絞りの開口径を追加設定する。つまり、P41のピント位置では、被写界深度の異なる2つの絞りで2回撮像を行う。
P41のピント位置において絞りの開口径をより小さくして被写界深度を深くして撮像することで、被写体1001の手前側の端部に対して合焦させた画像を撮像することができる。しかしながら、これだけではP41のピント位置で得られた画像の解像感が低くなってしまう。そこで、P41のピント位置では、他のピント位置と同様の絞りでもう一度撮像し、これらを合焦状態に応じてブレンドすることで、深度合成した画像における解像感の低下を抑制している。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像装置は、被写体距離に基づいて、深度合成に用いる画像を撮像する際のそれぞれのピント値における絞りの開口径を適切に設定することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態においては、個人向けのデジタルカメラをもとに説明を行ったが、ピント位置と絞りを変更できるカメラ機能を搭載していれば、携帯機器やスマートフォン、あるいは、サーバーに接続されたネットワークカメラなどに適用することも可能である。
なお、本発明は、上述の実施形態の1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し作動させる処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 デジタルカメラ
101 制御回路
102 駆動機構
103 光学系
104 撮像素子
105 ROM
106 RAM
107 画像処理回路
108 ディスプレイ
109 内蔵メモリ
110 操作部材

Claims (17)

  1. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、被写体領域ごとの距離に基づいて複数の被写体領域が所定の条件を満たすと判定した場合には、満たさないと判定した場合に比べ、前記撮像手段が前記複数の画像の一部の画像を撮像するときの被写界深度を深くし、
    前記所定の条件は、前記複数の被写体領域の距離の差が、所定距離よりも大きいことを含むことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定の条件は、さらに、画像上の所定範囲内に前記複数の被写体領域が存在することを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記複数の被写体領域が前記所定の条件を満たす場合には、満たさないと判定した場合に比べ、前記複数の被写体のうち遠いほうの被写体に対してピント位置を合わせた画像を撮像するときの被写界深度を深くすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数の被写体領域が前記所定の条件を満たす場合には、前記複数の被写体領域のうち遠いほうの被写体領域に対してピント位置を合わせた画像を撮像するときに、前記複数の被写体領域のうちの近いほうの被写体領域の解像度が高くなるように前記被写界深度を深くすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数の画像の一部を撮像するときの被写界深度を段階的に深くすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段は、前記複数の被写体領域が前記所定の条件を満たす場合と、満たさない場合とで、前記複数の画像を撮像するときのピント位置を変更しないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を有し、
    前記撮像手段は、所定の距離よりも至近側に被写体領域が位置する場合には、至近側のピント位置において複数の被写界深度で複数の画像を撮像するものであり、
    前記制御手段は、至近側のピント位置において前記撮像手段が撮像するときのいずれかの被写界深度を、他の画像を撮像するときの被写界深度よりも深くすることを特徴とする撮像装置。
  8. 前記所定の距離とは、前記撮像手段が至近側のピント位置で撮像する際に、他のピント位置で設定された被写界深度と同じ被写界深度では、所定の解像度が得られない距離であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記異なるピント位置は、等間隔に設定されたピント位置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記被写界深度の制御手段は、光学系の絞りを制御することよって前記被写界深度を制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、1対の瞳分割画像より前記被写体領域の距離を求めることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像手段は、1つのマイクロレンズに対して複数の光電変換部を有する構造を有し、前記瞳分割画像を出力することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像手段が撮像した前記複数の画像を用いて合成を行う合成手段を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、
    被写体領域ごとの距離に基づいて複数の被写体領域が所定の条件を満たすと判定した場合には、満たさないと判定した場合に比べ、前記撮像手段が前記複数の画像の一部の画像を撮像するときの被写界深度を深くし、
    前記所定の条件は、前記複数の被写体領域の距離の差が、所定距離よりも大きいことを含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、
    所定の距離よりも至近側に被写体領域が位置する場合には、前記撮像手段が至近側のピント位置において複数の被写界深度で複数の画像を撮像し、
    至近側のピント位置において前記撮像手段が撮像するときのいずれかの被写界深度を、他の画像を撮像するときの被写界深度よりも深くすることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに動作させるプログラムであって、
    被写体領域ごとの距離に基づいて複数の被写体領域が所定の条件を満たすと判定した場合には、満たさないと判定した場合に比べ、前記撮像手段が前記複数の画像の一部の画像を撮像するときの被写界深度を深くし、
    前記所定の条件は、前記複数の被写体領域の距離の差が、所定距離よりも大きいことを含むことを特徴とするプログラム。
  17. ピント位置の異なる複数の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像するときの被写界深度を制御する被写界深度の制御手段と、を備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに動作させるプログラムであって、
    所定の距離よりも至近側に被写体領域が位置する場合には、前記撮像手段が至近側のピント位置において複数の被写界深度で複数の画像を撮像し、
    至近側のピント位置において前記撮像手段が撮像するときのいずれかの被写界深度を、他の画像を撮像するときの被写界深度よりも深くすることを特徴とするプログラム。
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