JP5925384B2 - 高純度マンガンの製造方法及び高純度マンガン - Google Patents

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Description

本発明は、市販の電解マンガン(Mn)から高純度マンガン(Mn)及びそれを製造する方法に関する。
市販で入手可能な金属Mnの製造方法は、硫酸アンモニウム電解浴からの電解法であり、この方法によって得られる市販の電解Mnには硫黄(S)が100〜3000ppm程度、カーボン(C)も数100ppm含まれている。塩素(Cl)も数100ppm、また水溶液中からの電析物のため、酸素(O)も数1000ppm程度含まれている。
前記電解MnからのS,Oの除去方法としては、従来技術では昇華精製法がよく知られている。しかし、昇華精製法は装置が非常に高い上に、歩留まりが非常に悪いという難点があった。また、昇華精製法ではSとOを低減できたとしても、昇華精製装置のヒータ材質、コンデンサー材質等を起因とする汚染を受けてしまうため、精製法による金属Mnは、電子デバイス用の原料として適さないという問題があった。
先行技術としては、下記特許文献1に金属Mn中のSの除去方法が記載され、MnO、Mn、MnOなどのMn酸化合物及び/又は金属Mnの溶融温度で、これらのMn酸化物となるもの、例えば炭酸Mnなどを添加し、Mn化合物を添加した金属Mnを、不活性雰囲気で溶融し、溶融状態で好ましくは30〜60分間保持して、硫黄含有量:0.002%とすることが記載されている。
しかし、この文献1には、酸素(O)、窒素(N)、炭素(C)、塩素(Cl)の含有量については、一切記載がなく、これらが含有することによる問題の解決に至っていない。
下記特許文献2には、金属Mnの電解採取方法および高純度金属Mnを、塩酸に過剰に溶解して未溶解物を濾過した溶解液に、酸化剤を添加すると共に中和し、生成した沈殿物を濾過し、緩衝剤を添加して調製した電解液を用いることを特徴とする金属Mnの電解採取方法が記載され、好ましくは、金属Mnの塩酸溶解液に、さらに金属Mnを追加し、未溶解物を濾過した溶解液に過酸化水素とアンモニア水を添加し、弱酸性ないし中性の液性下で生成した沈殿物を濾過し、緩衝剤を添加して調製した電解液を用いて、金属Mnの電解採取を行う方法が記載されている。
しかし、この文献2には、高純度Mn中のSを1ppmに低減する記載はあるが、酸素(O)、窒素(N)、炭素(C)、塩素(Cl)の含有量については、一切記載がなく、これらが含有することによる問題の解決に至っていない。
下記特許文献3には、高純度Mnの製造方法が記載され、塩化Mn水溶液にキレート樹脂を用いたイオン交換精製法を適用し、次いで、その精製塩化Mn水溶液を、電解採取法により高純度化する方法が記載されている。乾式法は、固相Mnから真空昇華精製法(固相Mnの昇華により得たMn蒸気を蒸気圧差により、冷却部にて選択的に凝縮蒸着させること)により、高純度Mnを得ることが記載されている。
そして、この文献3の硫黄(S)、酸素(O)、窒素(N)、炭素(C)の合計濃度が10ppm以下であることが記載されている。
しかしながら、この文献3には、半導体部品の製造に有害である塩素(Cl)の含有量の記載がない。原料として塩化Mnを使用していることから、塩素が高濃度に含有される可能性があり、問題を有している。
下記特許文献4には、低酸素Mn材料の製造方法が記載され、Mn原料を不活性ガス雰囲気中で誘導スカル溶解することにより、酸素量を100ppm以下に低減したMn材料を得ること、また、Mn原料を誘導スカル溶解する前に酸洗浄することが、より酸素低減を図ることができるため好ましいという記載がある。しかし、この文献4には、高純度Mn中の酸素(O)、硫黄(S)、窒素(N)の低減に関する記載はあるが、それ以外の不純物の含有量に関する記載は一切なく、これらが含有することによる問題の解決に至っていない。
下記特許文献5には、磁性材用Mn合金材料、Mn合金スパッタリングタ−ゲット及び磁性薄膜が記載され、酸素(O)含有量が500ppm以下、硫黄(S)含有量が100ppm以下、好ましくはさらに不純物(Mnおよび合金成分以外の元素)含有量が合計で1000ppm以下とすることが記載されている。
さらに、同文献には、市販されている電解Mnに脱酸・脱硫剤としてCa,Mg,La等を加え、高周波溶解を行うことによって酸素(O)、硫黄(S)を除去する方法や、予備溶解後に真空蒸留して高純度化することが記載されている。
上記のMn原料において、実施例3では脱酸・脱硫剤を加え高周波溶解し、酸素含有量を50ppm、硫黄含有量10ppm(表3)となり、また実施例7では予備溶解後に真空蒸留して、酸素含有量を30ppm、硫黄含有量10ppm(表7)とする記載がある。また、これらの例では、Siが10〜20ppm程度、Pbが10〜30ppm程度含有されている。
しかし、下記特許文献5より製造されるMnの純度は3Nレベルであり、本発明より得られる高純度なMnは得られていない。さらに、下記特許文献5の実施例3では、脱酸・脱硫剤を加えて高周波溶解しているため脱酸・脱硫剤がMn中に混入して純度を下げる問題があり、実施例7の場合には予備溶解後に真空蒸留しており、溶解Mnの99%以上を揮発させるため、製造コストが高いという問題点がある。
下記特許文献6には、高純度Mn材料の製造方法及び薄膜形成用高純度Mn材料が記載されている。この場合、粗Mnを1250〜1500°Cで予備溶解した後、1100〜1500°Cで真空蒸留することにより、高純度Mn材料を得ることが記載されている。好ましくは、真空蒸留の際の真空度を5×10− 5 〜10Torrとする。
これにより得られる高純度Mnは不純物含有量が合計で100ppm以下、酸素(O):200ppm以下、窒素(N):50ppm以下、硫黄(S):50ppm以下、炭素(C):100ppm以下である。そして、実施例2(表2)では、酸素が30ppmであり、他の元素が10ppm未満である例が記載されている。しかし、この場合も、不純物レベルは目的とするレベルに至っていない。
この他、下記特許文献7に高純度Mn合金からなるスパッタリングターゲットが記載され、特許文献8に硫酸を使用したMnの回収方法が記載され、特許文献9に酸化Mnを加熱還元した金属Mnを製造する方法が記載されているが、特に脱硫に関する記載はない。
以上から、本発明者らは、Mn原料を酸で浸出し、フイルターで残渣をろ過後、電解においてカソード側に前記ろ過後の液を使用する高純度Mnの製造方法、また前記電解Mnを脱ガス処理し、電解Mn中のCl含有量を100ppm以下とする同高純度Mnの製造方法、さらに前記電解Mn原料を脱ガス処理し、不活性雰囲気中で溶解することにより、Cl≦10ppm、C≦50ppm、S<50ppm、O<30ppmのMnを製造する高純度Mnの製造方法を提案した(特許文献10参照)。
この方法は、Mnの高純度化に有効である。本願発明は、さらに高純度化を達成でき、かつコスト低減が可能である製造方法と高純度Mnを目途とするものである。
特開昭53−8309号公報 特開2007−119854号公報 特開2002−285373号公報 特開2002−167630号公報 特開平11−100631号公報 特開平11−152528号公報 特開2011−068992号公報 特開2010−209384号公報 特開2011−094207号公報 特開2013−142184号公報
本発明の目的は、市販の電解Mnから高純度Mn及びそれを製造する方法を提供するものであり、特に、従来技術に比べて不純物量が著しく少なく、かつ低コストで高純度Mnを製造することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するものであって、以下の発明を提供する。
1)高純度Mnの製造方法であって、Mn原料をマグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて500Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度1240〜1400°Cで溶解後、カルシウム(Ca)をMn重量の0.5〜2.0%の範囲で添加して脱酸及び脱硫を行い、脱酸及び脱硫の終了後鉄製鋳型に鋳込でインゴットを製造し、次にこのMnインゴットを再度マグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて200Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度を1200〜1450°Cに調整すると共に10〜60分間維持し、その後鉄製鋳型に鋳込みインゴットを製造し、次にこの金属Mnインゴットをアルミナ坩堝に入れ、真空ポンプで0.01〜1Torrになるように真空に引いた後加熱を行い、昇華及び蒸留反応を行って高純度Mnを得ることを特徴とする高純度Mnの製造方法。
2)前記昇華及び蒸留反応を行う際に、金属Mnインゴットを円筒状のアルミナ坩堝に入れ、この円筒状の坩堝の上に、同形状のアルミナの円筒体(冷却筒)を垂直に重ね合わせて、昇華及び蒸留反応を行い、上部のアルミナ円筒体の内部にMnを凝着させることを特徴とする前記1)に記載の高純度Mnの製造方法。
3)前記金属Mnインゴットを入れた円筒状アルミナ坩堝の外側にカーボンヒータを装着して加熱することを特徴とする前記1)又は2)に記載の高純度Mnの製造方法。
4)昇華蒸留精製を1100〜1250°Cで行い、昇華速度を20〜184g/hで行うことを特徴とする前記1)〜3)のいずれか一項に記載の高純度Mnの製造方法。
5)昇華及び蒸留精製工程において、昇華・蒸留されたMnの凝着量がアルミナ坩堝内に充填した金属Mnインゴット重量の70%に達した時点で昇華・蒸留工程を終了することを特徴とする前記1)〜4)のいずれか一項に記載の高純度Mnの製造方法。
6)不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が50ppm以下であり、ガス成分を除き、4N5(99.995%)以上の純度を有することを特徴とする高純度Mn。尚、本発明におけるガス成分元素とは、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)、炭素(C)を意味する。以下も同様を意味する。
7)不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が10ppm以下であり、ガス成分を除き、5N(99.999%)以上の純度を有することを特徴とする高純度Mn。
8)不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が50ppm以下であり、ガス成分を除き、4N5(99.995%)以上の純度を有し、ガス成分であるO、Nがそれぞれ10ppm未満であることを特徴とする高純度Mn。
9)不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が10ppm以下であり、ガス成分を除き、5N(99.999%)以上の純度を有し、ガス成分であるO、Nがそれぞれ10ppm未満であることを特徴とする高純度Mn。
なお、本願明細書で使用する単位「ppm」は、全て「wtppm」を意味し、ガス成分元素である窒素(N)、酸素(O)を除き各元素濃度の分析値はGDMS(Glow Discharge Mass Spectrometry)法によって分析し、また、ガス成分元素の分析にはLECO社製の酸素・窒素分析装置を使用して分析した。
本発明によれば、以下の効果を有する。
(1)不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が50ppm以下であり、ガス成分を除き、4N5(99.995%)以上の純度を有する高純度Mn、さらには不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量が10ppm以下であり、ガス成分を除き、5N(99.999%)以上の純度を有する高純度Mnを得ることができる。
(2)さらに、ガス成分であるO、Nが、それぞれ10ppm未満とすることができる。
(3)特別な装置を必要とせずに、汎用炉で製造可能であり、従来法である蒸留法と比較して低コストかつ高収率で高純度Mnを得ることができる等の効果を挙げられることができる。
原料Mnから、一次VIM溶解、二次VIM溶解、昇華及び蒸留精製工程を経て、高純度Mnの精製までの一連の工程の概略説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本願発明の高純度Mnの製造方法は、市販(2Nレベル)のフレーク状電解Mnを原料として使用できるが、原料の純度には影響しないので、原料の種類には、特に制限はない。
高純度Mnの製造に際して、まずMn原料をマグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて500Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度1240〜1400°Cで溶解する(一次VIM溶解)。
1240℃未満ではMnが融解しないためVIM処理することができない。1400℃を超えると、酸化物、硫化物の浮遊物が高温のため再融解してMn中に取り込まれ、一次VIM溶解後のマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、酸素(O)及び硫黄(S)の濃度が数百ppm〜千ppmオーダーとなり、最終的に本発明の目的の純度を達成することができない。この結果を、表2に示す。
そして、このMn溶湯に、CaをMn重量の0.5〜2.0%の範囲で、徐々に添加して脱酸及び脱硫を行った。脱酸及び脱硫の終了後に、鉄製鋳型に鋳込でインゴットを製造する。インゴットの冷却後、インゴットに付着しているスラグは除去する。
次に、このMnインゴットを再度マグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて200Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度を1200〜1450°Cに調整すると共に10〜60分間維持する(二次VIM溶解)。その後、鉄製鋳型に鋳込みインゴットを製造する。インゴットの冷却後、インゴットに付着しているスラグは除去する。
ここで、一次VIM溶解工程では溶解中に脱酸・脱硫剤であるCaがMn溶湯中に添加されているため一次溶解後のMnインゴット中には微量のCaが含有され、Mnの融点が下がり、二次VIM溶解の温度は、一次VIM溶解温度より低い温度範囲でも溶解が可能となる。
また、二次VIM溶解では、一次VIM溶解後に混入した脱酸・脱硫剤(Ca)を除去することができる。2次VIM溶解の温度が1450℃を超えると、Mnの揮発ロスが非常に多くなり、収率が低下して、コストが上昇するので、好ましくない。
次に、この金属Mnインゴットをアルミナ坩堝に入れ、真空ポンプで0.01〜1Torrになるように真空に引いた後加熱を行い、次に昇華・蒸留温度を1100〜1250℃として、昇華・蒸留反応を行い、高純度Mnを製造する。昇華・蒸留反応により揮発したMnは、冷却筒に誘導し、そこで凝着したMnを回収する。
尚、好ましくは、昇華・蒸留反応で回収されるMnの量はアルミナ坩堝に充填されたMn原料の重量の70%に達した段階で昇華・蒸留工程を終了する。この終了操作によって、坩堝内に残留する不純物元素が昇華して、冷却筒に凝着されたMn中に混入して、純度が低下することを防止できる。この工程の概要の一覧を、図1に示す。
この製造方法により得られたMnは、不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量(合計量)を50ppm以下とし、ガス成分を除き、4N5(99.995%)以上の純度を有する高純度Mnを得ることができる。
さらに、前記昇華・蒸留精製の条件を替えることにより、不純物元素であるB、Mg、Al、Si、S、Ca、Cr、Fe、Niの総量(合計量)を10ppm以下とし、5N(99.999%)以上の純度を有する高純度Mnを得ることができる。具体的には、昇華・蒸留温度を1200〜1250℃とすることで精製することができる。
そして、昇華精製に際して、ガス成分であるO、Nを、それぞれ10ppm未満とすることができる。
前記昇華及び蒸留反応を行うに際して、金属Mnインゴットを円筒状のアルミナ坩堝に入れ、この円筒状の坩堝の上に、同形状のアルミナの円筒体を垂直に重ね合わせて、昇華及び蒸留反応を行い、上部のアルミナ円筒体の内部にMnを凝着させて高純度Mnを製造することができる。
円筒状のアルミナ坩堝(円筒体)を重ねた構造なので、単純形であり、このような装置の構造は、製造コストを低減できる要因となる。
前記金属Mnインゴットを入れた円筒状アルミナ坩堝は加熱する必要があるが、この坩堝の外側にカーボンヒータを装着して加熱することができる。この装置構造も単純形なので、製造コストを低減できる要因となる。
昇華・蒸留精製に際しては、円筒状アルミナ坩堝内のMnを1100〜1250°Cに加熱し、昇華速度を20〜184g/hで行うことが望ましい。この場合、昇華・蒸留精製の時間は、およそ8〜75時間である。
昇華・蒸留精製の温度と昇華速度を調整することにより、不純物の量を調節することができ、好ましくは、昇華・蒸留速度を20〜184g/hであり、より好ましくは、103〜184g/hである。
また、昇華・蒸留反応工程は、凝着回収されるMnの量がアルミナ坩堝に充填されたMn原料の70重量%(回収率)に達した段階で終了するようにした。
昇華・蒸留工程では蒸留が進行していくと、原料Mn中の不純物濃度が高くなり、工程の終盤時期には不純物元素が昇華しやすくなるためであり、凝着回収されるMnが原料Mnの70重量%に達した時点で終了することで、蒸留Mn中への不純物の混入が防止できる。
以下に、実施例及び比較例をもって説明するが、これらは発明を理解し易いようにするためであり、本発明は実施例又は比較例によって限定されるものではない。
(実施例1)
出発原料として、市販のフレーク状電解Mn(純度2N:99%)を使用した。原料Mnの不純物は、B:15ppm、Mg:90ppm、Al:4.5ppm、Si:39ppm、S:280ppm、Ca:5.9ppm、Cr:2.9ppm、Fe:11ppm、Ni:10ppm、O:720〜2500ppm、N:10〜20ppmであった。
(一次VIM溶解工程)
上記Mn原料をマグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて200Torr以下の不活性雰囲気下で、溶解温度を1300°Cとし、溶解した。そして、このMn溶湯に、CaをMn重量の1重量%を、徐々に添加して脱酸及び脱硫を行った。脱酸及び脱硫の終了後、鉄製鋳型に鋳込でインゴットを製造した。インゴットの冷却後、インゴットに付着していたスラグは除去した。
この一次溶解後のインゴットの不純物は、B:12ppm、Mg:130ppm、Al:1.2ppm、Si:20ppm、S:3.4ppm、Ca:520ppm、Cr:0.25ppm、Fe:2.2ppm、Ni:1.4ppm、O:10ppm、N:10ppmとなった。この結果を、表1に示す。
この表1に示す通り、Ca還元の工程なので、鋳造されたMn中にCaが増加しており、またマグネシア坩堝の構成元素であるMgは、Caに還元されやすく、その一部が鋳造Mn中に混入して、Mgは増加しているが、Sが大きく低減し、他の元素も低減しているのが分かる。
(二次VIM溶解工程)
次に、一次VIM溶解で得たMnインゴットを、再度マグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて100Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度を1400°Cに調整すると共に30分間維持して、二次VIM溶解を行った。その後、鉄製鋳型に鋳込みインゴットを製造した。インゴットの冷却後、インゴットに付着していたスラグは除去した。
この二次溶解後のインゴットの不純物は、B:10ppm、Mg:13ppm、Al:1.9ppm、Si:20ppm、S:0.58ppm、Ca:25ppm、Cr:0.28ppm、Fe:2.4ppm、Ni:1.2ppm、O:10ppm、N:10ppmとなった。この結果を、同様に表1に示す。
表1に示す通り、二次溶解後には、一次溶解で増加したCaとMgが大きく低減しているのが分かる。また、Sも低減している。これは二次溶解により、揮発し易い不純物が除去されたと考えられる。
(昇華・蒸留反応工程)
上記の一次VIM溶解工程及び二次VIM溶解工程を経て得られた金属Mnインゴットを円筒状のアルミナ坩堝に入れ、この円筒状の坩堝の上に、同形状のアルミナの円筒体を垂直に重ね合わせ、昇華及び蒸留反応を行った。
真空ポンプで0.1Torrに真空に引いた後、加熱を行い、Mnの昇華及び蒸留反応を実施した。そして、上部のアルミナ円筒体の内部にMnを凝着させ、高純度Mnを得た。なお、Mnインゴットを入れた円筒状アルミナ坩堝は、坩堝の外側にカーボンヒータを装着して加熱した。
昇華・蒸留精製に際しては、円筒状アルミナ坩堝内のMnを1050〜1250°Cに加熱し、昇華速度を3〜184g/hで行った。この場合、昇華精製の時間は、およそ8〜75時間とした。
昇華・蒸留精製による不純物の除去効果は、加熱温度と昇華・蒸留速度に大きく影響を受けるので、上記の通り、1050〜1250°Cの範囲で、かつ昇華・蒸留速度を3〜184g/hの範囲で、段階的に実施する。下記に具体例(実施例と比較例)を示す。
また、昇華・蒸留反応で回収されるMnの量はアルミナ坩堝に充填されたMn原料の重量の70%(回収率)に達した段階で昇華・蒸留工程を終了し、蒸留Mn中の不純物の混入を防止した。昇華・蒸留工程の終了時点の判断は、予め加熱温度と昇華・蒸留速度の関係を調べておき、各加熱温度に対する昇華・蒸留速度から凝着されるMn量を算出し、工程終了時間を決定する。
(昇華精製の加熱温度と昇華速度に関連する不純物)
(比較例1)
加熱温度:1050°C、昇華速度:3(g/h)として、昇華・蒸留精製を実施した場合
この昇華精製後の金属Mnの不純物は、B:0.2ppm、Mg:20ppm、Al:0.15ppm、Si:0.05ppm、S:0.03ppm、Ca:30ppm、Cr:0.05ppm、Fe<0.1ppm、Ni:0.01ppm、O<10ppm、N<10ppmとなった。この結果を、表1に示す。
この場合、温度が低く、昇華速度が小さいために、昇華精製の効果が十分でなく、本願の目的とする4N5(99.995%)以上の純度を、若干ではあるが、達成することができなかった。これは参考例して又は比較例として、掲げたものである。
(実施例1−1)
加熱温度:1100°C、昇華速度:23(g/h)として、昇華・蒸留精製を実施した。
この昇華精製後の金属Mnの不純物は、B:0.61ppm、Mg:17ppm、Al:0.25ppm、Si:0.28ppm、S:0.07ppm、Ca:7.3ppm、Cr:0.05ppm、Fe<0.1ppm、Ni:0.03ppm、O<10ppm、N<10ppmとなった。この結果を、同様に、表1に示す。
この場合、昇華精製の効果が十分であり、本願の目的とする4N5(99.995%)以上の純度を、達成することができた。これは好適な実施例である。
(実施例1−2)
加熱温度:1200°C、昇華速度:103(g/h)として、昇華・蒸留精製を実施した。
この昇華精製後の金属Mnの不純物は、B:0.46ppm、Mg:0.17ppm、Al:1.4ppm、Si:1.2ppm、S:0.02ppm、Ca:2.1ppm、Cr:0.69ppm、Fe:0.21ppm、Ni:0.08ppm、O<10ppm、N<10ppmとなった。この結果を、同様に、表1に示す。
この場合、昇華精製の効果が十分であり、本願の目的とする5N(99.999%)以上の純度を達成することができた。これはさらに好適な実施例である。
(実施例1−3)
加熱温度:1250°C、昇華速度:184(g/h)として、昇華・蒸留精製を実施した。
この昇華精製後の金属Mnの不純物は、B:1.1ppm、Mg<0.01ppm、Al:0.85ppm、Si:3.6ppm、S:0.04ppm、Ca:1.9ppm、Cr:1.4ppm、Fe:0.77ppm、Ni:0.18ppm、O<10ppm、N<10ppmとなった。この結果を、同様に、表1に示す。
この場合、昇華精製の効果が十分であり、本願の目的とする5N(99.999%)以上の純度を達成することができた。これは好適な実施例である。
本発明によれば、極めて高い純度のMnを得ることができ、また製造工程も比較的簡単で、製造コストを低減できるので、配線材料、磁性材(磁気ヘッド)等の電子部品材料、半導体部品材料に使用する金属Mn、同薄膜、特にMn含有薄膜を作製するためのスパッタリングターゲット材として有用である。本発明は、特別な装置を必要とせずに、汎用炉で製造可能であり、従来法である蒸留法と比較して低コストかつ高収率で高純度Mnを得ることができるので、産業上の利用価値が高いと言える。

Claims (5)

  1. 高純度Mnの製造方法であって、Mn原料をマグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて500Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度1240〜1400°Cで溶解し、CaをMn重量の0.5〜2.0%の範囲で添加して脱酸及び脱硫を行い、脱酸及び脱硫の終了後鉄製鋳型に鋳込でインゴットを製造し、次にこのMnインゴットを再度マグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて200Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度を1200〜1450°Cに調整すると共に10〜60分間維持し、その後鉄製鋳型に鋳込みインゴットを製造し、次にこの金属Mnインゴットをアルミナ坩堝に入れ、真空ポンプで0.01〜1Torrになるように真空に引いた後加熱を行い、昇華及び蒸留反応を行って高純度Mnを得ることを特徴とする高純度Mnの製造方法。
  2. 前記昇華及び蒸留反応を行う際に、金属Mnインゴットを円筒状のアルミナ坩堝に入れ、この円筒状の坩堝の上に、同形状のアルミナの円筒体を垂直に重ね合わせて、昇華及び蒸留反応を行い、上部のアルミナ円筒体の内部にMnを凝着させることを特徴とする請求項1に記載の高純度Mnの製造方法。
  3. 前記金属Mnインゴットを入れた円筒状アルミナ坩堝の外側にカーボンヒータを装着して加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の高純度Mnの製造方法。
  4. 昇華及び蒸留精製を1100〜1250°Cで行い、昇華及び蒸留速度を20〜184g/hで行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の高純度Mnの製造方法。
  5. 昇華及び蒸留精製工程において、昇華・蒸留されたMnの凝着量がアルミナ坩堝内に充填した金属Mnインゴット重量の70%に達した時点で昇華・蒸留工程を終了することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の高純度Mnの製造方法。
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