JP5925071B2 - 建設機械のフットレストおよびフロアマット - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械のフットレストおよびフロアマットに関する。
従来、ホイールローダや油圧ショベル等の建設機械において、作業中にオペレータの踏ん張りを効かせるため、フロアにフットレストを設けることがある。フットレストは、建設機械の種類にもよるが、例えば、油圧ショベルの場合では専ら、作業機レバーの手操作により作業機を動かすことから、使用していない両方の足に踏ん張りを効かせる必要があり、フットレストが足下の左右両側に設けられる(例えば、特許文献1,2参照)。
一方、鉱山等で用いられる大型の建設機械では、経験の浅いオペレータを教育するために、オペレータの他、トレーナが同乗する場合がある。このため、オペレータが着座するオペレータシートの側方には、トレーナが着座するトレーナシートが設けられる。
特開2002−105986号公報 特開2003−20687号公報
しかしながら、トレーナ用には従来、フットレストが設けられておらず、作業中に踏ん張りの効かない姿勢に陥り易いという問題がある。
そこで、トレーナ用にもフットレストを設けることが望まれるが、トレーナの着座スペースは、オペレータ側に比較してもともと狭いため、そのようなスペースに単にフットレスを設けたのでは、足下での窮屈感が増し、返って居住性が悪化するという問題がある。
また、建設機械では従来、運転操作用のフロアに合成ゴム製のフロアマットが敷設されるが、フットレストを車体フレームに固定される金属板等で構成することが多いため、フロアマットに開口を設けて、この開口からフットレストを露出させている。
しかし、フロアマットは、清掃時に水洗いされることから、そのような開口が設けられると、洗浄水がその開口からフロアマットの裏側に漏れてしまったり、フットレスに載せた足底からの土等が開口内にこぼれ落ちたりするなど、清掃に手間がかかるという問題がある。トレーナ用のフットレストを設けることで開口が増えると、なおさら問題である。
本発明の目的は、トレーナの居住性を損なうことなくオペレータおよびトレーナの両方の踏ん張りを効かせることができる建設機械のフットレストを提供することにある。
本発明の他の目的は、前記目的に加え、オペレータおよびトレーナ用にフットレストを設けた場合でも、清掃を容易にできる建設機械のフロアマットを提供することにある。
第1発明に係る建設機械のフットレストは、運転操作用のフロアには、オペレータが着座するオペレータシートと、トレーナが着座するトレーナシートとが並設される建設機械のフットレストにおいて、着座した前記オペレータおよび前記トレーナの互いに隣り合う足を載せる載置面をそれぞれ有したオペレータ用フットレストおよびトレーナ用フットレストで構成されるとともに、前記オペレータ用フットレストおよび前記トレーナ用フットレストは、互いに隣設しているか、または一体に設けられることを特徴とする。
ここで、「一体に設けられる」とは、個別のオペレータ用フットレストおよびトレーナ用フットレストが隙間なく近接して設けられる場合も含む。
第2発明に係る建設機械のフットレストでは、前記オペレータ用フットレストの載置面は、前記トレーナ用フットレストの載置面よりも突出していることを特徴とする。
第3発明に係る建設機械のフットレストでは、前記トレーナ用フットレストの載置面の幅寸法は、前記オペレータ用フットレストの載置面の幅寸法よりも大きいことを特徴とする。
第4発明に係る建設機械のフットレストでは、前記オペレータ用フットレストの載置面および前記トレーナ用フットレストの載置面は、平面視にて前方に向かって拡開する角度を成して配置されることを特徴とする。
ここで「前方」とは、オペレータおよびトレーナが同一向きで着座した状態での前方と一致する方向である。
第5発明に係る建設機械のフットレストでは、前記オペレータ用フットレストおよび前記トレーナ用フットレストは、前記フロアのフロアプレートに設けられ前記載置面に対応した傾斜面を有するブラケットと、前記ブラケットとともに前記フロアプレートを覆うフロアマットとして一体成形され前記載置面を有する突出部とにより構成されることを特徴とする。
第6発明に係る建設機械のフロアマットは、第5発明のフットレストを設けた建設機械に使用されるフロアマットであって、前記ブラケットとともに前記フロアプレートを覆うように構成され、かつ前記突出部が一体成形されていることを特徴とする。
第1発明のフットレストは、オペレータ用フットレストおよびトレーナ用フットレストで構成されるため、オペレータだけではなく、トレーナの踏ん張りにも対応できる。
また、フットレストは、オペレータ用フットレストおよびトレーナ用フットレストが隣設し合うか、一体とされることで、オペレータおよびトレーナの隣り合う足用とされるから、トレーナ側からすれば、フロアの中でも、フットレストがトレーナの足下からオペレータ側にずれた広いスペースを利用して配置されるようになり、足下空間を十分に確保して居住性を良好に維持できる。
第2発明のフットレストによれば、オペレータ用フットレストの載置面がトレーナ用フットレストの載置面よりも突出しているので、トレーナの足が各載置面間の段差に邪魔されてトレーナ用フットレストからオペレータ用フットレスト側にずれ込むのを防止でき、オペレータの足を邪魔することなく、その踏ん張りを阻害しないようにできる。
第3発明のフットレストによれば、トレーナ用フットレストの載置面の幅寸法がオペレータ用フットレストの載置面の幅寸法よりも大きいから、オペレータ用フットレストの載置面に載せられたオペレータの足の載置状態に応じて、その足を邪魔しないようにトレーナ側の足の載置位置を調整でき、オペレータの載置状態を優先させることで、実際に運転操作を行うオペレータに余計な気遣いをさせなくて済む。
第4発明のフットレストによれば、オペレータ用フットレストの載置面およびトレーナ用フットレストの載置面が、平面視にて略前方に向けて拡開した角度なして配置されるため、オペレータ用フットレストの載置面がオペレータシートに向けて対向するようになり、トレーナシート用フットレストの載置面がトレーナシートに向けて対向するようになる。従って、各載置面の対向する方向が異なるから、オペレータはオペレータ用フットレストの載置面に足を確実に載置でき、一方のトレーナはトレーナ用フットレストの載置面に足を確実に載置できる。つまり、オペレータおよびトレーナにとっては、隣接する足同士のそれぞれの載置領域を容易に認識でき、互いに邪魔し合うのを防止できる。
第5発明のフットレストおよび第6発明のフロアマットによれば、フットレストの突出部がフロアマットと一体成形にて設けられていることで、フロアマットとフットレストとの境界部分には、継ぎ目や隙間が存在しないので、フットレスト回りの止水性を確実に確保でき、清掃時の洗浄水がフロアマットの裏側に漏れ出したり、フロアマットにこぼれ落ちた砂や土等が裏側に入り込んだりするのを防止でき、清掃を容易にできる。
また、フットレストは、フロアプレートに設けられたブラケットにて補強されるから、オペレータおよびトレーナの踏ん張りに対して確実に対抗でき、作業中の姿勢を良好に維持できる。
本発明の一実施形態に係るフットレストを有した建設機械を示す側面図。 前記キャブの内部を示す平面図。 前記フットレストが設けられたフロアマット、およびフロアマットが敷設されるフロアプレートを示す斜視図。 前記フロアマットの背面を示す斜視図。 前記フロアマットの要部を示す断面図であり、図3のV−V線断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る建設機械としての大型のホイールローダ1を示す側面図である。なお、以下の説明において、前後左右の各方向としては、図1に示すキャブ6内でオペレータおよびトレーナが同一向きで着座した状態での前後左右と同一の方向である。
図1において、ホイールローダ1は、前部車体2Aと後部車体2Bとで構成される車体2を備えている。前部車体2Aの前方(図1中の左方)には、掘削・積込用のバケット3A、ブーム3B、ベルクランク3C、連結リンク3D、バケットシリンダ3E、ブームシリンダ3F等で構成される油圧式の作業機3が取り付けられている。
後部車体2Bは、厚板の金属板等で構成された後部車体フレーム5を有している。後部車体フレーム5の前側には、オペレータが乗り込む箱状のキャブ6が設けられ、後部車体フレーム5の後側には、図示しないエンジンや、エンジンによって駆動される油圧ポンプ等が搭載されている。
キャブ6の一方の側面には、オペレータの出入りを行うドア7が設けられている。キャブ6の他方の側面には、同様なドアが設けられる場合もあるが、本実施形態のホイールローダ1では、常時閉め切りとされた緊急脱出用の扉(図示略)が設けられる。このようなキャブ6は、後部車体フレーム5に設けられたフロアプレート8上に設置されており、運転操作用のフロア6Aを有している。
図2には、キャブ6の内部の平面図が示されている。図2に示すように、キャブ6内のフロア6Aの左右方向の中央には、オペレータが着座するオペレータシート10が設けられている。オペレータシート10は、詳細な図示を省略するが、フロアプレート8(図1)に設けられたサスペンション装置上に設置されている。オペレータシート10の左右両側には、作業機レバーやスイッチ群を有する作業機コンソール11,11が設けられている。
左側の作業機コンソール11のさらに左側には、トレーナシート20が設けられている。トレーナシート20は、経験の浅い未熟なオペレータに教育を施すトレーナ用のシートであり、オペレータシート10と並設される。このようなトレーナシート20は、フロアプレート8上に適宜な支持フレームを介して取り付けられてもよく、キャブ6の背面側を構成する鉛直なフレームに適宜な支持ブラケットを介して取り付けられてもよく、また、折畳み自在に設けられることが望ましい。フロア6Aにおいて、フロアプレート8上には、合成ゴム製のフロアマット30が敷設されている。
図3には、フロアプレート8上に敷設されるフロアマット30の斜視図が示されている。図2、図3において、フロアマット30は、フロア6Aの略全体を覆う面状部31と、面状部31の外周に沿って立設されたフランジ部32とを備える。ただし、面状部31のドア7(図2)に対応した部分は、フランジ部32が設けられていない掃出部32Aとなっている。
フロアマット30はキャブ6内に敷設された状態で水洗い等される。洗浄水は周囲のフランジ部32によって止水され、周囲から漏れ出さないようになっている。洗浄後の洗浄水は、フランジ部32が設けられていない掃出部32Aから外部に排水される。この際、面状部31の表面には、縞状の突条模様33が設けられており、突条模様33が掃出部32A側に向かってなびくように設けられることで、洗浄水の掃き出しが突条模様33に沿って掃出部32Aから良好に行われるようになっている。水洗いしない場合でも、フロアマット30上にこぼれた砂や土等の掃き出しは、掃出部32Aから行われる。
また、面状部31には、操作ペダルや安全レバー、あるいは作業機コンソール11用の支持フレームなど、これら貫通部材の設置箇所を避けるように複数の開口部34が設けられている。開口部34とフロアマット30の外周部分との間には、スリット35(図3に一部を図示)が設けられている。スリット35は、フロアマット30を敷設する際に引き離され、貫通部材が通される。そのような開口部34およびスリット35は、面状部31に対して高い位置に設けられたり、あるいは開口部34の周縁およびスリット35の辺縁に沿ってフランジ部36が設けられたりすることで、開口部34およびスリット35から洗浄水が漏れ出さないようになっている。
本実施形態のフロアマット30にはさらに、オペレータ用フットレスト37を構成する突出部371、およびトレーナ用フットレスト38を構成する突出部381が面状部31と一体成形により設けられている。各突出部371,381は、隙間なく互いに一体とされ、面状部31の表面から縦断面視にて略台形状に突設されている。各突出部371,381の間に隙間が存在しないことで、2つの突出部371,381の間に砂や土が入り込むことがなく、清掃を容易にできる。本実施形態では、オペレータ用フットレスト37およびトレーナ用フットレスト38により、本発明のフットレスト39が構成される。
より具体的に、オペレータ用フットレスト37は、オペレータシート10の左前方に位置し、オペレータの左足用に設けられている。従って、オペレータ用フットレスト37の突出部371には、オペレータシート10に対向した載置面37Aが設けられている。載置面37Aは、上方に向かうに従って前側に傾倒した傾斜面として構成されている。オペレータの足底を載置面37Aに載せることで、オペレータがオペレータシート10に着座した状態で踏ん張ることが可能である。
同様に、トレーナ用フットレスト38は、トレーナシート20の右前方に位置し、トレーナの右足用に設けられている。従って、トレーナ用フットレスト38の突出部381には、トレーナシート20に対向した載置面38Aが設けられている。載置面38Aも、上方に向かうに従って前側に傾倒した傾斜面として構成されている。トレーナの足底を載置面38Aに載せることで、トレーナがトレーナシート20に着座した状態で踏ん張ることが可能である。
トレーナ側の着座スペースは、左側にドア7が間近に迫っているため、その大きさが限られている。このため、トレーナに対しても左足用のフットレストを設けようとすると、載置面の大きさが極小さなものとなってしまい、フットレストとしての機能を十分に果たさなくなってしまうことが考えられる。そこで本実施形態では、少しでも足下のスペースに余裕のあるオペレータ側にトレーナ用フットレスト38を設け、右足用とすることで、十分な大きさの載置面38Aを確保している。
この際、特にトレーナ用フットレスト38の載置面38Aの幅寸法W2は、オペレータ用フットレスト37の載置面37Aの幅寸法W1よりも略2倍程度長い(W2≒2×W1)。トレーナ側の載置面38Aの幅寸法W2が大きいことで、広い範囲内で足を載せることが可能である。すなわち、載置面37Aに載せられたオペレータの足の載置位置や大きさ等に応じて、トレーナ側で載置面38A上での載置位置をずらすことにより、実際に操作を行うオペレータの載置状態を優先させることができ、オペレータに余計な気遣いをさせるのをなくすことができる。
また、載置面37Aは載置面38Aよりも突出しており、一段高い位置に設けられている。載置面37A,38A間に段差を設けることにより、トレーナの足が載置面38Aから載置面37A側にずれ難くなるので、オペレータの足がトレーナの足で邪魔されにくくなり、オペレータの操作中の姿勢に影響を与えるのを防止できる。
さらに、図2に示すように、載置面37A,38Aはそれぞれ、各シート10,20と対向していることで、平面視にて前方に向かって拡開するように角度θを成して配置されている。このことにより、載置面37A,38Aは、互いに異なる方向に向くようになるから、オペレータが誤って足を載置面38A上に載せたり、逆にトレーナが誤って足を載置面37A上に載せたりし難くでき、この点でも足同士がぶつかり合うのを防止できる。
図3に示すように、フロアプレート8には、オペレータ用フットレスト37を構成する金属製のブラケット41と、トレーナ用フットレスト38を構成する金属製のブラケット42とが設けられている。これらのブラケット41,42は、各フットレスト37,38の突出部371,381を裏側から支持しており、このために、各載置面37A,38Aに対応して同じ向きに傾斜した傾斜面41A,42Aを有する台形状に突設されている。なお、本実施形態では、各ブラケット41,42を個別に設け、互いに隣設させているが、これらを一体とした形状の1つのブラケットを用いてもよい。
図4には、フロアマット30の裏側が示されている。フロアマット30の裏側は、互いに直交する多数の突片30Aで形成された格子状のリブ30Bにより補強されている。フロアマット30の突出部371,381に対応した位置には、表面側に窪んだ凹部30Cが設けられている。このような凹部30Cには、ブラケット41,42が収容される。
図5には、ブラケット41の収容状態が2点鎖線にて代表して示されている。オペレータ用フットレスト37において、載置面37Aの裏側には、ブラケット41の傾斜面41Aが当接される。オペレータの踏ん張り時の荷重は、載置面37Aおよび傾斜面41Aを介してブラケット41に伝達され、最終的にはフロアプレート8で受けられる。トレーナ用フットレスト38でも同様である。凹部30Cの裏側にもリブ30Bを形成し、所定の剛性を持たせて踏ん張りに耐え得るようにしてもよいが、金属製のブラケット41,42を位置させることで、ばらつきの大きい踏ん張り時の荷重に確実に対抗可能である。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、オペレータ用フットレスト37がオペレータの左足用であり、トレーナ用フットレスト38がトレーナの右足用であったが、トレーナシート20がオペレータシート10の右側にある場合には、オペレータ用フットレストをオペレータの右足用に設け、トレーナ用フットレストをトレーナ用の左足用に設けて、それらが一体とされたフットレストとして構成してもよい。
前記実施形態では、オペレータ用フットレスト37およびトレーナ用フットレスト38が一体に設けられていたが、これらが所定の間隔を空けて互いに隣設されている場合でも、その両方によって本発明のフットレストが構成される。ここで、所定の間隔とは、特に狭いスペース内で着座するトレーナ側からすれば、トレーナ用フットレストに足を載せた状態において、不自然な着座姿勢にならない程度にオペレータ用フットレストに近い間隔であり、かつオペレータ用フットレストとの間の清掃がし難くならない程度に該オペレータ用フットレストから離れた間隔である。
また、少なくとも一方の足のオペレータ用フットレストとトレーナ用フットレストとを隣設させるか、一体に設ければよいから、オペレータの一方の足用にオペレータ用フットレストを設けるのに加え、他方の足用に別のフットレストを設けてもよいし、トレーナの一方の足用にトレーナ用フットレストを設けるのに加え、他方の足用に別のフットレストを設けてもよい。
前記実施形態では、フットレスト39を構成する突出部371,381がフロアマット30に設けられていたが、例えば、フロアマット30には、各ブラケット41,42を露出されるための開口を設けてもよく、このような場合には、互いに隣設し合う各ブラケット41,42により、本発明のフットレストが構成される。また、各ブラケット41,42を一体ものとした場合には、1つのブラケットで本発明のフットレストを構成することになる。なお、露出したブラケットの載置面を滑り止め用のゴム製カバーで覆ってもよい。
ただし、止水性や清掃のし易さといった観点からは、前記実施形態のように、フロアプレート8に設けられるブラケット41,42とともにフロアプレート8をフロアマット30で覆うように構成することが好ましい。
前記実施形態では、本発明に係る建設機械としてホイールローダ1を例にとって説明したが、建設機械としてはこれに限らず、油圧ショベル、ブルドーザ、モータグレーダ、ダンプトラック等であってもよく、任意の建設機械であってよい。
また、前記実施形態では、キャブ仕様の建設機械について説明したが、これに限定されるものではなく、キャノピ仕様の建設機械に本発明のフットレストを設けてもよい。
本発明は、建設機械のフットレストおよびフロアマットとして利用できる。
1…建設機械であるホイールローダ、6A…フロア、10…オペレータシート、20…トレーナシート、30…フロアマット、37…オペレータ用フットレスト、37A,38A…載置面、38…トレーナ用フットレスト、39…フットレスト、41,42…ブラケット、371,381…突出部、W1,W2…幅寸法、θ…角度。

Claims (6)

  1. 運転操作用のフロアに、オペレータが着座するオペレータシートと、トレーナが着座するトレーナシートとが並設される建設機械のフットレストにおいて、
    着座した前記オペレータおよび前記トレーナの互いに隣り合う足を載せる載置面をそれぞれ有したオペレータ用フットレストおよびトレーナ用フットレストで構成されるとともに、
    前記オペレータ用フットレストおよび前記トレーナ用フットレストは、互いに隣設しているか、または互いに一体に設けられる
    ことを特徴とする建設機械のフットレスト。
  2. 請求項1に記載の建設機械のフットレストにおいて、
    前記オペレータ用フットレストの載置面は、前記トレーナ用フットレストの載置面よりも突出している
    ことを特徴とする建設機械のフットレスト。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建設機械のフットレストにおいて、
    前記トレーナ用フットレストの載置面の幅寸法は、前記オペレータ用フットレストの載置面の幅寸法よりも大きい
    ことを特徴とする建設機械のフットレスト。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の建設機械のフットレストにおいて、
    前記オペレータ用フットレストの載置面および前記トレーナ用フットレストの載置面は、平面視にて前方に向かって拡開した角度を成して配置される
    ことを特徴とする建設機械のフットレスト。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の建設機械のフットレストにおいて、
    前記オペレータ用フットレストおよび前記トレーナ用フットレストは、
    前記フロアのフロアプレートに設けられ前記載置面に対応した傾斜面を有するブラケットと、
    前記ブラケットとともに前記フロアプレートを覆うフロアマットとして一体成形され前記載置面を有する突出部とにより構成される
    ことを特徴とする建設機械のフットレスト。
  6. 請求項5に記載されるフットレストを設けた建設機械に使用されるフロアマットであって、
    前記ブラケットとともに前記フロアプレートを覆うように構成され、かつ前記突出部が一体成形されている
    ことを特徴とする建設機械のフロアマット。
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