JP2001287583A - 建設機械用フロアマットの取付構造 - Google Patents

建設機械用フロアマットの取付構造

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JP2001287583A
JP2001287583A JP2000105442A JP2000105442A JP2001287583A JP 2001287583 A JP2001287583 A JP 2001287583A JP 2000105442 A JP2000105442 A JP 2000105442A JP 2000105442 A JP2000105442 A JP 2000105442A JP 2001287583 A JP2001287583 A JP 2001287583A
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JP
Japan
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floor mat
floor
mat
construction machine
floor plate
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Application number
JP2000105442A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Imashige
博和 今重
Atsuo Fujii
篤夫 藤井
Tadaki Shirogami
忠己 城上
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロアマットの捲れを防止して砂や泥の漏出
を防止し、且つ見映えを向上させることのできる建設機
械用フロアマットの取付構造を提供する。 【解決手段】 運転室のフロアプレート上に敷設される
建設機械用フロアマットの取付構造において、前記フロ
アマットに、前記フロアプレート上に突出する突出物が
挿通する開口及びこの開口に突出物を導く切込みが備え
られ、この切込みを挟むフロアマットのそれぞれの端部
とフロアプレートとを接続してフロアマットの捲れを防
止する捲れ防止部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等、
建設機械のフロアプレート上に敷設される建設機械用フ
ロアマットの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の建設機械用フロアマットの
取付構造の一例を図に基づいて詳細に説明する。図3は
従来の建設機械用フロアマットの取付構造を示す斜視図
である。
【0003】例えば、油圧ショベルの運転室には運転席
50、コントロールボックス51,52が配置され、運
転席50前側足下のフロアプレート上にフロアマット5
3が敷設されている。このフロアマット53は、その表
面に滑り止めのための凹凸パターン53aが形成されて
いる。
【0004】フロアプレート上には、油圧ショベルの走
行操作を行うための走行レバー54及び走行ペダル5
5、ブームを左右方向にスイング操作するためのスイン
グペダル56、ブレーカや排土板等のオプション装置を
操作するためのオプションペダル57等が突出してお
り、フロアマット53はこれらの突出物を避けつつフロ
アプレート上に敷設又は取外しできるようにする必要が
ある。そこで、フロアマット53には、突出物を挿通さ
せるための開口53c,53d,53e及びそれらの開
口に通じる切込み53c',53d',53e'がそれぞ
れ形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
建設機械用フロアマット53では、フロアマット53の
縁から切込み53c',53d',53e'が長く形成さ
れているため、この切込み53c',53d',53e'
によりフロアマットが捲れやすく見映えが悪くなりがち
となり、また、フロアマットが捲れるとその部分からフ
ロアプレート上に砂や泥が漏出するという欠点があっ
た。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであって、フロアマットの捲れを防止して砂や泥の
漏出を防止し、且つ見映えを向上させることのできる建
設機械用フロアマットの取付構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、運転室のフロアプレート上に敷設される建設機械用
フロアマットの取付構造において、前記フロアマット
に、前記フロアプレート上に突出する突出物が挿通する
開口及びこの開口に突出物を導く切込みが備えられ、こ
の切込みを挟むフロアマットのそれぞれの端部とフロア
プレートとを接続してフロアマットの捲れを防止する捲
れ防止部を備えたことを特徴とするものである。
【0008】これによると、従来発生していたフロアマ
ットの捲れを確実に防止でき、砂や泥の漏出を防止でき
るとともに、見映え向上にも繋がる。また、オペレータ
の足が捲れたフロアマットに引っ掛かって作業に支障が
生じるといった問題もなくなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械用フロアマットの取付構造において、前記捲れ
防止部が、フロアマット裏側に設けられた凸部とフロア
プレート表面に設けられた凹部とから構成され、この凸
部と凹部とが凹凸嵌合してフロアマットが取付けられる
ことを特徴とするものである。
【0010】この場合、捲れ防止部が外方から見えるこ
とがないので、外観の更なる見映え向上に繋がる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の建設機械用フロアマットの取付構造において、前
記凸部及び凹部が、それぞれ略T字形に設定されて凹凸
嵌合することを特徴とするものである。
【0012】この場合、左右方向のずれ防止はもちろん
のこと、前後方向のずれ防止もできるので、更なる捲れ
防止に繋がる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3いずれか1つに記載の建設機械用フロアマットの取付
構造において、前記フロアマットの切込みを挟んだ両端
部に形成される少なくとも2つの凸部が、前記フロアプ
レートの1つの凹部にまとめて嵌合することを特徴とす
るものである。
【0014】この構成によると、凹部の数を減少させる
ことができるので、組付を楽に行うことができるととも
に加工費の減少にも繋がる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る
建設機械用フロアマットの取付構造の一実施形態を示す
要部断面図である。
【0016】図において、1はフロアマットであって、
このフロアマット1は、フロアプレート10の上面6に
敷設されるマット部2と、フロアプレート10の前面9
を覆うカバー部3とを有している。また、フロアマット
1には、従来技術と同様に走行レバー等の突出物を挿通
するための開口(図示しない)が複数備えられるととも
に、この開口に通じる切込み4がそれぞれ備えられてい
る。
【0017】前記フロアマット1の前記切込み4を挟ん
で形成されるそれぞれの端部7であって、前記カバー部
3の裏側には、断面視逆L字形状の凸部5がそれぞれ形
成されている。この両凸部5は、それぞれが合わさった
状態で前記フロアプレート10の前端部に形成される断
面視T字形の凹部8に上下方向から嵌合するように構成
されている。この凹部8と凸部5とを含めて捲れ防止部
とする。
【0018】次に前記フロアマット1のフロアプレート
10への取付方法を説明する。先ず、フロアマット1の
切込み4を利用して、前記走行レバー等の突出物を避け
ながら該突出物をフロアマット1の開口に導くようにし
てフロアマット1をフロアプレート10上に敷設する。
次に、フロアマット1に形成された凸部5とフロアプレ
ート10に形成された凹部8とを嵌合させて、切込み4
の隙間を無くした状態でフロアマット1の端部7を固定
する。以上によりフロアマット1の取付けが完了する。
【0019】この場合、上述のようにフロアマット1の
端部7を固定したことにより、従来発生していた捲れを
確実に防止でき、砂や泥の漏出を防止できると共に、外
観の見映え向上にも繋がる。また、少なくとも2つの凸
部5を1つの凹部8でまとめて固定する構成としたこと
により、凹部8の数を減少させることができるので、組
付を楽に行うことができるとともに加工費の減少にも繋
がる。さらに、捲れ防止部の形状を略T字形の凹凸嵌合
に設定したことにより、左右方向のずれ防止はもちろん
のこと、前後方向のずれ防止もできるので、更なる捲れ
防止に繋がる。
【0020】なお、ここでは、フロアマット1の取付構
造として、少なくとも2つの凸部5と嵌合する1つの凹
部8を一例として述べたが、本発明はこれに限らず、1
つの凹部に1つの凸部が嵌合するように形成してもよ
い。また、凹部8と凸部5の形状も上述した実施例にこ
だわることなく、フロアマット1の捲れを防止できる構
造であればどんな形状でもよい。
【0021】図2は本発明に係る建設機械用フロアマッ
トの取付構造の別実施形態を示す図である。フロアマッ
ト14は、マット部11とカバー部12とを有してお
り、前記カバー部12の裏側に球状の凸部17を有して
いる。また、このフロアマット14が敷設されるフロア
プレート15の前面16には、前記球状の凸部17が嵌
入される凹部18が備えられている。この凹部18は、
前記凸部17を固定できるように逆テーパ状に形成した
りしてもよい。この場合においても、フロアマット14
を確実に固定できるので、従来発生していたフロアマッ
ト14の捲れ等を防止でき、砂や泥の漏出を防止できる
と共に、外観の見映え向上にも繋がる。
【0022】なお、ここでは、切込み4によって生じる
フロアマット1の端部7について説明したが、本発明は
これに限らず、フロアマット1の捲れが発生する部位、
例えば乗降口であるとか、フロアマット1とガードとの
境目付近といった部位に適用しても良いのはいうまでも
ない。また、ここでは、凸部及び凹部をそれぞれフロア
マットの前面裏側及びフロアプレートの前面側に設ける
例について説明したが、これに限らず、フロアマットの
上面裏側及びフロアプレートの上面にそれぞれ設けるよ
うにしても良い。また、フロアプレートに凸部を、フロ
アマットに凹部を設けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、従来発
生していたフロアマットの捲れを確実に防止でき、砂や
泥の漏出を防止できるとともに、見映え向上にも繋が
る。また、オペレータの足が捲れたフロアマットに引っ
掛かって作業に支障が生じるといった問題もなくなる。
【0024】請求項2に記載の発明によると、捲れ防止
部が外方から見えることがないので、外観の更なる見映
え向上に繋がる。
【0025】請求項3に記載の発明によると、左右方向
のずれ防止はもちろんのこと、前後方向のずれ防止もで
きるので、更なる捲れ防止に繋がる。
【0026】請求項4に記載の発明によると、凹部の数
を減少させることができるので、組付を楽に行うことが
できるとともに加工費の減少にも繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設機械用フロアマットの取付構
造の一実施形態を示す要部断面図である。
【図2】本発明に係る建設機械用フロアマットの取付構
造の別実施形態を示す図である。
【図3】従来の建設機械用フロアマットの取付構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1,14:フロアマット 4:切込み 5,17:凸部 7:フロアマット端部 8,18:凹部 10,15:フロアプレート 53c,53d,53e:開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室のフロアプレート上に敷設される
    建設機械用フロアマットの取付構造において、前記フロ
    アマットに、前記フロアプレート上に突出する突出物が
    挿通する開口及びこの開口に突出物を導く切込みが備え
    られ、この切込みを挟むフロアマットのそれぞれの端部
    とフロアプレートとを接続してフロアマットの捲れを防
    止する捲れ防止部を備えたことを特徴とする建設機械用
    フロアマットの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記捲れ防止部が、フロアマット裏側に
    設けられた凸部とフロアプレート表面に設けられた凹部
    とから構成され、この凸部と凹部とが凹凸嵌合してフロ
    アマットが取付けられることを特徴とする請求項1記載
    の建設機械用フロアマットの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記凸部及び凹部が、それぞれ略T字形
    に設定されて凹凸嵌合することを特徴とする請求項1又
    は2記載の建設機械用フロアマットの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記フロアマットの切込みを挟んだ両端
    部に形成される少なくとも2つの凸部が、前記フロアプ
    レートの1つの凹部にまとめて嵌合することを特徴とす
    る請求項1ないし3いずれか1つに記載の建設機械用フ
    ロアマットの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223224A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 日立建機株式会社 作業機械
JP2022006972A (ja) * 2020-06-25 2022-01-13 株式会社クボタ 作業車

Cited By (4)

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JP2016223224A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 日立建機株式会社 作業機械
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US11745808B2 (en) 2020-06-25 2023-09-05 Kubota Corporation Work vehicle
JP7351803B2 (ja) 2020-06-25 2023-09-27 株式会社クボタ 作業車

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