JP5879346B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は例えば自動二輪車等の鞍乗型車両に関連し、大きな電流の流れるレギュレータやリレーボックスのような電源系の電装品のレイアウトに関する。
従来より自動二輪車等、鞍乗型の車両ではエンジン部品や電装品のような車両装備品の配置スペースを確保するために種々、工夫がなされている。一例として特許文献1に記載の自動二輪車では、ヘッドパイプから左右に分岐して後方に延びるメインフレームに囲まれ、且つ上方の燃料タンクと下方の吸気チャンバとの間に挟まれるようにして、樹脂製の部品取付部材が配設され、この部品取付部材に複数の部品が取り付けられている。
前記の部品取付部材には取付腕、係止片、ガイド片等が一体成形され、イグニッションコイル、CDIユニット、カプラー、スイッチ、リレー等々の電装品を工具なしに簡単に取り付けできるようになっている。また、その部品取付部材の前方においてヘッドパイプから左右に分岐するメインフレームの間には、ブラケットを介してレギュレータが取り付けられている。
ところで、レギュレータやリレーのような電源系の電装品は比較的大きな電流が流れることから、その温度上昇を抑える必要があり、自動二輪車の場合はエンジンの熱の影響に注意しなくてはならない。この点について特許文献2には、吸気系のエアクリーナの上面にレギュレータを配設し、下方のエンジンからの熱を遮るとともに、エアクリーナの内部を流れる空気によってレギュレータの放熱を促すようにしている。
詳しくは、特許文献2に記載の自動二輪車は、燃料タンクの位置を後方寄りにしてタンクカバーの後半部のみに配置し、その前方、即ちタンクカバーの前半部にはエアクリーナを収容するとともに、このエアクリーナの上面と、その上方を覆うタンクカバーとの間の狭いスペースにレギュレータを配設している。また、レギュレータと横並びに制御ユニットも配設している。
特開平07−309275号公報 特開2006−123656号公報
前記特許文献2のものではエアクリーナの上面とタンクカバーとの間の狭いスペースにレギュレータと制御ユニットとを配設しているので、それ以上のスペースの余裕がなく、レギュレータと同様の電源系電装品であるリレーボックスやヒューズボックスを配設することはできない。したがってリレーボックスやヒューズボックスは、従来一般的なシート下のスペースなどに配設されていると考えられる。
そうすると、前記のようにタンクカバーの前半部、即ちヘッドパイプの近傍に配設されたレギュレータとリレーボックスやヒューズボックスとを、つまり電源系の電装品同士を繋ぐハーネスが長くなってしまい、重量が嵩む上にコストの上昇を招くことになる。比較的大きな電流が流れる電源系のハーネスは、その導線が太いだけではなく、これを絶縁し保護するための被覆も厚いので、重量が嵩み高コストになる。しかも、このような太いハーネスは曲げ難いので、車体への組付け作業性にも難がある。
かかる点に鑑みて本発明の目的は、鞍乗型の車両における電源系電装品のレイアウトに工夫をすることで、太くて重く組付けのし難い電源系のハーネスをできるだけ短くして、重量およびコストの削減と作業性の改善とを図ることにある。
前記の目的を達成すべく本発明は、車体フレームのヘッドパイプの近傍にイグニッションスイッチが配設されている鞍乗型の車両を対象とし、そのヘッドパイプから後方に離間させて燃料タンクおよびエアクリーナをそれぞれ配設して、ヘッドパイプとその後方の燃料タンクおよびエアクリーナとの間に、少なくともイグニッションのリレーボックスを含む電源系電装品が二つ以上、配設される電装品配設スペースを設けている。
前記の構成によれば、燃料タンクおよびエアクリーナの双方を後寄りに配置して、それらの前方に十分に大きな電装品配設スペースを確保したので、このスペースにはイグニッションのリレーボックスやレギュレータ等、二つ以上の電源系電装品を互いに近接させて配設することができる。よって、それらを繋ぐ電源系のハーネスを短くすることができ、重量およびコストの削減と組付け作業性の改善とが図られる。
また、一般的に鞍乗型の車両では、ユーザの操作性を考慮してヘッドパイプの近傍にイグニッションスイッチが配設されており、このイグニッションスイッチとイグニッションリレーとを繋ぐハーネスが短くなることも、重量およびコストの削減に寄与する。
好ましくは前記の電源系電装品として、リレーボックス、レギュレータおよびヒューズボックスの全てを前記電装品配設スペースに配設してもよい。こうすれば電源系のハーネスの削減効果が非常に高くなり、重量およびコストを大幅に削減できる。組付け作業性の改善効果も高い。
また、発熱の大きなレギュレータについては、そのケースに設けた放熱板が、ヘッドパイプの下端よりも下方に位置して前方から走行風が直接、当たるように配置してもよい。一方、レギュレータのケースに接続されたハーネスのカプラは、走行風が直接当たらないように前記車体フレームに固定されたブラケットの後方に配置するのが好ましい。こうすれば、カプラからレギュレータのケース内に雨水等が侵入することを防ぎつつ、レギュレータからの放熱を効果的に促進できる。
また、ヒューズボックスについてはレギュレータよりも上方のスペースに配置し、その上方を着脱可能なカバーで覆ってもよい。こうすればヒューズの交換が容易になるから、整備性が向上する。その着脱可能なカバーは、後方の燃料タンクを覆うタンクカバーと一体に設けてもよいし、タンクカバーとは別体としてもよいが、いずれの場合もタンクカバーと一体的に連続するような外観とすれば、意匠性に優れる。
また、電装品配設スペースの後方に位置する燃料タンクおよびエアクリーナについては、燃料タンクを相対的に上方に配置し、その下方にエアクリーナを配置するとともに、このエアクリーナの上面に凹部を形成してECUを収納してもよい。ECUは制御系の電装品であり、これに繋がる信号線は一本ずつは太くないが、その本数が多いことから、それらを束ねたハーネスはかなり太い。
そこで、前記のように複数の電源系電装品を電装品配設スペースに配設した上で、これらを制御するECUを電装品配設スペースの後方近くに配置すれば、それらを繋ぐ制御系のハーネスも短くすることができ、重量およびコストの削減に大きく寄与する。しかも、制御系のハーネスが短くなることはノイズ防止の面でも有利である。樹脂製のエアクリーナは電磁シールドとしても機能するので、その上面の凹部に収納したECUへのノイズの影響を軽減できる。
ところで、上述したように燃料タンクおよびエアクリーナの前方に、二つ以上の電源系電装品を配設できるような大きな電装品配設スペースを設けようとすれば、その分、燃料タンクの容量が少なくなる可能性がある。また、エアクリーナへ前方から吸気をスムーズに導入し難くなる可能性もある。
そこで、エアクリーナの前部には、その前方の電装品配設スペースの左右をそれぞれ前方に延びるよう、左右両側に吸気ダクトを設けてもよい。こうすれば、電装品配設スペースを十分に大きくしても、これを左右に迂回する吸気ダクトによって吸気をエアクリーナにスムーズに導入でき、走行風圧を利用してエアクリーナへの空気の吸い込み効率を高めることも可能になる。また、電装品配設スペースの左右を吸気ダクトが取り囲むようになるので、雨水等からの保護も期待できる。
一方、燃料タンクは全体的に後方にずらして配置することによって、容量を確保してもよい。具体的には、鞍乗型車両においてヘッドパイプから後方に延びるメインフレームの後端よりも後方に、燃料タンクの後端部を位置づければよく、こうすれば燃料タンクの前方に所要の大きさの電装品配設スペースを確保しながら、燃料タンクの容量も十分に確保することができる。
以上、説明したように本発明に係る鞍乗型車両によると、ヘッドパイプとその後方の燃料タンクおよびエアクリーナとの間に電装品配設スペースを設け、イグニッションのリレーボックスを含む二つ以上の電源系電装品を互いに近づけて配設することで、太くて重い電源系のハーネスを短くして、重量およびコストを削減するとともに、組付作業性も改善できる。イグニッションスイッチとイグニッションリレーとを繋ぐハーネスが短くなることも重量およびコストの削減に寄与する。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の全体構成を概略的に表した左側面図である。 同自動二輪車の全体構成を概略的に表した平面図である。 メインフレームとリヤフレームとの連結構造を拡大して表した斜視図である。 燃料タンクを取り外して、エアクリーナおよび電源系電装品のレイアウトを表した左後方からの斜視図である。 エアクリーナも取り外して電源系電装品のレイアウトを表した斜視図である。 下方から見てレギュレータの配置を表した斜視図である。 前方から見てレギュレータの配置を表した斜視図である。 自動二輪車のハーネス全体を表した説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る自動二輪車1(鞍乗型車両)について、図面を参照して説明する。図1は、灯火類やカウルなどを取り除いて自動二輪車1の概略的な構成を表す左側面図であり、図2はさらに燃料タンクやシートなども取り除いた平面図である。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車に騎乗したライダー(ユーザ)の見る方向を基準とする。
自動二輪車1は、従動輪である前輪2と、駆動輪である後輪3とを備えている。前輪2は、略上下方向に延びる左右一対のフロントフォーク4の下端部に回転自在に支持されており、フロントフォーク4の上部は上下一対のブラケット5を介してステアリング軸(図示せず)に支持されている。このステアリング軸は、自動二輪車1の車体フレームの一部をなすヘッドパイプ6に内挿されて回転自在に支持されている。
上側のブラケット5には左右に分かれたセパレートタイプのハンドル7が取り付けられており、これらのハンドル7を掴んでライダーはフロントフォーク4および前輪2を操舵(ステア)することができる。図示は省略するが、右側のハンドル7には、ユーザの右手によって把持されるスロットルグリップが一体的に設けられ、その前方には前輪2側のブレーキレバーが配設されている一方、左側のハンドル7の前方にはクラッチレバーが配設されている。
図1、2に表れているように自動二輪車1の車体フレームは、ヘッドパイプ6からやや下向きに傾斜しつつ後方へ延びるメインフレーム8を備えている。メインフレーム8は、ヘッドパイプ6から後方に向かって二股に分かれた左右のフレーム部材80からなり、この例では夫々のフレーム部材80が、上下に並んだ2本の丸パイプ80a,80b(図3〜7に符号を付す)によって構成されている。左右のフレーム部材80の後端は、後述するように閉断面構造を有する概略矩形状のクロスメンバ9によって互いに連結されるとともに、このクロスメンバ9を介してリヤフレーム10に連結されている。
本実施形態ではリヤフレーム10は、2枚のプレス鋼板11a,11b(図3にのみ符号を付す)を左右から重ね合わせてなる閉断面構造のバックボーンフレーム11と、その後方に連なるリヤパイプフレーム12とからなる。図2に表れているようにバックボーンフレーム11は車体幅のほぼ中央を前後に延びており、その上部には、図1に仮想線で表すように、ライダーの騎乗するシート13が配設されている。同様に仮想線で表すように後方のリヤパイプフレーム12の上部には、タンデムライダーのためのシート14も配設されている。
バックボーンフレーム11は、クロスメンバ9から下方に延びるピボットフレーム部と、やや上向きに傾斜しつつ後方へ延びるリヤステー部とを一体化したものであり、ピボットフレーム部の左右両側にはそれぞれ板状のサブフレーム15が配設されて、車幅方向に延びるステー等(図示せず)により連結されている。このピボットフレーム部とサブフレーム15との間に、スイングアーム16の前端部を揺動可能に支持するピボット軸16aが設けられ、スイングアーム16の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。
メインフレーム8の下方には、複数の気筒を有するエンジン20が搭載されている。このエンジン20のシリンダブロック21およびシリンダヘッド22はやや前傾しており、シリンダブロック21の前部が、メインフレーム8から下方に垂下するダウンフレーム81に支持されている。また、シリンダブロック21の下部にはクランクケース23が取り付けられ、その後部に一体に設けられたトランスミッションケースがバックボーンフレーム11に支持されている。トランスミッションケースの左側にはオルタネータ24が配設されている。
また、シリンダヘッド21の前部にはシリンダ毎に排気ポートが開口し、これに接続された排気マニホルド25は、エンジン20の下方において集合しサイレンサ26へと接続されている。排気マニホルド25の上方には、エンジン20の冷却液と走行風とを熱交換させるラジエータ27が配設されて、ダウンフレーム81に支持されている。一方、シリンダヘッド20の後部には吸気ポートが開口し、これにはスロットルボディ28が接続されている。このスロットルボディ28の上部は、吸気を濾過するためのエレメントを収容したエアクリーナ29の下部に接続されている。
図2に表れているようにメインフレーム8は、ヘッドパイプ6から後方に向かい徐々に左右に広がって、概ね中央部位において幅寸法が最大になった後に、徐々に左右の間隔を狭めながら後方に延びている。エアクリーナ29は、メインフレーム8の最大幅の部位の近傍からその後端部に亘って配置されていて、左右のフレーム部材80に囲まれるとともに、図1の他、図4にも表れているように上面が左右のフレーム部材80よりも上方に膨出している。
また、前記エアクリーナ29の前部の左右両隅からそれぞれ前方に延びるように吸気ダクト29aが設けられている。この例では吸気ダクト29aは、フレーム部材80の上下の丸パイプ80a,80bの間を通って、後述する電装品配設スペースSの左右両側を囲むように前方に延びている。この吸気ダクト29aによって取り入れた走行風をスムーズにエアクリーナ29の内部に供給し、走行風圧を利用して空気の吸い込み効率を高めることができる。
前記のようにメインフレーム8よりも上方に膨出するエアクリーナ29の上方から後方にかけて燃料タンク30が配設され、図1にのみ仮想線で表すタンクカバー31によって覆われている。これら燃料タンク30およびタンクカバー31の前端は概ねエアクリーナ29の前端に対応するように位置づけられ、一方、後端はメインフレーム8の後端よりも後方にまで延びている。燃料タンク30の後端部は、メインフレーム8の後端よりも下方にまで延び、リヤフレーム10の前部とオーバーラップしている。
つまり、本実施形態においてはエアクリーナ29および燃料タンク30の双方が全体的に後寄りに配置され、それらの前端部がヘッドパイプ6から後方に大きく離間している。これにより、エアクリーナ29および燃料タンク30の双方とヘッドパイプ6との間に所要の大きさのスペース(以下、電装品配設スペースSという)を確保することができる。図4〜10を参照して後述するように電装品配設スペースSには、レギュレータ41、リレーボックス42、ヒューズボックス43等、複数の電源系電装品が配設されている。
−メインフレームおよびリヤフレームの連結構造−
そのように燃料タンク30を後寄りに配置するために、本実施形態では自動二輪車1のメインフレーム8とリヤフレーム10とを連結する部分に閉断面構造のクロスメンバ9を用いている。図3は、メインフレーム8およびリヤフレーム10の連結構造を拡大して表したものであり、まず、メインフレーム8の左右のフレーム部材80は、それぞれの後端部において上下の丸パイプ80a,80b同士がジョイント部材82によって連結され、この左右のジョイント部材82がそれぞれクロスメンバ9の上部の左右両側に固定されている。
クロスメンバ9は、プレス成形した2枚の鋼板9a、9bを前後方向に重ね合わせるとともに、その下縁に沿うように厚肉の角パイプ9cを溶接して閉断面構造としたものである。この構造によりクロスメンバ9は、省スペースでありながら従来一般的なパイプワークと同等以上の高い剛性を有しており、その上方から後方にかけて燃料タンク30の後端部が位置する連続したスペースを確保することができる。
すなわち、図3に表れているように、全体として矩形の厚板状のクロスメンバ9が、メインフレーム8の左右のフレーム部材80の後端部における下側の部位から、後傾しつつ下方に向かって延びていて、その後面から下部にかけてバックボーンフレーム11の前部が溶接されている。そして、図3には仮想線で表すようにクロスメンバ9の上方から後方にかけて、燃料タンク30の後端部が位置づけられている。
なお、図3にのみ表すが、バックボーンフレーム11のリヤステー部にはその左右両側に跨るようにして、燃料タンク30の後端部を支持する支持部材11cが設けられている。この支持部材11cは、シート13の取付座としても機能する。また、バックボーンフレーム11の左側のスペースには燃料タンク30の後端部の下方に近接して、蒸散燃料を一時貯留してパージするためのキャニスタユニット33が配設され、その後方やや上側にはバッテリ34(仮想線で表す)も配設されている。
キャニスタユニット33は、矩形ボックス状のキャニスタ本体33aの上面に、燃料タンク30の後端部から蒸発燃料を導入するためのホース35と、キャニスタ本体33a内からスロットルボディ28に蒸散燃料を導出するためのホース36とが接続されてなる。このホース35の途中には蒸散燃料の流量を制御するパージ制御バルブ33bが設けられている。キャニスタユニット33が燃料タンク30の近傍に配置されているので、高価なホース35の短縮化が図られる。
−電源系電装品およびハーネスのレイアウト−
次に、図4〜8を参照して、本実施形態の電源系電装品およびハーネスのレイアウトについて説明する。図4は、燃料タンク30やタンクカバー31を取り外して、エアクリーナ29および電源系電装品のレイアウトを表したもので、図5は、さらにエアクリーナ29も取り外した斜視図である。また、図6、7はそれぞれ下方および前方から見てレギュレータ41の配置を表しており、図8は、自動二輪車1におけるハーネスの全体的なレイアウトを表している。
本実施形態の自動二輪車1では、前記したようにエアクリーナ29および燃料タンク30を後寄りに配置して、その前方に所要の大きさの電装品配設スペースSを確保した上で、ここにレギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43といった電源系の電装品を配設し、さらにはイグニッションスイッチ44や転倒センサ45も配設している。
図4〜7に表れているようにメインフレーム8の左右のフレーム部材80の前端には、それぞれの上側の丸パイプ80aを上方から覆うようにブラケット83が重ね合わされて溶接されており、その上部に配設されたブラケット84にイグニッションスイッチ44が取り付けられている。また、ブラケット83の後方において左右のフレーム部材80の上側の丸パイプ80aの間にはクロスパイプ85が架け渡され、ここにはリレーボックス42およびヒューズボックス43が取り付けられている。
同様に前記左右のフレーム部材80のそれぞれの下側の丸パイプ80bにもクロスパイプ86が架設され、このクロスパイプ86にはレギュレータ41が取り付けられている。図6に下方から見た状態を表すように、レギュレータ41は金属製のケース41aの全体に放熱板41bが設けられており、そのケース41aの後縁から折れ曲がって上方に延びる取付片41cがクロスパイプ86に締結されている。また、レギュレータ41の前方に近接して左右のダウンフレーム81同士を繋ぐようにブラケット87が溶接されており、これにはレギュレータ41の前面を前方に露出させるように切り欠き部87aが形成されている。
すなわち、図7に表すように自動二輪車1の前方から見ると、レギュレータ41はヘッドパイプ6の下端よりも下方に位置して、そのケース41aの前面がブラケット87の切り欠き部87aから前方に臨み、ヘッドパイプ6とラジエータ27との間の空間を通って前方からの走行風が直接、放熱板41bに当たるように配設されている。このことで、自動二輪車1の走行中には走行風によってレギュレータ41からの放熱を効果的に促進することができる。
一方で、レギュレータ41のケース41aの左側には、図6に表れているようにハーネスの接続されるカプラ41dが設けられているが、このカプラ41dはブラケット87の切り欠き部87aよりも左側の部分の後方にあって、当該部分が壁となり、走行風が直接、当たることはない。このため、走行風に乗って雨水等がレギュレータ41の放熱板41bに付着することはあっても、雨水等がカプラ41dからケース41a内に侵入することは防止できる。
そうして電装品配設スペースSの下部にレギュレータ41が配置され、走行風によって冷却が図られるのに対して、リレーボックス42およびヒューズボックス43は電装品配設スペースSの上部に配置されている。リレーボックス42は、図5において実線で表すように右側に配置され、その左側に並んで仮想線で表すようにヒューズボックス43が配置されている。また、ヒューズボックス43の前方に近接して転倒センサ45が配置されている。
そして、それらリレーボックス42、ヒューズボックス43および転倒センサ45は、図1にのみ仮想線で表す電装品カバー46によって上方から覆われている。電装品カバー46は一例として樹脂の成型品であり、タンクカバー31の前方においてメインフレーム8の左右のフレーム部材80に跨るよう着脱可能に配設されている。この電装品カバー46によって電装品配設スペースSの上方が覆われるとともに、電装品配設スペースSの左右両側は前記のように左右のフレーム部材80と吸気ダクト29aとによって取り囲まれていて、雨水等からの保護が図られている。
また、詳細は図示しないが電装品カバー46は、その上面及び左右両側面がそれぞれタンクカバー31の前端部における上面及び左右両側面と連続するような形状とされてる。つまり、電装品カバー46は外観上はタンクカバー32と一体化されていて、意匠性に優れる。そして、電装品カバー46の前部には、その前方から上方にかけて開口するような窪みが形成されていて、この窪みの底部を貫通する状態でイグニッションスイッチ44の上部が上方に突出している。
すなわち、図3,5に表れているようにイグニッションスイッチ44は、メインフレーム8よりも一段、高いブラケット84に取り付けられ、ヘッドパイプ6の後方に近接してほぼ平行に上方に延びていて、その上端部は、ライダーが操作しやすいようにヘッドパイプ6の上端よりも高く位置付けられている。図示は省略するがヘッドパイプ6の前方にはヘッドランプやメータ類が配設される。本実施形態ではヘッドランプやメータ類をイグニッションスイッチ44に邪魔されることなく、ヘッドパイプ6の前側に近接させることができるので、デザインの自由度が高い。
このようにイグニッションスイッチ44も電装品配設スペースSに配置したため、リレーボックス42とを繋ぐハーネスが非常に短くなる。また、電動品配設スペースSにおいてレギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43を相互に繋ぐ電源系のハーネスも非常に短くて済む。その上さらに本実施形態では、電装品配設スペースSの直ぐ後方のエアクリーナ29の上面に、図3に表れているようにエンジンコントロールユニット48(以下、ECU48という)を配設している。
ECU48は、レギュレータ41やヒューズボックス43等とは異なり、制御系の電装品であって、これに繋がる制御系の信号線にはあまり大きな電流は流れない。このため制御系の信号線は一本ずつは太くないが、ECU48に繋がる信号線の数はかなり多いので、それらを束ねたハーネスは太くなる。そこで、エアクリーナ29の上面には、ECU48を収容する矩形状の収容凹部29bを形成するとともに、前記のように太く束ねたハーネスをまとめて収容するための凹嵌部29cも設けている。
すなわち、図3に表れているようにエアクリーナ29の上面には、その左側縁に沿って前後に延びる凹嵌部29cが形成され、この凹嵌部29cとECU48の収容凹部29bとの間が幅広の連通溝部29dによって連通されている。そして、ECU48から車体前方および後方にそれぞれ延びる制御系のハーネスが、電装品配設スペースSのレギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43と後方のオルタネータ24やバッテリ34とを繋ぐ電源系のハーネスと一緒に束ねられて、凹嵌部29cに沿って前後方向に延びるメインハーネス49となっている。
図8には、自動二輪車1における全体的なハーネス50のレイアウトを、車体などを省略して表しており、図8において左側が自動二輪車1の前方、右側が後方である。車体前方の電装品配設スペースSから同中央付近までがメインハーネス49であり、そこから下方のオルタネータ24との間、さらには後方のバッテリ34との間にも電源系のハーネス51、52が延びている。また、さらに後方へ向かって例えばバックランプやウインカ等(図示せず)に繋がるハーネス53が延びている一方、電装品配設スペースSよりも前方に向かって例えばヘッドランプやウインカ、前輪2の車速センサ(図示せず)等に繋がるハーネス54が延びている。
なお、図8において符号55を付して表すのは、図示しないホーンや電動ファンに繋がるハーネスであり、同様に符号54,55を付して表すのは、それぞれエンジン20のスロットルボディ28(図1参照)やインジェクタ(図示せず)に繋がるハーネス、およびABSユニット(図示せず)に繋がるハーネスである。
図8から判るように電装品配設スペースSから後方に延びるメインハーネス49は、かなり太い。しかしながら、このように太いハーネスは他にはなく、従来一般的な自動二輪車に比べると、ハーネス50全体としてはかなり削減されている。一般に太いハーネスは重量が嵩み、高コストになるのみならず、曲げ難いことから車体への組付け作業性にも難があるが、本実施形態では、前記のように太いメインハーネス49は概ねメインフレーム8と同じくらいの長さしかない。
しかも、そのように太くて重く、曲げ難いメインハーネス49が、前記したようにエアクリーナ29の上面の左側縁に沿う凹嵌部29cに収容される。このため、組立作業時には、ECU48のカプラにメインハーネス49のソケットを差し込んで、両者を一緒にエアクリーナ29の上面に対し装着し、ECU48は収容凹部29bに、また、メインハーネス49は凹嵌部29cにそれぞれ装入すればよい。よって、メインハーネス49の組付けは非常に容易に行える。
したがって、本実施形態に係る自動二輪車1によると、上述のようにエアクリーナ29および燃料タンク30の双方を後寄りに配置し、それらの前方のヘッドパイプ6との間に十分な大きさの電装品配設スペースSを確保したので、この電装品配設スペースSに配設したレギュレータ41、リレーボックス42、ヒューズボックス43の三つの電源系電装品を繋ぐ電源系のハーネスを短くすることができる。
また、電装品配設スペースSの直ぐ後方においてエアクリーナ29の上面にECU48を配置しており、このECU48から前記レギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43への制御系のハーネスも短くすることができる。こうしてハーネスの削減によって重量およびコストが削減できるとともに、太くて重く曲げ難いハーネスが短くなることで、自動二輪車1への組付け作業性も改善される。
さらに、エアクリーナ29の上面の収容凹部29bにECU48を収容しているので、樹脂製のエアクリーナ29が電磁シールドとして機能し、ECU48へのノイズの影響を軽減できる。前記のように制御系のハーネスが短くなることもノイズ防止のために有利である。
また、エアクリーナ29および燃料タンク30の前方に大きな電装品配設スペースSを確保していても、その分、燃料タンク30全体を後寄りに配置し、その後端部がメインフレーム8の後端よりも後方且つ下方に位置するようにしているので、必要な燃料タンク容量を確保することができる。
−他の実施形態−
上述した実施形態の説明は例示に過ぎず、本発明、その適用物又はその用途を制限するものではない。本発明に係る鞍乗型車両の電源系電装品やハーネスのレイアウトは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施形態の構成を変更、追加、又は削除することができる。
例えば前記の実施形態では、電源系電装品であるレギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43が電装品配設スペースSに配設されているが、これに限らず、少なくともリレーボックス42を含む二つ以上の電源系電装品が配設されていればよいし、それ以外にも例えばシグナルリレー、エンジンダイアグノーシス装置、ECU、ABSダイアグノーシス装置、バッテリー等の電装品が配設されていてもよい。
また、上述の実施形態では電装品配設スペースSにおいて相対的に下部にレギュレータ41が配置され、その上方にリレーボックス42およびヒューズボックス43が配設されているが、レギュレータ41、リレーボックス42およびヒューズボックス43の相互の位置関係はそれに限定されない。
また、上述した実施形態の自動二輪車1ではメインフレーム8とリヤフレーム10とを閉断面構造のクロスメンバ9で連結しているが、これは好ましいフレーム構造の一例にすぎず、それ以外のフレーム構造であっても燃料タンク30の後端部をメインフレーム8の後端よりも後方に位置づけて、その容量を確保できるものであればよい。
さらに、本発明に係る鞍乗型の車両は自動二輪車1に限らず、例えばATV(All Terrain Vehicle:不整地走行車両)、小型運搬車等であってもよいし、その駆動源はエンジン20に限定されず、例えば電動モータであってもよい。
本発明によれば、鞍乗型車両においてハーネスを削減し、重量およびコストを削減できるとともに組付作業性にも優れるので、この効果の意義が特に大きい自動二輪車に適用して極めて有益である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
6 ヘッドパイプ
8 メインフレーム
9 クロスメンバ
29 エアクリーナ
29a 吸気ダクト
29b ECUの収容凹部
30 燃料タンク
41 レギュレータ(電源系電装品)
41a ケース
41b 放熱板
41d カプラ
42 リレーボックス(電源系電装品)
43 ヒューズボックス(電源系電装品)
44 イグニッションスイッチ
46 着脱可能なカバー
48 ECU(エンジンコントロールユニット)
S 電装品配設スペース

Claims (8)

  1. 車体フレームのヘッドパイプの近傍にイグニッションスイッチが配設されている鞍乗型の車両であって、
    前記車体フレームが、前記ヘッドパイプから後方に向かって左右方向に二股に分かれたフレーム部材を有し、
    前記ヘッドパイプの近傍の前記フレーム部材の間で、左右両側が前記フレーム部材に囲まれた位置にスペースが設けられ、前記スペースに、前記イグニッションスイッチと、前記イグニッションスイッチに電源系ハーネスで接続されたリレーボックスとが配設され、前記イグニッションスイッチよりも後方に前記リレーボックスが配置されている、鞍乗型車両。
  2. 前記ヘッドパイプから後方に離間して燃料タンクが配設され、
    前記スペースは、前記ヘッドパイプと前記燃料タンクとの間における前記ヘッドパイプと近接する位置に設けられ、
    前記リレーボックスは、前記スペースの前記イグニッションスイッチの後方で、前記フレーム部材に左右に架け渡されたクロスパイプに取り付けられている、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記スペースは、前記イグニッションスイッチよりも後方において、前記フレーム部材が左右方向に二股に分かれた部分と、前記ヘッドパイプとの間で、左右に配置されて後方のエアクリーナに吸気を導く一対の吸気ダクトの間に設けられている、請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記燃料タンクの前端よりも後方にECUが配設され、
    前記リレーボックスは、前後方向を厚み方向とする形状を有する、請求項2又は3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記イグニッションスイッチは、前記スペースに配置され、
    前記リレーボックスは、前後方向を厚み方向とし、かつ上下方向を長手方向とする形状を有する、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の鞍乗型車両。
  6. 前記スペースには、前記リレーボックスに電源系ハーネスで接続されるヒューズボックスが配設され、
    前記ヒューズボックスは、電装品カバーに覆われ、
    前記リレーボックスおよび前記ヒューズボックスは、前後方向を厚み方向とし、かつ上下方向を長手方向とする形状をそれぞれ有し、前記スペースに左右に並んで配置されている、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の鞍乗型車両。
  7. 車体フレームのヘッドパイプの近傍にイグニッションスイッチが配設されている鞍乗型の車両であって、
    前記ヘッドパイプから後方に離間して、燃料タンクが配設され、
    前記ヘッドパイプと、前記燃料タンクとの間には、レギュレータを含む電源系電装品が配設される電装品配設スペースが設けられ、
    前記レギュレータのケースに放熱板が設けられ、この放熱板が前記ヘッドパイプの下端よりも下方に位置して前方から走行風が直接当たるように配置されている一方、前記ケースに接続されたハーネスのカプラは、走行風が直接当たらないように前記車体フレームに固定されたブラケットの後方に配置されている、鞍乗型車両。
  8. 前記イグニッションスイッチは、前記車体フレームに取り付けられている、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の鞍乗型車両。
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