JP5721599B2 - 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造 - Google Patents

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本発明は、鞍乗型車両のキャニスタ配置構造に関する。
特許文献1には、ヘッドパイプから後方へ延出する車体フレームの上部に燃料タンクが配設され、キャニスタが燃料タンクの近傍であって、メーターバイザ及びフロントカウルの間に配置される自動二輪車が開示されている。また、特許文献2には、ヘッドパイプから後方へ延出する車体フレームの上部に燃料タンクが配設され、キャニスタがエンジンと燃料タンクとの間に配置され、キャニスタの側方がシュラウドによって覆われる自動二輪車が開示されている。これらの自動二輪車ではいずれも、キャニスタが円筒状であり、キャニスタの軸線が車両前後方向に沿うように配置されている。また、キャニスタはステーを介して車体側に固定されている。
特開2011−32939号公報 国際公開第09/110573号パンフレット
上記従来の車両のように、キャニスタが燃料タンクの近傍に配置され、キャニスタの軸線が車両前後方向に沿うように配置される場合、キャニスタに接続される配管は、必ずしも短く抑えられているとはいえず、極力配管を短く抑えることができるようにキャニスタを配置する構造が望まれる。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、キャニスタを燃料タンクの近傍に配置する場合において、キャニスタの配管を極力短く抑えることができる鞍乗型車両のキャニスタ配置構造の提供を目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、車体フレーム(4)に配設される燃料タンク(10)と、該燃料タンク(10)の前部側方を覆い、車幅方向に膨出する形状を有するとともに、その下端が前記燃料タンク(10)の下端よりも下方に延出する形状を有するタンクシュラウド(80L)と、を備える鞍乗型車両のキャニスタ配置構造であって、前記タンクシュラウド(80L)の車幅方向内側に、前記燃料タンク(10)からの蒸発燃料を貯留するキャニスタ(55)を配置し、該キャニスタ(55)を円筒状として、該キャニスタ(55)の軸線(C2)を車両上下方向に沿わせ、前記タンクシュラウド(80L)は、車両前後方向に沿う横断面で車幅方向に膨出する弧状の形状を有し、前記キャニスタ(55)を、該キャニスタ(55)の少なくとも一部が、前記タンクシュラウド(80L)の前端と後端とを結んだ直線よりも車幅方向外側に位置するように配置し、前記タンクシュラウド(80L)は、側面視で下方に長く且つ下側ほど前後幅が小さい先細り形状を有し、前記キャニスタ(55)は、前記軸線(C2)を前記タンクシュラウド(80L)の下端に向けて、前記タンクシュラウド(80L)の下部における車幅方向内側に配置されることを特徴とする鞍乗型車両のキャニスタ配置構造を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前記タンクシュラウド(80L)は、前記燃料タンク(10)を車幅方向外側から覆うアウターシュラウド(81L)と、該アウターシュラウド(81L)と前記燃料タンク(10)との間の空間を前方から覆うインナーシュラウド(82L)と、を備えてなり、前記キャニスタ(55)を、前記アウターシュラウド(81L)と、前記インナーシュラウド(82L)と、に囲まれた空間内に配置することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前記タンクシュラウド(80L)は、その車幅方向内側面から突出する一体のリブ(88)を有し、前記キャニスタ(55)は、嵌合孔(89)を有する弾性体カバー(90)をその外周に有し、前記嵌合孔(89)に前記リブ(88)を嵌合することで、前記キャニスタ(55)を前記タンクシュラウド(80L)に支持することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前記燃料タンク(10)の下方にエンジン(12)が配置され、前記キャニスタ(55)を、前記エンジン(12)のシリンダ(27)の車幅方向外側に配置することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、側面視で、前記キャニスタ(55)の下端を、前記シリンダ(27)の上端よりも下方に配置し、前記キャニスタ(55)の上端を、前記燃料タンク(10)の下端よりも上方に配置することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、円筒状のキャニスタの軸線を車両上下方向に沿わせ、燃料タンクに近い位置にキャニスタを配置することで、通常、キャニスタの軸線方向における端部に接続される配管を、極力屈曲を少なくして燃料タンク側や車両下方に配索し易くなる。したがって、キャニスタの配管を可及的に短く抑えることができる。また、車幅方向に膨出する弧状のタンクシュラウドの内側に比較的広いスペースが確保され、このスペースを利用することで、タンクシュラウドの車幅方向内側にキャニスタを容易に配置することができる。
請求項に記載の発明によれば、前方及び側方からキャニスタが覆われ、直射日光、排気熱、走行風等に起因する外部からの熱がキャニスタに伝わりにくくなるため、キャニスタの吸脱性能を良好に確保することができ、またキャニスタを効果的に保護できる。
請求項に記載の発明によれば、タンクシュラウドに一体のリブでキャニスタを支持することで、タンクシュラウド単体でキャニスタの支持構造を完結させ、構造の簡素化が図れる。
請求項に記載の発明によれば、キャニスタによってエンジンへの走行風が妨げられることがないので、エンジンの冷却効果を良好に維持することができる。
請求項に記載の発明によれば、キャニスタによってエンジンへの走行風が妨げられるのを確実に抑え、エンジンの冷却効果を良好に維持することができる。

本発明の実施形態に係る構造を備える自動二輪車の左側面図である。 同自動二輪車の要部の左側面図である。 同自動二輪車の要部の前面図である。 同自動二輪車の要部の上面図である。 図2に示す状態からアウターシュラウドを取り外した状態の同自動二輪車の要部の左側面図である。 図3に示す状態からアウターシュラウドを取り外した状態の同自動二輪車の要部の前面図である。 図4に示す状態からアウターシュラウドを取り外した状態の同自動二輪車の要部の上面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示している。
図1に示す自動二輪車1の車体フレーム2は、前端を構成するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後斜め下方へ延出した後、湾曲して下方へ延出するメインフレーム4と、メインフレーム4の湾曲部から後方へ延出する左右一対のシートフレーム5L,5Rと、ヘッドパイプ3からから下方へ延出するダウンフレーム6と、メインフレーム4の下部に取り付けられた左右一対のピボットプレート7L,7Rと、ピボットプレート7L,7Rから後斜め上方に延出し、シートフレーム5L,5Rの車両前後方向略中央部に接続する左右一対のリヤフレーム8L,8Rと、を備えている。
シートフレーム5L,5R、メインフレーム4の下方に延出する後側の部位、及びリヤフレーム8L,8Rで囲まれる領域は、側面視で三角形状を呈している。なお、上記の部材のうち図中に表れない部材(例えば、シートフレーム5R等)は、説明の便宜上、図中に括弧書きで符合を示している。以下の説明でも、図中に表れない部材は同様に取り扱っている。
ヘッドパイプ3には、下部に前輪WFを支持するフロントフォーク9が回転自在に取付けられ、メインフレーム4には、燃料タンク10が取付けられている。また、ピボットプレート7L,7Rには、スイングアーム15が上下スイング自在に支持されている。また、シートフレーム5L,5Rには、シート16及び後部左側方に設けた後部側方ガード部材17が支持されている。
フロントフォーク9は、左右一対のフォーク単体18L,18Rをトップブリッジ19及びこのトップブリッジ19の下方に配置したボトムブリッジ20で連結したものであり、トップブリッジ19には、バーハンドル21が取付けられている。トップブリッジ19及びボトムブリッジ20の前方には、灯火器等を一体に備えたフロントカウル24が支持されている。また、フロントフォーク9の下部には、前輪WFを上方から覆うフロントフェンダ18fが支持されている。
スイングアーム15は、左右一対のアーム部材34L,34Rで構成され、後端部に後輪WRを回転可能に支持している。左のアーム部材34Lの前部にはリヤクッションユニット36の下端が取付けられ、リヤクッションユニット36の上端は、メインフレーム4とシートフレーム5L,5Rとの接続部近傍において、これらに跨るように固着されたプレート部材23に取付けられている。
ダウンフレーム6の下部にはエンジンハンガ22が固着され、このエンジンハンガ22と、ピボットプレート7L,7Rと、によって、エンジン12及び変速機13からなるパワーユニット14が支持されている。エンジン12は、クランク軸を収容するクランクケース25と、クランクケース25の前部に設けられるシリンダ部26と、シリンダ部26に設けられるシリンダヘッド27と、を備え、メインフレーム4の下方に位置している。
シリンダ部26の内部にはピストンが摺動可能に収容され、シリンダ部26は、そのシリンダ軸線C1が前斜め上方に指向するようにクランクケース25に取付けられている。なお、クランクケース25の前部がエンジンハンガ22に固定され、クランクケース25の後部がピボットプレート7L,7Rに固定されている。
エンジン12のシリンダヘッド27には、吸気装置40及び排気装置41が接続されており、吸気装置40は、シリンダヘッド27の後面に吸気管42を介して接続した燃料供給装置であるスロットルボディ43と、このスロットルボディ43にコネクティングチューブ44を介して接続したエアクリーナ45と、から構成されている。
また、排気装置41は、シリンダヘッド27の前面に接続された排気管46と、この排気管46の後端に取付けたマフラ47と、から構成されている。
上記エアクリーナ45は、樹脂材料から形成された筐体であるエアクリーナケース内にエレメント(不図示)を収容してなるものであって、シートフレーム5L,5R、メインフレーム4の下方に延出する後側の部位、及びリヤフレーム8L,8Rで囲まれる側面視で三角形状の領域に配置されている。エアクリーナ45は、メインフレーム4、シートフレーム5L,5R等に、図示しないブラケットを介して取付けられている。
エアクリーナ45は、左右両側を樹脂材料からなる左右一対の車体カバー38L,38Rで覆われ、車体カバー38L,38Rは燃料タンク10の下方から後方に延出し、シートフレーム5L,5Rの後端まで延出する。シートフレーム5L,5Rの後端には、後斜め下方に延出する樹脂材料からなるリヤフェンダ29が取り付けられている。
燃料タンク10の前部側方は、樹脂材料からなる左右一対のタンクシュラウド80L,80Rによって覆われ、タンクシュラウド80L,80Rは、側面視で角部を前方に配したL状に形成されている。図2〜図4と図5〜図7を併せて参照し、タンクシュラウド80L,80Rは、燃料タンク10を車幅方向外側から覆うアウターシュラウド81L,81Rと、アウターシュラウド81L,81Rのそれぞれ車幅方向内側に配されてアウターシュラウド81L,81Rの前端にそれぞれ連なり、燃料タンク10とアウターシュラウド81L,81Rとの間の空間をそれぞれ前方から覆うインナーシュラウド82L,82Rと、を備えている。
図5〜図7に示すように、インナーシュラウド82L,82Rは、その上部にネジ83が挿通され、このネジ83が燃料タンク10の前部に固着されたステー84に締結されることで、燃料タンク10に固定されている。インナーシュラウド82L,82Rには、その先端部から下部に向けて3つの係止孔85・・が並ぶように形成されるとともに、その上部に先端に係止孔86を有するステー部87が下方に向けて突出するように形成されている。アウターシュラウド81L,81Rは、インナーシュラウド82L,82Rの各係止孔に挿通される図示しないピンに係止されて、インナーシュラウド82L,82Rに取付けられる。
図4を参照し、アウターシュラウド81L,81Rは、車両前後方向に沿う横断面で車幅方向に膨出する弧状の形状を有し、図2に示すように、アウターシュラウド81L,81Rの下端は、燃料タンク10の下端よりも大きく下方に延出して、シリンダヘッド27の側方に至っている。
図2〜図4に示すように、左側のタンクシュラウド80Lの車幅方向内側に、燃料タンク10からの蒸発燃料を貯留するキャニスタ55が配置されている。キャニスタ55は、燃料タンク10に連通し、燃料タンク10から導き出された蒸発燃料を吸着剤で吸着し、当該吸着剤に吸着した燃料を、吸気系を構成するスロットルボディ43に供給する。
キャニスタ55は円筒状を呈し、長手方向を車両上下方向に向けており、すなわち、キャニスタ55は、その軸線C2を車両上下方向に沿わせるようにして配置されている。ここで、キャニスタ55の軸線C2を車両上下方向に沿わせるとは、軸線C2が鉛直方向に対して0度〜30度程度傾く程度と定義する。本実施形態では、軸線C2が鉛直方向に対して25度程度傾き、ヘッドパイプ3から下方に延出するダウンフレーム6に軸線C2が沿っている。
キャニスタ55は、吸着材を収容した筒状部56と、筒状部56の上端部を覆う上端ガード部57と、筒状部の下端部を覆う下端ガード部58と、を備え、アウターシュラウド81Lに支持されている。ここで、図8に示すように、アウターシュラウド81Lは、その車幅方向内側面から突出する一体のリブ88を有し、キャニスタ55は、嵌合孔89を有する弾性体カバー90をその外周に有し、嵌合孔89にリブ88が嵌合されることで、キャニスタ55がアウターシュラウド81Lに支持されている。嵌合孔89は、弾性体カバー90の径方向の外側に突出する突起部100に形成されている。また、リブ88に支持されたキャニスタ55は、アウターシュラウド81LのL字状の下側に配される辺に対応する部位の内側に位置している。
図4を参照し、キャニスタ55は、その車幅方向外側に位置する一部が、アウターシュラウド81Lの前端Xと後端Yとを結んだ直線L1よりも車幅方向外側に位置するように、配置されている。また、同図に示すように、キャニスタ55は、シリンダヘッド27及びシリンダ部26の車幅方向外側に配置されている。さらに、図2に示すように、キャニスタ55は、側面視で、その下端をシリンダヘッド27の上端よりも下方に配置し、その上端を燃料タンク10の前部下端10Bよりも上方に配置する状態で、アウターシュラウド81Lに支持されている。
ここで、図2に示すように側面視で、キャニスタ55の上端は、スロットルボディ43の略真直ぐ前方に位置している。さらに、図5に示すように、キャニスタ55は前方に加え、車幅方向内側からもインナーシュラウド82Lによって覆われている。
以下、図2〜図4を参照し、キャニスタ55の配管について説明すると、キャニスタ55は、その上端ガード部57にパージ管64及びチャージ管65が接続され、パージ管64によりスロットルボディ43に接続され、チャージ管65により燃料タンク10に接続されている。パージ管64は、キャニスタ55から後方に引き出され、略水平状態でメインフレーム4の下方を通されてメインフレーム4を横断し、その後、スロットルボディ43に接続されている。
一方、チャージ管65は、キャニスタ55から上方に引き出されて、燃料タンク10の内部に挿入されている。チャージ管65は、燃料タンク10の内部において上方に配された気液分離部67(図2参照)に接続されている。気液分離部67は、例えばシール部材を備えて液体の燃料がチャージ管65に供給されないように構成されている。また、ここで、気液分離部67は燃料タンク10の給油口110の後方に配置されており、給油口110に近接している。給油口110は、燃料タンク10の上部から燃料タンク10内部に挿入されるようにして配置された筒状部材であり、その上部は給油キャップ111で開閉可能に覆われている。
また、キャニスタ55の下端ガード部58には、大気に連通する新気導入管68と、燃料や水滴を外部に排出するドレイン管69と、が接続されている。新気導入管68は、キャニスタ55から車幅方向内側に向けて下方に引き出され、ドレイン管69は、キャニスタ55から下方に引き出され、その下端を下方に向けて開放している。
以上に記載したように、この自動二輪車1は、タンクシュラウド80Lの車幅方向内側に、燃料タンク10からの蒸発燃料を貯留するキャニスタ55を配置し、キャニスタ55を円筒状として、キャニスタ55の軸線C2を車両上下方向に沿わせる構造を有している。この構造では、円筒状のキャニスタ55の軸線C2を車両上下方向に沿わせ、燃料タンク10に近い位置にキャニスタ55を配置することで、通常、キャニスタ55の軸線C2方向における端部に接続される配管を、極力屈曲を少なくして燃料タンク10側や車両下方に配索し易くなるので、キャニスタ55の配管を可及的に短く抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば上記実施形態では、キャニスタ55を左のタンクシュラウド80Lに覆う構成を説明したが、右のタンクシュラウド80Rに覆われる構成でもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 車体フレーム
4 メインフレーム(車体フレーム)
10 燃料タンク
12 エンジン
27 シリンダヘッド(シリンダ)
55 キャニスタ
80L タンクシュラウド
81L アウターシュラウド
82L インナーシュラウド
88 リブ
89 嵌合孔
90 弾性体カバー

Claims (5)

  1. 車体フレーム(4)に配設される燃料タンク(10)と、該燃料タンク(10)の前部側方を覆い、車幅方向に膨出する形状を有するとともに、その下端が前記燃料タンク(10)の下端よりも下方に延出する形状を有するタンクシュラウド(80L)と、を備える鞍乗型車両のキャニスタ配置構造であって、
    前記タンクシュラウド(80L)の車幅方向内側に、前記燃料タンク(10)からの蒸発燃料を貯留するキャニスタ(55)を配置し、
    該キャニスタ(55)を円筒状として、該キャニスタ(55)の軸線(C2)を車両上下方向に沿わせ
    前記タンクシュラウド(80L)は、車両前後方向に沿う横断面で車幅方向に膨出する弧状の形状を有し、
    前記キャニスタ(55)を、該キャニスタ(55)の少なくとも一部が、前記タンクシュラウド(80L)の前端と後端とを結んだ直線よりも車幅方向外側に位置するように配置し、
    前記タンクシュラウド(80L)は、側面視で下方に長く且つ下側ほど前後幅が小さい先細り形状を有し、
    前記キャニスタ(55)は、前記軸線(C2)を前記タンクシュラウド(80L)の下端に向けて、前記タンクシュラウド(80L)の下部における車幅方向内側に配置されることを特徴とする鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
  2. 前記タンクシュラウド(80L)は、前記燃料タンク(10)を車幅方向外側から覆うアウターシュラウド(81L)と、該アウターシュラウド(81L)と前記燃料タンク(10)との間の空間を前方から覆うインナーシュラウド(82L)と、を備えてなり、
    前記キャニスタ(55)を、前記アウターシュラウド(81L)と、前記インナーシュラウド(82L)と、に囲まれた空間内に配置することを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
  3. 前記タンクシュラウド(80L)は、その車幅方向内側面から突出する一体のリブ(88)を有し、
    前記キャニスタ(55)は、嵌合孔(89)を有する弾性体カバー(90)をその外周に有し、
    前記嵌合孔(89)に前記リブ(88)を嵌合することで、前記キャニスタ(55)を前記タンクシュラウド(80L)に支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
  4. 前記燃料タンク(10)の下方にエンジン(12)が配置され、
    前記キャニスタ(55)を、前記エンジン(12)のシリンダ(27)の車幅方向外側に配置することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
  5. 側面視で、前記キャニスタ(55)の下端を、前記シリンダ(27)の上端よりも下方に配置し、前記キャニスタ(55)の上端を、前記燃料タンク(10)の下端よりも上方に配置することを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
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