JP5702694B2 - 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造 - Google Patents
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Description
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前面視で前記キャニスタ(55)が前記排気管(46)の径幅全体と重なる位置に配置される、ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4又は7に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前面視で、前記キャニスタ(55)と前記排気管(46)の少なくとも一部が車幅方向中心線(C3)に重なる、ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1、4、7、8のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、前記エンジン(12)の前方に配置されて該エンジン(12)を前方から保護するエンジンガード部材(22)が前記ダウンフレーム(6L,6R)に取付けられ、前面視で、前記キャニスタ(55)の長手方向が前記エンジンガード部材(22)に沿って、前記エンジンガード部材(22)の後方に配置される、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、キャニスタを下方の外的要因から広範囲に保護することができる。
請求項3に記載の発明によれば、排気管によって、キャニスタを前方から保護でき、キャニスタの保護を一層強化できる。
請求項4に記載の発明によれば、排気管によって、キャニスタを前方から広範囲に保護でき、キャニスタの保護をより一層強化できる。
請求項5に記載の発明によれば、比較的広い空間を確保できる領域にてキャニスタをシリンダ部に近接させて、これらを集約して配置することで、車両の小型化を図ることが容易となる。
請求項6に記載の発明によれば、逆止弁を、ダウンフレームとエンジンガード部材との間に配置することで、これら部材により逆止弁を良好に保護することができる。
シートフレーム5L,5R、センタフレーム7L,7R、及びサブフレーム8L,8Rで囲まれる領域は、側面視で三角形状を呈している。なお、上記の部材のうち図中に表れない部材(例えば、シートフレーム5R等)は、説明の便宜上、図中に括弧書きで符合を示している。以下の説明でも、図中に表れない部材は同様に取り扱っている。
2 車体フレーム
4 メインフレーム
6L,6R ダウンフレーム
10 燃料タンク
12 エンジン
25 クランクケース
26 シリンダ部
27 シリンダヘッド
46 排気管
55 キャニスタ
56 筒状部
64 パージ管
65 チャージ管
66 逆止弁
601L,601R 下方延出部
602L,602R 後方延出部
603 補強フレーム
Claims (9)
- ヘッドパイプ(3)と、該ヘッドパイプ(3)から後方へ延出するメインフレーム(4)と、前記ヘッドパイプ(3)から下方へ延出するダウンフレーム(6L,6R)と、を備える車体フレーム(2)と、
クランク軸を収容するクランクケース(25)と、該クランクケース(25)の前部に設けられるシリンダ部(26)と、該シリンダ部(26)に設けられるシリンダヘッド(27)と、を備え、前記車体フレーム(2)の前記メインフレーム(4)下方に配置されるエンジン(12)と、
前記エンジン(12)の上方に配置される燃料タンク(10)と、
前記燃料タンク(10)の内部で生じた蒸発燃料を、チャージ管(65)を通して吸着するキャニスタ(55)を有し、該キャニスタ(55)で吸着した燃料を、該キャニスタ(55)からパージ管(64)を通して前記エンジン(12)の吸気系に供給する蒸発燃料処理装置と、を備える鞍乗型車両のキャニスタ配置構造において、
前記ダウンフレーム(6L,6R)は、左右一対のフレームで構成され、前記ヘッドパイプ(3)から下方に延出し、前記エンジン(12)の前方に配置される下方延出部(601L.601R)と、該下方延出部(601L.601R)から後方に延出し、前記エンジン(12)の下方に配置される後方延出部(602L.602R)と、左右の該後方延出部(602L.602R)の間を連結する補強フレーム(603)と、を有しており、
前記エンジン(12)は、前記シリンダ部(26)のシリンダ軸線(C1)が略水平となるように配置され、
前記キャニスタ(55)は側面視で、前記シリンダ部(26)の下方であって、前記クランクケース(25)の前方に配置されるとともに、前記補強フレーム(603)の上方に配置され、
前記キャニスタ(55)は、前記ダウンフレーム(6L,6R)左右の前記後方延出部(602L,602R)の間に配置され、
前記キャニスタ(55)は側面視で、前記ダウンフレーム(6L,6R)の前記後方延出部(602L,602R)の下方に突出しないように配置される、
ことを特徴とする鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記補強フレーム(603)は、板状である、
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記シリンダ部(26)の下部に排気管(46)が接続され、
前記キャニスタ(55)は、前記シリンダ部(26)から下方に延出する前記排気管(46)の後方に配置される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記シリンダ部(26)の下部に排気管(46)が接続され、
前記排気管(46)は前面視で、前記キャニスタ(55)の前方を斜めに横断するように前記シリンダ部(26)に接続される、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記シリンダ部(26)は、シリンダ軸線(C1)に上下方向に直交する方向の寸法が、前記クランクケース(25)側から前記シリンダヘッド(27)側に向けて次第に大きくなるように形成され、
前記キャニスタ(55)は、少なくともその一部が前記シリンダ部(26)と前記クランクケース(25)との境界部(X)の下端の真下に配置される、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記ダウンフレーム(6L,6R)に、前記エンジン(12)の前方に配置されて該エンジン(12)を前方から保護するエンジンガード部材(22)が取付けられ、
該エンジンガード部材(22)は、矩形の枠体でなり、前記ダウンフレーム(6L,6R)の左右に突出するように、前記ダウンフレーム(6L,6R)に取付けられ、
前記パージ管(64)には、逆止弁(66)が設けられ、
該逆止弁(66)は、車幅方向中心線(C3)を挟んで左右のいずれか一方で前記ダウンフレーム(6L,6R)と前記エンジンガード部材(22)との間に配置される、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前面視で前記キャニスタ(55)が前記排気管(46)の径幅全体と重なる位置に配置される、
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前面視で、前記キャニスタ(55)と前記排気管(46)の少なくとも一部が車幅方向中心線(C3)に重なる、
ことを特徴とする請求項4又は7に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記エンジン(12)の前方に配置されて該エンジン(12)を前方から保護するエンジンガード部材(22)が前記ダウンフレーム(6L,6R)に取付けられ、
前面視で、前記キャニスタ(55)の長手方向が前記エンジンガード部材(22)に沿って、前記エンジンガード部材(22)の後方に配置される、
ことを特徴とする請求項1、4、7、8のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のキャニスタ配置構造。
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