JP6629656B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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    • F02M35/1255Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification using resonance

Description

本発明は、車体フレームに、燃料タンクと、その燃料タンクの下方に配置されるエンジン本体とが搭載され、エアクリーナと、該エアクリーナに上流端が接続されるコネクティングチューブと、スロットル弁を有して前記コネクティングチューブの下流端に接続されるスロットル装置と、レゾネータとを含む吸気装置が、前記燃料タンクで上方から覆われる位置に配置される鞍乗り型車両に関する。
スロットル装置であるスロットルボディおよびエンジン本体間の吸気管にレゾネータが接続される自動二輪車が特許文献1で知られており、またスロットルボディおよびエアクリーナ間のコネクティングチューブにレゾネータが接続される自動二輪車が特許文献2で知られている。
特許第3685220号公報 特開2011−47294号公報
ところが上記特許文献1で開示されるものでは、レゾネータの吸気管への接続部が吸気ポート近傍に在るので、吸気の吹き返しに伴ってレゾネータ内に滞留する燃料ガスによる混合比の乱れへの対策、バックファイヤへの対策、エンジン本体からの輻射熱への対策、ならびに吸気装置の上流部のエアクリーナ内の騒音に対する対策等をさらに高める必要がある。一方、特許文献2で開示されるものでは、上述のような課題は生じないが、レゾネータ内部で結露した燃料や水分等が、エンジン停止後の車両不使用時にスロットル装置内に浸入し、スロットル弁に付着し易いという課題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、レゾネータ内部で結露した燃料や水分等がエンジン停止後の車両不使用時にスロットル装置内に浸入することを防止し得るようにした鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームに、燃料タンクと、その燃料タンクの下方に配置されるエンジン本体とが搭載され、エアクリーナと、該エアクリーナに上流端が接続されるコネクティングチューブと、スロットル弁を有して前記コネクティングチューブの下流端に接続されるスロットル装置と、レゾネータとを含む吸気装置が、前記燃料タンクで上方から覆われる位置に配置される鞍乗り型車両において、前記コネクティングチューブに、上方に向けて膨らんで山形に湾曲した湾曲部が形成され、前記燃料タンクおよび前記コネクティングチューブ間に配置される前記レゾネータが、前記湾曲部の頂部よりも車両側面視で前記エアクリーナ側で前記コネクティングチューブに接続され、前記燃料タンクの底板の後部に、前記レゾネータの一部を収容する凹部が形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記コネクティングチューブの上流端が、前記燃料タンクの後端に平面視で重なるようにして前記エアクリーナのクリーナケース内に配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、車両前後方向に沿う前記レゾネータの後部が、車両前後方向に沿う前記クリーナケースの前部に平面視で重なるように配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第2または第3の特徴の構成に加えて、前記燃料タンクの前記底板に、燃料ポンプが当該燃料ポンプの下部を前記底板よりも下方に突出させて取付けられ、車両側面視で前記燃料ポンプの下部の車両前後方向での後方に前記レゾネータが配置されることを第4の特徴とする。
本発明は、第2〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記コネクティングチューブへの前記レゾネータの接続部が、前記湾曲部の頂部から左右いずれか一側に配置され、前記クリーナケースから車両前後方向に延びるエアーホースが、前記湾曲部の頂部の左右いずれか他側で前記コネクティングチューブの上方を通るように配索されることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第2〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、車両前後方向に沿う前記燃料タンクの後方に、前記エアクリーナを上方から覆う乗車用シートが配置され、前記エアクリーナのクリーナエレメントが、空気の流通方向を車両前後方向に沿わせるようにしつつ前記コネクティングチューブの上流端よりも車両前後方向後方に離間して配置されることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、レゾネータが燃料タンクおよびコネクティングチューブ間に配置されるので、燃料タンクの後部が高くなるのを避けつつ、レゾネータの容積を確保することが可能であり、コネクティングチューブに形成された山形の湾曲部の頂部よりも車両側面視でエアクリーナ側でコネクティングチューブにレゾネータが接続されるので、レゾネータ内部で結露した燃料や水分等は、エンジン停止後の車両不使用時にコネクティングチューブ側に落下したとしてもエアクリーナ側に流れることになり、スロットル装置内に浸入することを防止することができる。また、燃料タンクの底板の後部に形成される凹部にレゾネータの一部が収容されるので、燃料タンクの後部の高さをより低くすることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、山形であるコネクティングチューブの上流端が燃料タンクの後端に平面視で重なるようにしてクリーナケース内に配置されるので、燃料タンクの後部の高さを更に低くすることができる。
本発明の第3の特徴によれば、レゾネータの後部がクリーナケースの前部に平面視で重なるようにしてレゾネータを偏平化することで、燃料タンクの後部が高くなるのを抑制しつつレゾネータの容積を確保することができる。
本発明の第4の特徴によれば、燃料タンクの底板に取付けられる燃料ポンプの下部の車両前後方向での後方にレゾネータが配置されるようにして、燃料ポンプの下部の周囲のスペースを有効に利用してレゾネータを配置することができる。
本発明の第5の特徴によれば、コネクティングチューブへのレゾネータの接続部が、湾曲部の頂部から左右いずれか一側に偏倚した位置に配置されることで、燃料タンクの後部が高くなるのを抑制しつつレゾネータおよびコネクティングチューブ間の通路長を確保することができ、しかもクリーナケースから車両前後方向に延びるエアーホースが、湾曲部の頂部の左右いずれか他側でコネクティングチューブの上方を通るので、エアホースのスムーズな配索が可能となる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、エアクリーナのクリーナエレメントが、空気の流通方向を車両前後方向に沿わせるようにしつつコネクティングチューブの上流端よりも車両前後方向後方に離間して配置されるので、コネクティングチューブおよびクリーナエレメント間のスペースを確保しつつ、エアクリーナの高さを抑えてシート高の低減に寄与することができる。
自動二輪車の左側面図である。 リヤフレームを除く車体フレームの平面図である。 図1の要部拡大図である。 図3の4矢視図である。 図4の5−5線断面図である。 エアクリーナの縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図1〜図6を参照しながら説明する。なお以下の説明で前後、上下および左右の各方向は自動二輪車に搭乗した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1および図2において、鞍乗り型自動車である自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11および操向ハンドル12を操向可能に支持するヘッドパイプ13と、そのヘッドパイプ13の上部に連設されて後下がりに延びる左右一対のメインフレーム14と、前記ヘッドパイプ13の下部に連設されて前記メインフレーム14よりも急角度で後下がりに延びる左右一対のダウンフレーム15と、左右一対の前記メインフレーム14の下部に前端部がそれぞれ連設されて後上がりに延びる左右一対の側部パイプ16aの後端部が車体前後方向で前方斜め下方に向けて開放した略C状の連結パイプ16bで一体に連結されて成るシートフレーム16と、左右一対のメインフレーム14の車体前後方向に沿う中間部に前端部が連設されて緩やかに後下がりに傾斜するとともに前記シートフレーム16における側部パイプ16aの車体前後方向に沿う中間部に後端部が連設される左右一対のシートサブフレーム17と、前記シートフレーム16に連設されて後方に延びる左右一対のリヤフレーム18とを備える。
左右一対の前記メインフレーム14間には、車両前後方向に沿って前方側から順に間隔をあけて第1、第2、第3および第4クロスフレーム19,20,21,22が架設される。前記メインフレーム14および前記ダウンフレーム15の前後に間隔をあけた2箇所間には補強フレーム23,24が設けられる。また前記シートフレーム16における左右一対の側部パイプ16a間には第5クロスフレーム25が設けられ、前記シートサブフレーム17の後部と、前記側部パイプ16aの後部との間にはそれぞれ補強フレーム26が設けられる。
図3および図4を併せて参照して、前記車体フレームFに搭載される単気筒のエンジンEのエンジン本体27は、前記車体フレームFのメインフレーム14およびダウンフレーム15に支持される。また前記メインフレーム14の下部に設けられるブラケット31に、後端部で後輪WRを軸支するスイングアーム32の前端部が支軸33を介して揺動自在に支承され、前記シートフレーム16および前記スイングアーム32間にはリヤクッションユニット34が設けられる。また前記エンジン本体27の上方に配置される燃料タンク35が前記メインフレーム14で支持され、乗員を乗せるようにして前記燃料タンク35の後方に配置される乗車用シート36が前記シートフレーム16で支持される。さらに左右一対の前記リヤフレーム18には前記後輪WRを上方から覆うリヤフェンダ38が取付けられており、同乗者を乗せるようにして前記乗車用シート36の後方に配置される同乗者用シート37が前記リヤフェンダ38上に設けられる。
前記エンジン本体27におけるシリンダヘッド29の前部側壁に上流端が接続される排気管39は前記エンジン本体27の下方を通って後方に延出され、前記後輪WRの右側方に配置される排気マフラー40に接続される。
前記シリンダヘッド29の後部側壁に接続される吸気装置41は、エアクリーナ42と、該エアクリーナ42に上流端が接続されるコネクティングチューブ43と、スロットル弁46を有して前記コネクティングチューブ43の下流端に接続されるスロットル装置としてのスロットルボディ44と、レゾネータ45とを含む。前記エアクリーナ42は、車両前後方向で前記エンジン本体27の後方に配置され、このエアクリーナ42の前方に配置されて前記シリンダヘッド29の後部側壁に接続される前記スロットルボディ44には燃料噴射弁47が付設される。
前記吸気装置41は、前記エンジン本体27とともに前記燃料タンク35で上方から覆われる位置に配置される。また車両前後方向に沿う前記燃料タンク35の後方に、乗員を乗せるようにして前記シートフレーム16で支持される前記乗車用シート36が前記エアクリーナ42を上方から覆うようにして配置される。
図5および図6を併せて参照して、前記エアクリーナ42のクリーナケース48は、合成樹脂によって形成されて車幅方向に配置される第1および第2ケース半体49,50が、それらのケース半体49,50の対向縁部を摩擦接合することで相互に結合されることで構成される。このクリーナケース48は、クリーナエレメント55が収容、配置される矩形の箱状のクリーナケース主部48aと、このクリーナケース主部48aの車両前後方向に沿う前上部から前方に延出される延出部48bとを有するように形成される。
第1および第2ケース半体49,50の接合部51は、基本的には車両前後方向に沿うものであるが、前記接合部51の後部が平面視で略L字状の屈曲部分51aとなるようにして、第2ケース半体50側に拡大した拡大部49aが第1ケース半体49に設けられる。
また第1および第2ケース半体49,50のうち第1ケース半体49に、前記クリーナケース主部48a内に前記クリーナエレメント55を挿脱可能に挿入可能として左側側方に開放したクリーナエレメント挿脱口(図示せず)と、前記コネクティングチューブ43が接続される浄化空気出口53と、前記クリーナケース48内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口54とが設けられ、前記クリーナエレメント挿脱口を閉じる蓋部材56が第1ケース半体49の左側面に着脱可能に取付けられる。
前記クリーナケース主部48aに対応する部分で第1ケース半体49内には、前記クリーナエレメント55の上流側に配置される未浄化室57が形成されており、この未浄化室57の一部は、第1ケース半体49の前記拡大部49aで形成される。
第1ケース半体49における前記拡大部49aの車両前後方向に沿う後部上面には、車両前後方向の後方および上方に開放する凹部59が形成され、その凹部59の底面に前記外部空気吸入口54が設けられる。この外部空気吸入口54には、外部から空気を吸入するための吸気ダクト58の長手方向中間部が、当該吸気ダクト58の一端部を前記未浄化室57内に突入するようにして接続されており、前記吸気ダクト58の他端側は、側面視で前記クリーナケース48から上方に突出することがないようにして前記凹部59内で当該凹部59の底面から後方斜め上方に向けて延出される。
前記浄化空気出口53は、前記延出部48bの車両前後方向に沿う前端部に対応して第1ケース半体49の前端面に設けられる。また前記クリーナケース48内には、前記クリーナエレメント55の下流側に配置される浄化室60が形成されており、前記コネクティングチューブ43の長手方向中間部は、当該コネクティングチューブ43の一端部を前記浄化室60内に突入するようにして前記浄化空気出口53に接続される。
図6に注目して、第1ケース半体49には、前記クリーナエレメント55が備えるエレメント支持枠63の周縁部を支持するエレメント支持壁部49bが一体に設けられる。このエレメント支持壁部49bには、前記未浄化室57および前記浄化室60間に配置される矩形の開口部61が設けられる。前記開口部61を前記未浄化室57側から覆うクリーナエレメント55は、クリーナエレメント55を通過する空気の流通方向62が車両前後方向に沿うようにしつつ、前記コネクティングチューブ43の上流端43aよりも車両前後方向後方に離間して配置されるようにして前記エレメント支持壁部49bに支持される。
前記エレメント支持枠63は、一部を前記開口部61に嵌入させるようにして矩形に形成されるとともに前記クリーナエレメント55が収容、支持される支持筒部63aと、前記エレメント支持部49bに未浄化室57側で無端状のシール部材64を介して当接するようにして前記支持筒部63aから側方に張り出す鍔部63bとを有するように形成される。
前記クリーナエレメント55は、複数の流通孔(図示せず)が設けられるようにして前記エレメント支持枠63における前記支持筒部63aの前記浄化室60側の端部に当接される金属製のプレート6と、前記プレート6に前記浄化室60側から当接するメッシュ部材6とで、前記浄化室60側から覆われており、前記プレート6および前記メッシュ部材6は、前記支持筒部63aに固定される。
前記蓋部材56の外面には、内方に凹む収容凹部65が形成されており、この収容凹部65には、車両用補機たとえばヒューズボックス66が収容、保持される。また前記車体フレームFに搭載されるバッテリボックス67の車両前後方向の前方に前記クリーナケース48が配置されており、このクリーナケース48の後部に設けられる前記凹部59は、前記バッテリボックス67で後方から覆われる。
前記コネクティングチューブ43は、上方に向けて膨らんで山形に湾曲した湾曲部70を長手方向中間部に有するように形成されており、前記燃料タンク35および前記コネクティングチューブ43間に配置される前記レゾネータ45が、前記湾曲部70の頂部70aよりも車両側面視で前記エアクリーナ42側で前記コネクティングチューブ43に接続される。
前記レゾネータ45は、チャンバ部45aと、そのチャンバー部45aに連なる接続管部45bとを一体に有するように形成される。一方、前記湾曲部70の頂部70aよりも車両側面視で前記エアクリーナ42側の部分で前記コネクティングチューブ43には、接続管部43bが一体に突設される。すなわち前記コネクティングチューブ43のうち前記湾曲部70の内面の上部最高位部である前記頂部70aと、前記湾曲部70の内面の下部最高位部70bとを通る第1の平面PL1よりも車両側面視での前記エアクリーナ42側の前記コネクティングチューブ43の上部内面に開口するようにして前記接続管部43bが前記コネクティングチューブ43に一体に突設される。この接続管部43bに前記レゾネータ45の前記接続管部45bが嵌合された状態でベルト71で締め付けることにより、前記レゾネータ45が前記コネクティングチューブ43に接続される。
しかも前記コネクティングチューブ43への前記レゾネータ45の接続部、すなわちコネクティングチューブ43に一体に設けられる前記接続管部43bは、前記コネクティングチューブ43における湾曲部70の頂部70aから左右いずれか一側(この実施の形態では左側)に配置され、前記接続管部43bは斜めに傾斜するようにして前記コネクティングチューブ43に一体に設けられる。
ところで前記エアクリーナ42におけるクリーナケース48からは前記エンジン本体27に排気浄化用の二次空気を導くためのエアホース72が車両前後方向に延びるように延出されるものであり、この実施の形態では、前記クリーナケース48を第1ケース半体49とともに構成する第2ケース半体50の前端壁に一体に設けられる二次空気導出管73に一端部が接続される前記エアホース72が、前記湾曲部70の頂部70aの左右いずれか他側(この実施の形態では右側)で前記コネクティングチューブ43の上方を通るように配索され、前記レゾネータ45のチャンバ部45aは、その一部が前記エアホース72の一部を上方から覆う位置に配置される。
また前記燃料タンク35の底板74の後部には、前記レゾネータ45の一部を収容する凹部75が形成されており、前記コネクティングチューブ43の上流端43aが、前記燃料タンク35の後端35aに平面視で重なるようにして前記エアクリーナ42のクリーナケース48内に配置される。すなわち前記燃料タンク35の後端35aを通って車幅方向に延びる第2の鉛直平面PL2が前記クリーナケース48内における前記コネクティングチューブ43の上流端43aも通ることになる。
また車両前後方向に沿う前記レゾネータ45の後部、すなわち前記チャンバ部45aの後部が車両前後方向に沿う前記クリーナケース48の前部に平面視で重なるように配置されるものであり、前記チャンバ部45aの後端を通って車幅方向に延びる第3の鉛直平面PL3が前記クリーナケース48の前部を通る。
さらに前記燃料タンク35の前記底板74には、燃料ポンプ76が当該燃料ポンプ76の下部76aを前記底板74よりも下方に突出させて取付けられ、車両側面視で前記燃料ポンプ76の下部76aの車両前後方向での後方に前記レゾネータ45が配置される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、コネクティングチューブ43に、上方に向けて膨らんで山形に湾曲した湾曲部70が形成され、燃料タンク35および前記コネクティングチューブ43間に配置されるレゾネータ45が、前記湾曲部70の頂部70aよりも車両側面視でエアクリーナ42側で前記コネクティングチューブ43に接続されるので、燃料タンク35の後部が高くなるのを避けつつ、レゾネータ45の容積を確保することが可能となるとともに、レゾネータ45の内部で結露した燃料や水分等を、エンジンEの停止後の車両不使用時にコネクティングチューブ43側に落下したとしてもエアクリーナ42側に流すようにして、スロットルボディ44内に浸入することを防止することができる。
また前記燃料タンク35の底板74の後部に、前記レゾネータ45の一部を収容する凹部75が形成され、前記コネクティングチューブ43の上流端が、前記燃料タンク35の後端35aに平面視で重なるようにして前記エアクリーナ42のクリーナケース48内に配置されるので、燃料タンク35の後部の高さをより低くすることができる。
また車両前後方向に沿う前記レゾネータ45の後部が、車両前後方向に沿う前記クリーナケース48の前部に平面視で重なるように配置されるので、レゾネータ45を偏平化することで、燃料タンク35の後部が高くなるのを抑制しつつレゾネータ45の容積を確保することができる。
また前記燃料タンク35の前記底板74に、燃料ポンプ76が当該燃料ポンプ76の下部76aを前記底板74よりも下方に突出させて取付けられ、車両側面視で前記燃料ポンプ76の下部76aの車両前後方向での後方に前記レゾネータ45が配置されるので、燃料ポンプ76の下部76aの周囲のスペースを有効に利用してレゾネータ45を配置することができる。
また前記コネクティングチューブ43への前記レゾネータ45の接続部が、前記湾曲部70の頂部70aから左右いずれか一側に配置されるので、燃料タンク35の後部が高くなるのを抑制しつつレゾネータ45およびコネクティングチューブ43間の通路長を確保することができ、しかも前記クリーナケース48から車両前後方向に延びるエアーホース72が、前記湾曲部70の頂部70aの左右いずれか他側で前記コネクティングチューブ43の上方を通るように配索されるので、エアホース72のスムーズな配索が可能となる。
さらに車両前後方向に沿う前記燃料タンク35の後方に、前記エアクリーナ42を上方から覆う乗車用シート36が配置され、前記エアクリーナ42のクリーナエレメント55が、空気の流通方向62を車両前後方向に沿わせるようにしつつ前記コネクティングチューブ43の上流端43aよりも車両前後方向後方に離間して配置されるので、コネクティングチューブ43およびクリーナエレメント55間のスペースを確保しつつ、エアクリーナ42の高さを抑えてシート高の低減に寄与することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態ではスロットル装置がスロットルボディ44である場合について説明したが、スロットル装置が気化器である場合にも本発明を適用することができる。また本発明は、自動二輪車だけでなく、自動三輪車等を含む鞍乗り型車両に広く適用可能である。
27・・・エンジン本体
35・・・燃料タンク
35a・・・燃料タンクの後端
36・・・乗車用シート
41・・・吸気装置
42・・・エアクリーナ
43・・・コネクティングチューブ
43a・・・コネクティングチューブの上流端
44・・・スロットル装置としてのスロットルボディ
45・・・レゾネータ
46・・・スロットル弁
48・・・クリーナケース
55・・・クリーナエレメント
62・・・空気の流通方向
70・・・湾曲部
70a・・・湾曲部の頂部
72・・・エアーホース
74・・・底板
75・・・凹部
76・・・燃料ポンプ
76a・・・燃料ポンプの下部
F・・・車体フレーム

Claims (6)

  1. 車体フレーム(F)に、燃料タンク(35)と、その燃料タンク(35)の下方に配置されるエンジン本体(27)とが搭載され、エアクリーナ(42)と、該エアクリーナ(42)に上流端が接続されるコネクティングチューブ(43)と、スロットル弁(46)を有して前記コネクティングチューブ(43)の下流端に接続されるスロットル装置(44)と、レゾネータ(45)とを含む吸気装置(41)が、前記燃料タンク(35)で上方から覆われる位置に配置される鞍乗り型車両において、
    前記コネクティングチューブ(43)に、上方に向けて膨らんで山形に湾曲した湾曲部(70)が形成され、前記燃料タンク(35)および前記コネクティングチューブ(43)間に配置される前記レゾネータ(45)が、前記湾曲部(70)の頂部(70a)よりも車両側面視で前記エアクリーナ(42)側で前記コネクティングチューブ(43)に接続され、前記燃料タンク(35)の底板(74)の後部に、前記レゾネータ(45)の一部を収容する凹部(75)が形成されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 記コネクティングチューブ(43)の上流端(43a)が、前記燃料タンク(35)の後端(35a)に平面視で重なるようにして前記エアクリーナ(42)のクリーナケース(48)内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車両前後方向に沿う前記レゾネータ(45)の後部が、車両前後方向に沿う前記クリーナケース(48)の前部に平面視で重なるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記燃料タンク(35)の前記底板(74)に、燃料ポンプ(76)が当該燃料ポンプ(76)の下部(76a)を前記底板(74)よりも下方に突出させて取付けられ、車両側面視で前記燃料ポンプ(76)の下部(76a)の車両前後方向での後方に前記レゾネータ(45)が配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記コネクティングチューブ(43)への前記レゾネータ(45)の接続部が、前記湾曲部(70)の頂部(70a)から左右いずれか一側に配置され、前記クリーナケース(48)から車両前後方向に延びるエアーホース(72)が、前記湾曲部(70)の頂部(70a)の左右いずれか他側で前記コネクティングチューブ(43)の上方を通るように配索されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 車両前後方向に沿う前記燃料タンク(35)の後方に、前記エアクリーナ(42)を上方から覆う乗車用シート(36)が配置され、前記エアクリーナ(42)のクリーナエレメント(55)が、空気の流通方向(62)を車両前後方向に沿わせるようにしつつ前記コネクティングチューブ(43)の上流端(43a)よりも車両前後方向後方に離間して配置されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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