JP5810688B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents

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本発明は、車両用ドアに適用され、ガラスホルダとキャリアプレートとのガタつきを防止できるウインドレギュレータに関する。
ウインドレギュレータとは、車両用ドアに設けられる窓ガラスを上下させるためのものであり、一般に、窓ガラスに固定されるガラスホルダと、該ガラスホルダと固定されるキャリアプレートと、該キャリアプレートを案内するガイドレールと、該ガイドレールに取り付けられる方向転換用部材を経てキャリアプレートへ一端が接続されるワイヤと、該ワイヤの他端側を巻き取り、又送り出すドラムを駆動することによりキャリアプレートと共にガラスホルダに固定された窓ガラスを上下に移動させる駆動部とを備える。
ここで、ウインドレギュレータには、ボルトとナットとを用いて前記ガラスホルダと前記キャリアプレートを締結することにより、それらの固定を行うタイプのものがある。このタイプのウインドレギュレータでは、振動等によりガラスホルダとキャリアプレートとが相対的に移動することにより、ボルトが緩みガタつきが生じる場合がある。
このような状況を鑑みてか、特許文献1には、ガラスホルダに水平方向に直線状に延びる溝状の係合凹部を複数並設すると共に、キャリアプレートに水平方向に直線状に突設された係合凸部を設けたウインドレギュレータが開示されている。このウインドレギュレータでは、ボルトとナットとを用いて、ガラスホルダとキャリアプレートとを締結した際に、前記係合凹部と前記係合凸部とが係合するので、ガラスホルダとキャリアプレートとの相対的な移動を防止できるとされている。
又、特許文献2には、ガラスホルダに突起を設けたウインドレギュレータが開示されている。このウインドレギュレータでは、ボルトとナットとを用いて、ガラスホルダとキャリアプレートとを締結した際に、前記突起がボルトに圧着して変形するので、ボルトの緩みを防止できるとされている。
特公昭62−34907号公報 特開2006−168646号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるウインドレギュレータでは、ガラスホルダやキャリアプレートの寸法にばらつきが生じた場合に、係合凹部と係合凸部とを係合できず、ガラスホルダとキャリアプレートとを確実に固定できないという問題がある。
又、特許文献2に開示されるウインドレギュレータは、ボルトの緩みは防止できるものの、ガラスホルダとキャリアプレートとの相対移動を防止する構成を有していない。従って、このウインドレギュレータでは、ガラスホルダとキャリアプレートとの間にガタつきが発生することを確実に防止することができない。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、ガラスホルダとキャリアプレートとを確実に固定することができ、固定後にそれらの相対移動を防止してガタつきの発生を防ぐことができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のウインドレギュレータは、車両の窓ガラスに固定されたガラスホルダと、駆動部により昇降駆動されるキャリアプレートとを備え、前記ガラスホルダと前記キャリアプレートとを締結部材で固定するウインドレギュレータにおいて、前記ガラスホルダまたは前記キャリアプレートの一方には係合部が設けられ、他方には所定の長さを有する係合受部が設けられており、前記ガラスホルダと前記キャリアプレートとを締結部材で固定したときに、前記係合部と前記係合受部が接触し、前記係合部と前記係合受部との少なくとも一方が他方の接触面の形状に合わせて変形することによって、前記係合部と前記係合受部とが係合状態となることを特徴としている。
(1)本発明のウインドレギュレータでは、ガラスホルダとキャリアプレートとの一方に設けられた係合部と、他方に設けられた係合受部とが、締結部材を用いてガラスホルダとキャリアプレートとを固定した際に、少なくとも一方が他方の接触面の形状に合わせて変形して、係合状態となる。そのため、本ウインドレギュレータでは、ガラスホルダとキャリアプレートとの相対移動を防止できる。又、本ウインドレギュレータでは、前記係合受部が所定の長さを有しているので、ガラスホルダやキャリアプレートの寸法にばらつきが生じている場合であっても、前記係合部と係合受部を接触させて、ガラスホルダとキャリアプレートとを確実に固定することができる。
(2)本発明のウインドレギュレータでは、締結部材の締め込みによる締結力が、ガラスホルダ及びキャリアプレートに夫々締結部材挿通孔を挟んで対称に複数設けられた係合部及び係合受部に分散される。これにより、本ウインドレギュレータでは、ガラスホルダとキャリアプレートとの相対移動をより確実に防止できる。
(3)本発明のウインドレギュレータでは、前記係合部を突起、前記係合受部を突条として設けることにより、ガラスホルダとキャリアプレートとの固定時に、係合部と係合受部との接触面積が小さくなるので、容易にそれらを変形させて係合状態とすることができる。
(4)本発明のウインドレギュレータでは、ガラスホルダとキャリアプレートとの固定時に、前記係合部が設けられた溝に前記突条を挿入することで、ガラスホルダ及びキャリアプレートの締結部材挿通孔に夫々取り付けられている熱収縮の少ない金属製のナット及びカラーを接触させている。これにより、本ウインドレギュレータでは、環境温度が変化することにより、熱収縮の大きい樹脂製であるガラスホルダ及びキャリアプレートが収縮した場合でも、ナットとカラーがより確実に接触するため、締結部材が緩むことを防止できる。
本発明のウインドレギュレータの正面図。 (a)ガラスホルダの正面図、(b)同背面図、(c)同右側面図、(d)同底面図。 (a)キャリアプレートの正面図、(b)同左側面図、(c)同平面図、(d)同底面図。 ガラスホルダとキャリアプレートとの固定状態を示す縦断面拡大図。 ガラスホルダとキャリアプレートとの固定状態を示す横断面拡大図。 (a)他形状のガラスホルダの正面図、(b)同背面図、(c)同右側面図、(d)同底面図。 (a)他形状のキャリアプレートの正面図、(b)同左側面図、(c)同平面図、(d)同底面図。 他形状のガラスホルダとキャリアプレートとの固定状態を示す縦断面拡大図。 他形状のガラスホルダとキャリアプレートとの固定状態を示す横断面拡大図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。本発明のウインドレギュレータ1は、図1に示すように、窓ガラス2が固定されるガラスホルダ3と、該ガラスホルダ3とボルトなどの締結部材4を用いて固定されるキャリアプレート5と、該キャリアプレート5の移動をガイドするガイドレール6と、該ガイドレール6の上端及び下端に設けられる方向転換用部材7,8と、該方向転換用部材7,8とアウターチューブ9,10を介して接続される駆動部11とを備えている。又、本ウインドレギュレータ1では、上昇用ワイヤ12が、方向転換用部材7に掛け回されて一端がキャリアプレート5に接続され、他端がアウターチューブ9内を通って駆動部11内の図外のドラムに巻き取り及び送り出し自在に接続されており、更に、下降用ワイヤ13が、方向転換用部材8に掛け回されて一端がキャリアプレート5に接続され、他端がアウターチューブ10内を通って前記図外のドラムに巻き取り及び送り出し自在に接続されている。
本ウインドレギュレータ1は、図外の車両用ドアのインナパネルに固定されて使用されるものであり、駆動部11が備えるモータ14を動作させることで前記図外のドラムを回転駆動して、上昇用ワイヤ12をドラムに巻き取り、下降用ワイヤ13をドラムより一端側へ送り出すことで窓ガラス2を上昇させ、又、上昇用ワイヤ12をドラムより一端側へ送り出し、下降用ワイヤ13をドラムに巻き取ることで窓ガラス2を下降させるものである。
本ウインドレギュレータ1は、前記ガラスホルダ3と前記キャリアプレート5の構成に特徴があり、それ以外の構成については公知のものを採用することが可能である。従って、以下では、ガラスホルダ3とキャリアプレート5の構成を中心に説明する。
前記ガラスホルダ3は、合成樹脂材料により構成されており、図2(c)に表れるように、U字状の溝15を有したガラス固定部16と、該ガラス固定部16より下方に延びる平板状のホルダ部17とを備える。
前記ガラス固定部16は、図1に表れるように、具備する溝15に窓ガラス2の下縁が接着剤等により固定される。前記ホルダ部17には、図2(a),(b)に示すように、略中心に前記締結部材4に螺合可能な金属製のナット18が取り付けられた締結部材挿通孔19が穿設されている。又、ホルダ部17の表面には、図2(a)によく表れているように、前記締結部材挿通孔19の周囲を囲む略U字型の突部20が、当該ホルダ部17の補強のために設けられている。
又、ホルダ部17の裏面には、図2(c)によく表れるように、その上縁から裏面方向に突出した平板状であり、前記キャリアプレート5との固定時に、該キャリアプレート5の位置決めに供される規制部21が設けられている。更に、ホルダ部17の裏面には、図2(b)に表れるように、前記締結部材挿通孔19を挟んで対称に平行に上下方向に延びる溝22a,22bが設けられている。この溝22a,22b内には、その内部を横断するように形成された係合部23が複数設けられており、本実施の形態では2つずつ設けている。係合部23は、図3に示す前記キャリアプレート5の係合受部25a,25bと接触したときに、該係合受部25a,25bとの接触面の形状に合わせて変形可能な材料および形状であることが好ましいが、係合受部25a,25bが変形するのであれば係合部23は変形可能でなくてもよい。なお、前記係合部23は突起として設けられており、その数量は任意に定めてよいが、複数が好ましい。
前記キャリアプレート5は、合成樹脂材料により構成されており、図3に示すように、締結部材挿通孔24、係合受部25a,25b、側部支持部26a,26b、ワイヤエンド収容部27、嵌合部28等が平板状の本体部5aに設けられている。
前記締結部材挿通孔24は、前記締結部材4を挿通するためのものであって、図3(a)に表れるように、前記本体部5aの左寄り中央部に穿設されている。この締結部材挿通孔24は、図2に示すガラスホルダ3と締結部材4を用いて固定する際、当該ガラスホルダ3及びキャリアプレート5の寸法誤差を吸収できるように縦方向に長い楕円形状を有している。又、締結部材挿通孔24には、金属製であり、当該締結部材挿通孔24との寸法誤差を吸収するための隙間が周方向の一方に形成された円環状のカラー29が取り付けられている。
前記係合受部25a,25bは、図3(a)によく表れるように、前記本体部5aの表面に突出して形成され、前記締結部材挿通孔24を挟んで対称、かつ、平行に上下方向に延びて所定の長さを有するように設けられている。係合受部25a、25bは前記係合部23と接触したときに、係合部との接触面の形状に合わせて変形可能な材料および形状であることが好ましいが、係合部23が変形するのであれば係合受部25a、25bは変形可能でなくてもよい。なお、前記係合受部25a、25bは突条として設けられており、その数量は任意に定めてよいが、複数が好ましい。また、所定の長さとは、前記締結部材挿通孔24の縦方向の長さに対応でき、かつガラスホルダ3やキャリアプレート5の寸法のばらつきにも対応できるような長さであればよい。
前記側部支持部26a,26bは、図3(a),(b)に表れるように、前記締結部材挿通孔24を挟んで、かつ、係合受部25a,25bより外側に、前記本体部5aの表面から突出し、その後上方に延びるように形成されている。この側部支持部26a,26bは、図1に示す窓ガラス2が固定されたガラスホルダ3と固定した際に、ガラスホルダ3が図面表面方向に倒れて、窓ガラス2が破損することを防ぐために設けられている。
前記ワイヤエンド収容部27は、図3に示すように、前記側部支持部26bの左側に隣接して、前記本体部5aの裏面から突出して設けられている。このワイヤエンド収容部27は、図1に示す上昇用ワイヤ12、下降用ワイヤ13の一端に設けられるそれらより大径な図外のワイヤエンドを収容するものであり、中空部を有して前記図外のワイヤエンドを挿入するために開口している。また、ワイヤエンド収容部27には、図3(c),(d)に表れるように、前記上昇用ワイヤ12、前記下降用ワイヤ13をその内部に導くためのスリット状のワイヤ案内部30a,30bが、上下端面に夫々設けられている。
前記嵌合部28は、図3(c),(d)によく表れるように、本体部5aの右側端に裏面から突出して設けられる。この嵌合部28は、その嵌合爪31が、図1に示す前記ガイドレール6をスライド自在に挟むことで、キャリアプレート5をガイドレール6にガイドされた状態で上下に移動可能とする。又、嵌合部28は、図3(d)に表れるように、その底面にクッション取付部32が設けられており、このクッション取付部32には、図外の衝撃吸収用のクッションが取り付けられる。
上記説明したガラスホルダ3とキャリアプレート5の固定は、図2(b)に表れるガラスホルダ3のホルダ部17の裏面と、図3(a)に表れるキャリアプレート5の表面とを対向させた状態で近づける。この際、ガラスホルダ3の規制部21の下面が、キャリアプレート5の上端面と接触しつつ、それを案内することで、ガラスホルダ3とキャリアプレート5との相対的な上下方向の位置決めがなされる。
上記上下方向の位置決めがなされた状態で、キャリアプレート5の表面に形成された係合受部25a,25bが、ガラスホルダ3のホルダ部17の裏面に形成された溝22a,22bに受け入れられて、前記溝22a,22b内に形成されている係合部23に接触するように、ガラスホルダ3とキャリアプレート5とをさらに接近させ、係合部23と係合受部25a、25bとを接触させる。
前記係合受部25a、25bが前記係合部23に接触した状態で、キャリアプレート5のカラー29が取り付けられた締結部材挿通孔24に裏面側から図1に示す締結部材4を挿通して、ガラスホルダ3のホルダ部17に形成された締結部材挿通孔19に取り付けられたナット18に螺合させる。そして、該ナット18と、前記カラー29とが接触するまで、前記締結部材4を締め込む。
上記締結部材4の締め込みにより、図4,5に示すように、前記係合部23と前記係合受部25a、25bとが、互いに相手側の接触面の形状に合わせて変形して係合状態となり、ガラスホルダ3とキャリアプレート5との固定が完了する。
以上のようにガラスホルダ3とキャリアプレート5とが固定された本発明のウインドレギュレータ1では、前記係合部23と、前記係合受部25a,25bとが互いに相手側の接触面の形状に合わせて変形して係合状態となるので、使用期間中にガラスホルダ3とキャリアプレート5とが相対移動してガタつきが発生することを防止することができる。
又、本発明のウインドレギュレータ1では、ガラスホルダ3及びキャリアプレート5の上下方向の寸法に誤差が生じている場合であっても、ガラスホルダ3とキャリアプレート5とを固定することが可能である。これは、前記係合受部25a、25bが上下方向に所定の長さを有しているので、前記係合部23と確実に接触でき、又、前記カラー29が取り付けられた前記締結部材挿通孔24が縦方向に長い楕円形状を有しているので、当該締結部材挿通孔24に締結部材4を挿通して前記締結部材挿通孔19に取り付けられた前記ナット18に確実に螺合できるためである。
又、本発明のウインドレギュレータ1では、前記係合部23と前記係合受部25a,25bとが、夫々前記締結部材挿通孔19,24を挟んで対称に設けられているので、ガラスホルダ3とキャリアプレート5とを固定する際の締結部材4の締め込みによる締結力が、各係合部23及び係合受部25a,25bに分散される。これにより、ガラスホルダ3とキャリアプレート5の相対的な移動が更に防止される。
又、本発明のウインドレギュレータ1では、前記係合部23が小さく前記係合受部25a,25bとの接触面積が小さいので、締結部材4を締めこむことで容易にこれらを変形させることができ、作業性よくガラスホルダ3とキャリアプレート5との固定ができる。
又、本発明のウインドレギュレータ1では、前記ナット18と前記カラー29とが接触した状態で、ガラスホルダ3とキャリアプレート5とが固定されている。ガラスホルダ3及びキャリアプレート5は合成樹脂材料により構成されているので環境温度による熱収縮が大きいが、ナット18及びカラー29は金属材料により構成されているので環境温度による熱収縮が小さい。従って、本ウインドレギュレータ1は、ナット18とカラー29とを接触させていることにより、ガラスホルダ3とキャリアプレート5が熱収縮してガラスホルダ3とキャリアプレート5の間に隙間が生じ、ガラスホルダ3とキャリアプレート5とが相対的に移動して締結部材4が緩みガタつきが生じることがなく、環境温度が変化しても、締結部材4が緩むことを防止できる。
尚、本実施の形態で示したウインドレギュレータ1は、本発明に係るウインドレギュレータの一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上記において、ガラスホルダ3に溝22a,22b及び係合部23を、キャリアプレート5に係合受部25a,25bを設けるとしたが、ガラスホルダ3に係合受部25a,25bを、キャリアプレート5に溝22a、溝22b及び係合部23を設けるように構成してもよい。
又、前記係合受部25a,25bは、前記締結部材挿通孔19又は前記締結部材挿通孔24を挟んで対称に配置されていれば、より多く設けてもよい。この場合には、前記溝22a,22bも、係合受部25a、25bに対応してより多く設けられる。
又、本ウインドレギュレータ1は、図6に示すように、前記ホルダ部17に、前記溝22a,22b及び突起の前記係合部23にかわって、突起の係合部33を設けたガラスホルダ3と、図7に示すように、前記本体部5aに、突条の前記係合受部25a,25bにかわって、溝状の係合受部34a,34bを設けたキャリアプレート5を用いて構成してもよい。尚、係合部33をキャリアプレート5に、係合受部34a、34bをガラスホルダ3に設けてもよい。
前記係合部33は、図6(b)に表れるように、前記締結部材挿通孔19を挟んで対称に4個配置され、同図(c)に表れるように、前記ホルダ部17の表面から突出するように形成されている。前記係合受部34a,34bは、図7(a),(c)に表れるように、前記締結部材挿通孔24を挟んで対称且つ平行に上下に延びて形成されている。
上記ガラスホルダ3とキャリアプレート5との固定時には、前記係合部33が、係合受部34a,34bに挿入される。そして、図1に示す締結部材4の締め込みによって、係合部33が、図8,9に示すように、係合受部34a,34bの底面に突き刺さるようになる。これにより、係合受部34a,34bの底面が、係合部33の接触面の形状に合わせて変形して係合状態となり、ガラスホルダ3とキャリアプレート5との固定が完了する。
上記ガラスホルダ3とキャリアプレート5との一方に係合部33、他方に係合受部34a,34bが設けられた本ウインドレギュレータ1は、ガラスホルダ3とキャリアプレート5との一方に溝22a,22b及び係合部23、他方に係合受部25a,25bが設けられた本ウインドレギュレータ1と同様の効果を得ることができる。
本発明に係るウインドレギュレータは、車両用ドアに適用することができる。
1 ウインドレギュレータ
2 窓ガラス
3 ガラスホルダ
4 締結部材
5 キャリアプレート
11 駆動部
18 ナット
19,24 締結部材挿通孔
22a,22b 溝
23,33 係合部
25a,25b、34a,34b 係合受部
29 カラー

Claims (4)

  1. 車両の窓ガラスに固定されたガラスホルダと、
    駆動部により昇降駆動されるキャリアプレートとを備え、
    前記ガラスホルダと前記キャリアプレートとを締結部材で固定するウインドレギュレータにおいて、
    前記ガラスホルダまたは前記キャリアプレートの一方には係合部が設けられ、他方には所定の長さを有する係合受部が設けられており、
    前記ガラスホルダと前記キャリアプレートとを締結部材で固定したときに、前記係合部と前記係合受部が接触し、
    前記係合部と前記係合受部との少なくとも一方が他方の接触面の形状に合わせて変形することによって、前記係合部と前記係合受部とが係合状態となることを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 前記ガラスホルダおよび前記キャリアプレートには、それぞれ締結部材挿通孔が設けられ、
    前記係合部および前記係合受部は、それぞれ前記締結部材挿通孔を挟んで対称に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
  3. 前記係合部は突起として、前記係合受部は突条として設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のウインドレギュレータ。
  4. 前記係合部は突起として、前記係合受部は突条として設けられ、
    前記ガラスホルダおよび前記キャリアプレートは合成樹脂製であり、
    前記ガラスホルダの前記締結部材挿通孔には、前記締結部材と羅合する金属製のナットが取り付けられ、
    前記キャリアプレートの前記締結部材挿通孔には、前記締結部材を挿通する金属製のカラーが取り付けられ、
    前記ガラスホルダと前記キャリアプレートとのうち、前記突条が設けられていない側には、前記係合部がその内部を横断するように形成された溝が設けられ、
    前記締結部材で前記ガラスホルダと前記キャリアプレートを締結したとき、
    前記溝に前記突条が受け入れられると共に、前記ナットと前記カラーとが接触することを特徴とする請求項記載のウインドレギュレータ。
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