JP5722392B2 - ワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ - Google Patents

ワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ Download PDF

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Description

本発明は、車両用の窓において窓ガラスを開閉するために使用するワイヤドラム式のウインドウレギュレータに関する。
ワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、ドアパネルの内部に配置したワイヤドラムとワイヤガイドの間にワイヤを掛け渡し、ワイヤに取り付けたガラス支持部材(キャリア)により窓ガラスを支持した構造であり、駆動回転されるワイヤドラムによってワイヤを往復移動させ、窓ガラスを開閉するのが一般的である。
このようなウインドウレギュレータでは、ワイヤの張力が十分でないと、昇降時に窓ガラスに上下方向のガタつき(ジャダー)が発生する。特に、ガラス支持部材をガイドするレールの無い、所謂レールレスタイプのものは、部材をドアパネル内へ組み付けながらレギュレータとして構成していくので、あらかじめワイヤに張力を加えた状態でドアパネルに組み込むことがむずかしい。これを解決するためにワイヤを一旦、軽く配索した後にワイヤの張力を調整する手法が採用される。
ところで、ワイヤドラム式のウインドウレギュレータの配索にアウターチューブを利用するものがある。アウターチューブは、配索のワイヤを必要な曲路に沿って誘導するためやワイヤのグリスが飛び散ったりするのを防ぐために使用される。
特許文献1では、上昇用ワイヤ(12)が、方向転換用部材(7)に掛け回されて一端がキャリアプレート(5)に接続され、他端がアウターチューブ(9)内を通って駆動部(11)内の図外のドラムに巻き取り及び送り出し自在に接続されており、更に、下降用ワイヤ(13)が、方向転換用部材(8)に掛け回されて一端がキャリアプレート(5)に接続され、他端がアウターチューブ(10)内を通って前記図外のドラムに巻き取り及び送り出し自在に接続された構造を記載している。
また、特許文献2には、ワイヤ(13)を、ガイドレール(9)の領域において、前記移動部材(11)の移動体(21)と一体に結合されると共に、前方のガイドレール(9)の下端のガイドローラ(17)から駆動部(15)までの間と、駆動部(15)から後方のガイドレール(9)の上端のガイドローラ(17)までの間の各領域においてアウターチューブ(29)内に通した配索が記載されている。
特開2013-019098号公報 特開2001−260648号公報
特許文献1、2の技術はいずれも、従来のアウターチューブの機能を単に利用しているにすぎず、アウターチューブを利用してワイヤ張力を増強させる技術についての記載がない。この発明はアウターチューブの取付けを利用してワイヤの張力を増強できるウインドウレギュレータの提供を課題とする。
上方のワイヤガイドと下方のワイヤドラム間にワイヤを配索し、ワイヤに取り付けたキャリアに窓ガラスを支持させたウインドウレギュレータであって、
ワイヤガイドはブラケットを介してドアパネルに取付けられ、ワイヤドラムはベースプレートを介してドアパネルに取付けられており、前記配索における上昇ワイヤの前記ワイヤガイドとワイヤドラム間を、前記ブラケットに上端部を、ベースプレートに下端部を取付けたワイヤチューブに挿通してあり、ワイヤチューブの下端部がベースプレートに対して上下方向で位置を調整して固定可能なワイヤ張力増強装置によって取り付けられている構造とする。
ワイヤ張力増強装置は、前記ブラケット又はベースプレートに形成した第1傾斜面に当接する第2傾斜面を有した変位部材とこれらを内外方向に貫通したボルト・ナットで構成することがあり、前記のワイヤチューブの位置調整可能側を前記変位部材に取付ける。そして、ボルト・ナットをねじ込むと、前記第1の傾斜面に対して変位部材を上下方向で移動させ、アウターチューブを湾曲させてワイヤ張力を増強する。
また、変位部材とブラケット又はベースプレート間に、初期位置と移動終了位置とでそれぞれに位置固定する係合・係止構造を設けることがある。
車両組み立て工場において、ウインドウレギュレータをドアパネルに一応取付けた後、定着ボルトを締め付けてワイヤ張力増強装置によってアウターチューブの長さを調整するだけで、配索後のワイヤ張力を増強することができ、ウインドウレギュレータの取付けにおいてワイヤ張力の調整が簡単でレギュレータ取付け時間を短縮できる。
レールレスウインドウレギュレータを概略で示した図(室内側から見ている)。 ワイヤ張力増強装置を分解して示した斜視図。 ベースプレートの斜視図。 変位部材の斜視図(外側から見ている)。 変位部材の斜視図(内側からみている)。 ワイヤ張力増強手段の構成を縦断面にして示したものであり、〔イ〕は初期状態、〔ロ〕は移動終了状態を示している。 ワイヤ張力増強装置を内パネルに取付けた状態を示した斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
〔1〕全体構成
ウインドウレギュレータ1(図1、以下、レギュレータ1という)は、車両のドアパネル2(内パネル2aと外パネル2bからなり両パネル間に空間を有する)の内部に取付けられている。レギュレータ1は、ワイヤガイド3、キャリア4、ワイヤ5、ワイヤドラム6及び駆動装置7を備え、これらがアセンブリとして組まれた状態で車両組み立て工場に搬入される。実施例において、ワイヤガイド3はブラケット8を介して内パネル2aに取付けられ、ワイヤドラム6及び駆動装置7はベースプレート9を介して内パネル2aに取付けられる。
前記のブラケット8とベースプレート9は内パネル2aの定位置に取付けられる部材であり、ドアパネル2の内部で上下に間隔を取って配置されている。ベースプレート9にはワイヤ5に対するワイヤ張力増強装置10が配置されている。
そして、ワイヤガイド3と前記のワイヤドラム6との間に、レールレス方式でワイヤ5が配索され、ワイヤ経路が構成されている。ワイヤ5は一端と他端がワイヤドラム6に相互に反対方向から巻掛けられ、ワイヤドラム6の駆動によって背反して往復移動する。背反して移動するワイヤ5に、キャリア4が取り付けられている(図1)。
したがって、駆動装置7がワイヤドラム6を駆動回転すると、キャリア4に支持された窓ガラスが上下に移動し、車両の窓が開閉される。
なお、ワイヤ5はキャリア4からワイヤドラム6に至る部分ワイヤ5aとキャリア4からワイヤガイド3を巻回してワイヤドラム6にいたる部分ワイヤ5bとからなる。
部分ワイヤ5aの一端はキャリア4にワイヤエンド11で取り付けられ(図1)、他端はワイヤドラム6に巻回の後、固定されている。また、部分ワイヤ5bの一端はキャリア4にワイヤエンド11で取り付けられ、他端はワイヤガイド3を転回し、ワイヤドラム6に巻回の後、固定されている。部分ワイヤ5aと部分ワイヤ5bのワイヤドラム6に対する巻回方向は相互に反対方向となっている。したがって、ワイヤドラム6が往復駆動されると、部分ワイヤ5aと部分ワイヤ5bとは背反して往復移動する。部分ワイヤ5aがワイヤドラム6で引かれると窓ガラスが下降するので、部分ワイヤ5aを下降ワイヤ5aとし、部分ワイヤ5bが引かれると窓ガラスは上昇するので、部分ワイヤ5bを上昇ワイヤ5bと称することとする。
〔2〕ベースプレート
前記のレギュレータ1において、上昇ワイヤ5bのワイヤガイド3とワイヤドラム6間はアウターチューブ12に挿通されており、アウターチューブ12の上端部はブラケット8に固定され、下端部はベースプレート9のワイヤ張力増強装置10を介してベースプレート9に取付けられている。
ベースプレート9には、ワイヤドラム6の装着孔13と斜面空間14、下降ワイヤ5aのワイヤ通路15及び上昇ワイヤ5bのワイヤ通路16が形成されている。ワイヤ通路15,16はベースプレート9に変位部材19を組み付けた後、ワイヤ5a,5bの端部を取付けたワイヤドラム6をベースプレート9へ取り付ける必要があるので、ベースプレート9の外面側に開放されたスリット状に形成されている。
上昇ワイヤ5bのワイヤ通路16は、前記斜面空間14の下方壁17と傾斜壁24の第1傾斜面25にわたり形成されている(図3)。
〔3〕ワイヤ張力増強装置
ワイヤ張力増強装置10はベースプレート9側のスライド機構18(図6)と前記のアウターチューブ12とで構成される。
〔3−1〕スライド機構
スライド機構18(図2、図6)は、ベースプレート9側に形成した斜面空間14とこれに嵌り合う変位部材19及び定着用ボルト20とナット21を備える。
〔3−1−1〕斜面空間
斜面空間14はベースプレート9の上辺から下方へ切り下げた内外方向に下方が外方へ迫り出した上向きの傾斜面であるほぼコ字形断面を基本とし、前方壁22、後方壁23、前記の下方壁17及び内側に傾斜壁24を有する。傾斜壁24の外面側は第1の傾斜面25とされている。
変位部材19はブロック状で、上半分のアウターチューブ取付部26と下半分のボルト装着部27とからなる。ボルト装着部27の内側面は第2の傾斜面28(図5)とされている。第2の傾斜面28と前記第1の傾斜面25との傾斜角度は同じである。
前記の斜面空間14の前方壁22と後方壁23には、斜面空間14の内側へ突出した初期位置保持ランス29a,29bが対向して形成されている。ランスは押圧力を受けて埋入し、押圧力から開放されると元位置に戻る係合手段である。
後方壁23には、前記の初期位置保持ランス29bに加えて外方の縁部に規制突部30aを有する。規制突部30aは斜面空間14に嵌合された変位部材19が外方へ脱落するのを防止するためのものである。
下方壁17(図3)には、内方に第1の傾斜面25を備えた傾斜壁24が立上っていると共に、外方の縁部に規制突部30b、30cを有する。これら規制突部30b,30cの機能は前記の規制突部30aと同じである。
傾斜壁24は前方壁22や後方壁23の上辺よりも低い上面31とされており、外側である第1の傾斜面25は、下方が外方へ迫り出した上向きの傾斜面である。傾斜壁24の上面中央には終了位置保持ランス32が第1の傾斜面25から外方へ突出して形成されている。また、第1の傾斜面25の位置に定着用ボルト20の貫通孔33が内外方向に貫通して形成されている。
〔3−1−2〕変位部材
変位部材19の上半分であるアウターチューブ取付部26(図4)は、上方に開口した取付け開口34と取付け開口34から下方へ変位部材19を貫通したワイヤ通路35及び初期位置保持ランス係合段部36a,36bを有する。取付け開口34とワイヤ通路35は、変位部材19の内面側へ開放されるスリット37に連通している。スリット37はアウターチューブ12に案内されてきた上昇ワイヤ5bをこの変位部材19に通してワイヤドラム6へ取り付けるためのものである。
取付け開口34には、アウターチューブ12の下端部を押し込むと、チューブの周面に食い込んでチューブを固定する係合突部を有している。
変位部材19の下半分であるボルト装着部27には、定着用ボルト20の貫通孔38が内外方向に貫通して形成されている。この貫通孔38は上下方向に長い長孔である。また、ボルト装着部27の内側面は前記の第2傾斜面28とされている。第2の傾斜面28は、前記第1の傾斜面25に対応したもので下向きの傾斜面とされている。また、第2の傾斜面28の上部にはベースプレート9側の終了位置保持ランス32(図2、図3)と係合する終了位置保持ランス係合孔39が形成されている。
なお、ナット21は、この実施例において、前記貫通孔38の外方側開口箇所に嵌り込んで周り止めされ、長孔に沿ってスライド可能に配置される(図4)。
〔3−2〕変位部材の取付け
ベースプレート9の斜面空間14に変位部材19を、ベースプレート側の第1の傾斜面25に変位部材19側の第2の傾斜面28を当接させるように差込み(図2、図7)、前後の初期位置保持ランス29a,29bを変位部材19の前後面に設けた係合段部36a,36bに係合させる。これだけで変位部材19は前記の初期位置保持ランス29a,29bと斜面空間14の内方側に配置されている規制突部30a〜30bに保持されて、ベースプレート9から脱落することがない。
次いでベースプレート9の室内側から定着用ボルト20をベースプレート9のボルト貫通孔33及び初期位置に装着された変位部材19のボルト貫通孔38に挿通し、先端部を変位部材19側に嵌合されたナット21に軽く螺合させる。
この状態は、図6(イ)の状態であり、ベースプレート9に対して変位部材19は初期位置Aに位置している。破線の内パネル2aは想定位置である。
レギュレータ1はこの状態で出荷され、車両組み立て工場では、前記図1に基づいて説明したようにレギュレータ1を内パネル2aに取付ける。この時、前記定着用ボルト20を内パネル2aに開けられた取り付け孔に通すことで、ベースプレート9の位置が決定される。なお、前記の下降ワイヤ5aのワイヤガイド3とワイヤ張力増強装置10間にはアウターチューブ12があらかじめ挿通されている(図1)。アウターチューブ12は上方のブラケット8とベースプレート9間に接続される寸法である。
〔4〕ワイヤ張力の増強
レギュレータ1の取付けが一応終了した段階で、ワイヤガイド3とワイヤドラム6及びキャリア4にワイヤ5が配索されている。アウターチューブ12は上端部がブラケット8に下端部がワイヤ張力増強装置10の変位部材19における取付け開口34に嵌め込まれて固定されている。
そして、ワイヤ張力増強装置10の定着用ボルト20をねじ込むと、第1の傾斜面25に対して第2の傾斜面28が圧接され、ねじ込み力の分力により変位部材19が、図6(イ)に矢印で示すように内方向斜め上方へ移動する。このため、アウターチューブ12の下端部は図6(ロ)に示すように、上方へ寸法〔t〕だけ移動する。
図7は取付け完了時におけるワイヤ張力増強装置10の状態を示した斜視図である。
この移動は、アウターチューブ12を湾曲させ、配索によりワイヤガイド3とワイヤドラム6との間で長さの定まっている上昇ワイヤ5bをアウターチューブ12の湾曲による変位分だけ引き伸ばすことになるので、ワイヤ5の張力が増強される。
この操作はレギュレータ1の一応の取付け後に定着用ボルト20をねじ込むだけの操作で行える。また、変位部材19は初期位置保持用ランス29に係合された初期位置から設定された前記の移動の後、第2の傾斜面28に形成された終了位置保持ランス係合孔39に第1の傾斜面25に設けた終了位置保持ランス32が係合する。これによって変位部材19のワイヤ張力増強位置が維持される。
以上、ワイヤ張力増強装置10として、変位部材19を第1、第2の傾斜面25,28と定着用ボルト20を利用して上方へ移動させる構造を説明したが、この発明は、基本的にアウターチューブ12の一端をワイヤガイド3とベースプレート間へ変位させる構造であればよいので、変位部材19がベースプレート9から定着用ねじによって直接に押し出される構造でもよい。また、ワイヤ張力増強装置10はワイヤガイド3のブラケット8側に設けても良い。
実施例では上昇ワイヤ5bと下降ワイヤ5aの2本で形成したが、これらがキャリア4においてワイヤエンド11でつながっているように、部分ワイヤ5a、5bは1本のワイヤであってもよい。
実施例では、内パネル2aに対するベースプレート9の位置を1本の定着用ボルト20で決めているが、内パネル2aに対するベースプレート9の取付けには複数本のボルトが使用される。また、位置決めの点からすれば、定着用ボルトを利用せずに、ベースプレート9自体に位置決め用の突起などを設けてもよい。
実施例ではベースプレート9側に初期位置保持ランス29などの位置保持ランスを設ける一方で、変位部材19側に初期位置保持ランス係合段部と移動終了位置に対応させた終了位置保持ランス係合孔39を設けたが、逆であってもよく、変位部材19とブラケット8又はベースプレート9間に、前記の位置保持ランスとこれに対応した初期位置保持ランス係合段部と終了位置保持ランス係合孔を備えておればよい。
ブラケット8又はベースプレート9に対する変位部材19の初期位置と移動終了位置が、ランスとランス係合孔によるのではなく、ボルトによって位置決めされる構造とすることもある。
1 ウインドウレギュレータ
2 ドアパネル
2a 内パネル
2b 外パネル
3 ワイヤガイド
4 キャリア
5 ワイヤ
5a 下降ワイヤ
5b 上昇ワイヤ
6 ワイヤドラム
7 駆動装置
8 ブラケット
9 ベースプレート
10 ワイヤ張力増強装置
11 ワイヤエンド
12 アウターチューブ
13 ワイヤドラムの装着孔
14 斜面空間
15 下降ワイヤのワイヤ通路
16 上昇ワイヤのワイヤ通路
17 下方壁
18 スライド機構
19 変位部材
20 定着用ボルト
21 ナット
22 前方壁
23 後方壁
24 傾斜壁
25 第1の傾斜面
26 アウターチューブの取付部
27 ボルト装着部
28 第2の傾斜面
29,29a,29b 初期位置保持ランス
30,30a,30b,30c 規制突部
31 上面
32 終了位置保持ランス
33 定着ボルト用の貫通孔(ベースプレート側)
34 取付け開口
35 ワイヤ通路
36,36a,36b 係合段部
37 スリット
38 定着用ボルトの貫通孔(変位部材側)
39 終了位置保持ランス係合孔

Claims (6)

  1. 上方のワイヤガイドと下方のワイヤドラム間にワイヤを配索し、ワイヤに取り付けたキャリアに窓ガラスを支持させたウインドウレギュレータであって、
    ワイヤガイドはブラケットを介してドアパネルに取付けられ、ワイヤドラムはベースプレートを介してドアパネルに取付けられており、前記配索におけるワイヤの前記ワイヤガイドとワイヤドラム間を、前記ブラケットに上端部を、ベースプレートに下端部を取付けたワイヤチューブに挿通してあり、ワイヤチューブの下端部が前記ベースプレートに対して上下方向で位置を調整して固定可能なワイヤ張力増強装置によって取り付けられており、
    上下方向で位置を調整して固定可能なワイヤ張力増強装置が、ベースプレートに形成した第1傾斜面に当接する第2傾斜面を有した変位部材とこれらを内外方向に貫通したボルトとナットで構成され、前記のワイヤチューブの下端部を前記変位部材に取付けてあり、前記のボルト・ナットをねじ込むことで前記第1の傾斜面に対して変位部材が上下方向で移動することを特徴としたワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
  2. 前記変位部材とベースプレート間に、位置保持ランス及び初期位置保持ランス係合段部と移動終了位置に対応させた終了位置保持ランス係合孔とを備えていることを特徴とした請求項1に記載のワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
  3. 前記変位部材のベースプレートに対する初期位置と移動終了位置がボルトによって位置決めされることを特徴とした請求項1又は2に記載のワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
  4. 上方のワイヤガイドと下方のワイヤドラム間にワイヤを配索し、ワイヤに取り付けたキャリアに窓ガラスを支持させたウインドウレギュレータであって、
    ワイヤガイドはブラケットを介してドアパネルに取付けられ、ワイヤドラムはベースプレートを介してドアパネルに取付けられており、前記配索におけるワイヤの前記ワイヤガイドとワイヤドラム間を、前記ブラケットに上端部を、ベースプレートに下端部を取付けたワイヤチューブに挿通してあり、ワイヤチューブの上端部が前記ブラケットに対して上下方向で位置を調整して固定可能なワイヤ張力増強装置によって取り付けられており、
    上下方向で位置を調整して固定可能なワイヤ張力増強装置が、前記ブラケットに形成した第1傾斜面に当接する第2傾斜面を有した変位部材とこれらを内外方向に貫通したボルトとナットで構成され、前記のワイヤチューブの上端部を前記変位部材に取付けてあり、前記のボルト・ナットをねじ込むことで前記第1の傾斜面に対して変位部材が上下方向で移動することを特徴としたワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
  5. 前記変位部材とブラケット間に、位置保持ランス及び初期位置保持ランス係合段部と移動終了位置に対応させた終了位置保持ランス係合孔とを備えていることを特徴とした請求項4に記載のワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
  6. 前記変位部材のブラケットに対する初期位置と移動終了位置がボルトによって位置決めされることを特徴とした請求項4又は5に記載のワイヤ張力増強装置を備えたウインドウレギュレータ。
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