JP5708084B2 - 定着装置、及び、これを備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置、及び、これを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式のプリンタ、ファクシミリ、複写機あるいはこれらの少なくとも2つの機能を備える複合機などの画像形成装置に搭載される定着装置であって、記録媒体上の未定着トナー像を定着ニップ部で加熱及び加圧することによって定着させる定着装置の改良に関し、さらにはこれを備えた画像形成装置に関する。
従来公知の電子写真方式を利用した画像形成装置においては、感光体ドラムなどの像担持体の表面に静電潜像を形成し、当該静電潜像を現像剤であるトナーによって現像することで可視像化し、さらに、この現像トナー像を記録紙などの記録媒体に転写して、当該記録媒体に画像(未定着トナー像)を担持させ、この記録媒体上の未定着トナー像に定着装置で熱と圧力とを加えることにより定着させる構成が知られている。この種の定着装置では、様々な方式、例えば熱ローラ方式や、定着ベルトを用いたベルト方式などが非常によく知られているが、いずれの方式も、定着ローラ自身や、あるいは、定着ローラにかけまわされる定着ベルトなど(以下では、定着部材と総称する。)を加熱した上で、当該定着部材と対向当接する加圧部材とで形成した定着ニップ部に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上の未定着トナー像を、当該記録媒体と共に加圧しつつ加熱することにより記録媒体表面に定着させている。なお、よく知られた定着部材の加熱源としては、抵抗加熱ヒータ、ハロゲンヒータ、誘導加熱装置、磁気加熱装置などがある。
ここで、このような定着装置において、未定着トナー像を定着させられる記録紙などの記録媒体に加えられる熱量が大きすぎると、当該記録媒体中に含まれる水分などが蒸発することで水蒸気が発生して、この水蒸気が定着されたトナー像表面から飛び出す現象であるトナーブリスターが発生してしまうことがある。特に、コート紙などの記録媒体の両面に画像を形成する場合において、第一面乃至表面に画像を形成した後で、第二面乃至裏面の画像を定着装置で定着する際に、当該記録媒体の第一面側に定着装置の加圧部材側からの熱量が過度に加わると、第一面側で既に定着されている画像表面から水蒸気などが飛び出し、トナーブリスタを発生させてしまうことがわかっている。トナーブリスタが発生した画像表面は荒れた状態になり、形成されるべき画像の画像品質が大きく低下してしまう。
そこで、定着装置を記録媒体が通過しない非通過時には、加熱源によって加熱されている定着部材からの熱量を受けて加圧部材の表面温度が過度に上昇してしまわないように、加圧部材表面温度を検知する温度センサなどの加圧部材表面温度検知部材を設け、当該加圧部材表面温度検知部材の検知結果に基いて、加圧部材離間機構を用いて加圧部材を定着部材から離間させておき、加圧部材の表面温度が一定温度以上にならないような構成を採用することが考えられ、実際に実機にて採用されてきている。この場合、定着部材の温度は非常に高温となっているため、定着部材の高温度の影響(例えば、放熱による影響)を受けて、加圧部材の表面温度が容易に低下していかないことを防止するために、加圧部材は、定着部材からある程度の大きな所定距離を有して離間される。
しかしながら、一旦、加圧部材を定着部材から離してしまえば、当然ながら、定着装置を記録媒体が通過する定着処理時には、再度、定着部材に加圧部材を圧接させて所定の定着ニップ部が形成されている状態にしなければならない。この場合、例えば、加圧部材が定着部材に衝突することで発生する振動が画像形成部に伝播して、形成されるべき画像に悪影響を与えることを低減乃至防止するために、加圧部材を定着部材側にゆっくりと移動させることがあり、その際には、加圧部材接離機構で採用される駆動機構によっては、数秒〜十数秒、あるいは、これ以上の時間を要することがある。したがって、画像形成指令が画像形成装置に入力されたときに、加圧部材が定着部材から離間されていたとすると、この画像形成指令が画像形成装置に入力されてから最初の記録媒体の画像形成動作が完了するまでの時間であるファーストプリント時間が長くかかってしまうことになる。
ここで、トナーブリスタの発生確率は、画像形成装置の設置環境が低温である場合に低いことがわかってきた。これは、設置環境が低温であれば絶対湿度が低いために、記録媒体に含まれる水分量が低下しているので(すなわち、当該記録媒体に含まれるトナーブリスタを発生させる原因となる水分の絶対量が少なくなっているので)、その結果、加圧部材温度がある程度高温であってもトナーブリスタの発生確率が低くなることに起因していると考えられる。
しかしながら、このようなトナーブリスタ発生確率が低い場合であっても、現状の定着装置や画像形成装置では、加圧部材と定着部材との離間量を一定に、特に離間量を大きく設定しているため、どのような環境条件であってもファーストプリントに要する時間は一定であり、このファーストプリント時間が無駄に長くかかってしまっているという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、トナーブリスタの発生確率が低い条件では、ファーストプリント時間を短くすることができる定着装置を提供することを目的とし、さらには、当該定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
加熱源により加熱される定着部材と、
前記定着部材に圧接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、
前記加圧部材の表面温度を検知する加圧部材表面温度検知部材と、
前記定着部材から前記加圧部材を接離可能に移動させるための加圧部材接離機構と、
を備えて成る定着装置において、
前記加圧部材接離機構は、
前記加圧部材のローラ軸を回転可能に支持すると共に、その一端部を加圧部材アーム支点として前記定着装置に回動可能に支持される加圧部材アームと、
前記加圧部材アーム支点と同一支点位置にて前記定着装置に回動可能に支持されると共に、カムフォロワーが設けられる揺動レバーと、
前記加圧部材アーム支点が設けられた側とは対向側の加圧部材アーム他端部を前記揺動レバーと接続し、前記加圧部材アームを前記揺動レバーに対して離れる方向に付勢する付勢部材と、
前記カムフォロワーと接触し組み合わされる偏心カムと、から構成され、
前記定着装置が設けられる画像形成装置の環境温度を検知するための環境温度検知部材がさらに設けられ、
前記定着装置を記録媒体が通過しない非通過時に、前記加圧部材を前記加圧部材接離機構により前記定着部材から離間させる際には、前記加圧部材表面温度検知部材の検知結果と前記環境温度検知部材の検知結果とに基いて、前記加圧部材接離機構を用いて、前記加圧部材の前記定着部材からの離間量を調整することを特徴とする定着装置を提案する。
さらにまた、本発明において、前記偏心カムには、カム位相を検出するために当該偏心カムと同期して回動するエンコーダが設けられ、このエンコーダの回動位置を検出することで、偏心カムの回動位置を検出することを提案する。
さらにまた、本発明において、前記定着部材は、定着ベルトであり、当該定着ベルトは、少なくとも加熱源を有する加熱ローラとこれに対向する定着ローラとに掛けまわされていることを提案する。なお、本発明において、前記定着部材は、加熱源を有する定着ローラであってもよい。
さらにまた、本発明において、上記目的を達成するために、請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置を提案する。
本発明によれば、加熱源により加熱される定着部材と、前記定着部材に圧接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記加圧部材の表面温度を検知する加圧部材表面温度検知部材と、前記定着部材から前記加圧部材を接離可能に移動させるための加圧部材接離機構と、を備えて成る定着装置において、当該定着装置が設けられる画像形成装置の環境温度を検知するための環境温度検知部材がさらに設けられ、前記定着装置を記録媒体が通過しない非通過時に、前記加圧部材を前記加圧部材接離機構により前記定着部材から離間させる際には、前記加圧部材表面温度検知部材の検知結果と前記環境温度検知部材の検知結果とに基いて、前記加圧部材接離機構を用いて、前記加圧部材の前記定着部材からの離間量を調整するので、トナーブリスタの発生確率が低くなる低温設置環境では、加圧部材の表面温度を大きく低減する必要がないため、すなわち、トナーブリスタの発生確率が低くなる低温設置環境では、高温の定着部材の温度影響を受けて加圧部材の表面温度が大きく低下しないとしても、トナーブリスタの発生には大きく影響しないので、加圧部材と定着部材との離間量を小さくすることで、これらが再度圧接する場合の時間を短縮することが可能になり、その結果、ファーストプリント時間を低減することが可能になる。
本発明の定着装置の一例を示す概略断面図であり、当該図では、加圧部材が定着部材に圧接されて定着ニップ部を形成している状態を示す。 本発明の定着装置の一例を示す概略断面図であり、当該図では、加圧部材が定着部材から離間量tを持って離間されている状態を示す。 本発明の定着装置における接離カム機構に設けられた偏心カムのカム位相を検出する手段の一例を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の定着装置100の一例を示す概略断面図であり、当該図1では、加圧部材としての加圧ローラ15が、定着部材としての定着ベルト14に圧接された状態を示している。なお、ここに図示した定着部材14は、無端状の定着ベルト14として構成されており、当該定着ベルト14は、定着ローラ13と加熱源(図示せず)を有する加熱ローラ12との間で回転可能に巻きかけられ、当該定着ベルト14を介して定着ローラ13と加圧ローラ15とが圧接することで、定着ベルト14と加圧ローラ15とで定着ニップ部を形成している。また、定着ベルト14は加熱源により加熱された加熱ローラ12によって所定の定着温度になるように制御されている。なお、ここに図示した定着装置100は、当業者にはよく知られた通常公知の電子写真方式の画像形成装置に設けられているものであり、この種の画像形成装置では、ここには図示しない画像形成部で未定着トナー像を転写され、これを担持している記録媒体が、当該定着装置の定着ニップ部に搬送されてきた際に、定着ニップ部におけるニップ圧と、加熱された定着ベルト14の熱とにより定着されるように構成されている。
ここで、この加圧ローラ15は、画像を定着させるための定着動作時には、定着ベルト14に対して所定の定着ニップ圧になるように押圧されて圧接されているが、画像を形成していない時、すなわち定着装置100を記録媒体が通過しない非通過時には、以下で説明する加圧部材接離機構によって、定着ベルト14から離間できるようになっている。この加圧部材接離機構は、図示した例では、偏心カム24を用いた接離カム機構として構成されていて、この接離カム機構は、加圧ローラ15の回転軸乃至ローラ軸を回転可能に支持すると共に、その一端部を加圧部材アーム支点19として定着装置に回動可能に支持される加圧部材アーム18と、加圧部材アーム支点19と同一支点位置にて定着装置に回動可能に支持されると共に、カムフォロワー23が設けられる揺動レバー20と、加圧部材アーム支点19が設けれた側とは対向側の加圧部材アーム他端部を揺動レバー20と接続し、当該加圧部材アーム18を揺動レバー20に対して離れる方向に付勢する付勢部材22と、前記カムフォロワーと接触し組み合わされる偏心カム24とを有する接離カム機構として構成される。なお、付勢部材22は、例えばつるまきバネなどのスプリングとして構成されており、さらには、ネジ及びロックナットで構成された加圧調整ボルト21にて一端部を加圧部材アーム18に接続され、他端部を揺動レバー22に接続されている。さらにまた、揺動レバー22に設けられたカムフォロワー23は、その揺動レバー20上の位置が動かないように揺動レバー20に対して位置固定式に設けられている。
このような接離カム機構として構成された加圧部材接離機構において、図2に示されるような加圧ローラ15が定着ベルト14から離間量tをもって離間された状態から、図1に示されるような状態である加圧ローラ15が定着ベルト14に圧接された状態にする場合には、偏心カム24のカム軸25を回転させることによって、当該偏心カム24を上死点に回動させることにより行う。なお、この上死点で所定の定着ニップ圧が発揮できるように、加圧調整ボルト21にて付勢部材22の張力が調整されている。
この偏心カム24が上死点に移動して、定着ニップ部を形成する動作を図1及び図2を用いて説明すると、まず、図2に示された状態から偏心カム24がカム軸25まわりに回動して、当該偏心カム24に接触しているカムフォロワー23を押し上げていき、そして、これに伴って、カムフォロワー23が設けられた揺動レバー20を押し上げていく。揺動レバー20が押し上げられれば、これに付勢部材22を介して接続されている加圧部材アーム18も押し上げられていくことになり、その結果、加圧部材アーム18にローラ軸を支持されている加圧ローラ15も、加圧部材アーム18の加圧部材アーム19を支点とした回動動作に伴って、押し上げられていくことになる。さらに偏心カム24が回動していき、揺動レバー20を押し上げていくと、加圧ローラ15は定着ベルト14に接触するまで押し上げられていくが、この定着ベルト14は、定着ローラ13と加熱ローラ12との間で回転移動可能ではあるが、定着装置に対しては位置固定式に取り付けられているので、さらに、偏心カム24を回動させていくと、定着ベルト14に接触した加圧ローラ15を支持している加圧部材アーム18は変位を止められる一方で、揺動レバー20の回動に伴って、付勢部材22が撓み始める。そして、この付勢部材22の撓みに基く反発力が生じて、当該反発力が加圧部材アーム18を介して加圧ローラ15に伝達されるので、加圧ローラ15は付勢部材22の反発力に応じた付勢力で、定着ベルト14に押圧されていくことになり、その後、偏心カム24が上死点に移動した段階で、図1に示されるような定着ベルト14と加圧ローラ15とが所定の定着ニップ圧で圧接された状態にいたることになる。ここで、ここに示した実施形態では、発明の理解を深めるために、偏心カム24が上死点にある場合に所定の定着ニップ部が形成される例を示したが、このような構成であれば、偏心カム24の回動位置に応じて、定着ニップ圧を調整することが可能であるので、偏心カム24が上死点に到達しなくとも、所定の定着ニップ圧を有する定着ニップ部を形成させることが可能である。
その逆に、加圧ローラ15を定着ベルト14から離間させる場合には、やはり偏心カム24を例えば上記した定着ニップ部を作る場合とは逆方向に回動させる。この場合は、偏心カム24の回動に伴い、定着ニップ部を形成している付勢部材22が伸びていくことになり、その結果、付勢部材22の反発力による付勢力が低減されていくことになる。そして、付勢部材22が伸びた状態に至り、さらに、偏心カム24を同一方向に回動させていけば、加圧部材アーム18が、加圧ローラ15と加圧部材アーム18の自重により下方向に加圧部材アーム支点19を中心として下がっていき、加圧ローラ15は、定着ベルト14から離されることになる。なお、図2に示した状態が、偏心カム24が下死点に至った状態であり、この状態では、加圧ローラ15と定着ベルト14との離間量tは最大値tMAXを取ることになる。
このように加圧部材接離機構を用いることによって、定着装置を記録媒体が通過しない非通過時において、加圧ローラ15の表面温度を検知可能な温度センサなどの加圧部材温度検知手段31により検知された加圧ローラ15の表面温度が高い場合には、トナーブリスタの発生回避のために、定着ベルト14と加圧ローラ15とは、加圧ローラ15の表面温度を低下させるべく接離可能に構成されている。ここで、非常に高温となっている定着ベルト14からの熱影響を極力避けるために、当該定着ベルト14から加圧ローラ15を大きく離間させようとして、偏心カム24を上死点から下死点まで移動させてしまうと、再度画像形成を行う際に定着装置で定着ニップ部を形成するためには、偏心カム24は、下死点から上死点まで移動する必要がある。また、例えば、加圧ローラ15が定着ベルト14に圧接する際に、勢いよく当該加圧ローラ15が定着ベルト14に衝突することで振動が発生してしまうと、ここでは図示していない画像形成部までこの振動が伝播してしまうことがあり、その結果、当該振動を原因として、形成されるべきトナー像が乱されてしまうことがある。これを防止するために、ゆっくりと加圧ローラ15を定着ベルト14の方へ移動させると、偏心カム24が下死点から上死点まで移動しなければならなければ、適切な定着ニップ部を形成するためには長時間を要してしまうことになる。
しかしながら、定着装置が設けられる画像形成装置の設置環境温度が低い場合には、そもそも、(環境的な)絶対湿度が低いため、記録媒体に含まれる水分量は多くなく、そのため、加圧部材温度の表面温度が大きく低下していなくても、トナーブリスタを発生させる確率は非常に低い。したがって、加圧部材表面温度が所定値よりも高い場合には、加圧部材表面温度を低下させるために、加圧部材15を定着部材14から離間させる必要はあるものの、加圧部材15を図2に示すような最大離間量tMAXで定着部材14から離間して、高温になっている定着部材14からの熱影響を極力低減させようとするほど、離間させる必要がない場合がある。そこで、本発明では、定着装置100が設けられている画像形成装置の環境温度を検知するための温度センサなどの環境温度検知部材(図示せず)をさらに設け、加圧部材表面温度検知部材の検知結果に加えて、当該環境温度検知部材の検知結果に基いて、上記した加圧部材接離機構を用いて、加圧ローラ15と定着ベルト14との離間量を調整するように構成した。なお、この環境温度検知部材は、図示しない画像形成装置内部に設けることができるが、環境温度検知部材は、記録媒体に含まれる水分量が環境温度により少ないのか多いのかを判定するために使用するものであるため、記録媒体が収容されている記録媒体収容部近傍に配置するのが好ましい。
この加圧ローラ15と定着ベルト14との離間量を調整可能にするために、先に記述した加圧部材接離機構においては、偏心カム24の回動量、すなわちカム位相を調整することにより行うことができる。これは、定着ベルト14に加圧ローラ15が当接した段階から、定着ベルト14と加圧ローラ15との間の離間量tが最大値tMAXとなる図2に示した状態(偏心カム24が下死点に達した状態)までの間で、偏心カム24のカム位相を調整することで、離間量tを変更調整可能であることを意味している。
この偏心カム24の回動位置を検知して調整するために、この実施形態では、図3に示されるような構成を採用している。図3は、本発明の定着装置100における加圧部材接離機構に設けられた偏心カム24のカム位相を検知する手段の一例を説明するための説明図である。図3に示した例では、この偏心カム24のカム位相を検知するために、偏心カム24には、偏心カム24と同期して回動するエンコーダ27が、当該偏心カム24のカム駆動軸25に設けられ、このエンコーダ27の回動位置を検出するためのセンサとして、例えば光学式のセンサである光学センサ28が設けられている。そして、この光学センサ28によって検知された偏心カム24のカム位相に基いて、加圧ローラ15と定着ベルト14との間の離間量tを割り出し、所望の離間量tとなるように、偏心カム24を駆動させるための駆動源である例えばステッピングモータ26を駆動させる。このようにして、加圧ローラ15と定着ベルト14とが、所望の離間量tで離間された状態にさせることが可能になる。
なお、この所望の離間量tは、環境温度と加圧部材15の表面温度とに基いて段階的に設定するのが最も簡易で効果的乃至効率的な方法であり、以下にこれについて説明する。
まず、定着装置における記録媒体の非通過時に、加圧部材表面温度検知部材である温度センサ31により、加圧ローラ15の表面温度を検知する。この検知温度Kが、トナーブリスタを発生させる可能性のある温度K2よりも低い温度であれば、加圧ローラ15を定着ベルト14から離間させる必要がない。すなわち、偏心カム24を回動させることなく、加圧ローラ14は定着ベルト14と所定の定着ニップ圧で圧接した状態のままである。一方で、検知温度Kがトナーブリスタを発生させる可能性のある温度K2よりも高い場合には、先に記述した加圧部材接離機構を用いて、加圧ローラ14を定着ベルト14から離間させることになる。
この際、環境温度検知部材から、画像形成装置の環境温度eを入手する。この検知環境温度eが、予め定められた環境温度設定値e1よりも大きいか小さいかが判別される。検知環境温度eが、この環境温度設定値e1と等しいか又はこれよりも大きい場合(e≧e1の場合)、環境温度が高いことから、記録媒体に含まれる水分量が多いことが予測されるので、トナーブリスタの発生確率は高くなり、したがって、加圧ローラ15の表面温度をできるだけ下げるように、すなわち高温になっている定着ベルト14からの熱影響をできるだけ受けないように、離間量tが大きくなるように調整する必要がある。一方で、検知環境温度eが、この環境温度設定値e1よりも小さい場合(e<e1の場合)、環境温度が低いことから、記録媒体に含まれる水分量が少ないことが予測されるので、トナーブリスタの発生確率は低くなり、したがって、ファーストプリント時間をできるだけ短くできるように、離間量tを小さくするように調整する。さらに、加圧ローラ15の表面検知温度Kが所定の表面温度設定値K1よりも大きい場合(K>K1の場合)には、そもそもトナーブリスタを発生させる確率が高いと考えられるため、できるだけ早急に加圧ローラ15の表面温度を低下させなければならない。そのため、当該表面検知温度Kが所定値K1よりも大きい場合には、離間量tを大きく取る必要がある。その一方で、加圧ローラ15の表面検知温度Kが所定値K1と等しいか又はこれよりも小さい場合(K≦K1の場合)には、そもそもトナーブリスタを発生させる確率が低いと考えられるため、ファーストプリント時間を短くするべく、離間量tを小さくする。なお、当然ながら、表面温度設定値K1は、トナーブリスタを発生させる可能性のある温度K2よりも高い温度である。
これらの関係をまとめると、e≧e1の場合で、K>K1の場合の離間量をt1、e≧e1の場合で、K≦K1の場合の離間量をt2、e<e1の場合で、K>K1の場合の離間量をt3、e<e1の場合で、K≦K1の場合の離間量をt4とした場合に、t1>t2≧t3>t4の関係が成り立つように、加圧部材表面温度検知部材31の検知結果eと、環境温度検知部材の検知結果Kとに基いて、加圧部材接離機構によって、加圧ローラ15の定着ベルト14からの離間量tを調整する。
なお、上記した離間量t1、t2、t3、t4や、環境温度設定値e1及び表面温度設定値K1に加えて、トナーブリスタを発生させる可能性のある温度K2は、実験室などで実機などを用いた実験を繰り返すことで、環境温度eと加圧部材15の表面温度Kに対するトナーブリスタの発生を検証することで、適宜決定すればよい。
また、この環境温度検知部材と加圧部材表面温度検知部材とでの検知を、所定の時間間隔で複数回実施することもできる。これは、例えば、加圧ローラ15を最初に定着ベルト14から離間量tで離間させた後で、次の画像形成まで時間間隔が大きく開く場合に、定着装置100における非通過時間も当然ながら大きくなるので、その間に、予め定めておいた所定の時間間隔で再度環境温度検知部材と加圧部材表面温度検知部材の温度検知を行い、これらの再度検知された検知結果に基いて、改めて離間量tを設定しなおすことが可能であることを意味する。仮に、最初の検知結果が、検知環境温度e≧e1で、加圧部材の表面検知温度K>K1の場合には、離間量はt1に設定されているが、予め定めておいた所定の時間間隔後、再度検知された検知結果が、検知環境温度e≧e1で、加圧部材の表面検知温度K≦K1の場合には、加圧部材の定着部材に対する離間量をt2に設定しなおす。このように調整制御できるように、図示しない制御部を構成しておけば、画像形成指令が入力された時のファーストプリント時間をトナーブリスタの発生確率に対して最適化しておくことが可能になるため好適である。
以上説明してきたように、本発明においては、定着装置100を記録媒体が通過しない非通過時において、加圧ローラ15を加圧部材接離機構により定着ベルト14から離間させる際には、加圧部材表面温度検知部材31の検知結果Kと、環境温度検知部材の検知結果eとに基いて、加圧ローラ15の定着ベルト14からの離間量tを調整可能であるように、加圧部材接離機構を構成しているので、トナーブリスタの発生確率が低くなる低温設置環境では、加圧ローラと定着ベルト14との離間量tを小さくすることで、これらが再度圧接する場合の時間を短縮することが可能になり、その結果、ファーストプリント時間を低減することが可能となっている。これは、トナーブリスタの発生が加圧ローラ15の表面温度に依存するとしても、トナーブリスタの発生確率が低くなる低温設置環境では、高温の定着ベルト14の温度影響を受けて加圧部材の表面温度が大きく低下しないとしても、トナーブリスタの発生には大きく影響しないという見地に基くものである。
最後に、これまで本発明の好適な実施形態を図面に基いて説明してきたが、本願発明は、これに限定されることはない。例えば、図示した例では、定着部材は、定着ローラ13と加熱源を有する加熱ローラ12とに掛けまわされた定着ベルト14である例を示したが、これに限られず、定着部材は、定着ベルト14の代わりに、加熱源により直接的に加熱される定着ローラだけで構成することもできる。これは、本発明の定着装置が、加熱源を有する定着ローラと加圧ローラとで構成された所謂熱ローラ方式であってもよいことを意味する。また、加圧部材接離機構の一例を、図示した接離カム機構を用いて説明したが、これに限定されることなく、定着部材に対する加圧部材の離間量が調整可能な構成であれば、別種の接離カム機構を採用することもできるし、あるいは、カムを採用することなく、加圧部材のローラ軸位置を変位可能に保持するガイド部材などを用いて構成することもできる。
本発明は、電子写真方式のプリンタ、ファクシミリ、複写機あるいはこれらの少なくとも2つの機能を有する複合機などの画像形成装置に搭載される定着装置であって、記録媒体上の未定着トナーを定着ニップ部で加熱及び加圧することによって定着させる定着装置に対して、さらには当該定着装置を備えた画像形成装置に対して、好適に利用することができる。
12 加熱ローラ
13 定着ローラ
14 定着ベルト
15 加圧ローラ
18 加圧部材アーム
19 加圧部材アーム支点
20 揺動レバー
22 付勢部材
23 カムフォロワー
24 偏心カム
31 加圧部材表面温度検知部材
100 定着装置
t 離間量

Claims (5)

  1. 加熱源により加熱される定着部材と、
    前記定着部材に圧接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、
    前記加圧部材の表面温度を検知する加圧部材表面温度検知部材と、
    前記定着部材から前記加圧部材を接離可能に移動させるための加圧部材接離機構と、
    を備えて成る定着装置において、
    前記加圧部材接離機構は、
    前記加圧部材のローラ軸を回転可能に支持すると共に、その一端部を加圧部材アーム支点として前記定着装置に回動可能に支持される加圧部材アームと、
    前記加圧部材アーム支点と同一支点位置にて前記定着装置に回動可能に支持されると共に、カムフォロワーが設けられる揺動レバーと、
    前記加圧部材アーム支点が設けられた側とは対向側の加圧部材アーム他端部を前記揺動レバーと接続し、前記加圧部材アームを前記揺動レバーに対して離れる方向に付勢する付勢部材と、
    前記カムフォロワーと接触し組み合わされる偏心カムと、から構成され、
    前記定着装置が設けられる画像形成装置の環境温度を検知するための環境温度検知部材がさらに設けられ、
    前記定着装置を記録媒体が通過しない非通過時に、前記加圧部材を前記加圧部材接離機構により前記定着部材から離間させる際には、前記加圧部材表面温度検知部材の検知結果と前記環境温度検知部材の検知結果とに基いて、前記加圧部材接離機構を用いて、前記加圧部材の前記定着部材からの離間量を調整することを特徴とする定着装置。
  2. 前記偏心カムには、カム位相を検出するために当該偏心カムと同期して回動するエンコーダが設けられ、このエンコーダの回動位置を検出することで、偏心カムの回動位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着部材は、定着ベルトであり、当該定着ベルトは、少なくとも加熱源を有する加熱ローラとこれに対向する定着ローラとに掛けまわされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記定着部材は、加熱源を有する定着ローラであることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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