JP5590055B2 - 積層セラミックコンデンサの製造方法及び積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法及び積層セラミックコンデンサ Download PDF

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Description

本発明は、積層セラミックコンデンサの製造方法及び積層セラミックコンデンサに関する。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルオーディオ機器などの電子機器の小型化に伴って、電子機器に搭載される積層セラミックコンデンサに対するさらなる小型化及び高容量化の要求が高まってきている。
積層セラミックコンデンサを大型化することなく高容量化する有力な方法としては、内部電極の対向面積を大きくする方法が挙げられる。例えば特許文献1には、内部電極の対向面積を大きくする方法として、第1及び第2の側面のそれぞれに、第1及び第2の内部電極の両方が露出した生チップを作製した後に、第1及び第2の側面の上にセラミック層を形成する方法が提案されている。
特開平6−13259号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、第1及び第2の内部電極の間に配されたセラミック層の厚みが薄いと、第1及び第2の内部電極が短絡してしまう場合がある。このため、セラミック層の厚みを十分に薄くすることができず、小型化を達成するために積層枚数を減らさざる得なくなり容量を増やすことができなくなる。従って、小型で高容量な積層セラミックコンデンサを得ることは困難である。
本発明は、小型で高容量な積層セラミックコンデンサを製造し得る方法を提供することにある。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法では、第1の方向及び第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿った矩形状の導電層が表面上に形成されたセラミックグリーンシートを用意する。セラミックグリーンシートを、隣り合うセラミックグリーンシートの導電層が第1及び第2の方向のそれぞれに沿ってずれるように複数積層してマザーブロックを作製する。マザーブロックを積層方向において隣り合う導電層の一方が位置し、他方が位置しない部分において、第1の方向に沿って切断すると共に、積層方向において隣り合う導電層の他方が位置し、一方が位置しない部分において、第2の方向に沿って切断することにより、積層方向において隣り合う導電層の一方から形成された第1の内部電極が露出している一方、積層方向において隣り合う導電層の他方から形成された第2の内部電極が露出していない第1の端面及び第1の側面と、第2の内部電極が露出している一方、第1の内部電極が露出していない第2の端面及び第2の側面とを有する直方体状のチップを作製する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法では、チップの第1及び第2の側面の上に絶縁層を形成した後に焼成する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法の他の特定の局面では、絶縁層としてセラミック層を形成する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法の別の特定の局面では、セラミック層を、セラミックグリーンシートを貼り付けることにより形成する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法のさらに他の特定の局面では、セラミック層を、セラミックペーストを塗布することにより形成する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法のさらに別の特定の局面では、マザーブロックの切断を押切りにより行う。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法のまたさらに他の特定の局面では、セラミックグリーンシートの厚みを導電層の厚みとほぼ同じかそれ以上にする。
本発明に係る積層セラミックコンデンサは、直方体状のセラミック素体と、複数の第1及び第2の内部電極とを備えている。セラミック素体は、第1及び第2の主面と、第1及び第2の側面と、第1及び第2の端面とを有する。第1及び第2の主面は、長さ方向及び幅方向に沿って延びている。第1及び第2の側面は、長さ方向及び厚み方向に沿って延びている。第1及び第2の端面は、幅方向及び厚み方向に沿って延びている。複数の第1及び第2の内部電極は、セラミック素体の内部において厚み方向に沿って相互に間隔をおいて配されている。第1の内部電極は、第1の端面に露出している一方、第2の端面には露出していない。第2の内部電極は、第2の端面に露出している一方、第1の端面には露出していない。第1の内部電極の幅方向の一方側における端部は、第2の内部電極の幅方向の一方側における端部よりも幅方向における外側に位置している。第1の内部電極の幅方向の他方側における端部は、第2の内部電極の幅方向の他方側における端部よりも幅方向における内側に位置している前記第1の内部電極の幅方向の他方側の端部の厚みが残りの部分よりも厚く、前記第2の内部電極の幅方向の一方側の厚みが、第2の内部電極の他の部分よりも厚い。
本発明に係る積層セラミックコンデンサのある特定の局面では、第1及び第2の内部電極間の距離が第1及び第2の内部電極のそれぞれの厚み以上である。
本発明によれば、小型で高容量な積層セラミックコンデンサを製造し得る方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における、表面上に導電層が配されたセラミックグリーンシートの略図的平面図である。 本発明の一実施形態におけるセラミックグリーンシートの積層態様を説明するための模式的平面図である。 本発明の一実施形態におけるマザー積層体の略図的分解側面図である。 本発明の一実施形態における生のチップの略図的斜視図である。 本発明の一実施形態における生のチップの幅方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。 本発明の一実施形態における生のチップの長さ方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。 本発明の一実施形態における生のチップの長さ方向及び幅方向に沿った略図的断面図である。 本発明の一実施形態における生のセラミック素体の略図的斜視図である。 本発明の一実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの略図的斜視図である。 本発明の一実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの長さ方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。 本発明の一実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの幅方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。 本発明の一実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの長さ方向及び幅方向に沿った略図的断面図である。 各セラミックグリーンシートの上に導電層が設けられた部分を切断する工程を説明するための略図的断面図である。 内部電極の端部の模式的断面図である。 変形例におけるセラミックグリーンシートの積層態様を説明するための模式的平面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における、表面上に導電層が配されたセラミックグリーンシートの略図的平面図である。図2は、本実施形態におけるセラミックグリーンシートの積層態様を説明するための模式的平面図である。図3は、本実施形態におけるマザー積層体の略図的分解側面図である。図4は、本実施形態における生のチップの略図的斜視図である。図5は、本実施形態における生のチップの幅方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。図6は、本実施形態における生のチップの長さ方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。図7は、本実施形態における生のチップの長さ方向及び幅方向に沿った略図的断面図である。図8は、本実施形態における生のセラミック素体の略図的斜視図である。
本実施形態では、図1〜図8を参照しながら、図9に示す積層セラミックコンデンサ1の製造方法の一例について説明する。
(表面上に導電層21が形成されたセラミックグリーンシート20の準備)
まず、図1に示すセラミックグリーンシート20を用意する。このセラミックグリーンシート20は、セラミックペーストをダイコーター法、グラビアコーター法、マイクログラビアコーター法などの印刷法によりシート状に印刷し、乾燥させることにより作製することができる。
セラミックグリーンシート20の作製に用いられるセラミックペーストに含まれるセラミック粉末の種類は、例えば、誘電体セラミック粉末を含むセラミックペーストを用いることができる。誘電体セラミックスの具体例としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどが挙げられる。
次に、セラミックグリーンシート20の表面上に、内部電極を構成するための矩形状の複数の導電層21を、x方向と、x方向に対して垂直なy方向に沿って相互に間隔をおいてマトリクス状に形成する。これにより、表面上に、内部電極を構成するための矩形状の複数の導電層21が、x方向及びy方向に沿って相互に間隔をおいてマトリクス状に配されたセラミックグリーンシート20を用意する。
なお、導電層21の形成は、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、インクジェット法などの各種印刷法により行うことができる。
セラミックグリーンシート20の厚みは、導電層21の厚みと同じか、それ以上であることが好ましい。具体的には、セラミックグリーンシート20の厚みは、焼成後の厚みで、0.3μm〜3μmであることが好ましい。導電層21の焼成後の厚みは、0.3μm〜1.5μmであることが好ましい。セラミックグリーンシート20の厚みが薄すぎると、セラミックグリーンシート20の取り扱いが困難となる場合がある。一方、セラミックグリーンシート20の厚みが厚すぎると、得られる積層セラミックコンデンサ1の性能(例えば静電容量)が低くなりすぎる場合がある。導電層21の厚みが薄すぎると、形成される内部電極25,26の厚みが薄くなりすぎ、内部電極25,26の密度が低下することで得られる積層セラミックコンデンサの静電容量が低下し、性能が低くなってしまう場合がある。一方、導電層21の厚みが厚すぎると、導電層21が設けられていない部分と、導電層21が設けられている部分との間に形成される段差が大きくなりすぎるため、構造欠陥が生じやすく、得られる積層セラミックコンデンサの信頼性が低くなる場合がある。
なお、セラミックグリーンシート20の焼成後の厚みや、導電層21の焼成後の厚みは、得られた積層セラミックコンデンサ1を端面から長さ方向Lにおける中央部まで研磨して得られる断面を顯微鏡観察することにより測定することができる。
(マザーブロック22の作製)
次に、図3に示されるように、表面上に導電層21が形成されていないセラミックグリーンシート20を複数枚積層する。その後に、図2及び図3に示されるように、表面上に複数の導電層21が形成されたセラミックグリーンシート20を複数枚積層する。この際に、積層方向であるz方向において隣り合うセラミックグリーンシート20の上に配された導電層21がx方向及びy方向のそれぞれに沿って半周期ずつずれるようにする。その後、図3に示されるように、表面上に導電層21が形成されていないセラミックグリーンシート20をさらに複数枚積層する。これにより、内部に導電層21を有するマザーブロック22を作製する。
なお、必要に応じてマザーブロック22に、静水圧プレス等の各種プレスを施してもよい。
(生のチップ23の作製)
次に、マザーブロック22をx方向及びy方向に沿って切断することにより、マザーブロック22から、図4〜図7に示す生のチップ23を作製する。具体的には、マザーブロック22を、各導電層21のy方向(第2の方向)における中央において、x方向(第1の方向)に沿って延びる複数のカットラインL1(図2を参照)に沿って切断する。それと共に、各導電層21のx方向における中央においてy方向に沿って延びるカットラインL2に沿って切断する。これらカットラインL1,L2における切断を行うことにより、マザーブロック22を複数の生のチップ23に分断する。
なお、マザーブロック22の切断は、例えば、切断刃を押しつける押切り、ダイシング、レーザー切断などの方法により行うことができる。なかでも、マザーブロック22の切断方法としては、押切りが好ましい。マザーブロック22の切断に要する時間が短くなり、また、ダイシングによる切断等と比較して、切断時に除去される部分を小さくできるため、材料の利用効率を高めることができるためである。
具体的には、本実施形態では、図示しない切断刃を厚み方向に移動させることによりマザーブロック22の切断を行う。
図4〜図7に示されるように、生のチップ23は、直方体状のチップ本体24を有する。一対の主面24a、24bと、一対の側面24c、24dと、一対の端面24e、24fとを有する。主面24a、24bは、長さ方向L及び幅方向Wに沿って延びている。側面24c、24dは、長さ方向L及び厚み方向Tに沿って延びている。端面24e、24fは、幅方向W及び厚み方向Tに沿って延びている。
チップ本体24の内部には、導電層21から形成された矩形状の複数の第1及び第2の内部電極25,26が配されている。複数の第1の内部電極25と、複数の第2の内部電極26とは、厚み方向Tに沿って、相互に間隔をおいて交互に配されている。厚み方向Tにおいて隣接する第1の内部電極25と第2の内部電極26とは、セラミック層29を介して対向している。
第1及び第2の内部電極25,26は、長さ方向L及び幅方向Wに沿って配されている。第1の内部電極25は、端面24e及び側面24cに露出している。第1の内部電極25は、端面24f及び側面24dには露出していない。第2の内部電極26は、端面24f及び側面24dに露出している。第2の内部電極26は、端面24e及び側面24cには露出していない。即ち、端面24e及び側面24cには、第1の内部電極25が露出している一方、第2の内部電極26は露出していない。側面24d及び端面24fには、第2の内部電極26が露出している一方、第1の内部電極25は露出していない。
(セラミック層27a、27bの形成)
次に、図8に示されるように、第1または第2の内部電極25,26が露出した側面24c、24dの上に、セラミック層27a、27bを形成する。これにより、内部電極25,26が端面24e、24fにのみ露出している生のセラミック素体28を作製する。
セラミック層27a、27bは、例えば、セラミックグリーンシートを貼り付けることにより形成してもよい。この場合、厚みの均一性の高いセラミック層27a、27bを形成することができる。また、セラミック層27a、27bは、セラミックペーストを塗布し、乾燥させることにより形成してもよい。
セラミック層27a、27bの貼り付けるに先立って、側面24c、24dの上に接着剤を塗布しておいてもよい。この塗布された接着剤は、後の焼成工程において焼失することで除去される。
なお、生のセラミック素体28に、バレル研磨等を適宜施し、稜線部や角部を丸められた形状としておくことが好ましい。
(焼成)
次に、生のセラミック素体28を焼成することにより、図9に示す、第1及び第2の内部電極25,26を有するセラミック素体10を得る。その後、第1及び第2の外部電極13,14を形成することにより積層セラミックコンデンサを完成させる。なお、第1及び第2の外部電極13,14は、めっき法、ディップ法などにより導電性ペーストを塗布した後に焼成する方法等により形成することができる。
以上、本実施形態では、焼成の後に外部電極13,14を形成する、ポストファイアの場合について説明した。但し、本発明は、これに限定されない。生のセラミック素体に導電性ペーストを塗布した後に生のセラミック素体と同時に焼成するコファイアにより外部電極を形成してもよい。
(積層セラミックコンデンサの構成)
図9は、本施形態において製造された積層セラミックコンデンサの略図的斜視図である。図10は、本実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの長さ方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。図11は、本実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの幅方向及び厚み方向に沿った略図的断面図である。図12は、本実施形態において製造された積層セラミックコンデンサの長さ方向及び幅方向に沿った略図的断面図である。
図9〜12に示されるように、積層セラミックコンデンサ1は、直方体状のセラミック素体10を備えている。セラミック素体10は、長さ方向L及び幅方向Wに沿って延びる第1及び第2の主面10a、10bと、厚み方向T及び長さ方向Lに沿って延びる第1及び第2の側面10c、10dと、厚み方向T及び幅方向Wに沿って延びる第1及び第2の端面10e、10fを有する。
なお、本発明において、「直方体状」には、角部や稜線部が面取り状またはR面取り状である直方体が含まれるものとする。すなわち、「直方体状」の部材とは、第1及び第2の主面、第1及び第2の側面並びに第1及び第2の端面とを有する部材全般を意味する。また、主面、側面、端面の一部または全部に凹凸などが形成されていてもよい。
セラミック素体10の寸法は、特に限定されない。セラミック素体10の高さ寸法、長さ寸法及び幅寸法は、それぞれ、0.1mm〜3.0mm、0.2mm〜4.0mm、0.1mm〜3.0mm程度とすることができる。
セラミック素体10は、適宜のセラミックスからなる。例えば、セラミック素体10を誘電体セラミックスにより形成することができる。誘電体セラミックスの具体例としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどが挙げられる。
図10及び図11に示されるように、セラミック素体10の内部には、略矩形状の複数の第1及び第2の内部電極25,26が厚み方向Tに沿って等間隔に交互に配置されている。第1及び第2の内部電極25,26のそれぞれは、第1及び第2の主面10a、10bと平行である。第1及び第2の内部電極25,26は、厚み方向Tにおいて、セラミック層10gを介して、互いに対向している。
なお、第1及び第2の内部電極25,26間の厚み方向Tに沿った距離、即ち、セラミック層10gの厚みは、第1及び第2の内部電極25,26のそれぞれの厚みよりも大きい。セラミック層10gの厚みは、第1及び第2の内部電極25,26のそれぞれの厚みと同じかそれ以上であることが好ましい。具体的には、セラミック層10gの厚みは、0.3μm〜3μmであることが好ましい。第1及び第2の内部電極25,26のそれぞれの厚みは、0.3μm〜3.0μmであることが好ましく、0.1μm〜3.0μmであることがより好ましい。
図10に示されるように、第1の内部電極25は、第1の端面10eに露出しており、第1及び第2の主面10a、10b、第2の端面10f並びに第1及び第2の側面10c、10dには露出していない。第2の内部電極26は、第2の端面10fに露出しており、第1及び第2の主面10a、10b、第1の端面10e並びに第1及び第2の側面10c、10dには露出していない。
図11及び図12に示されるように、第1の内部電極25の幅方向WのW1側端部25aは、第2の内部電極26の幅方向WのW1側端部26aよりも幅方向Wの外側(W1側)に位置している。第1の内部電極25の幅方向WのW2側端部25bは、第2の内部電極26の幅方向WのW2側端部26bよりも幅方向Wの内側(W1側)に位置している。即ち、幅方向W及び厚み方向Tに沿った断面において、第1及び第2の内部電極25,26は、厚み方向Tにそって千鳥状に配されており、端部25a、25b、26a、26bの位置は、幅方向Wにおいて異なっている。
第1及び第2の内部電極25,26は、適宜の導電材料により構成することができる。第1及び第2の内部電極25,26は、例えば、Ni,Cu,Ag,Pd及びAuからなる群から選ばれた金属またはNi,Cu,Ag,Pd及びAuからなる群から選ばれた一種以上の金属を含む合金(例えば、Ag−Pd合金など)により構成することができる。
図9、図10及び図12に示されるように、積層セラミックコンデンサ1は、第1及び第2の外部電極13,14を備えている。図10及び図12に示されるように、第1の外部電極13は、第1の内部電極25に接続されている。一方、第2の外部電極14は、第2の内部電極26に接続されている。
第1及び第2の外部電極13,14は、適宜の導電材料により構成することができる。また、第1及び第2の外部電極13,14は、複数の導電膜の積層体により構成されていてもよい。
本実施形態では、具体的には、第1及び第2の外部電極13,14のそれぞれは、1または複数の下地層と、下地層の上に形成されている1または複数のめっき層とを有する。
下地層は、例えば、焼結金属層や、めっき層、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂に導電性フィラーを添加した導電性樹脂からなる導電性樹脂層により構成することができる。焼結金属層は、第1及び第2の内部電極25,26と同時焼成したコファイアによるものであってもよいし、導電性ペーストを塗布して焼き付けたポストファイアによるものであってもよい。
下地層に含ませる導電材料は、特に限定されないが、下地層に含ませる導電材料の具体例としては、例えば、Cu,Ni,Ag,Pd,Auなどの金属、Ag−Pdなどの上記金属の1種以上を含む合金などが挙げられる。
下地層の最大厚みは、例えば、20μm〜100μmとすることができる。
めっき層は、例えば、Cu,Ni,Sn,Ag,Pd,Auなどの金属、Ag−Pdなどの上記金属の1種以上を含む合金などにより形成することができる。
めっき層1層あたりの最大厚みは、例えば、1μm〜10μmとすることができる。
なお、下地層とめっき層との間に、応力緩和用の樹脂層を配置してもよい。
ところで、図13に示されるように、マザーブロック122の、第1の内部電極を構成するための導電層121aと、第2の内部電極を構成するための導電層121bとの両方が設けられている部分を切断刃120を積層方向に移動させることにより押切りした場合、切断刃120の移動に伴って、セラミックグリーンシート123及び導電層121a、121bの切断部付近がz方向に変位する。これにより、形成される第1及び第2の電極が短絡してしまい、ショートの原因となる場合がある。
それに対して本実施形態では、図2に示されるように、マザーブロック22を、導電層21の第2の方向(y方向)における中央において、第1の方向(x方向)に沿ったカットラインL1で切断すると共に、導電層21のx方向における中央において、y方向に沿ったカットラインL2で切断する。カットラインL1,L2には、各層ごとに導電層21が設けられていない。カットラインL1,L2には、2枚のセラミックグリーンシート20ごとに導電層21が設けられている。カットラインL1,L2には、第1の内部電極25を構成するための導電層21と、第2の内部電極26を構成するための導電層21とのうちの一方のみが設けられている。このように、本実施形態では、隣り合う導電層21間の距離が長いため、マザーブロック22の切断時に導電層21やセラミックグリーンシート20が変形したとしても、z方向に隣接する導電層21が接触しにくい。また、仮に接触したとしても、接触した導電層21は、共に、第1または第2の内部電極25,26を構成するものであるため、第1の内部電極25と第2の内部電極26との間の短絡の原因にもならない。よって、セラミックグリーンシート20を薄くした場合であっても、第1の内部電極25と第2の内部電極26との間の短絡が確実に規制できるため、短絡を防止でき、高容量な積層セラミックコンデンサを製造することができる。
また、第1の内部電極25と第2の内部電極26との間の短絡が確実に規制できるため、マザーブロック22の切断速度を高くすることができる。従って、マザーブロック22の切断に要する時間を短くすることができる。その結果、積層セラミックコンデンサ1の製造に要する時間を短くすることができる。
また、本実施形態のように、セラミック層27a、27bを事後的に設けることによって、セラミック層27a、27bの厚みを薄くすることができる。よって、第1の内部電極25と第2の内部電極26との対向面積を大きくすることができる。よって、より高容量な積層セラミックコンデンサを製造することができる。
また、チップ本体24の側面24c、24dには、第1及び第2の内部電極25,26の一方が露出していないため、側面24c、24dにおける内部電極25,26の占める面積割合が小さい。このため、チップ本体24とセラミック層27a、27bとの間の密着強度を高めることができる。よって、セラミック素体10内に水分が侵入しにくく、優れた信頼性を有する積層セラミックコンデンサ1を得ることができる。
より優れた信頼性を有する積層セラミックコンデンサ1を得る観点からは、セラミックグリーンシート20の厚みは導電層21の厚みと同じであることが好ましく、セラミックグリーンシート20の厚みの方が厚いとすることがより好ましい。但し、セラミックグリーンシート20の厚みを導電層21の厚みに対して大きくしすぎると、セラミックグリーンシート20が厚くなりすぎて、容量がとれなくなる場合がある。このため、セラミックグリーンシート20の厚みを導電層21の厚みの3.0倍以下とすることがより好ましく、2.0倍以下とすることがさらに好ましい。
ところで、例えば、第1の内部電極の幅方向の一方側端部と、第2の内部電極の幅方向の一方側端部との幅方向における位置をそろえると共に、第1の内部電極の幅方向の他方側端部と、第2の内部電極の幅方向の他方側端部との幅方向における位置をそろえることも考えられる。しかしながら、この場合は、セラミック素体において、第1及び第2の内部電極の両方が設けられた部分と、第1及び第2の内部電極の両方が設けられていない部分とが隣り合うこととなる。このため、第1及び第2の内部電極の両方が設けられた部分と、第1及び第2の内部電極の両方が設けられていない部分との境界領域に大きな厚み差が生じる。よって、第1及び第2の内部電極の両方が設けられた部分と、第1及び第2の内部電極の両方が設けられていない部分との境界領域に電界が集中しやすい。また、セラミック素体の内部に構造欠陥が生じやすく、その結果、セラミック素体の内部に水分が侵入しやすくなる。従って、積層セラミックコンデンサの信頼性が低くなる場合がある。
それに対して本実施形態では、第1及び第2の内部電極25,26の両方が設けられた領域と、第1及び第2の内部電極25,26の両方が設けられていない領域との間に、第1及び第2の内部電極25,26の一方が設けられた領域が配されている。このため、急激な厚み変化が抑制されている。従って、電界集中を抑制することができると共に、構造欠陥の発生を抑制することができ、水分の侵入も抑制することができる。その結果、より優れた信頼性を得ることができる。
ところで、図14に示すように、切断されていない、第1の内部電極25の端部25bは、他の部分と比べて厚い。同様に、切断されていない、第2の内部電極26の端部26aは、他の部分と比べて厚い。このため、複数の第1の内部電極25のそれぞれの端部25bが厚み方向Tにおいて重なって積層するとそれぞれの端部の厚みが蓄積され、結果として、端部と他の部分で大きな段差が生じ、セラミック素体10内に構造欠陥が生じやすい。従って、複数の第1の内部電極25のそれぞれの端部25bの幅方向Wにおける位置はばらついていることが好ましい。同様に、複数の第2の内部電極26のそれぞれの端部26aの幅方向Wにおける位置はばらついていることが好ましい。
なお、上記実施形態では、チップの側面にセラミック層を設ける例について説明したが、セラミック層に換えて、樹脂層やガラス層などの絶縁層を設けてもよい。
(変形例)
図15は、変形例におけるセラミックグリーンシートの積層態様を説明するための模式的平面図である。図15に示すように、ひとつのセラミックグリーンシート20に導電層21をひとつのみ設けてもよい。その場合は、積層方向において隣り合う導電層21をx方向及びy方向の両方にずらしさえすれば、ずらす量は特に限定されない。
以下、本発明について、具体的な実施例に基づいて、さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。
(実施例)
上記実施形態に係る積層セラミックコンデンサ1を、上記実施形態において説明した方法で、以下の各条件で1000個作製した。
セラミック素体10の長さ方向寸法:10mm
セラミック素体10の長さ方向寸法:5mm
内部電極25,26の厚み(断面において蛍光X線により測定した値):0.3μm
隣り合う導電層21間の間隔:20μm
セラミックグリーンシート20の積層枚数:500枚
セラミックグリーンシート20の焼成後の厚み:1.5μm、0.7μmまたは0.5μm
その後、作製した1000個のサンプルからランダムに抽出した100個のサンプルのそれぞれについて、第1及び第2の内部電極25,26間の短絡の有無を、第1の外部電極13と第2の外部電極14間の絶縁抵抗を測定することにより検査し、短絡発生率を求めた。結果を下記の表1に示す。
(比較例1)
セラミックグリーンシート20を、導電層21が積層方向において重なるように積層したこと以外は上記実施例と同様にして積層セラミックコンデンサを1000個作製した。その後、実施例と同様にして、作製した1000個のサンプルからランダムに抽出した100個のサンプルのそれぞれについて、第1及び第2の内部電極間の短絡の有無を検査し、短絡発生率を求めた。結果を下記の表1に示す。
(比較例2)
マザーブロックの切断をダイシングにより行ったこと以外は、比較例1と同様にして積層セラミックコンデンサを1000個作製した。その後、実施例と同様にして、作製した1000個のサンプルからランダムに抽出した100個のサンプルのそれぞれについて、第1及び第2の内部電極間の短絡の有無を検査し、短絡発生率を求めた。結果を下記の表1に示す。
Figure 0005590055
表1に示す結果から、本発明に従って積層セラミックコンデンサを製造することにより第1及び第2の内部電極間の短絡を抑制できることが分かる。
1…積層セラミックコンデンサ
10…セラミック素体
10a、10b…主面
10c、10d…側面
10e、10f…端面
10g…セラミック層
13…第1の外部電極
14…第2の外部電極
20…セラミックグリーンシート
21…導電層
22…マザーブロック
23…生のチップ
24…チップ本体
24a、24b…主面
24c、24d…側面
24e、24f…端面
25…第1の内部電極
26…第2の内部電極
27a、27b…セラミック層
28…セラミック素体
29…セラミック層
L1,L2…カットライン

Claims (8)

  1. 第1の方向及び前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿った矩形状の導電層が表面上に形成されたセラミックグリーンシートを用意する工程と、
    前記セラミックグリーンシートを、隣り合う前記セラミックグリーンシートの前記導電
    層が前記第1及び第2の方向のそれぞれに沿ってずれるように複数積層してマザーブロックを作製する工程と、
    前記マザーブロックを、積層方向において隣り合う前記導電層の一方が位置し、他方が位置しない部分において、前記第1の方向に沿って切断すると共に、積層方向において隣り合う前記導電層の他方が位置し、一方が位置しない部分において、前記第2の方向に沿って切断することにより、前記積層方向において隣り合う前記導電層の一方から形成された第1の内部電極が露出している一方、前記積層方向において隣り合う前記導電層の他方から形成された第2の内部電極が露出していない第1の端面及び第1の側面と、前記第2の内部電極が露出している一方、前記第1の内部電極が露出していない第2の端面及び第2の側面とを有する直方体状のチップを作製する工程とを備え、前記チップの前記第1及び第2の側面の上に絶縁層を形成した後に焼成する、積層セラミックコンデンサの製造方法。
  2. 前記絶縁層としてセラミック層を形成する、請求項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  3. 前記セラミック層を、セラミックグリーンシートを貼り付けることにより形成する、請求項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  4. 前記セラミック層を、セラミックペーストを塗布することにより形成する、請求項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  5. 前記マザーブロックの切断を押切りにより行う、請求項1〜のいずれか一項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  6. 前記セラミックグリーンシートの厚みを前記導電層の厚みよりも大きくする、請求項1〜のいずれか一項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  7. 長さ方向及び幅方向に沿って延びる第1及び第2の主面と、長さ方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の側面と、幅方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の端面とを有する直方体状のセラミック素体と、
    前記セラミック素体の内部において厚み方向に沿って相互に間隔をおいて配された複数の第1及び第2の内部電極と、
    を備え、
    前記第1の内部電極は、前記第1の端面に露出している一方、前記第2の端面には露出
    しておらず、
    前記第2の内部電極は、前記第2の端面に露出している一方、前記第1の端面には露出
    しておらず、
    前記第1の内部電極の幅方向の一方側における端部は、前記第2の内部電極の幅方向の
    一方側における端部よりも幅方向における外側に位置し、一方、前記第1の内部電極の幅
    方向の他方側における端部は、前記第2の内部電極の幅方向の他方側における端部よりも
    幅方向における内側に位置し、前記第1の内部電極の幅方向の他方側の端部の厚みが残りの部分よりも厚く、前記第2の内部電極の幅方向の一方側の厚みが、第2の内部電極の他の部分よりも厚い、積層セラミックコンデンサ。
  8. 前記第1及び第2の内部電極間の距離が前記第1及び第2の内部電極のそれぞれの厚み
    以上の請求項に記載の積層セラミックコンデンサ。
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