JP5483734B2 - フィルム型感光性転写材料 - Google Patents

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Description

本発明はフィルム型感光性転写材料に関する。
一般に、フィルム型の感光性転写材料はドライフィルムの形態(以下、‘ドライフィルムフォトレジスト’と言う)として提供される。
ドライフィルムフォトレジストは、プリント配線板、プリント基板(PCB)、ICパッケージング、金属リリーフ像の形成などに使用され、一般的にはベースフィルム、感光性樹脂層及び保護フィルムを含む。
ベースフィルムは感光性樹脂層の支持体の役目をするもので、粘着性を有する感光性樹脂層の露光の際、取り扱いを容易にするものである。感光性樹脂層は、一例として光重合性単量体、光重合開始剤、バインダーポリマーなどから、目的に合うように製造される。一方、保護フィルムは感光性樹脂層のベースフィルムが形成される面とは反対側に形成され、感光性樹脂層の損傷を防止する役目をする。
このようなドライフィルムフォトレジストを用いたパターン形成方法としては、例えば、ドライフィルムフォトレジストから保護フィルムを取り除くこと、ドライフィルムフォトレジストを銅張積層板(CCL)上に積層すること、当該ドライフィルムフォトレジスト上に所望パターンのマスクを配置すること、UV光を用いた露光処理を実施すること、その後、適切な溶剤を使用して未硬化部分を洗い出す現像(Developing)処理を実施すること、を含むPCB製造が挙げられる。通常、露光は、図3に示すように、感光性樹脂層20にベースフィルム40が付着したままで進む。この場合、感光性樹脂層20とマスク60がベースフィルム40の厚さだけ離れるので、結果として解像度が低下する。従って、ベースフィルムを取り除いた後、露光することもできるが、この場合、ベースフィルムが無いので、マスクが、粘着性を有する感光性樹脂層に粘着していまうことがあり、感光性樹脂層が損傷を受け、結果として解像度が低下する。従って、現実的にベースフィルムを取り除いた後の露光は行いにくく、これによる解像度の低下の問題は依然として残っている。
また、プリント基板の高密度化及び半導体パッケージング技術の発展によって回路線幅の高密度化が進んでいくので、このような微細回路基板に適用することができる高解像度のフィルム型感光性転写材料に対する要求が切実な状況である。
したがって、本発明は、ベースフィルムを取り除いても露光が可能なフィルム型感光性転写材料を提供する。
また、本発明は、露光の際、マスクと感光性樹脂層との間の間隔を最小化して解像度を高めることができるフィルム型感光性転写材料及びこれを用いてパターンを形成したディスプレイ基板を提供する。
本発明の一態様によれば、ベースフィルム、樹脂保護層、感光性樹脂層及び保護フィルムを含むもので、前記樹脂保護層は、ベースフィルムを取り除き、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される粘着力が0.005kgf/cm2以下のフィルム型感光性転写材料を提供する。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層はアルカリ現像可能型ポリマー層であってもよい。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層は、メチルエチルケトン100gに樹脂保護層50gを入れ、25℃で1時間撹拌し、濾紙で濾過した後、濾紙に残った樹脂保護層の重さを測定して、樹脂保護層の重さの減少量として定義される、25℃でメチルエチルケトン溶液に対する溶解度が5g以下であってもよい。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層は重量平均分子量が5,000〜300,000の水溶性ポリマーを含むコーティング液から形成されたものであってもよい。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、保護フィルムと感光性樹脂層との間の粘着力が、ベースフィルムと樹脂保護層との間の粘着力より小さいことができる。
また、樹脂保護層は、厚さが0.001〜10μmのものであってもよい。
本発明の好適な態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層は次の数式1で表示される粘着力変化率が5000%以下のものであってもよい。
数式1
粘着力変化率(%)=[(第2粘着力−第1粘着力)/第1粘着力]×100
前記式で、第1粘着力は、ベースフィルムを取り除いた直後、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義され、第2粘着力は、ベースフィルムを取り除いて、温度25℃、湿度50%の条件下で240時間放置した後、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される。
本発明の前記好適な態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層はポリビニルアルコール系樹脂層であってもよい。この際、樹脂保護層は湿潤剤(wetting agent)、レベリング剤(leveling agent)、消泡剤、バインダー(binder)及び粘着剤の中で選択される少なくとも1種以上の添加剤を含むことができる。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、保護フィルムは離型層付きの、または無しのポリエステル系フィルムであってもよい。
本発明の前記態様によるフィルム型感光性転写材料において、ベースフィルムは離型層付きの、または無しのポリエステル系フィルムであってもよい。
本発明の例示的な態様においては、前述したフィルム型感光性転写材料を利用してパターンを形成したディスプレイ基板を提供する。
本発明はフィルム型感光性転写材料及びディスプレイ基板を提供することができる。本発明のフィルム型感光性転写材料を用いれば、ベースフィルムを剥離した後に露光工程を実施することができるので、露光の際、マスクと感光性樹脂層との距離を狭めてパターンの解像度を一層向上させることができる。
また、本発明のフィルム型感光性転写材料は、露光の前にベースフィルムを剥離することができ、感光性樹脂層の損傷なしにシートの形態で処理されることや、ロールツーロール(roll to roll)工程に適用することができる。
また、本発明の工程は、ベースフィルムを除去した直後に露光工程が実施されるので、露光工程の後に異物除去工程を実施した後、ベースフィルムを除去する従来の工程に比べて簡便であり、ディスプレイ基板の製造コストを節減することができる。
図1は本発明の好適な態様によるフィルム型感光性転写材料の積層構造の断面図である。
図2は本発明のフィルム型感光性転写材料が適用されたディスプレイ基板の露光時の断面図である。
図3は一般的な3層積層構造のフィルム型感光性転写材料が適用されたディスプレイ基板の露光時の断面図である。
図4は本発明の実施例で製造された、現像工程後のプリント基板の表面を800倍拡大して撮影した電子顕微鏡写真である。
図5は比較例で製造された、現像工程後のプリント基板の表面を600倍拡大して撮影した電子顕微鏡写真である。
図6〜図8は本発明の実施例5〜7で製造された、現像工程後のプリント基板の表面を拡大して撮影した電子顕微鏡写真(それぞれ1500倍、2000倍、2500倍)である。
10:保護フィルム
20:感光性樹脂層
30:樹脂保護層
40:ベースフィルム
50:銅張積層板(FCCL)
60:マスク
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一態様によるフィルム型感光性転写材料を示す。本発明のフィルム型感光性転写材料は、保護フィルム10、感光性樹脂層20、樹脂保護層30及びベースフィルム40を含む構造を有する。
図面に示されていないが、保護フィルム10及び/またはベースフィルム40はそれぞれの少なくとも一面に離型層を有することができる。
図2は本発明のフィルム型感光性転写材料が適用されたディスプレイ基板の露光時の積層構造の断面を示す。このような本発明のフィルム型感光性転写材料は、プリント配線板、プリント基板などのディスプレイ基板に適用されるとき、保護フィルム10を取り除き、銅張積層板50上に感光性樹脂層が置かれるようにドライフィルムを積層した後、ベースフィルム40を剥離し、樹脂保護層上にマスクを置き、露光過程を経てから現像過程を実施することになる。以下、各層を詳細に説明する。
<ベースフィルム>
本発明のベースフィルムは樹脂保護層と感光性樹脂層の支持体の役目をするので、十分な機械的特性を備えなければならない。ベースフィルムに適した材料としては、ポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系フィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリアミド、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、アルキルポリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリビニルクロリドとビニルアセテートとの共重合体、ポリテトラフルオロエチレン及びポリトリフルオロエチレンなどがあり、特に好ましくはポリエチレンテレフタレートである。ベースフィルムの厚さは10〜100μmの範囲であり、好ましくは15〜30μmであるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
後述する樹脂保護層の組成によってベースフィルムは剥離性調節のための離型層を含むことができる。この際、離型層の形成の方法及び具体的な組成は特に限定されるものではなく、ベースフィルムと樹脂保護層との間の粘着力が保護フィルムと感光性樹脂層との間の粘着力より高いながら樹脂保護層の損傷を防止することができる程度の表面特性を満たすことができればよい。
<樹脂保護層>
樹脂保護層はベースフィルムと感光性樹脂層の間に位置し、このような樹脂保護層を含む本発明の一態様によるフィルム型感光性転写材料は、露光の際、ベースフィルムを剥離させた後、樹脂保護層上にマスクを置いて露光を実施することができる。
したがって、樹脂保護層はベースフィルムから容易に剥離されなければならなく、さらにマスクと粘着してはいけない。また、露光の後、シート単位作業またはロールツーロール(roll to roll)作業の際、樹脂保護層同士積層されるか銅張積層板と樹脂保護層が互いに接触しても不良が発生しない程度の低い粘着力を持つことが必要である。
特に、ベースフィルムを剥離させた後、樹脂保護層が露出した状態で露光させた場合には、樹脂保護層がマスクと粘着しないことが重要である。この際、マスクは主にポリエチレンテレフタレート(PET)、ガラス基板などを使用することができる。したがって、本発明の樹脂保護層は、ベースフィルムを剥離させた後、ポリエチレンテレフタレートフィルムを積層してから容易に剥離することができなければならない。
このような点で、本発明の樹脂保護層は、ベースフィルムを取り除いた後、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される粘着力が0.005kgf/cm2以下であることが好ましい。具体的には、粘着力測定は、幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去し、銅張積層板に110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、ベースフィルムを除去し、その後、幅4cm、長さ25cm、厚さ19μmのPETフィルムを110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力を万能試験機を使用して測定する方法で、測定される。
樹脂保護層が有する粘着力が0.005kgf/cm2より大きい場合には、樹脂保護層に貼り付けたマスクを剥離するのが容易でなく、樹脂保護層を損傷させる場合があるので、ベースフィルムの除去後に露光によって有利な効果を得ることが難しい。
一方、樹脂保護層は、露光の際、感光性樹脂層の重合反応を阻害する酸素を遮断しなければならないし、露光工程後の現像工程で一緒に除去可能であることが好ましい。
従って、樹脂保護層はアルカリ現像可能型ポリマー層であることができる。ここで、“アルカリ現像可能型"とは低濃度のNa2CO3、NaOHまたはKOHなどのアルカリ溶液によって現像される特性を意味する。
したがって、樹脂保護層は、ポリビニルエーテル無水マレイン酸の水溶性塩類、セルロースエーテルの水溶性塩類、カルボキシアルキルセルロースの水溶性塩類、カルボキシ澱粉の水溶性塩類、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド類、ポリアミドの水溶性塩類、ポリアクリル酸の水溶性塩類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ゼラチン、ポリ(エチレンオキシド)、澱粉などの水溶性ポリマーを含む組成物から形成することができる。
樹脂保護層形成用組成物の粘度は塗布層の物性に影響を及ぼし、さらに重合体の重合度に影響されるので、組成物中の重合体の重量平均分子量は5,000〜300,000であることが好ましい。重量平均分子量が5000未満であればフィルム状の塗布が難しく、低い強度のせいで、感光性樹脂層の保護機能が弱くなる。重量平均分子量が300,000を超過すれば現像時間が長くなり、銅張積層板上に積層された後、ベースフィルムを剥離させるときに損傷されるおそれがある。
本発明の一態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層は25℃でメチルエチルケトン(MEK)溶液に対する溶解度が5g以下であることが、製品の流通過程中に感光性樹脂層と樹脂保護層との間の成分の拡散を防止して究極には製品の流通期限を延ばすことができるという側面で好ましい。
ここで、メチルエチルケトン(MEK)溶液に対する溶解度は、メチルエチルケトン100gに樹脂保護層50gを入れ、25℃で1時間撹拌した後、濾紙で濾過した後、濾紙に残った樹脂保護層の重さを測定したときの樹脂保護層重さの減少量として定義される。
一方、本発明の一態様によるフィルム型感光性転写材料の場合、後工程でベースフィルムを除去した後、露光工程を実施することができる。この場合、露光工程に入るまで所定時間が必要な場合、外部環境に露出されるとき、樹脂保護層が水分を吸収するなどの物性の変化を引き起こすことができる。したがって、本発明の好適な態様によるフィルム型感光性転写材料において、樹脂保護層は次の数式1で表示される粘着力変化率が5000%以下であることが好ましい。
数式1
粘着力変化率(%)=[(第2粘着力−第1粘着力)/第1粘着力]×100
前記式で、第1粘着力は、ベースフィルムを取り除いた直後、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義され、第2粘着力は、ベースフィルムを取り除き、温度25℃、湿度50%の条件下で10日間放置した後、付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される。
したがって、樹脂保護層はポリビニルアルコール系樹脂層であることができる。ここで、ポリビニルアルコール系樹脂層はポリビニルアルコール系樹脂を少なくとも10重量%含有する樹脂層として理解される。
樹脂保護層がポリビニルアルコール系樹脂層である場合、ベースフィルムによって塗布性が異なる。従って、湿潤剤(wetting agent)をさらに含むことができる。
また、ベースフィルム及び後述する保護フィルムの選定によって剥離性の制御が必要な場合もある。この場合に、剥離性を調節する添加剤、例えば、湿潤剤(wetting agent)、レベリング剤(leveling agent)、消泡剤、接着剤及び粘着剤、を用いることができる。
このような添加剤に特に限定されるものではなく、ベースフィルムと樹脂保護層との間の粘着力に比べて保護フィルムと感光性樹脂層との間の粘着力が小さくなるように調節することができる任意の添加剤を用いることができる。
このような樹脂保護層を形成する方法は特に限定されるものではなく、樹脂保護層形成用組成物を、有機溶媒や水、好ましくは水に溶解してベースフィルム上に塗布及び乾燥して形成することができる。
そして、樹脂保護層が形成されている状態で露光工程を実施することになるので、解像度を高めるためには樹脂保護層の厚さが薄いほど良い。この樹脂保護層の厚さは0.001〜10μmであることができる。
<感光性樹脂層>
感光性樹脂層組成物は、一般的にバインダーポリマー、光重合性単量体、光開始剤、その他添加剤を含有し、プリント基板の特性及び性格によって異なりうる。
前記樹脂保護層に接する感光性樹脂層の形成方法は特に限定されるものではないが、感光性樹脂層を保護フィルム上に塗布して、前記ベースフィルム上に形成された樹脂保護層と接合することを含む。
感光性樹脂層の厚さはプリント基板の種類に応じて10〜100μmに設定できる。
<保護フィルム>
保護フィルムとしては、フィルム型転写材料を後工程に適用するときは容易に離脱されるが保管及び流通するときには剥離されないように適当な剥離性を必要とする。
感光性樹脂層を保護フィルムに塗布した後、ベースフィルム上に形成される樹脂保護層上に積層してフィルム型感光性転写材料を製造する。感光性樹脂層の塗布性を考慮すると、保護フィルムはポリエステル系フィルムであることが特に好ましい。特に、剥離性を考慮すると、離型層を含むポリエステル系フィルムである。離型層の一例としては、シリコンをコーティングまたは印刷する方法が挙げられるがこれに限定されるものではない。保護フィルムと感光性樹脂層との間の粘着力がベースフィルムと樹脂保護層との間の粘着力より小さいながらも感光性樹脂層の表面特性を阻害しない限り、離型層は、形成方法及び組成の点で特に限定されるものではない。
ベースフィルム上に樹脂保護層を形成し、樹脂保護層上に感光性樹脂層を塗布した後、保護フィルムを最後に積層する場合、厚さ15〜25μmのポリオレフィン系フィルムを保護フィルムとして使用できる。
以下、例示のために開示する実施例から本発明は、より理解されるが、本発明の範囲が下記実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
(a)メタアクリル酸(Methacrylic acid):アクリル酸(Acrylc acid):メチルメタクリレート(Methylmethacrylate:MAA)を20:10:70の重量比で使用し(重量平均分子量70、000、固形分50%)、溶媒MEK、重合開始剤AIBN 1%、反応温度80℃、反応時間4時間、後添開始剤AIBN 3%の条件下で重合してアクリル酸ポリマーを製造した。
(b)前記アクリル酸ポリマーをメチルエチルケトンで200cpsに希薄して樹脂保護層用組成物を得、これを厚さ20μmのベースフィルム(OPP)上にコーティングバーでコートし、熱風オーブンを利用して80℃で10分間乾燥することで厚さ2μmの樹脂保護層を形成した。
(c)UH−9200 series(Kolon社製)に使用された組成及び含量で感光性樹脂組成物を製造した。具体的には、光開始剤類を溶媒であるメチルエチルケトンとメチルアルコールに溶かした後、光重合性オリゴマー類とバインダーポリマーを添加し、機械的撹拌器(Mechanical Stirrer)で1時間混合することで感光性樹脂組成物を製造した。
(d)前記感光性樹脂組成物を20μm厚さの保護フィルム(OPP)上にコーティングバーでコートした後、熱風オーブンを利用して80℃で6分間乾燥することで厚さ15μmの感光性樹脂層を形成した。
(e)乾燥が完了した(d)のフィルムの感光性樹脂層と前記(b)の樹脂保護層が接するように50℃で圧力4kgf/cm2で積層して図1のような形態の厚さ57μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<実施例2>
樹脂保護層組成物としてポリエチレングリコール(Sigma−Aldrich社製、重量平均分子量20,000)を2次蒸留水で200cpsに希薄したものを使用したことを除き、実施例1と同様な方法で厚さ57μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<実施例3>
前記実施例1の樹脂保護層用組成物を0.5μmでコートしたことを除き、実施例1と同様な方法で厚さ55.5μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<実施例4>
前記実施例1において、保護フィルムとしてOPPの代わりにシリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ19μm、CY201−19μm、KOLON社製)を使用したことを除き、同様な方法で厚さ56μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<比較例1>
UH−9200 series(Kolon社製)に使用された組成及び含量で感光性樹脂組成物を製造し、厚さ19μmのPETフィルム(FDFR、KOLON社製)上にコーティングバーでコートした後、熱風オーブンを利用して80℃で6分間乾燥することで厚さ15μmの感光性樹脂層を形成した。乾燥が完了したフィルムをポリエステルフィルム(23μm)と25℃で4kgf/cm2で積層することで厚さ57μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
前記実施例及び比較例によって製造されたフィルム型感光性転写材料の剥離性、粘着力及び粘着力変化率を次のように測定し、その結果は表1に示す。
(1)剥離性
<保護フィルム>
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力を万能試験器(UTM、4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
<ベースフィルム>
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去した後、110℃で速度2m/分、圧力4kgf/cm2で銅張積層板に積層した。その後、ベースフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
(2)粘着力
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去し、銅張積層板に110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、ベースフィルムを除去した。ついで、幅4cm、長さ25cm、厚さ19μmのPETフィルム(FDFR、Kolon社製)を110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
前記PETフィルムの積層するときの条件は一般的な露光時のマスクと接着される条件と同一である。この際、測定された粘着力は、実施例及び比較例2の場合に樹脂保護層とPETフィルムとの間の粘着力であり、比較例1の場合に感光性樹脂層とPETフィルムとの間の粘着力である。
(3)樹脂保護層の粘着力変化率
実施例1〜4によるフィルム型転写材料に対して次のような方法で第1粘着力及び第2粘着力を求め、次の数式1を利用して粘着力変化率を算出した。
数式1
粘着力変化率(%)=[(第2粘着力−第1粘着力)/第1粘着力]×100
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去し、銅張積層板に110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、ベースフィルムを除去した。ベースフィルムを除去した直後、幅4cm、長さ25cm、厚さ19μmのPETフィルム(FDFR、Kolon社製)を110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定し、この粘着力を第1粘着力として定義した。
また、同様な方法でベースフィルムを取り除き、温度25℃、湿度50%の条件下で240時間放置した後、前述した方法で付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定し、この粘着力を第2粘着力として定義した。
Figure 0005483734
上記の結果から明らかなように、前記測定結果、感光性樹脂層と保護フィルムとの間の粘着力、及び樹脂保護層とベースフィルムとの間の粘着力が作業性を阻害しない範囲にあり、粘着力は、比較例に比べて実施例の場合がかなり低い。したがって、実施例の樹脂保護層と露光の条件で一般的に使用されるマスク材質との間の粘着力は非常に低く、その結果、本発明の転写材料の露光時の取り扱いは容易である。
その後、前記実施例及び比較例で製造されたフィルム型感光性転写材料を次のような方法でプリント基板に形成し、物性評価を実施した。
銅張積層板(CCL)をブラシで前処理して新しい銅面を形成し、適切な表面粗度を形成する。その後、5%硫酸溶液で酸処理した後、水洗及び乾燥を行いラミネーターに投入した。ラミネーターはHakuto Mach 610iを使用し、110℃で圧力4kgf/cm2、速度2m/分で実施例及び比較例で製造されたフィルム型感光性転写材料を銅張積層板に積層した。この際、予熱は実施しなかった。その後、UV光源(Perkin Elmer OB−7120、5KWの平行光)で照射して露光を実施した。露光を終えたプリント基板を現像機によって現像した。
この際、樹脂保護層を含む実施例1ないし4の場合は露光工程の前にベースフィルムを取り除き、樹脂保護層を含まない比較例1の場合はベースフィルムを露光後の現像工程の前に取り除いた。
(4)感度と露光量
露光の際、実施例1ないし4の場合は樹脂保護層上に、比較例1の場合はベースフィルム上に感度器(21段のStouffer Step Tablet)を位置させた後、感度5段、6段、7段を得るための露光量を光量計(UV−351、ORC社製)で測定した。その値は表2に示すようである。この際、感度は基板に残っている感光性レジストの最大単位個数で評価した。
(5)現像時間
CCL上に積層されたPCBの積層部位を、現像機を通して現像液で、完全に洗い出すのに要する時間を、最小現像時間とした。実際現像時間は最小現像時間の二倍の時間と見積もった。樹脂保護層が存在する場合、実際現像時間は最小現像時間に樹脂保護層が現像される時間を加えて計算した。
(6)回路物性:解像度、細線密着力、1/1(Line/Space)解像度
Kolon Test Artworkを利用して解像度、細線密着力、1/1(Line/Space)解像度を測定して回路物性を評価した。
解像度は、未露光部位が現像されるとき、どのくらいの線幅まで現像されたかを測定した値であり、この値が小さいほど解像度が高く、測定された解像度の測定に使用されたマスクは4μm〜20μmまで0.5μmの間隔で形成されており、具現しようとする値の解像度は間隔400μmで作られたマスクを使用して決定される。細線密着力の値は、露光部位が現像後にどのくらいの線幅まで浸食されずに直線の回路を形成するかを測定した値であり、この値が小さいほど細線密着力の値がよく、測定された細線密着力の測定に使用されたマスクは4μm〜20μmまで0.5μmの間隔で形成され、具現しようとする値の細線密着力は間隔400μmで作られたマスクを使用して決定される。また、1/1解像度は回路ラインと回路ラインとの間の間隔を1:1にし、きれいに現像された最小線幅を測定した値を示す。
(7)表面分析
実施例1及び比較例1のフィルム型感光性転写材料を適用したプリント基板に前記のように露光及び現像工程を実施した後、表面を電子顕微鏡で撮影し、それぞれ図4及び図5に示した。
Figure 0005483734
前記測定結果、同じ段数を具現するために必要な露光量は実施例と比較例との間に差がほとんどなく、回路物性の測定結果は、実施例の場合、解像度などの物性に優れた結果を示すことが分かる。
一方、本発明の樹脂保護層を含むフィルム型感光性転写材料の場合、樹脂保護層現像時間が樹脂保護層の厚さ1μm当たり約0.5〜3秒であることが分かる。
また、図4及び図5の電子顕微鏡写真による表面観察結果、実施例1によるフィルム型感光性転写材料を適用したプリント基板表面写真である図4の場合、比較例1を適用した図5より倍率が高いにもかかわらず、側面及び表面の凹凸が少なく見えることが分かる。したがって、本発明のフィルム型感光性転写材料を適用した場合、露光の際に取り扱いが容易であるだけでなく解像度が向上することが分かる。
<実施例5>
(a)PVA205(日本、KURARAY社製)20gを蒸溜水100gに入れ、80℃で6時間撹拌して完全に溶かして樹脂保護層用組成物を得、これを厚さ19μmのベースフィルム(シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム、CY201−19μm、KOLON社製)上にコーティングバーでコートし、熱風オーブンを利用して80℃で10分間乾燥することで厚さ2μmの樹脂保護層を形成した。
(c)UH−9200 series(Kolon社製)に使用された組成及び含量で感光性樹脂組成物を製造した。具体的には、光開始剤類を溶媒であるメチルエチルケトンとメチルアルコールに溶かした後、光重合性オリゴマー類とバインダーポリマーを添加し、機械的撹拌器で1時間混合することで感光性樹脂組成物を製造した。
(d)前記感光性樹脂組成物を厚さ19μmの保護フィルム(シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム、CY201−19μm、KOLON社製)上にコーティングバーでコートした後、熱風オーブンを利用して80℃で6分間乾燥することで厚さ15μmの感光性樹脂層を形成した。
(e)乾燥が完了した(d)フィルムの感光性樹脂層と前記(b)の樹脂保護層が接するように50℃で圧力4kgf/cm2で積層することで図1のような形態の厚さ55μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<実施例6>
(a)PVA205(日本、KURARAY社製)20g及びBYK−349(wetting剤、BYK Chemie社製)0.5gを蒸溜水100gに入れ、80℃で6時間撹拌して完全に溶かして樹脂保護層用組成物を得、これを厚さ19μmのベースフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム、商品名FDFR−19、KOLON社製)上にコーティングバーでコートし、熱風オーブンを利用して80℃で10分間乾燥することで厚さ2μmの樹脂保護層を形成した。
(c)UH−9200 series(Kolon社製)に使用された組成及び含量で感光性樹脂組成物を製造した。具体的には、光開始剤類を溶媒であるメチルエチルケトンとメチルアルコールに溶かした後、光重合性オリゴマー類とバインダーポリマーを添加し、機械的撹拌器で1時間混合することで感光性樹脂組成物を製造した。
(d)前記感光性樹脂組成物を厚さ19μmの保護フィルム(シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム、CY201−19μm、KOLON社製)上にコーティングバーでコートした後、熱風オーブンを利用して80℃で6分間乾燥することで厚さ15μmの感光性樹脂層を形成した。
(e)乾燥が完了した(d)のフィルムの感光性樹脂層と前記(b)の樹脂保護層が接するように50℃で圧力4kgf/cm2で積層して図1のような形態の厚さ55μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
<実施例7>
(a)PVA205(日本、KURARAY社製)20gを蒸溜水100gに入れ、80℃で6時間撹拌して完全に溶かして樹脂保護層用組成物を得、これを厚さ19μmのベースフィルム(シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム、CY201−19μm、KOLON社製)上にコーティングバーでコートし、熱風オーブンを利用して80℃で10分間乾燥して厚さ10μmの樹脂保護層を形成した。
(c)UH−9200 series(Kolon社製)に使用された組成及び含量で感光性樹脂組成物を製造した。具体的には、光開始剤類を溶媒であるメチルエチルケトンとメチルアルコールに溶かした後、光重合性オリゴマー類とバインダーポリマーを添加し、機械的撹拌器で1時間混合することで感光性樹脂組成物を製造した。
(d)前記感光性樹脂組成物を厚さ19μmの保護フィルム(シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム、CY201−19μm、KOLON社製)上にコーティングバーでコートした後、熱風オーブンを利用して80℃で6分間乾燥することで厚さ15μmの感光性樹脂層を形成した。
(e)乾燥が完了した(d)フィルムの感光性樹脂層と前記(b)の樹脂保護層が接するように50℃で圧力4kgf/cm2で積層して図1のような形態の厚さ63μmのフィルム型感光性転写材料を製造した。
前記実施例5〜7によって製造されたフィルム型感光性転写材料の剥離性、樹脂保護層の粘着力、MEK溶解度及び粘着力変化率を次のように測定し、その結果は表3に示す。
(1)剥離性
<保護フィルム>
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力を万能試験器(UTM、4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
<ベースフィルム>
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去した後、110℃で速度2m/分、圧力4kgf/cm2で銅張積層板に積層した。その後、ベースフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
(2)粘着力
幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去し、銅張積層板に110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、ベースフィルムを除去した。そして、幅4cm、長さ25cm、厚さ19μmのPETフィルム(FDFR、Kolon社製)を110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定した。
前記PETフィルムの積層するときの条件は一般的な露光の際にマスクと接着される条件と同一である。この際、測定された粘着力は樹脂保護層とPETフィルムとの間の粘着力である。
(3)樹脂保護層の粘着力変化率
実施例5〜7によるフィルム型転写材料に対して次のような方法で第1粘着力及び第2粘着力を求め、次の数式1を利用して粘着力変化率を算出した。
数式1
粘着力変化率(%)=[(第2粘着力−第1粘着力)/第1粘着力]×100

幅3cm、長さ20cmのフィルム型感光性転写材料試片の保護フィルムを除去し、銅張積層板に110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、ベースフィルムを除去した。ベースフィルムを除去した直後、幅4cm、長さ25cm、厚さ19μmのPETフィルム(FDFR、Kolon社製)を110℃、4kgf/cm2の条件下で2m/分の速度で積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定し、この粘着力を第1粘着力として定義した。
また、同様な方法でベースフィルムを取り除き、温度25℃、湿度50%の条件下で240時間放置した後、前述した方法で付加的なPETフィルムを樹脂保護層上に積層した後、前記PETフィルムを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力をUTM(4303 series、Instron社製)を使用して測定し、この粘着力を第2粘着力として定義した。
(4)樹脂保護層のメチルエチルケトンに対する溶解度
樹脂保護層のメチルエチルケトンに対する溶解度は、メチルエチルケトン100gに樹脂保護層50gを入れ、25℃で1時間撹拌した後、濾紙で濾過した後、濾紙に残った樹脂保護層の重さを測定した。溶解度は樹脂保護層の重さの減少量として定義される。
Figure 0005483734
前記測定の結果から明らかなように、感光性樹脂層と保護フィルムとの間の粘着力、及び樹脂保護層とベースフィルムとの間の粘着力が作業性を阻害しない範囲にあり、樹脂保護層はマスク用PETとの粘着力は低い。したがって、実施例の樹脂保護層と、露光条件で一般的に使用されるマスク材質との間の粘着力が非常に低く、その結果、本発明の転写材料は露光の際に取り扱いが容易である。
また、樹脂保護層はMEK溶解度が5g以下と低い。従って、長期間にわたってフィルム型感光性樹脂を保管及び流通するに際して、感光性樹脂層と樹脂保護層との間の成分の拡散(diffusion)を防止するために、ポリビニルアルコール系樹脂層が樹脂保護層に最適であることが分かる。
また、樹脂保護層は粘着力変化率が5000%以下と低い。フィルム型感光性転写材料を用いる後工程において、ベースフィルム除去の後に一定時間が経っても吸湿によってマスクとの粘着が発生するなどの問題を防止することができることが分かる。
その後、前記実施例及び比較例で製造されたフィルム型感光性転写材料を次のような方法でプリント基板に形成し、次のように物性評価を実施し、その結果を次表4に示した。
銅張積層板(CCL)をブラシで前処理して新しい銅面を形成し、適切な表面粗度を形成する。その後、5%硫酸溶液で酸処理した後、水洗及び乾燥を行い、ラミネーターに投入した。ラミネーターはHakuto Mach 610iを使用し、110℃で圧力4kgf/cm2、速度2m/分で実施例及び比較例で製造されたフィルム型感光性転写材料を銅張積層板に積層した。この際、予熱は実施しなかった。その後、UV光源(Perkin Elmer OB−7120、5KWの平行光)で照射して露光を実施した。露光を終えたプリント基板を現像機を通過させて現像した。
この際、露光工程の前にベースフィルムを取り除いた。
(5)感度と露光量
露光の際、保護層上に感度器(21段 Stouffer Step Tablet)を位置させた後、感度5段、6段、7段を得るための露光量を光量計(UV−351、ORC社製)を使用して測定した。その値は表1のようである。この際、感度は現像後に基板に残っている感光性レジストの最大単位数で評価した。
(6)現像時間
CCL上に積層されたPCBの積層部位を、現像機を通して現像液で、完全に洗い出すのに要する時間を、最小現像時間とした。実際現像時間は最小現像時間の二倍の時間と見積もった。樹脂保護層が存在する場合、実際現像時間は最小現像時間に樹脂保護層が現像される時間を加えて計算した。
(7)回路物性:解像度、細線密着力、1/1(Line/Space)解像度
Kolon Test Artworkを利用して解像度、細線密着力、1/1(Line/Space)解像度を測定して回路物性を評価した。
本実験において、解像度は未露光部位が現像されるとき、どのくらいの線幅まで現像されたかを測定した値である。この値が小さいほど解像度が高く、測定された解像度の測定に使用されたマスクは4μm〜20μmまで0.5μmの間隔で形成されている。具現しようとする値の解像度は間隔400μmで作られたマスクを使用して決定される。細線密着力の値は、露光部位が現像後にどのくらいの線幅まで浸食されずに直線の回路を形成するかを測定した値であり、この値が小さいほど細線密着力の値がよく、測定された細線密着力の測定に使用されたマスクは4μm〜20μmまで0.5μmの間隔で形成され、具現しようとする値の細線密着力は間隔400μmで作られたマスクを使用して決定される。また、1/1解像度は回路ラインと回路ラインとの間の間隔を1:1にし、きれいに現像された最小線幅を測定した値を示す。
(8)表面分析
実施例5〜7のフィルム型感光性転写材料を適用したプリント基板に前記のように露光及び現像工程を実施した後、表面を電子顕微鏡で撮影し、それぞれ図6〜図8に示した。
Figure 0005483734
前記の結果から明らかなように、同じ段数を具現するために必要な露光量は実施例と比較例との間に差がほとんど無く、回路物性の測定結果は実施例の場合に解像度などに優れた結果を示す。
本発明の樹脂保護層を含むフィルム型感光性転写材料の場合、樹脂保護層の厚さ1μm当たり現像時間が約0.5〜3秒位であることが分かる。
また、図6〜図8の電子顕微鏡写真による表面観察の結果、実施例5〜実施例6によるフィルム型感光性転写材料を適用したプリント基板表面の写真である図6〜図8の場合、比較例1を適用した図5より倍率が高いにもかかわらず、側面及び表面の凹凸が少なく見えることが分かる。したがって、本発明のフィルム型感光性転写材料を適用した場合、露光の時取り扱いが容易であるだけでなく解像度が向上することが分かる。

Claims (9)

  1. ベースフィルム、樹脂保護層、感光性樹脂層及び保護フィルムを含み;
    前記樹脂保護層は、前記ベースフィルムを取り除き、付加的なPETフィルムを前記樹脂保護層上に積層した後、これを剥離開始地点より5cm地点から8cm地点まで剥離させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される粘着力が0.005kgf/cm2以下であり、
    前記樹脂保護層は、アルカリ現像可能型ポリマー層であり、下記のとおり定義される25℃でメチルエチルケトン溶液に対する溶解度が5g以下であり、
    前記保護フィルムは、離型層付きの、または無しのポリエステル系フィルムであることを特徴とする、フィルム型感光性転写材料。
    溶解度は、メチルエチルケトン100gに前記樹脂保護層50gを入れ、25℃で1時間攪拌し、濾紙で濾過した後、濾紙に残った前記樹脂保護層の重さを測定し、前記樹脂保護層の重さの減少量として定義される
  2. 前記樹脂保護層は、重量平均分子量が5,000〜300,000の水溶性ポリマーを含むコーティング液から形成されることを特徴とする、請求項1に記載のフィルム型感光性転写材料。
  3. 前記保護フィルムと前記感光性樹脂層と間の粘着力が、前記ベースフィルムと前記樹脂保護層と間の粘着力より小さいことを特徴とする、請求項1に記載のフィルム型感光性転写材料。
  4. 前記樹脂保護層は、厚さが0.001〜10μmであることを特徴とする、請求項1に記載のフィルム型感光性転写材料。
  5. 前記樹脂保護層は、次の数式1で表示される粘着力変化率が5000%以下であることを特徴とする、請求項1に記載のフィルム型感光性転写材料。
    数式1
    粘着力変化率(%)=[(第2粘着力−第1粘着力)/第1粘着力]×100
    (前記式で、第1粘着力は、前記ベースフィルムを取り除いた直後、付加的なPETフィルムを前記樹脂保護層上に積層した後、これを離型開始地点より5cm地点から8cm地点まで離型させるのに必要な単位面積当たりの力として定義され、第2粘着力は、前記ベースフィルムを取り除いて、温度25℃、湿度50%の条件下で240時間放置した後、付加的なPETフィルムを前記樹脂保護層上に積層した後、これを離型開始地点より5cm地点から8cm地点まで離型させるのに必要な単位面積当たりの力として定義される)
  6. 前記樹脂保護層は、ポリビニルアルコール系樹脂層であることを特徴とする、請求項1またはに記載のフィルム型感光性転写材料。
  7. 前記樹脂保護層は、湿潤剤(wetting agent)、レベリング剤(leveling agent)、消泡剤、バインダー及び粘着剤の中で選択される少なくとも1種以上の添加剤を含むことを特徴とする、請求項に記載のフィルム型感光性転写材料。
  8. 前記ベースフィルムは、離型層付きの、または無しのポリエステル系フィルムであることを特徴とする、請求項に記載のフィルム型感光性転写材料。
  9. 請求項1のフィルム型感光性転写材料を用いて形成されたパターンを有するディスプレイ基板。
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