JP5368232B2 - 振動抑制装置 - Google Patents

振動抑制装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5368232B2
JP5368232B2 JP2009219454A JP2009219454A JP5368232B2 JP 5368232 B2 JP5368232 B2 JP 5368232B2 JP 2009219454 A JP2009219454 A JP 2009219454A JP 2009219454 A JP2009219454 A JP 2009219454A JP 5368232 B2 JP5368232 B2 JP 5368232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
rotation speed
change
rotational speed
chatter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009219454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011067887A (ja
Inventor
顕秀 浜口
浩 稲垣
清 吉野
知治 安藤
浩 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2009219454A priority Critical patent/JP5368232B2/ja
Priority to US12/873,856 priority patent/US20110135415A1/en
Priority to ITMI2010A001653A priority patent/IT1400778B1/it
Priority to DE102010040718A priority patent/DE102010040718A1/de
Priority to CN201010287871.8A priority patent/CN102029546B/zh
Publication of JP2011067887A publication Critical patent/JP2011067887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5368232B2 publication Critical patent/JP5368232B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0032Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0032Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine
    • B23Q11/0039Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine by changing the natural frequency of the system or by continuously changing the frequency of the force which causes the vibration
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T409/00Gear cutting, milling, or planing
    • Y10T409/30Milling
    • Y10T409/30084Milling with regulation of operation by templet, card, or other replaceable information supply

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、工具又はワークを回転させながら加工を行う工作機械において、加工中に発生するびびり振動を抑制するための振動抑制装置に関するものである。
従来、たとえば回転軸に工具を支持させ、工具及び/又はワークを送りながら両者を相対移動させ、回転する工具によりワークを加工するといった工作機械がある。該工作機械では、切削加工中において切り込み量を大きくし過ぎる等の理由により、加工中に所謂「びびり振動」が発生し、加工面の仕上げ精度の悪化、工具の急激な摩耗や欠損といった問題が生じる。そこで、このような「びびり振動」が発生した場合、現状では作業者が加工音をもとにして経験的に回転軸の回転速度を変化させ、「びびり振動」を抑制するといった方法が一般的となっている。また、たとえば特許文献1に開示されているように、予め「びびり振動」が生じる系の固有振動数を設定するとともに、加工中に回転軸等に生じている振動の振動周波数を検出し、当該振動周波数や固有振動数にもとづいて安定回転速度を算出し、回転軸の回転速度を自動的に安定回転速度に変更するような振動抑制装置も考案されている。
特開2003−340627号公報
しかしながら、現状とられているような作業者の経験による抑制方法では、抑制効果にも限界がある。また、工具を回転軸に支持する際の支持力(たとえば、工具ホルダをチャックによって把持するものにあっては、ホルダを把持する締め付け力)が異なったり、回転軸の発熱などで剛性が変化すると、固有振動数は変化することが知られている。したがって、特許文献1の振動抑制装置を用いたところで、予め設定した固有振動数と加工中における実際の固有振動数とが異なり、「びびり振動」を効果的に抑制できないことがある。さらに、加工中に回転軸に生じる振動全てが「びびり振動」ではなく、「びびり振動」ではない振動が一時的に「びびり振動」と同等の大きさにまで発展することも考えられる。しかしながら、特許文献1の振動抑制装置によれば、このような「びびり振動」ではない振動についても「びびり振動」として回転速度を変更する等の制御を行ってしまうため、ひいては「びびり振動」の抑制に逆効果となるような回転速度制御を実行しかねないという問題もある。
加えて、特許文献1の振動抑制装置によれば、「びびり振動」を抑制するためとは言え、回転速度を自動的に変更してしまうため、この変更に伴って加工面精度や工具の推奨切削速度といった諸条件をも変更されてしまうことがあり、作業者にとって望ましくない加工となる事態も起こるといった問題もある。そこで、回転速度を自動的に変更するのではなく、算出した安定回転速度を表示装置等に表示するのみとし、作業者が手動で回転速度を変更するように構成することも考えられる。しかしながら、回転速度を変更したらしたで、回転軸の剛性等の諸条件が変化することに起因して、新たな周波数を有する「びびり振動」が生じることは十分に考えられる。したがって、作業者が表示装置に表示させる回転速度に手動で回転速度を変更する構成では、最終的に安定状態となるまで作業者が何度も回転速度を変更しなければならず、時間効率が非常に悪いという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、「びびり振動」を確実、且つ、迅速に抑制することができ、加工面精度の向上や工具の長寿命化、加工の高効率化を図ることができる振動抑制装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、工具又はワークを回転させるための回転軸を備えた工作機械において、前記回転軸を回転させた際に生じるびびり振動を抑制するための振動抑制装置であって、回転中の前記回転軸の振動を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された振動を随時解析するとともに、その解析結果をもとにした演算を行う演算手段と、前記演算手段により算出された解析結果及び/又は演算結果をリアルタイムで表示する表示手段と、前記回転軸の回転速度を制御する回転速度制御手段と、前記回転速度制御手段に回転速度の変更を指令する操作手段とを備えるとともに、前記操作手段を、回転速度の変更量として複数の異なる変更割合を表示する変更割合表示部を有する操作画面と、前記変更割合表示部の各前記変更割合に対応して設けられ、前記変更量を決定する複数の操作キーとからなり、所望の前記変更割合に対応する前記操作キーを操作することで前記回転速度の変更を指令可能な操作盤とし、該操作盤を前記回転速度制御手段に設けていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記操作手段は、回転速度を連続的に変更するよう操作可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記操作手段において、回転速度の変更可能範囲を設定可能としたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記演算手段では、前記振動の時間軸波形を求めるとともに、回転速度の時間軸波形と前記振動の時間軸波形とを、夫々の測定時刻を揃えて表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記演算手段では、各回転速度毎に前記振動を求め、回転速度と振動とを対応付けたグラフを表示することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記演算手段では、前記解析により周波数領域の振動加速度を求め、当該振動加速度の最大値と閾値とを比較してびびり振動の発生を検出するとともに、前記周波数領域の振動加速度が最大値となるびびり周波数を用いて、びびり振動を抑制可能な安定回転速度を算出し、前記表示手段に安定回転速度を表示することを特徴とする。
本発明によれば、検出手段により検出される振動にもとづく解析や当該解析結果にもとづく演算を演算手段において随時行い、解析結果や演算結果を表示手段にリアルタイムで表示する。したがって、作業者は、表示手段における表示を参照しながら操作手段を操作して回転速度を変更させることができ、経験等にもとづいて回転速度を変更させていた従来と比較して、より正確且つ迅速にびびり振動を抑制することができる。
また、回転速度制御手段へ回転速度の変更を指令する操作手段を設けており、あくまで作業者の操作によって回転軸の回転速度を変更する構成となっているため、作業者の望まないような条件での加工は行われない。したがって、従来の振動抑制装置の如く回転速度が自動的に変更され、それと共に加工面精度や工具の切削速度等といった他の加工条件まで変更されてしまうといった事態も生じない。
さらに、操作手段が操作盤であるため、回転速度の変更指令が容易であり、使い勝手が良いし、回転速度制御手段に設けられている操作盤を操作手段としているため、操作手段を別途設ける必要がなく、低コスト化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、操作手段が、回転速度を連続的に変更するよう操作可能であるため、回転速度を急激に大きく変更した場合に生じる工具の破損等といった事態を防止することができるし、びびり振動を最も抑制可能な回転速度への変更をより正確且つ迅速に行うことができる。また、回転速度を都度入力して変更する操作手段と比べ、回転速度を変更するまでの時間を短縮することができる。したがって、大きなびびり振動が発生した場合であっても、回転速度を迅速に変更することで工具の破損等を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、操作手段において、回転速度の変更可能範囲を設定可能としているため、、作業者がびびり振動に気をとられすぎて、他の加工条件が変更されてしまうような速度まで回転速度を変更してしまうことを防止することができ、作業性を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、演算手段では、振動の時間軸波形を求めるとともに、回転速度の時間軸波形と振動の時間軸波形とを、夫々の測定時刻を揃えて表示するため、作業者はびびり振動の発生状況を容易に把握することができる。
請求項5に記載の発明によれば、演算手段では、各回転速度毎に振動を求め、回転速度と振動とを対応付けたグラフを表示するため、作業者は各回転速度に対応する振動を容易に把握することができる。
請求項6に記載の発明によれば、びびり振動を抑制可能な安定回転速度を算出し、表示手段に安定回転速度を表示するため、作業者は、より一層確実且つ迅速にびびり振動を抑制することができる。
振動抑制装置のブロック構成説明図である。 回転軸ハウジングを側方から示した説明図である。 回転軸ハウジングを軸方向から示した説明図である。 パルス信号発生器を示した説明図である。 びびり振動の抑制制御に係るフローチャート図である。 回転速度の変更可能範囲を示した説明図である。 回転速度の時間軸波形と振動加速度の時間軸波形とを測定時刻を揃えて表示した態様を示す説明図である。 各回転速度における振動加速度を、横軸を回転速度、縦軸を振動加速度として関連づけて表示した態様を示す説明図である。 操作装置の変更例となるオーバーライドスイッチを示した説明図である。 操作装置の変更例となる操作盤を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる振動抑制装置について、図面にもとづき詳細に説明する。
振動抑制装置9は、回転軸ハウジング1にC軸周りで回転可能に備えられた回転軸3に生じる「びびり振動」を抑制するためのものであって、回転中の回転軸3に生じる振動加速度を検出するための振動センサ2a〜2cと、振動センサ2a〜2cによる検出値をもとにして回転軸3の回転速度を制御する制御装置4とからなる。
振動センサ2a〜2cは、図2や図3に示すように、回転軸ハウジング1に取り付けられており、一の振動センサは、他の2つの振動センサに対して直角方向への振動加速度を検出するようになっている。したがって、振動センサ2a〜2cにより、夫々直交するX軸、Y軸、Z軸方向での振動加速度を検出することになる。
一方、制御装置4は、振動センサ2a〜2cにより検出される振動加速度をもとにした解析、及びその解析結果を基にした後述する種々の演算を行う演算装置5と、演算装置5における解析結果や演算結果を表示する表示装置6と、回転軸3の回転動作等を制御するNC装置7と、NC装置7へ回転速度の変更を指令する操作装置8と、図示しない記憶装置とを備えている。そして、回転軸3の回転速度を常時モニタリングするとともに、後述の如き演算装置5における解析や演算を常にリアルタイムで行っている。
また、操作装置8は、図4に示すようなパルス信号発生器11であり、回動操作可能なパルス式ハンドル12と、目盛り1つあたりの倍率を調整するための倍率調整つまみ13とを備えている。パルス式ハンドル12は、その回動操作によって回転軸3の回転速度を最小で1min−1毎に連続的に変更可能となっており、倍率調整つまみ13は、パルス式ハンドル12を1目盛り回動させた際の回転速度の変更量を1倍、10倍、100倍の三段階に変更可能となっている。したがって、倍率を1倍に設定した状態でパルス式ハンドル12を1目盛り回動させると、回転軸3の回転速度は1min−1変更される(当該変更を指令するパルス信号がNC装置7へ送信される)ことになるし、倍率を100倍に設定した状態でパルス式ハンドル12を1目盛り回動させると、回転軸3の回転速度は当然100min−1変更されることになる。また、パルス式ハンドル12を右へ回動させると回転速度は増加し、左へ回動させると回転速度は減少するようになっている。
ここで、上記制御装置4による「びびり振動」の抑制制御について、図5のフローチャート、及び図6〜図8にもとづき説明する。
まず、加工開始前に、ワークの形状や使用する工具等の条件にもとづき回転軸3の回転速度の下限回転速度22(図6に示す、以下の回転速度の符号についても同様)と上限回転速度23とが記憶装置に記憶される(S1)。また、作業者によって、必要とされる加工面精度等の条件にもとづき設定下限回転速度24と設定上限回転速度25とが設定され、記憶装置に記憶される(S1)。当該設定により、図6に示す如く、加工開始後に回転軸3の回転速度を変更する際には、下限回転速度22と設定下限回転速度24との何れか大きい方(ここでは設定下限回転速度24)と、上限回転速度23と設定上限回転速度25との何れか小さい方(ここでは設定上限回転速度25)との間でのみ変更が許容されることになる。
その後、回転速度変更範囲内となる任意の初期回転速度で加工が開始される(S2)と、制御装置4では、振動センサ2a〜2cにより振動加速度を常時検出するとともに、演算装置5により当該振動加速度の解析及び解析結果を用いた演算を行う(S3)。そして、演算装置5で求められた解析結果や演算結果をリアルタイムで表示装置6に表示する(S4)。この表示装置6への表示に関しては、たとえば演算装置5において振動加速度の時間波形を求め、当該時間波形を表示してもよいし、演算装置5において振動加速度を随時周波数解析し、当該周波数解析により求められた波形を表示するようにしてもよい。また、図7のグラフに示す如く、回転軸3の回転速度の時間軸波形41と振動加速度の時間軸波形42とを記憶し、夫々の測定時間を揃えて表示させてもよい。さらに、図7に示す結果にもとづき、図8のグラフに示すように各回転速度における振動加速度43を、横軸を回転速度、縦軸を振動加速度とし、回転速度と振動加速度とを対応づけて表示してもよい。このとき、縦軸に示す振動加速度は時間波形のピーク値、又は周波数解析により求めた波形のピーク値とすればよい。
以上のような表示を行うことで、作業者は、「びびり振動」の発生状況や回転軸3の各回転速度における振動加速度の大きさを確認する(S5)ことができる。
そして、作業者は「びびり振動」の発生を確認すると、操作装置8を操作して回転軸3の回転速度を連続的に変更する(S6)。この変更に伴い、振動センサ2a〜2cにより検出される振動加速度も変化するため、演算装置5にて随時振動加速度の解析を行うことにより、表示装置6には、振動加速度が変化する様子がリアルタイムで表示されることになる。したがって、作業者は、表示装置6での表示を参照しながら操作装置8を操作して回転速度を変更し、「びびり振動」を低減させればよい。尚、S6で回転速度を変更する際、S1において許容される範囲内でのみ回転速度は変更可能となっている。
以上のような振動抑制装置9によれば、振動センサ2a〜2cにより検出される振動加速度にもとづく解析や当該解析結果にもとづく演算を演算装置5において随時行い、解析結果や演算結果を表示装置6にリアルタイムで表示する。したがって、「びびり振動」を抑制するに際し、作業者は、表示装置6の表示を参照しながら操作装置8を操作して回転速度を変更させればよく、経験等にもとづいて回転速度を変更させていた従来と比較して、より正確且つ迅速に「びびり振動」を抑制することができる。
また、NC装置7を操作する操作装置8を設けており、あくまで作業者の操作によって回転軸3の回転速度を変更する構成となっているため、作業者の望まないような条件での加工は行われない。したがって、従来の振動抑制装置の如く回転速度が自動的に変更され、それと共に加工面精度や工具の切削速度等といった他の加工条件まで変更されてしまうといった事態も生じない。
さらに、回転速度の変更可能範囲を設定するため、作業者が「びびり振動」に気をとられすぎて、他の加工条件が変更されてしまうような速度まで回転速度を変更してしまうことを防止することができ、作業性を向上することができる。
さらにまた、演算装置5において回転軸3の回転速度の時間軸波形41と振動加速度の時間軸波形42とを夫々求め、図7のグラフに示す如く夫々の測定時間を揃えて表示装置6に表示させたり、各回転速度毎に振動加速度を求め、図8のグラフに示す如く回転速度と振動加速度とを対応付けて表示装置6に表示させることにより、作業者は、「びびり振動」の発生状況や各回転速度に対応する振動加速度を容易に把握することができるようになる。
加えて、操作装置8として、パルス式ハンドル12と、目盛り1つあたりの倍率を調整するための倍率調整つまみ13とを備えたパルス信号発生器11を採用しているため、作業者は、パルス式ハンドル12と倍率調整つまみ13とを操作するだけで回転速度を変更することができ、使い勝手が良い。さらに、パルス信号発生器11の操作により、回転軸3の回転速度を最小で1min−1毎に連続的に変更することができるため、回転速度の微調整が可能で、「びびり振動」を抑制可能な回転速度を超えて変更してしまうといった事態も生じず、「びびり振動」を最も抑制可能な回転速度への変更をより正確且つ迅速に行うことができる。
また、変更する回転速度を指定するような振動抑制装置では、回転速度を急激に大きく変更してしまうと、工具や機械に負荷がかかって破損してしまうおそれがあるのに対し、上述したような振動抑制装置9によれば、パルス信号発生器11の操作により回転速度を連続的に変更可能としているため、回転速度の急激な変更に起因する工具破損等といったおそれもない。さらに、操作装置8では、パルス式ハンドル12を操作するだけで回転速度を変更することができるため、回転速度を都度入力して変更する装置と比べ、回転速度を変更するまでの時間を短縮することができる。したがって、大きなびびり振動が発生した場合であっても、回転速度を迅速に変更することで工具の破損等を防止することができる。
なお、本発明の振動抑制装置に係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、振動加速度の検出や解析、演算、及び振動抑制の制御に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、操作装置8としては、図9に示すようなオーバーライドスイッチ14を採用することも可能である。オーバーライドスイッチ14は、回動操作可能な調整つまみ15を有しているとともに、調整つまみ15の回動角度を検出する検出手段を内蔵しており、1目盛りに対応する角度だけ回動させると、回転速度を1%変更(すなわち、現在の回転速度に0.99若しくは1.01を掛け合わせた回転速度に変更するようNC装置7へ指令)可能となっている。尚、調整つまみ15を右へ回動させると回転速度は増加し、左へ回動させると回転速度は減少する。
このようなオーバーライドスイッチ14を採用しても、パルス信号発生器11を採用した場合と同様、作業者は、調整つまみ15を回動操作するだけで回転速度を連続的に変更することができ、使い勝手が良い。また、従来では、回転速度を10%ずつ変更するようなオーバーライドスイッチが一般的であったのに対し、図9に示すオーバーライドスイッチ14では回転速度を1%毎に連続的に変更可能となっているため、回転速度の微調整が可能であり、「びびり振動」を抑制可能な回転速度を超えて変更してしまうといった事態も生じず、「びびり振動」を最も抑制可能な回転速度へ正確且つ迅速に変更することができる。
また、図10に示すような操作盤16を、操作装置8として採用しても良い。当該操作盤16は、操作画面17と、操作画面17上に表示された変更割合表示部18と、変更割合表示部17に対応して設けられた操作キー19とからなり、NC装置7に設けられている。そして、変更割合表示部18の表示と対応する操作キー19を操作することにより、回転速度を±1%、±2%、±5%、±10%で変更可能となっている。
このような操作盤16を採用しても、作業者は操作キー19を操作するだけで回転速度を連続的に変更することができ、使い勝手が良いし、回転速度の微調整も可能であり、効果的に「びびり振動」を抑制することができる。また、NC装置7の設けられている操作盤16を操作装置8として採用しているため、操作装置を別途設ける必要がなく、低コスト化を図ることができる。尚、操作キー19を設ける代わりに、変更割合表示部18をタッチパネル式の操作スイッチとし、変更割合表示部18をタッチ操作して回転速度を変更するように構成しても何ら問題はない。
一方、上記実施形態では、表示装置6の表示にもとづいて作業者が「びびり振動」の発生や低減等を確認する構成となっているが、演算装置5において振動加速度の検出結果にもとづき「びびり振動」の発生や抑制を判断し、「びびり振動」の発生や抑制を表示装置6に表示したり、「びびり振動」が発生している場合にのみ表示装置6に各種結果を表示して作業者に回転速度の変更を促すように構成してもよい。そして、「びびり振動」発生の判断に係る制御については、たとえば振動センサ2a〜2cで検出される振動加速度を周波数解析するとともに、解析により得られた周波数領域での振動加速度の最大値と所定の閾値とを比較して、最大値が閾値を超えた場合に「びびり振動」が発生していると判断する一方、最大値が閾値を下回っている場合には抑制されていると判断する等といった制御が考えられる。
また、上述したように演算装置5において「びびり振動」の発生を検出するものにあっては、「びびり振動」の発生を検出すると、周波数領域の振動加速度が最大値をとる「びびり周波数」(この「びびり周波数」は、振動センサ2a〜2cで検出される振動加速度の周波数解析によって得ることができる)や工具刃数をもとにして、「びびり振動」を抑制することができる安定回転速度を算出し、当該安定回転速度を表示装置6に表示させるように構成してもよい。このような構成とすることにより、より確実且つ迅速に「びびり振動」を抑制することができる。さらに、実際では、種々の検出誤差や回転速度を変更したことによる環境の変化等に起因して、算出された安定回転速度そのものが最も効果的な回転速度とはならないこともあることから、従来の自動的に安定回転速度を算出する振動抑制装置によれば、安定回転速度への変更後に新たな安定回転速度が再び表示され、作業者が何回も回転速度の変更を余儀なくされることがあり、手間や作業時間が多く必要になるといった問題があった。しかしながら、本発明によれば、表示装置6において「びびり振動」の状況がリアルタイムで表示されるため、安定回転速度への変更途中に安定回転速度付近で最も「びびり振動」を抑制することができる回転速度を容易に探ることができ、簡単且つ迅速に「びびり振動」抑制効果の更なる向上を図ることができる。
尚、安定回転速度の算出については、本出願人が先に出願した特開2008−290188に記載されているような方法や下記演算式(1)を用いることができる。
安定回転速度={60×びびり周波数/(工具刃数×(k値+1))} ・・・(1)
ここで、「工具刃数」は、回転軸3に装着されている工具の刃数であって、予め演算装置5に入力され設定されているものとする。また、k値は任意の整数である。
また、上記実施形態では、検出手段を振動センサ2a〜2cとしているが、これに代えて、振動による回転軸の変位や音圧を検出可能な検出手段を採用することも可能である。さらにまた、振動センサを用いる場合であっても、上記実施形態の如く回転する側(すなわち回転軸)の振動を検出するのではなく、回転しない側の振動を検出するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、図7や図8に示す如く回転速度と振動加速度とを関連づけて表示しているが、振動周波数、切削速度、送り速度、回転軸トルクなどを表示してもよい。
また、回転速度の変更可能範囲を設定するにあたり、上記実施形態では下限回転速度や設定下限回転速度を入力して設定する構成となっているが、加工開始当初の初期回転速度の±所定量(たとえば500min−1)が変更可能範囲として設定されるように構成しても何ら問題はないし、必要でなければ変更可能範囲を設定せずとも良い。
さらにまた、操作装置8における回転速度の変更量は適宜設計変更可能であって、上記実施形態では、パルス信号発生器11により1min−1毎に変更可能としているが、パルス信号発生器11により、オーバーライドスイッチ14等と同様、1%ずつ回転速度を変更可能としてもよい。また、回転速度をより細かく又は本願の目的を逸脱しない範囲でより粗く変更可能とすることは当然可能であるし、オーバーライドスイッチ14や操作盤16を用いる場合にもたとえば±0.5%で変更可能とするように構成しても当然良い。さらに、オーバーライドスイッチ14や操作盤16において、パルス信号発生器11と同様、回転速度毎(たとえば1min−1毎)に変更可能としても良い。
加えて、工具を回転させて加工するマシニングセンタに限らず、ワークを回転させる旋盤等の工作機械の振動を抑制するために用いることも可能である。さらには、検出手段の設置位置や個数等を、工作機械の種類、大きさに応じて適宜変更可能であることは言うまでもない。
1・・回転軸ハウジング、2a、2b、2c・・振動センサ(検出手段)、3・・回転軸、4・・制御装置、5・・演算装置(演算手段)、6・・表示装置(表示手段)、7・・NC装置(回転速度制御手段)、8・・操作装置(操作手段)、9・・振動抑制装置、11・・パルス信号発生器、12・・パルス式ハンドル、13・・倍率調整つまみ、14・・オーバーライドスイッチ、16・・操作盤、17・・操作画面、18・・変更割合表示部(操作部)、19・・操作キー(操作部)。

Claims (6)

  1. 工具又はワークを回転させるための回転軸を備えた工作機械において、前記回転軸を回転させた際に生じるびびり振動を抑制するための振動抑制装置であって、
    回転中の前記回転軸の振動を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された振動を随時解析するとともに、その解析結果をもとにした演算を行う演算手段と、
    前記演算手段により算出された解析結果及び/又は演算結果をリアルタイムで表示する表示手段と、
    前記回転軸の回転速度を制御する回転速度制御手段と、
    前記回転速度制御手段に回転速度の変更を指令する操作手段と
    を備えるとともに、
    前記操作手段を、回転速度の変更量として複数の異なる変更割合を表示する変更割合表示部を有する操作画面と、前記変更割合表示部の各前記変更割合に対応して設けられ、前記変更量を決定する複数の操作キーとからなり、所望の前記変更割合に対応する前記操作キーを操作することで前記回転速度の変更を指令可能な操作盤とし、該操作盤を前記回転速度制御手段に設けていることを特徴とする振動抑制装置。
  2. 前記操作手段は、回転速度を連続的に変更するよう操作可能であることを特徴とする請求項1に記載の振動抑制装置。
  3. 前記操作手段において、回転速度の変更可能範囲を設定可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動抑制装置。
  4. 前記演算手段では、前記振動の時間軸波形を求めるとともに、回転速度の時間軸波形と前記振動の時間軸波形とを、夫々の測定時刻を揃えて表示することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の振動抑制装置。
  5. 前記演算手段では、各回転速度毎に前記振動を求め、回転速度と振動とを対応付けたグラフを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の振動抑制装置。
  6. 前記演算手段では、前記解析により周波数領域の振動加速度を求め、当該振動加速度の最大値と閾値とを比較してびびり振動の発生を検出するとともに、前記周波数領域の振動加速度が最大値となるびびり周波数を用いて、びびり振動を抑制可能な安定回転速度を算出し、前記表示手段に安定回転速度を表示することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の振動抑制装置。
JP2009219454A 2009-09-24 2009-09-24 振動抑制装置 Expired - Fee Related JP5368232B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009219454A JP5368232B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 振動抑制装置
US12/873,856 US20110135415A1 (en) 2009-09-24 2010-09-01 Vibration suppressing device
ITMI2010A001653A IT1400778B1 (it) 2009-09-24 2010-09-10 Dispositivo di soppressione di vibrazioni
DE102010040718A DE102010040718A1 (de) 2009-09-24 2010-09-14 Schwingungsunterdrückungsvorrichtung
CN201010287871.8A CN102029546B (zh) 2009-09-24 2010-09-17 振动抑制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009219454A JP5368232B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 振動抑制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011067887A JP2011067887A (ja) 2011-04-07
JP5368232B2 true JP5368232B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=43734755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009219454A Expired - Fee Related JP5368232B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 振動抑制装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110135415A1 (ja)
JP (1) JP5368232B2 (ja)
CN (1) CN102029546B (ja)
DE (1) DE102010040718A1 (ja)
IT (1) IT1400778B1 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9618037B2 (en) 2008-08-01 2017-04-11 Honeywell International Inc. Apparatus and method for identifying health indicators for rolling element bearings
JP5234772B2 (ja) * 2008-10-28 2013-07-10 オークマ株式会社 工作機械の振動抑制方法及び装置
US20120330578A1 (en) * 2011-06-22 2012-12-27 Honeywell International Inc. Severity analysis apparatus and method for shafts of rotating machinery
US8958995B2 (en) 2009-04-02 2015-02-17 Honeywell International Inc. System and method for monitoring rotating and reciprocating machinery
JP5536608B2 (ja) * 2010-10-13 2014-07-02 オークマ株式会社 工作機械における振動抑制方法及び振動抑制装置
JP5643676B2 (ja) * 2011-02-24 2014-12-17 オークマ株式会社 振動抑制機能を備えた数値制御装置
JP2013000808A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Okuma Corp 振動抑制装置
JP5732325B2 (ja) * 2011-06-16 2015-06-10 オークマ株式会社 振動判別方法、及び振動判別装置
JP5705074B2 (ja) * 2011-09-20 2015-04-22 オークマ株式会社 工作機械における回転軸回転速度のモニタ方法及びモニタ装置、工作機械
CN102416580A (zh) * 2011-12-07 2012-04-18 常州市新特力工具有限公司 镗床的控制装置
KR101436984B1 (ko) * 2012-10-04 2014-09-04 한국기계연구원 공작기계 진동 저감 장치 및 방법
CN103252680B (zh) * 2013-04-24 2015-05-20 华中科技大学 一种铣削加工颤振主动控制系统及其方法
KR102092969B1 (ko) * 2013-06-10 2020-03-27 두산공작기계 주식회사 회전 절삭공구의 실시간 이송속도 설정방법 및 제어장치
CN103419090B (zh) * 2013-08-19 2016-08-17 南京康尼精密机械有限公司 一种机床的振动传感监测装置及方法
TWI518469B (zh) * 2014-09-22 2016-01-21 財團法人工業技術研究院 加工監控系統及方法
US9682455B2 (en) * 2014-10-28 2017-06-20 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Chatter application interface
JP2018509302A (ja) * 2015-01-23 2018-04-05 コリブリ スピンドルズ リミテッド マシニングセンタ、流体駆動式スピンドルシステム、マシニングセンタ転換キット、及びアクセス制御のために無線センサを使用する方法
US10022832B2 (en) 2015-03-31 2018-07-17 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Fine-tuning speed application interface
JP6538430B2 (ja) * 2015-05-29 2019-07-03 オークマ株式会社 工作機械の振動情報表示装置
CN104942656A (zh) * 2015-06-30 2015-09-30 哈尔滨理工大学 一种整体式淬硬钢凹曲面试件高速铣削工艺实验方法及凹曲面试件
CN105406793B (zh) * 2015-12-24 2018-04-03 上海电气富士电机电气技术有限公司 一种抑制轴扭振的装置及方法
US10207379B2 (en) 2016-01-21 2019-02-19 Colibri Spindles Ltd. Live tool collar having wireless sensor
JP6684673B2 (ja) * 2016-07-19 2020-04-22 オークマ株式会社 工作機械の主軸装置
JP6922405B2 (ja) * 2016-07-25 2021-08-18 大同特殊鋼株式会社 振動抑制装置
DE102016224749A1 (de) * 2016-12-12 2018-06-14 Robert Bosch Gmbh Werkzeugmaschine zur spanenden Bearbeitung eines Werkstücks
DE102017101581A1 (de) 2017-01-26 2018-07-26 Homag Plattenaufteiltechnik Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Werkstückbearbeitungsanlage, sowie Werkstückbearbeitungsanlage
JP6496338B2 (ja) 2017-03-14 2019-04-03 ファナック株式会社 工作機械の制御システム
JP6445070B2 (ja) * 2017-03-27 2018-12-26 ファナック株式会社 工作機械の制御システム
JP6474450B2 (ja) 2017-04-17 2019-02-27 ファナック株式会社 工作機械の制御システム
JP6514264B2 (ja) 2017-04-20 2019-05-15 ファナック株式会社 工作機械の制御システム
JP6560719B2 (ja) * 2017-07-27 2019-08-14 ファナック株式会社 数値制御装置および数値制御方法
TWI628036B (zh) * 2017-08-29 2018-07-01 國立臺灣科技大學 顫振偵測與抑制裝置
JP6915782B2 (ja) 2018-02-06 2021-08-04 国立大学法人東海国立大学機構 加工装置および切削加工方法
WO2020017029A1 (ja) 2018-07-20 2020-01-23 ヤマザキマザック株式会社 工作機械の制御装置、工作機械および工作機械の制御方法
JP7194965B2 (ja) * 2018-08-01 2022-12-23 中村留精密工業株式会社 工作機械
JPWO2022131184A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23
JP7022242B1 (ja) * 2021-06-28 2022-02-17 Dmg森精機株式会社 工作機械および表示制御装置
JP6994596B1 (ja) * 2021-06-28 2022-01-14 Dmg森精機株式会社 工作機械および表示制御装置
JP7345525B1 (ja) * 2021-08-10 2023-09-15 Dmg森精機株式会社 速度調整装置
JP7159494B1 (ja) * 2022-01-07 2022-10-24 Dmg森精機株式会社 表示制御装置および工作機械
DE102023202705A1 (de) 2023-03-24 2024-09-26 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung und Verfahren zum Generieren einer Drehzahleinstellung einer Werkzeugmaschine
CN118456024A (zh) * 2024-04-30 2024-08-09 昆明冶金高等专科学校 一种数控机床的智能监控系统及方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2522779A (en) * 1945-09-27 1950-09-19 Culkosky Martin Lathe control
GB1093022A (en) * 1964-02-07 1967-11-29 Emi Ltd Improvements in or relating to trigonometric function generators
JPS608541B2 (ja) * 1976-09-28 1985-03-04 ソニー株式会社 リール制御装置
JPS5717027A (en) * 1980-07-03 1982-01-28 Hitachi Ltd Vibration reducing device of electric machinery
JPS632643A (ja) * 1986-06-23 1988-01-07 Toyota Motor Corp 切削装置
JPH0217506A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Fanuc Ltd 数値制御装置
US5170358A (en) * 1990-12-06 1992-12-08 Manufacturing Laboratories, Inc. Method of controlling chatter in a machine tool
JPH07186002A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Seiko Seiki Co Ltd スピンドル装置
JPH0877694A (ja) * 1994-09-05 1996-03-22 Yamaha Corp 操作子装置
US6085121A (en) * 1997-09-22 2000-07-04 Design & Manufacturing Solutions, Inc. Device and method for recommending dynamically preferred speeds for machining
JPH11151638A (ja) * 1997-11-17 1999-06-08 Amada Eng Center Co Ltd 加工振動自動検出システム及び加工振動自動検出制御システム
JP3538305B2 (ja) * 1998-01-07 2004-06-14 オークマ株式会社 数値制御装置
US6278268B1 (en) * 2000-02-11 2001-08-21 Agilent Technologies, Inc. Method for controlling scale parameters of an instrument in response to input to an event-generating control sensor
WO2001082462A1 (fr) * 2000-04-20 2001-11-01 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Commande de moteur
US20020146296A1 (en) * 2001-02-26 2002-10-10 National Institute Of Standards And Technology Method and device for avoiding chatter during machine tool operation
JP4177028B2 (ja) * 2002-05-22 2008-11-05 株式会社神戸製鋼所 小径エンドミルによる加工方法及び加工条件決定方法
US6972386B1 (en) * 2004-07-20 2005-12-06 Knowles Electronics, Llc Digital pulse generator and manufacturing method thereof
US7494305B2 (en) * 2004-08-03 2009-02-24 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Raster cutting technology for ophthalmic lenses
TWI268196B (en) * 2005-02-23 2006-12-11 Univ Chung Yuan Christian Computer aided detecting and suppressing system for cutting chatter comprising a network monitor unit, a signal acquisition system, a chatter detecting unit and a chatter suppressing system
US20070034424A1 (en) * 2005-08-12 2007-02-15 Snowden Nancy C Power-assisted transport device
JP4703315B2 (ja) * 2005-08-12 2011-06-15 国立大学法人名古屋大学 機械加工装置の回転数演算装置、機械加工装置のびびり振動評価装置および機械加工装置のびびり振動評価方法
JP2007093554A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Hirose Electric Co Ltd パルス信号発生装置
JP4582660B2 (ja) * 2007-05-24 2010-11-17 オークマ株式会社 工作機械の振動抑制装置
US8256590B2 (en) * 2007-05-24 2012-09-04 Okuma Corporation Vibration suppressing device and vibration suppressing method for machine tool
JP4433422B2 (ja) 2007-05-24 2010-03-17 オークマ株式会社 振動抑制装置
JP4777960B2 (ja) * 2007-10-25 2011-09-21 オークマ株式会社 振動抑制装置
US8014903B2 (en) * 2007-10-25 2011-09-06 Okuma Corporation Method for suppressing vibration and device therefor
US8005574B2 (en) * 2008-07-08 2011-08-23 Okuma Corporation Vibration suppressing method and device

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI20101653A1 (it) 2011-03-25
IT1400778B1 (it) 2013-07-02
JP2011067887A (ja) 2011-04-07
CN102029546A (zh) 2011-04-27
DE102010040718A1 (de) 2011-04-14
CN102029546B (zh) 2015-06-03
US20110135415A1 (en) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5368232B2 (ja) 振動抑制装置
JP5536608B2 (ja) 工作機械における振動抑制方法及び振動抑制装置
JP6560719B2 (ja) 数値制御装置および数値制御方法
JP5507410B2 (ja) 工作機械における主軸回転速度のモニタ方法及びモニタ装置、工作機械
JP5705074B2 (ja) 工作機械における回転軸回転速度のモニタ方法及びモニタ装置、工作機械
JP5300970B2 (ja) 主軸の回転制御方法及び工作機械の制御装置
JP5984183B2 (ja) 工作機械
JP6139392B2 (ja) 加工方法
JP6978456B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP5734131B2 (ja) 回転速度表示装置
JP5683234B2 (ja) 工作機械の振動抑制装置及び方法
CN112783088B (zh) 机床中的主轴转速的监视装置及监视方法、机床
KR102128553B1 (ko) 공작기계의 진동 제어 방법
JP5937891B2 (ja) 工作機械
JP5491350B2 (ja) 工作機械の振動抑制装置
CN112743392B (zh) 机床中的主轴转速的监视装置及监视方法、机床
JP5385067B2 (ja) 回転速度演算装置
JP5321515B2 (ja) 工作機械の数値制御装置
JP5666397B2 (ja) 工作機械
JP5767931B2 (ja) 工作機械の振動抑制方法および振動抑制装置
JP2012056072A (ja) 振動抑制装置
JP2012086347A (ja) 工作機械
WO2023281627A1 (ja) 表示装置、工作機械、および表示方法
JP5539794B2 (ja) 振動抑制装置
JP2013000808A (ja) 振動抑制装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5368232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees