JP5363726B2 - グレリン受容体の大環状モジュレーターの使用方法 - Google Patents
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Description
本出願は、合衆国法典第35巻第120条の下、現在係属中の2004年6月18日出願の米国特許出願番号10/872,142号の一部継続出願であり、合衆国法典第35巻第119条(e)項の下、2003年6月18日出願の米国特許仮出願番号60/479,223号の利益を主張する。この一部継続出願は、合衆国法典第35巻第119条(e)項の下、2004年10月26日出願の米国特許仮出願番号60/621,642号、2004年10月27日出願の米国特許仮出願番号60/622,055号、および2005年1月7日出願の米国特許仮出願番号60/642,271号の利益も主張する。上記引用出願の開示は、引用する本明細書中に組み込まれ、本発明の開示の一部とみなす。
〔技術分野〕
R1は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR1とR2とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR1とR9とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R2は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR1とR2とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR2とR9とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R3は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR3とR4とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR3とR7とでまたはR3とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R4は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR4とR3とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR4とR7とでまたはR4とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R5およびR6は、それぞれ独立して水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR5とR6とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R7は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、または置換複素環基であるか、またはR3とR7とでまたはR4とR7とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に記載したR8と任意に置換されていてよく;
R8は、3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環構造上の1つ以上の水素原子を置換し、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ハロゲン、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択されるか、または2つの隣接する原子上の水素原子を置換する場合、R8は、縮合シクロアルキル、置換縮合シクロアルキル、縮合複素環、置換縮合複素環、縮合アリール環、置換縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、または置換縮合ヘテロアリール環であり;
Xは、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR9とR1とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
Z1は、OまたはNR11
(式中、R11は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR3とR11とでまたはR4とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
Z2は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
m、n、およびpは、それぞれ独立して0、1、または2であり;
Tは、下記式IV:
−U−(CH2)d−W−Y−Z−(CH2)e− (IV)
{式中、
dおよびeは、それぞれ独立して0、1、2、3、4、または5であり;
YおよびZは、それぞれ任意に存在してもよく;
Uは、−CR21R22−または−C(=O)−であり、式IのXに結合しており;
W、Y、およびZは、それぞれ独立して−O−、−NR23−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−NH−、−NH−C(=O)−、−SO2−NH−、−NH−SO2−、−CR24R25−、−CH=CH−(Z型またはE型)、−C≡C−、および下記の環構造:
からなる群から選択され;
R21およびR22は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR21とR22とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R23、R39およびR42は、それぞれ独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ホルミル、アシル、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、アミジノ、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R24およびR25は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、またはRAA(RAAは、標準アミノ酸または異常アミノ酸などのアミノ酸の側鎖である。)であるか、またはR24とR25とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、またはR24またはR25のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R24およびR25が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり;
R26、R31、R35、およびR38は、それぞれ任意に存在していてよく、存在する場合、前記示された環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してハロゲン、トリフルオロメチル、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、シアノ、ニトロ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され;
R27は、任意に存在していてよく、前記示された環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され;
R28、R29、R30、R32、R33、R34、R36、およびR37は、それぞれ任意に存在していてよく、前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、2つの基が任意に存在していてよく、存在する場合、前記環内に存在する1つの水素が置換され、または前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、前記環上に存在する2つの水素原子のうちの1つまたは両方が置換され、それぞれ独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され、結合する炭素原子に二重結合が存在する場合のみハロゲンであり;
R40およびR41は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、先に定義の通りであるRAAであるか、またはR40とR41とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR40またはR41のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R40およびR41が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり;
但し、Tは、標準アミノ酸を含むアミノ酸残基、ジペプチドフラグメント、トリペプチドフラグメント、またはより高次のペプチドフラグメントではない。}
の2価の基である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;
下記式II:
R50は、−(CH2)ssCH3、−CH(CH3)(CH2)ttCH3、−(CH2)uuCH(CH3)2、−C(CH3)3、−(CHR55)vv−R56、または−CH(OR57)CH3
(式中、ssは1、2、または3であり、ttは1または2であり、uuは0、1、または2であり、vvは0、1、2、3、または4であり、R55は、水素またはC1〜C4アルキルであり、R56は、アミノ、水酸基、アルコキシ、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり、R57は、水素、アルキル、アシル、アミノアシル、スルホニル、カルボキシアルキル、またはカルボキシアリールである。)
であり;
R51は、水素、C1〜C4アルキル、または水酸基もしくはアルコキシで置換されたC1〜C4アルキルであり;
R52は、−(CHR58)wwR59
(式中、wwは0、1、2、または3であり、R58は、水素、C1〜C4アルキル、アミノ、水酸基、またはアルコキシであり、R59は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり、
R53は、水素またはC1〜C4アルキルである。)
であり;
X2は、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
Z5は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
T2は、下記式V:
−Ua−(CH2)d−Wa−Ya−Za−(CH2)e− (V)
{式中、
dおよびeは、独立して0、1、2、3、4、または5であり;
YaおよびZaは、それぞれ任意に存在してもよく;
Uaは、−CR60R61−または−C(=O)−であり、式IIのX2に結合しており、ここで、R60およびR61は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR21とR22とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
Wa、Ya、およびZaは、それぞれ独立して−O−、−NR62−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−NH−、−NH−C(=O)−、−SO2−NH−、−NH−SO2−、−CR63R64−、−CH=CH−(Z型またはE型)、−C≡C−、および下記の環構造:
からなる群から選択され;
R62は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ホルミル、アシル、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、アミジノ、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R63およびR64は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、またはRAAであるか、またはR63とR64とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、またはR63またはR64のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R63およびR64が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり、RAAは、標準アミノ酸または異常アミノ酸などのアミノ酸の側鎖を示し;
R65およびR68は、それぞれ任意に存在していてよく、存在する場合、前記環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してハロゲン、トリフルオロメチル、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、シアノ、ニトロ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R66およびR67は、それぞれ任意に存在していてよく、前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、2つの基が任意に存在していてよく、存在する場合、それぞれ、前記環内に存在する1つの水素が置換され、または前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、前記環上に存在する2つの水素原子のうちの1つまたは両方が置換され、それぞれ独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり、結合する炭素原子に二重結合が存在する場合のみハロゲンであり;
R69は、任意に存在していてよく、存在する場合、前記環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
K6は、OまたはSであり;
ffは、1、2、3、4、または5であり;
但し、T2は、標準アミノ酸を含むアミノ酸残基、ジペプチドフラグメント、トリペプチドフラグメント、またはより高次のペプチドフラグメントではない。}
の2価の基である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;または、
下記式III:
R70は、水素、C1〜C4アルキルであるか、またはR70とR71とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8aと任意に置換されていてよく;
R71は、水素、−(CH2)aaCH3、−CH(CH3)(CH2)bbCH3、−(CH2)ccCH(CH3)2、−(CH2)dd−R76、または−CH(OR77)CH3
(式中、aaは0、1、2、3、4、または5であり、bbは1、2、または3であり、ccは0、1、2、または3であり、ddは0、1、2、3、または4であり、R76は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、シクロアルキル、または置換シクロアルキルでり、R77は、水素、アルキル、アシル、アミノアシル、スルホニル、カルボキシアルキル、またはカルボキシアリールである。)
であるか、またはR71とR70とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8aと任意に置換されていてよく;
R72は、C1〜C4アルキルであるか、またはR72とR73とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8bと任意に置換されていてよく;
R73は、水素であるか、またはR73とR72とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8bと任意に置換されていてよく;
R74は、水素またはC1〜C4アルキルであるか、またはR74とR75とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8cと任意に置換されていてよく;
R75は、−(CHR78)R79
{式中、R78は、水素、C1〜C4アルキル、アミノ、水酸基、またはアルコキシであり、R79は、下記の構造:
からなる群から選択される。}
であるか、またはR75とR74とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8cと任意に置換されていてよく;
R8a、R8b、およびR8cは、それぞれ独立して3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環構造上の1つ以上の水素原子を置換し、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ハロゲン、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択されるか、または2つの隣接する原子上の水素原子を置換する場合、R8a、R8b、およびR8cは、それぞれ独立して縮合シクロアルキル、置換縮合シクロアルキル、縮合複素環、置換縮合複素環、縮合アリール環、置換縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、または置換縮合ヘテロアリール環であり;
X3は、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
Z10は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
T3は、Uaが式IIIのX3に結合していること以外は、定義したT2と同一である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;
の化合物に関する。
さらに、アリールおよびヘテロアリール基が「置換された」は、水素原子の1つがシアノ、ニトロ、またはトリフルオロメチルに置換されるという選択肢が含まれる。
本発明の新規の大環状化合物には、環化されて大環状化合物を形成するテザー(tether)成分を含む基礎単位構造を含む大環状化合物が含まれる。基礎単位構造は、アミノ酸(標準および非自然)、ヒドロキシ酸、ヒドラジノ酸、アザ−アミノ酸、特殊化した部分(ペプチド代用物(surrogate)および同配体の導入で役割を果たすものなど)、および本明細書中に記載のテザー成分を含み得る。テザー成分を、下記式:
から選択することができる。
R1は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR1とR2とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR1とR9とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R2は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR1とR2とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR2とR9とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R3は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR3とR4とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR3とR7とでまたはR3とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R4は、水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR4とR3とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR4とR7とでまたはR4とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R5およびR6は、それぞれ独立して水素またはアミノ酸の側鎖であるか、またはR5とR6とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8と任意に置換されていてよく;
R7は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、または置換複素環基であるか、またはR3とR7とでまたはR4とR7とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、以下に記載したR8と任意に置換されていてよく;
R8は、3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環構造上の1つ以上の水素原子を置換し、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ハロゲン、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択されるか、または2つの隣接する原子上の水素原子を置換する場合、R8は、縮合シクロアルキル、置換縮合シクロアルキル、縮合複素環、置換縮合複素環、縮合アリール環、置換縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、または置換縮合ヘテロアリール環であり;
Xは、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR9とR1とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよい。)
であり;
Z1は、OまたはNR11
(式中、R11は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR3とR11とでまたはR4とR11とで、環内にO、S、またはさらなるN原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環の複素環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
Z2は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
m、n、およびpは、それぞれ独立して0、1、または2であり;
Tは、下記式IV:
−U−(CH2)d−W−Y−Z−(CH2)e− (IV)
{式中、
dおよびeは、それぞれ独立して0、1、2、3、4、または5であり;
YおよびZは、それぞれ任意に存在してもよく;
Uは、−CR21R22−または−C(=O)−であり、式IのXに結合しており;
W、Y、およびZは、それぞれ独立して−O−、−NR23−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−NH−、−NH−C(=O)−、−SO2−NH−、−NH−SO2−、−CR24R25−、−CH=CH−(Z型またはE型)、−C≡C−、および下記の環構造:
からなる群から選択され;
R21およびR22は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR21とR22とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく、
R23、R39およびR42は、それぞれ独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ホルミル、アシル、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、アミジノ、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R24およびR25は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、またはRAA(RAAは、標準アミノ酸または異常アミノ酸などのアミノ酸の側鎖である。)であるか、またはR24とR25とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、またはR24またはR25のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R24およびR25が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり;
R26、R31、R35、およびR38は、それぞれ任意に存在していてよく、存在する場合、前記示された環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してハロゲン、トリフルオロメチル、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、シアノ、ニトロ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され;
R27は、任意に存在していてよく、前記示された環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され;
R28、R29、R30、R32、R33、R34、R36、およびR37は、それぞれ任意に存在していてよく、前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、2つの基が任意に存在していてよく、存在する場合、前記環内に存在する1つの水素が置換され、または前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、前記環上に存在する2つの水素原子のうちの1つまたは両方が置換され、それぞれ独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択され、結合する炭素原子に二重結合が存在する場合のみハロゲンであり;
R40およびR41は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、先に定義の通りであるRAAであるか、またはR40とR41とで、環内にO、S、またはNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく、またはR40またはR41のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R40およびR41が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり;
但し、Tは、標準アミノ酸を含むアミノ酸残基、ジペプチドフラグメント、トリペプチドフラグメント、またはより高次のペプチドフラグメントではない。}
の2価の基である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;
下記式II:
R50は、−(CH2)ssCH3、−CH(CH3)(CH2)ttCH3、−(CH2)uuCH(CH3)2、−C(CH3)3、−(CHR55)vv−R56、または−CH(OR57)CH3
(式中、ssは1、2、または3であり、ttは1または2であり、uuは0、1、または2であり、vvは0、1、2、3、または4であり、R55は、水素またはC1〜C4アルキルであり、R56は、アミノ、水酸基、アルコキシ、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり、R57は、水素、アルキル、アシル、アミノアシル、スルホニル、カルボキシアルキル、またはカルボキシアリールである。)
であり;
R51は、水素、C1〜C4アルキル、または水酸基もしくはアルコキシで置換されたC1〜C4アルキルであり;
R52は、−(CHR58)wwR59
(式中、wwは0、1、2、または3であり、R58は、水素、C1〜C4アルキル、アミノ、水酸基、またはアルコキシであり、R59は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、シクロアルキル、または置換シクロアルキルである。)
であり;
R53は、水素またはC1〜C4アルキルであり;
X2は、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
Z5は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
T2は、下記式V:
−Ua−(CH2)d−Wa−Ya−Za−(CH2)e− (V)
{式中、
dおよびeは、独立して0、1、2、3、4、または5であり;
YaおよびZaは、それぞれ任意に存在してもよく;
Uaは、−CR60R61−または−C(=O)−であり、式IIのX2に結合しており、ここで、R60およびR61は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、または置換低級アルキルであるか、またはR21とR22とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、前記環は、先に定義したR8と任意に置換されていてよく;
Wa、Ya、およびZaは、それぞれ独立して−O−、−NR62−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)NH−、−NH−C(=O)−、−SO2−NH−、−NH−SO2−、−CR63R64−、−CH=CH−(Z型またはE型)、−C≡C−、および下記の環構造:
からなる群から選択され;
R62は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ホルミル、アシル、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、アミジノ、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R63およびR64は、それぞれ独立して水素、低級アルキル、置換低級アルキル、またはRAAであるか、またはR63とR64とで、環内にO、S、およびNからなる群から選択される1つ以上のヘテロ原子を任意に含んでいてよい3員環〜12員環を形成し、またはR63またはR64のうちの一方は、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、メルカプト、カルバモイル、アミジノ、ウレイド、またはグアニジノであり、他方は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキル(R63およびR64が結合した炭素も別のヘテロ原子に結合している場合を除く)であり、RAAは、標準アミノ酸または異常アミノ酸の側鎖を示し;
R65およびR68は、それぞれ任意に存在していてよく、存在する場合、前記環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してハロゲン、トリフルオロメチル、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、シアノ、ニトロ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
R66およびR67は、それぞれ任意に存在していてよく、前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、2つの基が任意に存在していてよく、存在する場合、それぞれ、前記環内に存在する1つの水素が置換され、または前記環中で結合する炭素原子に二重結合が存在しない場合、前記環上に存在する2つの水素原子のうちの1つまたは両方が置換され、それぞれ独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり、結合する炭素原子に二重結合が存在する場合のみハロゲンであり;
R69は、任意に存在していてよく、存在する場合、前記環上の1つ以上の水素原子が置換され、それぞれは、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
K6は、OまたはSであり;
ffは、1、2、3、4、または5であり;
但し、T2は、標準アミノ酸を含むアミノ酸残基、ジペプチドフラグメント、トリペプチドフラグメント、またはより高次のペプチドフラグメントではない。}
の2価の基である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;および/または
下記式III:
R70は、水素、またはC1〜C4アルキルであるか、またはR70とR71とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8aと任意に置換されていてよく;
R71は、水素、−(CH2)aaCH3、−CH(CH3)(CH2)bbCH3、−(CH2)ccCH(CH3)2、−(CH2)dd−R76、または−CH(OR77)CH3
(式中、aaは0、1、2、3、4、または5であり、bbは1、2、または3であり、ccは0、1、2、または3であり、ddは0、1、2、3、または4であり、R76は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、シクロアルキル、または置換シクロアルキルでり、R77は、水素、アルキル、アシル、アミノアシル、スルホニル、カルボキシアルキル、またはカルボキシアリールである。)
であるか、またはR71とR70とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8aと任意に置換されていてよく;
R72は、C1〜C4アルキルであるか、またはR72とR73とで、環内にOまたはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8bと任意に置換されていてよく;
R73は、水素であるか、またはR73とR72とで、環内にO、S、またはN原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8bと任意に置換されていてよく;
R74は、水素またはC1〜C4アルキルであるか、またはR74とR75とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8cと任意に置換されていてよく;
R75は、−(CHR78)R79
{式中、R78は、水素、C1〜C4アルキル、アミノ、水酸基、またはアルコキシであり、R79は、下記の構造:
からなる群から選択される。}
であるか、またはR75とR74とで、環内にO、N、またはS原子を任意に含んでいてよい3員環、4員環、5員環、6員環、または7員環を形成し、前記環は、以下に定義したR8cと任意に置換されていてよく;
R8a、R8b、およびR8cは、それぞれ独立して3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、または8員環構造上の1つ以上の水素原子を置換し、独立してアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環基、置換複素環基、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、水酸基、アルコキシ、アリールオキシ、オキソ、アミノ、ハロゲン、ホルミル、アシル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアリール、アミド、カルバモイル、グアニジノ、ウレイド、アミジノ、メルカプト、スルフィニル、スルホニル、およびスルホンアミドからなる群から選択されるか、または2つの隣接する原子上の水素原子を置換する場合、R8a、R8b、およびR8cは、それぞれ独立して、縮合シクロアルキル、置換縮合シクロアルキル、縮合複素環、置換縮合複素環、縮合アリール環、置換縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、または置換縮合ヘテロアリール環であり;
X3は、O、NR9、またはN(R10)2 +
(式中、R9は、水素、低級アルキル、置換低級アルキル、スルホニル、スルホンアミド、またはアミジノであり、R10は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
Z10は、OまたはNR12
(式中、R12は、水素、低級アルキル、または置換低級アルキルである。)
であり;
T3は、Uaが式IIIのX3に結合していること以外は、定義したT2と同一である。]
、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物;
の大環状化合物がさらに含まれる。
−−−−
の使用は、単結合または任意の二重結合を示す。
式I、II、および/またはIIIの化合物を、伝統的な溶液合成技術または固相化学反応方法を使用して合成することができる。いずれにしても、以下の4つの段階で構成される。第1に、生体標的受容体の認識要素および主に立体構造の調節および定義のための1つのテザー部分を含む基礎単位の合成。標準的な化学転換を使用した第2段階で、これらの基本単位を、典型的には連続様式でアセンブリする。次いで、第3段階で、アセンブリ由来の前駆体を環化して大環状構造を得る。最後に、保護基の除去および任意の精製を含む第4の環化後処理により、所望の最終化合物を得る。この一般的な大環状構造型の合成方法は、国際特許出願WO01/25257号、WO2004/111077号、WO2005/012331号、およびWO2005/012332号(WO2004/111077号およびWO2005/012331号に記載の精製手順が含まれる)に記載されている。
スキーム1.環化−放出ストラテジー
アミノ酸、Boc保護アミノ酸、およびFmoc保護アミノ酸、ならびに側鎖保護誘導体(N−メチルおよび非自然アミノ酸の側鎖保護誘導体が含まれる)を、供給業者から入手するか(例えば、Advanced ChemTech(Louisville,KY,USA)、Bachem(Bubendorf,Switzerland)、ChemImpex(Wood Dale,IL,USA)、Novabiochem(subsidiary of Merck KGaA,Darmstadt,Germany)、PepTech(Burlington,MA,USA)、Synthetech(Albany,OR,USA))、当業者に公知の標準的方法によって合成した。Ddz−アミノ酸を、Orpegen(Heidelberg,Germany)またはAdvanced ChemTech(Louisville,KY,USA)から購入するか、Ddz−OPhまたはDdz−N3を使用した標準的方法を使用して合成した(Birr,C.;Lochinger,W.;Stahnke,G.;Lang,P.The α,α−dimethyl−3,5−dimethoxybenzyloxycarbonyl(Ddz)residue,an N−protecting group labile toward weak acids and irradiation.Justus Liebigs Ann.Chem.1972,763,162−172.)。Bts−アミノ酸を、公知の方法によって合成した(Vedejs,E.;Lin,S.;Klapara,A.;Wang,J.「Heteroarene−2−sulfonyl Chlorides(BtsCl,ThsCl):Reagents for Nitrogen Protection and >99% Racemization−Free Phenylglycine Activation with SOCl2.」 J.Am.Chem.Soc.1996,118,9796−9797.また、WO01/25257,WO2004/111077)。N−アルキルアミノ酸(特に、N−メチルアミノ酸)は、複数の業者から市販されている(Bachem,Novabiochem,Advanced ChemTech,ChemImpex)。さらに、N−アルキルアミノ酸誘導体を、文献に記載の方法によって利用した(Hansen,D.W.,Jr.;Pilipauskas,D.J.Org.Chem.1985,50,945−950.)。
テザーを、国際特許出願WO01/25257号、WO2004/111077号、WO2005/012331号、および米国特許仮出願番号60/622,055号に記載の方法から得た。本明細書中に記載のテザーの合成手順を、以下の実施例に示す。例示的テザー(T)には、下記式:
およびその製造における中間体。}
が含まれるがこれらに限定されない。
本発明の大環状化合物の合成のための特定の固相技術は、WO01/25257号、WO2004/111077号、WO2005/012331号、およびWO2005/012332に記載されている。液相合成経路(より大規模な製造が可能な方法が含まれる)は、米国特許仮出願番号60/622,055号および60/642,271に記載された。
スキーム2:別の環化法
当業者に公知であり、且つ本発明の化合物のためにさらに最適化した技術にしたがって、立体異性体の純度のHPLCによる一般的決定方法を使用した。
1.35%ACN、65%50mM CH3COONH4水溶液での40分間のアイソクラティックプラトー。
2.70%ACN、30%50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
3.70%ACN、30%50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティックプラトー。
4.35%ACN、65%50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
5.35%ACN、65%50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティックプラトー。
6.流速:0.5mL/分
7.カラム温度:室温
8.サンプル温度:室温
1.40%ACN、60%50mM CH3COONH4水溶液での40分間のアイソクラティックプラトー。
2.70%ACN、30%50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
3.70%ACN、30%50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティックプラトー。
4.40%ACN、60%50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
5.40%ACN、60%50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティックプラトー。
6.流速:0.5mL/分
7.カラム温度:室温
8.サンプル温度:室温
1.55%/45%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での40分間のアイソクラティック。
2.70%/30%のACN/50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
3.70%/30%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティック。
4.55%/44%のACN/50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
5.55%/45%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティック。
6.流速:0.5mL/分
7.カラム温度:室温
8.サンプル温度:室温
1.27%/73%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での40分間のアイソクラティック。
2.70%/30%のACN/50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
3.70%/30%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティック。
4.27%/73%のACN/50mM CH3COONH4水溶液への5分間のグラジエント。
5.27%/73%のACN/50mM CH3COONH4水溶液での10分間のアイソクラティック。
6.流速:0.5mL/分
7.カラム温度:室温
8.サンプル温度:室温
下記の競合的放射性リガンド結合アッセイ、蛍光アッセイ、またはエクオリン機能アッセイを使用して、本発明の化合物を、ヒトグレリン受容体に対して相互作用する能力について評価した。このような方法を、多数の化合物を同時に評価するために、高処理様式で行うことができる。
ヒト成長ホルモン分泌促進薬受容体(hGHS−R1a)における競合的結合アッセイを、文献に記載のアッセイと同様に行った(Bednarek MA et al.Structure−function studies on the new growth hormone−releasing peptide ghrelin:minimal sequence of ghrelin necessary for activation of growth hormone secretagogue receptor 1a;J.Med.Chem.2000,43,4370−4376;Palucki,B.L.et al.Spiro(indoline−3,4’−piperidine)growth hormone secretagogues as ghrelin mimetics;Bioorg.Med.Chem.Lett.2002,11,1955−1957.)。
膜(GHS−R/HEK293)を、ヒトグレリン受容体(hGHS−R1a)で安定にトランスフェクトしたHEK−293細胞から調製した。これらの膜は、PerkinElmer BioSignal(#RBHGHSM,lot#1887)から提供されており、含量0.71μg/アッセイポイントで使用した。
1.[125I]−グレリン(PerkinElmer,#NEX−388);最終濃度0.0070〜0.0085nM
2.グレリン(Bachem,#H−4864);最終濃度1μM
3.Multiscreen Harvestプレート−GF/C(Millipore,#MAHFC1H60)
4.ディープウェルプロピレン力価プレート(Beckman Coulter,#267006)
5.トップシール−A(PerkinElmer,#6005185)
6.ボトムシール(Millipore,#MATAH0P00)
7.MicroScint−0(PerkinElmer,#6013611)
8.結合緩衝液:25mM Hepes(pH7.4)、1mM CaCl2、5mM MgCl2、2.5mM EDTA、0.4%BSA
300μl濾過アッセイ形式で競合試験を行った。
1.220μLの結合緩衝液で希釈した膜
2.40μLの結合緩衝液で希釈した化合物
3.40μLの結合緩衝液で希釈した放射性リガンド([125I]−グレリン)
本発明の化合物の最終試験濃度(N=1):
10、1、0.5、0.2、0.1、0.05、0.02、0.01、0.005、0.002、0.001μM。
化合物を、100%DMSOで希釈して保存濃度10mMにてドライアイス上で凍結し、試験日まで−80℃で保存した。試験日に、化合物を室温でO/N解凍し、アッセイ緩衝液で所望の試験濃度に希釈した。これらの条件下で、アッセイにおける最大最終DMSO濃度は、0.1%であった。
ディープウェルプレート中で、200μLの希釈細胞膜(最終濃度:0.71μg/ウェル)を、40μLのいずれかの結合緩衝液(最終結合、N=5)、1μMグレリン(非特異的結合、N=3)、または適切な濃度の試験化合物(各試験濃度についてN=2)と組み合わせた。40μLの[125I]−グレリン(最終濃度:0.0070〜0.0085nM)の各ウェルへの添加によって反応を開始させた。プレートを、トップシール−Aでシールし、ボルテックスミキサーで穏やかに撹拌し、室温で30分間インキュベートした。Tomtec Harvesterを使用したMultiscreen Harvestプレート(0.5%ポリエチレンイミンで予備浸漬する)へのサンプルの濾過によって反応を停止させ、500μLの冷50mM Tris−HCl(pH7.4、4℃)で9回洗浄し、プレートを換気フード中で30分間風乾させた。プレートにボトムシールを貼り、各ウェルに25μLのMicroScint−0を添加した。プレートを、トップシール−Aでシールし、TopCountマイクロプレートシンチレーションにてウェルにつき30秒間計数し、60秒後に発光カウンター(PerkinElmer)で計数した。結果を、分あたりの数(cpm)として示した。
Dmax値を、以下の式を使用して計算した。
Dmax=1−[(最大置換される試験濃度−非特異的結合)/(全結合−非特異的結合)]×100
(式中、全結合および非特異的結合は、1μMグレリンの非存在下または存在下でそれぞれ得られたcpmを示す。)
GHS−R1a受容体に結合することが見出された本発明の化合物の機能活性を、高処理様式でのグレリン受容体活性の最初のスクリーニングとして使用することもできる下記の方法を使用して決定することができる(LePoul,E.;et al.Adaptation of aequorin functional assay to high throughput screening.J.Biomol.Screen.2002,7,57−65;Bednarek,M.A.;et al.Structure−function studies on the new growth hormone−releasing peptide ghrelin:minimal sequence of ghrelin necessary for activation of growth hormone secretagogue receptor 1a.J.Med.Chem.2000,43,4370−4376;Palucki,B.L.;et al.Spiro(indoline−3,4’−piperidine)growth hormone secretagogues as ghrelin mimetics.Bioorg.Med.Chem.Lett.2001,11,1955−1957.)。
ヒトグレリン受容体を発現するAequoScreen(商標)(EUROSCREEN,Belgium)細胞株(細胞株ES−410−A;受容体アクセッション番号60179)を使用して膜を調製した。この細胞株を、典型的には、Gα16およびミトコンドリアにおいてターゲティングされるエクオリン(Ref #ES−WT−A5)を同時発現するCHO−K1細胞へのヒトグレリン受容体のトランスフェクションによって構築する。
1.グレリン(基準アゴニスト;Bachem,#H−4864)
2.アッセイ緩衝液:0.1%BSA(ウシ血清アルブミン;pH7.0)を含むDMEM(ダルベッコ改変イーグル培地)
3.セレンテラジン(Molecular Probes,Leiden,The Netherlands)。
本発明の化合物の最終試験濃度(N=8):
10、1、0.3、0.1、0.03、0.01、0.003、0.001μM
化合物の保存液(100%DMSO中に10mM)をドライアイス上で凍結し、使用前に−20℃で保存した。26%DMSOでの20倍希釈によって、500μMの濃度の保存液から母液を作製した。次いで、0.1%BSAを含むDMEM培地での適切な希釈によってアッセイプレートを調製した。これらの条件下で、アッセイにおける最大最終DMSO濃度は、0.6%未満であった。
AequoScreen(商標)細胞を、5mM EDTAを補足したCa2+およびMg2+を含まないリン酸緩衝化生理食塩水(PBS)を使用した培養プレートから回収し、1000×gで2分間ペレット化し、0.1%BSAを含むDMEM−Ham F12に5×106細胞/mLの密度で再懸濁し、5μMセレンテラジンの存在下にて室温でO/Nインキュベートした。負荷後、細胞を、アッセイ緩衝液にて5×105細胞/mLの濃度に希釈した。
アゴニスト試験のために、96ウェルプレート中で(2連のサンプル)、50μLの細胞懸濁液を、50μLの適切な濃度の試験化合物またはグレリン(基準アゴニスト)と混合した。グレリン(基準アゴニスト)を、種々の濃度で試験し、実験を確認するために、試験化合物も同時に試験した。グレリンまたは試験化合物に反応した受容体の活性化に起因する発光を、Hamamatsu FDSS 6000レコーダー(Hamamatsu Photonics K.K.,Japan)を使用して記録した。
結果を、相対発光量(RLU)として示した。濃度応答曲線を、式:E=Emax/(1+EC50/C)n(式中、Eは、所与のアゴニスト濃度(C)でのRLUの測定値であり、Emaxは最大応答であり、EC50は、50%刺激する濃度であり、nは勾配インデックスであった)に基づいた非線形回帰分析(S字用量−応答)によって、GraphPad Prism(GraphPad Software,San Diego,CA)を使用して分析した。アゴニスト試験のために、各濃度の試験化合物の結果を、EC80(すなわち、3.7nM)に等しい濃度のグレリンによって誘導されたシグナルと比較した活性化率として示した。EC50、Hill勾配、および%Emax値を報告する。
Cheng,et al.Endocrinology 1989,124,2791−2798に記載の成長ホルモン放出を決定するための細胞培養アッセイを使用することができる。特に、脳下垂体前葉を、Sprague−Dawleyラットから獲得し、冷培養培地中に入れた。これらの下垂体を1/8の切片にし、トリプシンで消化する。消化後に細胞を回収し、プールし、24ウェルプレートに移す(最少で200,000細胞/ウェル)。細胞が単層を形成した後(一般に、少なくとも培養4日後)、細胞を培地で洗浄し、試験サンプルおよびコントロールに曝露する。種々の濃度の試験化合物および正のコントロールとしてのグレリンを、培地に添加した。細胞を37℃で15分間静置し、培地を除去し、細胞を凍結保存する。GHの放出量を、当業者に公知の標準的な放射免疫アッセイを使用して測定した。
本発明の化合物の薬物動態学的挙動を、当業者に周知の方法によって確認することができる(Wilkinson,G.R.「Pharmacokinetics:The Dynamics of Drug Absorption,Distribution,and Elimination」 in Goodman & Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics,Tenth Edition,Hardman,J.G.;Limbird,L.E.,Eds.,McGraw Hill,Columbus,OH,2001,Chapter 1.)。以下の方法を使用して、本発明の化合物の静脈内投与、皮下投与、および経口投与についての薬物動態パラメーター(排出半減期、総血漿クリアランスなど)を調査した。
ラット:雄Sprague−Dawleyラット(〜250g)
ラット/治療群:6(それぞれ3匹のラットを含む2つの小集団、交互に採血)
試験化合物の各サンプルを、投与に適切な処方物(シクロデキストリンなどを含む)中に溶解させた。当業者は、分析で化合物の性質を適切に試験する必要があるので、このプロトコールを適切に修正することができることを認識している。
1.静脈内(i.v.):2mg/kg
2.皮下(s.c):2mg/kg
3.経口(p.o.):8mg/kg
1.全投与群について同一のプロトコールを使用する。
2.各群について、3ラット/小集団を含む2小集団(AおよびB)
上記の時間間隔で、各動物から0.7mLの血液を回収した。この体積の血液から少なくとも0.3mLの血漿サンプルが得られると予想される。全血回収のための抗凝固剤としてEDTAを使用した。全血サンプルを冷却し、直ちに遠心分離して血漿を得た。
カラム:WatersのAtlantis dC18(2.1×30mm)
移動相:
A:95% MeOH、5%水、0.1% TFA
B:95%水、5% MeOH、0.1% TFA
流速:0.5mL/分
勾配(線形):
時間(分) A B
0 30% 70%
0.5 30% 70%
2.8 100% 0%
3.8 100% 0%
4.0 30% 70%
5.0 30% 70%
胃不全麻痺モデルにおける本発明の化合物の効果を試験するために、化合物を、絶食ラットにおける胃内容排出に対して起こり得る効果を評価した。例えば、100μg/kgの化合物25および298により、賦形剤コントロール群と比較して、胃内容排出が有意に増加した(30%以上)。100μg/kg i.v.での化合物25および298の相対的有効性(39%増加)は、同時に実施した20μg/kg i.v.での正の基準薬であるGHRP−6(40%増加)および10mg/kg i.v.でのメトクロプラミド(41%増加)と類似していた。したがって、100μg/kgの用量の化合物25および298は、ラットの胃動態活性が証明され、有効性は、20μg/kgのGHRP−6および10mg/kgのメトクロプラミドと類似していた。さらに、化合物25はまた、30μg/kgで胃内容排出が証明された。これは100μg/kgで胃内容排出を促進することができなかったGI運動性を増強させることが以前に見出されているこの受容体と相互作用する他の化合物よりも有意に強力である(米国特許第6,548,501号)。
GHRP−6および試験サンプルを、9%HPBCD/0.9%NaClの賦形剤に溶解した。フェノールレッド(0.05%)(2mL/ラット)を含むメチルセルロース(2%)の経口投与の直後に、試験物質または賦形剤(9%HPBCD/0.9%NaCl)を、5mL/kgの投与体積でそれぞれ静脈内(i.v.)投与した。
雄Wistarラットを、LASCO(A Charles River Licensee Corporation,Taiwan)から得た。6匹の動物についての空間割り当ては、45×23×15cmであった。動物を、APEC(登録商標)ケージに入れ、使用前に制御された温度(22℃〜24℃)および湿度(60%〜80%)環境にて12時間/12時間の明暗サイクルで少なくとも1週間実験室に維持した。標準的実験ラット用の固形飼料(Lab Diet,Rodent Diet,PMI Nutrition International,USA)を自由に与え、水道水を与えた。収容、実験、および処理を含むこの研究の全態様を、一般に実験動物の管理と使用に関する指針(National Academy Press,Washington,D.C.,1996)に従って行った。
グルコース(Sigma,USA)、塩酸メトクロプラミド(Sigma,USA)、メチルセルロース(Sigma,USA)、NaOH(Sodium Hydroxide,Wako,Japan)、無発熱物質生理食塩水(Astar,Taiwan)、フェノールレッドナトリウム塩(Sigma,USA)、およびトリクロロ酢酸(Merck,USA)。
8ウェルストリップ(Costar,USA)、96ウェルプレート(Costar,USA)、動物用の檻(ShinTeh,R.O.C.)、遠心分離機(Kokusan,H−107,Japan)、ガラスシリンジ(1 mL、2 mL、Mitsuba,Japan)、皮下注射針(25G x 1’’,TOP Corporation,Japan)、マイクロチューブ(Treff,Switzerland)、pH測定機(Hanna,USA)、ピペットマン(P100,Gilson,France)、ピペットチップ(Costar,USA)、ラット用経口ニードル(Natsume,Japan)、Spectra Fluor plus(Austria)、ステンレス製の鋏(Klappencker,Germany)、およびステンレス製の鉗子(Klappencker,Germany)。
フェノールレッド(0.05%)を含むメチルセルロース(2%)の2mL/動物での経口投与の直後に、試験物質を、200±20gの5匹のO/N絶食Wistar由来の雄ラット群にそれぞれ静脈内投与した。15分後の動物を屠殺した。直ちに胃を取り出し、0.1n NaOH(5mL)中でホモジナイズし、遠心分離した。20%トリクロロ酢酸(0.5mL)によるタンパク質沈殿および0.1N NaOHでの上清の再アルカリ化後、胃内に残存する総フェノールレッドを、560nmでの比色法によって決定した。賦形剤コントロール群と比較した胃内のフェノールレッド濃度の減少として検出された30%またはそれを超える(30%以上)の胃内容排出の増加は有意とみなされる。
この臨床的に関連するPOIモデルは、Kalffのモデルから適合させている(Kalff,J.C.;Schraut,W.H.;Simmons,R.L.;Bauer,A.J.Surgical manipulation of the gut elicits an intestinal muscularis inflammatory response resulting in postsurgical ileus.Ann.Surg.1998,228,652−663.)。他の公知のモデルを使用して、本発明の化合物の効果を研究することもできる(Trudel,L.;Bouin,M.;Tomasetto,C.;Eberling,P.;St−Pierre,S.;Bannon,P.;L’Heureux,M.C.;Poitras,P.Two new peptides to improve post−operative gastric ileus in dog.Peptides 2003,24,531−534;(b)Trudel,L.;Tomasetto,C.;Rio,M.C.;Bouin,M.;Plourde,V.;Eberling,P.;Poitras,P.Ghrelin/motilin−related peptide is a potent prokinetic to reverse gastric postoperative ileus in rats.Am.J.Physiol.2002,282,G948−G952.)。
1.ラット(Sprague−Dawley、雄、〜300g)
2.研究前にO/N絶食
1.滅菌条件下でイソフルレン麻酔する。
2.腹部正中線を切開する。
3.腸および盲腸を取り出し、生理食塩水で湿度を保つ。
4.腸および盲腸を、湿らせた綿アプリケーターを使用して、その全長に沿って薬物使用状況における「腸の蠕動(running)」と同様に操作した。この手順を、10分間継続するように調節した。
5.腸を静かに腹部に戻し、腹部の創傷を滅菌条件下で縫合した。
1.ラットを、イソフルレン麻酔から回復させた。
2.試験化合物(または賦形剤)を、予め埋め込んだ頸静脈カテーテルを介して静脈内投与した。
3.直ちに放射性99mTc(t=0)で標識したメチルセルロース(2%)を胃内に強制飼養(gavage)した。
1.t=15分で、動物をCO2で安楽死させた。
2.胃および小腸に沿った10cmの切片を、直ちに結紮し、切断し、γカウンターでの99mTcの測定のためにチューブに入れた。
3.胃内容排出および小腸輸送を、以下の相乗平均の計算によって測定した。
相乗平均=Σ(総放射能の比率×セグメント数)/100
本発明の化合物を、GH放出に対するその効果について、多数の動物モデルで同様に試験することができる。例えば、ラット(Bowers,C.Y.;Momany,F.;Reynolds,G.A.;Chang,D.;Hong,A.;Chang,K.Endocrinology 1980,106,663−667)、イヌ(Hickey,G.;Jacks,T.;Judith,F.;Taylor,J.;Schoen,W.R.;Krupa,D.;Cunningham,P.;Clark,J.;Smith,R.G.Endocrinology 1994,134,695−701;Jacks,T.;Hickey,G.;Judith,F.;Taylor,J.;Chen,H.;Krupa,D.;Feeney,W.;Schoen,W.R.;Ok,D.;Fisher,M.;Wyvratt,M.;Smith,R.J.Endocrinology 1994,143,399−406;Hickey,G.J.;Jacks,T.M.;Schleim,K.D.;Frazier,E.;Chen,H.Y.;Krupa,D.;Feeney,W.;Nargund,R.P.;Patchett,A.A.;Smith,R.G.J.Endocrinol.1997,152,183−192)、およびブタ(Chang,C.H.;Rickes,E.L.;Marsilio,F.;McGuire,L.;Cosgrove,S.;Taylor,J.;Chen,H.Y.;Feighner,S.;Clark,J.N.;Devita,R.;Schoen,W.R.;Wyvratt,M.;Fisher,M.;Smith,R.G.;Hickey,G.Endocrinology 1995,136,1065−1071;Peschke,B.;Hanse,B.S.Bioorg.Med.Chem.Lett.1999,9,1295−1298)は、GHS効果のインビボ研究のために首尾よく使用されており、同様に、GHレベルに対するグレリンアゴニストの効果についての調査に適用できるであろう。本発明の化合物の適切な投与後の血漿中のGHレベルのグレリンの測定を、放射免疫アッセイを使用した当業者に公知の標準的方法によって行うことができる(Deghenghi,R.;et al.Life Sciences 1994,54,1321−1328.)。放射性標識を含む試験物質の動物への投与後の全身オートラジオグラフィを使用して、組織への結合を研究することができる(Ahnfelt−Ronne,I.;Nowak,J.;Olsen,U.B.Do growth hormone−releasing peptides act as ghrelin secretagogues? Endocrine 2001,14,133−135.)。
成体雄Sprague Dawleyラット(225〜300g)を、Charles River Canada(St.Constant,Canada)から購入し、12時間/12時間明暗サイクル(点灯時間:0600〜1800)の温度(22±1℃)および湿度を制御した部屋に個別に収容した。Purinaラット固形飼料(Ralston Purina Co.,St.Louis,MO)および水道水を自由に与えた。これらの研究のために、公知の技術を使用して、ペントバルビタールナトリウム(50mg/kg、ip)麻酔下で慢性脳室内(icv)および心臓内静脈カニューレを埋め込んだ。icvカニューレの配置を、手術の翌日のicvカルバコール(100ng/10μl)注射および屠殺時のメチレンブルー染料の正の飲用反応(drinking response)によって確認した。術後、ラットを、体重が手術前のレベルに回復するまで(通常、5〜7日以内)、自由に飼料と水が利用できる隔離試験室に直接入れた。この間、実験日における取り扱いに関連するいかなるストレスも最小にするよう、ラットを毎日取り扱った。試験日に、サンプリング開始1.5時間前に飼料を除去し、最後に戻した。6時間のサンプリング期間の間の2つの異なる時点で、自由に動き回るラットに、種々のレベル(3、30、300、1000μg/kg)の試験サンプルまたは通常の生理食塩水をiv注射した。以前に報告されているように、GH分泌の典型的なピーク期間および底(trough)期間を反映するので、11:00および13:00を選択した。ヒトグレリンペプチド(5μg,Phoenix Pharmaceuticals,Inc.,Belmont,CA)を、実験の正のコントロールとして使用し、使用直前に通常の生理食塩水で希釈した。脈動的GH放出に対する試験化合物の中心的作用を評価するために、1/10の用量の試験サンプルまたは通常の生理食塩水を、同時点(11:00および13:00)でicv投与した。血液サンプル(0.35mL)を、6時間のサンプリング期間(10:00〜16:00)にわたって15分毎に全動物から採取した。試験化合物に対するGH応答の速度を報告するために、各注射から5分後にさらなる血液サンプルを得た。全血液サンプルを直ちに遠心分離し、血漿を分離し、その後のGHアッセイのために−20℃で保存した。血液動態の悪化を回避するために、赤血球を通常の生理食塩水に再懸濁し、次の血液サンプルの取り出し後に動物に戻した。全動物研究を、動物管理監督委員会(animalcare oversight committee)によって承認されている手順の下で行った。
血漿GH濃度を、NIDDKホルモン分布プログラム(Bethesda,MD)によって供給された材料を使用した二重抗体RIAによって2連で測定した。群あたり5〜6匹のラットの平均化した血漿GH値を、ラットGH基準調製物に関して報告する。検量線は、目的の範囲内で直線であった。使用条件下での血漿GHの最小検出可能濃度は、約1ng/mLであった。目的の範囲を超える値を有する全サンプルを、1:2〜1:10の範囲で希釈して再度アッセイした。アッセイ内およびアッセイ間の変動係数は、既知のGH濃度を含むプールした血漿の2連のサンプルに許容された。
本発明の大環状化合物または本発明のその薬学的に許容可能な塩を、種々の投薬形態の薬学的組成物に配合することができる。本発明の薬学的組成物を調製するために、有効成分としての1つ以上の化合物(その光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、もしくは立体化学的混合物、または薬学的に許容可能な塩が含まれる)を、薬学的処方物分野の当業者に公知の技術に従って、適切なキャリアおよび添加物と十分に混合する。
本発明の式I、II、および/またはIIIの化合物を、一定範囲の病状(代謝障害および/または内分泌障害、消化管障害、心血管障害、肥満、および肥満関連障害、中枢神経系障害、遺伝病、過剰増殖障害、および炎症性障害、ならびに障害が複数の根底にある疾患の結果であり得るその組み合わせが含まれるが、これらに限定されない)の防止および治療のために使用することができる。特定の実施形態では、疾患または障害は、過敏性腸症候群(IBS)、非潰瘍性消化不良、クローン病、逆流性食道炎、便秘、潰瘍性大腸炎、膵炎、乳児肥厚性幽門狭窄症、カルチノイド症候群、消化不良症候群、下痢、糖尿病(真性(II型糖尿病)が含まれる)、肥満症、萎縮性結腸炎、胃炎、胃うっ血、消化管ダンピング症候群、胃切除後症候群、セリアック病、摂食障害、または肥満症である。他の実施形態では、疾患または障害は、うっ血性心不全、虚血性心疾患、または慢性心疾患である。さらに他の実施形態では、疾患または障害は、骨粗鬆症および/または骨の脆弱性(frailty)、うっ血性心不全、骨折修復の促進、代謝症候群、タンパク質異化反応の減衰、悪液質、タンパク質喪失、創傷治癒障害またはそのリスク、熱傷からの回復障害またはそのリスク、手術からの回復障害またはそのリスク、筋肉の強度の障害またはそのリスク、運動障害またはそのリスク、皮膚の厚さの変化またはそのリスク、代謝恒常性障害またはそのリスク、腎臓恒常性障害またはそのリスクである。他の実施形態では、疾患または障害は、新生児発達の促進、ヒトにおける成長ホルモン放出の刺激、ヒトにおける筋肉の強度および機能の維持、ヒトにおける脆弱性の逆転または防止、糖質コルチコイドの異化副作用の防止、骨粗鬆症の治療、筋肉量および筋肉の強度の刺激および増加、免疫系の刺激、創傷治癒の促進、骨折修復の促進、成長遅延を引き起こす腎不全または腎機能不全(insufficiency)の治療、低身長の治療、肥満症および成長遅延の治療、熱傷患者の回復および入院の軽減、子宮内発育遅延の治療、骨格異形成の治療、副腎皮質機能亢進症の治療、クッシング症候群の治療、脈動的成長ホルモン放出の誘導、ストレスを受けた患者における成長ホルモンの代償、骨軟骨異形成症の治療、ヌーナン症候群の治療、統合失調症の治療、うつ病の治療、アルツハイマー病の治療、嘔吐の治療、記憶喪失の治療、生殖障害の治療、創傷治癒遅延の治療、社会心理的刺激障害の治療、肺機能障害の治療、人口呼吸器依存の治療、タンパク質異化反応の減衰、悪質液およびタンパク質喪失の軽減、高インスリン血症の治療、排卵誘発の補助治療、胸腺発達の刺激、胸腺機能低下の防止、免疫抑制患者の治療、筋肉運動性の改善、皮膚の厚さの維持、代謝恒常性、腎臓恒常性、骨芽細胞の刺激、骨再造形の刺激、軟骨成長の刺激、コンパニオンアニマルの免疫系の刺激、コンパニオンアニマルの加齢障害の治療、家畜の成長促進、および/またはヒツジの羊毛成長の刺激に関与する。
A.テザーT9の標準的な合成手順
1H NMR(CDCl3):δ7.19−7.01,(m,2H),6.92−9.83(m,2H),6.53(bs,2H),6.34(t,1H),5.17(bt,1H),4.08(m,2H),3.98(m,2H),3.79(s,6H),3.01(bq,2H),2.66(t,3H),1.26(bs,8H);
13C NMR(CDCl3):δ160.9,156.8,155.6,149.6,130.4,127.5,121.2,111.7,103.2,98.4,80.0,69.7,61.6,55.5,40.3,30.5,29.3,27.4ppm.
1H NMR(CDCl3,ppm):7.8(d,2H),7.6(d,2H),7.4(t,2H),7.3(t,2H),5.9−5.7(1H,m),5.6−5.5(1H,m),5.0(1H,br),4.4(2H,d),4.2(2H,d),3.9(2H,br),2.1(1H,br).
13C NMR(CDCl3,ppm):156.8,144.1,141.5,131.9,128.3,127.9,127.3,125.2,120.2,67.0,58.0,47.4,38.0.
1H NMR(CDCl3,ppm):7.50(1H,dd,Ph),7.22(1H,td,Ph),7.05(dd,1H,PhCH=CH2),6.98(1H,t,Ph),7.90(1H,d,Ph),5.75(1H,dd,PhCH=CHH),5.30(1H.dd,PhCH=CHH),4.15−4.10(2H,m,PhOCH 2CH2OH),4.05−3.95(2H,m,PhOCH2CH 2OH),2.05(1H,s,OH).
1H NMR(CDCl3,ppm):7.57−7.45(1H,m,Ph),7.30−7.15(3H,m,Ph),7.05(dd,1H,PhCH=CH2),5.65(1H,dd,PhCH=CHH),5.32(1H.dd,PhCH=CHH),4.85(2H,t,PhCH2CH 2OH),2.98(2H,t,PhCH 2CH2OH),1.50(1H,s,OH).
1H NMR(CDCl3,ppm):7.55−7.45(1H,m,Ph),7.25−7.10(3H,m,Ph),7.05(dd,1H,PhCH=CH2),5.65(1H,dd,PhCH=CHH),5.30(1H.dd,PhCH=CHH),3.70(2H,t,PhCH2CH2CH 2OH),2.80(2H,t,PhCH 2CH2CH2OH),1.90−1.80(2H,m,PhCH2CH 2CH2OH),1.45(1H,s,OH).
1H NMR(CDCl3):δ7.38−7.35(bd,1H),7.30−7.19(m,1H),6.92(dd,2H),4.88(bs,1H),4.16−4.11(bt,4H),3.98−3.95(t,2H),1.46(s,9H).
13C NMR(CDCl3):δ156.7,155.8,133.6,130.0,121.3,114.8,113.1,112,9,90.2,70.8,61.4,28.6
1H NMR(CDCl3):δ7.27−7.21(td,1H),7.15−7.10(dd,1H),7.00.6.85,(m,2H),6.62−6.58(bd,1H),5.77−5.70(dt,1H),4.13−4.03(m,2H),3.97−3.95(m,2H),3.9−3.88(bd,2H),1.46,(s,9H)
1H NMR(CDCl3,ppm):7.18(1H,t),7.03(1H,d),6.88(2H,t),4.23−4.04(4H,m),3.73−3.70(2H,m),1.48(1H,幅広),1.28(9H,s),1.12−1.06(1H,m),1.0−0.93(1H,m),0.76(2H,dt).
1H NMR(CDCl3):δ7.32−7.20(td,2H),7.10−6.85,(m,2H),4.25−4.13(m,2H),4.10−3.99(m,2H),3.41−3.36(dd,1H),2.15−2.02(m,1H),1.38(s,9H),1.04−0.96(dq,1H),0.78−0.73(q,1H)
13C NMR(CDCl3):δ158.0,130.7,130.4,127.9,127.5,127.1,121.2,121.0,111.6,111.2,79.5 69.8,61.5,28.7,17.8,16.8,7.2
1H NMR(CDCl3):δ7.06−7.00(bt,1H),6.61−6.52(m,4H),6.35(m,1H),5.12(bt,1H),4.03(m,2H),3.95(m,2H),3.77(s,6H),3.11−3.04(bq,2H),2.60(bt,2H),1.75(m,8H)
13C NMR(CDCl3):δ163.9,160.9,160.6,157.6,157.5,155.6,149.5,130.8,130.6,125.9,107.26,106.9,103.2,98,4,80.8,77.5,69.9,61,3,60.9,60.6,55,4,40.3,30.4,29.3,26.9,
LC−MS(Grad_A4)tR:8.37分。
1H NMR(CDCl3):δ6.84−6.75(m,3H),6.52(bs,2H),6.34(m,1H),5.17(bt,1H),4.01(m,2H),3.93(m,2H),3.77(s,6H),3.10(bq,2H),2.63(bt,2H),1.74(m,8H)
13C NMR(CDCl3):δ160.9,158.9,155.8,155.6,152.9,152.9,149.5,132.4,132.3,117.1,116.8,112.7,112.6,103.2,98.4,80.8,70.4,61.6,55.5,40.2,30.3,29.3,27.4.
LC−MS(Grad_A4)tR:8.29分。
1H NMR(CDCl3):δ7.12−7.08(bd,2H),6.76−6.73(d,1H),6.52(m,2H),6.33(bs,1H),5.15(bt,1H),4.02(m,2H),3.95(m,2H),3.79(s,6H),3.09(bq,2H),2.61(bt,2H),1.74(m,8H)
13C NMR(CDCl3):δ160.8,155.6,155.4,149.5,132.4,130.1,127.0,126.0,112.8,103.2,98.4,80.8,70.0,61.4,55.5,40.3,30.2,29.3,24.5,27.4
LC−MS(Grad_A4)tR:9.60分。
1H NMR(ppm):1.49(Boc),1.8(CH2),2.7(CH2),3.1(CH2),4.0(CH2),4.1(CH2),4.9(NH),6.9(CH 芳香族),7.35(CH 芳香族),7.4(CH 芳香族)
13C NMR(ppm):29,30,40,61,70,110,124,128,132,160
1H NMR(CDCl3):δ7.06−6.99,(m,2H),6.84−6.81(m,1H),6.5(m,2H),6.32(m,1H),5.11(bt,1H),4.07(m,2H),3.90(bt,2H),3.79(s,6H),3.39(s,3H),3.09(bt,2H),2.64(bt,2H),1.85−1.74(m,8H),1.46(bs,9H)
13C NMR(CDCl3):δ160.8,157.1,155.6,151.9,149,5,131.3,131.0,128.43,128.37,111.6,103.2,98.4,84.8,80.8,69.9,61.4,60.6,55.5,41.8,40.2,30.0,29.3,28.1,27.3ppm.
LC−MS(Grad_A4)tR:8.26分。
1H NMR(DMSO−d6):δ7.14(bd,1H),6.76−6.71(m,2H),6.53(m,2H),6.33(bs,1H),5.15(bt,1H),4.08(m,2H),3.95(m,2H),3.79(s,6H),3.41(s,3H),3.01(bq,2H),2.64(bt,2H),1.75(m,8H),1.47(s,9H)
13C NMR(DMSO−d6):δ156.1,152.3,150.8,147.0,144.7,129.8,126.9,125.6,116.8,108.4,98.5,93.6,80.3,76.1,65.1,56.7,50.7,37.1,35.6,25.3,24.5,23.4,22.6
LC−MS(Grad_A4)tR:8.21分。
TLC(ヘキサン/ジクロロメタン、3:1):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
TLC(ヘキサン/ジクロロメタン、3:1):Rf=0.5;検出:CMAおよびUV。
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、7:3):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、1:1):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(CDCl3):δ1.73(s,6H),1.75−1.95(m,4H),2.60(m,2H),2.70−2.90(m,2H),3.10(m,2H),3.72(s,6H),3.75(m,2H),4.12(m,1H),5.20(m,1H),6.35(s,1H),6.50(s,2H),6.80(m,1H),6.90(m,2H).
13C NMR(CDCl3):δ23.93(CH2),24.97(CH2),27.07(CH2),29.35(CH3),30.45(CH2),40.23(CH2),55.47(CH3),65.76(CH2),80.72(CH),98.44(CH),103.22(CH),120.29(CH),121.90(Cq),127.76(CH),128.14(CH),129.42(Cq),149.56(Cq),152.55(Cq),155.56(Cq),160.84(Cq).
LC−MS(Grad_A4):tR:9.46分;実測質量:443
C5H4BrNOについて計算した分子量:173;(M+H)+実測値:174
C13H22BrNO2Siについて計算した分子量 331;(M+H)+実測値:332
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、1:3):Rf=0.3;検出:CMA
C28H40N2O6Siについて計算した分子量:528;(M+H)+ 実測値:529
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、1:3);Rf=0.3 検出:CMA)
C28H44N2O6Siについて計算した分子量:532、(M+H)+ 実測値:533
1H NMR(CDCl3):δ1.73(s,6H),1.75(m,2H),2.65(m,2H),3.15(m,2H),3.75(s,6H),3.90(m,2H),4.50(m,2H),5,01(sb,1H),6.30(s,1H),6.50(s,2H),6.80(m,1H),7.40(m,1H),8.01(m,1H).
13C NMR(CDCl3):δ27.23(CH2),29.24(CH3),29.71(CH2),40.17(CH2),55.44(CH3),62.76(CH2),69.11(CH2),80.76(Cq),98.24(CH),103.24(CH),117.54(CH),124.68(Cq),138.82(CH),144.17(CH),149.45(Cq),155.50(Cq),160.84(Cq),162.03(Cq).
C22H30N2O6について計算した分子量:418;(M+H)+ 実測値:419
本発明の大環状化合物の代表例を以下に示す。固相法について、他で示さない限り、300〜325mgのPS−アミノメチル樹脂(負荷2.0mmol/g)から出発した全収率を報告する。第1の基礎単位(BB3)の結合は、より困難な樹脂(典型的には、IleまたはValなどの立体的に込み合った構造)では100%から55%まで様々である。BB2およびBB1の残りのカップリングは、平均収率80〜90%で進行する。Mitsunobu反応を使用したテザーの結合により、50〜90%の所望の直鎖前駆体が得られる。大環状化自体は、平均収率20〜50%で進行する。環化後処理における収率の喪失は最小である。
カラム:XTerra MS C18 4.6×50mm、3.5μm(Waters)、HPLC:Alliance 2695(Waters);MS:Platform LC(Micromass/Waters);CLND:8060(Antek);PDA:996(Waters);Gradient_B4:(i)0〜50%MeOH:0.1%TFA水溶液で6分間、(ii)50%MeOH:0.1%TFA水溶液で3分間;(iii)50〜90%MeOH:0.1%TFA水溶液で5分間;(iv)90%MeOH:0.1%TFA水溶液で3分間。化合物の保持時間(tR)を列挙する。
収量:33.4mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.53,8.41,8.34(d J=8.7Hz,1H);8.13−8.06,7.82−7.75(m,1H);7.30−7.05(m,8H);6.90−6.77(m,2H);4.58−4.46,4.40−4.29,4.27−4.16(m,1H);4.09−3.99,3.97−3.82(m,2H);3.77−3.44(m,2H);3.37−3.19(m,4H);3.15,3.08(2s,2H);2.98−2.86(m,5H);2.52(s,3H);1.94−1.75,1.60−1.30(m,2H);1.22(br s,4H);0.86−0.75(m,3H).
C29H40N4O4についてのHRMS計算値;508.3049;実測値 508.3040±0.0015。
HPLC tR=8.94分。
収量:33.0mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.54(d,J=9.4Hz),8.43−8.36(m),および8.12(br t,J=5.65Hz)(1H);7.90(d,J=6.6Hz),7.79−7.72(m)(1H);7.30−7.05(m,6H);6.90−6.76(m,3H);4.60−4.50(m),4.43(d,J=18.3Hz),4.26−4.16(m)(1H);4.13−4.02(m,1H);4.01−3.84(m,2H);3.74−3.41(m,2H);3.17,3.09(2s,3H);2.99−2.86(m,5H);2.43−2.18(m,1H);1.97−1.75(m,3H);1.72−1.39(m,1H);0.96(d,5.76Hz,3H);0.93−0.77(m,2H);0.68(d,5.76Hz,3H).
C28H38N4O4についてのHRMS計算値;494.2893;実測値 494.2888±0.0015。
HPLC tR=8.11分。
収量:15.3mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,CD3CN):δ7.48−7.19(m,6H);7.13−6.98(m,3H);4.71−4.51(m,3H);4.48−4.32(m,1H);4.26−4.01(m,1H);3.79−3.57(m,2H);3.48−3.20(m,3H);3.19−3.06(m,5H);3.01−2.89(m,2H);2.80−2.62(m,2H);2.09−1.96(m,3H);1.94−1.70(m,1H);1.57−1.36(m,4H);1.32−1.26(m,1H);1.08−0.97(m,3H).
C29H40N4O4についてのHRMS計算値;508.3049;実測値 508.3045±0.0015。
HPLC tR=8.37分。
収量:28.2mgの大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ10.80(s,1H);8.46(d,J=9.65Hz),8.36−8.28(m),8.14−8.07(m),および8.02(d,J=9.65Hz)(1H);7.73−7.65(m),7.59(d,8.2Hz),および7.51(d,J=8.2Hz)(1H);7.3(d,J=8.2Hz,1H);7.16−6.91(m,5H);6.89−6.76(m,2H);4.62−4.49(m)および4.42−4.24(m)(1H);4.15−3.81(m,2H);3.77−3.43(m,2H);3.41−3.19(m,6H);3.22−2.85(m,6H);2.52(s,3H);1.89−1.69(m,1H);1.59−1.02(m,4H);0.88−0.74(m,3H).
C30H39N5O4についてのHRMS計算値;533.3002;実測値 533.2990±0.0016。
HPLC tR=8.22分。
収量:600〜650mgの出発樹脂から74.9mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ9.47(br s),9.07(s)(1H)および8.32(br s)(2H);7.94(d,6.6Hz,1H);7.60−7.42(m,2H);7.38(d,9.0Hz,1H);7.28−7.04(m,7H);6.93(t,8.1Hz,1H);6.60(d,J=14.4Hz)および6.39−6.27(m)(1H);4.51−4.38(m,1H);4.29−4.08(m,2H);3.87−3.63(m,2H);3.40−3.13(m,2H);2.94(t,J=14.1Hz,1H);2.53−2.50(m,1H);2.32−2.17(m,1H);1.86−1.06(m,10H);0.95−0.79(m,6H).
C32H42N4O4についてのHRMS計算値;546.3206;実測値 546.3198±0.0016。
HPLC tR=9.02分。
収量: 33.7mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.48(s,1H);7.92(d,J=5.3Hz,1H);7.81(d,J=8.5Hz,1H);7.26−7.08(m,7H);6.88−6.75(m,2H);4.30(br t,J=10.1Hz,1H);4.0(t,J=8.6Hz,1H);3.87(br d,J=8.6Hz,1H);3.70−3.58(m,1H);3.4−3.25(m,1H);3.04−2.85(m,3H);2.73(d,7.67Hz,1H);2.53(s,3H);2.35−2.09(m,2H);1.92−1.44(m,8H);1.42−1.18(m,2H);0.85,0.81(2つのd,J=6.76Hz,6H).
13C NMR(75MHz,DMSO−d6):δ176.15;173.20;171.27;157.18;140.08;130.72;130.52;129.71;128.64;127.87;126.62;120.88;111.44;68.29;67.10;66.99;55.24;48.42;41.11;41.03;39.36;36.93;35.77;34.65;32.38;30.55;29.96;23.83;22.65;19.87.
C31H42N4O4についてのHRMS計算値;534.3206;実測値534.2139±0.0016。
HPLC tR=9.29分。
収量:19.2mgの純粋な大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.53,8.41,8.38(d,J=8.8,8.5,8.5Hz,1H);8.16−8.05,7.87−7.71(m,1H);7.31−7.04(m,7H);6.91−6.75(m,2H);4.60−4.45,4.39−4.30,4.28−4.16(m,1H),4.10−4.00,3.97−3.83(m,2H);3.73−3.46(m,2H);3.22−3.20(m 1H),3.16,3.09(2 s,3H),2.45−2.39(m,1H);2.99−2.86(m,1H);2.85−2.58(m,5H);2.48−2.22(m,1H);2.07(s,1H),1.95−1.78(m,1H),1.75−1.42(m,1H),1.42−1.17(m,4H),0.88−0.77(m,3H).
C28H38N4O4についてのHRMS計算値;494.2893;実測値 494.2888±0.0015。
HPLC tR=8.27分。
収量:50.3mgの大環状物を得た(CLND定量)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ7.86(d,J=6.7Hz)および7.65−7.58(m)(1H);7.28−7.06(m,7H);6.88(d,8.06Hz,1H);6.81(t,J=6.7Hz,1H);4.07−3.91(m,3H);3.77−3.65(m,1H);3.56−3.38(m,2H);3.35−3.25(m,3H);3.25−3.07(m,2H);3.04−2.63(m,3H);2.52(s,3H);2.01−1.71(m,4H);1.66−1.49(m,2H);1.47−1.17(m,4H);0.90−0.78(m,3H).
13C NMR(75MHz,DMSO−d6):δ172.15;170.81;170.74;157.29;139.62;130.76;130.56;129.56;128.82;61.73;59.29;56.37;47.90;41.11;41.03;39.36;35.81;35.43;30.23;30.03;29.63;25.12;19.15;14.66.
C30H40N4O4についてのHRMS計算値;520.3049;実測値 520.3041±0.0016.
HPLC tR=8.30分。
TLC(30%AcOEt、70%ヘキサン):Rf=0.56;検出:UVおよびCMA。
1H NMR(CDCl3):δ7.37−7.26(5H,m,Ph),7.19−7.13(2H,m,Ph),6.90(1H,t,Ph),6.83(1H,d,Ph),5.10(2H,s,NHC(O)OCH 2 Ph),4.96(1H,br,NHCbz),4.59(1H,sex,PhOCH(CH3)CH2Br),3.58−3.47(2H,m,CH 2 Br),3.19(2H,q,CH 2 NHCbz),2.67(2H,t,PhCH 2 CH2),1.78(2H,quin,PhCH2CH 2 ),1.44(3H,d,CHCH 3 ).
LC/MS(Grad_A4):tR=11.15分。
TLC(30%AcOEt、70%ヘキサン):Rf=0.32;検出:UVおよびCMA。
1H NMR(CDCl3):δ7.35−7.29(5H,m,Ph),7.17−7.12(2H,m,Ph),6.91−6.84(2H,m,Ph),5.51(1H,幅広,CH2NHCHRR’),5.09(2H,s,OCH 2Ph),4.67−4.51(1H,m,PhOCH(CH3)R),3.65(3H,s,C(O)OCH 3),3.24−3.10(3H,m,NHCH(Pr)CO2MeおよびCH 2NHCbz),2.87−2.41(4H,m,PhCH 2CH2およびNHCH 2CH(Me)OPh),1.86−1.76(2H,m,PhCH2CH 2),1.70−1.63(2H,m,CH3CH2CH 2),1.36−1.28(2H,m,CH3CH 2CH2),1.23(3H,d,CHCH 3),0.90(3H,t,CH 3CH2CH2).
13C NMR(CDCl3):δ176.44,156.88,155.58,137.14,131.16,130.57,128.68,128.34,128.21,127.33,120.79,112.62,73.16,66.62,61.30,54.21,51.95,40.86,36.02,30.60,27.88,19.20,17.80,14.07.
LC/MS(Grad_A4):tR=6.76分。
アルコールCbz−T33a(8.5g、24.7mmol、1.0当量)を含むCH2Cl2(125mL)溶液に、Et3N(10.4mL、74.1mmol、3.0当量)、TsCl(5.2g、27.2mmol、1.1当量)、およびDMAP(302mg、2.47mmol、0.1当量)を添加した。混合物を、室温でO/N撹拌し、飽和NH4Cl水溶液を添加した。水相を、CH2Cl2(2回)で抽出し、合わせた有機相を、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィ(30%AcOEt、70%ヘキサン)で精製して、オイルとしてトシレートLS1−8bを得た(9.4g、90%)。
TLC(50%AcOEt、50%ヘキサン):Rf=0.47;検出:UVおよびCMA。
1H NMR(CDCl3):δ7.74(2H,d,Ph),7.36−7.26(7H,m,Ph),7.14−7.08(2H,m,Ph),6.88(1H,t,Ph),6.74(1H,d,Ph),5.10(2H,s,NHC(O)OCH 2Ph),4.97(1H,br,NHCbz),4.61−4.55(1H,m,PhOCH(CH3)CH2OTs),4.19−4.05(2H,m,CH 2OTs),3.15(2H,q,CH 2NHCbz),2.56(2H,td,PhCH 2CH2),2.42(3H,s,PhCH 3)1.74(2H,quin,PhCH2CH 2),1.27(3H,d,CHCH 3)
13C NMR(CDCl3):δ156.67,155.05,145.20,137.04,133.02,131.16,130.65,130.11,128.72,128.28,128.23,128.10,127.39,121.50,112.87,71.99,71.42,66.68,40.79,30.32,27.57,21.87,16.74.
LC−MS(Grad_A4):tR=11.02分。
工程LS1−B1を適用するが、アルキル化剤としてのトシレートLS1−8bを2当量のH−Nva−OMeに置換して、収率73%でLS1−10を得た。
TLC(30%AcOEt、70%ヘキサン):Rf=0.49;検出:UVおよびCMA。
TLC(50%AcOEt、50%ヘキサン):Rf=0.32;検出:UVおよびCMA。
13C NMR(CDCl3):δ176.11,156.81,155.51,155.18,136.93,131.13,130.37,128.72,128.31,127.44,121.20,113.70,81.36,73.40,66.79,61.99,40.80,32.83,31.56,30.33,28.48,27.48,20.10,17.53,14.11.
LC/MS(Grad_A4):tR=12.50分。
TLC(50%AcOEt、50%ヘキサン):Rf=0.71;検出:UVおよびCMA。
LS1−13は、遊離アミンの存在にもかかわらず、所望の大環状物に首尾よく到達するための合成スキームの残りの一部で使用した。
1H NMR(DMSO−d6):δ9.40−8.70(3H,dおよび2つのbr,C(O)NHおよびCH3NH 2 +Cl-),7.39−7.17(10H,m,Ph),5.11(2H,s,C(O)OCH 2Ph),4.69−4.61(1H,m,CHCH3),3.69(1H,dd,CHCH2Ph),3.31(3H,s,CH 3NH2 +Cl-),3.17−3.11および2.97−2.90(CHCH 2Ph),1.28(3H,d,CHCH 3)
13C NMR(DMSO−d6):δ171.33,169.18,137.63,136.31,129.92,129.11,128.95,128.83,128.63,127.30,67.00,56.57,54.38,36.98,31.11,16.47.
LC/MS(Grad_A4):tR=6.17分。
TLC(50%AcOEt、50%ヘキサン):Rf=0.78;検出:UVおよびCMA。
LC/MS(Grad_A4):tR=15.15分。
TLC(50%AcOEt、50%ヘキサン):Rf=0.52;検出:UVおよびCMA。
LCMS(Grad_A4):tR=8.23分。
TLC(5:95 MeOH:DCM):Rf=0.43;検出:UVおよびCMA。
1H NMR(DMSO−d6 60oC):δ7.62(1H,d,NH),7.47(1H,br,NH),7.27−7.08(7H,m,Ph),6.85−6.79(2H,m,Ph),4.78(1H,幅広),4.51−4.38(1H,m),4.11−4.02(2H,m),3.62−3.56(1H,m),3.32−3.04(5H,m),2.92(3H,s,N−CH 3),2.72−2.46(2H,m),1.90−1.59(4H,m),1.46(9H,s,C(CH 3)3),1.28−1.06(8H,m),0.65(3H,t,CH2CH 3).
13C NMR(DMSO−d6):δ172.03,171.07,155.83,155.60,139.69,131.82,130.82,129.69,128.73,127.73,126.75,121.06,113.40,80.66,74.75,57.22,56.66,50.49,35.88,33.72,32.71,30.41,28.68,19.35,18.44,14.95,14.19.
LC−MS(Grad_A4):tR=12.82分。
キラルHPLCでは、AA3位でのその(L)対掌体と比較して、ラセミ化は認められなかった。
1H NMR(DMSO−d6,60oC):δ9.38(1H,br),8.28(1H,d),8.13(1H,br),7.81(1H,t),7.28−7.13(7H,m,Ph),6.93−6.87(2H,m,Ph),4.84−4.77(1H,m),4.54−4.40(3H,m),3.35−3.07(6H,m),2.94(3H,s,N−CH 3),2.90−2.81および2.64−2.47(2H,m),1.85−1.64(4H,m),1.38−1.21(5H,m),1.10(3H,d,CH 3),0.88(3H,t,CH2CH 3).
13C NMR(CDCl3):δ171.92,171.46,170.44,155.11,139.07,131.68,130.47,129.87,128.67,127.54,126.90,121.50,112.94,69.83,67.03,58.14,56.33,55.61,55.29,53.88,50.48,37.29,32.29,31.08,29.70,28.58,18.15,17.89,15.20,14.55.
LC−MS(Grad_A4):tR=6.23分。
LCキラル(Grad35A−05):tR=26.49分。
LCキラル(Grad40A−05):tR=26.54分。
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、1:1):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(CDCl3):δ1.25(m,2H),1.40(s,9H),2.66(s.3H),2.85(dd,1H),3.15(dd,1H),4.70(q,2H),5.15(s,2H),6.50(sb,1H),7.15(m,2H),7.20(m,3H),7.35(m,5H).
13C NMR(CDCl3):δ28.18,38.23,53.61,53.61,67.87,127.12,128.40,128.19,128.40,128.61,128.8,129.53,170.01.
LC/MS(Grad_A4);tR=9.73分;実測質量:440.
TLC(100%AcOEt):Rf=0.1;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(CDCl3):δ1.20(d J=7.03Hz,3H)(s,9H),2.40(s,/H),3.01−3.20(m,3H),4.80(q,1H),7.20(m,5H),7.60(m,1H).
13C NMR(CDCl3):δ19.64,28.18,35.12,38.46,53.06,60.42,82.29,127.05,128.50,129.71,136.61,170.85,174.28.
LC−MS(Grad_A4):tR=5.86分;実測質量:306.
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、3:2):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(CDCl3):δ0.95(m,3H),1.20(d,2H),1.40(s,9H),1.42−1.70(m,4H),2.60(m,2H),2.90(s,3H),4.40(m,1H),4.80(m,1H),4.92(m,1H),6.10(m,1H),6.30(M,1H),6.40(m,1H),6.90(m,2H),7.20(m,3H),7.40−7.60(m,2H),7.90(m,1H),8.10(m,1H).
13C NMR(CDCl3):δ23.42,26.32,33.12,48.63,49.10,49.85,77.56,117.63,120.67,122.35,122.93,123.11,123.80,124.13,124.68,124.75,131.45,147.67,165.16,165.68,167.66.
LC−MS(Grad_A4):tR=11.48分;実測質量:602.
TLC(ヘキサン/酢酸エチル、2:1):Rf=0.4;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(DMSO−d6):δ0.5(m,1H),0.70(m,1H),1.01−1.40(m,)1.60(m,3H),1.80(m,1H),2.55(m,),2.95(m,4H),3.1(m,2),3.30(m,2H),3.60(m,1H),3.90(m,1H),4.30(m,1H),4.80(m,),6.80(m,3H),7.05(m,6H),7.60(2H),7.95(m,1H),8.20(m,1H),8.25(m,1H),8.90(s,2H).
13C NMR(CDCl3):δ13.84,15.36,17.40,17.70,19.40,22.17,27.52,28.14,28.67,30.29,31.27,33.27,38.01,40.35,51.02,53.08,54.35,56.72,70.25,73.13,81.10,113.49,120.94,122.28,125.44,127.01,127.19,127.19,127.68,127.68,127.79,128,64,129.57,130.06,136.2,137.10,165.10,170.10,171.10.
LC−MS(Grad_A4):tR=15.10分;実測質量:892.
LC/MS(Grad_A4):tR=8.55分;実測質量:737.
TLC(酢酸エチル/ヘキサン、3:1):Rf=0.3;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(CDCl3):δ0.64(m,3H),0.87(m,1H),1.02(m,2H),1.20(m,6H),1.40(m,3H),1.60(m,4H),1.80(m,1H0,2.01(m,1H),2.40(m,1H),2.80(m,1H),3.15(s,3H),3.20(m,2H),3.45(m,1H),3.60−3.80(m,2H),4.40−4.60(dd,2H),4.70(m,2H),5.01(m,1H),5.90(m,1H),6.80(m,2H),6.90(m,1H),7.15−7.25(m,7H),7.60(m,2H),8.01(m,1H),8.10(m,1H).
13C NMR(CDCl3):δ13.28,13.55,18.75,18.98,28.89,29.92,29.92,33.19,36.81,36.98,39.55,51.94,53.83,55.25,59.51,74.64,111.66,120.64,122.51,125.15,127.10,127.37,127.84,128.07,128.86,129.47,130.51,136.55,137.30,152.58,155.86,165.33,169.75,170.09,171.66.
LC/MS(Grad_A4):tR=13.17分;実測質量:719.
LCキラル(カラムODRH,Grad 55A−05):tR=42.059.
TLC(100%AcOEt):Rf=0.2;検出:CMAおよびUV。
1H NMR(DMSO−d6):δ0.79(m,3H),1.20(m,9H),1.30(M,1H),1.60(m,1H),1.90(m,1H),2.10(sb,1H),2.35(ddd,J=4.98,4.95,4.69Hz,1H),2.56(sb,1H),2.63(m,1H),2.80(ddd,J=4.99,4.69,4.40Hz,1H),3.01−3.15(m,5H),3.25(dd,J=4.69,4.11Hz,1H),3.30(s,2H),3.55(sb,1H),3.95(q,J=7.33,7.04 Hz,1H),4.50(sb,1H),6.80(m,1H),6.90(m,1H),7.10−7.30(m,7H),7.70(m,2H).
13C NMR(DMSO−d6):δ14.60,14.84,18.46,18.85,29.80,29.96,34.03,35.84,36.31,40.68,54.79,55.67,57.77,58.11,73.42,112.26,120.58,126.84,127.81,128.80,129.73,131.10,140.10,158.10,172.10,172.40,176.10.
LC/MS(Grad_A4):tR=6.19分;実測質量:522.
1H NMR(CD3OD):δ4.88(3H,s,NH 3 +),3.85(3H,s,CH 3O),3.36−3.33(1H,d,NH3 +CHCH3O),1.19−1.10(1H,m,CH(CH2)2),0.83−0.53(4H,m,CH(CH 2)2).
1H NMR(CDCl3):δ7.37−7.26(5H,m,Ph),7.19−7.13(2H,m,Ph),6.92−6.88(1H,t,Ph),6.84−6.81(1H,d,Ph),5.10(2H,s,NHC(O)OCH 2Ph),4.96(1H,br,NHCbz),4.62−4.56(1H,sex,PhOCH(CH3)CH2Br),3.58−3.45(2H,m,CH 2Br),3.22−3.16(2H,q,CH 2NHCbz),2.69−2.64(2H,t,PhCH 2CH2),1.83−1.78(2H,quin,PhCH2CH 2),1.45(3H,d,CHCH 3).
13C NMR(CDCl3):δ156.66,155.08,136.99,131.28,130.77,128.75,128.32,128.28,127.49,121.56,113.03,73.12,66.76,40.69,36.12,30.45,27.48,19.00.
LC/MS(Grad_A4):tR=11.04分。
1H NMR(CDCl3):δ3.70(3H,s,CH 3O),2.88−2.85(1H,d,NH2CHCH3O),1.54(1H,s,NH2),1.04−0.97(1H,m,CH(CH2)2),0.56−0.27(4H,m,CH(CH 2)2).
TLC(ヘキサン/AcOEt(1:1)):Rf=0.35;検出:UVおよびCMA。
1H NMR(CDCl3):δ7.31−7.22(5H,m,Ph),7.07−7.03(2H,m,Ph),6.80−6.74(2H,m,Ph),5.48(1H,幅広,CH2NHCHRR’),5.00(2H,s,OCH 2Ph),4.49−4.43(1H,m,PhOCH(CH3)R),3.56(3H,s,C(O)OCH 3),3.18−3.11(3H,m,NHCH(Pr)CO2MeおよびCH 2NHCbz),2.75−2.50(4H,m,PhCH 2CH2およびNHCH 2CH(Me)OPh),1.76−1.68(2H,m,PhCH2CH 2),1.19−1.14(3H,d,PhOCH(CH 3)R),0.88−0.80(1H,m,CH(CH2)2),0.46−0.13(4H,m,CH(CH 2)2).
LC/MS(Grad_A4):tR=6.63分。
TLC(ヘキサン/AcOEt(1:1)):Rf=0.57;検出:UVおよびCMA。
LC/MS(Grad_A4):12.98分。
LC/MS(Grad_A4):tR=12.16分。
1H NMR(DMSO−d6):δ8.40(3H,bs,NH3Cl),7.47−7.36(2H,d,Ph),7.37−7.06(11H,m,Ph),5.15(2H,s,OCH 2Ph),4.37(1H,bt,CHCH2Ph),3.09−3.05(2H,m,CHCH 2Ph),2.27(3H,s,CH 3Ph).
13C NMR(DMSO−d6):δ169.52 163.83,160.62,140.01,138.56,135.48,132.16,132.04,131.33,131.28,129.09,129.05,128.84,128.72,127.09,126.20,116.18,115.89,67.83,53.88,35.83,21.47.
LC/MS(Grad_A4):tR=6.12分。
融点(不正確):165〜167℃。
1H NMR(CDCl3):δ7.38−7.28(5H,m,OCH2 Ph),7.10−7.06(2H,m,Ph(4F)),6.96−6.90(2H,m,Ph(4F)),5.13(2H,d,OCH 2 Ph),3.76−3.71(1H,t,CHCH2Ph),(2H,dq,CHCH 2Ph),1.53(2H,s,NH2).
1H NMR(DMSO−d6):δ9.31−9.28(1H,d,C(O)NH),7.38−7.26(7H,m,Ph),7.09−7.04(2H,m,Ph),5.10(2H,s,C(O)OCH 2Ph),4.65−4.57(1H,m,CHCH3),3.76−3.69(1H,d,CHCH2Ph),3.15−3.08および2.99−2.91(CHCH 2Ph),2.221(3H,s,CH 3NH2 +Cl-),1.31−1.28(3H,d,CHCH 3).
13C NMR(DMSO−d6):δ171.33,169.18,137.63,136.31,129.92,129.11,128.95,128.83,128.63,127.30,67.00,56.57,54.38,36.98,31.11,16.47.
LC/MS(Grad_A4):tR=6.26分。
LCキラル(Iso100B_05):tR=29.6分,97%UV。
融点(不正確):140〜142℃。
LC/MS(Grad_A4):tR=15.06分。
LC/MS(Grad_A4):tR=8.05分。
LC/MS(Grad_A4):tR=5.38分。
LC/MS(Grad_A4):tR=6.19分。
LC/MS(Grad_A4):6.18分;純度(UV/ELSD/CLND):100/100/100。
LC/MS(Grad_A4):tR=12.09分。
LC/MS(Grad_A4):tR=5.40分。
1.グレリン受容体(ヒトクローン、hGHS−R1a)の放射性リガンド結合アッセイ
目的
1.化合物298がhGHS−R1aとの直接的な高親和性相互作用を有することを証明すること。
1.トランスフェクトしたクローン化ヒトグレリン受容体(hGHS−R1a)を発現するHEK293から調製した膜に対して行った結合。
2.[125I]グレリンを、置換のための放射性リガンドとして使用した(Kd=0.01nM、試験濃度=0.007nM)。
3.グレリン(非標識、1μM)を使用して、非特異的結合を決定した。
4.化合物298を、11ポイントの濃度曲線において2連のサンプルで試験した。
化合物298の結合は、複数の時点でhGHS−R1aに結合した。図10に示す代表的な結合阻害曲線は、化合物298がhGHS−R1aに競合的、可逆的、且つ高親和性で結合することを証明する。
目的
1.化合物298が、hGHS−R1aに対する完全なアゴニストであることを証明すること。
2.hGHS−R1aに対する化合物298アゴニストの効力を測定すること。
1.トランスフェクトしたクローン化ヒトグレリン受容体(hGHS−R1a)およびGα16を発現するCHO−K1細胞で行ったアッセイ。
2.懸濁した細胞を、コエレンテラジン(coelenterazine)とO/Nインキュベートした。
3.hGHS−R1aの刺激によってGα16が活性化され、それにより、細胞内Ca2+放出が起こり、最終的にコエレンテラジンが酸化されて定量的発光シグナルを放出する。
4.グレリンを正のコントロールとして使用した。
5.化合物298を、8ポイントの濃度曲線において2連のサンプルで試験した。
図11に示すように、化合物298は、EC50=25nMでhGHS−R1aを活性化する。化合物298は、グレリンペプチド(正のコントロール)とのその類似の最大有効性に基づいて完全なアゴニストである。
グレリン(およびそのアナログ)は、静脈内投与後の種々の種(ラットが含まれる)における下垂体からのGH放出を強力に刺激することが公知である。
1.化合物298がラットのGH放出を刺激するかどうかを決定すること。
2.化合物298がラットのグレリン誘導性GH放出を調整するかどうかを決定すること。
1.モデルを、Tannenbaum et al.(2003),Endocrinology 144:967−974から適応させた。
2.ラットに、慢性の静脈内(i.v.)カニューレを埋め込んだ。
3.GH放出のストレス誘導性の変化を最小にするために、ラットを自由に運動させながら、薬物を投与するか採血した。
4.化合物298を、以下を測定するために、GHのピークレベルおよび底のレベルで投与した:
a.いくらかでもあれば、GH放出に対する刺激効果、および
b.反復投与を用いて任意の刺激効果が維持されるかどうかについて。
5.血液サンプルを、試験日を通して定義された15分間隔で採取し、成長ホルモン(GH)を、放射免疫アッセイによって直接測定した。
6.化合物298を、3、30、300、1000μg/kgで試験した(i.v.,N=5〜6ラット/群)。
7.グレリン(正のコントロール)を、5μgで試験した(i.v.)。
1000μg/kgまでの投与量の化合物298では、賦形剤コントロールと比較して脈動的GH放出に有意な変化は起こらない(30μg/kgおよび300μg/kgの用量の効果については、図9を参照のこと)。ピークレベルおよび底レベル(正のコントロール)で投与した場合、用量が5μgのグレリンにより、GH放出が有意に増加する。グレリン投与の10分前に投与した化合物298では、グレリン誘導性GH放出を阻害も増大もしない(図12)。GH放出の二次指標として、IGF−1レベルに対する用量が1000μg/kgの化合物298の効果も試験した。化合物298で治療した際のコントロールとのIGF−1レベルの明確な変化は認められなかった。
Gタンパク質共役受容体は、受容体脱感作の程度がアゴニストの部分的特徴である場合、アゴニスト刺激の際に受容体脱感作を受け得る。薬物の慢性使用による耐性の低下に相関するので、受容体脱感作の低下が望ましい。特に、この要因は、GHSの臨床成績の低さに関与している。
1.化合物298がグレリン受容体(ヒトクローン、hGHS−R1a)の脱感作を引き起こす範囲を決定する。
1.FLIPR(蛍光測定画像化プレートリーダー、Molecular Devices)によって研究した。
2.hGHS−R1aを発現するHEK293細胞に対してアッセイを行った。
3.化合物298アゴニスト効力を、12ポイントの濃度曲線において2連のサンプルを使用して測定した。化合物298のEC50を確立した。
4.個別の実験では、hGHS−R1aを発現する細胞を、一定範囲の化合物298(1、10、100、1000nM)に3分間曝露する。化合物298を洗い流し、細胞を、非脱感作受容体に対して最大刺激を誘発する濃度のグレリン(EC100)で処置した。
5.DC50値を計算する。DC50値を、グレリン(EC100)応答を50%脱感作する化合物298の処置前濃度と定義する。
化合物298は、完全なアゴニストである(EC50=5nM;図13A)。化合物298の前処置濃度の増加により、EC100グレリンに対する最大応答が脱感作される(DC50=32nM;図13B)。DC50値は、EC50値の1/6超であるので、化合物298は、受容体を脱感作するよりも強力に受容体を刺激する。化合物298は、他のグレリンアゴニスト(すなわち、グレリンペプチドおよびGHSカプロモレリン(Pfizer);図13C)よりも受容体を約1/10脱感作する。
化合物298は、(1)受容体の脱感作よりも6倍の効力で受容体を刺激し、(2)内因性リガンド(すなわち、グレリン)および代替物(alternate)、小分子グレリンアゴニストの効力の1/10の脱感作を誘発するので、好ましい脱感作プロフィールを有する。したがって、化合物298は、慢性投与を使用した代替グレリンアゴニストよりも低く耐性を誘発し得る。
目的
1.胃内容排出に対して強い効果を有する運動促進剤としての化合物298のデータを確認すること(胃不全麻痺モデル)。
1.一晩絶食マウス(雄、Wistar、〜200g、N=5/群)に、胃内強制飼養によってメチルセルロース(2%)飼料を与えた。飼料を、フェノールレッド(0.05%)で標識した。
2.試験項目(すなわち、賦形剤、化合物298、メトクロプラミドなど)を、食事直後に静脈内注射によって投与した。
3.15分後に動物を屠殺し、直ちに胃を切除し、0.1N NaOH中でホモジナイズし、遠心分離した。
4.胃内に残存する総フェノールレッドを、560nmでの比色法によって定量した。
5.コントロール群と比較したフェノールレッド濃度に基づいて検出した30%を超える胃内容排出の増加を、有意と見なす。
メトクロプラミド(市販の胃不全麻痺薬)、グレリン、およびGHRP−6(hGHS−R1aに対する基準ペプチドアゴニスト)は全て、有意な胃内容排出を示した(図14A)。化合物298は、メトクロプラミドよりも約100倍優れた効力で、用量依存様式にて有意に胃内容排出を引き起こす(図14B)。化合物298は、メトクロプラミド(現在使用されている運動促進活性を有する薬物)よりも100倍優れた効力で、ナイーブラットにおける固形飼料の胃内容排出を強く刺激した。
目的
術後腸閉塞(POI)のラットモデルにおける化合物298の治療有用性を測定すること。
1.モデルを、Kaelff et al.(1998),Ann Surg 228:652−63から適応させた。
2.試験項目の投与に適合させるために、ラット(雄、Sprague−Dawley、250〜300g)に頸動脈カテーテルを埋め込んだ。
3.ラットをO/N絶食させ、イソフルオレンで麻酔し、腹部手術に供した。
4.腹部切開後、小腸、盲腸、および大腸を、15分間摘出し、生理食塩水で保湿した。
5.「腸の蠕動(running)」(最初の小腸上部の圧迫およびこの操作の大腸までの継続によって特徴づけられる腸の臨床関連操作)を行った。
6.イソフルオレン麻酔の任意の効果の消滅から15分間ラットを回復させる。
7.ラットに、賦形剤または化合物298(30、100、または300μg/kg、i.v.、N=6/gp)を投与し、その後、99mTcメチルセルロース(2%)飼料を胃内に強制飼養した。
8.15分後、ラットを安楽死させ、胃および腸の連続した10cmのセグメントを単離した。飼料移動の測定基準として、各組織単離物中の放射能(99mTc)を測定した。
図15では、バーの分布は、経口強制飼養から15分後の胃(「ST」)および小腸の連続した10cmのセグメントにおける飼料の分布を示す。ナイーブ(すなわち、非操作)およびPOI治療群の比較によって決定したところ、胃の蠕動と組み合わせた腹部手術により、ラットは腸閉塞を有意に引き起こした。100および300μg/kg(i.v.)の試験濃度の化合物298により、胃内容排出および腸移動が有意に増加した。100μg/kg投与に対応するデータを、図15に示す。POI+賦形剤処置群と比較して、飼料の幾何学中心(geometric center)によって測定したところ、100μg/kg(i.v.)で、化合物298は、GI移動を2.7倍有意に促進した。化合物298は、術後腸閉塞を罹患したラットの胃内容排出および腸移動を有意に改善した。化合物298は、既存の術後腸閉塞を有効に治療することができるので、臨床開発におけるオピオイドアンタゴニストの場合のように、手術前に予防的に使用する必要はない。
モルヒネなどのオピオイド鎮痛剤は、消化管移動を遅延させることが周知であり、この薬物クラスの重要な副作用である。この症状についての臨床用語は、オピオイド腸機能障害(OBD)である。重要には、腹部手術から回復した患者は、術後腸閉塞を経験し、これは、術後の痛みのための付随するオピオイド療法によってさらに悪化する。
1.本発明の化合物がOBD治療において治療有用性を有し得るかどうかを決定すること。
1.試験項目の投与に適合させるために、ラット(雄、Sprague−Dawley、250〜300g)に頸動脈カテーテルを埋め込んだ。
2.一晩絶食ラットにモルヒネを投与する(3mg/kg s.c.)。
3.30分後、ラットに、賦形剤または化合物298(300または1000μg/kg,i.v.,n=4〜6/gp)を投与し、その後、99mTcメチルセルロース(2%)飼料を胃内に強制飼養した。
4.15分後、ラットを安楽死させ、胃および腸の連続した10cmのセグメントを単離した。飼料移動の測定基準として、各組織単離物中の放射能(99mTc)を測定する。
モルヒネ(3mg/kg、s.c.)は、ラットにおいて胃内容排出および腸移動を有意に遅延させた(図16A)。オピオイド遅延型消化管移動は、化合物298の治療(i.v.)によって用量依存性様式で有効に逆転した(図16B)。
薬物は、種々のプロテイナーゼ作用およびエステラーゼ作用によって血漿中で酵素分解を受けている。したがって、創薬の初期段階における代謝スクリーニングとして血漿安定性がしばしば研究される。この研究の目的は、ヒト血漿中の本発明の化合物の代謝安定性を測定することであった。
37℃のヒト血漿中の化合物298の安定性を、2時間および24時間で測定した。化合物298の以下の2つの形態を研究した。遊離アミンおよび対応するHCl塩。また、血漿のみおよびリン酸緩衝化生理食塩水(PBS)で緩衝化した血漿(血漿:リン酸緩衝液(pH7.0)比は20:1)における化合物298の安定性を確立した。両方においてアッセイし、3連のサンプルで分析した。化合物298を、SPE技術(Oasis MCXカートリッジ)を使用して、血漿マトリクスから抽出した。APCI+モードのLC−MSを使用して、サンプル分析を行った。血漿サンプル中の化合物298レベルを、同一の血漿プール由来の−60℃で保存したスパイクサンプル中の化合物298レベルと比較した。結果を、化合物298の回収率として示す。
化合物298(0.0457〜100μM)は、cyp3A4を除く試験した全てのcyp450酵素に対する阻害活性が最小であり、cyp3A4に対する阻害活性は中程度である。cyp3A4に対して化合物298で認められた阻害活性は、治療活性を得るための化合物298の用量が低いことに基づいて、生理学的に関連すると予想されなかった。または、化合物298は、オピオイド鎮痛剤との薬物−薬物相互作用を受けることが示されず、POI患者に同時投与することができる。
化合物298(1.10μM)は、賦形剤(0.1%DMSO)コントロールと比較して、hERGチャネル機能に対して有意な効果を示さなかった。E−4031(正のコントロール)は、500nMでhERGチャネル電流を完全に阻害した。
高カロリーの食事は、胃内容排出を妨げることが周知である。この所見は、胃不全麻痺を経験した遅延型胃内容排出ラットモデルを開発するために、Megens,A.A.;et al.(未発行)によって最近活用されている。
1Wistarラット、雄、200〜250g
2.チョコレート試験飼料:2mL Clinutren ISO(登録商標)(1.0 kcal/mL,Nestle SA,Vevey Switzerland)。
時間0に、経口強制飼養によって試験飼料を被験体に投与した。60分後、被験体を屠殺し、胃を切除し、内容物を秤量した。より高い残存胃内容物によて示されるように、未治療動物は、胃内容排出の有意な遅延を経験した。
Claims (11)
- 消化管運動を刺激するための薬剤の調製のための下記式(I):
R1〜7、T、X、Z1〜2、m、n、およびpは、以下に定義される通りであり、
X、Z1、およびZ2がNHであり、m、n、およびpがそれぞれ0であり、R1が以下に定義される通りであるか、定義されていない場合はHであり、R2〜7は以下に定義された通りであり、Tは以下に定義されたテザーによって表され、
の化合物、またはその光学異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ化合物、またはその立体化学的混合物の使用であって、前記薬剤が、消化管障害を防止および/または治療するためのものであり、前記消化管障害が、術後腸閉塞、胃不全麻痺、オピオイド誘導性腸機能障害、慢性腸偽閉塞、短腸症候群、嘔吐、便秘、消耗性容態に関連する遅延性胃内容排出、逆流食道炎(GERD)、胃潰瘍からなる群から選択される使用。 - 前記化合物が塩酸塩の形態である請求項2に記載の使用。
- 前記化合物がグレリン受容体アゴニストである請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
- 前記化合物がGHS−R1a受容体アゴニストである請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
- 請求項1の式(I)の化合物と、
薬学的に許容可能なキャリア、賦形剤、または希釈剤と
を含む、消化管障害を治療するための薬学的組成物であって、前記消化管障害が、術後腸閉塞、胃不全麻痺、オピオイド誘導性腸機能障害、慢性腸偽閉塞、短腸症候群、嘔吐、便秘、消耗性容態に関連する遅延性胃内容排出、逆流食道炎(GERD)、胃潰瘍からなる群から選択される薬学的組成物。 - 成長ホルモン分泌促進薬をさらに含む請求項6に記載の薬学的組成物。
- 前記成長ホルモン分泌促進薬が、ヘキサレリン、GHRP−1、GHRP−2、GHRP−6、イパモレリン、MK−0677、NN703、カプロモレリン、G7039、G7134、G7203、G7502、SM−130686、RC−1291、L−692429、L−739943、L−163255、L−163540、L−163833、L−166446、EP−51389、LY−444711、NNC−26−0235、NNC−26−0323、NNC−26−0610、NNC−26−0722、NNC−26−1089、NNC−26−1136、NNC−26−1137、NNC−26−1187、成長ホルモン放出因子、IGF−I、またはIGF−IIである請求項7に記載の薬学的組成物。
- 前記化合物が塩酸塩の形態である請求項9に記載の薬学的組成物。
- 消化管運動の刺激のための請求項6〜10のいずれかに記載の薬学的組成物。
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