JP5326922B2 - 通信装置、通信方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、通信方法、及びプログラムに関し、特に省電力状態を有する通信装置、通信方法、及びプログラムに関する。
従来、各種の電子装置において、無操作状態が継続した場合等に最小電力状態、省エネ状態、又は省電力状態等(以下、「省電力状態」で統一する。)と称される状態へ移行し、消費電力の低減が可能とされているものがある。このような電子装置では、操作指示の入力に応じ省電力状態が解除され、通常の稼動状態(以下、「通常電力状態」という。)となる。
通信機能を有する電子装置(以下、「通信装置」という。)については、パケットの受信に応じて応答を行う必要がある。一般的にパケットの受信頻度は、ユーザによる操作指示の入力の頻度に比べて高い。したがって、省電力状態においてパケットが受信されるたびに通常電力状態に復帰していては、消費電力の低減を効果的に行うことが困難となってしまう。そこで、通信装置のハードウェアをメインシステムとサブシステムとに区別することにより、省電力状態の継続の長期化が図られている。
すなわち、メインシステムは、装置本来の機能を制御するメインCPUを含むハードウェアである。サブシステムは、省電力状態における通信を制御するサブCPUを含むハードウェアである。当然、サブシステムによる消費電力は、メインシステムによる消費電力に比べて著しく小さい。通信装置が省電力状態に移行した場合、メインシステムへの電力の供給は停止又は削減され、受信されるパケットはサブシステムによって処理される。斯かる装置構成によれば、メインシステムの非稼動状態(すなわち、省電力状態)の継続を長期化することができる。
しかしながら、従来、サブシステム側で処理可能な範囲(サブシステムの守備範囲)は、ARP(Address Resolution Protocol)リクエストに対する応答や、PINGに対する応答等、単純かつ固定的なものに限られていた。したがって、ユーザによる通信装置の利用形態等によっては、相変わらず消費電力の低減が効果的に行えないことがあった。
具体的には、例えば、画像形成装置等のようにアプリケーションや通信制御モジュール等を任意に追加可能な通信装置において、新たにアプリケーション又は通信制御モジュールがインストールされた場合、インストールの影響によって通常電力状態へ復帰する頻度が高まる可能性がある。すなわち、インストールされたアプリケーション又は通信制御モジュール等が行う通信において、サブシステムの守備範囲外のパケットが受信される頻度が高まり、メインシステムが復帰する頻度が高まってしまう可能性があるからである。また、追加されたアプリケーションや通信制御モジュール等によって復帰するための条件や正しく復帰するための処理が必要となる場合がる。
アプリケーション等のインストールは、ユーザの利用形態によって異なるため、予め予測することは困難であり、従来の固定的なサブシステム側で対処するのは非常に困難であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、省電力状態を適切に維持することができる通信装置、通信方法、及びプログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、通信制御を行う通信制御プログラムを追加可能な通信装置であって、省電力状態における受信データに対する応答を前記通信制御プログラムに代わって実行する自動応答手段と、前記自動応答手段に応答させる受信データに関する条件と該応答に含める応答データとを含む自動応答情報を前記通信制御プログラムより収集し、該自動応答情報を前記自動応答手段に設定する設定手段とを有し、前記自動応答手段は、省電力状態における受信データが前記条件に合致する場合に、当該条件に係る自動応答情報に含まれる前記応答データを返信し、該受信データが前記条件に合致しない場合に、当該通信装置を省電力状態から復帰させる。
このような通信装置では、省電力状態を適切に維持することができる。
本発明によれば、省電力状態を適切に維持することや復帰ができる。
本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェアモジュール構成例を示す図である。 通信制御モジュールからの自動応答情報の収集処理を説明するためのシーケンス図である。 自動応答情報の構成例を示す図である。 データフィルタの構成例を示す図である。 サブシステム設定モジュールと収集された自動応答情報との関係を示す図である。 画像形成装置における省電力状態への移行処理の処理手順を説明するためのシーケンス図である。 代理通信制御情報の構成例を示す図である。 サブシステム設定モジュールによる省電力状態への移行準備処理の処理手順を説明するための図である。 アプリケーション、通信制御モジュール、及び自動応答情報の関係を示す図である。 アプリケーション、通信制御モジュール、及び自動応答情報の各実体の関係の例を示す図である。 サブシステムによる受信パケットのフィルタリング処理の処理手順を説明するための図である。 サブシステムによる自動応答の可否判定処理及び自動応答処理の処理手順を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態では、画像形成装置を通信装置の一例として説明する。図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。同図において、画像形成装置10は、コントローラボード11及びエンジン13等を含む。コントローラボード11及びエンジン13は、エンジンインタフェース14を介して接続されている。
コントローラボード11には、メインCPU111及びサブCPU121が配置されている。メインCPU111は、メインシステムMのCPUである。サブCPU121は、サブシステムSのCPUである。メインCPU111とサブCPU121とはバスを介して接続されている。図中、矢印はバスを示す。
メインシステムMは、通常電力状態において画像形成装置10を制御するハードウェア群である。サブシステムSは、省電力状態において画像形成装置10を制御するハードウェア群である。省電力状態とは、例えば、無操作状態の継続等により、消費電力を低減するためにサブシステムSのみに電力が供給される状態、又はメインシステムM及びエンジン13への電力供給が削減される状態をいう。省電力状態は、一般的に、省電力モード、省エネモード、又は最小電力状態等とも呼ばれる。通常電力状態は、省電力状態以外の状態である。すなわち、通常電力状態は、メインシステムM、サブシステムS、及びエンジン13に対する電力供給が制限されない状態である。
メインシステムMにおいて、メインCPU111は、ROM112、RAM113、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)114、PHYチップ115、及びPHYチップ116とバスを介して接続されている。メインCPU111は、ROM112に記録され、RAM113にロードされたプログラムに基づいて画像形成装置10全体の機能を制御する。ASIC114は、主として画像処理を実行する。ASIC114は、HDD(Hard Disk Drive)117及びエンジンインタフェース14とバスを介して接続されている。PHYチップ115は、CPU111からの論理信号を電気信号に変換し、当該電気信号をエンジンインタフェース14に入力する。PHYチップ116は、メインCPU111からの論理信号を電気信号に変換しハブ118に入力する。ハブ118は、USBインタフェース119及びエンジンインタフェース14とバスを介して接続されている。USBインタフェース119は、USB接続のためのハードウエアインタフェースである。
サブシステムSにおいて、サブCPU121は、ROM122、RAM123、PHY124、及びUSBインタフェース125とバスを介して接続されている。サブCPU121は、ROM122に記録され、RAM123にロードされたプログラムに基づいて、省電力状態における画像形成装置10の動作(主として、通信処理)を制御する。PHYチップ124は、サブCPU121からの論理信号を電気信号に変換し、当該電気信号をネットワークインタフェース126に入力する。ネットワークインタフェース126は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するためのハードウェアであり、ネットワーク通信における物理層の機能を実現する。
エンジン13は、操作パネル131、スキャナ132、プリンタ133、及びFCU(ファクシミリコントロールユニット)134等を含む。操作パネル131は、液晶パネル等の表示手段やハードウェアキー等の入力手段を備える。スキャナ132は、原稿をスキャンし、スキャンされた画像データをエンジンインタフェース14を介してASIC114に入力する。プリンタ133は、エンジンインタフェース14を介してASIC114より入力される画像データを印刷用紙に印刷する。FCU134は、FAX送受信を行う。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェアモジュール構成例を示す図である。
同図において、メインシステムMは、アプリケーション1101、通信制御モジュール1102、サブシステム設定モジュール1103、状態管理モジュール1104、パケット監視モジュール1105、及びサブシステムインタフェースモジュール1106等を有する。これら各プログラムモジュールは、ROM112に記録され、RAM113にロードされる。RAM113にロードされた各プログラムモジュールは、それぞれに実装された処理手順をメインCPU111に実行させることによりそれぞれの機能を実現する。
通信制御モジュール1102は、ネットワーク通信の制御機能をアプリケーション1101に提供するプログラムである。通信制御モジュール1102は、プロトコル(アプリケーション層のプロトコル)ごとに存在する。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)、Bonjourプロトコル、WSD(Web Services on Devices)プロトコル等ごとに、各通信プロトコルに応じた処理を実行するための通信制御モジュール1102が存在する。なお、画像形成装置10には、通信制御モジュール1102を任意にインストール(追加)又はアンインストール(削除)可能である。
サブシステム設定モジュール1103は、各通信制御モジュール1102より自動応答情報1110を収集し、収集された自動応答情報1110を含む代理通信制御情報1210をサブシステムインタフェースモジュール1106を介してサブシステムSに設定する。自動応答情報1110は、省電力状態において、通信制御モジュール1102に代わってサブシステムSに応答を実行させる受信データ(受信パケット)を特定するための条件やサブシステムSによる応答に含めるデータ(応答データ)等を含む情報である。本実施の形態において、省電力状態におけるサブシステムSによる代理応答を「自動応答」ともいう。各通信制御モジュール1102より収集される自動応答情報1110は、通信制御モジュール1102ごとに固有の値を有する。なお、自動応答情報1110には特定の受信データ(受信パケット)のみメインシステムMを復帰させる場合はその情報も含まれてもよい。例えば、受信データ(受信パケット)で所定のマルチキャストアドレスが宛先のときにメインシステムを復帰させるといった場合はマルチキャストアドレスの一覧がその情報に該当する。この場合、自動応答の対象でもメインシステムMの復帰の原因の対象でもないパケットは無視される。
代理通信制御情報1210は、自動応答の制御や、メインシステムMの復帰の必要性の判断のためにサブシステムSによって利用される情報である。
状態管理モジュール1104は、省電力状態への移行の判断や、省電力状態への移行処理の制御等を行う。パケット監視モジュール1105は、ネットワークを介して画像形成装置10に受信される受信データ(受信パケット)を監視し、自動応答情報1110に含まれる条件に合致する受信データの受信回数を自動応答情報1110ごとに計数する(カウントする)。サブシステムインタフェースモジュール1106は、サブシステムSと通信するためのインタフェースを提供する。
なお、図2において、各プログラムモジュール間を接続する線の両端に記載されている数字等は、当該線によって接続されるモジュール間の多重度を示す。メインシステムMにおいては、通信制御モジュール1102が0〜複数存在することが示されている。また、一つの通信制御モジュール1102は、0〜複数の自動応答情報1110を有することが示されている。また、一つの通信制御モジュール1102は、同じ通信プロトコルによって通信を行う複数のアプリケーション1101から利用されうる。
一方、サブシステムSは、メインシステム通信モジュール1201、自動応答条件判定モジュール1202、及び自動応答モジュール1203等を有する。これら各プログラムモジュールは、ROM122に記録され、RAM123にロードされる。RAM123にロードされた各プログラムモジュールは、それぞれに実装された処理手順をサブCPU121に実行させることによりそれぞれの機能を実現する。
メインシステム通信モジュール1201は、メインシステムMからの情報の受信や、メインシステムMへの要求の送信等を行う。メインシステムMからの受信される情報の一例としては、代理通信制御情報1210が挙げられる。また、メインシステムMへの要求の一例としては、メインシステムMの復帰要求が挙げられる。
自動応答条件判定モジュール1202は、メインシステムMより設定された代理通信制御情報1210に含まれている自動応答情報1110に基づいて、受信パケットに対して自動応答すべきか、又はメインシステムMに応答させるべきか等を判定する(いずれにも該当しない場合は無視をしてもよい)。自動応答モジュール1203は、自動応答条件判定モジュール1202によって自動応答すべきであると判定された場合に、自動応答情報1110に基づいて受信パケットに対する自動応答を行う。
以下、画像形成装置10の処理手順について説明する。図3は、通信制御モジュールからの自動応答情報の収集処理を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、通信制御モジュール1102に保持されている自動応答情報1110は、サブシステム設定モジュール1103に収集(登録)され、登録元の通信制御モジュール1102と関連付けられてサブシステム設定モジュール1103によってRAM113に記録される。
図4は、自動応答情報の構成例を示す図である。同図において、自動応答情報1110は、フィルタリング情報、応答データ情報、及びパケット監視時間等を含む。フィルタリング情報は、自動応答の条件を示す情報である。すなわち、フィルタリング情報に指定された条件に合致する受信パケットは自動応答の対象とされる。同図においてフィルタリング情報は、プロトコル、送信元ポート番号、宛先ポート番号、及びデータフィルタ配列等の項目を有する。プロトコルは、通信プロトコルに関する指定である。例えば、「ether/ip/udp/snmp」、「ether/ip/udp/bonjour」、又は「ether/ip/udp/wsd」といったような値が指定される。これらは、「<データリンク層プロトコル名>/<ネットワーク層プロトコル名>/<トランスポート層プロトコル名>/<アプリケーション層プロトコル名>」といった表記法に従っている。通信プロトコルには、通常は、自動応答情報1110の所有者である通信制御モジュール1102の通信プロトコルが指定される。送信元ポート番号及び宛先ポート番号は、送信元ポート番号又は宛先ポート番号に関する指定である。データフィルタ配列は、データフィルタの配列である。
図5は、データフィルタの構成例を示す図である。データフィルタは、オフセット、キーワード、及びキーワード長等の項目を有する。オフセットは、パケットのデータ部分(例えば、UDP(User Datagram Protocol)パケットであれば、UDPヘッダを取り除いた残りの部分)の先頭からのオフセット値である。キーワードは、照合対象とする文字列である。キーワード長は、キーワードの長さである。
すなわち、受信パケットにおいて、データフィルタのオフセットに指定された位置に、データフィルタのキーワード及びキーワード長に指定された文字列が存在する場合、当該受信パケットは、当該データフィルタに合致すると判定される。自動応答情報1110は、データフィルタの配列を含みうるため、複数のデータフィルタを一つの自動応答情報1110に設定可能である。このように、データフィルタは、比較対象とするデータの構造に依存しない構成とされている。したがって、例えば、UDPの上位層のプロトコルがどのようなものであってもデータフィルタによる照合が可能である。なお、本実施の形態では、トランスポート層の通信プロトコルがUDPである受信パケットが自動応答の対象とされる。TCPについては、コネクションの確立の手順や、信頼性を確保するための手順等が複雑であり、自動応答には不向きだからである。但し、このことは、本発明の適用範囲がUDPに限定されることを意図するものではない。UDPのようなコネクションレス型のプロトコルが自動応答に好適であることを意味するものである。
図4に戻る。応答データ情報は、フィルタリング情報に合致した受信パケットに対して返信すべき応答の内容を示す情報である。同図において応答データ情報は、応答データ識別子、応答データサイズ、及び応答データ等の項目を有する。応答データ識別子は、既定の応答データに対する識別子(ID)である。既定の応答データとは、予めサブシステムSのROM122に記録されているデータをいう。応答データ情報において応答データ識別子が指定されている場合、応答データ識別子に対応するデータが受信パケットに対する応答として返信される。なお、応答データ識別子と応答データサイズ及び応答データとは排他的又は選択的な関係を有する。応答データサイズは、応答データのサイズである。応答データは、受信パケットに対する応答として送信するデータの実体である。応答データ情報として応答データサイズ及び応答データの指定が可能とされていることにより、通信制御モジュール1102は自由に自動応答の際の応答データを指定することができる。
パケット監視時間については後述する。
ステップS101は、例えば、画像形成装置10の起動時、又は通常電力状態において新たな通信制御モジュール1102がインストールされた場合等に実行される。画像形成装置10の起動時においては、画像形成装置10にインストールされている各通信制御モジュール1102よりそれぞれに固有の値が設定された自動応答情報1110がサブシステム設定モジュール1103に収集される。新たな通信制御モジュール1102がインストールされた場合は、当該通信制御モジュール1102の自動応答情報1110がサブ設定モジュールに追加登録される。したがって、メインシステムMのRAM113には、その時にインストールされている通信制御モジュール1102より収集された自動応答情報1110の一覧が記録される。その結果、サブシステム設定モジュール1103と自動応答情報1110とは図6に示されるような関係を有する。
図6は、サブシステム設定モジュールと収集された自動応答情報との関係を示す図である。同図では、自動応答情報1110−1〜1110−7の7つの自動応答情報1110が収集された例が示されている。なお、一つの通信制御モジュール1102から複数の自動応答情報1110が収集されうる。また、自動応答情報1110の収集は、サブシステム設定モジュール1103が通信制御モジュール1102より取得することによって行われてもよいし、通信制御モジュール1102がサブシステム設定モジュール1103に通知することによって行われてもよい。
サブシステム設定モジュール1103に収集(登録)された自動応答情報1110は、画像形成装置10又は通信制御モジュール1102に関する設定変更等に応じて更新されうる。例えば、操作パネル131等を介してユーザによって或る通信制御モジュール1102の自動応答情報1110が編集された場合、当該通信制御モジュール1102は、編集後の自動応答情報1110をサブシステム設定モジュール1103に通知する(S102)。サブシステム設定モジュール1103は、当該通信制御モジュール1102に関連付けられてRAM113に記録されている自動応答情報1110を、新たに通知された自動応答情報1110によって更新(例えば、置換)する。
また、サブシステム設定モジュール1103に収集(登録)された自動応答情報1110は、自動応答が不要となった場合に削除される。例えば、或る通信制御モジュール1102が、自動的に又はユーザの設定に応じて自動応答が不要となったことを判断すると、当該通信制御モジュール1102は、自動応答情報1110の削除をサブシステム設定モジュール1103に要求する(S103)。サブシステム設定モジュール1103は、当該通信制御モジュール1102に関連付けられてRAM113に記録されている自動応答情報1110を、RAM113内から削除する。なお、通信制御モジュール1102がアンインストールされる場合もステップS103が実行される。
続いて、省電力状態への移行処理の処理手順について説明する。図7は、画像形成装置における省電力状態への移行処理の処理手順を説明するためのシーケンス図である。
状態管理モジュール1104は、例えば、無操作状態が所定時間継続したことを検知すると、省電力状態へ移行すべきことを判断する。該判断に応じ、状態管理モジュール1104は、各通信制御モジュール1102やその他モジュールに対して省電力状態への移行の可否の問い合わせを行う(S201、S203、S205、S207)。その他モジュールは、図2において非図示の各種プログラムモジュールである。問い合わせ先のいずれかのプログラムモジュールから移行不可の応答が返信されると、状態管理モジュール1104は省電力状態への移行を中止する。移行不可の応答が返信される場合としては、当該プログラムモジュールが通信中の場合や、一連の処理が終了していない場合等である。
問い合わせ先の全てのプログラムモジュールより移行可能(OK)の応答を受信すると(S202、S204、S206、S208)、状態管理モジュール1104は、サブシステム設定モジュール1103に省電力状態へ移行することを通知する(S209)。サブシステム設定モジュール1103は、当該通知に応じ、サブシステムSに設定可能な情報量(データサイズ)をサブシステムインタフェースモジュール1106を介してサブシステムSに問い合わせる(S210、S211)。サブシステムSのメインシステム通信モジュール1201は、当該問い合わせに応じ、RAM123の空き容量に基づいて、受付可能な情報量を算出し、算出結果を返信する(S212、S213)。
続いて、サブシステム設定モジュール1103は、現在ネットワーク通信が行われているか否かを確認する(S214)。当該確認は、省電力状態へ移行するための最終確認である。
ネットワーク通信が行われていない場合、サブシステム設定モジュール1103は、図3の処理よって各通信制御モジュール1102より予め収集され、RAM113に記録されている自動応答情報1110を含む代理通信制御情報1210を生成する(S215)。
図8は、代理通信制御情報の構成例を示す図である。同図において、代理通信制御情報1210は、MACアドレス、IPアドレス、ボート番号一覧、及び自動応答情報一覧等を含む。
MACアドレス、IPアドレスは、画像形成装置10のMACアドレス、IPアドレスの現在値である。ポート番号一覧は、現在メインシステムMにおいて受信用に開かれているポート(例えば、TCP又はUDPのポート)のポート番号の一覧である。自動応答情報一覧は、図3の処理によって各通信制御モジュール1102より収集された自動応答情報1110(図4参照)の一覧である。
続いて、サブシステム設定モジュール1103は、生成された代理通信制御情報1210をサブシステムインタフェースモジュール1106を介してサブシステムSに送信(設定)する(S221、S222)。サブシステムSのメインシステム通信モジュール1201は、受信された代理通信制御情報1210をサブシステムSのRAM123に記録する。
続いて、サブシステム設定モジュール1103は、省電力状態への移行の準備が完了したことを状態管理モジュール1104に通知する(S223)。状態管理モジュール1104は、当該通知に応じ、省電力状態への移行をサブシステムインタフェースモジュール1106を介してサブシステムSに通知する(S224、S225)。メインシステム通信モジュール1201によって当該通知が受信されると、サブシステムSは、省電力状態に対応した動作状態へと移行する。具体的には、自動応答条件判定モジュール1202及び自動応答モジュール1203の機能を有効化する。機能の有効化とは、例えば、機能の有効又は無効を示すフラグ変数の値の変更であってもよいし、自動応答条件判定モジュール1202及び自動応答モジュール1203をプロセス又はスレッドとして起動することであってもよい。
その後、画像形成装置10は省電力状態へと移行し、メインシステムMへの電源の供給は停止又は削減される。
一方、ステップS214において、ネットワーク通信が行われていることが確認された場合、サブシステム設定モジュール1103は、省電力状態への移行は不可能であることを状態管理モジュール1104に通知する(S231)。当該通知に応じ、状態管理モジュール1104は、省電力状態への移行を中止する。
図7におけるサブシステム設定モジュール1103による省電力状態への移行準備処理(S210〜S221)の詳細について説明する。図9は、サブシステム設定モジュールによる省電力状態への移行準備処理の処理手順を説明するための図である。図9中、図7と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
図9では、ステップS216及びS217が追加されている。サブシステム設定モジュール1103は、代理通信制御情報1210を生成すると(S215)、生成された代理通信制御情報1210のデータサイズと、ステップS210〜S213において取得された、サブシステムSに設定可能なデータサイズとを比較する(S216)。代理通信制御情報1210のデータサイズの方が大きい場合、サブシステム設定モジュール1103は、代理通信制御情報1210がサブシステムSに設定可能なデータサイズ以下となるように自動応答情報一覧に含める自動応答情報1110を選択する(S217)。すなわち、収集された全ての自動応答情報1110を代理通信制御情報1210に含めるのではなく、相対的に優先度の高い一部の自動応答情報1110が抽出され、代理通信制御情報1210に含められる。例えば、図6に示されるように7つの自動応答情報1110が収集されている場合、この7つの中から優先度の高いものが、サブシステムSに設定可能な範囲で選択される。したがって、この場合、ステップS221では、選択された一部の自動応答情報1110を含む代理通信制御情報1210がサブシステムSに設定される。
自動応答情報1110の選択基準となる優先度としては、通常電力状態においてパケット監視モジュール1105によってカウントされている受信パケット数が採用される。具体的には、サブシステム設定モジュール1103は、ステップS101、S102、又はS103が実行されると、現在登録されている自動応答情報1110の一覧を指定してパケット監視モジュール1105に受信パケットのカウントを指示する。パケット監視モジュール1105は、受信パケットを各自動応答情報1110と照合し、当該受信パケットがいずれかの自動応答情報1110と合致した場合は、当該自動応答情報1110に対するカウント値(受信回数)をインクリメント(加算)する。カウント値は、RAM113に記録される。ここで、パケット監視モジュール1105による監視時間(受信パケットをカウントする期間)としては、各自動応答情報1110に設定されている監視時間の中で最長のものが採用される。
なお、画像形成装置10の起動時には、ステップS101は複数回実行されうる。但し、起動時に関しては、ステップS101が実行されるたびではなく、インストールされている全ての通信制御モジュール1102からの自動応答情報1110の収集が完了した後に、1回分(1監視期間分)の受信パケットの監視が行われる。また、画像形成装置10がFAX機能を有する場合は、画像形成装置10は、常に起動された状態になるが、昼間と夜間とでは優先される自動応答情報1110が異なる場合もある。夜間ではネットワークに接続されている端末が減る一方、メンテナンスに必要な所定の要求を受信することもあるからである(平日と週末でも同様)。この場合は所定の時間(または曜日)に1回分(1監視期間分)の受信パケットの監視が行われる。
以上のようなパケット監視モジュール1105の処理によるカウント値を利用して、サブシステム設定モジュール1103は、自動応答情報1110を選択する。すなわち、カウント値が大きいものから順に、サブシステムSに設定可能な範囲で自動応答情報1110を代理通信制御情報1210に含める。
また、優先させる自動応答情報1110をユーザに設定させるようにしてもよい。例えば、サブシステム設定モジュール1103は、自動応答情報1110の一覧を操作パネル131に表示させ、当該一覧に対して優先順位又は優先度(以下、単に「優先度」という。)を指定させてもよい。この場合、サブシステム設定モジュール1103は、指定された優先度に従って、優先させる自動応答情報1110を判断すればよい。
但し、自動応答情報1110は、パケット単位の情報であるところ、斯かる低レベルの情報をエンドユーザが理解するのは困難である。そこで、よりユーザに分かりやすい形式で自動応答情報1110の優先度を設定可能としてもよい。
例えば、自動応答情報1110は、図10に示されるように、通信制御モジュール1102を介してアプリケーション1101と関連を有する。図10は、アプリケーション、通信制御モジュール、及び自動応答情報の関係を示す図である。同図に示されるアプリケーション1101は、通信を行うアプリケーション1101である。また、同図に示される通信制御モジュール1102は、自動応答情報1110が定義(付加)されている通信制御モジュール1102である。斯かる前提において、アプリケーション1101は、1つ以上の通信制御モジュール1102を利用する。また、通信制御モジュール1102は、1つ以上の自動応答情報1110を有する。
図10をインスタンスレベル(実体レベル)に展開すると、例えば図11に示されるようになる。図11は、アプリケーション、通信制御モジュール、及び自動応答情報の各実体の関係の例を示す図である。
同図では、アプリケーション1101として、Aアプリケーション1101a及びBアプリケーション1101bが示されている。Aアプリケーション1101aは、通信制御モジュール1102a及び通信制御モジュール1102cを利用する。Bアプリケーション1101bは、通信制御モジュール1102a及び通信制御モジュール1102bを利用する。
通信制御モジュール1102aは、自動応答情報1110a及び自動応答情報1110bを有する。通信制御モジュール1102bは、自動応答情報1110cを有する。通信制御モジュール1102cは、自動応答情報1110d及び自動応答情報1110eを有する。
以上のような関係を示す情報(特に、アプリケーション1101と通信制御モジュール1102との利用関係を示す情報)を、予めHDD117に記録しておけばよい。この場合、HDD117が利用関係記憶手段の一例として機能する。サブシステム設定モジュール1103は、当該情報に基づいてアプリケーション1101の一覧を操作パネル131に表示させ、アプリケーション1101ごとに自動応答の優先度をユーザに設定させる。サブシステム設定モジュール1103は、アプリケーション1101に対して設定された優先度を、当該アプリケーション1101が利用する通信制御モジュール1102より収集された当該自動応答情報1110に対する優先度としてRAM113に記録する。
したがって、図11の例において、Aアプリケーション1101aに対して設定された優先度は、自動応答情報1110a、b、d、及びeに適用される。同様に、Bアプリケーション1101bに設定された優先度は、自動応答情報1110a、b、及びcに適用される。
このように、アプリケーション1101レベルで優先度の設定を可能とすることにより、ユーザに分かりやすい設定環境を提供することができる。
続いて、代理通信制御情報1210を設定されたサブシステムSが省電力状態において実行する処理について説明する。
図12は、サブシステムによる受信パケットのフィルタリング処理の処理手順を説明するための図である。
省電力状態においてサブシステムSによってパケット(フレーム)が受信されると(S301)、サブシステムSの自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットが当該画像形成装置10宛であるか否かを判定する(S302)。具体的には、受信パケットの宛先MACアドレス及び宛先IPアドレスが、代理通信制御情報1210に含まれているMACアドレス及びIPアドレスと一致するか否かが判定される。両者が一致しない場合、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットは当該画像形成装置10宛ではないと判定し、受信パケットを破棄する(S303)。但し、受信パケットがブロードキャストパケットである場合、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットは当該画像形成装置10宛であると判定する。また、受信パケットがマルチキャストパケットである場合、自動応答条件判定モジュール1202は、当該画像形成装置10が当該マルチキャストグループに属していれば、受信パケットは当該画像形成装置10宛であると判定する。
受信パケットは当該画像形成装置10宛であると判定された場合、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットの宛先ポート番号が、代理通信制御情報1210のポート番号一覧に含まれているいずれかのポート番号と一致するか否かを判定する(S304)。受信パケットの宛先ポート番号が、当該ポート番号一覧に含まれているいずれのポート番号とも一致しない場合、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットを破棄する(S303)。受信パケットの宛先ポート番号が、当該ポート番号一覧に含まれているいずれかのポート番号と一致した場合、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケットに対して自動応答が可能か否かを代理通信制御情報1210に含まれている自動応答情報一覧を用いて判定する(S305)。自動応答が可能であると判定された場合、自動応答モジュール1203は、自動応答を実行する(S306)。自動応答は不可能である(またはメインシステムMを復帰すべき)と判定された場合、自動応答条件判定モジュール1202は、メインシステム通信モジュール1201を介してメインシステムMに復帰要求を送信する(S307)。当該復帰要求に応じてメインシステムMは復帰する。すなわち、画像形成装置10は、通常電力状態に移行する。
続いて、ステップS305及びS306の詳細について説明する。図13は、サブシステムによる自動応答の可否判定処理及び自動応答処理の処理手順を説明するための図である。
まず、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケット(厳密には受信フレーム)のイーサネット(登録商標)ヘッダを解析し(S401)、上位プロトコルがIPであるか否かを判定する(S402)。上位プロトコルがIPである場合(S402でYES)、自動応答条件判定モジュール1202は、IPヘッダを解析し(S403)、上位プロトコルがUDPであるか否かを判定する(S404)。上位プロトコルがUDPである場合(S404でYES)、自動応答条件判定モジュール1202は、UDPヘッダを解析し(S405)、代理通信制御情報1210に含まれている自動応答情報一覧内の各自動応答情報1110の送信元ポート番号及び宛先ポート番号と、受信パケットの送信元ポート番号及び宛先ポート番号とを比較する(S406)。比較の結果、受信パケットと合致した自動応答情報1110が抽出される。なお、送信元ポート番号又は宛先ポート番号のいずれか一方しか指定されていない自動応答情報1110については当該一方について比較が行われる。また、送信元ポート番号及び宛先ポート番号の双方が指定されていない自動応答情報1110については、比較するまでもなく合致したとして抽出される。
受信パケットに合致した自動応答情報1110が抽出された場合(S407でYES)、自動応答条件判定モジュール1202は、受信パケット(UDPパケット)のデータ部分と、抽出された自動応答情報1110のデータフィルタとの照合を行う(S408)。すなわち、データフィルタごとに、当該データ部分のオフセットの位置の文字列と、当該データフィルタのキーワードとの比較が行われる。当該文字列とキーワードが合致した場合、当該データフィルタを含む自動応答情報1110は受信パケットと合致したと判定される。なお、複数のデータフィルタを含む自動応答情報1110については、AND条件によって合致を判定してもよいし、OR条件によって合致を判定してもよい。
データフィルタが受信パケットと合致した自動応答情報1110が有る場合(S409でYes)、自動応答条件判定モジュール1202は、自動応答は可能であると判定する。そこで、自動応答モジュール1203は、当該自動応答情報1110の応答データ情報に基づいて応答データを特定し、当該応答データにUDPヘッダを付加し、UDPパケットを生成する(S410)。UDPヘッダの送信元ポート番号には、受信パケットの宛先ポート番号が指定される。また、UDPヘッダの宛先ポート番号には、受信パケットの送信元ポート番号が指定される。
続いて、自動応答モジュール1203は、UDPパケットに対してIPヘッダを付加し、IPパケットを生成する(S411)。IPヘッダの送信元IPアドレスには、代理通信制御情報1210に含まれているIPアドレスが指定される。IPヘッダの宛先IPアドレスには、受信パケットの送信元IPアドレスが指定される。続いて、自動応答モジュール1203は、IPパケットに対してイーサネット(登録商標)ヘッダを付加し、イーサネット(登録商標)フレームを生成する(S412)。イーサネット(登録商標)ヘッダの送信元MACアドレスには、代理通信制御情報1210に含まれているMACアドレスが指定される。イーサネット(登録商標)ヘッダの宛先MACアドレスには、受信パケット(受信フレーム)の送信元MACアドレスが指定される。続いて、自動応答モジュール1203は、生成されたデータ(イーサネット(登録商標)フレーム)をネットワーク上に送出する(S413)。すなわち、自動応答が行われる。
一方、ステップS402、S404、S407、又はS409の判定結果が否定的な場合、自動応答条件判定モジュール1202は、自動応答は不可能であると判定する。その結果、図12のステップS307が実行され、メインシステムMが復帰する。
なお、通信制御モジュール1102等だけでなく、アプリケーション1101が追加される場合も同様である。また、復帰後のメインシステムMが必要なデータが受信パケット内に含まれている場合、自動応答モジュール1203は、当該データをRAM123内に記録しておき、メインシステムMの復帰時に当該データをメインシステムMに転送するようにしてもよい。
例えば、ネットワーク上のPC(Personal Computer)において起動されている所定のプログラムを検索するアプリケーション1101(以下、「検索アプリ」という。)がメインシステムMにおいて起動されているとする。検索アプリは、画像形成装置10と同一セグメントに対してはマルチキャストによって、画像形成装置10と別セグメントに対してはユニキャストによって検索要求を送信するものである。検索アプリは、当該検索要求に対する所定のプログラムからの応答によって所定のプログラムの存在を検知する。
ここで、ユニキャストによる検索要求ではIPアドレスを明示する必要があるが、当該IPアドレスは、PC側から登録が行われるとする。すなわち、画像形成装置10と別セグメントに属するPCから不定期にIPアドレスの登録要求が画像形成装置10に対して送信される。斯かるPCが複数台存在する場合は、当該登録要求は画像形成装置10において頻繁に受信される可能性がある。
そこで、検索アプリに当該登録要求に使用される通信プロトコルに対応する通信制御モジュール1102の自動応答情報1110として当該登録要求に合致する自動応答情報1110を定義しておけば、当該登録要求はサブシステムSによる自動応答の対象とされる。したがって、省電力状態において当該登録要求が受信されたとしても、省電力状態が解除されることはない。
以上のような状況において、自動応答モジュール1203は、受信された登録要求に含まれているIPアドレスをRAM123に記録しておき、メインシステムMの復帰時に当該IPアドレスをメインシステムMに転送する。これにより、メインシステムMにおける検索アプリは、当該IPアドレスを検索対象として認識することができ、以降に実行されるユニキャストによる検索では、当該IPアドレスは検索対象とされる。検索アプリに登録するIPアドレスに上限がある場合は、その上限を超えたときは記録せず無視してもよい。また、上限を超えたときのみメインシステムMを復帰することで、不要なIPアドレスを削除してからIPアドレスを登録してもよい。不要なIPアドレスの削除はメインシステムMの復帰時に行えばよいので、RAM123の容量が許す限り上限と関係なくIPアドレスを記録しておいてもよい。また、アプリケーションの使用時、又は使用後に1回分(1監視期間分)の受信パケットの監視を行っても良い。
上述したように、本実施の形態によれば、各通信制御モジュール1102より動的に取得される自動応答情報1110に基づいて、サブシステムSによって自動応答が行われる。したがって、新たにアプリケーション1101や通信制御モジュール1102がインストールされる場合であっても、当該通信制御モジュール1102に関して適切な自動応答情報1110を定義しておくことで、省電力状態の維持期間が短縮されてしまうことを回避することができる。その結果、消費電力を適切に低減することができる。更に追加するアプリケーション1101に自動応答情報1110が含まれているため、追加するアプリケーション1101が使用するプロトコル等に応じて適切な復帰処理を行うことができる。
また、画像形成装置10全体のコストアップを回避するため、サブシステムSについては、リソースの制限(例えば、RAM123の容量の制限)がメインシステムM以上に厳しくなる傾向が強い。したがって、全ての自動応答情報1110をRAM123に記録することができない場合もある。本実施の形態では、斯かる事情も考慮し、RAM123に記録可能な範囲で自動応答情報1110が選択される。選択される自動応答情報1110は、ネットワーク上を流れるパケットの状況に応じて決定されるため、ネットワーク状況に合わせて自動応答の対象を適切に変化させることができる。その結果、省電力状態を長期化することができる。
なお、自動応答情報1110を画像形成装置10間で共用するようにしてもよい。例えば、或る画像形成装置10のサブシステム設定モジュール1103は、自らが収集した自動応答情報1110をネットワーク上のファイルサーバに保存しておく。他の画像形成装置10は、当該ファイルサーバより自動応答情報1110を取得し、利用する。斯かる構成によれば、導入して間もない画像形成装置10についても、他の画像形成装置10の自動応答情報1110を流用することで省電力状態を適切に維持できるようになる。但し、応答データ情報に指定されうる応答データ識別子が各画像形成装置10に固有の情報である場合、応答データ識別子が指定された自動応答情報1110は共用の対象から除外すればよい。なお、自動応答情報1110の転送用の通信プロトコルは、HTTP又はFTP等を利用すればよい。
また、本実施の形態では、画像形成装置10を通信装置の例として説明したが、本発明を適用可能な装置は画像形成装置10に限定されない。省電力状態を有し、データの受信によって省電力状態が解除されうる装置であれば本発明は有効に適用されうる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 画像形成装置
11 コントローラボード
13 エンジン
14 エンジンインタフェース
111 メインCPU
112 ROM
113 RAM
114 ASIC
115 PHYチップ
116 PHYチップ
117 HDD
118 ハブ
119 USBインタフェース
121 サブCPU
122 ROM
123 RAM
124 PHY
125 USBインタフェース
126 ネットワークインタフェース
131 操作パネル
132 スキャナ
133 プリンタ
134 FCU
1101 アプリケーション
1102 通信制御モジュール
1103 サブシステム設定モジュール
1104 状態管理モジュール
1105 パケット監視モジュール
1106 サブシステムインタフェースモジュール
1201 メインシステム通信モジュール
1202 自動応答条件判定モジュール
1203 自動応答モジュール
特開2007−301841号公報

Claims (6)

  1. 通信制御を行う通信制御プログラムを追加可能な通信装置であって、
    省電力状態における受信データに対する応答を前記通信制御プログラムに代わって実行する自動応答手段と、
    前記自動応答手段に応答させる受信データに関する条件と該応答に含める応答データとを含む自動応答情報を前記通信制御プログラムより収集し、該自動応答情報を前記自動応答手段に設定する設定手段とを有し、
    前記自動応答手段は、省電力状態における受信データが前記条件に合致する場合に、当該条件に係る自動応答情報に含まれる前記応答データを返信し、該受信データが前記条件に合致しない場合に、当該通信装置を省電力状態から復帰させる通信装置。
  2. 前記自動応答情報ごとに当該自動応答情報に含まれる前記条件に合致した受信データの受信計数を計数する監視手段を有し、
    前記設定手段は、収集された前記自動応答情報の情報量が前記自動応答手段に設定可能な情報量を超える場合は、前記受信回数に基づいて前記自動応答手段に設定する前記自動応答情報を選択する請求項1記載の通信装置。
  3. 前記自動応答情報の優先度の指定をユーザより受け付ける設定受付手段を有し、
    前記設定手段は、収集された前記自動応答情報の情報量が前記自動応答手段に設定可能な情報量を超える場合は、指定された優先度に応じて前記自動応答手段に設定する前記自動応答情報を選択する請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記設定受付手段は、前記通信制御手段を利用するアプリケーション単位で優先度の指定を受付、
    前記設定手段は、前記アプリケーションと前記通信制御モジュールとの利用関係を示す情報を記憶した利用関係記憶手段を用いて、前記アプリケーション単位で指定された優先度を前記アプリケーションが利用する前記通信制御モジュールより収集された前記自動応答情報に適用して前記自動応答手段に設定する前記自動応答情報を選択する請求項3記載の通信装置。
  5. 通信制御を行う通信制御プログラムを追加可能な通信装置が実行する通信方法であって、
    自動応答手段が、省電力状態における受信データに対する応答を前記通信制御プログラムに代わって実行する自動応答手順と、
    設定手段が、前記自動応答手段に応答させる受信データに関する条件と該応答に含める応答データとを含む自動応答情報を前記通信制御プログラムより収集し、該自動応答情報を前記自動応答手段に設定する設定手順と、
    省電力状態における受信データと前記自動応答情報との比較に基づいて当該通信装置を省電力状態から復帰させる復帰制御手順とを有し、
    前記自動応答手順は、省電力状態における受信データが前記条件に合致する場合に、当該条件に係る自動応答情報に含まれる前記応答データを返信し、該受信データが前記条件に合致しない場合に、当該通信装置を省電力状態から復帰させる通信方法。
  6. 通信制御を行う通信制御プログラムを追加可能な通信装置を、
    省電力状態における受信データに対する応答を前記通信制御プログラムに代わって実行する自動応答手段と、
    前記自動応答手段に応答させる受信データに関する条件と該応答に含める応答データとを含む自動応答情報を前記通信制御プログラムより収集し、該自動応答情報を前記自動応答手段に設定する設定手段として機能させ、
    前記自動応答手段は、省電力状態における受信データが前記条件に合致する場合に、当該条件に係る自動応答情報に含まれる前記応答データを返信し、該受信データが前記条件に合致しない場合に、前記通信装置を省電力状態から復帰させるプログラム。
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