JP6127552B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部との通信手段を備えた第1の情報処理ユニットと、第1の情報処理ユニットとデータ通信線を介して接続された第2の情報処理ユニットと、を有する情報処理装置に関する。
情報処理装置は、消費電力の低減要請に応えるため、内部が複数の電源ドメインに分割されている。電源制御回路は、消費電力が低減される省エネモード時、予め定められた必要な機能を含む電源ドメイン以外の電源を落とすことで、消費電力を低減する。
例えば、設計者は通信機能を1つの電源ドメインとしてサブシステム化し、省エネモード時はサブシステムにのみ電源が供給されるように設計する。他方の電源ドメインであるCPUなどを搭載したメインシステムは、省エネモード時には電源が供給されない。したがって、情報処理装置としては省エネモード時も通信を行いながら、消費電力を低減することができる。
サブシステムはメインシステムに電源供給されている場合も、メインシステムで動作するアプリケーションが使用するデータの通信を受け持つが、サブシステムはメインシステムに比べ、メモリ量などに制限がある。つまり、通信用のリソース(例えば、バッファ)が例えばメインシステムや通信相手のサーバなどと比べて少ない。このため、一回の送受信で交換できるデータ量が少なく、結果としてメインシステムのアプリケーションへのデータ供給が遅れる場合がある。このように、サブシステムとメインシステムが分割され、サブシステムが通信する構成の場合、サブシステムがボトルネックになるおそれがあった。
このような不都合に対して通信プロセスに割り当てるバッファを可変とする技術が考えられる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、未実行中の処理プロセスからバッファの割り当て要求があった場合、優先順位に基づいて実行中の処理プロセスに割り当てられているバッファブロック数を減少させることによって、未実行中の処理プロセスに割り当てるバッファブロックを確保して、未実行中の処理プロセスに割り当てるバッファバッファの動的管理方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたバッファの割り当て方法では、実行中の処理プロセスの優先順位に基づいて減少されるバッファブロック数を決定するので、優先される処理プロセスが多く動作していれば割り当てが不十分になるという問題がある。すなわち、処理プロセスのそれぞれは最低限必要なバッファブロックが確保されるため、未実行中の処理プロセスに割り当てるバッファブロック数が少ない状態になる場合があり、バッファブロックが少ないことがボトルネックになるおそれがあることに変わりがない。
本発明は、サブシステムが通信のボトルネックになることを抑制可能な機器を提供することを目的とする。
本発明は、外部との通信手段を備えた第1の情報処理ユニットと、前記第1の情報処理ユニットとデータ通信線を介して接続された第2の情報処理ユニットと、を有する情報処理装置であって、前記第2の情報処理ユニットは、複数の情報処理手段と、前記第2の情報処理ユニットの動作モードに前記第1の情報処理ユニットの動作モードを紐づけた複数の第2のテーブルと、前記第2のテーブルの第2の選択ポリシーが記憶された第2の選択ポリシー記憶手段と、前記第2の選択ポリシー記憶手段に記憶された前記第2の選択ポリシーに基づき前記第2のテーブルを選択する第2のテーブル選択手段と、前記第2のテーブル選択手段が選択した前記第2のテーブルから、前記第2の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記第1の情報処理ユニットの動作モードを読み出し前記第1の情報処理ユニットに送信する動作モード送信手段と、を有し、
前記第1の情報処理ユニットは、前記通信手段が外部から受信したデータを記憶させるデータ記憶手段と、前記第2の情報処理ユニットの動作モードにより定まる前記第1の情報処理ユニットの動作モードごとに、各情報処理手段が使用するデータのために確保される領域サイズが紐づけられた第1のテーブルと、前記データ記憶手段の容量のうち、前記第1のテーブルにて現在の前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記情報処理手段に割り当てる領域割り当て手段と、を有し、
前記第1の情報処理ユニットの前記領域割り当て手段は、前記第1のテーブルにおいて、前記第2の情報処理ユニットから受信した前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記情報処理手段に割り当てる、ことを特徴とする。
サブシステムが通信のボトルネックになることを抑制可能な機器を提供することができる。
本実施形態の機器によるサブシステムの特徴を概略的に説明する図の一例である。 本実施形態の機器を含むネットワークシステムの概略構成図の一例である。 プロジェクタのブロック図、通信相手装置のハードウェア構成図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機器構成を示す図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である。 機器モードテーブル、割り当てテーブルの一例を示す図である。 機器がバッファ領域の割り当てを変更してファームウェアを更新する手順を示すフローチャート図の一例である。 サブシステムがバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。 割り当てテーブルを示す図の一例である(実施例2)。 バッファ領域(通信部)とバッファ領域(内部通信)の模式的な構成図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である(実施例3)。 機器サブセット、機器サブセット毎の機器モードテーブルの一例を示す図である。 サブシステムがバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である(実施例4)。 サブバッファセット、サブバッファセット毎の割り当てテーブルの一例を示す図である。 サブシステムがバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である(実施例5)。 アカウントテーブルの一例を示す図である。 メインシステムとサブシステムの機器構成を示す図の一例である(実施例6)。 サブシステムがバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機器構成を示す図の一例である(実施例7)。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である(実施例7)。 機器モードテーブルの一例を示す図である。 サブシステムがバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図の一例である(実施例8)。 表示パターンテーブルの一例を示す図である。 メインシステムとサブシステムの機器構成を示す図の一例である(実施例9)。 メインシステムとサブシステムの機能ブロック図を示す図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態の機器によるサブシステムの特徴を概略的に説明する図の一例である。機器100はメインシステム50とサブシステム20を有し、メインシステム50で動作するアプリ1〜nに対し、サブシステム20がメモリにアプリ1〜n用のバッファを確保する。
本実施形態では機器100の機能を考慮していくつかの機器モードが定義されている。機器モードは、例えば大量のデータを扱うアプリが動作しているかどうかにより分類されている。
通常モード:アプリ1〜nはそれぞれ任意のデータを扱う
動画投影モード:動画データを受信するため大量のデータを扱う
ファームウェア更新モード:ファームウェアを受信するため大量のデータを扱う
サブシステムは、機器モードに対応するサブシステムモードで動作し、サブシステムモードに応じてアプリ1〜nに割り当てるバッファ領域のサイズを決定し、割り当てる。
図1(a)は機器モードが通常モードの場合のバッファ割り当ての一例を説明する図の一例である。通常モードでは、サブシステムモードは定常設計割り当てとなる。このため、アプリ1〜nが扱うデータのデータサイズに応じて、アプリ1〜n用の予め定められたバッファ領域が割り当てられている。例えばアプリ2は、アプリ1,3よりも大きなバッファ領域が割り当てられている。
図1(b)は機器モードがファームウェア更新の場合のバッファ割り当ての一例を説明する図の一例である。ファームウェア更新モードでは、サブシステムモードは単一アプリ占有割り当てとなる。このため、ファームウェアの更新対象となるアプリX用のバッファ領域として、バッファ領域をアプリXが占有している。すなわち、サブシステムが大量のデータを受信するので、バッファ領域を可能な限り大きくすることで、通信相手装置は一度に多くのデータを送信できるため高速な通信が可能になる。
このように、本実施例では機器がどのようなデータを扱うかによって、同じアプリ(例えばアプリX)が動作する場合でも、サブシステムのバッファ領域の割り当てを変更できる。例えば、アプリXのファームウェアが更新される場合、アプリX用のバッファ領域が充分に大きいのでボトルネックとなるおそれを低減できる。
〔構成例〕
図2は、本実施形態の機器100を含むネットワークシステム500の概略構成図の一例を示す。ネットワークを介して機器100と通信相手装置200が接続されている。ネットワーク300は、LAN、又は、複数のLANがルータなどを介して接続されたWANである。WANにはインターネットが含まれる。ネットワーク300は有線で構築されていてもよいし、一部又は全てが無線LAN(IEEE802.11b/a/g/n等)で構築されていてもよい。さらに、ネットワーク300は携帯電話網、WiMAX網、PHS網などの移動体向けに構築された通信網を含む。なお、機器100と通信相手装置200が無線LANのアドホックモードなどで1対1で通信しても、ネットワーク300により接続されているとして説明する。
機器100は、通信相手装置200と通信して動作するアプリに応じた処理を行う。機器100は、どのようなものでもよいが、例えば、プロジェクタ、画像形成装置、テレビ会議端末、携帯端末、クライアント端末などである。プロジェクタは動画データ、画像データを受信してスクリーンなどに投影する。画像形成装置は、コピー機、スキャナー、プリンタ、ファックス装置など画像を形成する機能を備えた装置である。画像形成装置はこのうち1つ以上の機能を有していればよい。携帯端末は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど、ユーザが携帯又は所持する端末である。クライアント端末はノートPC、デスクトップPC、ワークステーションなどユーザが使用する情報処理装置である。
通信相手装置200は、機器100として説明した具体的な装置でもよいし、サーバ装置やシンクライアント等の情報処理装置でもよい。通信相手装置200は、機器100と該通信相手装置200の具体的な組み合わせに応じたデータを機器100に送信する。通信相手装置200は、例えばプロジェクタ(機器100)に対し動画データを送信するクライアント端末であり、画像形成装置(機器100)に印刷データを送信するクライアント端末であり、テレビ会議端末(機器100)にカメラが撮影した動画データを送信するテレビ会議端末であり、携帯端末(機器100)にWebデータや音声データを送信するサーバや携帯端末である。また、各種の機器100に対し更新用のファームウェアを送信するサーバでもありうる。
図3(a)は、プロジェクタのブロック図の一例を示す。プロジェクタ110は、上述したサブシステム20とメインシステム50を有している。メインシステム50はコントローラ102により制御され、コントローラ102にフラッシュメモリ101、RAM103、画像投影部104、画像処理部105、及び、操作入力部106が接続されている。
サブシステム20は通信相手装置200と通信して動画データを受信する。サブシステム20については後述する。入力される画像データは、ネットワーク経由で送信されるデジタルデータ(MPEG2、WMV、MP4、H.264、JPEG、BMP、GIF、PNGなど)である。但し、プロジェクタ110としては、D−Sub、BCN、HDMIなどのインタフェースで送信される映像信号(NTSC、PAL、SECAM)を投影する機能を有している。
動画データは、コントローラ102を介して画像処理部105へ入力される。画像処理部105は、画像投影用に動画データに処理を施す。例えば、動画データを圧縮形式に応じてデコードし、動画データの解像度をプロジェクタ110が対応する解像度に変換したり、RGBの各色の画像への分解、所定の色信号を強調・減衰したり、画像の周辺の先鋭度を高くするなどの処理を行う。
画像投影部104は、LCD(Liquid Crystal Display)、DLP(Digital Light Processing)、LCOS(Liquid crystal on silicon)などの光学デバイス及び光学系である。コントローラ102は画像処理部105がRAM103に記憶した投影データを読み出して画像投影部104を制御することで投影データを投影する。
フラッシュメモリ101には、プログラム109を含む色の調整値などのパラメータなどのファームウェアが記憶されている。プログラム109は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム(又はファームウェア)は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで配布される。
操作入力部106は、ユーザの操作を受け付けるハードキー、タッチパネル式の液晶などに表示されたソフトキー、又は、音声入力装置などである。
図3(b)は、通信相手装置200のハードウェア構成図の一例を示す。通信相手装置200は、バスに接続された、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、ディスプレイ220が接続されたグラフィックボード205、キーボード・マウス206、メディアドライブ207、及び、ネットワーク通信部208を有する。
CPU201はHDD204に記憶されたプログラム210をRAM203に展開して実行し、各部品を制御して入出力を行ったり、データの加工を行ったりする。ROM203にはBIOSや、ブートストラップローダをHDD204からRAM203に読み出す小さなプログラムが記憶されている。ブートストラップローダは、OSをHDD204からRAM203に読み出す。
HDD204は、不揮発性のメモリであればよくSSD(Solid State Drive)などでもよい。HDD204はOS、デバイスドライバ、及び、通信相手装置200に必要な機能を提供するプログラム210を記憶している。ディスプレイ220にはプログラム210が指示し、グラフィックボード205が作成したGUI画面が表示される。
キーボード・マウス206はユーザの操作を受け付ける入力装置である。メディアドライブ207はコンパクトディスク、DVD及びブルーレイディスクなどの光学メディアにデータを読み書きする。また、フラッシュメモリなどのメモリカードにデータを読み書きしてもよい。ネットワーク通信部208は、例えばLANに接続するためのイーサネット(登録商標)カードである。TCP/IP(UDP/IP)やアプリケーション層のプロトコルの処理はOSやプログラム210が行う。アプリケーション層のプロトコルは各種あるが、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)、HTTP、FTP、SMB(Server Message Block)等がある。
プログラム210は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム210は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで配布される。
〔機能的な構成例〕
図4は、メインシステム50とサブシステム20の機器構成を示す図の一例である。メインシステム50とサブシステム20はそれぞれ別の基板、ASIC、FPGA、又は、SoC(System On Chip)などで構成されている。メインシステム50とサブシステム20はデータやコマンドを送受信する線70で接続されている。
メインシステム50はバスに接続されたCPU41、RAM42、フラッシュメモリ43、及び、外部接続端子44を有している。CPU41と外部接続端子44は図3(a)の例ではコントローラ102に含まれている。
機器100は不図示のメイン電源を有しているが、メイン電源がONの状態でも動画データを受信しない時間や操作入力部106がユーザの操作を受け付けない時間が所定時間を超えると、省エネモードに移行する。省エネモードではRAM42にプログラムやデータを記憶したまま、CPU41の動作クロックが低減されたり、最小限の回路を除いて電源がOFFにされる。省エネモードのメインシステム50は、動画データを受信したり、操作入力部106がユーザの操作を受け付けることでウェイクアップして、通常動作モードに復帰する。
サブシステム20は、メインシステム50が省エネモードに移行しても、省エネモードには移行しない。メインシステム50が省エネモードとなることで消費電力を抑制し、かつ、サブシステム20が比較的負荷の軽い処理(例えば通信)を実行できる。
サブシステム20はCPU11、RAM12、外部接続端子14、及び、外部通信装置13を有する。サブシステム20及びメインシステム50の外部接続端子14,44は、例えばUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、SATA(Serial ATA)など通信端子である。サブシステム20とメインシステム50が高速に通信可能であればよい。有線でなく無線で通信可能に接続されていてもよい。外部通信装置13は、通信相手装置200のネットワーク通信部と同等の通信装置である。
例えばメイン電源のONによりプロジェクタ110が起動した時に、メインシステム50からサブシステム20にプログラム109の一部が送信される。サブシステム20は、不図示のROMに、外部接続端子14が受信したプログラム109をRAM12にコピーするプログラムを記憶しており、コピー後はRAMに記憶されたプログラム109を実行する。このプログラム109は、通信相手装置200と通信する機能、メインシステム50にデータを転送する機能、及び、RAM12に配置される各アプリ1〜nのバッファ領域のサイズを変更する機能などを有している。なお、メインシステム50からサブシステム20にプログラム109を送信するのでなく、サブシステム20がプログラムをフラッシュメモリなどに記憶していてもよい。
図5はメインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例を示す。
・メインシステム
メインシステム50は、アプリ55(以下、区別するためアプリ1〜nという)、機器モード設定部52、機器モードテーブル51、送受信部54、及び、機器モード記録領域53を有している。アプリ1〜nは、機器100に特有の機能を提供するアプリであり、プロジェクタ110では例えば画像を投影するためのアプリ、投影輝度や倍率の設定を受け付けるアプリなどがある。画像形成装置では、例えばコピーアプリ、プリンタアプリ、スキャナアプリなどがある。アプリ1〜nはRAM42を使用するが、メインシステム50のRAM42はサブシステム20のRAM12と比較して大きな容量を有している。
機器モード設定部52は、ユーザの操作、通信相手装置200からの制御、などに起因するイベントに応じて、機器モードを決定し機器モード記録領域53に記憶する。機器モード記録領域53には現在の機器モードが記憶される。機器モードについては図6(a)にて説明する。また、機器モード設定部52は、機器モードテーブル51を参照し現在の機器モードに対応づけられたサブシステムモードを決定する。
送受信部54はサブシステム20との間でデータを受信したりコマンドを送信したりする。受信するデータとしては、動画データ、印刷データなど、機器100の種類に応じて種々のものがあり、また、更新用のファームウェアの場合がある。また、送信するコマンドは、例えば上記のサブシステムモード、省エネモードに移行したことの通知、などがある。
・サブシステム
サブシステム20は、サブシステムモード設定部23、サブシステムモード記録領域22、バッファ領域割り当て部24、通信部25、送受信部26、及び、割り当てテーブル21を有する。サブシステムモード記録領域22には、最後にメインシステム50から取得したサブシステムモードが記憶されている。
サブシステムモード設定部23は、メインシステム50からサブシステムモードを取得した場合に、サブシステムモード記録領域22のサブシステムモードと比較して、サブシステムモードが変更されたか否かを判定する。
バッファ領域割り当て部24は、サブシステムモードに応じて各アプリ1〜nへのバッファ領域の割り当てを変更する。割り当てテーブル21には、サブシステムモードに対応づけてバッファ領域の割り当て方法が登録されている。割り当てテーブル21については図6(b)にて説明する。
送受信部26はメインシステム50にデータを送信し、コマンドを受信する(データを受信しコマンドを送信してもよい)。通信部25はネットワーク300に接続して、通信プロトコルに応じた処理を行い、データをRAM12に記憶する。例えば、TCP/IPでは、ポート番号で、通信相手装置200から受信したデータの宛先のアプリが判別されるので、通信部25はポート番号に基づきアプリを判断し、アプリに割り当てられたバッファ領域にデータを記憶する。送受信部26は、通信部25からデータが受信されたことを検出してRAM12のデータをメインシステム50に送信する。
図6(a)は機器モードテーブル51の一例を示す図である。機器モードには、例えば、「通常モード」、「動画投影モード」、及び、「ファームウェア更新モード」がある。各機器モードにはサブシステムモードが設定されている。サブシステムモードはバッファ領域の割り当て方法を指定する割り当て方法の名称である。設計者などは各機器モードにおいて送受信されるデータのサイズを考慮して「サブシステムモード」を決定している。通常モードでは「定常設計割り当て」というサブシステムモードが、動画投影モードには「単一アプリ占有割り当て」というサブシステムモードが、ファームウェア更新モードには「単一アプリ占有割り当て」というサブシステムモードが、それぞれ対応づけられている。
図6(b)は割り当てテーブル21の一例を示す図である。サブシステムモードが定常設計割り当ての場合、及び、単一アプリ占有割り当ての場合のそれぞれに、具体的なバッファ割り当て方法が規定されている。例えば、送信用と受信用それぞれのバッファ領域のサイズが規定されている。
定常設計割り当ては通常モードに対応した割り当て方法なので、各アプリ1〜nがそれぞれ動作している状況に適切なバッファ領域がアプリ1〜nに対し確保される。すなわち、アプリ1〜nが使用するデータのサイズを想定して各アプリのバッファ領域のサイズが規定されている。単一アプリ占有割り当ては大容量のデータが受信される機器モード(動画投影モード、ファームウェア更新モード)に対応した割り当て方法なので、データを使用する1つのアプリX(Xは1〜n)にRAM12のバッファ領域の大部分が確保される。
〔動作手順〕
図7は、機器100がバッファ領域の割り当てを変更してファームウェアを更新する手順を示すフローチャート図の一例である。ここでは、ファームウェアの更新を例に説明するが、ファームウェアの更新を行うアプリを更新実行アプリと記載した。更新実行アプリはアプリ1〜nの1つである。
S1:ユーザが機器100のアプリケーションXのファームウェアを更新するため、更新実行アプリ(アプリ3)に対しファームウェアの更新操作を行う。更新実行アプリはファームウェアを受信する通信利用アプリケーションである。
S2:更新実行アプリは機器モード設定部52に、ファームウェア更新のための機器モードに変更するよう依頼する。更新実行アプリは機器モード設定部52から依頼の受け付けの成否を取得する。
S3:機器モード設定部52は機器モード記録領域53に機器モード(ファームウェア更新モード)を設定し、更新実行アプリに機器モードの変更を通知する。更新実行アプリは機器モード設定部52に通知の受け付けOKを送信する。
S4:機器モード設定部52は、更新対象のアプリケーションXに機器モードの変更を通知する。アプリケーションXは機器モード設定部52に通知の受け付けOKを送信する。
S5:機器モード設定部52は、S3、S4の応答がすべてOKの場合に、サブシステム20にサブシステムモード(単一アプリ占有モード)を通知してサブシステムモードの変更を依頼する。
S5.1:サブシステムモード設定部23は、サブシステムモードを取得してサブシステムモード記録領域22に通知されたサブシステムモードを記録する。サブシステムモード設定部23はバッファ領域割り当て部24にサブシステムモードの変更を通知する。
S5.1.1:バッファ領域割り当て部24は割り当てテーブル21を参照して、RAM12におけるバッファ領域の割り当てを変更する。バッファ領域割り当て部24はサブシステムモード設定部23に変更OKを送信する。
S5.2:サブシステムモード設定部23は通信部25にサブシステムモードの変更を通知する。通信部25は、サブシステムモード設定部23に通知の受け付けOKを送信する。
S6:サブシステムモード設定部23は、バッファ領域割り当て部24及び通信部25からの応答がすべてOKの場合に、メインシステム50の機器モード設定部52にOKを返す。
S7:機器モード設定部52は、更新実行アプリに更新を許可するOKを通知する。
S8:更新実行アプリは、ユーザによるファームウェア更新の依頼内容に応じて、サブシステム20の通信部25にファームウェアのダウンロードの開始を依頼する。これにより、通信部25はファームウェアを通信相手装置200から受信して確保されたバッファ領域に記憶する。送受信部26は、例えばバッファ領域がいっぱいになると、メインシステム50にファームウェアを送信する。更新実行アプリはフラッシュメモリ43のアプリケーションXのファームウェアを更新する。
図8は、サブシステム20がバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。図8は図7の主にステップS5.1.1の処理について説明している。
上述したようにメインシステム50の機器モード設定部52が機器モードを決定する(S110)。
機器モード設定部52は機器モードテーブル51を参照してサブシステムモードを決定し、サブシステムに通知する(S120)。
サブシステムの送受信部26はサブシステムモードを受信する(S210)。
サブシステムモード設定部23はサブシステムモードが変更されたか否かを判定する(S220)。通知されたサブシステムモードが、サブシステムモード記録領域のサブシステムモードと同じ場合はバッファ領域の割り当てを変更する必要がないためである。
サブシステムモードが変更された場合(S220のYes)、バッファ領域割り当て部24はバッファ領域の割り当てを変更する(S230)。
その後、通信部25は通信を開始する(S240)。
以上説明したように、本実施例のネットワークシステム500は、機器モードに応じてサブシステム20のバッファ領域の割り当てを変更するのでバッファ領域を機器モードに最適化できる。RAM12の容量が小さくても、大きなデータを受信する場合はバッファ領域を最大限に広げるので、ボトルネックとなることを抑制できる。
なお、実施例1の各機能の配置は一例にすぎない。例えば、機器モードテーブル51はサブシステムに配置されてもよく、割り当てテーブル21がメインシステムに配置されてもよい。また、機器モード設定部52がサブシステムに配置されてもよく、サブシステムモード設定部23がメインシステムに配置されてもよい。また、アプリの一部をサブシステムが有していてもよい。
実施例1では、機器100が通信相手装置200と通信する際のバッファ領域の割り当てを変更したが、本実施例ではメインシステム50とサブシステム20が通信する際のバッファ領域の割り当てを変更する機器100について説明する。
機能ブロック図は実施例1と変更はないが、割り当てテーブル21の構成が変更される。図9は本実施例の割り当てテーブル21を示す図の一例である。本実施例の割り当てテーブル21は、サブシステムモードに応じて内部通信用のバッファ領域のサイズを規定している。つまり、サブシステム20がメインシステム50に送信するデータが記憶されるバッファ領域のサイズが規定されている。
本実施例においても、通信部25が通信先相手から受信したデータがバッファ領域に確保されるので、データはバッファ領域(通信部)からバッファ領域(内部通信)に転送される。
図10は、バッファ領域(通信部)とバッファ領域(内部通信)の模式的な構成図の一例を示す。通信部25が通信したデータはバッファ領域(通信部)B1に一時的に記憶され、所定量のデータが記憶されると例えばDMAC(Direct Memory Access Controller)などによりバッファ領域(通信部)からバッファ領域(内部通信)に転送される。なお、バッファ領域(通信部)B1も、実施例1と同様にアプリ毎にバッファ領域が割り当てられていてもよい。
図9に示すように、定常設計モードではアプリ1〜nに適切なバッファ領域が割り当てられ、単一アプリ占有モードではアプリXにバッファ領域(内部通信)の大部分が割り当てられる。単一アプリ占有モードでは通信部25が大量のデータをバッファ領域(通信部)に記憶するが、バッファ領域(内部通信)も大きな容量が確保されているので、ボトルネックとならずにサブシステム20がメインシステム50にデータを送信できる。
なお、本実施例及び実施例1は、以下の実施例に共通に適用可能であり、以下では、特に区別しないで説明する。
実施例1では、大きなバッファ領域が割り当てられたアプリ以外のアプリは、バッファ領域の割り当てが減少し通信が遅くなる場合がある。このため、大きなデータを受信しない機器であれば極端なバッファ領域の割り当てが好ましくない場合もある。そこで、本実施例では、機器モードに応じてバッファ領域の割り当てを行うか否かを、機器ごとに設定可能な機器100について説明する。
これにより、ネットワーク動画再生を主に行う機器100は、動画再生するアプリのバッファ領域を増やす設定にすることにより快適な再生を可能とし、それ以外の機器100ではアプリ間でバランスのとれた複数機能の同時利用が可能となる。
図11は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例である。本実施例において、図5において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。本実施例のメインシステム50は、複数の機器モードテーブル51とテーブル切替部56を有する。
テーブル切替部56は、機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える。機器サブセットとは、機器モードテーブル51を選択するためのポリシーである。
図12(a)は機器サブセットの一例を示す図である。図12(a)では2つの機器サブセットが図示されており、No1が「アプリによって高速化する」、No2が「オススメ(出荷時設定)」である。「アプリによって高速化する」とは、実施例1,2のように機器モードに応じてバッファ領域の割り当てを任意に制御するポリシーであり、「オススメ(出荷時設定)」とは、機器モードに関わらずバッファ領域の割り当てに変更がないポリシー(従来と同じ)である。
図12(b)は機器サブセット毎の機器モードテーブル51の一例を示す図である。No1「アプリによって高速化する」の機器モードテーブル51は、実施例1と同様である。No2「オススメ(出荷時設定)」の機器モードテーブル51は、機器モードに関係なく定常設計割り当てが対応づけられている。
したがって、現在の機器サブセットに応じて機器モードテーブル51が切り替えられることで、機器モードに応じてバッファ領域の割り当てを変更するか否かを制御可能になる。
なお、機器サブセットは、予め機器100に設定されているか、ユーザや管理者が操作により変更したり、通信相手装置200が変更することができる。機器100が機器サブセットの設定を受け付けると、機器モード記録領域53に登録し、テーブル切替部56が機器モードテーブル51を切り替える。
図13は、サブシステム20がバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。
例えばユーザにより機器サブセットが変更される(S102)。
テーブル切替部56は変更後の機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える(S104)。
メインシステム50が機器モードを決定する(S110)。
機器モード設定部52は機器モードテーブル51を参照してサブシステムモードを決定し、サブシステムに通知する(S120)。
以降の処理は、実施例1と同様である。これにより、サブシステム20は機器サブセットに応じてバッファ領域の割り当てを変更できる。
以上説明したように、本実施例の機器100は、機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替えるので、機器によってバッファ領域の割り当てを変更するか否かを設定することができる。例えば、通信負荷の高いアプリ(例えばファームウェアダウンロードやネットワーク動画再生)を特に高速化したい機器だけ、バッファ領域の割当て変更を適用できるようになる。
実施例3では機器モードテーブル51が切り替えられたが、本実施例では、サブシステム20が複数の割り当てテーブル21を有し、サブシステム20の現在のサブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替える機器100について説明する。これにより、実施例3と同様の効果を奏することができる。
図14は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例である。本実施例のサブシステム20は、複数の割り当てテーブル21と割り当てテーブル切替部27を有している。割り当てテーブル切替部27は、サブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替える。サブバッファセットとは、割り当てテーブル21を選択するためのポリシーである。
図15(a)はサブバッファセットの一例を示す図である。図15(a)では2つのサブバッファセットが図示されており、No1が「バランス優先」、No2が「速度最優先」である。「バランス優先」とは、機器モード毎にアプリ1〜nにバランスよく(特定のアプリにバッファ領域の割り当てを偏らせるのでなく)バッファ領域を割り当てるポリシーであり、「速度最優先」とは、機器モード毎に任意のアプリの通信速度が最も速くなるようにバッファ領域を割り当てるポリシーである。
図15(b)はサブバッファセット毎の割り当てテーブル21の一例を示す図である。No1「バランス優先」の割り当てテーブル21は、定常設計割り当てではアプリ1〜nに均等にバッファ領域が割り当てられ、単一アプリ占有割り当てではアプリXに全バッファ領域の半分程度のバッファ領域が割り当てられている。
No2「速度最優先」の割り当てテーブル21は、定常設計割り当てではアプリ1〜n毎に異なる(使用するデータ量が考慮された)バッファ領域が割り当てられ、単一アプリ占有割り当てではアプリXに全バッファ領域のバッファ領域が割り当てられている。
したがって、現在のサブバッファセットに応じて割り当てテーブル21が切り替えられることで、サブシステムモードに応じてバッファ領域の割り当て方法を変更できる。
サブバッファセットは、予め機器100に設定されているか、ユーザが操作により変更したり、通信相手装置200が変更することができる。機器100がサブバッファセットの設定を受け付けると、送受信部54が送受信部26にサブバッファセットを送受信して、サブシステムモード記録領域22に記憶する。割り当てテーブル切替部27はサブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替える。
なお、図14は実施例3の構成(図11)を受け継いで説明したが、本実施例ではサブシステムがバッファ領域の極端な割り当てを行うかどうかを決定できるので、メインシステム50は機器モードテーブル51の切り替えを行わなくてもよい。しかし、メインシステム50が機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替えれば同じ機器モードでも異なるサブシステムモードが選択される。そして、サブシステムがサブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替えるので、バッファ領域の割り当てをより細かく制御できるようになる。すなわち、機器サブセットとサブバッファセットの組み合わせに応じて、バッファ領域の割り当てをさらに最適化できる。
図16は、サブシステム20がバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。実施例3の図13に対し、ステップS110の機器モードの決定に続いて、サブバッファセットが変更される(S112)。
メインシステムは、サブシステム20に変更後のサブシステムモードとサブバッファセットを通知する(S120)。
サブシステムはサブシステムモードとサブバッファセットを受信する(S212)。
割り当てテーブル切替部27は、サブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替える(S214)。
サブシステムモード設定部23は機器モード又はサブバッファセットが変更されたか否かを判定する(S222)。
機器モード又はサブバッファセットのどちらか一方でも変更された場合(S222のYes)、バッファ領域割り当て部24はバッファ領域の割り当てを変更する(S230)。
その後、通信部25は通信を開始する(S240)。
以上説明したように、本実施例の機器100は、サブバッファセットに応じて割り当てテーブル21を切り替えるので、機器によって同じサブシステムモードが指示されても、バッファ領域の割り当てを機器100に最適化することができる。
本実施例では、ログインしたユーザに応じて機器サブセットを選択するネットワークシステム500について説明する。
実施例3では、ユーザが機器サブセットを設定する場合があると説明したが、ユーザが設定した場合、同じユーザであれば同じ機器サブセットを好む場合がある。この場合、ユーザが再度、設定することなく自動的に機器サブセットが設定されれば機器100の操作性を向上できる。例えば、通信負荷の高いアプリを高速化したいユーザだけ、バッファ領域の割り当てを変更することができる。
図17は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例である。本実施例のメインシステム50は、アカウント管理部58とアカウントテーブル57を有する。アカウントテーブル57には、アカウント(ユーザ)に応じて機器サブセットが登録されている。
図18はアカウントテーブル57の一例を示す図である。アカウント(ユーザ)に応じて機器サブセットが登録されている。
機器100は、ログイン時のユーザ名からアカウントを特定するので、アカウント管理部58はユーザ名をアカウントとして、アカウントテーブル57から機器サブセットを特定する。アカウント管理部58は、機器サブセットを機器モード記録領域53に記憶する。テーブル切替部56は、記憶された機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える。
本実施例によれば、実施例1〜4の効果に加え、ログインしたユーザに応じて機器サブセットを自動的に選択でき、ユーザが操作しなくても、通信負荷の高いアプリを高速化したいユーザだけ、バッファ領域の割り当てを変更することができる。
本実施例では、近距離無線通信部を有する機器100について説明する。
図19は、メインシステム50とサブシステム20の機器構成を示す図の一例である。本実施例のメインシステム50は、近距離無線通信部59と、アプリ4(近距離通信アプリ60)を有する。近距離無線通信部59はNFC(登録商標:Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、ZigBee(登録商標)など、比較的、近距離(数十メートル)で通信可能な通信装置である。近距離という言葉は携帯電話網などの長距離無線通信に対比して用いられることが多い。
また、近距離通信アプリ60は近距離無線通信部59に対応したアプリで、近距離無線通信部59が通信する場合に通信処理を行う。また、本実施例の近距離通信アプリ60は、近距離無線通信部59が通信することに適した機器サブセットに変更し、機器モード記録領域に設定する。テーブル切替部56はこの現在の機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える。
近距離無線通信部59は、近距離無線通信可能な端末を接近させるだけで通信を始めることができるので、ユーザが端末(例えば、NFCが搭載されたドングル)を機器100に近づけたり、機器100を端末に近づけるだけで、近距離通信アプリ60が機器サブセットを変更できる。
したがって、ユーザは簡単な操作で、機器100に最適な機器サブセットを設定して、機器モードに応じたバッファ領域の割り当てが可能になる。
図20は、サブシステム20がバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。
機器100が近距離無線通信を開始する(S101)。
これにより、近距離通信アプリ60が機器サブセットを変更する(S102)。
テーブル切替部56は変更後の機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える(S104)。
メインシステム50が機器モードを決定する(S110)。
必要に応じてサブバッファセットが変更される(S112)。
メインシステムは、サブシステム20に変更後のサブシステムモードとサブバッファセットを通知する(S122)。以降の処理は実施例4と同様になる。
なお、本実施例では、近距離通信アプリ60が機器サブセットを変更したが、サブバッファセットを変更してもよい。
図20(b)は、サブバッファセットが変更される場合のメインシステムの動作手順を示すフローチャート図の一例である。図20(a)では、ステップS102−2で、近距離通信アプリ60がサブバッファセットを決定している(S102−2)。
ユーザなどが機器モード記録領域53の機器サブセットを変更する(S102)。
テーブル切替部56は変更後の機器サブセットに応じて機器モードテーブル51を切り替える(S104)。
メインシステムは機器モードを決定する(S110)。
メインシステムは、サブシステム20に変更後のサブシステムモードとサブバッファセットを通知する(S122)。
これにより、サブシステム20のサブシステムモード記録領域22にはサブバッファセットが記憶されるので、割り当てテーブル切替部27は割り当てテーブル21を切り替えることができる。
本実施例によれば、機器100が近距離無線通信部59を有することで、ユーザは簡単な操作で、機器サブセットやサブバッファセットを切り替え、バッファ領域の割り当てを行うことができる。
本実施例では現在の通信状態を視覚的に通知するモード表示部を備えた機器100について説明する。
図21は、メインシステム50とサブシステム20の機器構成を示す図の一例である。本実施例において、図5において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。本実施例のメインシステム50は、モード表示部45を有する。モード表示部45は、例えばLED発光素子、有機EL発光素子、ランプなど光源を備え、点灯又は点滅することができる。モード表示部45は、点灯状態でサブシステムモードを通知する。例えば、点灯していれば「サブシステムモード=単一アプリ占有割り当て」であり、消灯していれば「サブシステムモード=定常設定割り当て」であることが分かる。
図22は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例である。なお、本実施例の機器100は、実施例2〜6で説明した機能を含みうるが、説明を容易にするため実施例1の機器構成に対する差異を説明する。本実施例のメインシステム50は、モード表示制御アプリ61を有する。モード表示制御アプリ61は、モード表示部45の点灯状態を制御するアプリである。
具体的には、モード表示制御アプリ61は、サブシステムモードが定常設定割り当ての場合はモード表示部45を消灯(OFF)し、機器モードが単一アプリ占有割り当ての場合はモード表示部45を点灯(ON)する。このため、本実施例の機器モードテーブル51には、サブシステムモードに対応づけてモード表示部45の点灯状態が設定されている。
図23は、機器モードテーブル51の一例を示す図である。各サブシステムモードに点灯状態(ON/OFF)が設定されている。なお、ONとOFF以外にも点滅や点滅周期を設定してもよい。また、カラー表示が可能なモード表示では、発光色が設定されていてもよい。
図24は、サブシステム20がバッファ領域の割り当てを変更する手順を示すフローチャート図の一例である。
メインシステム50が機器モードを決定する(S110)。
機器モード設定部52は機器モードテーブル51を参照してサブシステムモードを決定し、サブシステムに通知する(S120)。
サブシステム側の処理は実施例1と同様になる。
サブシステムの送受信部26はサブシステムモードを受信する(S210)。
サブシステムモード設定部23はサブシステムモードが変更されたか否かを判定する(S220)。
サブシステムモードが変更された場合(S220のYes)、バッファ領域割り当て部24はバッファ領域の割り当てを変更する(S230)。通信部25は通信を開始する(S240)。
そして、メインシステム50のモード表示制御アプリ61はサブシステムモードに対応づけられた機器モードテーブル51の点灯状態を読み出し、モード表示部45を点灯する(S130)。
本実施例のネットワークシステム500は、バッファ領域の割り当て状態をリアルタイムにユーザが確認できる。例えば、高速に通信しているか否かを容易に把握できる。
本実施例では、実施例7の機器において、ユーザが表示パターンを選択可能な機器100について説明する。
実施例7ではサブシステムモードに点灯状態が固定的に対応づけられていた。例えば、サブシステムモードが定常設定割り当ての場合はOFF(消灯)、サブシステムモードが単一アプリ占有割り当ての場合はON(点灯)のように決まってしまっている。
しかし、ユーザによっては、サブシステムモードが定常設定割り当ての場合に点灯させたい場合もある。そこで、本実施例ではユーザによりサブシステムモードの点灯状態の設定を受け付ける機器100について説明する。
図25は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図の一例である。本実施例のメインシステム50は、図22のメインシステム50に対しモード表示設定アプリ62及び表示パターンテーブル63を有する。
モード表示設定アプリ62は、「点灯状態=ON」が消灯なのか点灯なのか、「点灯状態=OFF」が消灯なのか点灯なのか、の設定を受け付け、表示パターンテーブル63に設定する。例えば、LCDに所定のメニューを表示させこれらの選択を受け付けてもよいし、所定のボタンの長押しで設定が交互に切り替わるようしてもよい。
図26(a)(b)は表示パターンテーブル63の一例を示す図である。図26(a)は初期設定の表示パターンテーブル63であり、実施例7と同様に点灯状態「OFF」に「消灯」が、点灯状態「ON」に「点灯」が、対応づけて設定されている。この表示パターンを切り替えたいユーザは、不図示のボタンや液晶に表示されたメニューにしたがって機器100を操作する。これにより、モード表示設定アプリ62は図26(b)の表示パターンテーブル63を作成する。図26(b)では点灯状態「OFF」に「点灯」が、点灯状態「ON」に「消灯」が、対応づけて設定されているので、モード表示部45は、サブシステムモードが定常設定割り当ての場合は点灯し、機器モードが単一アプリ占有割り当ての場合は消灯する。
本実施例の機器100によれば、ユーザはサブシステムモードに応じて所望の表示パターンを設定できる。
本実施例では、データ通信用の発光素子を実施例7、8のモード表示部45として使用する機器100について説明する。
例えば、外部通信装置13がイーサネット(登録商標)カードの場合、固定された一対のLEDを有している。1つはLANアクティブLEDと呼ばれデータを送受信している場合に橙色に点灯する。もう1つはリンクLEDと呼ばれ、ネットワーク300に正常に接続している場合(通信可能な場合)に緑色に点灯する。
本実施例では、点灯状態がON(又はOFFでもよい)の場合に、LEDの少なくとも一方を特殊パターン(例えば、0.5秒間隔)で点滅する。これにより、新たにモード表示部45を付加することなく、既存のLEDを使用して機器モードを表示することができる。
図27は、メインシステム50とサブシステム20の機器構成を示す図の一例である。図21と比較するとモード表示部45がなく、外部通信装置13がLED15を有している。
図28(a)は、メインシステム50とサブシステム20の機能ブロック図を示す図の一例である。メインシステム50がモード表示制御アプリ61を有さず、サブシステム20がサブ表示制御アプリ28と点灯制御テーブル29を有している。図28(b)に示すように、点灯制御テーブル29にはサブシステムモードに点灯制御内容が設定されている。
サブ表示制御アプリ28は、サブシステムモードに応じて点灯制御テーブル29を参照し、LED15を点灯制御する。例えば、サブシステムモードが単一アプリ占有割り当ての場合に、リンクLEDを周期的にON/OFFする。これにより、サブシステムモードに応じてリンクLEDを点滅させることができる。
したがって、本実施例によれば、コスト増を抑制して、サブシステムモード(バッファ領域の割り当て状態)をリアルタイムにユーザが確認できる。
20 サブシステム
21 割り当てテーブル
22 サブシステムモード記録領域
25 通信部
27 割り当てテーブル切替部
50 メインシステム
51 機器モードテーブル
53 機器モード記録領域
55 アプリ
56 テーブル切替部
100 機器
200 通信相手装置
特許第3761317号公報

Claims (8)

  1. 外部との通信手段を備えた第1の情報処理ユニットと、前記第1の情報処理ユニットとデータ通信線を介して接続された第2の情報処理ユニットと、を有する情報処理装置であって、
    前記第2の情報処理ユニットは、
    複数の情報処理手段と、
    前記第2の情報処理ユニットの動作モードに前記第1の情報処理ユニットの動作モードを紐づけた複数の第2のテーブルと、
    前記第2のテーブルの第2の選択ポリシーが記憶された第2の選択ポリシー記憶手段と、
    前記第2の選択ポリシー記憶手段に記憶された前記第2の選択ポリシーに基づき前記第2のテーブルを選択する第2のテーブル選択手段と、
    前記第2のテーブル選択手段が選択した前記第2のテーブルから、前記第2の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記第1の情報処理ユニットの動作モードを読み出し前記第1の情報処理ユニットに送信する動作モード送信手段と、を有し、
    前記第1の情報処理ユニットは、
    前記通信手段が外部から受信したデータを記憶させるデータ記憶手段と、
    前記第2の情報処理ユニットの動作モードにより定まる前記第1の情報処理ユニットの動作モードごとに、各情報処理手段が使用するデータのために確保される領域サイズが紐づけられた第1のテーブルと、
    前記データ記憶手段の容量のうち、前記第1のテーブルにて現在の前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記情報処理手段に割り当てる領域割り当て手段と、を有し、
    前記第1の情報処理ユニットの前記領域割り当て手段は、前記第1のテーブルにおいて、前記第2の情報処理ユニットから受信した前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記情報処理手段に割り当てる、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の情報処理ユニットは、
    複数の前記第1のテーブルと、
    前記第1のテーブルの第1の選択ポリシーが記憶された第1の選択ポリシー記憶手段と、
    前記第1の選択ポリシー記憶手段に記憶された前記第1の選択ポリシーに基づき前記第1のテーブルを選択する第1のテーブル選択手段と、を有し、
    前記領域割り当て手段は、前記第1のテーブル選択手段が選択した前記第1のテーブルにおいて、前記第2の情報処理ユニットから受信した前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記情報処理手段に割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の情報処理ユニットは、
    アカウント情報に前記第2の選択ポリシーが紐づけられたアカウント情報記憶手段と、
    当該情報処理装置にログインしたユーザのアカウント情報に対応づけられている前記第2の選択ポリシーを前記アカウント情報記憶手段から読み出し、前記第2の選択ポリシー記憶手段に設定する第2の選択ポリシー設定手段を有し、
    前記第2のテーブル選択手段は、前記第2の選択ポリシー記憶手段に記憶された前記第2の選択ポリシーに基づき前記第2のテーブルを選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 外部と無線通信する無線通信手段を有し、
    前記第2の情報処理ユニットは、前記無線通信手段を制御する無線通信制御手段を有し、
    前記無線通信制御手段は、前記無線通信手段が外部と通信する際、予め定められた前記第2の選択ポリシーを前記第2の選択ポリシー記憶手段に設定し、
    前記第2のテーブル選択手段は、前記第2の選択ポリシー記憶手段に記憶された前記第2の選択ポリシーに基づき前記第2のテーブルを選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 外部から目視可能な表示装置を有し、
    前記第2の情報処理ユニットの前記第2のテーブルには、前記第1の情報処理ユニットの動作モードに前記表示装置の点灯指示情報が紐づけられており、
    前記第2の情報処理ユニットは、
    前記第2の情報処理ユニットの動作モードに応じて前記第2のテーブルから読み出した前記点灯指示情報にしたがって前記表示装置を制御する表示装置制御手段、
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の情報処理ユニットは、
    前記点灯指示情報に点灯状態が紐づけられた点灯状態テーブルと、
    前記点灯指示情報に紐づける前記点灯状態の設定を受け付ける点灯状態設定受付手段と、を有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示装置は前記通信手段に固定されている発光素子であり、
    前記第1の情報処理ユニットは、
    前記第1の情報処理ユニットの動作モードに点灯状態が紐づけられた第2の点灯状態テーブルと、
    前記第1の情報処理ユニットの動作モードに応じて前記第2の点灯状態テーブルから読み出した前記点灯状態にしたがって前記発光素子を制御する表示装置制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1のテーブルには、
    前記第1の情報処理ユニットの動作モードに、前記データ通信線を介して前記第1の情報処理ユニットと前記第2の情報処理ユニットが通信する際に前記情報処理手段ごとに確保される前記領域サイズが紐づけられており、
    前記領域割り当て手段は、前記データ記憶手段の容量のうち、前記第1のテーブルにて現在の前記第1の情報処理ユニットの動作モードに紐づけられた前記領域サイズの領域を、前記第1の情報処理ユニットが前記第2の情報処理ユニットに送信するデータの記憶領域として前記情報処理手段に割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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