JP5277839B2 - フレームモールとベルトモールの締結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフレームモールとベルトモールの締結構造に関する。
従来技術の車両のフレームモールとベルトモールの締結構造として、図5及び図6に示す締結構造が知られている。図5は、従来技術に係わるフレームモールの車両の内側から見た概略図である。図6は、図5のCC断面、即ち、フレームモール103とベルトモール106の接続部110のベルトモール側の断面を示す。図6に示すように、ベルトモール106は、ステンレスのSUSブラケット120のベルトモール側差込部121が差込まれる。そしてベルトモール側差込部121の上側端部121aが、ベルトモール106の上側の略逆L字形状の角部内面106aに当接する。ベルトモール側差込部121の下側端部121bは、ベルトモール側差込部121の下側の円弧輪形状をなし、円弧輪形状の凸外周部121c又は下側端面121dのいずれか一方がベルトモール106の下側の略U字形に折曲がったU形折曲部内面106bに当接する。これにより、ベルトモール106は、角部内面106aとU形折曲部内面106bの2点で支持される。一方、図5に示すように、フレームモール103の下側の端部には、SUSブラケット120のフレームモール側差込部122が差込まれ、フレームモール103に設けたカシメ爪(図示せず)でカシメられ、SUSブラケット120はフレームモール103に固定される。
また、本体部及びガーニッシュ部により構成され、ドア本体の上縁部に沿って敷設されるベルトモールと、本体部及びガーニッシュ部の組付用ブラケットと、ガーニッシュ部のドアパネルに対する取付用ブラケットと、を備えた自動車用ベルトモールおけるブラケット構造において、組付用ブラケット及び取付用ブラケットを一体化して成る一体型ブラケットを有している自動車用ベルトモールが開示されている(例えば、特許文献1。)。
特開平6−344771
しかしながら、図6に示す締結構造では、正規寸法に於いてはベルトモール106の支持は2点で支持されているが、ロール成形で作られるため、ベルトモールの長手方向に直交する断面の寸法にばらつきが生じる。寸法にばらつきが生じると、ベルトモール側差込部121の上側端部121aと下側の円弧輪121bのいずれか一方で支持されるので、ベルトモール106とフレームモール103の接続部110にガタや段差が発生する問題がある。
また、特許文献1によれば、一体型ブラケットは、一体型ブラケットの両側の組付用ブラケット部と取付用ブラケット部との間の連接部にて、溶接によってガーニッシュ部に接合される。そして、組付用ブラケットは本体部及びガーニッシュ部をボルトで相互に締結・組付し、取付用ブラケット部はボルトでドアパネルに締結される。このため、組付工数が多くなる問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ベルトモールとフレームモール等のモールとモールの接続部でのガタツキと段差が抑制できると共に、接続部の剛性が向上し、且つ組付工数の少ないフレームモールの締結構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両のドアパネルの上端に設けられるフレームモールの締結構造であって、前記ドアパネルの上端の車両内側面に沿って上方に延出する内壁部と、前記内壁の上端から前記ドアパネルの上端の上面に沿って車両幅方向に延出する上壁部と、前記上壁部の車両外側端から前記ドアパネルの車両外側面に沿って下方に延出する外壁部とを有する第2のフレームモールと第1のフレームモールとを締結するブラケットを備え、前記ブラケットの固定部は、前記第1のフレームモールに固定され、前記ブラケットの差込部は、前記内壁部と前記上壁部と前記外壁部とで形成される内面に差込まれ、前記ブラケットを形成するブラケット本体の前記差込まれる方向に直交する断面の一端側に位置する第1差込部または前記断面の他端側に位置する第2差込部の少なくともいずれか一方に樹脂部材を備え、前記樹脂部材が前記内面に当接し、前記ブラケット本体は、金属材で構成され、前記内面と前記内面に差込まれる前記ドアパネルの上端との間に形成される空隙に差込まれる。
また、請求項2に記載の発明は、前記樹脂部材は、前記第1差込部のみに備えられ、前記第2差込部は、前記第2のフレームモールの前記内面と当接する。
また、請求項3に記載の発明は、樹脂部材は、内面に当接するリブを備える。
また、請求項に記載の発明は、樹脂部材は、ガラス繊維を含有する。
請求項1に記載の発明では、樹脂部材は第1差込部と第2差込部の少なくともいずれか一方に備えられ、第2のフレームモールの端部側の内周面に当接する。これにより、樹脂部材の当接面積が増大してブラケットと第2のフレームモールの接続部でのガタツキと段差が抑制できると共に、接続部のねじり及び曲げ剛性が向上する。また、第1のフレームモールと第2のフレームモールの接続部でのガタツキと段差が抑制できると共に、接続部のねじり及び曲げ剛性が向上する。
また、上述したように、第2のフレームモールの端部側に樹脂部材を備えたブラケット40を差込み、樹脂部材を第2のフレームモールの端部側の内周面に当接させて篏合する。これにより、溶接及びボルトによる締結が不要となり、第1のフレームモールと第2のフレームモールとの締結組付工数が低減する。
また、請求項に記載の発明では、樹脂部材はリブを備え、リブは第2のフレームモールの袋形状断面の内面に当接し篏合する。これにより、リブが第2のフレームモールの内面に当接する面積は、従来技術の点接触の当接面積に比べ大幅に増大する。さらに、リブを備えることにより、リブの当接面の第2のフレームモールの内面への押え付け面圧を高くできる。結果、ブラケットと第2のフレームモールとの間のガタツキと段差が抑制できると共にねじり剛性が向上する。
以上により、ブラケットの一方の端部側は第1のフレームモールの締結固定(例えばカシメ)しているので第1のフレームモールと第2のフレームモールの接続部でのガタツキと段差が抑制できると共に、接続部のねじり及び曲げ剛性が向上する。
また、請求項に記載の発明では、樹脂部材は、例えばポリプロピレンにガラス繊維を含有しているので、ブラケットの強度と曲げ剛性が増大し、これに伴い第1のフレームモールと第2のフレームモールとの接続部の強度と曲げ剛性が増大する。
以下に本発明の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係わる車両のフレームモールの取付け位置を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係わるフレームモールの概略図で、右後席ドアのフレームモールを車両の内側から見た図を示す。
図1及び図2に示すように、フレームモール1は、ドアアッパモール2(第2のフレームモール)と、ドア後部フレームモール3(第1のフレームモール)と、ドアベルトモール6(第2のフレームモール)から構成される。ドアアッパモール2とドア後部フレームモール3は接続部10で締結され、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6は接続部11で締結される。ドアアッパモール2及びドアベルトモール6は、曲率半径が大きく、ほぼ一様な曲率で構成されるので、例えばロール加工による成形品である。ドア後部フレームモール3は、ドア後部の窓枠に沿って大きく屈曲しているので、プレス加工による成形品である。フレームモール1はドア9の縁を飾る意匠部品でもあるので、ガーニッシュとも呼ばれる。
図3は、フレームモール1の分解斜視部分図で、ドア後部フレームモール3のドアベルトモール6に主に締結される下側フレームモール3aと、ドアベルトモール6のドア後部フレームモール3側と、ブラケット40を示す。図3に示すように、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6とは、それぞれブラケット40の両端側に差込まれ、締結される。ブラケット40は、ドアベルトモール6に差込まれる差込固定側ブラケット40a(差込部)と、ドア後部フレームモール3に差込まれドア後部フレームモール3のカシメ爪3bでカシメられるカシメ受け側ブラケット40b(固定部)から成る。
図4は、図2のAA断面を示す。即ち、ブラケット40が差込まれたドアベルトモール6の断面図である。図3及び図4に示すように、ドアベルトモール6の長手方向に直交する断面は、袋形状をなしている。この袋形状断面6ab(断面)は、図4に於いて、右上側に形成される断面が略逆L形状の下側端部6aと、上側端部6aより下側に形成される略U字形状の下側端部6bを備える。そして袋形状断面6abを形成する内面6fは、上側端部6aを形成する略逆L字形状の内面6c、6d、6eと下側端部6bを形成する。
ブラケット40の差込固定側ブラケット40aは、ステンレスのSUSブラケット本体41と、SUSブラケット本体41の下側端部41b(第2差込部)より上側(図4に於いて)に位置する上側端部41a(第1差込部)側に成形される樹脂部材42を備える。そして、樹脂部材42の差込方向に直交する断面は略長方形の形状をなし、ドアベルトモール6の上側端部6aに対面する樹脂部材42の外面42c、42dには断面が半円形状のリブ42a、42bが差込み方向全長に亘り設けられる。樹脂部材42は、ドアベルトモール6の上側端部6a側に差込まれ、そしてリブ42aは内面6cに、2本のリブ42bは、それぞれ内面6d、6eに当接する。
尚、本実施形態では、樹脂部材42の外面42c、42dにそれぞれリブ42a、42bを設けているが、外面42c、42dの一方の面にリブを設け他の面には設けなくても良い。この場合、リブはドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eのいずれかの内面に当接する。そして、外面42c、42dのうちリブを設けていない面はドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eの少なくといずれかに当接するのが好ましい。また、樹脂部材42の外面42c、42dの両面にリブ42a、42bを設けなくても良い。この場合は、樹脂部材42の外面42c、42dの少なくともいずれか一つは、各外面42c、42dが対面するドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eの少なくともいずれかの内面に当接する。この場合、好ましくは、外面42cは内面6cに、そして外面42dは内面6d、6eの少なくともいずれか一つに当接すると良い。また、更に好ましくは、樹脂部材42の外面42c、42dにそれぞれリブ42a、42bを設ける方が良い。
SUSブラケット本体41の上側端部6aの他端側に位置する下側端部41bは、差込方向に直交する断面が円弧形状の円弧輪41cが形成される。そして下側端部41b、即ち円弧輪41cは、略U字形状の下側端部6b側に差込まれ、円弧形状の円弧輪41cの外周凸部41d又は円弧輪41cの端部41eの少なくとも一つが下側端部6bの内面6fに当接する。
以上により、ブラケット40は、樹脂部材42およびSUSブラケット本体41の下側端部41bがドアベルトモール6の袋形状断面6abの内面に当接し篏合する。
尚、SUSブラケット本体41の上側端部41aと下側端部41bの両方に樹脂部材を設け、それぞれの樹脂部材をドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、d、eの少なくともいずれか一面およびドアベルトモール6の下側端部6bの内面6fに当接させても良い。好ましくは、それぞれの樹脂部材にリブを設けると良い。また、下側端部41bのみに樹脂部材を設け、樹脂部材を下側端部6bの内面6fに当接させ、樹脂部材にリブを設けても良い。
図3に示すように、ブラケット40のカシメ受け側ブラケット40bは、SUSブラケット本体41に成形されるカシメ受け樹脂部材43を備え、カシメ受け樹脂部材43の中央には溝43aが設けられる。カシメ受け樹脂部材43は、ドア後部フレームモール3の下側フレームモール3aの端部に差込まれカシメられる。即ち、ドア後部フレームモール3の下側フレームモール3aの端部は、長手方向に直交する断面が略コの字形状をなし、カシメ爪3bが設けられる。そして、下側フレームモール3aの端部にカシメ受け側ブラケット40bのカシメ受け樹脂部材43が差込まれ、カシメ爪3bを折曲げてカシメ受け樹脂部材43の溝43aを形成する面にカシメ爪3bを当接させてカシメ受け樹脂部材43をカシメめる。これにより、ブラケット40はドア後部フレームモール3の下側フレームモール3aにリジッドに固定される。以上により。接続部11にて、ブラケット40を介在しドアベルトモール6とドア後部フレームモール3とが締結される。
また、樹脂部材42、カシメ受け樹脂部材43は、ガラス繊維強化ポリプロピレン(PPGF)あるいはポリプロピレン(PP)等の樹脂材を使用しても良いが、強度の面からポリプロピレンにガラス繊維を含有し強度を強化したガラス繊維強化ポリプロピレンが好ましい。また、エポキシ等の樹脂にアルミナ等のセラミックの微粉を含有した樹脂材料を使用しても良い。
また、ドアアッパモール2も、ドアベルトモール6と同じように、接続部10(図1)に於いて、ドアアッパモール2の袋形状断面(図示せず)の端部にブラケット40の差込固定側ブラケット40aが差込まれる。そして、ブラケット40のカシメ受け側ブラケット40bは、ドアアッパモール2に固定され、ドアアッパモール2は、ブラケット40によりドアベルトモール6と同じようにドア後部フレームモール3に締結される。
次に、本発明の実施形態の作用と効果について説明する。即ち、ブラケット40の差込固定側ブラケット40aは、上側端部41aに樹脂部材42、下側端部41bはステンレスの円弧輪41cを備える。そしてドアベルトモール6の袋形状断面6abの端部に差込固定側ブラケット40aが差込まれる。これにより、樹脂部材42はドアベルトモール6の略逆L字形状の上側端部6aに差込まれ、円弧輪41cはドアベルトモール6の略U字形状の下側端部6bに差込まれる。差込まれた樹脂部材42は、リブ42a、42bがドアベルトモール6の上側端部6aの略逆L字形状を形成する内面6c、6d、6eにそれぞれ当接する。リブ42a、42bの当接面積は、従来技術のSUSブラケット120の角部内面106aと折曲部内面106bの2箇所に於ける点接触の上側端部121aの点接触の接触面積に比べて大幅に増大する。
また、樹脂部材42にリブ42a、42bを設けることにより、リブ42a、42bの当接面が、ドアベルトモール6の内面6gを押え付ける押え付け面圧を高めることが出来る。
一方、差込まれた円弧輪41cの外周凸部41d又は円弧輪41c端部41eの少なくとも一つは、ドアベルトモール6の略逆U字形状の下側端部6bを形成する内面6fに当接する。
以上により、ブラケット40とドアベルトモール6の接続部11のガタツキと段差が抑制できると共に、接続部11のねじり及び曲げ剛性が向上する。従って、ブラケット40のカシメ受け側ブラケット40bは下側フレームモール3aの端部に締結固定(例えばカシメ)しているので、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6の接続部11のガタツキと段差が抑制できると共に、接合部11のねじり及び曲げ剛性が向上する。
また、本実施形態では、樹脂部材42の外面42c、42dにそれぞれリブ42a、42bを設けているが、外面42c、42dの一方の面にリブを設け他の面には設けなくても良い。この場合、リブはドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eのいずれか一つの内面に当接する。また、樹脂部材42の外面42c、42dの両面にリブ42a、42bを設けなくても良い。この場合は、樹脂部材42の外面42c、42dの少なくともいずれか一つは、各外面42c、42dが対面するドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eの少なくともいずれか一つの内面に当接する。いずれの場合も、樹脂部材42がドアベルトモール6の上側端部6aの内面6c、6d、6eのいずれかに当接する面積は、従来技術のSUSブラケット120の上側端部121aの点接触の接触面積に比べて大幅に増大する。従って、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6の接合部11のガタツキと段差が抑制できると共に、接合部11のねじりと曲げ剛性が増大する。
また、前述したように、ドアベルトモール6に樹脂部材42を備えたブラケット40を差込み、樹脂部材42をドアベルトモール6の内面6gに当接させ篏合する。これにより、溶接及びボルトによる締結が不要となり、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6の締結組付工数が低減する。
また、樹脂部材42、カシメ受け樹脂部材43は、ポリプロピレンにガラス繊維を含有し強度を強化したガラス繊維強化ポリプロピレンを使用することで、ブラケット40の強度と曲げ剛性が増大し、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6との接続部11の強度と曲げ剛性が増大できる。
また、ブラケット40は、SUSブラケット本体41の上側端部41a又は下側端41bの少なくともいずれかに樹脂部材を備え、樹脂部材は金属材に比べ容易に削れるので、従来技術のSUSブラケット120(図6)に比べ調整が容易にできる。
尚、本発明の実施形態では、SUSブラケット本体41の上側端部41aに樹脂部材42を備えているが、前述したように上側端部41aと下側端部41bの両方あるいは下側端部41bに樹脂部材を設け、それぞれの樹脂部材をドアベルトモール6の内面6c、6d、6e、6fの少なくともいずれか一面に当接させても良い。また、それぞれの樹脂部材にリブを設けても良い。いずれの場合も、樹脂部材の当接面積は増大するので、ドア後部フレームモール3とドアベルトモール6の接合部11のガタツキと段差が抑制できると共に、接合部11のねじりと曲げ剛性が増大する。
本発明の実施形態に係わる車両のフレームモールの取付け位置を示す図である。 本発明の実施形態に係わるフレームモールの車両の内側から見た概略図である。 本発明の実施形態に係わるフレームモールの分解斜視部分図である。 図2のAA断面図である。 本発明の従来技術に係わるフレームモールの車両の内側から見た概略図である。 図5のCC断面図である。
符号の説明
2 ドアアッパモール(第2のフレームモール)
3 ドア後部フレームモール(第1のフレームモール)
6 ドアベルトモール(第2のフレームモール)
6ab 袋形状断面(断面)
6g 内面
40 ブラケット
40a 差込固定側ブラケット(差込部)
40b カシメ受け側ブラケット(固定部)
41 SUSブラケット本体(ブラケット本体)
41a 上側端部(第1差込部)
41b 下側端部(第2差込部)
42 樹脂部材
42a、42b リブ

Claims (4)

  1. 車両のドアパネルの上端に設けられるフレームモールの締結構造であって、
    前記ドアパネルの上端の車両内側面に沿って上方に延出する内壁部と、前記内壁の上端から前記ドアパネルの上端の上面に沿って車両幅方向に延出する上壁部と、前記上壁部の車両外側端から前記ドアパネルの車両外側面に沿って下方に延出する外壁部とを有する第2のフレームモールと第1のフレームモールとを締結するブラケットを備え、
    前記ブラケットの固定部は、前記第1のフレームモールに固定され、
    前記ブラケットの差込部は、前記内壁部と前記上壁部と前記外壁部とで形成される内面に差込まれ、前記ブラケットを形成するブラケット本体の前記差込まれる方向に直交する断面の一端側に位置する第1差込部または前記断面の他端側に位置する第2差込部の少なくともいずれか一方に樹脂部材を備え、前記樹脂部材が前記内面に当接し、
    前記ブラケット本体は、金属材で構成され、前記内面と前記内面に差込まれる前記ドアパネルの上端との間に形成される空隙に差込まれる、フレームモールの締結構造。
  2. 前記樹脂部材は、前記第1差込部のみに備えられ、
    前記第2差込部は、前記第2のフレームモールの前記内面と当接する、ことを特徴とする請求項1に記載のフレームモールの締結構造。
  3. 前記樹脂部材は、前記内面に当接するリブを備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレームモールの締結構造。
  4. 前記樹脂部材は、ガラス繊維を含有する、ことを特徴とする請求項1乃至3の少なくともいずれかに記載のフレームモールの締結構造。
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