JP5081017B2 - ワイパアーム - Google Patents

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本発明は、ワイパ装置に用いられるワイパアームに関し、特に、アームシャンクとアームピースとの接続部にできる段差を隠すためにアームピースに装着されるピースカバーを含むワイパアームに関するものである。
自動車等の車両のフロントウインドシールドガラス等を払拭するワイパ装置のワイパアームは、アームシャンク(リテーナ)の先端にアームピースがかしめ等によって固定され、アームピースの先端部にワイパブレードが取り付けられる。この種のワイパアームでは、アームシャンクとアームピースとの接続部に、アームシャンクの板厚相当の段差ができる。この段差を意匠的な観点から、この段差を隠すために、アームピースにピースカバーを取り付けることが行われている(例えば、特許文献1)。
特開2007−27669号公報
ピースカバーは、多くの場合、樹脂成形品で、嵌め込み式にアームピースに取り付けられている。アームピースが真っ直ぐな形状のものであれば、ピースカバーもその形状に似合った真っ直ぐな形状のものになり、所要の取付強度を確保した上で、アームピースに対するピースカバーの取付作業の容易性を、容易に確保できる。
しかし、アームピースが途中で折曲したような真っ直ぐでない形状のものでは、その形状に合わせてピースカバーの形状も真っ直ぐでない形状のものになり、アームピースに対するピースカバーの取付作業の容易性、取付強度を確保するためには、アームピースに対するピースカバーの装着の仕方等に合わせてピースカバーの形状を工夫する必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、アームピースに対するピースカバーの装着の仕方等に合わせてピースカバーの形状を工夫し、アームピースに対するピースカバーの取付作業の容易性、取付強度を確保することである。
本発明によるワイパアームは、アームシャンクの先端にアームピースが固定され、当該アームピースの先端部にワイパブレードが取り付けられるワイパアームであって、前記アームシャンクと前記アームピースとの接続部にできる段差を隠すために、前記アームピースに装着されたピースカバーを有し、前記ピースカバーは、前記アームピースの前面を覆う前面部と、前記前面部の側縁より折曲して前記アームピースの側面に当接する側面当接部と、前記側面当接部の先端より折曲して前記アームピースの裏面に当接する裏面当接部とを有し、前記側面当接部は、前記ピースカバーの前記アームピースに対する長手方向に沿う方向の差し込み装着において、前記アームピースと干渉しない部位には所要高さをもって設けられ、前記アームピースと干渉する部位には前記側面当接部が設けられていないかあるいは前記所要高さより低い高さをもって設けられており、前記裏面当接部は、前記アームピースと干渉する部位とは反対側に配置されている。
本発明によるワイパアームは、好ましくは、更に、互いに当接する前記アームピースの裏面と前記裏面当接部とに凹凸部が形成されており、当該凹凸部は、前記ピースカバーが前記アームピースの正規の装着位置に装着されることにより、クリックストップ式に係合する。
本発明によるワイパアームは、前記アームピースが、前記アームシャンクとの接続部と前記ワイパブレードが取り付けられる先端部との間で折り曲った折曲中間部を有し、前記ピースカバーが前記折曲中間部に対応する部位の前記アームピースに対する差し込み方向前側および当該部位より差し込み方向前側には前記側面当接部が設けられていないかあるいは前記所要高さより低い高さをもって設けられており、前記ピースカバーが前記折曲中間部に対応する部位の前記アームピースに対する差し込み方向後側および当該部位より差し込み方向前側には前記側面当接部が所要高さをもって設けられ、前記差し込み方向後側部分の前記側面当接部の先端より前記裏面当接部が折曲形成されている。
本発明によるワイパアームは、側面当接部の配置が工夫されていることにより、ピースカバーのアームピースに対する装着は、アームピースの長手方向に沿う方向の差し込みによって作業性よく容易に行うことかできる。その上で、ピースカバーにはアームピースの裏面に当接する裏面当接部が設けられていることにより、取付強度の向上が図られる。
本発明によるワイパアームの一つの実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態のワイパアームの全体概要を示している。ワイパアーム10は、横断面形状がコの字形の板金製のアームシャンク12と、アームシャンク12の先端にかしめ部14(図2参照)によって固定され、先端部16Aにワイパブレード18が所定方向に回動自在に取り付けられるアームピース16と、アームシャンク12とアームピース16との接続部にできる段差20(図3参照)を隠すために、アームピース16に装着されるピースカバー30とを有する。
つぎに、図2〜図5を参照して、アームピース16、ピースカバー30の詳細を説明する。
アームピース16は、長尺状の金属部材をプレス加工によって成形したものであり、図4によく示されているように、アームシャンク12とのかしめによる接続部16Bとワイパブレード18が取り付けられる横転U形にカールした先端部16Aとの間で折り曲った折曲中間部16Cを有し、クランク形状になっている。
アームピース16は、折曲中間部16Cの裏面側に半球状の凸部22を有する。
ピースカバー30は、樹脂成形品であり、図5によく示されているように、アームピース16の折曲中間部16Cを含む前面26の全体を覆う前面部32と、アームピース16の先端カール部分(先端部16A)を覆うカール形状部34と、前面部32の両側縁より各々折曲してアームピース16の側面24に当接する起立片状の側面当接部36と、側面当接部36の先端より折曲してアームピース16の裏面に当接する舌片状の裏面当接部38とを有する。裏面当接部38には凸部22と係合可能な貫通孔(凹部)40が形成されている。
ピースカバー30のアームピース16に対する装着は、図3に矢印Xによって示されているように、ピースカバー30をアームピース16の先端側からアームピース16の長手方向に沿う方向に差し込むことにより行われる。ピースカバー30のアームピース16に対する正規の装着位置は、図2に示されているように、ピースカバー30の差し込み先端部36がアームシャンク12とアームピース16との段差20に当接する位置である。
ピースカバー30の前面部32は、段差20に等しい板厚を有している。これにより、上述の正規の装着位置に装着されたピースカバー30は、図1に示されているように、段差20を隠し、ピースカバー30の前面部32はアームシャンク12の前面28と面一に連続する面をなす。
正規の装着位置に装着されたピースカバー30の貫通孔40は、アームピース16の凸部22にクリックストップ式に係合する。これにより、ピースカバー30の抜け止めが的確に行われる。
側面当接部36は、ピースカバー30のアームピース16に対する長手方向に沿う方向の差し込み装着において、アームピース16と干渉(衝突)しない部位Aには所要高さ、たとえば、ピースカバー30の板厚(幅寸法)と同等の高さをもって設けられ、アームピース16と干渉する部位Bには当該側面当接部36が設けられていない(側面当接部36の高さが零)か、あるいは前記所要高さより低い高さをもって設けられており、裏面当接部38は、アームピース16と干渉する部位とは反対側に配置されている。
ピースカバー30の差し込み装着時に、アームピース16と干渉しない部位A、アームピース16と干渉する部位Bは、アームピース16の形状により決まるものであり、アームピース16が真っ直ぐなものであれば、干渉部位Bは存在しないが、本実施形態のアームピース16のように、アームシャンク12との接続部16Bとワイパブレード18が取り付けられる先端部16Aとの間で折り曲った折曲中間部16Cを有するクランク形状のものでは、折曲中間部16Cを乗り越えることによって干渉部位Bが生じる。
これにより、本実施形態では、干渉部位Bは、ピースカバー30が折曲中間部16Cに対応する部位42のアームピース16に対する差し込み方向前側(図5で見て右側)42Aおよび当該部位42より差し込み方向前側42Bである。当該干渉部位Bには、側面当接部36が、設けられていないか、あるいは前記所要高さ(アームピース16の板厚相当)より低い高さをもって設けられている。本実施形態では、当該干渉部位Bには僅かな高さ(1mm程度)の側面当接部36が形成されている。
干渉しない部位A、つまり、非干渉部位Aは、ピースカバー30が折曲中間部16Cに対応する部位42のアームピース16に対する差し込み方向後側42Cおよび当該部位42より差し込み方向前側42Dであり、当該非干渉部位Aには側面当接部36が所要高さ(アームピース16の板厚相当)をもって形成されている。
そして、差し込み方向後側部分42Cの側面当接部36の先端より裏面当接部38が折曲形成されている。
上述の構成よれば、アームピース16がクランク形状であっても、アームピース16の長手方向に沿う方向の差し込みによってピースカバー30を難なくアームピース16に作業性よく装着することができる。
ピースカバー30の差し込み先端部36がアームシャンク12とアームピース16との段差20に当接する正規の装着位置までピースカバー30が差し込まれると、ピースカバー30の貫通孔40がアームピース16の凸部22に係合することで、作業者はクリックストップ感を得ることができる。また、本実施形態では、干渉部位Bに僅かな高さの側面当接部36が設けられていて、正規の装着位置では、側面当接部36がアームピース16の折曲中間部16Cを乗り越えることよっても、作業者はクリックストップ感を得ることができ、併せてピースカバー30の抜け止めが行われる。
また、所要高さ(アームピース16の板厚相当)の側面当接部36が形成されていない部位は、ピースカバー30のアームピース16に対する装着強度が低下しがしであるが、この部位の近くに、アームピース16を大きく抱き込む裏面当接部38があることにより、装着強度の低下が補われ、ピースカバー30のアームピース16に対する装着が全体に過不足なく適切に行われるようになる。
本発明によるワイパアームの一つの実施形態の全体概要を示す斜視図である。 本実施形態によるワイパアームの要部の拡大斜視図である。 本実施形態によるワイパアームのピースカバーの取り付けを説明する拡大斜視図である。 本実施形態によるワイパアームのアームピースの拡大斜視図である。 本実施形態によるワイパアームのピースカバーの拡大斜視図である。
符号の説明
10 ワイパアーム
12 アームシャンク
14 かしめ部
16 アームピース
20 段差
22 凸部
30 ピースカバー
32 前面部
34 カール形状部
36 側面当接部
38 裏面当接部
40 貫通孔
A 非干渉部位
B 干渉部位

Claims (3)

  1. アームシャンクの先端にアームピースが固定され、当該アームピースの先端部にワイパブレードが取り付けられるワイパアームであって、
    前記アームシャンクと前記アームピースとの接続部にできる段差を隠すために、前記アームピースに装着されたピースカバーを有し、
    前記ピースカバーは、前記アームピースの前面を覆う前面部と、前記前面部の側縁より折曲して前記アームピースの側面に当接する側面当接部と、前記側面当接部の先端より折曲して前記アームピースの裏面に当接する裏面当接部とを有し、
    前記側面当接部は、前記ピースカバーの前記アームピースに対する長手方向に沿う方向の差し込み装着において、前記アームピースと干渉しない部位には所要高さをもって設けられ、前記アームピースと干渉する部位には前記側面当接部が設けられていないかあるいは前記所要高さより低い高さをもって設けられており、
    前記裏面当接部は、前記アームピースと干渉する部位とは反対側に配置されているワイパアーム。
  2. 互いに当接する前記アームピースの裏面と前記裏面当接部とに凹凸部が形成されており、当該凹凸部は、前記ピースカバーが前記アームピースの正規の装着位置に装着されることにより、クリックストップ式に係合する請求項1に記載のワイパアーム。
  3. 前記アームピースは、前記アームシャンクとの接続部と前記ワイパブレードが取り付けられる先端部との間で折り曲った折曲中間部を有し、
    前記ピースカバーが前記折曲中間部に対応する部位の前記アームピースに対する差し込み方向前側および当該部位より差し込み方向前側には前記側面当接部が設けられていないかあるいは前記所要高さより低い高さをもって設けられており、
    前記ピースカバーが前記折曲中間部に対応する部位の前記アームピースに対する差し込み方向後側および当該部位より差し込み方向前側には前記側面当接部が所要高さをもって設けられ、前記差し込み方向後側部分の前記側面当接部の先端より前記裏面当接部が折曲形成されている請求項1または2に記載のワイパアーム。
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