JP5276104B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、特にスタッドレスタイヤとして用いるのに最適な空気入りタイヤに関する。
氷雪上における加速性能、制動性能、フィーリング性能などのタイヤ諸性能を向上させたタイヤが従来から提案されてきている。このようなタイヤでは、通常、トレッド部に周方向溝と横溝(ラグ溝)とが形成されている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2000−255217号公報 特開2000−229505号公報
しかし、市場では、氷雪上でのタイヤ諸性能の更なる向上が求められている。
本発明は、上記事実を考慮して、氷雪上におけるタイヤ諸性能を更に高めた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、トレッド部には、タイヤセンターのタイヤ幅方向両側にそれぞれ周方向溝が形成されて、センターブロック列と、前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側にそれぞれ隣接するセカンドブロック列と、が形成され、前記トレッド部のセンター領域には、センター領域内で折り返すようにジグザグ状に配置された中央ラグ溝が形成され、前記中央ラグ溝の接地前端側もしくは接地後端側のいずれか一端部が前記セカンドブロック列を構成するブロック内に位置している。
ここでセンター領域とは、タイヤ使用時に想定され得る範囲内のタイヤ空気圧、荷重における接地端よりもタイヤ幅方向内側の領域のことである。
本発明の第1の態様では、このように、センター領域内で折り返すように、ジグザグ状に配置された、すなわち、タイヤ幅方向に対する傾斜方向が互い違いとなって配置された中央ラグ溝がセンター領域内に形成されている。
このような中央ラグ溝を形成することにより、中央ラグ溝によるブロックエッジ長さが増大し、雪上での加速性能等のタイヤ諸性能を向上させることができる。
そして、センター領域内で折り返すように配置されたこの中央ラグ溝の接地前端側もしくは接地後端側のいずれか一端部が、セカンドブロック列を構成するブロック内に位置している。これにより、中央ラグ溝の長さを増大させつつ、ブロック内に位置する中央ラグ溝端部で所謂めくれが発生することを防止できる。このことは、SUVのような大きい重量に耐え得るタイヤで、特に顕著な効果が見られる。
中央ラグ溝のタイヤ周方向前後側のブロックで、サイプの延びる方向を互いに異ならせてもよい。これにより、向きが互いに異なるサイプをバランス良く配置することが可能になり、種々の方向からの入力に対してサイプエッジを効かすことが可能になる。
なお、この中央ラグ溝が接地端を突き抜けた構成にしてしまうと、ブロック剛性が大きく低下し易い。また、ブロック剛性を確保するためにブロック形状を大型化すると、タイヤ全体としてのラグ溝によるエッジ長さを確保することができない。
本発明の第2の態様は、前記セカンドブロック列を構成する前記ブロックのタイヤ周方向両側には、タイヤ幅方向外側になるほどタイヤ正転時での接地後端側となる横断ラグ溝が形成され、前記ブロックには、前記周方向溝よりも幅細であって、タイヤ正転時での接地面の移動に伴ってタイヤ幅方向内側に接地溝位置が移動するようにタイヤ周方向に対して傾斜し、かつ、前記中央ラグ溝とは交差しない副溝が形成されている。
これにより、セカンドブロック列を構成するブロックに副溝を形成しても、副溝と横断ラグ溝とが交差するブロック角部が鋭角になり過ぎることを回避できるので、副溝を形成してもブロック剛性の低減を抑えることができる。
本発明の第3の態様は、前記センターブロック列を構成する各ブロックには、タイヤ正転時での前記ラグ溝の接地後端側領域に張り出す張出し部が形成されている。
これにより、センターブロック列を構成する各ブロックで、タイヤ正転時でのラグ溝の接地後端側領域を形成するブロック角部の剛性を高めることができる。
本発明によれば、氷雪上におけるタイヤ諸性能を更に高めた空気入りタイヤとすることができる。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤはライトトラック(LT)に用いられるスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)であり、両端部がそれぞれビードコアで折り返されたカーカスと、カーカスのタイヤ径方向外側に配置されたベルト層とを備えている。そして、ベルト層のタイヤ径方向外側には、図1に示すように、溝が配設されたトレッド部16が形成されている。本実施形態に係る空気入りタイヤは、タイヤの回転方向が指定されている。
なお、図1にトレッド端Tの位置を示す。ここで、トレッド端とは、空気入りタイヤをJATMA YEAR BOOK(2007年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%を内圧として充填し、最大負荷能力を負荷したときのタイヤ幅方向最外の接地部分を指す。なお、使用地又は製造地においてTRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
トレッド部16には、タイヤセンター(タイヤ赤道面)CLのタイヤ幅方向両側にそれぞれ周方向溝が形成されている。本実施形態では、内側主溝20A、20B、外側主溝22A、22Bの計4本の主溝が形成されている。
内側主溝20A、20Bの間にはセンターブロック列30が形成されている。そして、内側主溝20Aと外側主溝22Aとの間にセカンドブロック列32Aが形成され、内側主溝20Bと外側主溝22Bとの間にセカンドブロック列32Bが形成されている。
センターブロック列30には、タイヤ幅方向Vに対する傾斜方向が互い違いとなる中央ラグ溝24がセンターブロック列を横断するように形成されている。すなわち、内側主溝20Aに接続して紙面右上方向に延び出して内側主溝20Bを突き通ってセカンドブロック列32Bにまで到達している中央ラグ溝24Pと、内側主溝20Bに接続して紙面左上方向に延び出して内側主溝20Aを突き通ってセカンドブロック列32Aにまで到達している中央ラグ溝24Qと、がタイヤ周方向に交互に配置されている。この構成では、タイヤ正転時(すなわち本実施形態に係る空気入りタイヤ10が正転方向Fに回転したとき)、中央ラグ溝24Pの接地後端側の端部25Pがセカンドブロック列32Bを構成するブロック33B内に位置し、中央ラグ溝24Qの接地後端側の端部25Qがセカンドブロック列32Aを構成するブロック33A内に位置している。このような中央ラグ溝24P、24Qの配置により、中央ラグ溝24は、センター領域内で折り返すようにZ状にジグザグを描きながら配置された構成となっている。なお、図1では、接地後端側の端部25P、25Qがセカンドブロック列32Aのブロック33A、33B内に位置している場合を示したが、これとは逆に接地前端側がセカンドブロック列のブロック内に位置していてもよい。
また、ブロック33Aのタイヤ周方向両側には、タイヤ幅方向外側になるほどタイヤ正転時での接地後端側になる横断ラグ溝26Aが形成されている。そして、ブロック33Aには、タイヤ正転時での接地面の移動に伴ってタイヤ幅方向内側に接地溝位置が移動するようにタイヤ周方向に対して傾斜している副溝28Aが形成されている。ブロック33Bのタイヤ周方向両側にも、タイヤ幅方向外側になるほどタイヤ正転時での接地後端側になる横断ラグ溝26Bが形成されている。そして、ブロック33Bには、タイヤ正転時での接地面の移動に伴ってタイヤ幅方向内側に接地溝位置が移動するようにタイヤ周方向に対して傾斜している副溝28Bが形成されている。ここで、副溝28A、28Bは、内側主溝20A、20B、外側主溝22A、22Bよりも細幅で、しかも、走行時に閉じない溝である。そして、図1から判るように、副溝28A、28Bは中央ラグ溝24P、24Qとは交差していない。
本実施形態では、副溝28Aは、ブロック33Aに突き刺さった形状となっている中央ラグ溝24Qと略直交する方向に延びている。そして、副溝28Bは、ブロック33Bに突き刺さった形状となっている中央ラグ溝24Pと略直交する方向に延びている。
更に、センターブロック列30を構成する各ブロック31には、タイヤ正転時での中央ラグ溝24の接地後端側領域に張り出す張出し部34が形成されている。従って、センターブロック列30を横断する中央ラグ溝24Pは、張出し部34によって幅狭とされた狭窄溝部24P1と、張出し部34が形成されていない広幅溝部24P2とで構成されている。そして、センターブロック列30を横断する中央ラグ溝24Qは、張出し部34によって幅狭とされた狭窄溝部24Q1と、張出し部34が形成されていない広幅溝部24Q2とで構成されている。
また、センターブロック列30を構成する各ブロック31では、中央ラグ溝24のタイヤ周方向前後側のブロックで、サイプの延びる方向が互いに異なっている。すなわち、タイヤ正転時における中央ラグ溝24のタイヤ周方向前側のブロック31Mに形成されたサイプ36Mとタイヤ周方向後側のブロック31Nに形成されたサイプ36Nとで、サイプの延びる方向が互いに異なっている。これにより、向きが互いに異なるサイプ36M、36Nをバランス良く配置しており、縦方向、横方向の何れの入力が生じても、サイプエッジを効果的に効かすことができる構成になっている。
以上説明したように、本実施形態では、中央ラグ溝24はセンター領域内で折り返すようにZ状にジグザグを描きながら配置された構成となっていて、中央ラグ溝24Pの接地側後端がブロック33B内に位置し、中央ラグ溝24Qの接地側後端がブロック33A内に位置している。これにより、中央ラグ溝24によるブロックエッジ長さが増大し、雪上での加速性能(トラクション性能)、制動性能(ブレーキ性能)、フィーリング性能の何れも向上させることができるとともに、中央ラグ溝24の長さを増大させつつ、ブロック33A、33B内にそれぞれ位置する中央ラグ溝端部25Q、25Pで所謂めくれが発生することを防止できる。
また、ブロック33Aのタイヤ周方向両側には、タイヤ幅方向外側になるほどタイヤ正転時での接地後端側になる横断ラグ溝26Aが形成されている。そして、ブロック33Aに形成された副溝28Aは、タイヤ正転時での接地面の移動に伴ってタイヤ幅方向内側に接地溝位置が移動するようにタイヤ周方向に対して傾斜している。これにより、セカンドブロック列32Aを構成するブロック33Aに副溝28Aを形成しても、副溝28Aと横断ラグ溝26Aとが交差するブロック角部40Aが鋭角になり過ぎることを回避できるので、副溝28Aを形成してもブロック剛性の低減を抑えることができる。ブロック33Bについても、同様に、副溝28Bと横断ラグ溝26Bとが交差するブロック角部40Bが鋭角になり過ぎることを回避でき、ブロック剛性の低減を抑えることができる。
更に、センターブロック列30を構成する各ブロック31には、タイヤ正転時での中央ラグ溝24の接地後端側領域に張り出す張出し部34が形成されている。これにより、センターブロック列30を構成する各ブロック31で、タイヤ正転時での中央ラグ溝24の接地後端側領域を形成するブロック角部の剛性が張出し部34によって高められ、センターフィーリル(小操舵角でのハンドリング)が向上する。
なお、図1では、張出し部34がブロック31Nではなくブロック31Mに形成された図として描いているが、ブロック31Nよりもブロック31Mのほうがブロック角部の剛性が低い場合には、張出し部34をブロック31Mに形成してもよい。
<試験例>
本発明の効果を確かめるために、本発明者は、上記実施形態に係る空気入りタイヤの変形例の一例(以下、実施例1タイヤという)、上記実施形態に係る空気入りタイヤの一例(以下、実施例2タイヤという)、比較のための空気入りタイヤの一例(以下、比較例タイヤという)、及び、従来の空気入りタイヤの一例(以下、従来例タイヤという)を用意し、雪上で性能テストを行って加速性能(トラクション性能)、制動性能(ブレーキ性能)、及び、雪上フィーリング性能を評価した。
実施例1タイヤは、実施例2タイヤに比べ、副溝28が形成されていないタイヤである。
従来例タイヤは、実施例1タイヤに比べ、センターブロック列30をセンターリブに代えたタイヤである。
比較例タイヤは、従来例タイヤに比べ、センターリブをセンターブロックに代えたタイヤであるが、ラグ溝の接地端側がセカンドブロック列を構成するブロックに到達しないものである。比較例タイヤでは、センターリブにラグ溝が入り込み、ラグ溝端部がリブ内に位置している。そして、入り込んだラグ溝からタイヤ周方向一方側のブロック部分と、このラグ溝からタイヤ周方向他方側のブロック部分とで、タイヤ周方向に対するサイプの傾斜方向が互いに逆となっている。
本試験例では、全てのタイヤについて、タイヤサイズを265/70/16とし、正規リムに装着して正規内圧とし、ライトトラックに取付けて正規荷重を負荷した状態で実車走行により試験を行った。ここで、
ここで、「正規リム」とは、例えばJATMAが発行する2007年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズにおける標準リムを指し、「正規荷重」及び「正規内圧」とは、同様に、JATMAが発行する2007年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズ・プライレーティングにおける最大荷重及び該最大荷重に対する空気圧を指す。使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
本試験例では、加速性能については、発進性能として、静止状態からアクセルを全開にし、圧雪上で50m走行するまでにかかった時間(加速タイム)を測定した。
また、制動性能については、速度40km/hからフルブレーキをかけて圧雪上で静止状態になるまでの制動距離を計測し、上記速度(40km/h)と制動距離とから平均減速度を算出した。
また、雪上フィーリング性能については、圧雪路面のテストコースにおける制動性、発進性、直進性、コーナーリング性の総合評価とした。
そして、加速性能、制動性能、雪上フィーリング性能の何れについても、従来例のタイヤの平均減速度に基づく評価指数100とし、実施例1タイヤ、実施例2タイヤ、及び、比較例タイヤについて相対評価となる評価指数を算出した。評価結果を表1に示す。
Figure 0005276104

表1の評価結果では評価指数が大きいほど雪上性能が高いこと、すなわち加速性能、制動性能、及び、雪上フィーリング性能に優れていることを示す。表1から判るように、比較例タイヤの評価指数は従来例タイヤに比べて何れも高かった。そして、実施例1、2のタイヤの評価指数は、従来例タイヤ及び比較例タイヤに比べて何れも高かった。また、実施例1タイヤに比べて実施例2タイヤのほうが雪上フィーリング性能が大幅に向上していた。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 空気入りタイヤ
16 トレッド部
CL タイヤセンター
20A、B 内側主溝(周方向溝)
22A、B 外側主溝(周方向溝)
25P、Q 端部
30 センターブロック列
31 ブロック
32A、B セカンドブロック列
24P、Q ラグ溝
33A、B ブロック
28A、B 副溝
26A、B 横断ラグ溝
34 張出し部

Claims (3)

  1. トレッド部には、タイヤセンターのタイヤ幅方向両側にそれぞれ周方向溝が形成されて、センターブロック列と、前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側にそれぞれ隣接するセカンドブロック列と、が形成され、
    前記トレッド部のセンター領域には、センター領域内で折り返すようにジグザグ状に配置された中央ラグ溝が形成され、
    前記中央ラグ溝の接地前端側もしくは接地後端側のいずれか一端部が前記セカンドブロック列を構成するブロック内に位置している、空気入りタイヤ。
  2. 前記セカンドブロック列を構成する前記ブロックのタイヤ周方向両側には、タイヤ幅方向外側になるほどタイヤ正転時での接地後端側となる横断ラグ溝が形成され、
    前記ブロックには、前記周方向溝よりも幅細であって、タイヤ正転時での接地面の移動に伴ってタイヤ幅方向内側に接地溝位置が移動するようにタイヤ周方向に対して傾斜し、かつ、前記中央ラグ溝とは交差しない副溝が形成されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センターブロック列を構成する各ブロックには、タイヤ正転時での前記ラグ溝の接地後端側領域に張り出す張出し部が形成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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