JP2003237318A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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Abstract
能の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供する
こと。 【解決手段】 トレッド12に、一対の幅狭周方向主溝
14、一対の幅広周方向主溝16、及び複数の傾斜溝2
0を配置して5つのブロック列を形成し、基本的なハイ
ドロプレーニング性能、及び雪上性能を得る。傾斜溝2
0をトレッド端12Eからタイヤ赤道面CLを越えて反
対側の幅狭周方向主溝14へ到達させることで長いブロ
ックエッジを確保し、雪上性能を向上する。センター領
域12TCの傾斜溝20を1本ごとに違う方向を向ける
ことでコーナリング時の右きり、左きりに影響されるこ
となく、常に高い雪上トラクション性能を発揮できる。
Description
ブロックを備えた空気入りタイヤに係り、特に、排水性
能を向上しつつ、氷雪上性能を確保することのできる空
気入りタイヤに関する。
用のタイヤ(所謂スタッドレスタイヤ)の従来知られて
いるトレッドパターンは、図4に示すようなタイヤ周方
向に連続した第1のストレート溝100、ジグザグ溝1
02、第2のストレート溝104、第1のラグ溝10
6、第2のラグ溝108、第3のラグ溝110を組み合
わせたブロックパターンが一般的である。
12,114,116には、各々サイプ118が形成さ
れている。
のタイヤのトレッドパターンは、上記のようにストレー
ト溝とジグザグ溝とを組み合せた点対称パターンであっ
た。
は有効であるが、雪上でのブレーキ、及びトラクション
性能には不利である。一方、ラグ溝は、雪上でブレーキ
及びトラクション性能には有利であるが、排水性には不
利である。
すると、トラクション、及びブレーキ性能には有効であ
るが、排水性は悪化する。
水性、及び氷雪上性能の両方をバランス良く高めること
が困難であった。
面走行時の排水性向上を狙いつつ、従来よりも氷雪上で
のトラクション、及びブレーキ性能の向上を図ることの
できる空気入りタイヤを提供することが目的である。
は、タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の1/3のト
レッド中央領域内に配置され、少なくともタイヤ赤道面
の左右で対をなす幅狭周方向主溝と、前記幅狭周方向主
溝のタイヤ幅方向外側に設けられ、前記幅狭周方向主溝
よりも幅広で少なくともタイヤ赤道面の左右で対をなす
幅広周方向主溝と、各トレッド端からタイヤ赤道面側へ
向ってタイヤ周方向に対して傾斜して延び、少なくとも
タイヤ赤道面を越えて反対側の前記幅狭周方向主溝に到
達すると共に、タイヤ赤道面側の一部分同士がオーバー
ラップしたタイヤ赤道面の左右で対をなす傾斜溝と、を
備え、トレッド幅方向に少なくとも5つブロック列を形
成した空気入りタイヤであって、前記左右の幅狭周方向
主溝に挟まれたセンター領域には、1つの頂点をタイヤ
赤道面の一方側に他の2つの頂点をタイヤ赤道面の他方
側に位置するようにトレッド平面視形状が略三角形とさ
れた第1の三角ブロックと、1つの頂点をタイヤ赤道面
の他方側に他の2つの頂点をタイヤ赤道面の一方側に位
置するようにトレッド平面視形状が略三角形とされた第
2の三角ブロックと、をタイヤ周方向に交互に配列した
第1のブロック列が設けられ、トレッド平面視形状が略
平行四辺形とされ、長い方の対角線がタイヤ周方向に対
して傾斜し、タイヤ赤道面側の鋭角角部にトレッド平面
視で半径0.5〜4mmの円弧部を形成した平行四辺形
ブロックを、タイヤ周方向に配列した第2のブロック列
が、前記第1のブロック列のタイヤ幅方向最外側に設け
られている、ことを特徴としている。
作用を説明する。
周方向に延びる少なくとも少なくとも1対の幅狭周方向
主溝を配置し、そのタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に
延びる少なくとも1対の幅広周方向主溝を配置し、さら
に、各トレッド端からタイヤ赤道面側へ向ってタイヤ周
方向に対して傾斜して延び、少なくともタイヤ赤道面を
越えて反対側の前記幅狭周方向主溝に到達すると共に、
タイヤ赤道面側の一部分同士がオーバーラップしたタイ
ヤ赤道面の左右で対をなす傾斜溝を配置することで、ト
レッド面には少なくとも5つのブロック列が形成され、
基本的なハイドロプレーニング性能、及び雪上性能(ブ
レーキ、トラクション、コーナリング)が得られる。
主溝を形成したのは、トレッド中央領域内のネガティブ
率を少なめに設定することで所謂センター摩耗(偏摩
耗)を抑制するためである。
へ延ばし、さらに幅狭周方向主溝間の陸部を横断させる
ことにより、傾斜溝を長く設定することができ、雪上性
能に有効な長いブロックエッジを確保することができ
る。
とにより、氷雪上でのコーナリング性能を確保すること
ができる。
の2つの頂点をタイヤ赤道面の他方側に位置するように
トレッド平面視形状が略三角形とされた第1の三角ブロ
ックと、1つの頂点をタイヤ赤道面の他方側に、他の2
つの頂点をタイヤ赤道面の一方側に位置するようにトレ
ッド平面視形状が略三角形とされた第2の三角ブロック
と、をタイヤ周方向に交互に配列してトレッドセンター
領域ブロック列を形成したので、センター領域での傾斜
溝が1本ごとに違う方向を向くことになり、コーナリン
グ時の右きり、左きりに影響されることなく、常に高い
雪上トラクション性能を発揮することができる。
の一方の傾斜溝と他方の傾斜溝とをタイヤ周方向に離し
てオーバーラップさせた場合には、センター領域におい
て傾斜溝によるブロックエッジの長さを2倍にすること
ができる。
て有効に働くため、この領域のブロックエッジを2倍に
することにより、より強いトラクション性能を発揮する
ことができる。
れ、長い方の対角線がタイヤ周方向に対して傾斜した平
行四辺形ブロックをタイヤ周方向に配列した第2のブロ
ック列を、センター領域のタイヤ幅方向外側に配置した
ので、ウエット路面走行時にセンター領域の水をスムー
スにその外側の領域、あるいは幅広周方向主溝へと流す
ことができる。
対角線をタイヤ周方向に対して傾斜させ、タイヤ赤道面
側の鋭角角部にトレッド平面視で半径0.5〜4mmの
円弧部を設けたので、タイヤ赤道面側からトレッド端側
へスムーズに水を流すことができる。
ブロックの接地面積が減少してブロック剛性の低下につ
ながるため、円弧部の半径の上限を4mmに抑えること
が好ましい。
同士がオーバーラップしたタイヤ赤道面の左右で対をな
す傾斜溝」とは、例えば、タイヤ赤道面の右側の傾斜溝
と左側の傾斜溝が互いのタイヤ赤道面側の一部分同士を
タイヤ周方向に互い離間した状態でオーバーラップして
いる場合と、タイヤ赤道面の右側の傾斜溝と左側の傾斜
溝がタイヤ赤道面付近で互いに接続している場合との2
つの場合がある。
の空気入りタイヤにおいて、前記傾斜溝のタイヤ赤道面
側の一部分が、前記第1の三角ブロックの少なくとも1
辺、及び前記第2の三角ブロックの少なくとも1辺を形
成している、ことを特徴としている。
作用を説明する。
び第2の三角ブロックの少なくとも1辺をそれぞれ傾斜
溝と共有することで、センター領域に配置される溝の幅
を細く設定しても(センター領域の剛性を確保するた
め)、センター領域の水をそのタイヤ幅方向外側の領域
へとスムースに流すことができる。
ので、雪上でのトラクション性能に対しても有効にな
る。
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記傾斜溝
の溝幅は、トレッド端側からタイヤ赤道面側へ向って各
ブロック列内では同一幅で、各ブロック列間では順次小
さく設定されている、ことを特徴としている。
作用を説明する。
ドライ、ウエット、雪上、氷上という全ての路面状態に
おいて操縦性を向上するため、また、センター部の偏摩
耗抑制(比較的急速に生ずる)を抑制するため、さら
に、ノイズの発生を抑制するためにもこの領域の傾斜溝
は、その他の領域よりも幅狭に設定することが好まし
い。
は、トレッド中央側からの水をトレッド幅方向外側に排
水する役目を負うため、効率良く排水するためにもこの
領域の傾斜溝の幅を最も広く設定することが好ましい。
ルダー付近の領域との間のブロックについては、これら
の中間的な設定とすることが好ましい。
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記トレッド中央領域のネガティブ率が少なくともトレ
ッド踏面部全体のネガティブ率よりも小さい、ことを特
徴としている。
作用を説明する。
ド踏面部全体のネガティブ率よりも小さくすることによ
り、トレッド中央領域の各ブロックの体積を増やすこと
ができ、偏摩耗(比較的急速に生ずるセンター摩耗)を
抑制することができる。
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記幅広周方向主溝は、トレッド半幅の中央部である1
/4点よりもタイヤ幅方向外側に配置されている、こと
を特徴としている。
作用を説明する。
イヤ幅方向内側に配置されていると、幅広周方向主溝の
タイヤ幅方向内側に形成されているブロックの幅が狭く
なり過ぎてブロック剛性が低下し、ドライ、ウエット、
雪上、氷上の様々な性能に悪影響を与える。
イヤ幅方向外側に配置されていると、ドライ、ウエッ
ト、雪上、氷上の様々な性能に悪影響を与える虞がな
く、コーナリング時のハイドロプレーニング性能を向上
することができる。
レッド端からタイヤ赤道面側へトレッド半幅の25%の
位置)よりもショルダー側へは配置しないことが望まし
い。幅広周方向主溝が、1/8点よりもショルダー側に
配置されると、ショルダーブロックの幅が狭くなり過ぎ
て、ショルダーブロックのブロック剛性低下、及び偏摩
耗を生ずる虞がある。
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記幅狭周方向主溝、及び前記幅広周方向主溝は、各ブ
ロックの周方向1ピッチの範囲内で直線状であると共に
タイヤ周方向に対する角度が20°以下である、ことを
特徴としている。
作用を説明する。
各ブロックの周方向1ピッチの範囲内で直線状であると
共にタイヤ周方向に対する角度が0°であると、幅狭周
方向主溝とこれに隣接する幅広周方向主溝との間のブロ
ックからの水を主にタイヤ周方向に流すことができ、直
進時のハイドロプレーニング性能が向上する。
てトレッド端側(タイヤ幅方向外側に位置する傾斜溝)
にも排水するようになり、コーナリング時のハイドロプ
レーニング性能が向上して行く。
えると、傾斜溝との間で形成されるブロックの角部の角
度が鋭角になり過ぎてしまい、偏摩耗(段差摩耗)を生
じ易くなる。
えると、傾斜溝との間で形成されるブロックの角部の角
度が鋭角になり過ぎてしまい、偏摩耗(段差摩耗)を生
じ易くなる。
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記全ての傾斜溝は、タイヤ赤道面側がトレッド端側よ
りもタイヤ回転方向側となるように傾斜している、こと
を特徴としている。
作用を説明する。
ド端側よりもタイヤ回転方向側となるように傾斜させる
と、トレッドパターンが所謂方向性パターンとなり、排
水性能が向上する。
求項7に記載の空気入りタイヤにおいて、前記全ての平
行四辺形ブロックの長い方の対角線は、タイヤ赤道面側
がトレッド端側よりもタイヤ回転方向側となるように傾
斜している、ことを特徴としている。
作用を説明する。
線を、タイヤ赤道面側がトレッド端側よりもタイヤ回転
方向側となるように傾斜させると、平行四辺形ブロック
が方向性の配置となり、直進、及びコーナリング時のハ
イドロプレーニング性能が向上する。
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
タイヤ赤道面の一方側の傾斜溝と他方側の傾斜溝は、同
方向に傾斜している、ことを特徴としている。
作用を説明する。
傾斜溝とを、それぞれタイヤ周方向に対して同方向に傾
斜させると、トレッドパターンが方向性のないパターン
となり、車両に対してタイヤの装着位置が自由になり、
前後左右のローテーションを自由に行え、ローテーショ
ンを行うことで偏摩耗を抑制することができる。
方側の傾斜溝とを一直線状に接続配置することができ、
雪上走行時にタイヤ周方向に対して交差する方向に一直
線状に延びる雪柱により大きな雪中剪断力が得られ、そ
の結果、雪上でのトラクション性能を若干向上させるこ
ともできる。
請求項9の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、各ブロックに複数のサイプを形成した、ことを特徴
としている。
の作用を説明する。
により、エッジ効果が増え氷雪上性能(特に氷上性能)
を向上することができる。
請求項10の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記平行四辺形ブロックの長い方の対角線のタイヤ
周方向に対する角度が20〜50°の範囲内である、こ
とを特徴としている。
の作用を説明する。
イヤ周方向に対する角度が20°未満になると、平行四
辺形ブロックがタイヤ周方向の長くなり過ぎ、幅が狭く
なるためブロック剛性が不足し、操縦安定性に悪影響を
与える。
線のタイヤ周方向に対する角度が50°を越えると、平
行四辺形ブロックがタイヤ幅方向に長くなりすぎ、ま
た、傾斜溝のタイヤ周方向に対する角度が大きくなりす
ぎるため、ハイドロプレーニング性能に対するメリット
が少なくなる。
線のタイヤ周方向に対する角度は、30°近辺が最も良
い。
請求項11の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記傾斜溝のタイヤ周方向に対する角度は、前記幅
広周方向主溝よりタイヤ幅方向外側のショルダー領域で
は鋭角側から計測して65〜90°の範囲内、前記セン
ター領域、及び前記幅狭周方向主溝と前記幅広周方向主
溝とで挟まれたセカンド領域では50〜85°の範囲内
で傾斜している、ことを特徴としている。
の作用を説明する。
周方向に対する角度が65°未満になると、トレッド側
領域のブロックがタイヤ周方向に長くなりすぎ、幅狭と
なるためブロック剛性が低下して偏摩耗性が悪化する。
タイヤ周方向に対する角度が90°を越えると、傾斜溝
はタイヤ赤道面側に対してトレッド端側で傾斜方向が逆
方向となってしまい、ハイドロプレーング性能が悪化す
る。
おいて、傾斜溝のタイヤ周方向に対する角度が50°未
満になると、雪上での有効なトラクション性能が得られ
なくなる。
おいて、傾斜溝のタイヤ周方向に対する角度が85°を
越えると、ハイドロプレーニング性能に対してメリット
がなくなる。
請求項12の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記傾斜溝は、前記幅広周方向主溝よりタイヤ幅方
向外側のショルダー領域での溝幅を100%としたとき
に、前記センター領域での溝幅が10〜60%の範囲
内、前記幅狭周方向主溝と前記幅広周方向主溝とで挟ま
れたセカンド領域での溝幅が40〜95%の範囲内であ
る、ことを特徴としている。
の作用を説明する。
ときに、センター領域での傾斜溝の溝幅が10%未満で
は、雪上トラクション性能を有効に発揮できなくなる。
としたときに、センター領域での傾斜溝の溝幅が60%
を越えると、相対的にセンター領域でのネガティブ率が
大きくなりすぎ、トレッドセンター部が摩耗し易くな
る。
としたときに、セカンド領域での傾斜溝の溝幅が40%
未満では、トラクション性能とハイドロプレーニング性
能との両立が困難となる。
としたときに、セカンド領域での傾斜溝の溝幅が95%
を越えると、トレッド側領域内のブロックの剛性が低下
し、また、ノイズ性能が低下する(即ち、パターンノイ
ズが増加)。
定義を説明する。
する標準リムに装着し、標準空気圧を充填し、標準荷重
を作用させたときのタイヤ幅方向の一方のタイヤ幅方向
最外端(トレッド端)から他方のタイヤ幅方向最外端
(トレッド端)までのタイヤ幅方向の寸法をトレッド幅
としている。
ヤ協会)のYear Book2001年度版規定のリ
ムであり、標準空気圧とはJATMA(日本自動車タイ
ヤ協会)のYear Book2001年度版の最大負
荷能力に対応する空気圧であり、標準荷重とはJATM
A(日本自動車タイヤ協会)のYear Book20
01年度版の単輪を適用した場合の最大負荷能力に相当
する荷重である。
記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重(最
大負荷能力)のことであり、空気圧とは下記規格に記載
されている単輪の最大荷重(最大負荷能力)に対応する
空気圧のことであり、リムとは下記規格に記載されてい
る適用サイズにおける標準リム(または、”ApprovedRi
m" 、”Recommended Rim")のことである。
に有効な産業規格によって決められている。例えば、ア
メリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association I
nc.のYear Book ”であり、欧州では”The European Ti
re and Rim Technical OrganizationのStandards Manua
l”である。
参照して本発明の空気入りタイヤの第1の実施形態を詳
細に説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る空
気入りタイヤ10のトレッド12が平面図にて示されて
いる。
面CLを中心としてトレッド幅W0の1/3の領域であ
るトレッド中央領域、符号12Sはトレッド側領域であ
る。
び矢印Bは周方向、矢印Cはタイヤ幅方向を表してい
る。
イヤ赤道面CLを中心としてトレッド幅W0の1/3の
領域であるトレッド中央領域12C内に、それぞれタイ
ヤ周方向に沿って直線状に延びタイヤ赤道面CLの左右
で対を成す幅狭周方向主溝14が形成されており、幅狭
周方向主溝14のタイヤ幅方向外側には、幅狭周方向主
溝14よりも溝幅が広くタイヤ周方向に沿って直線状に
延びる幅広周方向主溝16が形成されている。
のようにトレッド12の1/4点18よりもタイヤ幅方
向外側に配置することが好ましい。
Eからタイヤ赤道面CLを越えて反対側の幅狭周方向主
溝14に到達すると共に、タイヤ赤道面CL側の一部分
がタイヤ周方向にオーバーラップするタイヤ赤道面CL
の左右で対をなす傾斜溝20がタイヤ周方向に複数形成
されている。
端側よりもタイヤ回転方向側(矢印A方向)となるよう
に傾斜している。
内、左右の幅狭周方向主溝14で挟まれる領域をセンタ
ー領域12TC、幅狭周方向主溝14と幅広周方向主溝
16とで挟まれる領域をセカンド領域12A、幅広周方
向主溝16のタイヤ幅方向外側の領域をショルダー領域
12SHとしている(なお、本実施形態では、各領域の
境界は溝中心線位置としている。)。
1は、トレッド端12E側からタイヤ赤道面CL側へ向
けて漸減させ、ショルダー領域12SHでは鋭角側から
計測して65〜90°の範囲内、センター領域12T
C、及びセカンド領域12Aでは50〜85°の範囲内
であることが好ましい。
CL側からトレッド端12Eへ向けて漸増させ、ショル
ダー領域12SHでの溝幅(平均)を100としたとき
に、センター領域12TCでの溝幅が10〜60、セカ
ンド領域12Aでの溝幅が40〜95の範囲内であるこ
とが好ましい。
向主溝16のタイヤ幅方向外側に幅広周方向主溝16と
傾斜溝20とで区画された複数のショルダーブロック2
2からなるショルダーブロック列23が形成され、幅広
周方向主溝16と幅狭周方向主溝14との間には、幅広
周方向主溝16と幅狭周方向主溝14と傾斜溝20とで
区画された複数のセカンドブロック24からなるセカン
ドブロック列25と、タイヤ赤道面CL上には、幅狭周
方向主溝14と傾斜溝20とで区画された第1のセンタ
ーブロック26及び第2のセンターブロック28を交互
に配置したセンターブロック列29が形成されている。
同一幅で、各ブロック列間では、トレッド端12E側か
らタイヤ赤道面CL側へ向けて順次小さく設定すること
が好ましい。
向1ピッチの範囲内で直線状であり、タイヤ周方向に対
する角度θ2が20°以下であることが好ましい。
クの周方向1ピッチの範囲内で直線状であり、タイヤ周
方向に対する角度θ3が20°以下であることが好まし
い。
び第2のセンターブロック28は、トレッド平面視形状
が略三角形である。
1つの頂点をタイヤ赤道面CLの左側に、他の2つの頂
点をタイヤ赤道面CLの右側に配置しており、第2のセ
ンターブロック28は、三角形の1つの頂点をタイヤ赤
道面CLの右側に、他の2つの頂点をタイヤ赤道面CL
の左側に配置している。
平面視形状が略平行四辺形である。
は、長い方の対角線が、タイヤ赤道面CL側がトレッド
端12Eよりもタイヤ回転方向側となるように傾斜して
いる。
は、長い方の対角線のタイヤ周方向に対する角度θ4を
20〜50°の範囲内とすることが好ましい。
側の鋭角角部には、トレッド平面視で円弧状とされた円
弧部30が形成されている。
mの範囲内が好ましい。
は、トレッド12踏面部全体(一方のトレッド端12E
から他方のトレッド端12Eまでの領域)のネガティブ
率よりも小さいことが好ましい。
のセンターブロック28、セカンドブロック24、及び
ショルダーブロック22には、各々、略タイヤ幅方向に
延びるジグザグ状のサイプ32が複数形成されている。
(作用)本実施形態の空気入りタイヤ10では、図1に
示すように、一対の幅狭周方向主溝14、一対の幅広周
方向主溝16、及び傾斜溝20をトレッド12に配置し
て5つのブロック列を形成したので、基本的なハイドロ
プレーニング性能、及び雪上性能(ブレーキ、トラクシ
ョン、コーナリング)が得られる。また、トレッドパタ
ーンが方向性パターンとしたるので、排水性能がより向
上されている。
方向主溝14を形成したので、トレッド中央領域12C
のネガティブ率を小さく少なめに設定することができ、
所謂センター摩耗(偏摩耗)を抑制することができる。
ヤ赤道面CL側へ延ばし、さらに幅狭周方向主溝14間
の陸部を横断させたので、傾斜溝20を長く設定するこ
とができ、雪上性能に有効な長いブロックエッジを確保
できる。
ヤ赤道面CLの一方の傾斜溝20と他方の傾斜溝20と
をタイヤ周方向にオーバーラップさせたので、センター
領域12TCにおいて傾斜溝20によるブロックエッジ
の長さを2倍にすることができ、雪上においてより強い
トラクション性能を発揮することができる。
0が1本ごとに違う方向に傾斜しているので、コーナリ
ング時の右きり、左きりに影響されることなく、常に高
い雪上トラクション性能を発揮することができる。
れ、長い方の対角線がタイヤ周方向に対して傾斜した略
平行四辺形のセカンドブロック24からなるセカンドブ
ロック列25を、センターブロック列29のタイヤ幅方
向外側に配置したので、ウエット路面走行時にセンター
領域12TCの水をスムースにその外側の領域、あるい
は幅広周方向主溝16へと流すことができる。
をタイヤ周方向に対して傾斜させ、タイヤ赤道面CL側
の鋭角角部にトレッド平面視で半径rが0.5〜4mm
の円弧部30を形成したので、タイヤ赤道面CL側から
トレッド端12E側へスムーズに水を流すことができ
る。
第2のセンターブロック28の1辺をそれぞれ傾斜溝2
0と共有しているので、本実施形態のようにセンター領
域12TCの剛性を確保するため傾斜溝20の溝幅をト
レッド端12E側よりもセンター領域12TCの方で細
く設定しても、センター領域12TCの水をそのタイヤ
幅方向外側の領域へとスムースに流すことができる。
で、雪上でのトラクション性能に対しても有効になる。
ることにより、ドライ、ウエット、雪上、氷上という全
ての路面状態において操縦性が向上し、また、センター
領域12TCの偏摩耗抑制を抑制でき、さらに、ノイズ
の発生を抑制することもできる。
よりもトレッド端12E側で広くなっているので、トレ
ッド中央側からの水をトレッド幅方向外側に効率良く排
水することができる。
トレッド踏面部全体のネガティブ率よりも小さくしたの
で、トレッド中央領域12Cの各ブロックの体積を増や
すことができ、偏摩耗(比較的急速に生ずるセンター摩
耗)を抑制することができる。
タイヤ幅方向外側に配置したので、タイヤ赤道面CL側
のブロックの幅を狭くし過ぎてドライ、ウエット、雪
上、氷上の様々な性能に悪影響を与える虞がなく、コー
ナリング時のハイドロプレーニング性能を向上すること
ができる。
16を、各ブロックの周方向1ピッチの範囲内で直線状
とすると共に、各々のタイヤ周方向に対する角度
(θ2、θ3)を20°以内としたので、主にタイヤ周方
向に水を流すことができ、直進時のハイドロプレーニン
グ性能が向上する。
角線を、タイヤ赤道面CL側がトレッド端12E側より
もタイヤ回転方向側となるように傾斜させ、タイヤ周方
向に対する角度を20〜50°の範囲内としているの
で、略平行四辺形のセカンドブロック24が方向性の配
置となり、セカンドブロック24の剛性が確保されると
共に、直進、及びコーナリング時のハイドロプレーニン
グ性能が向上する。
ので、エッジ効果が増え氷雪上性能(特に氷上性能)を
向上することができる。 [第2の実施形態]以下、図面を参照して本発明の空気
入りタイヤの第2の実施形態を詳細に説明する。なお、
第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説
明は省略する。
タイヤ10では、タイヤ赤道面CLの右側の傾斜溝20
と左側の傾斜溝20が同方向に傾斜しており、互いに略
一方直線状に連結している。
ク26、及び第2のセンターブロック28は、幅狭周方
向主溝14及び傾斜溝20と、傾斜溝20とは反対方向
に傾斜する傾斜溝34とによって区画されている。
0では、トレッドパターンに方向性が無くなり、車両に
対して装着位置が自由になり、前後左右のローテーショ
ンを自由に行え、ローテーションを行うことで偏摩耗を
抑制することができ、さらに、雪上でのトラクション性
能を若干向上させることもできる。 (試験例)本発明の効果を確かめるために、従来例の空
気入りタイヤと本発明の適用された実施例1、及び2の
空気入りタイヤとを用意し、雪上フィーリング性能、雪
上ブレーキ性能、雪上トラクション性能、ウエットハイ
ドロプレーニング性能(直進、及びコーナリング)の比
較を行った。
施形態で説明したトレッドパターン(図1参照。方向性
パターン。)を有する空気入りタイヤである。
施形態で説明したトレッドパターン(図3参照。)を有
する空気入りタイヤである。
ッドパターンを有する空気入りタイヤである。
記載した通りである。
5R15である。
る。 ・雪上フィーリング性能:圧雪路面のテストコースにお
ける、制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合
評価(テストドライバーによる)。評価は従来例のフィ
ーリングを100とする指数で表しており、数値が大き
いほど雪上フィーリングが良いことを表している。 ・雪上ブレーキ性能:圧雪上を40km/hからフル制
動したときの制動距離を測定。評価は、従来例の制動距
離の逆数を100とする指数で表しており、数値が大き
いほど雪上ブレーキ性能に優れていることを表してい
る。 ・雪上トラクション性能:圧雪上50mの距離における
発進からの加速タイムを計測。評価は、従来例の加速タ
イムの逆数を100とする指数で表しており、数値が大
きいほど雪上トラクション性能に優れていることを表し
ている。 ・ウエットハイドロプレーニング性能(直進):水深5
mmのウエット路面通過時のハイドロプレーニング発生
限界速度のフィーリング。評価は従来例のフィーリング
を100とする指数で表しており、数値が大きいほど直
進時のウエットハイドロプレーニング性能が良いことを
表している。 ・ウエットハイドロプレーニング性能(コーナリン
グ):水深5mm、半径80mのウエット路面通過時の
ハイドロプレーニング発生限界横Gを計測。評価は従来
例のハイドロプレーニング発生限界横Gを100とする
指数で表しており、数値が大きいほどコーナリング時の
ウエットハイドロプレーニング性能が良いことを表して
いる。
気入りタイヤは、従来例の空気入りタイヤに対し、全て
の性能が大幅に向上していることが分かる。
気入りタイヤは上記の構成としたので、ウエット路面走
行時の排水性向上を狙いつつ、従来よりも氷雪上でのト
ラクション、及びブレーキ性能の向上を図ることができ
る、という優れた効果を有する。
構成としたので、ウエットハイドロプレーニング性能を
更に向上することができ、雪上でのトラクション性能に
対しても有効になる、という優れた効果を有する。
構成としたので、ドライ、ウエット、雪上、氷上という
全ての路面状態において操縦性を向上することができ、
センター部の偏摩耗抑制を抑制することができ、さら
に、ノイズの発生を抑制することができる、という優れ
た効果を有する。
構成としたので、トレッド中央領域の偏摩耗を抑制する
ことができる、という優れた効果を有する。
構成としたので、コーナリング時のハイドロプレーニン
グ性能を向上することができる、という優れた効果を有
する。
構成としたので、直進時のハイドロプレーニング性能を
向上することができる、という優れた効果を有する。
構成としたので、トレッドパターンが所謂方向性パター
ンとなり、ウエットハイドロプレーニング性能がさらに
向上する、という優れた効果を有する。。
構成としたので、直進、及びコーナリング時のハイドロ
プレーニング性能がさらに向上する、という優れた効果
を有する。
構成としたので、トレッドパターンが方向性のないパタ
ーンとなり、車両に対してタイヤの装着位置が自由にな
り、前後左右のローテーションを自由に行え、ローテー
ションを行うことで偏摩耗を抑制することができる、と
いう優れた効果を有する。さらに、雪上でのトラクショ
ン性能を若干向上させることができる、という優れた効
果を有する。
の構成としたので、氷雪上性能(特に氷上性能)をさら
に向上することができる、という優れた効果を有する。
の構成としたので、平行四辺形ブロックの剛性と、ハイ
ドロプレーニング性能とを両立することができる、とい
う優れた効果を有する。
の構成としたので、ブロック剛性、ハイドロプレーング
性能、雪上性能を両立することができる、という優れた
効果を有する。
の構成としたので、雪上トラクション性能、トレッドセ
ンター部の摩耗、トラクション性能、ハイドロプレーニ
ング性能、ノイズ性能を両立することができる、という
優れた効果を有する。
のトレッドの平面図である。
のトレッドの部分拡大図である。
のトレッドの部分拡大図である。
ある。
ク) 28 第2のセンターブロック(第2の三角ブロッ
ク) 29 センターブロック列(第1のブロック列) 30 円弧部 32 サイプ W0 トレッド幅
Claims (13)
- 【請求項1】 タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の
1/3のトレッド中央領域内に配置され、少なくともタ
イヤ赤道面の左右で対をなす幅狭周方向主溝と、 前記幅狭周方向主溝のタイヤ幅方向外側に設けられ、前
記幅狭周方向主溝よりも幅広で少なくともタイヤ赤道面
の左右で対をなす幅広周方向主溝と、 各トレッド端からタイヤ赤道面側へ向ってタイヤ周方向
に対して傾斜して延び、少なくともタイヤ赤道面を越え
て反対側の前記幅狭周方向主溝に到達すると共に、タイ
ヤ赤道面側の一部分同士がオーバーラップしたタイヤ赤
道面の左右で対をなす傾斜溝と、を備え、 トレッド幅方向に少なくとも5つブロック列を形成した
空気入りタイヤであって、 前記左右の幅狭周方向主溝に挟まれたセンター領域に
は、1つの頂点をタイヤ赤道面の一方側に他の2つの頂
点をタイヤ赤道面の他方側に位置するようにトレッド平
面視形状が略三角形とされた第1の三角ブロックと、1
つの頂点をタイヤ赤道面の他方側に他の2つの頂点をタ
イヤ赤道面の一方側に位置するようにトレッド平面視形
状が略三角形とされた第2の三角ブロックと、をタイヤ
周方向に交互に配列した第1のブロック列が設けられ、 トレッド平面視形状が略平行四辺形とされ、長い方の対
角線がタイヤ周方向に対して傾斜し、タイヤ赤道面側の
鋭角角部にトレッド平面視で半径0.5〜4mmの円弧
部を形成した平行四辺形ブロックを、タイヤ周方向に配
列した第2のブロック列が、前記第1のブロック列のタ
イヤ幅方向最外側に設けられている、ことを特徴とする
空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記傾斜溝のタイヤ赤道面側の一部分
が、前記第1の三角ブロックの少なくとも1辺、及び前
記第2の三角ブロックの少なくとも1辺を形成してい
る、ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項3】 前記傾斜溝の溝幅は、トレッド端側から
タイヤ赤道面側へ向って各ブロック列内では同一幅で、
各ブロック列間では順次小さく設定されている、ことを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタ
イヤ。 - 【請求項4】 前記トレッド中央領域のネガティブ率が
少なくともトレッド踏面部全体のネガティブ率よりも小
さい、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか
1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 前記幅広周方向主溝は、トレッド半幅の
中央部である1/4点よりもタイヤ幅方向外側に配置さ
れている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 前記幅狭周方向主溝、及び前記幅広周方
向主溝は、各ブロックの周方向1ピッチの範囲内で直線
状であると共にタイヤ周方向に対する角度が20°以下
である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れ
か1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 前記全ての傾斜溝は、タイヤ赤道面側が
トレッド端側よりもタイヤ回転方向側となるように傾斜
している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何
れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項8】 前記全ての平行四辺形ブロックの長い方
の対角線は、タイヤ赤道面側がトレッド端側よりもタイ
ヤ回転方向側となるように傾斜している、ことを特徴と
する請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の空気入
りタイヤ。 - 【請求項9】 タイヤ赤道面の一方側の傾斜溝と他方側
の傾斜溝は、同方向に傾斜している、ことを特徴とする
請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の空気入りタ
イヤ。 - 【請求項10】 各ブロックに複数のサイプを形成し
た、ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1
項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項11】 前記平行四辺形ブロックの長い方の対
角線のタイヤ周方向に対する角度が20〜50°の範囲
内である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の
何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項12】 前記傾斜溝のタイヤ周方向に対する角
度は、前記幅広周方向主溝よりタイヤ幅方向外側のショ
ルダー領域では鋭角側から計測して65〜90°の範囲
内、前記センター領域、及び前記幅狭周方向主溝と前記
幅広周方向主溝とで挟まれたセカンド領域では50〜8
5°の範囲内で傾斜している、ことを特徴とする請求項
1乃至請求項11の何れか1項に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項13】 前記傾斜溝は、前記幅広周方向主溝よ
りタイヤ幅方向外側のショルダー領域での溝幅を100
%としたときに、前記センター領域での溝幅が10〜6
0%の範囲内、前記幅狭周方向主溝と前記幅広周方向主
溝とで挟まれたセカンド領域での溝幅が40〜95%の
範囲内である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項1
2の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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