JP2003211915A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2003211915A
JP2003211915A JP2002016510A JP2002016510A JP2003211915A JP 2003211915 A JP2003211915 A JP 2003211915A JP 2002016510 A JP2002016510 A JP 2002016510A JP 2002016510 A JP2002016510 A JP 2002016510A JP 2003211915 A JP2003211915 A JP 2003211915A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/01Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered
    • B60C2011/013Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered provided with a recessed portion

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雪上において、コーナリングのみならず、ト
ラクション、ブレーキ等の殆どの走行モードに対して性
能向上を図ることができる空気入りタイヤを提供するこ
と。 【解決手段】 ショルダーブロック20のショルダー側
壁に、階段状に3段の補助陸部50を設けると、主にシ
ョルダーブロック20が雪中に入った際に、補助陸部5
0のエッジが通常のブロックのエッジと同様に機能す
る。また、補助陸部50はタイヤ周方向に延びているの
で、雪上でのコーナリング時に有効となる。補助陸部5
0のタイヤ半径方向外表面部をジグザグ形状とすること
により、階段状部分での表面積が増え、雪中での雪とシ
ョルダーブロック20との接触面積が増加し、かつトラ
クション、ブレーキに効くエッジが増加する。このた
め、ブレーキ性能、及びトラクション性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
係り、特に、雪上性能の向上を図ることのできる冬用の
空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】雪上を走行する冬用の空気入りタイヤで
従来知られているショルダー形状は、図5に示すよう
に、ショルダーブロック20のショルダー側壁にえぐり
(第1の凹部104、及び第2の凹部106)を形成し
ているものが殆どである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来品では、雪上走行
時にショルダーブロック20のえぐりが、コーナリング
時に引っ掛かりとなって横滑り防止の役割にはなってい
たが、トラクションブレーキ時には殆ど機能していなか
った。
【0004】本発明は、上記事実を考慮し、雪上におい
て、コーナリングのみならず、トラクション、ブレーキ
等の殆どの走行モードに対して有効に機能するショルダ
ー部形状を有する空気入りタイヤを提供することが目的
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、互いに交差する複数の主溝により区画される複数の
ブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
ショルダー側壁には、タイヤ回転軸に沿った断面で見た
ときに階段形状を形成する複数個の補助陸部を有し、前
記補助陸部のタイヤ半径方向外側表面部は、タイヤ周方
向に凹凸状を形成して延びている、ことを特徴としてい
る。
【0006】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0007】トレッドに互いに交差する複数の主溝によ
り区画される複数のブロックを設け、これらのブロック
にサイプを施すことにより、氷雪上走行に基本的に必要
なパターンとなる。
【0008】ショルダーブロックのショルダー側壁に、
タイヤ回転軸に沿った断面で見たときに階段形状を形成
する複数個の補助陸部を配置することにより、主にショ
ルダーブロックが雪中に入った際は、補助陸部のエッジ
が通常のブロックのエッジと同様に機能する。
【0009】そして、このようなエッジを有する補助陸
部はタイヤ周方向に延びているので、雪上でのコーナリ
ング時に有効となる。
【0010】また、補助陸部のタイヤ半径方向外側表面
部をタイヤ周方向に凹凸状とすることにより、階段状部
分での表面積が増え、雪中での雪とショルダーブロック
との接触面積が増加し、かつトラクション、ブレーキに
効くエッジ(凹凸のエッジ)が増加する。このため、ブ
レーキ性能、及びトラクション性能が向上する。
【0011】ここで、本発明において、補助陸部のタイ
ヤ半径方向外側表面部とは、補助陸部の表面の中で、ト
レッドの踏面と略平行な面を指す。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記補助陸部は、タイヤ径
方向に3段形成されており、前記補助陸部のタイヤ半径
方向外側表面部は、タイヤ側面視で互いに逆向きに傾斜
する実質的に直線状とされた複数の片から形成されたジ
グザグ形状を呈しており、前記ジグザグ形状は、振幅が
1〜10mmの範囲内、波長が1〜20mmの範囲内であ
る、ことを特徴としている。
【0013】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0014】補助陸部をタイヤ径方向に複数段形成する
ことにより、雪中での引っ掻き性能を大きくしてコーナ
リング性能を向上することができるが、上記引っ掻き性
能を最大限に高めるには雪中にもぐり込むショルダーブ
ロックのショルダー側壁の限られた(タイヤ半径方向
の)幅内においては補助陸部をタイヤ径方向に3段形成
することが好ましい。
【0015】なお、ショルダー側壁の限られた幅内にお
いて補助陸部をタイヤ径方向に4段以上形成しようとす
ると、ジグザグの振幅を小さくせざるをえず、雪中での
引っ掻き性能の向上は望めない。
【0016】なお、ジグザグ形状の振幅が1mm未満で
あると、雪中での引っ掛かりが小さくなり、10mmを
越えると補助陸部をショルダーブロック内に複数段配置
することが困難となる。
【0017】さらに、ジグザグ形状の波長が1mm未満
であると。雪上走行時の効果が少なくなり、20mmを
越えると全周のジグザグ部のエッジ成分が減少するた
め、雪上でのトラクション性能、及びブレーキ性能の向
上が見込めなくなる。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、タイヤ半径
方向最外側の前記補助陸部は、少なくともトレッド中央
領域におけるタイヤ幅方向に延びる前記主溝の溝底の仮
想延長線と前記ショルダー側壁との交点よりもタイヤ径
方向外側に形成されている、ことを特徴としている。
【0019】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0020】補助陸部を形成する位置が低過ぎると(タ
イヤ半径方向内側過ぎると)、雪上走行時に補助陸部が
有効に働かなくなる。
【0021】補助陸部を有効に働かせるには、タイヤ半
径方向最外側の補助陸部を少なくともトレッド中央領域
におけるタイヤ幅方向に延びる主溝の溝底の仮想延長線
とショルダー側壁との交点よりもタイヤ径方向外側に形
成することが好ましい。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記ショルダーブロックは、実質状面取りされていない
角部分を有するスクエアーショルダー部と、タイヤ回転
軸に沿った断面で見たときの形状が略円弧曲面とされた
ラウンドショルダー部とを有する、ことを特徴としてい
る。
【0023】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0024】スクエアーショルダー部は、雪上走行時の
コーナリング時に引っ掛かりとして作用するため、雪上
コーナリング性能向上の手段としては有効であるが、ス
クエアーショルダー部のみでは雪上での轍乗り越し性
(ワンダリング性)は悪化する。
【0025】一方、ラウンドショルダー部は、雪上コー
ナリング時に引っ掛かり難く、ラウンドショルダー部の
みでは雪上コーナリング性能は悪化するが、轍乗り越え
性は良くなる。
【0026】請求項4の空気入りタイヤでは、ショルダ
ーブロックが、スクエアーショルダー部及びラウンドシ
ョルダー部の両方を持つので、雪上コーナリング性と雪
上での轍乗り越え性とを両立することができる。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記ラウンドショルダー部
は、前記ショルダーブロックの前記ショルダー側壁のタ
イヤ周方向中間部に設けられている、ことを特徴として
いる。
【0028】次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0029】ラウンドショルダー部を、ショルダー側壁
のタイヤ周方向中間部に設けると、ショルダー部に開口
する主溝に隣接する部分の少なくとも一方はスクエアー
ショルダー部となり、ショルダー部に開口する主溝の幅
を拡幅したのと同じ効果が得られるため、雪上性能向上
につながる。
【0030】請求項6に記載の発明は、請求項4または
請求項5に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ラウン
ドショルダー部は、前記ショルダーブロックのタイヤ周
方向の一方側に偏って配置されると共に前記スクエアー
ショルダー部よりもタイヤ幅方向外側に突出し、かつタ
イヤ周方向の幅がタイヤ半径方向内側へ向うにしたがっ
て広くなっている、ことを特徴としている。
【0031】次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0032】ショルダーブロックのショルダー側壁にお
いて、ラウンドショルダー部をタイヤ周方向の一方側に
偏って配置すると、ラウンドショルダー部とスクエアー
ショルダー部との段差で掴んだ雪の雪離れ性を良くする
ことができる。
【0033】また、ラウンドショルダー部のタイヤ周方
向の幅がタイヤ半径方向内側へ向うにしたがって広くな
っているので、これに隣接するスクエアーショルダー部
においては、タイヤ径方向外側に向うにしたがって幅広
となり、多量の雪をこの部分で掴むことが可能となり、
かつ掴んだ雪をすばやく放すことが可能となる。
【0034】請求項7に記載の発明は、請求項4乃至請
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記ラウンドショルダー部の接地端と前記補助陸部との
間のショルダー側壁には、タイヤ周方向に対して略平行
な周方向補助溝を少なくとも1本以上設けた、ことを特
徴としている。
【0035】次に、請求項7に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0036】ラウンドショルダー部の接地端と補助陸部
との間のショルダー側壁に、タイヤ周方向に対して略平
行な周方向補助溝を設けると、この周方向補助溝も雪上
コーナリング時の引っ掛かりとなり、雪上コーナリング
性能を向上させることができる。
【0037】また、ウエット路面走行時においては、水
深が深い場合に、この周方向補助溝が水路として働くの
で、ハイドロプレーニング性能も向上する。
【0038】請求項8に記載の発明は、請求項4乃至請
求項7の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記周方向補助溝は、幅が1〜3mmの範囲内、深さが
0.5〜3mmの範囲内である、ことを特徴としてい
る。
【0039】次に、請求項8に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0040】周方向補助溝の幅が1mm未満、深さが
0.5mm未満では、請求項7に記載した作用が十分に
得られなくなる虞がある。
【0041】一方、周方向補助溝の幅が3mmを越え、
深さが3mmを越えると、ショルダーブロックの剛性低
下を招き、ドライ時のハンドリング性能、及び偏摩耗性
能を悪化させる虞がある。
【0042】請求項9に記載の発明は、請求項4乃至請
求項9の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記補助陸部を除いた前記ラウンドショルダー部及び前
記スクエアーショルダー部において、前記スクエアーシ
ョルダー部の表面に立てた法線方向に沿って計測した前
記スクエアーショルダー部と前記ラウンドショルダー部
との最大の段差部分での段差寸法が1〜5mmの範囲内
である、ことを特徴としている。
【0043】次に、請求項9に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0044】上記段差寸法が1mm未満では、ラウンド
ショルダー部、及びスクエアーショルダー部の各々の効
果が出し難くなる。
【0045】一方、上記段差寸法が5mmを越えると、
ラウンドショルダー部のブロックのボリュームが減り、
操縦性能、及び偏摩耗性能に懸念が出る。
【0046】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
請求項9の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記補助陸部のタイヤ半径方向に計測する相互間距
離が、1〜15mmの範囲内である、ことを特徴としてい
る。
【0047】次に、請求項10に記載の空気入りタイヤ
の作用を説明する。
【0048】補助陸部のタイヤ半径方向に計測する相互
間距離が1mm未満になると、横方向の引っ掛かり成分と
して機能し難くなる。
【0049】一方り、補助陸部のタイヤ半径方向に計測
する相互間距離が15mmを越えると、補助陸部をタイ
ヤ半径方向に複数段配置することが困難となってくる。
【0050】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
請求項10の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときの前記補助陸
部の厚みは、0.3〜5mmの範囲内である、ことを特徴
としている。
【0051】次に、請求項11に記載の空気入りタイヤ
の作用を説明する。
【0052】補助陸部の厚みが0.3mm未満になると、
雪上で有効に働かせるためのエッジ、及び踏面側の表面
積を確保することが困難となる。
【0053】一方、補助陸部の厚みが5mmを越えると、
ショルダーブロックのショルダー側壁のえぐり量(表面
と底の段差量)が大きくなり過ぎ、ショルダーブロック
のブロック剛性低下につながる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。図1には、本発明の
一実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッド12が
平面図にて示されている。
【0055】図1において、符号12Cはトレッド12
をタイヤ幅方向に3等分したときの中央の領域であるト
レッド中央領域、符号12Sはトレッド側部域である。
また、図1の符号1/2W0はトレッド片側接地幅、矢
印A及び矢印Bは周方向、矢印Cはタイヤ幅方向を表し
ている。
【0056】トレッド中央領域12Cの定義は以下の通
りである。
【0057】本発明では、空気入りタイヤを以下に説明
する標準リムに装着し、標準空気圧を充填し、標準荷重
を作用させたときのトレッドのタイヤ幅方向の一方のタ
イヤ幅方向最外端(接地端)から他方のタイヤ幅方向最
外端(接地端)までの領域を3等分したときの、中央の
領域を中央領域としている。
【0058】標準リムとはJATMA(日本自動車タイ
ヤ協会)のYear Book2001年度版規定のリ
ムであり、標準空気圧とはJATMA(日本自動車タイ
ヤ協会)のYear Book2001年度版の最大負
荷能力に対応する空気圧であり、標準荷重とはJATM
A(日本自動車タイヤ協会)のYear Book20
01年度版の単輪を適用した場合の最大負荷能力に相当
する荷重である。
【0059】なお、日本以外では、荷重とは下記規格に
記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重(最
大負荷能力)のことであり、空気圧とは下記規格に記載
されている単輪の最大荷重(最大負荷能力)に対応する
空気圧のことであり、リムとは下記規格に記載されてい
る適用サイズにおける標準リム(または、”ApprovedRi
m" 、”Recommended Rim")のことである。
【0060】規格は、タイヤが生産又は使用される地域
に有効な産業規格によって決められている。例えば、ア
メリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association I
nc.のYear Book ”であり、欧州では”The European Ti
re and Rim Technical OrganizationのStandards Manua
l”である。
【0061】図1に示すように、トレッド12のトレッ
ド中央領域12Cには、タイヤ赤道面CLを挟んで両側
に、それぞれタイヤ周方向に沿って直線状に延びる第1
の周方向主溝14が形成されている。
【0062】また、トレッド12には、第1の周方向主
溝14のタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に沿って直
線状に延びる第2の周方向主溝16が形成されている。
【0063】本実施形態の第2の周方向主溝16は、ト
レッド12の1/4点付近に形成されている。
【0064】トレッド12には、トレッド12の接地端
12Eに開口し、接地端12Eから第2の周方向主溝1
6を横断して第1の周方向主溝14に向って延びる横断
主溝18がタイヤ周方向に略等間隔で形成されている。
【0065】したがって、トレッド12のショルダー側
には、第2の周方向主溝16と横断主溝18とで区画さ
れた複数のショルダーブロック20が設けられ、トレッ
ド12のタイヤ赤道面CL上には、タイヤ周方向に沿っ
て延びるセンターリブ22が設けられることになる。
【0066】横断主溝18は、第1の周方向主溝14の
近傍で終端している。
【0067】横断主溝18は、タイヤ幅方向に対する角
度がタイヤ赤道面CL側へ向けて徐々に大きくなるよう
に傾斜しており、タイヤ赤道面CLを挟んで右側と左側
とでは傾斜方向が逆に設定されている。
【0068】横断主溝18の第1の周方向主溝14側の
端部には、横断主溝18よりも溝幅の狭い副溝24が連
結されている。
【0069】なお、副溝24の溝深さは、横断主溝18
の溝深さの50〜100%の範囲内が好ましい。
【0070】副溝24は、第1の周方向主溝14側の終
端部からタイヤ周方向に対して同方向に傾斜してタイヤ
幅方向外側に向って延びると共に、隣接する横断主溝1
8の近傍で終端している。
【0071】副溝24のタイヤ周方向に対する角度は、
比較的小さく設定されている。
【0072】図2に示すように、副溝24と横断主溝1
8とのなす角度(平均値)θは、45°以上に設定する
ことが好ましい。
【0073】以後、本実施形態では、第1の周方向主溝
14と第2の周方向主溝16との間の陸部26におい
て、第1の周方向主溝14と副溝24との間をリブ状部
分26A、副溝24と第2の周方向主溝16との間をブ
ロック状部分26Bと呼ぶことにする。
【0074】なお、上記リブ状部分26Aの平均幅W1
は、トレッド片側接地幅1/2W0の5〜30%の範囲
内であることが好ましい。
【0075】横断主溝18の第1の周方向主溝14側の
端部と、第1の周方向主溝14とは、第1の周方向主溝
14よりも溝幅の狭い細溝28で連結されている。
【0076】なお、細溝28は、幅W2が0.5〜3m
mの範囲内が好ましく、溝深さが横断主溝18の50〜
100%の範囲内が好ましい。
【0077】図1に示すように、センターリブ22に
は、第1の周方向主溝14よりも溝幅が狭い補助溝30
がタイヤ周方向に複数形成されてブロック列化されてい
る。
【0078】本実施形態では、各補助溝30は、全て同
一方向に傾斜している。
【0079】補助溝30は、幅が1〜4mmの範囲内が
好ましく、溝深さが第1の周方向主溝14の溝深さの5
0〜100%の範囲内が好ましい。
【0080】ショルダーブロック20には、横断主溝1
8と略平行とされたジグザグ状のサイプ32が複数形成
されている。
【0081】なお、これらのサイプ32は、長手方向の
中央部分において短サイプ34で互いに連結されてい
る。
【0082】ブロック状部分26Bには、横断主溝18
と略平行とされたジグザグ状のサイプ36が複数形成さ
れている。
【0083】リブ状部分26Aには、ブロック状部分2
6Bのサイプ36とは、傾斜方向が異なるジグザグ状の
サイプ38が複数形成されている。
【0084】ここで、リブ状部分26Aに形成されたサ
イプ38の振幅は、ブロック状部分26Bに形成された
サイプ36の振幅よりも小さく設定することが好まし
い。
【0085】また、リブ状部分26Aに形成されたサイ
プ38の振幅は、5mm以下であることが好ましい。
【0086】センターリブ22には、センターリブ22
を横断するジグザグ状のサイプ40が、補助溝30と補
助溝30との間に複数形成されている。
【0087】なお、サイプ40は、補助溝30とは逆方
向に傾斜している。これら複数のサイプ40は、長手方
向の中央部分において短サイプ42で互いに連結されて
いる。
【0088】なお、トレッド12の全体のネガティブ率
は、20〜35%の範囲内であることが好ましく、トレ
ッド中央領域12Cのネガティブ率は、トレッド12の
全体のネガティブ率よりも小さく設定することが好まし
い。
【0089】本実施形態の空気入りタイヤ10のトレッ
ドパターンは、上記のように溝設定を行うことで、図1
に示すように、点対称形状(タイヤ赤道面CL上の点
(図示せず)に対して)となっている。 (ショルダーブロック)図3及び図4に示すように、シ
ョルダーブロック20のショルダー側壁には、タイヤ周
方向に延びる補助陸部50が、タイヤ径方向に3段形成
されている。
【0090】これらの補助陸部50はタイヤ幅方向にず
らされて配置され、ショルダー側壁に階段形状を形成し
ている。
【0091】補助陸部50のタイヤ半径方向表面部50
Aは、タイヤ幅方向外側から見て互いに逆向きに傾斜す
る実質的に直線状とされた複数の片から形成されたジグ
ザグ形状を呈している。
【0092】タイヤ半径方向表面部50Aのジグザグ形
状は、振幅2Aが1〜10mmの範囲内が好ましく、波長
λが1〜20mmの範囲内が好ましい。
【0093】タイヤ径方向最外側の補助陸部50は、ト
レッド中央領域12Cにおける横断主溝18の溝底部の
仮想延長線FLとショルダー側壁との交点よりもタイヤ
径方向外側に突出している。
【0094】ショルダーブロック20のタイヤ幅方向外
側端部は、本実施形態のように、実質状面取りされてい
ない角部分を有するスクエアーショルダー部52と、タ
イヤ回転軸に沿った断面で見たときの形状が略円弧曲面
とされたラウンドショルダー部54とを有していること
が好ましい。
【0095】ラウンドショルダー部54は、スクエアー
ショルダー部52よりもタイヤ幅方向外側に突出してい
る。
【0096】ラウンドショルダー部54は、本実施形態
のように、タイヤ周方向両側にスクエアーショルダー部
52が設けられるようにショルダーブロック20のタイ
ヤ周方向中間部に配置することがことが好ましく、さら
に、タイヤ周方向一方側のスクエアーショルダー部52
とタイヤ周方向他方側のスクエアーショルダー部52と
が、タイヤ周方向の寸法が異なるようにショルダーブロ
ック20をタイヤ周方向の一方側に偏らせて配置するこ
とが好ましい。
【0097】また、ラウンドショルダー部54は、本実
施形態のようにタイヤ周方向の幅をタイヤ半径方向内側
へ向うにしたがって広くすることが好ましい。
【0098】ラウンドショルダー部54の接地端と補助
陸部50との間のショルダー側壁には、タイヤ周方向に
対して略平行な周方向補助溝56を少なくとも1本以上
設けることが好ましい。本実施形態では、周方向補助溝
56が2本形成されている。
【0099】周方向補助溝56は、幅W3が1〜3mm
の範囲内、溝深さdが0.5〜3mmの範囲内が好まし
い。
【0100】補助陸部50を除いたラウンドショルダー
部54及びスクエアーショルダー部52において、スク
エアーショルダー部52の表面に立てた法線方向に沿っ
て計測したスクエアーショルダー部52とラウンドショ
ルダー部54との最大の段差部分での段差寸法Sは、1
〜5mmの範囲内が好ましい。
【0101】補助陸部50のタイヤ半径方向に計測する
相互間距離Pは、1〜15mmの範囲内が好ましい。
【0102】補助陸部50の厚みtは、0.3〜5mmの
範囲内が好ましい。
【0103】本実施形態の空気入りタイヤ10は、トレ
ッド12の全体のネガティブ率が27%、トレッド中央
領域12Cのネガティブ率が26.7%、第1の周方向
主溝14は、溝幅が6.5mm、溝深さが10mm、第2
の周方向主溝16は、溝幅が5.5mm、溝深さが10m
m、横断主溝18は、幅が、第1の周方向主溝16側の
端部で6mm、接地端12Eで7.5mm、溝深さが10m
m、横断溝18と副溝24とのなす角度θが57度、副
溝24は、幅が2.5mm、溝深さが7.5mm、細溝2
8は、幅が1.0mm、溝深さが7.5mm、補助溝30
は、幅が2mm、溝深さが7.5mm、リブ状部分26A
の幅(平均)がトレッド片側接地幅1/2Wの15%、
各サイプは、幅が0.5mm、深さが8mmである。
【0104】また、補助陸部50のタイヤ半径方向表面
部50Aのジグザグ形状は振幅2Aが3mm、波長λが
5mmであり、補助陸部50のタイヤ半径方向に計測す
る相互間距離Pが5.5mm、補助陸部50の厚みtが
平均1.3mm、周方向補助溝56の幅W3が1.5m
m、溝深さdが0.8mm、ラウンドショルダー部54
のショルダー側壁とスクエアーショルダー部52のショ
ルダー側壁との段差寸法Sが最大で3mmである。 (作用)次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用
及び効果を説明する。
【0105】本実施形態の空気入りタイヤ10では、ト
レッド中央領域12Cに2本の第1の周方向主溝14を
配置し、その両側に各々第2の周方向主溝16を配置し
たので、基本的な排水性能と、雪上での横滑り性能を確
保できる。
【0106】トレッド12にタイヤ幅方向に延びる複数
の横断主溝18を配置し、ショルダー側にタイヤ幅方向
に延びる複数のサイプ32を備えた複数のショルダーブ
ロック20を配置したので、タイヤ幅方向のラグ溝成分
及びエッジ成分により氷雪上性能が向上する。
【0107】副溝24は、陸部26のタイヤ幅方向中央
付近の、氷上走行時は氷上の擬似水膜を、ウエット路面
走行時は路面上の水膜を除去するので、氷上性能、及び
ウエット性能を向上することが出来る。
【0108】副溝24は、隣接する横断主溝18に連結
されていないので、陸部26の剛性が低くなり過ぎず、
乾燥路面での走行時に悪影響を及ぼすことは無い。
【0109】副溝24は、横断主溝18の第1の周方向
主溝側の端部からタイヤ幅方向外側へ延びているので、
タイヤ幅方向のラグ溝成分が増加することとなり、氷雪
上でのトラクション、及びブレーキ性能に有効となる。
【0110】陸部26には、タイヤ周方向に連続するリ
ブ状部分26Aを残しているので、実接地面積を確保で
き、氷上性能に対して有利となる。また、このリブ状部
分26Aに、氷上でのブレーキ性能に有利な振幅の小さ
なサイプ38を形成したので、氷上ブレーキ性能に対し
て更に有利となる。
【0111】第1の周方向主溝14と第2の周方向主溝
16との間の陸部26には、互いに傾斜方向の異なるサ
イプ36とサイプ38を形成したので、氷上ブレーキ時
に車両が一方向に流れる虞がない。
【0112】センターリブ22は、補助溝30がタイヤ
周方向に複数形成されてブロック列化されているので、
雪上でのトラクション性能、ブレーキ性能に有利とな
る。また、雪上、氷上、ウエット、ドライ全ての路面に
おいて、直進安定性が増し、ハンドルのしっかり感がで
る。
【0113】横断主溝18と第1の周方向主溝14とを
細溝28で連結したので、氷上性能が向上するようにリ
ブ状部分26Aの剛性を調整することができる。
【0114】トレッド12の全体のネガティブ率を、2
0〜35%の範囲内としたので、従来例のタイヤ対比で
実接地面積が増大し、氷上ブレーキ性能、及び氷上トラ
クション性能を向上することができる。
【0115】トレッド中央領域12Cのネガティブ率
を、トレッド12の全体のネガティブ率よりも小さく設
定したので、トレッド中央領域12Cでの陸部の比率
が、その両側のトレッド側部域12Sでの陸部の比率よ
りも大きくなり、氷上ブレーキ性能に有効となり、かつ
タイヤセンター部の偏摩耗(所謂センター摩耗)の抑制
にも有効となる。
【0116】トレッド中央領域12Cは、氷上性能、雪
上性能、ウエット性能等への寄与が高い領域であり、こ
こでの摩耗を抑制することにより、氷上性能、雪上性能
及びウエット性能を長期に渡り維持できるようになる。
【0117】また、本実施形態の空気入りタイヤ10の
トレッドパターンは、タイヤ赤道面CL上の点(図示せ
ず)に対して点対称形状となっているので、タイヤ装着
方向が限定されず、タイヤ装着位置の交換(所謂ローテ
ーション)を容易にし、偏摩耗防止に有効となる。 (ショルダー部の作用)本実施形態の空気入りタイヤ1
0では、ショルダーブロック20のショルダー側壁に、
補助陸部50を複数段を配置したので、ショルダーブロ
ック20が雪中に入った際に、補助陸部50のエッジが
通常のブロックのエッジと同様に機能し、雪上でのコー
ナリング性能が向上する。
【0118】また、補助陸部50のタイヤ半径方向表面
部をタイヤ周方向にジグザグ形状としたので、階段状部
分での表面積が増え、雪中での雪とショルダーブロック
20との接触面積が増加してトラクション、及びブレー
キに効くエッジが増加するので、ブレーキ性能、及びト
ラクション性能が向上する。
【0119】本実施形態のショルダーブロック20は、
雪上走行時のコーナリング時に引っ掛かりとして作用す
るスクエアーショルダー部52と、轍乗り越え性に有効
なラウンドショルダー部54とを有しているので、雪上
コーナリング性と雪上での轍乗り越え性とを両立するこ
とができる。
【0120】横断主溝18のショルダーブロック側開口
端の両側にスクエアーショルダー部52を設けたので、
ショルダー部において横断主溝18の幅を拡幅したのと
同じ効果が得られ、雪上性能向上につながる。
【0121】ラウンドショルダー部54をショルダーブ
ロック20のタイヤ周方向の一方側に偏って配置したの
で、ラウンドショルダー部54とスクエアーショルダー
部52との段差で掴んだ雪の雪離れ性を良くすることが
できる。
【0122】また、ラウンドショルダー部54のタイヤ
周方向の幅がタイヤ半径方向内側へ向うにしたがって広
くなっているので、これに隣接するスクエアーショルダ
ー部においては、タイヤ径方向外側に向うにしたがって
幅広となり、多量の雪をこの部分で掴むことが可能とな
り、かつ掴んだ雪をすばやく放すことが可能となる。
【0123】雪上コーナリング時の引っ掛かりとなり、
また水路として働く周方向補助溝56を設けたので、雪
上コーナリング性能、及びハイドロプレーニング性能を
向上させることができる。
【0124】なお、補助溝30を第1の周方向主溝14
のように幅広とすると、剛性が低下し、逆にフィーリン
グの悪化、偏摩耗、ノイズの悪化等の悪影響が出る虞が
ある。
【0125】リブ状部分26Aの幅W1がトレッド片側接
地幅1/2Wの5%未満になると、リブ状部分26Aが
細過ぎてしまい、氷上性能に効果がなくなる虞がある。
【0126】一方、リブ状部分26Aの幅W1がトレッド
片側接地幅1/2Wの30%を越えると、横断主溝18
が短くなってしまい、雪上性能の確保が困難となる。
【0127】横断主溝18と副溝24とのなす角度θが
45°未満になると、ブロック状部分26Bの角部が鋭
角になり過ぎ、偏摩耗を発生する懸念がある。
【0128】補助陸部50のジグザグ形状は、振幅2A
が1mm未満になると雪中での引っ掛かりが小さくな
り、10mmを越えると補助陸部50をショルダーブロ
ック20内に複数段配置することが困難となる。
【0129】補助陸部50のジグザグ形状は、波長λが
1mm未満であると。雪上走行時の効果が少なくなり、
20mmを越えると全周のジグザグ部のエッジ成分が減
少するため、雪上でのトラクション性能、及びブレーキ
性能の向上が見込めなくなる。
【0130】周方向補助溝56の幅W3が1mm未満の
場合、及び深さdが0.5mm未満の場合は、雪上コー
ナリング性能、及びハイドロプレーニング性能を向上さ
せることが出来なくなる。一方、上記幅W3が3mmを
越えた場合、及び深さdが3mmを越えた場合は、ショ
ルダーブロック20の剛性低下を招き、ドライ時のハン
ドリング性能、及び偏摩耗性能を悪化させる虞がある。
【0131】ラウンドショルダー部54のショルダー側
壁とスクエアーショルダー部52のショルダー側壁との
段差寸法Sが1mm未満では、ラウンドショルダー部5
4、及びスクエアーショルダー部52の各々の効果が出
し難くなる。一方、上記段差寸法Sが5mmを越える
と、ラウンドショルダー部56のボリュームが減り、操
縦性能、及び偏摩耗性能に懸念が出る。
【0132】補助陸部50のタイヤ半径方向に計測する
相互間距離Pが1mm未満になると、補助陸部50が横方
向の引っ掛かり成分として機能し難くなる。一方、補助
陸部50のタイヤ半径方向に計測する相互間距離Pが1
5mmを越えると、補助陸部50をタイヤ半径方向に複
数段配置することが困難となってくる。
【0133】補助陸部50の厚みtが0.3mm未満にな
ると、雪上で有効に働かせるためのエッジ、及び踏面側
の表面積を確保することが困難となる。一方、上記厚み
tが5mmを越えると、ショルダーブロック20のブロッ
ク剛性低下につながる。 (試験例)本発明の効果を確かめるために、従来例の空
気入りタイヤと本発明の適用された実施例の空気入りタ
イヤとを用意し、雪上フィーリング性能、雪上ブレーキ
性能、雪上トラクション性能、及びウエットハイドロプ
レーニング性能の比較を行った。
【0134】実施例の空気入りタイヤ:上記実施形態で
説明した空気入りタイヤである。
【0135】従来例の空気入りタイヤ:実施例の空気入
りタイヤと同様のトレッドパターンを有するが、図5に
示すように、ショルダー部の形状のみが異なっている。
【0136】従来例の空気入りタイヤ100は、ショル
ダーブロック20のショルダー部が全てラウンドショル
ダー部102となっており、ショルダー側壁には、横断
溝18の開口部分に踏面とは離れた位置に第1の凹部1
04、ショルダーブロック20の周方向中央部分に踏面
側に開口する第2の凹部106が形成されている。
【0137】なお、タイヤサイズは何れのタイヤもPS
R205/65R15である。
【0138】以下に試験方法及び評価を簡単に説明す
る。 ・雪上フィーリング性能:圧雪路面のテストコースにお
ける、制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合
評価(テストドライバーによる)。評価は従来例のフィ
ーリングを100とする指数で表しており、数値が大き
いほど雪上フィーリングが良いことを表している。 ・雪上ブレーキ性能:圧雪上を40km/hからフル制
動したときの制動距離を測定。評価は、従来例の制動距
離の逆数を100とする指数で表しており、数値が大き
いほど雪上ブレーキ性能に優れていることを表してい
る。 ・雪上トラクション性能:圧雪上50mの距離における
発進からの加速タイムを計測。評価は、従来例の加速タ
イムの逆数を100とする指数で表しており、数値が大
きいほど雪上トラクション性能に優れていることを表し
ている。 ・ウエットハイドロプレーニング性能:水深10mmの
ウエット路面を通過する際のハイドロプレーニング発生
限界速度のフィーリング評価。
【0139】
【表1】 試験の結果から、本発明の適用された実施例の空気入り
タイヤは、従来例の空気入りタイヤに対し、全ての性能
が大幅に向上していることが分かる。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の空
気入りタイヤは上記の構成としたので、雪上において、
コーナリングのみならず、トラクション、ブレーキ等の
殆どの走行モードに対して性能向上を図ることができ
る、という優れた効果を有する。
【0141】請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、有効に雪上コーナリング性能を発揮で
きる、という優れた効果を有する。
【0142】請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、補助陸部を有効に働かせることができ
る、という優れた効果を有する。
【0143】請求項4に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、雪上コーナリング性能と、雪上での轍
乗り越え性とを両立することができる、という優れた効
果を有する。
【0144】請求項5に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、雪上性能を向上することができる、と
いう優れた効果を有する。
【0145】請求項6に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、多量の雪を掴むことが可能となり、か
つ掴んだ雪をすばやく放すことができる、という優れた
効果を有する。
【0146】請求項7に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、雪上コーナリング性能、及びハイドロ
プレーニング性能を向上することができる、という優れ
た効果を有する。
【0147】請求項8に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、雪上コーナリング性能、及びハイドロ
プレーニング性能を確実に向上することができる、とい
う優れた効果を有する。
【0148】請求項9に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、操縦性能、及び偏摩耗性能に影響を及
ぼすことなく、ラウンドショルダー部及びスクエアーシ
ョルダー部の効果を出すことができる、という優れた効
果を有する。
【0149】請求項10に記載の空気入りタイヤは上記
の構成としたので、補助陸部の効果を確実に発揮させる
ことができる、という優れた効果を有する。
【0150】請求項11に記載の空気入りタイヤは上記
の構成としたので、ショルダーブロックの剛性を確保し
つつ、補助陸部を雪上で有効に働かせることができる、
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのト
レッドの平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのト
レッドの部分拡大図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのシ
ョルダー部の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのシ
ョルダー部の断面図である。
【図5】従来例の空気入りタイヤのショルダー部の斜視
図ある。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ CL タイヤ赤道面 12 トレッド 12C トレッド中央領域 12E 接地端 14 第1の周方向主溝 16 第2の周方向主溝 18 横断主溝 20 ショルダーブロック 22 センターリブ 24 副溝 32 サイプ 36 サイプ 38 サイプ 40 サイプ 50 補助陸部 52 スクエアーショルダー部 54 ラウンドショルダー部 56 周方向補助溝

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する複数の主溝により区画さ
    れる複数のブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤ
    であって、 ショルダー側壁には、タイヤ回転軸に沿った断面で見た
    ときに階段形状を形成する複数個の補助陸部を有し、 前記補助陸部のタイヤ半径方向外側表面部は、タイヤ周
    方向に凹凸状を形成して延びている、ことを特徴とする
    空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記補助陸部は、タイヤ径方向に3段形
    成されており、 前記補助陸部のタイヤ半径方向外側表面部は、タイヤ側
    面視で互いに逆向きに傾斜する実質的に直線状とされた
    複数の片から形成されたジグザグ形状を呈しており、 前記ジグザグ形状は、振幅が1〜10mmの範囲内、波長
    が1〜20mmの範囲内である、ことを特徴とする請求項
    1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 タイヤ半径方向最外側の前記補助陸部
    は、少なくともトレッド中央領域におけるタイヤ幅方向
    に延びる前記主溝の溝底の仮想延長線と前記ショルダー
    側壁との交点よりもタイヤ径方向外側に形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ショルダーブロックは、実質状面取
    りされていない角部分を有するスクエアーショルダー部
    と、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときの形状が略円
    弧曲面とされたラウンドショルダー部とを有する、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載
    の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記ラウンドショルダー部は、前記ショ
    ルダーブロックの前記ショルダー側壁のタイヤ周方向中
    間部に設けられている、ことを特徴とする請求項4に記
    載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記ラウンドショルダー部は、前記ショ
    ルダーブロックのタイヤ周方向の一方側に偏って配置さ
    れると共に前記スクエアーショルダー部よりもタイヤ幅
    方向外側に突出し、かつタイヤ周方向の幅がタイヤ半径
    方向内側へ向うにしたがって広くなっている、ことを特
    徴とする請求項4または請求項5に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 前記ラウンドショルダー部の接地端と前
    記補助陸部との間のショルダー側壁には、タイヤ周方向
    に対して略平行な周方向補助溝を少なくとも1本以上設
    けられている、ことを特徴とする請求項4乃至請求項6
    の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記周方向補助溝は、幅が1〜3mmの
    範囲内、深さが0.5〜3mmの範囲内である、ことを
    特徴とする請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 前記補助陸部を除いた前記ラウンドショ
    ルダー部及び前記スクエアーショルダー部において、前
    記スクエアーショルダー部の表面に立てた法線方向に沿
    って計測した前記スクエアーショルダー部と前記ラウン
    ドショルダー部との最大の段差部分での段差寸法が1〜
    5mmの範囲内である、ことを特徴とする請求項4乃至
    請求項9の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 前記補助陸部のタイヤ半径方向に計測
    する相互間距離が、1〜15mmの範囲内である、ことを
    特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の
    空気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】 タイヤ回転軸に沿った断面で見たとき
    の前記補助陸部の厚みは、0.3〜5mmの範囲内であ
    る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか
    1項に記載の空気入りタイヤ。
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