JP5201100B2 - 車椅子吊り装置 - Google Patents

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本発明は、吊りベルトに連結されたフックを車椅子の座面に沿って設けられたフック受け用ベルトに掛け、前記吊りベルトを巻き上げることで前記車椅子を吊上げる構成の車椅子吊り装置に関する。
これに関連する車椅子吊り装置が特許文献1に記載されている。
前記車椅子吊り装置は、車椅子を吊上げて自動車の屋根上に格納する車椅子格納装置において使用される装置である。この車椅子吊り装置では、車椅子Kを吊上げる際、図10(A)(B)に示すように、吊りベルト110の先端に設けられた鉤状のフック115を手で持って車椅子Kのフック受け用ベルト100に掛けるようにしている。このため、フック115は、持ち易いように、図10(B)に示すように、極力薄く、軽量化された状態で製作されている。
特開2000−237238号公報
しかし、上記した車椅子吊り装置では、フック115を手で持って車椅子Kのフック受け用ベルト100に掛ける必要があるため、指の不自由な人がこの作業を行うのは大変である。特に、フック115が薄く製作されているため、車椅子Kの座面上に下ろされたフック115が前記座面上で倒伏してしまい、指の不自由な人がつかむのは難しい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、指の不自由な人でも車椅子の座面上に下ろされたフックをその車椅子の座面に設けられたフック受け用ベルトに容易に掛けられるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、吊りベルトに連結されたフックを車椅子の座面に沿って設けられたフック受け用ベルトに掛け、前記吊りベルトを巻き上げることで前記車椅子を吊上げる構成の車椅子吊り装置であって、前記フックは、前記車椅子の座面上に下ろされて前記吊りベルトの張力が加わらない状態で、そのフックが前記フック受け用ベルトに掛けられるときの姿勢と同じ姿勢で自立し、前記フックが前記車椅子の座面に沿う方向の押圧力を受けることで、そのフックは前記同じ姿勢を保持したままで前記座面に沿って移動できるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、フックが車椅子の座面上に下ろされた状態では、そのフックの姿勢は車椅子のフック受け用ベルトに掛けられるときの姿勢と同じ姿勢で自立する。このため、前記フックを車椅子の座面上に下ろし、そのフックを押しながら前記座面に沿ってフック受け用ベルトの位置まで移動させることで、前記フックを前記座面のフック受け用ベルトに掛けることが可能になる。即ち、前記フックを持つ必要がなく、座面に沿って押すだけで良いため、指が不自由な人でも容易にフックをフック受け用ベルトに掛けることができる。
請求項2の発明によると、フックは、フック受け用ベルトが掛けられるベルト引っ掛け部と、そのベルト引っ掛け部よりも先端側に設けられたガイド部とを備えており、前記ガイド部は、前記フックを車椅子の座面に沿って移動させる際に、常に前記座面に当接して、その座面と前記フック受け用ベルト間の隙間に入り込み可能に構成されていることを特徴とする。
このため、フックを押してそのフックのガイド部を座面とフック受け用ベルト間の隙間に押し込むことで、フック受け用ベルトを確実にベルト引っ掛け部の位置まで導くことができる。
請求項3の発明によると、車椅子の座面に接触するフックの座面接触部における前端位置から後端位置までの距離と、前記座面接触部の左端から右端までの距離は、前記フックが座面上で自立できる距離に設定されていることを特徴とする。
請求項4の発明によると、ベルト引っ掛け部の曲率半径は、吊りベルトが掛けられる前記フックの支点を中心として前記ベルト引っ掛け部を通る仮想円弧の半径よりも小さな値に設定されていることを特徴とする。
このため、フックが支点を中心にして回動方向に揺動した場合でも、車椅子のフック受け用ベルトがフックのベルト引っ掛け部から外れ難くなる。
請求項5の発明によると、フックには、吊りベルトが通されるベルト穴が形成されて、そのベルト穴の上側に前記吊りベルトが掛けられる支点が設けられており、前記吊りベルトは、その吊りベルトを巻き上げ、あるいは繰り出し可能なドラムに装着されて、先端部分がリング状の止め輪の一辺に固定され、途中部分が前記止め輪の一辺と中心を挟んで反対側に位置するその止め輪の他辺に外側から掛けられる構成であり、前記フックのベルト穴には、前記止め輪の一辺からその止め輪の他辺に渡された前記吊りベルトの一部と、前記止め輪の他辺と前記ドラム間に位置する前記吊りベルトの一部とが重ねられた状態で通されて、前記フックの支点に掛けられるように構成されていることを特徴とする。
このように、フックと吊りベルトは止め輪を介して連結される構成のため、フックと吊りベルトとを直接的に連結する構成と比較して、フックからの吊りベルトの取外しを容易にできる。
また、フックの支点に対して吊りベルトの重ねられた部分が掛けられるため、吊りベルト33に一旦張力が加わってフックと止め輪間の吊りベルト33が締められると、前記張力が解除されても吊りベルト33が緩み難くなる。即ち、フックと止め輪とは、吊りベルトによって縛られた状態になる。このため、吊りベルトが巻き上げられるたびに止め輪がフックに当たるようなことがなくなり、異音の発生を抑えられるとともに、経時的なフック等の傷付きを防止できる。
さらに、吊りベルトに張力が加わったときに、止め輪の一辺と他辺とが共に均等な力でフックの支点に引き付けられるため、前記止め輪がフックに対して水平に近い状態で取付けられる。このため、フックが上限位置まで巻き上げられて止め輪がフックストッパに当接する際に、その止め輪の一辺と他辺とがほぼ同じタイミングで前記フックストッパに当接するようになる。このため、前記フックが不安定に揺れ動くようなことがなくなる。
請求項6の発明によると、止め輪は、周方向における一箇所が切断されて隙間が形成されており、その隙間から前記吊りベルトを前記止め輪の外側から内側に導けるように構成されていることを特徴とする。
このため、吊りベルトの先端部分を止め輪の一辺に固定した状態で、その吊りベルトの先端部分の近傍を折り返して二重にし、前記二重部分をフックのベルト穴に通した後、その二重部分の折り返し端を前記止め輪の隙間からその止め輪の他辺に掛けることが可能になる。
請求項7の発明によると、止め輪を覆うカバー部材が設けられていることを特徴とする。このため、止め輪が上限位置で前記フックストッパに当接する際の傷つきを防止できる。
本発明によると、指の不自由な人でも車椅子の座面上に下ろされたフックをその車椅子の座面に設けられたフック受け用ベルトに容易に掛けることができる。
本発明の実施形態1に係る車椅子吊り装置を備える車椅子格納装置における車椅子支持部と車椅子吊り装置とを表す側面図(A図)、及び車椅子格納装置のフック、吊りベルトを表す斜視図(B図)である。 車椅子吊り装置のフックを表す斜視図(A図)及び側面図(B図)である。 車椅子を吊上げる様子を表す斜視図である。 フックの働きを表す側面図である。 本発明の実施形態2に係る車椅子吊り装置のフックと止め輪と吊りベルトの関係を表す側面図(A図)、A図のB部拡大図(B図)、止め輪の斜視図(C図)、及び従来のフックと吊りベルト等との関係を表す側面図(D図、E図)である。 フックと吊りベルトとを連結する手順を表す斜視図である。 フックと吊りベルトとを連結する手順を表す斜視図である。 フックと吊りベルトとを連結する手順を表す斜視図(A図)、止め輪の他辺に吊りベルトの折り返し端を掛ける様子を表す斜視図(B図、C図)である。 フックを上限位置まで巻き上げた状態を表す斜視図(A図)、フックストッパの部分の拡大図(B図)である。 従来の車椅子吊り装置の側面図(A図)、及びフックを表す斜視図(B図)である。
[実施形態1]
以下、図1から図4に基づいて本発明の実施形態1に係る車椅子吊り装置について説明する。本実施形態に係る車椅子吊り装置は、車椅子を吊上げながら畳んだ後、乗用車の屋根上に格納する車椅子格納装置において使用される。ここで、図中の前後左右及び上下は、乗用車と車椅子の前後左右及び上下に対応している。
<車両用車椅子格納装置10の概要について>
車両用車椅子格納装置10は、運転者が車椅子Kから自動車Cの運転席に乗り移った後、その車椅子Kを吊上げて自動車Cの屋根上に格納するための装置である。
車両用車椅子格納装置10は、図1(A)に示す起立位置と水平位置(図示省略)との間で上下回動可能に構成された車椅子支持部20と、前記水平位置にある車椅子支持部20を前記屋根上の格納位置まで横スライドさせる装置本体部(図示省略)とを備えている。
車椅子支持部20は、上下回動可能な状態で前記装置本体部に連結されたキャリア22と、吊上げ過程で畳まれた車椅子Kを所定位置で拘束するプロテクタ25と、前記プロテクタ25をキャリア22に対して上下スライド可能に連結するガイド機構23と、車椅子K及びプロテクタ25をキャリア22に対して吊上げ可能な車椅子吊り装置30とから構成されている。
車椅子吊り装置30は、図1(A)(B)に示すように、吊りベルト33と、その吊りベルト33に連結されたフック35と、吊りベルト33を巻き上げ、あるいは繰り出し可能なドラム32とから構成されており、前記ドラム32がキャリア22の上端部に固定されている。さらに、吊りベルト33は、図1(B)に示すように、途中部分がプロテクタ25の上端に形成された吊り支点25cに通され、先端部分が止め輪33wを利用して吊り支点25cの構成部材に連結されている。そして、プロテクタ25の吊り支点25cに通された吊りベルト33の途中部分にフック35の支点35cが掛けられている。即ち、フック35は、プロテクタ25の吊り支点25cの下側で、吊りベルト33の途中部分に沿って移動できる状態でその吊りベルト33に支持されている。
上記構成により、フック35が、図3に示すように、車椅子Kのフック受け用ベルト41に掛けられて吊りベルト33が巻き上げられると、最初、プロテクタ25はそのままで、車椅子Kが単独で上昇するようになる。このとき、図1(B)に示すように、フック35は、吊りベルト33の先端側と基端側(ドラム32側)との両側から支持されるため、フック35を一点吊りする場合と比較してドラム32に加わる張力を1/2にできる。
車椅子Kは吊上げ過程で畳まれ、フック35がプロテクタ25の吊り支点25cに当接するまで、車椅子Kが単独で上昇する。そして、フック35がプロテクタ25の吊り支点25cに当接した段階で、車椅子Kはプロテクタ25の車椅子拘束板25x(図1(A)参照)に当接し、この位置で拘束される。そして、この状態から引き続き吊りベルト33が巻き取られると、車椅子Kはプロテクタ25と共に吊上げられる。即ち、車椅子K及びプロテクタ25はガイド機構23の働きでキャリア22に対して上昇する。そして、車椅子Kとプロテクタ25とがキャリア22に対する上限位置まで上昇した段階で吊りベルト33の巻き上げが停止する。次に、前記キャリア22が水平位置まで回動し、そのキャリア22上にプロテクタ25及び車椅子Kが載せられる。この状態で、前記装置本体部が車椅子支持部20(プロテクタ25、キャリア22)を前記屋根上の格納位置まで横スライドさせて車椅子Kの格納が完了する。
<車椅子吊り装置30のフック35について>
車椅子吊り装置30のフック35は、図2(A)(B)に示すように、車椅子Kの座面43上に下ろされた状態で、そのフック35が車椅子Kのフック受け用ベルト41に掛けられるときの姿勢と同じ姿勢で自立するように構成されている。前記フック35は、前記支点35cを備えるフック基端部351と、車椅子Kのフック受け用ベルト41が掛けられるベルト引っ掛け部353と、前記フック受け用ベルト41をベルト引っ掛け部353の位置まで導くガイド部356とを備えている。
フック基端部351は、図2(A)に示すように、幅方向に長い略楕円形に形成されており、そのフック基端部351の上部に横長のベルト穴35hが形成されている。そして、前記ベルト穴35hに車椅子吊り装置30の吊りベルト33が通されて、そのベルト穴35hの上側に形成された横軸状の支点35cに掛けられるように構成されている。
ベルト引っ掛け部353は、図2(A)に示すように、その幅寸法がフック基端部351の幅寸法より小さく設定された帯板状の部分であり、側面形状が、図2(B)に示すように、略円弧形に形成されている。そして、ベルト引っ掛け部353の基端部と前記フック基端部351の下端中央部との間に横向き湾曲部35wが設けられている。横向き湾曲部35wは、図2(B)に示すように、ベルト引っ掛け部353のほぼ真上位置にフック基端部351の支点35cが配置されるように、曲率が設定されている。このため、フック35が車椅子Kの座面43に下ろされた状態で、ベルト引っ掛け部353のほぼ中央下面353d及びその近傍が車椅子Kの座面43に当接するようになる。また、略円弧形をしたベルト引っ掛け部353の曲率半径は、フック基端部351の支点35cを中心としてベルト引っ掛け部353の表面を通る仮想円弧Eの半径よりも小さな値に設定されている。このため、フック35が支点35cを中心にして回動方向に揺動した場合でも、車椅子Kのフック受け用ベルト41がフック35のベルト引っ掛け部353から外れ難くなる。
ガイド部356は、ベルト引っ掛け部353と等しい幅寸法であり、平らな帯板状に形成されている。そして、ガイド部356の基端部と前記ベルト引っ掛け部353の先端との間に下方湾曲部35dが設けられている。下方湾曲部35dは、ベルト引っ掛け部353に対してガイド部356をゆるやかな曲率で下方に曲げる部分である。ガイド部356は、フック35の重心Gの位置がフック基端部351の支点35cよりも前側になるように、その長さ寸法が設定されている。
このように、フック35の重心Gが支点35cより前側にあるため、フック35が吊りベルト33によって吊り下ろされる際、フック35の先端側(ガイド部356側)が最も低くなり、ガイド部356の先端下側356xが最初に車椅子Kの座面43に当接する。そして、フック35が引き続き下ろされることで、ベルト引っ掛け部353の中央下面353d及びその近傍が車椅子Kの座面43に当接するようになる(図2(B)参照)。
即ち、フック35におけるガイド部356の先端下側356xとベルト引っ掛け部353の中央下面353d及びその近傍が、本発明のフックにおける座面接触部に相当する。したがって、ガイド部356の先端下側356xからベルト引っ掛け部353の中央下面353d及びその近傍までの距離が前記座面接触部における前端位置から後端位置までの距離に相当する。また、ガイド部356とベルト引っ掛け部353の幅寸法が、前記座面接触部の左端から右端までの距離に等しくなる。
そして、ガイド部356の先端下側356xからベルト引っ掛け部353の中央下面353d及びその近傍までの距離と、ガイド部356とベルト引っ掛け部353の幅寸法とは、フック35が車椅子Kの座面43上に下ろされた状態、即ち、フック35に吊りベルト33の張力が加わらない状態で、そのフック35が座面43上で安定して自立できる値に設定されている。
このため、図4に示すように、フック35を車椅子Kの座面43上に下ろした後、例えば、フック35を座面43に沿って押すことで、フック35を車椅子Kの座面43に沿って移動させることができるようになる。
フック35は、鋼板により形成された骨材の回りを例えばナイロン等の樹脂で覆うことにより構成される。
<フック35の働きについて>
車椅子Kの座面43上には、フック受け用ベルト41が前記座面43を横断するように配置されて、そのフック受け用ベルト41の両端部が車椅子Kのフレーム46(図3参照)に連結されている。このため、フック受け用ベルト41の中央部と座面43との間には、図2(B)、図4に示すように、隙間Sが形成されている。
このため、図4に示すように、フック35を吊りベルト33で車椅子Kの座面43上に下ろした後、フック35を前方に押して座面43上を前進させることで、フック35のガイド部356の先端を座面43とフック受け用ベルト41との隙間Sに挿入することができる。そして、この状態からさらにフック35を前方に押すことで、図4の二点鎖線に示すように、フック受け用ベルト41をガイド部356の位置からベルト引っ掛け部353の位置まで相対的に移動させることができる。即ち、フック35を車椅子Kの座面43上に下ろしたときの姿勢が、そのフック35を車椅子Kのフック受け用ベルト41に掛けるときの姿勢と同じであるため、前記フック35を横方向(前方)に押すだけで、そのフック35を座面43のフック受け用ベルト41に掛けることが可能になる。
<本実施形態に係る車椅子吊り装置30の長所について>
本実施形態に係る車椅子吊り装置30によると、フック35が車椅子Kの座面43上に下ろされた状態では、そのフック35の姿勢は車椅子Kのフック受け用ベルト41に掛けられるときの姿勢と同じ姿勢で自立する。このため、フック35を車椅子Kの座面43上に下ろし、そのフック35を押しながら座面43に沿ってフック受け用ベルト41の位置まで移動させることで、フック35を座面43のフック受け用ベルト41に掛けることが可能になる。即ち、フック35を持ってフック受け用ベルト41に掛ける必要がなくなるため、指が不自由な人でも容易に前記フック35をフック受け用ベルト41に掛ることができる。
また、フック35のガイド部356は、そのフック35を車椅子Kの座面43に沿って移動させる際に、図4に示すように、常に座面43に当接して、その座面43とフック受け用ベルト41間の隙間Sに入り込み可能に構成されている。このため、フック35を押してそのフック35のガイド部356を座面43とフック受け用ベルト41間の隙間Sに押し込むことで、フック受け用ベルト41を確実にベルト引っ掛け部353の位置まで導くことができる。
また、フック35のベルト引っ掛け部353の曲率半径は、そのフック35の支点35cを中心としてベルト引っ掛け部353の表面を通る仮想円弧Eの半径よりも小さな値に設定されている。このため、フック35が支点35cを中心にして回動方向に揺動した場合でも、車椅子Kのフック受け用ベルト41がフック35のベルト引っ掛け部353から外れ難くなる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態に係るフック35では、フック基端部351の幅寸法よりもベルト引っ掛け部353、ガイド部356の幅寸法を小さく設定する例を示した。しかし、フック基端部351とベルト引っ掛け部353、ガイド部356の幅寸法を等しく設定することも可能である。
また、本実施形態では、フック35を車椅子Kの座面43上に下ろした状態で、ガイド部356の先端下側356xとベルト引っ掛け部353の中央下面353dとの二箇所が車椅子Kの座面43に当接する例を示した。しかし、フック35の先端下側356xから中央下面353dまでのフック35の下側全体を平面状に形成してその下平面全体を車椅子Kの座面43に当接させることも可能である。このようにすることで、車椅子Kの座面43上におけるフック35の自立姿勢が安定するようになる。
また、フック35を鋼板製の骨材とナイロン製の被覆材とから構成する例を示したが、フック35の材料は適宜変更可能である。
[実施形態2]
以下、図5から図9に基づいて本発明の実施形態2に係る車椅子吊り装置について説明する。本実施形態に係る車椅子吊り装置はフック35と吊りベルト33との連結構造を改良したものであり、その他の構成については実施形態1に係る車椅子吊り装置30と同様である。このため、実施形態1に係る車椅子吊り装置30と同じ部材については同一符号を付して説明を省略する。
<従来の連結構造>
従来は、図5(E)に示すように、吊りベルト33の先端部分に形成された筒状部Wにフック35の横軸状の支点35cを直接的に通すことで、その吊りベルト33とフック35とを連結するようにしていた。ここで、筒状部Wは、吊りベルト33の先端近傍範囲33aをフック35の横軸状の支点35cに巻き付け、ベルト先端33tをその先端近傍範囲33aの側面に縫い付けることにより形成される。
しかし、上記構成によると、例えば、フック35を吊りベルト33から外す場合には、縫い付け部分の糸を切断してベルト先端33tを吊りベルト33の先端近傍範囲33aの側面から外す必要がある。また、新たなフック35を吊りベルト33に取付ける際には、再び、ベルト先端33tを吊りベルト33の先端近傍範囲33aの側面に縫い付ける必要がある。このため、フック35や吊りベルト33を単品で交換することは困難であった。
<止め輪60を利用した連結構造>
この点を改善するため、図5(C)に示す止め輪60を利用してフック35と吊りベルト33とを連結する構造が採用されている。止め輪60は、略小判形をした環状部材であり、直線状の一辺部61と、その一辺部61と中心を挟んで反対側に位置する同じく直線状の他辺部62と、その一辺部61と他辺部62の一端側と他端側とをそれぞれ連結する半円状の円弧部63とから構成されている。止め輪60は、図5(C)に示すように、他辺部62の中央位置が切断されており、その切断部位に隙間65が形成されている。ここで、隙間65の幅寸法は、吊りベルト33の厚み寸法よりも若干大きな値に設定されている。このため、前記隙間65を利用して、吊りベルト33を止め輪60に外側から内側に導くことが可能になる。また、止め輪60の長さ寸法、即ち、一方の円弧部63の外周面から他方の円弧部63の外周面までの寸法は、フック35のフック基端部351の幅寸法(支点35cに沿う方向における長さ寸法)よりも小さく設定されている(図6等参照)。
前記止め輪60を使用したフック35と吊りベルト33との連結構造の一例が、図5(D)に示されている。この連結構造では、先ず、吊りベルト33をフック35のベルト穴35hに通した後、その吊りベルト33の筒状部Wを止め輪60の隙間65を利用してその止め輪60の一辺部61に掛けるようにする。
次に、フック35の支点35cとドラム32(図5では省略)との間に位置する吊りベルト33の途中部分33eを止め輪60の隙間65からその止め輪60の内側に導いて、前記止め輪60に通すようにする。これにより、図5(D)に示すように、止め輪60を介してフック35と吊りベルト33とが連結されるようになる。この連結構造によれば、上記手順と逆の手順でフック35を吊りベルト33から容易に外すことが可能になる。したがって、フック35と吊りベルト33の単品交換が可能になる。
しかし、上記した連結構造では、フック35の支点35cに対して吊りベルト33の途中部分33eが一回掛けられているだけであるため、吊りベルト33に張力が加わっていない状態では、吊りベルト33とフック35との連結部分が簡単に緩んでしまう。このため、吊りベルト33が緩んでいる状態からその吊りベルト33が巻き上げられると、吊りベルト33の先端部分が締まる際に止め輪60がフック60の支点35cに当たるようになる。即ち、吊りベルト33が巻き上げられるたびに止め輪60がフック60に当たり、異音が発生するとともに、経時的にフック60等に傷が付くようになる。
さらに、吊りベルト33の巻き上げ時に止め輪60の一辺部61のみがフック35の支点35cに引き付けられるため、前記止め輪60が傾斜する。このため、フック35が上限位置まで巻き上げられたときに、図9(A)(B)に示すフックストッパ67に対して止め輪60の一部が先に当接し、フック35が不安定に揺れ動く。このため、フック35と周辺部品との干渉を防止する部材が必要になる。
この点を解決するため、本実施形態に係る止め輪60を利用した連結構造では図5(A)、図5(B)に示すように、フック60と吊りベルト33とを連結するようにしている。
<本実施形態に係る止め輪60を利用した連結構造>
本実施形態に係る連結構造では、先ず、吊りベルト33の筒状部Wを止め輪60の隙間65を利用してその止め輪60の一辺部61に掛け、さらに、前記吊りベルト33の先端部分を止め輪60の内側に通すようにする。次に、図6に示すように、吊りベルト33の筒状部Wの近傍(先端部分)を一定の長さで折り返して二重にし、その折り返し部分33x,33y(重ねられた部分)をフック35のベルト穴35hに通すようにする。次に、弾力性のある筒状のカバー部材68を、図7に示すように、止め輪60の一辺部61から両側の円弧部63まで被せるようにする。
なお、止め輪60にカバー部材68に被せた後、吊りベルト33の折り返し部分33x,33yをフック35のベルト穴35hに通すことも可能である。
次に、図8(B)、(C)に示すように、吊りベルト33の折り返し部分33x,33y(二重部分)の折り返し端33zを止め輪60の隙間65を利用して、その止め輪60の他辺部62に掛けるようにする。この状態でフック35と吊りベルト33との連結が完了する。なお、図5(A)(B)等ではカバー部材68は省略されている。
即ち、吊りベルト33は、先端の筒状部Wが止め輪60の一辺部61に固定され、途中部分が止め輪60の他辺部62に外側から掛けられている。そして、フック35のベルト穴35hには、止め輪60の一辺部61から他辺部61に渡された吊りベルト33の一部(折り返し部分33x)と、止め輪60の他辺部62とドラム32間に位置する吊りベルトの一部(折り返し部分33y)とが重ねられた状態で通されて、フック35の横軸状の支点35cに掛けられている。さらに、この状態から上記手順と逆の手順でフック35から吊りベルト33を外すことができる。
このように、フック35と吊りベルト33は止め輪60を介して連結される構成のため、フック35と吊りベルト33とを直接的に連結する構成と比較して、フック35からの吊りベルト33の取外しを容易にできる。したがって、フック35と吊りベルト33との単品交換が可能になる。
また、フック35の支点35cに対して吊りベルト33の重ねられた部分(折り返し部分33x,33y)が掛けられる構成である。このため、吊りベルト33に一旦張力が加わってフック35と止め輪60間の吊りベルト33(折り返し部分33x,33y)が締められると、前記張力が解除されても吊りベルト33の折り返し部分33x,33yが緩み難くなる。即ち、フック35と止め輪60とは、吊りベルト33によって縛られた状態になる。このため、吊りベルト33が巻き上げられるたびに止め輪60がフック60に当たるようなことがなくなり、異音の発生を抑えられるとともに、経時的なフック60等の傷付きを防止できる。
さらに、吊りベルト35に張力が加わると、止め輪60の一辺部61と他辺部62とが共に均等な力でフック35の横軸状の支点35cに引き付けられる(図5(B)矢印参照)。このため、止め輪60がフック35の支点35cに対して水平に近い状態で取付けられる。これにより、図9(A)(B)に示すように、フック35が上限位置まで巻き上げられて止め輪60がフックストッパ67に当接する際に、その止め輪60の一辺部61と他辺部62とがほぼ同じタイミングでフックストッパ67に当接するようになる。このため、前記フック35が不安定に揺れ動くようなことがなくなる。
また、止め輪60がカバー部材68によって覆われているため、止め輪60がフックストッパ67に当接する際の傷付きを防止できる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態に係るフック35と吊りベルト33の連結構造では、周方向の一箇所が切断されて隙間65が形成された止め輪60を使用する例を示した。しかし、吊りベルト33を先端から順番に止め輪60、及びフック35のベルト穴35hに通すようにすれば、止め輪60の隙間65を省略することも可能である。
また、本実施形態では、止め輪60をカバー部材68で覆う例を示したが、止め輪60やフック35を、例えば、樹脂コーティングすればカバー部材68を省略することも可能になる。
30・・・・車椅子吊り装置
32・・・・ドラム
33・・・・吊りベルト
33x・・・折り返し部分(止め輪の一辺から他辺に渡された吊りベルトの一部)
33y・・・折り返し部分(止め輪の他辺とドラム間に位置する吊りベルトの一部)
35・・・・フック
35h・・・ベルト穴
35c・・・支点
41・・・・フック受け用ベルト
43・・・・座面
60・・・・止め輪
61・・・・一辺部(一辺)
62・・・・他辺部(他辺)
65・・・・隙間
68・・・・カバー部材
351・・・フック基端部
353・・・ベルト引っ掛け部
353d・・中央下面(座面接触部)
356・・・ガイド部
356x・・先端下側(座面接触部)
E・・・・・仮想円弧
K・・・・・車椅子

Claims (7)

  1. 吊りベルトに連結されたフックを車椅子の座面に沿って設けられたフック受け用ベルトに掛け、前記吊りベルトを巻き上げることで前記車椅子を吊上げる構成の車椅子吊り装置であって、
    前記フックは、前記車椅子の座面上に下ろされて前記吊りベルトの張力が加わらない状態で、そのフックが前記フック受け用ベルトに掛けられるときの姿勢と同じ姿勢で自立し、
    前記フックが前記車椅子の座面に沿う方向の押圧力を受けることで、そのフックは前記同じ姿勢を保持したままで前記座面に沿って移動できるように構成されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  2. 請求項1に記載された車椅子吊り装置であって、
    前記フックは、前記フック受け用ベルトが掛けられるベルト引っ掛け部と、そのベルト引っ掛け部よりも先端側に設けられたガイド部とを備えており、
    前記ガイド部は、前記フックを車椅子の座面に沿って移動させる際に、常に前記座面に当接して、その座面と前記フック受け用ベルト間の隙間に入り込み可能に構成されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車椅子吊り装置であって、
    前記車椅子の座面に接触する前記フックの座面接触部における前端位置から後端位置までの距離と、前記座面接触部の左端から右端までの距離は、前記フックが座面上で自立できる距離に設定されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載された車椅子吊り装置であって、
    前記ベルト引っ掛け部の曲率半径は、前記吊りベルトが掛けられる前記フックの支点を中心として前記ベルト引っ掛け部の表面を通る仮想円弧の半径よりも小さな値に設定されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車椅子吊り装置であって、
    前記フックには、前記吊りベルトが通されるベルト穴が形成されて、そのベルト穴の上側に前記吊りベルトが掛けられる支点が設けられており、
    前記吊りベルトは、その吊りベルトを巻き上げ、あるいは繰り出し可能なドラムに装着されて、先端部分がリング状の止め輪の一辺に固定され、途中部分が前記止め輪の一辺と中心を挟んで反対側に位置するその止め輪の他辺に外側から掛けられる構成であり、
    前記フックのベルト穴には、前記止め輪の一辺からその止め輪の他辺に渡された前記吊りベルトの一部と、前記止め輪の他辺と前記ドラム間に位置する前記吊りベルトの一部とが重ねられた状態で通されて、前記フックの支点に掛けられるように構成されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  6. 請求項5に記載された車椅子吊り装置であって、
    前記止め輪は、周方向における一箇所が切断されて隙間が形成されており、その隙間から前記吊りベルトを前記止め輪の外側から内側に導けるように構成されていることを特徴とする車椅子吊り装置。
  7. 請求項5又は請求項6のいずれかに記載された車椅子吊り装置であって、
    前記止め輪を覆うカバー部材が設けられていることを特徴とする車椅子吊り装置。

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