JP5012943B2 - 車両用シートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルトの装着、格納が容易で、かつ乗降性とラップベルトの腰部拘束性を低下させない車両用シートベルト装置に関する。
特許文献1は、図15に示すように、アウタアンカ2にシートベルト3の先端部分を包むブーツ部材1を設け、ブーツ部材1とシートの下部とに、ブーツ部材1が前傾位置に回動したときにブーツ部材1を前傾位置に保持してシートベルト3の取り出しを容易にするとともに、この保持力を越える後方への操作力で保持を解除する、磁石4と鉄板5とからなる前傾保持手段6を設けたシートベルト装置を開示している。
特開2006−256532号公報
しかし、従来のシートベルト装置にはつぎの課題がある。
(イ)磁石4と鉄板5でブーツ部材1を保持するため、乗員がブーツ部材1を前傾させないと、シートベルト3およびタングプレートが手で持ちやすい前方位置に移動しない。また、乗員がブーツ部材1を後方へ移動しないと、シートベルト3を格納することができず、自動ではシートベルト3を格納できない。したがって、シートベルトの装着性、格納性に改善の余地がある。
(ロ)また、シートベルト3の支持を剛性のある樹脂製ブーツ部材1によって行っているため、ブーツ部材1をシート剛体物7よりも上方まで延ばしてシートベルト3およびタングプレートを手で持ちやすい位置まで前方に出すことはできない。もしもブーツ部材1をシート剛体物7よりも上方まで延ばすと、ブーツ部材側でラップベルトと腰部との間に隙間ができてラップベルト部の腰部拘束性が低下する他、ブーツ部材1が前傾位置にある時にブーツ部材1が邪魔となって乗降性が悪くなるという問題が生じる。
本発明の目的は、シートベルトの装着、格納が容易で、かつ乗降性とラップベルトの腰部拘束性を低下させない車両用シートベルト装置を提供することにある。
上記課題を解決する、または上記目的を達成する、本発明の車両用シートベルト装置はつぎのとおりである。
(1) 本発明の車両用シートベルト装置は、ウエビングと、車両部材に車両前後方向に回動可能に取付けられ、ウエビングの一端部が固定されたラップアンカと、ラップアンカの上方に位置し、ウエビングが摺動可能に挿通し、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有するブーツ体と、を備える。
ブーツ体は、上端部と下端部を有し、シートベルト格納状態で、下端部から斜め方向に前方かつ上方に延び、上端部がシートバックのサイドサポートより前方でかつシートシールドより上方に位置する。
車両用シートベルト装置は、ブーツ体を車両後方側に付勢する付勢手段と、ブーツ体を、シートベルト格納状態で、下端部から斜め前方かつ上方に延びる位置に保持するストッパとを、さらに、有する。
上記(1)は、本発明の全実施例に共通に適用される。
(2) 上記(1)の車両用シートベルト装置において、ブーツ体が、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する第1の部材と、第1の部材を覆いウエビングが摺動自在に挿通する第2の部材と、第1の部材の下端部が固定されたブラケットと、を有する。
第1の部材は逆U字状の金属ワイヤからなり、該逆U字状の金属ワイヤが車両前後方向に延びる平面内に位置する。
上記(2)は、本発明の全実施例に共通に適用される。
(3) 上記(2)の車両用シートベルト装置において、第2の部材が、車両幅方向に柔軟性を有する樹脂製帯状部材、またはファスナ付き表皮部材から構成されている。
上記(3)は、本発明の全実施例に共通に適用される。
) 上記(2)の車両用シートベルト装置において、ラップアンカが車両前後方向に回動可能に取り付けられる車両部材がシートアッパーレールである。
ブラケットが該ブラケットを覆うようにシートシールドに着脱可能に取り付けられるシートシールドキャップに車両前後方向に相対動可能に支持されている。
上記()は、本発明の全実施例に共通に適用される。
) 上記(2)の車両用シートベルト装置において、ラップアンカが車両前後方向に回動可能に取り付けられる車両部材がクッションフレームである。
ラップアンカとブラケットの各々が、クッションフレームに車両前後方向に回動可能に連結されている。
上記()は、本発明の実施例2に適用される。
上記(1)の車両用シートベルト装置によれば、ブーツ体が、シートベルト格納状態で、下端部から斜め前方かつ上方に延び、上端部がシートバックのサイドサポートより前方でかつシートシールドより上方に位置するので、タングプレートが手の届きやすい位置に来て、シートベルトを手で掴むことが容易となる。また、ブーツ体が車両幅方向に柔軟性および弾性を有するので、手で掴んだタングプレートをバックルに挿入する操作も容易である。タングプレートをバックルから外すと、リトラクタによるベルトの引っ張りにより、自動でシートベルトおよびブーツ体が格納位置に来るので、特許文献1のような、ベルト装着、格納時における手によるブーツ部材の車両前後方向の回動が必要でない。したがって、シートベルトの装着、格納が容易である。
また、ブーツ体が車両幅方向に柔軟性と弾性を有するので、乗員がブーツ体に当たってもブーツ体が弾性変形して逃げ、ほとんど乗降の妨げにならない。
また、ブーツ体が車両幅方向に柔軟性と弾性を有するので、ベルトを装着した時にブーツ体自体が腰部に掛かり、ラップベルトの弛緩が生じない。
また、車両用シートベルト装置が、ブーツ体を車両後方側に付勢する付勢手段を、さらに、有するので、リトラクタと付勢手段の両方でブーツ体を格納位置に戻すことができ、リトラクタによるベルト引張力のみでブーツ体を格納位置に戻す場合よりも確実かつ速やかにブーツ体を格納位置に戻すことができる。また、ストッパを有すので、ストッパがない場合に比べて、ブーツ体を格納位置により一層安定して保持することができる。
上記(2)の車両用シートベルト装置によれば、ブーツ体が、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する第1の部材と、第1の部材を覆いウエビングが摺動自在に挿通する第2の部材と、第1の部材の下端部が固定されたブラケットと、を有するので、ブーツ体とウエビングとは互いに摺動可能であり、互いに別体である。従来のラップアンカおよびウエビングにブーツ体を取り付ければ、本発明の車両用シートベルト装置が得られ、ブーツ体を取り外せば、従来のラップアンカおよびウエビングとなる。
また、第1の部材が逆U字状の金属ワイヤからなり、逆U字状の金属ワイヤが車両前後方向に延びる平面内に位置するので、該金属ワイヤがブーツ体に車両幅方向の柔軟性と弾性を生じさせる。
上記(3)の車両用シートベルト装置において、第2の部材が、車両幅方向に柔軟性を有する樹脂製帯状部材から構成されている場合は、第2の部材が車両前後方向にはブーツ対の姿勢を維持できる剛性を有するため、シートベルト格納状態でブーツ体が下端部から斜め前方かつ上方に延びる姿勢をとるのに、第2の部材と第1の部材の両方が働く。そのため、第1の部材のみが働く場合よりも、大きな剛性をブーツ体に車両前後方向にもたせることができる。
また、第2の部材が、ファスナ付き表皮部材から構成されている場合は、ファスナ部で開いてブーツ体をウエビングから容易に取り外すことができる。したがって、チャイルドシートを固定する場合等のようにブーツ体が不要な場合に対応できる。
上記()の車両用シートベルト装置によれば、ラップアンカがシートアッパーレールに車両前後方向に回動可能に連結される場合は、ブラケットがシートシールドキャップに車両前後方向に相対動可能に支持されるようにしたので、フロントシートのリフト調整において生じる、ラップアンカの回動支点とブラケットとの相対的な前後方向変位を、ブラケットとシートシールドキャップとの前後方向相対動によって無理なく吸収することができる。フロントシートのリフト調整において生じる、ラップアンカの回動支点とブラケットとの相対的な上下方向変位は、ウエビングとブーツ体との摺動によって吸収される。
上記()の車両用シートベルト装置によれば、ラップアンカが、クッションフレームに車両前後方向に回動可能に連結される場合は、ブラケットが、クッションフレームに車両前後方向に回動可能に支持されるようにしたので、シートリフト調整時に、ラップアンカの回動支点とブラケットとの相対的な前後方向および上下方向変位は生じず、ブラケットとラップアンカを同軸上に支持することができ、支持構造を単純化できる。
本発明の実施例1、2の車両用シートベルト装置の、シートベルト格納状態における、側面図である。 本発明の実施例1の車両用シートベルト装置の、ブーツ体の第2の部材が樹脂部材からなる場合の、ブーツ体およびラップアンカおよびウエビング近傍の、拡大側面図である。 図2のA−A線に沿って見た、ブーツ体およびウエビングの、拡大断面図である。 図2のブーツ体の断面図である。 図4のブーツ体の平面図である。 本発明の実施例1の車両用シートベルト装置の、ブーツ体の第2の部材が表皮部材からなる場合の、ブーツ体およびラップアンカおよびウエビング近傍の、拡大側面図である。 図6のB−B線に沿って見た、ブーツ体およびウエビングの、拡大断面図である。 図6のB−B線に沿って見た、図7とは別案の、ブーツ体およびウエビングの、拡大断面図である。 本発明の実施例1の車両用シートベルト装置の、ブラケットのシートシールドキャップからの支持部、および、ラップアンカのアッパーレールへの連結部の、拡大断面図である。 図9の車両用シートベルト装置の、C−C線に沿って見た、拡大断面図である。 図9の車両用シートベルト装置の、D−D線に沿って見た、拡大断面図である。 本発明の実施例2の車両用シートベルト装置の、ブラケットとラップアンカの、クッションフレームへの同軸連結部の、拡大側面図である。 図12の車両用シートベルト装置の、E−E線に沿って見た、拡大断面図である。 フロントシートの斜視図である。 特許文献1の車両用シートベルト装置の斜視図である。
〔実施例1〕
本発明の実施例1のシートベルト装置を、図1〜図11および図14を参照して、説明する。図中、FRは、車両前方を示す。
まず、本発明の実施例1のシートベルト装置の構成を説明する。
本発明の車両用シートベルト装置10は、ウエビング11と、ウエビング11の一端部が固定されたラップアンカ12と、ラップアンカ12のすぐ上に位置し、ウエビング11が摺動可能に挿通し、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有するブーツ体20と、を備える。ラップアンカ12は、シートアッパレール55またはクッションフレーム54からなる車両部材に、車両前後方向に回動可能に、取り付けられる。
ウエビング11は、従来の3点式シートベルトのウエビングと同じものを使用できる。ウエビング11は、ショルダアンカ13をスライド自在に挿通し、ウエビングの他端部でBピラーのピラーガーニッシュの背面側に配置されたリトラクタ(図示せず)に連結されている。
ブーツ体20は、上端部21と下端部22を有する。シートベルト格納状態で、ブーツ体20は、下端部22から斜め方向に前方かつ上方に延び、上端部21がシートバック51のサイドサポート52より前方でかつシートシールド60より上方に位置する。
ブーツ体20の車両前後方向の剛性は、シートベルト格納状態における下端部22から斜め方向に前方かつ上方に延びる姿勢を維持できる剛性があればよい。
ブーツ体20の車両幅方向の柔軟性はシートベルト装着時に乗員腰部に巻き掛かることができる柔軟性があればよい。ブーツ体20の車両幅方向の弾性は、シートベルト装着時に腰部に巻き掛かっていたブーツ体20が、シートベルトを外した時に自力で下端部22から斜め方向に前方かつ上方に延びる位置に戻ることができる弾性があればよい。
ウエビング11の、ブーツ体20の上端部21のすぐ上の部分に、タングプレートストッパ(図示せず)が設けられているので、タングプレート14は、シートベルト格納状態で、ブーツ体20の上端部21のすぐ上に位置する。したがって、シートベルト格納状態で、タングプレート14は、ブーツ体20の上端部21と同様に、シートバック51のサイドサポート52より前方でかつシートシールド60より上方に位置する。
図1において、R1は乗員のインナ側の手が届く領域を示し、R2はアームレスト上にある乗員の腕の位置がそれより下方で乗員の大腿部の上面かそれより上方にある領域を示す。領域R2は、領域R1のうち乗員のインナ側の手が容易に届く領域である。
シートベルト格納状態での、ブーツ体20の上端部21およびタングプレート14が、領域R1に位置するように、より望ましくは、領域R2に位置するように、ブーツ体20の長さ、およびシートベルト格納状態での、ブーツ体20の前傾姿勢が定められることが望ましい。
図1において、B1は本発明における、シートベルト格納状態でのウエビング位置を示し、B2は、従来の3点式シートベルトの、シートベルト格納状態でのウエビング位置を示す。
ブーツ体20は、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する第1の部材23と、第1の部材23を覆いウエビング11が摺動自在に挿通する第2の部材24と、第1の部材23の下端部が固定されたブラケット25と、を有する。第1部材23の下端部は、ブラケット25にかしめ、または溶接、により固定されている。図2〜図8は、第1部材23の下端部がブラケット25にかしめにより固定された場合を示している。26はブラケット25のかしめ部を示す。
第1の部材23は、たとえば、逆U字状(下方に向かってU字状)で、バネ性をもつ金属ワイヤ23Aからなる。逆U字状の金属ワイヤ23Aは車両前後方向に延びる平面内に位置する。この構造によって、逆U字状の金属ワイヤ23Aは、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する。第1の部材23には、逆U字状金属ワイヤ23Aに代えて、テープ幅方向を車両前後方向に向けた、バネ性をもつ金属テープ(図示せず)を用いてもよい。
第2の部材24は、図2〜図5に示すような車両幅方向に柔軟性を有する樹脂製帯状部材24A、または、図6〜図8に示すようなファスナ付き表皮部材24Bから構成されている。
第2の部材24が樹脂製帯状部材24Aの場合、図2〜図5に示すように、第1の部材23は樹脂製帯状部材24Aによって覆われており、樹脂製帯状部材24Aに埋め込まれている。また、ブラケット25の一端部も樹脂製帯状部材24Aに埋め込まれている。樹脂製帯状部材24Aには、樹脂製帯状部材24Aの長手方向に延びるウエビング挿通穴27が形成されており、ウエビング11は摺動自在にウエビング挿通穴27を挿通する。これによって、ウエビング11はブーツ体20に対して摺動自在となる。
第2の部材24がファスナ付き表皮部材24Bの場合、図6〜図8に示すように、第1の部材23はファスナ付き表皮部材24Bによって覆われている。ファスナ付き表皮部材24Bの表皮は、布、綿、四フッ化エチレンファブリック、合皮、本革、等のいずれか、またはそれらのうちの2以上の組み合わせからなる。
ファスナ付き表皮部材24Bは、第1の部材23を保持する第1の保持部28と、ウエビング11を摺動自在に保持する第2の保持部29を有し、第1の保持部28と第2の保持部29とは、互いの合わせ面で互いに縫製されている。
第2の保持部29には、ファスナ30が付いており、ファスナ30を開くことによって、ファスナ付き表皮部材24Bとウエビング1とが互いに分離できるようになっている。
ファスナ30は、第2の保持部29を開閉できるものであればよい。図7はファスナ30がチャック型ファスナ30Aからなる場合を示しており、図8はファスナ30が面ファスナ30Bからなる場合を示している。
ウエビング11は、図2、図6、図13に示すように、ラップアンカ12に固定される。すなわち、第2の部材24を挿通して下方に延びるウエビング11を、ラップアンカ12の穴12aに挿通させて、折り返し、折り返した後の部分と、折り返し前の部分とを、ブラケット25の下方で、縫製する。31は縫製部を示す。
図1、図2に示すように、車両用シートベルト装置10は、ブーツ体20を車両後方側に付勢する付勢手段40を有する。また、図2に示すように、車両用シートベルト装置10は、ブーツ体20を、シートベルト格納状態で、下端部から斜め前方かつ上方に延びる位置に保持するストッパ41を有する。
図1、図2では、付勢手段40が、ボデー側の固定部材42とブラケット25との間に張られた、ばね40Aからなる場合を示す。ただし、付勢手段40は、ばねを設けずに、リトラクタによるウエビング引っ張り力の車両後方への分力を利用してもよい。
以上は、本発明の全実施例に共通に適用される。
本発明の実施例1は、さらに、つぎの構成を有する。
本発明の実施例1では、ランプアンカ12がフロントシート50のアッパーレール55に車両前後方向に回動可能に連結される。58はアッパーレール55に固定したボルトであり、ラップアンカ12はボルト58まわりに回動可能である。ボルト58はラップアンカ12の回動軸芯(ボルトと同じため符号58を付す)を構成する。
図1、図14に示すように、フロントシート50では、フロントシート50の前後方向位置を調整可能とするために、アッパーレール55は、車両に固定のロワーレール56に対して、車両前後方向にスライド可能である。
また、フロントシート50の上下方向位置を調整可能とするために、クッションフレーム54およびシートクッション53は、リフターによって、アッパーレール55に対して上下動可能である。リフターはリンク57を含むので、フロントシート50のリフト調整は、クッションフレーム54およびシートクッション53の、アッパーレール55に対する前後方向移動を伴う。
ブーツ体20がクッションフレーム54に対して上方に移動するのを抑制するために、ブラケット25をクッションフレーム54に回動可能に支持させたい。しかし、ラップアンカ12がアッパーレール55に回動可能に連結される場合、シート50のリフト調整において、クッションフレーム54がアッパーレール55に対して上下方向および前後方向に相対動するので、ブラケット25の回動支点が、シートベルト格納状態B1における、ラップアンカ12の回動支点58から斜め方向に前方かつ上方に立ち上がる、ブーツ体20およびウエビング11の中心線F(図9)からずれてしまい、ブーツ体20およびウエビング11に中心線Fと直交方向に無理な荷重がかかり、ウエビング11を変形させてしまう。
これを防止するために、ラップアンカ12がアッパーレール55に回動可能に連結される場合、図9〜図11に示すように、ブラケット25はシートシールドキャップ61に車両前後方向に相対動可能に支持される。
これによって、クッションフレーム54およびシートクッション53がリフトされる時の、ブラケット25のアッパーレール55に対する前後動は、ブラケット25のシートシールドキャップ61に対する前後動によって吸収され、ブラケット25のアッパーレール55に対する上下動は、ウエビング11のブーツ体20に対する摺動によって吸収される。その結果、ブーツ体20およびウエビング11の中心線Fが、ラップアンカ12の回動支点58を通過し、ブーツ体20およびウエビング11に、中心線Fと直交する方向の荷重がかかることが抑制される。
図9〜図11は、ブラケット25をシートシールドキャップ61に車両前後方向に相対動可能に支持する構造を示す。シートシールドキャップ61は、シートシールド60の切欠部に上方から挿入されてシートシールド60に取付けられる。シートシールド60、シートシールドキャップ61は、ともに樹脂製である。
シートシールドキャップ61には、車両前後方向に延びる、上下一対のキャップスライドレール62が形成されている。ブラケット25に固定したスタッドピン63の頭部63aが、一対のレール62の間に挿入され、レール62に沿って車両前後方向に摺動可能とされている。
図10に示すように、レール62の後端にはストッパ41が設けられている。スタッドピン63の頭部63aが後方に移動してストッパ41に当たると、ブラケット25はそれ以上車両後方に移動できない。これによって、ストッパ41(図10)は、ブーツ体20を、シートベルト格納状態で、下端部から斜め前方かつ上方に延びる位置に保持するストッパ41(図2)として働く。
図11に示すように、シートシールドキャップ61には、一対のレール62の間に、スタッドピン63の頭部63aに向かって突出するガタ押さえリブ64が形成されており、スタッドピン63が車両幅方向にガタつくのを押さえる。
つぎに、本発明の実施例1の車両用シートベルト装置の作用、効果を説明する。
車両用シートベルト装置10では、ブーツ体20が、シートベルト格納状態B1で、下端部22から斜め前方かつ上方に延び、上端部21がシートバック51のサイドサポート52より前方でかつシートシールド60より上方に位置するので、タングプレート14が手の届きやすい領域R1、とくに領域R2に来て、タングプレート14およびウエビング11を手で掴むことが容易となる。また、ブーツ体20の第1の部材23および第2の部材24が車両幅方向に柔軟性および弾性を有するので、ブーツ体20を腰前方で曲げながら、手で掴んだタングプレート14をバックルに挿入する操作が容易となる。
タングプレート14をバックルから外すと、付勢手段(バネ)40の付勢力により、またはリトラクタによるベルトの引張力、または付勢手段40の付勢力とリトラクタの引張力により、自動でシートベルトおよびブーツ体20が格納位置B1に来るので、特許文献1のような、ベルト装着、格納時における手によるブーツ部材の車両前後方向の回動が必要でない。したがって、シートベルトの装着、格納が容易である。
また、ブーツ体20が車両幅方向に柔軟性と弾性を有するので、乗員Jがブーツ体20に当たってもブーツ体が車両幅方向に弾性変形して逃げ、ほとんど乗降の妨げにならない。
また、ブーツ体20が車両幅方向に柔軟性と弾性を有するので、ベルトを装着した時にブーツ体20自体が車両幅方向に湾曲して乗員腰部に巻き掛かり、剛体ブーツ体の場合のようなラップベルトのスラック(弛緩)は生じない。
ブーツ体20が、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する第1の部材23と、第1の部材23を覆いウエビング11が摺動自在に挿通する第2の部材24と、第1の部材の下端部が固定されたブラケット25と、を有する場合は、ブーツ体20とウエビング11とは互いに摺動可能であり、互いに別体である。従来のラップアンカおよびウエビングにブーツ体20を取り付ければ、本発明の車両用シートベルト装置10が得られ、ブーツ体20を取り外せば、従来のラップアンカおよびウエビングとなる。
第1の部材23が逆U字状の金属ワイヤ23Aからなり、逆U字状の金属ワイヤ23Aが車両前後方向に延びる平面内に位置する場合は、該金属ワイヤ23Aがブーツ体20に車両幅方向の柔軟性と弾性を生じさせ、車両前後方向には、ブーツ体20に、車両幅方向の曲げ剛性より大きな曲げ剛性を与える。
第2の部材24が、樹脂製帯状部材24Aから構成されている場合は、樹脂製帯状部材24Aの偏平な矩形断面の短辺の方向が車両幅方向に向けられて車両幅方向に柔軟性を有するのに対し、樹脂製帯状部材24Aの矩形断面の長辺の方向が車両前後向に向けられて車両前後方向に車両幅方向より大きな剛性を有するので、シートベルト格納状態B1でブーツ体20が、車両前後方向に、下端部22から斜め前方かつ上方に延びる姿勢をとるのに、第2の部材24Aも効果的に働く。したがって、第1の部材23のみが働く場合よりも大きな剛性を、ブーツ体20に車両前後方向にもたせることができる。
第2の部材24が、ファスナ付き表皮部材24Bから構成されている場合は、ファスナ部30で開いてブーツ体20をウエビング11から容易に取り外すことができる。したがって、チャイルドシートを固定する場合等のようにブーツ体20が不要な場合に,容易に対応できる。
車両用シートベルト装置が、ブーツ体を車両後方側に付勢する付勢手段40を、さらに、有する場合は、リトラクタと付勢手段40の両方でブーツ体を格納位置B1に戻すことができ、リトラクタによるベルト引張力のみでブーツ体20を格納位置に戻す場合よりも確実かつ速やかにブーツ体20を格納位置B1に戻すことができる。
また、ストッパ41を有すので、ブーツ体20を格納位置B1により一層安定して保持することができる。
以上の作用、効果は、本発明の全実施例の車両用シートベルト装置に適用される。
本発明の実施例1は、さらに、つぎの作用、効果を有する。
ラップアンカ12がシートアッパーレール55に車両前後方向に回動可能に連結される場合は、ブラケット25がシートシールドキャップ61に車両前後方向に相対動可能に支持されるようにしたので、フロントシート50のリフト調整において生じる、ラップアンカ12の回動支点58とブラケット25との相対的な前後方向変位を、ブラケット25とシートシールドキャップ61との前後方向相対動によって無理なく吸収することができ、ブーツ体20およびウエビング11の中心線Fがラップアンカ12の回動支点58を通過するようにすることができる。なお、フロントシート50のリフト調整において生じる、ラップアンカ12の回動支点58とブラケット25との相対的な上下方向変位は、ウエビング11とブーツ体20との摺動によって自動的に吸収される。
〔実施例2〕
つぎに、本発明の実施例2のシートベルト装置を、図1〜図8、図12〜図14を参照して、説明する。図中、FRは、車両前方を示す。
本発明の実施例1の上記説明のうち、本発明の全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例2に適用される。本発明の全実施例に適用可能とした部分以外について、以下、本発明の実施例2を説明する。
まず、本発明の実施例2のシートベルト装置10の構成を説明する。
本発明の実施例2のシートベルト装置10では、ラップアンカ12とブラケット25とが、フロントシート50のクッションフレーム54に車両前後方向において同軸まわりに回動可能に連結されている。ラップアンカ12とブラケット25が、同じ部材(クッションフレーム54)に連結されるので、フロントシート50の前後位置調整およびリフト調整において、ラップアンカ12の回動軸芯58とブラケット25とは、車両前後方向および上下方向に位置ずれを起こさず、ラップアンカ12とブラケット25とを同軸58まわりに回動可能に支持することができる。
図12および図13は、ラップアンカ12とブラケット25を同軸まわりに支持する構造を示す。図12で、B1はシートベルト格納状態を示し、B3はシートベルト装着状態のラップベルト部を示す。
図12および図13において、ラップアンカ12はボルト58にカラー59を介して支持される。ブラケット25は、ボルト58の位置まで下方に延び、ボルト58によって支持される。ラップアンカ12とボルト58とは、ボルト軸方向の異なる位置でボルト58によって支持され、ボルト58まわりに回動可能である。
本発明の実施例2のシートベルト装置10の作用、効果を説明する。
ラップアンカ12が、クッションフレーム54に車両前後方向に回動可能に連結される場合は、ブラケット25が、クッションフレーム54に車両前後方向に回動可能に支持されるようにしたので、シートリフト調整時に、ラップアンカ12の回動支点58とブラケット25との相対的な前後方向および上下方向変位は生じず、ブラケット25とラップアンカ12を同軸上に支持することができる。それによって、実施例1の比べて、ブラケット支持構造を単純化でき、部品点数を削減できる。
10 車両用シートベルト装置
11 ウエビング
12 ラップアンカ
20 ブーツ体
21 上端部
22 下端部
23 第1の部材
23A 金属ワイヤ
24 第2の部材
24A 樹脂製帯状部材
24B ファスナ付き表皮部材
25 ブラケット
30 ファスナ
30A チャック型ファスナ
30B 面ファスナ
40 付勢手段
40A ばね
41 ストッパ
42 ボデー側固定部材
51 シートバック
52 サイドサポート
53 シートクッション
54 クッションフレーム
55 アッパーレール
60 シートシールド
61 シートシールドキャップ
B1 シートベルト格納状態(シートベルト格納位置)
J 乗員

Claims (5)

  1. ウエビングと、
    車両部材に車両前後方向に回動可能に取付けられ、前記ウエビングの一端部が固定されたラップアンカと、
    前記ラップアンカの上方に位置し、前記ウエビングが摺動可能に挿通し、車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有するブーツ体と、
    を備え、
    前記ブーツ体は、上端部と下端部を有し、シートベルト格納状態で、前記下端部から斜め方向に前方かつ上方に延び、前記上端部がシートバックのサイドサポートより前方でかつシートシールドより上方に位置する、車両用シートベルト装置であって、
    前記車両用シートベルト装置が、
    前記ブーツ体を車両後方側に付勢する付勢手段と、
    前記ブーツ体を、シートベルト格納状態で、前記下端部から斜め前方かつ上方に延びる位置に保持するストッパとを、さらに、有する車両用シートベルト装置。
  2. 前記ブーツ体が、
    車両前後方向には剛性を有し車両幅方向には柔軟性および弾性を有する第1の部材と、
    前記第1の部材を覆い前記ウエビングが摺動自在に挿通する第2の部材と、
    前記第1の部材の下端部が固定されたブラケットと、
    を有し、
    前記第1の部材が逆U字状の金属ワイヤからなり、該逆U字状の金属ワイヤが車両前後方向に延びる平面内に位置する、請求項1記載の車両用シートベルト装置。
  3. 前記第2の部材が、車両幅方向に柔軟性を有する樹脂製帯状部材、またはファスナ付き表皮部材から構成されている、請求項2記載の車両用シートベルト装置。
  4. 前記ラップアンカが車両前後方向に回動可能に取り付けられる前記車両部材がシートアッパーレールであり、
    前記ブラケットが該ブラケットを覆うようにシートシールドに着脱可能に取り付けられるシートシールドキャップに車両前後方向に相対動可能に支持されている、請求項2記載の車両用シートベルト装置。
  5. 前記ラップアンカが車両前後方向に回動可能に取り付けられる前記車両部材がクッションフレームであり、
    前記ラップアンカと前記ブラケットの各々が、前記クッションフレームに車両前後方向に回動可能に連結されている、請求項2記載の車両用シートベルト装置。
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