JP4696618B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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Description
すなわち、前記ベルト11は、前記タング部材16よりも下側に位置する部分が、ベルト装着時に乗員Hの腰に掛け渡される腰ベルト部11aとなり、前記タング部材16よりも上側に位置する部分が、ベルト装着時に乗員Hの腰から肩にかけて斜めに掛け渡されるショルダ部11bとなる。
通常、ブーツ部材17は、前傾保持手段20により使用位置に保持されている。すなわち、ブーツ部材17の上端部に設けた磁石21がシートフィニッシャ3に設けた鉄板22に磁着することで、図2において実線で示すように、ブーツ部材17が前方に傾いてシートSの後端下部の適正領域Cに重なった使用位置に保持されている。
後席への乗降時には、後席乗員は、ベルト11を後方へ移動させるだけでベルト11およびブーツ部材17を格納位置に戻し、これらベルト11,ブーツ部材17が邪魔になることなく、シートバック2とBピラー5の間を通過することができる。
この場合、後席乗員は、ベルト11を後方へ移動させる操作も不要になる。
上述の後席への乗降時などのように、ブーツ部材17を格納位置へ移動させた後に、ブーツ部材17を使用位置に戻すのは、乗員Hがベルト11を装着するだけでよく、特別な操作は不要である。
上述のようにブーツ部材17を使用位置に保持した状態において、乗員HがシートSを前後にスライドさせたときには、磁石21は鉄板22上から離れることなく鉄板22上を移動するもので、ブーツ部材17は傾きを変えながらも、その上端部を適正領域C内であって鉄板22上に保持され続ける。
ベルト装着時に、巻取機構12がロックしてベルト11の引き出しが規制されている状態で乗員Hが無理に動いたり、シートSを前方にスライドさせたりしたときのように、ベルト11に過大な入力があった場合、ブーツ部材17では、その入力が磁石21の磁着力を越えた時点で、保持を解除して、ブーツ部材17が回動するのを許す。このように、過大入力時には、前傾保持手段20による保持を解除するため、樹脂製のブーツ部材17が破損することがない。
以上説明した実施例1のシートベルト装置にあっては、以下に列挙する効果を有する。
11 ベルト
12 巻取機構
14 アウタアンカ
17 ブーツ部材
20 前傾保持手段
21 磁石
22 鉄板
C 適正領域
H 乗員
S シート
Claims (7)
- 乗員拘束用のベルトと、
このベルトの基端側を巻き取る巻取機構と、
前記ベルトの先端部が連結され、シート後方の車体下部に車両前後方向に回動可能に取り付けられたアウタアンカと、
を備えたシートベルト装置において、
前記アウタアンカに、ベルトの先端部分を包む形状で前記シート下部に届く長さのブーツ部材を設け、
前記ブーツ部材とシート下部とに、乗員が前記ベルトを装着するのに伴って前記ブーツ部材がベルト装着時の位置である使用位置に回動したときに相互に係わり合ってこの使用位置に保持するとともに、前記相互の係わり合いを超える操作力で保持を解除する前傾保持手段を設けたことを特徴とするシートベルト装置。 - 前記前傾保持手段として、磁石とこの磁石が磁着する磁着部材とを有し、磁力により前記係わり合いを持つ手段を用い、
前記磁石を前記ブーツ部材と前記シート下部の一方に設け、前記磁着部材を前記ブーツ部材と前記シート下部の他方に設けたことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。 - 前記磁石を、前記ブーツ部材の上端部に設け、
前記磁着部材を、前記シート下部において、前記シートを車両前後方向にスライドさせても前記ブーツ部材上端部を前記ベルトが適正に装着できる位置に配置できる領域に設けたことを特徴とする請求項2に記載のシートベルト装置。 - 前記磁着部材を、棒状に形成するとともに、前記シートのシートクッションとシートバックとの境界近傍において、前上がりに傾けて配置したことを特徴とする請求項3に記載のシートベルト装置。
- 前記磁着部材を、鉄板としたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のシートベルト装置。
- 前記磁着部材を、前記シート下部を覆うシートフィニッシャの内部に設けたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のシートベルト装置。
- 前記ブーツ部材を樹脂により形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシートベルト装置。
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