JP4508116B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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本発明は、車両用のシートベルト装置に関する。
車両用のシートベルト装置では、ウエビングの一端部は座席側方に設けられた巻取装置に係止されている。また、ウエビングはセンターピラー等(乗員の肩近傍)に取り付けられたショルダアンカに巻き掛けられることで折り返され、他端部が巻取装置の近傍に設けられたアンカプレートに係止されている。乗員がウエビングを装着する際には、アンカプレートとショルダアンカとの間のウエビング中間部に摺動可能に配設されたタングプレートを、巻取装置とは反対側の座席側方に設けられたバックル装置に係合させる。これにより、ウエビングを装着した状態となる。この装着状態では、ショルダアンカとタングプレートとの間のウエビング中間部が乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビングとなり、タングプレートとアンカプレートとの間のウエビング中間部が乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビングとなる。
ところで、上述の如きシートベルト装置において、ショルダアンカを電動モータの駆動力により車両上下方向へ移動させる構成としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシートベルト装置では、車両急減速時等に電動モータを駆動してショルダアンカを上昇させることで、ショルダ側ウエビングの緩みを除去するようになっている。これにより、ショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性が向上し、車両急減速時における乗員上体の前傾挙動を抑制できる。
しかしながら、上記構成のシートベルト装置では、ショルダアンカを車両上下方向へ移動させるための移動装置や、電動モータの駆動を制御するための制御装置が必要であり、装置の全体構成が複雑になっている。
特開2004−345443号公報
本発明は、上記事実を考慮して、簡単な構成でショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性を向上させることができるシートベルト装置を得ることが目的である。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のシートベルト装置は、車両の座席側方に設けられたバックル装置と、長手方向両端部が前記座席を介して前記バックル装置と反対側で車両に係止された乗員拘束用のウエビングと、前記バックル装置に係止される係止部、及び、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ウエビングのうち乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部、並びに、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して前記座席と反対側に配置され、前記ウエビングのうち乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部を有するタングプレートと、を備え、前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して車両前方側に配置されることを特徴としている。
請求項1記載のシートベルト装置では、車両の座席に着座した乗員がウエビングを装着した状態、すなわちタングプレートの係止部がバックル装置に係止された状態では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、ラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部に対して座席と反対側(すなわち乗員から離れた側)に配置される。したがって、ショルダ側ウエビングは、従来の一般的なシートベルト装置の場合、すなわちタングプレートの第1巻掛部と第2巻掛部とが同一の場合に比べて、全体的に車両上方側に配置されるので、ショルダ側ウエビングによる乗員上体(胸部)への拘束力の作用点も乗員の腰部から見て高い位置になる。このように、乗員の腰部から拘束力の作用点までの距離が長くなるため、小さい荷重で乗員上体の前傾挙動を抑制することができ、これにより、ショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性を向上させることができる。しかも、このシートベルト装置では、複雑な制御装置などを必要としないため、構成が簡単である。
しかも、このシートベルト装置では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、ラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部に対して車両前方側に配置されるので、ショルダ側ウエビングを乗員胸部の下部(すなわち、乗員胸部の上部よりも相対的に骨の剛性が低い部位)から離すことができる。
請求項2に係る発明のシートベルト装置は、車両の座席側方に設けられたバックル装置と、長手方向両端部が前記座席を介して前記バックル装置と反対側で車両に係止された乗員拘束用のウエビングと、前記バックル装置に係止される係止部、及び、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ウエビングのうち乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部、並びに、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して前記座席と反対側に配置され、前記ウエビングのうち乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部を有するタングプレートと、を備え、前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して車両上方側でかつ車両前方側に配置されることを特徴としている。
請求項2記載のシートベルト装置では、車両の座席に着座した乗員がウエビングを装着した状態、すなわちタングプレートの係止部がバックル装置に係止された状態では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、ラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部に対して座席と反対側(すなわち乗員から離れた側)に配置される。したがって、ショルダ側ウエビングは、従来の一般的なシートベルト装置の場合、すなわちタングプレートの第1巻掛部と第2巻掛部とが同一の場合に比べて、全体的に車両上方側に配置されるので、ショルダ側ウエビングによる乗員上体(胸部)への拘束力の作用点も乗員の腰部から見て高い位置になる。このように、乗員の腰部から拘束力の作用点までの距離が長くなるため、小さい荷重で乗員上体の前傾挙動を抑制することができ、これにより、ショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性を向上させることができる。しかも、このシートベルト装置では、複雑な制御装置などを必要としないため、構成が簡単である。
しかも、このシートベルト装置では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、ラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部に対して車両上方側に配置されるので、ショルダ側ウエビングを更に車両上方側に配置させることができ、これにより、ショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性を一層向上させることができる。
さらに、このシートベルト装置では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、ラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部に対して車両前方側に配置されるので、ショルダ側ウエビングを乗員胸部の下部(すなわち、乗員胸部の上部よりも相対的に骨の剛性が低い部位)から離すことができる。
請求項に係る発明のシートベルト装置は、請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置において、前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ショルダ側ウエビングの幅方向一端部が巻き掛けられる車両後方側の端部が前記ショルダ側ウエビングの幅方向他端部が巻き掛けられる車両前方側の端部よりも車両上方側になるように傾斜して配置されることを特徴としている。
請求項記載のシートベルト装置では、ショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部は、車両後方側の端部が車両前方側の端部よりも車両上方側になるように傾斜して配置されるので、ショルダ側ウエビングが乗員胸部の前面に沿う向きとなり、これにより、ショルダ側ウエビングの乗員上体に対する密着性を向上させることができる。
請求項に係る発明のシートベルト装置は、請求項1乃至請求項の何れか1項記載のシートベルト装置において、前記タングプレートは、前記ウエビングの長手方向中間部が内部に挿通される筒状部を有すると共に、前記第1巻掛部は、前記筒状部の一方の開口部とされ、前記第2巻掛部は、前記筒状部の他方の開口部とされることを特徴としている。
請求項記載のシートベルト装置では、ウエビングの長手方向中間部は、タングプレートに設けられた筒状部の内部に挿通されており、筒状部の一方の開口部が第1巻掛部とされ、筒状部の他方の開口部が第2巻掛部とされているので、第1巻掛部と第2巻掛部との間(筒状部の内側)でウエビングをスムースに摺動させることができる。
以上説明したように、本発明のシートベルト装置によれば、簡単な構成でショルダ側ウエビングによる乗員の拘束性を向上させることができる。
<第1の実施の形態>
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る車両用のシートベルト装置10の構成が斜視図にて示されている。また、図2及び図3には、このシートベルト装置10の構成部材であるタングプレート30の構成が斜視図にて示されている。
なお、図1乃至図3では、車両上方を矢印UPで示し、車両前方を矢印FRで示し、車両幅方向外方を矢印OUTで示してある。
シートベルト装置10は、所謂3点式シートベルト装置であり、長尺帯状に形成された乗員拘束用のウエビング12を備えている。ウエビング12の長手方向一端部は、車両13のセンターピラー14の下端部に固定されたウエビング巻取装置の巻取軸(共に図示省略)に係止されており、巻取軸はぜんまいばね(図示省略)の付勢力によって常にウエビング12の巻取回転方向に付勢されている。
このウエビング12は、長手方向中間部がセンターピラー14の上部に設けられたショルダアンカ16に挿通されて折り返されると共に、長手方向他端部がセンターピラー14の下端部近傍に固定されたアンカプレート18に係止されている。
また、シートベルト装置10は、車両13の座席20を介して前記ウエビング巻取装置と反対側に設けられたバックル装置22を備えている。バックル装置22は、帯状に形成されたステー24の先端部に取り付けられており、ステー24の基端部は支軸によって座席20の側部に車両前後方向へ回動可能に取り付けられている。図2及び図3に示すように、バックル装置22の上部には、スリット状のタング挿入口26が形成されており、バックル装置22の側面には、押圧操作可能な解除ボタン28が設けられている。
さらに、シートベルト装置10は、ウエビング12の長手方向中間部に取り付けられたタングプレート30を備えている。タングプレート30は、樹脂等の材料によってブロック状に形成された本体部32を備えており、本体部32の一端側(図2及び図3では下側)には、金属等の材料によって板状に形成された係止部としての係止片34が突設されている。係止片34は、バックル装置22のタング挿入口26へ挿入可能とされており、係止片34がタング挿入口26へ挿入されると、バックル装置22の内部に設けられた図示しないラッチ金具が係止片34の係止孔36に係合するようになっている。これにより、タングプレート30がバックル装置22に係止される構成である。また、バックル装置22に設けられた解除ボタン28が押圧操作されると、係止孔36に対する上記ラッチ金具の係合状態が解除され、バックル装置22によるタングプレート30の係止が解除される。
本体部32の他端側(図2及び図3では上側)には、筒状部38が設けられている。図4に示すように、筒状部38は、長尺な板状に形成されて長手方向一端部が本体部32に一体的に接続されたチューブ本体40を備えている。チューブ本体40は、本体部32に対し傾斜して接続されており、タングプレート30は、側面視で略く字形に形成されている。
チューブ本体40の厚さ方向一端部には、チューブ本体40の長手方向に沿った溝42が形成されている。溝42の幅寸法は、ウエビング12の幅寸法よりも僅かに大きく形成されており、この溝42は、チューブ本体40の厚さ方向一端部に取り付けられて筒状部38を構成する長尺板状のカバー44によって閉塞されている。ただし、溝42の長手方向両端部は筒状部38の外側へスリット状に開口しており、筒状部38の一方(本体部32側)の開口部は、第1巻掛部としてのラップ側出口46とされ、筒状部38の他方(本体部32と反対側)の開口部は、第2巻掛部としてのショルダ側出口48とされている。この筒状部38の内部には、ウエビング12の長手方向中間部が摺動可能に挿通されており、ウエビング12の筒状部38への挿通前後の部分が、ラップ側出口46及びショルダ側出口48に巻き掛けられている。
なお、このタングプレート30では、ラップ側出口46とショルダ側出口48とは平行に配置されている。また、溝42の底面とカバー44の内面には、両者の長手方向に沿って形成された複数(本第1の実施の形態では、2本ずつ)の長尺なガイド凸部50が設けられており、ウエビング12はこれらのガイド凸部50に線接触状態で接触している。これにより、ウエビング12の筒状部38に対する滑らかな摺動が確保される構成となっている。
ここで、このシートベルト装置10では、乗員が車両の座席20に着座してウエビング12を装着する際には、乗員によってタングプレート30がバックル装置22の方向に引っ張られる。これにより、タングプレート30の筒状部38内に挿通されたウエビング12がウエビング巻取装置から引き出される。そして、タングプレート30の係止片34がバックル装置22のタング挿入口26に挿入されると、タングプレート30がバックル装置22に係止され、乗員がウエビング12を装着した状態となる。
この装着状態では、タングプレート30のラップ側出口46とショルダ側出口48とは、共に座席20(乗員)側へ向けて開口するようになっており、ウエビング12のうちラップ側出口46とアンカプレート18との間における長手方向中間部が乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビング12Aとされ、ウエビング12のうちショルダ側出口48とショルダアンカ16との間における長手方向中間部が乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビング12Bとされる構成となっている。すなわち、タングプレート30のラップ側出口46には、ラップ側ウエビング12Aの長手方向一端部が巻き掛けられ、ショルダ側出口48には、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部が巻き掛けられる構成となっている。
しかも、この装着状態では、タングプレート30のショルダ側出口48は、ラップ側出口46に対して座席20と反対側(乗員から離れる側)で且つ車両上方側に配置される構成となっている。
次に、本第1の実施の形態の作用について説明する。
上記構成のシートベルト装置10では、乗員が座席20に着座してウエビング12を装着する際には、乗員によってタングプレート30がバックル装置22の方向に引っ張られる。これにより、タングプレート30の筒状部38に挿通されたウエビング12がウエビング巻取装置から引き出される。そして、タングプレート30がバックル装置22に係止されると、乗員がウエビング12を装着した状態となる。
ここで、本第1の実施の形態に係るシートベルト装置10では、乗員がウエビング12を装着した状態、すなわちタングプレート30がバックル装置22に係止された状態では、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部が巻き掛けられるショルダ側出口48は、ラップ側ウエビング12Aの長手方向一端部が巻き掛けられるラップ側出口46に対して座席20と反対側(すなわち乗員から離れた側)で且つ車両上方側に配置される。したがって、図5に示すように、ショルダアンカ16の位置が同じであれば、ショルダ側ウエビング12Bは、従来の一般的な3点式シートベルト装置の場合(図5の二点鎖線参照)に比べて、全体的に車両上方側に配置される。このため、ショルダ側ウエビング12Bによる乗員上体(胸部)への拘束力(図6の矢印F参照)の作用点Q1も、従来の作用点Q2に比べ乗員の腰部(乗員上体の回転中心、図5及び図6のO点参照)から見て高い位置になる。
すなわち、乗員の腰部Oから拘束力の作用点Q1までの距離L1が、従来の3点式シートベルト装置における乗員の腰部Oから拘束力の作用点Q2までの距離L2に比べて長くなるため、小さい荷重(拘束力)で乗員上体の前傾挙動を効率よく抑制することができ、これにより、ショルダ側ウエビング12Bによる乗員の拘束性を向上させることができる。
また、人体の胸部において骨の剛性は、上部(第1肋骨、鎖骨)から下部(下位肋骨・肋軟骨)に下がるほど低くなり、特に肋軟骨(鳩尾部)は一段と低くなっているが、本第1の実施の形態に係るシートベルト装置10では、ショルダ側ウエビング12Bが乗員胸部の上部を拘束するので、効率良く乗員の上体を拘束することができる。
さらに、本第1の実施の形態に係るシートベルト装置10では、ウエビング12の長手方向中間部は、タングプレート30の本体部32に設けられた筒状部38の内部に挿通されているので、ラップ側出口46とショルダ側出口48との間でウエビング12が捩れたり、絡まったりすることを抑制でき、ラップ側出口46とショルダ側出口48との間でウエビング12をスムースに摺動させることができる。
しかも、ウエビング12の幅方向端部と筒状部38(溝部42)の内周面との接触面積が広いため、ウエビング12に幅方向へ向いた荷重が作用した際には、この荷重は筒状部38内周面の全域に分散されて作用する。したがって、ラップ側出口46及びショルダ側出口48において所謂ジャミング現象が発生することを抑制できる。
また、ウエビング12は、筒状部38の内部に形成されたガイド凸部50と線接触する構成となっているので、ウエビング12の筒状部38に対するスムースな摺動を確保できる。
さらに、本第1の実施の形態に係るシートベルト装置10では、ショルダアンカ16を車両上下方向へ移動させるための移動装置や、電動モータの駆動を制御するための制御装置などを必要としないため、構成が簡単である。
なお、上記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10においては、タングプレート30がバックル装置22に係止された状態では、ショルダ側出口48(第2巻掛部)が、ラップ側出口46(第1巻掛部)に対して座席20と反対側で且つ車両上方側に配置された構成としたが、これに限らず、第2巻掛部が第1巻掛部に対して座席20と反対側で且つ同じ高さに配置された構成としてもよい。この点は、以下に説明する本発明の他の実施の形態においても同様である。
また、上記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10において、バックル装置22を支持するステー24は、バックル装置22に車両幅方向内方側へ向いた荷重が作用した際に、バックル装置22の車両幅方向内方側への移動(倒れ)を許容する構成のものが好ましい。このような構成のものとしては、例えば、所謂インナベルトタイプ(ウエビングタイプ、ブーツ付きウエビングタイプ等)のものや、ワイヤタイプ、鉄板ステータイプ(首振り式)のものがある。このように、可倒式のバックル装置を適用して構成した場合には、例えば、側面衝突時に乗員が車両幅方向内方側へ移動しようとした際に、タングプレート30やバックル装置22が乗員に不要に干渉することを防止できる。この点は、以下に説明する本発明の他の実施の形態においても同様である。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の形態と基本的に同様の構成・作用については前記第1の実施の形態と同符号を付し、その説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図7には、本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置60の構成部材であるタングプレート62の構成が斜視図にて示されている。
シートベルト装置60は、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置60と基本的に同様の構成とされているが、タングプレート62の構成が前記第1の実施の形態に係るタングプレート30とは異なっている。
タングプレート62は、略板状に形成された本体部64を有しており、本体部64の中央部には、スリット状の第1ウエビング挿通孔66が形成されている。第1ウエビング挿通孔66には、ウエビング12のショルダアンカ16とアンカプレート18との間の長手方向中間部が挿通されている。また、本体部64の一端部には、本体部64よりも狭幅に形成された係止片34が一体的に突設されている。係止片34は、前記第1の実施の形態に係る係止片34と同様にバックル装置22のタング挿入口26に挿入されてバックル装置22に係止される構成となっている。
さらに、タングプレート62は、本体部64の側面部分から係止片34と反対側へ向けて一体的に延出された棒状の延長アーム68を備えている。延長アーム68の長手方向中間部は略直角に折り曲げられており、延長アーム68の先端側は第1ウエビング挿通孔66と平行な方向へ延出されている。この延長アーム68の先端側には、第1ウエビング挿通孔66と平行なスリット状の第2ウエビング挿通孔70が形成されており、第2ウエビング挿通孔70には、ウエビング12の長手方向中間部が挿通されている。
ここで、このシートベルト装置60(タングプレート62)では、乗員がウエビング12を装着した状態、すなわちタングプレート62がバックル装置22に係止された状態では、ウエビング12のうちアンカプレート18とタングプレート30の第1ウエビング挿通孔66との間における長手方向中間部が乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビング12Aとされ、ウエビング12のうちショルダアンカ16とタングプレート30の第2ウエビング挿通孔70との間における長手方向中間部が乗員の胸部を拘束するショルダ側ウエビング12Bとされる。
すなわち、このタングプレート62では、第1ウエビング挿通孔66の周縁部が、ラップ側ウエビング12Aの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部とされ、第2ウエビング挿通孔70の周縁部が、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部とされる構成である。
しかも、この装着状態では、タングプレート62の第2ウエビング挿通孔70は、第1ウエビング挿通孔66に対して座席20と反対側(乗員から離れる側)で且つ車両上方側に配置される構成となっている。
このシートベルト装置60では、他の構成部品は前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様の構成とされている。
上記構成のシートベルト装置60においても、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様に、簡単な構成でショルダ側ウエビング12Bによる乗員の拘束性を向上させることができる。
<第3の実施の形態>
図8及び図9には、本発明の第3の実施の形態に係るシートベルト装置80の構成部材であるタングプレート82の構成が斜視図にて示されている。
シートベルト装置80は、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と基本的に同様の構成とされているが、タングプレート82の構成が前記第1の実施の形態に係るタングプレート30とは異なっている。
タングプレート82は、前記第1の実施の形態に係るタングプレート30と基本的に同様の構成とされているが、筒状部84の構成が前記第1の実施の形態に係る筒状部38とは異なっている。この筒状部84は、前記第1の実施の形態に係る筒状部38と基本的に同様の構成とされているが、タングプレート82がバックル装置22に係止された状態では、本体部32に対し車両前方側へ傾斜するように本体部32に接続されている。このため、筒状部84のショルダ側出口86は、ラップ側出口46に対して座席20と反対側(乗員から離れる側)で且つ車両上方側に配置されると共に、ラップ側出口46に対して車両前方側に配置される構成となっている。
しかも、このタングプレート82では、ショルダ側出口86がラップ側出口46に対し平行に形成されていない構成となっている。すなわち、タングプレート82がバックル装置22に係止された状態では、ショルダ側出口86は、ショルダ側ウエビング12Bの幅方向一端部が巻き掛けられる車両後方側の端部が前記ショルダ側ウエビング12Bの幅方向他端部が巻き掛けられる車両前方側の端部よりも車両上方側になるように傾斜して配置される構成となっている。
このシートベルト装置80では、他の構成部品は前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様の構成とされている。
上記構成のシートベルト装置80においても、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様に、簡単な構成でショルダ側ウエビング12Bによる乗員の拘束性を向上させることができる。
しかも、このシートベルト装置80では、ショルダ側出口86がラップ側出口46に対して車両前方側に配置されているので、ショルダ側ウエビング12Bを乗員胸部の下部(すなわち、乗員胸部の上部よりも相対的に骨の剛性が低い部位)から離すことができる。これにより、骨の剛性が高い乗員胸部の上部において効率良く乗員の上体を拘束することができる。
さらに、このシートベルト装置80では、ショルダ側出口86は、車両後方側の端部が車両前方側の端部よりも車両上方側になるように傾斜して配置されるので、ショルダ側ウエビング12Bが乗員胸部の前面に沿う向きとなる。これにより、ショルダ側ウエビング12Bと乗員胸部との密着性が向上し、乗員のウエビング12装着感が向上する。
<第4の実施の形態>
図10には、本発明の第4の実施の形態に係るシートベルト装置90の構成部材であるタングプレート92の構成が斜視図にて示されている。また、図11には、このタングプレート92の構成が平面図にて示されており、図12には、タングプレート92の構成が側面図にて示されている。なお、図11では、ウエビング12の図示を省略してある。
シートベルト装置90は、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と基本的に同様の構成とされているが、タングプレート92の構成が前記第1の実施の形態に係るタングプレート30とは異なっている。
タングプレート92は、板状に形成された本体部94を有しており、本体部94の中央部には、スリット状の第1ウエビング挿通孔96が形成されている。第1ウエビング挿通孔96には、ウエビング12のショルダアンカ16とアンカプレート18との間の長手方向中間部が挿通されている。また、第1ウエビング挿通孔96の幅方向に沿った本体部32の一端部には、本体部94よりも狭幅な板状に形成された係止片34が一体的に突設されている。係止片34は、前記第1の実施の形態に係る係止片34と同様にバックル装置22のタング挿入口26に挿入されてバックル装置22に係止される構成となっている。
さらに、本体部94の係止片34と反対側の端部には、係止片34と反対側へ向けて延出された延出部98が一体的に形成されている。延出部98は、タングプレート92(係止片34)がバックル装置22に係止された状態で、座席20と反対側(乗員から離れた側)で且つ車両後方側へ向けて傾斜するように本体部94に接続されている。延出部98の先端側には、スリット状の第2ウエビング挿通孔100が形成されており、第2ウエビング挿通孔100には、ウエビング12の長手方向中間部が挿通されている。
ここで、このシートベルト装置90では、乗員がウエビング12を装着した状態、すなわちタングプレート92がバックル装置22に係止された状態では、タングプレート92の第1ウエビング挿通孔96の周縁部が、ラップ側ウエビング12Aの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部とされ、第2ウエビング挿通孔100の周縁部が、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部とされる。
しかも、この装着状態では、第2ウエビング挿通孔100は、タングプレート92がバックル装置22に係止された状態では、第1ウエビング挿通孔96に対して座席20と反対側で且つ車両上方側に配置されると共に、その全体が、タングプレート92のバックル装置22への係止方向線Xに対して車両後方側に配置される構成となっている。なお、上述した係止方向線Xは、本第4の実施の形態では、第1ウエビング挿通孔96の長手方向中心部S1及び係止片34の中心部(本第4の実施の形態では、係止孔36の中心部)S2を通る直線(仮想線)のことである。
このシートベルト装置90では、他の構成部品は前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様の構成とされている。
上記構成のシートベルト装置90においても、前記第1の実施の形態に係るシートベルト装置10と同様に、簡単な構成でショルダ側ウエビング12Bによる乗員の拘束性を向上させることができる。
しかも、このシートベルト装置90では、乗員がウエビング12を装着した状態では、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部が巻き掛けられる第2ウエビング挿通孔100が、タングプレート30のバックル装置22への係止方向線Xに対して車両後方側に配置される。したがって、ショルダ側ウエビング12Bの長手方向一端部は、乗員に近い位置に配置されるので、ショルダ側ウエビング12Bのたるみ量が少なくなり、ショルダ側ウエビング12Bの乗員上体に対する密着性を向上させることができる。これにより、乗員のウエビング12装着感(フィット感)を良好にできる。
なお、上記第4の実施の形態に係るシートベルト装置90では、タングプレート92がバックル装置22に係止された状態では、第2ウエビング挿通孔100は、その全体が、タングプレート30のバックル装置22への係止方向線Xに対して車両後方側に配置される構成としたが、本発明はこれに限らず、第2ウエビング挿通孔100は、その長手方向中心部S0(図11参照)が係止方向線Xに対して車両後方側に配置された構成であればよい。
本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置の構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置の構成を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシートベルト装置のタングプレートの構成を示す側面図である。
符号の説明
10 シートベルト装置
12 ウエビング
12A ラップ側ウエビング
12B ショルダ側ウエビング
13 車両
20 座席
22 バックル装置
30 タングプレート
34 係止片(係止部)
38 筒状部
46 ラップ側出口(第1巻掛部)
48 ショルダ側出口(第2巻掛部)
60 シートベルト装置
62 タングプレート
66 第1ウエビング挿通孔(第1巻掛部)
70 第2ウエビング挿通孔(第2巻掛部)
80 シートベルト装置
82 タングプレート
84 筒状部
86 ショルダ側出口(第2巻掛部)
90 シートベルト装置
92 タングプレート
96 第1ウエビング挿通孔(第1巻掛部)
100 第2ウエビング挿通孔(第2巻掛部)
X 係止方向線

Claims (4)

  1. 車両の座席側方に設けられたバックル装置と、
    長手方向両端部が前記座席を介して前記バックル装置と反対側で車両に係止された乗員拘束用のウエビングと、
    前記バックル装置に係止される係止部、及び、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ウエビングのうち乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部、並びに、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して前記座席と反対側に配置され、前記ウエビングのうち乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部を有するタングプレートと、
    を備え
    前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して車両前方側に配置されることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 車両の座席側方に設けられたバックル装置と、
    長手方向両端部が前記座席を介して前記バックル装置と反対側で車両に係止された乗員拘束用のウエビングと、
    前記バックル装置に係止される係止部、及び、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ウエビングのうち乗員の腰部を拘束するラップ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第1巻掛部、並びに、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して前記座席と反対側に配置され、前記ウエビングのうち乗員の上体を拘束するショルダ側ウエビングの長手方向一端部が巻き掛けられる第2巻掛部を有するタングプレートと、
    を備え、
    前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記第1巻掛部に対して車両上方側でかつ車両前方側に配置されることを特徴とするシートベルト装置。
  3. 前記タングプレートの前記第2巻掛部は、前記係止部が前記バックル装置に係止された状態では前記ショルダ側ウエビングの幅方向一端部が巻き掛けられる車両後方側の端部が前記ショルダ側ウエビングの幅方向他端部が巻き掛けられる車両前方側の端部よりも車両上方側になるように傾斜して配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置。
  4. 前記タングプレートは、前記ウエビングの長手方向中間部が内部に挿通される筒状部を有すると共に、前記第1巻掛部は、前記筒状部の一方の開口部とされ、前記第2巻掛部は、前記筒状部の他方の開口部とされることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のシートベルト装置。
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