JP5990538B2 - ロッキングタング - Google Patents

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Description

本発明は、ロッキングタングに関し、より詳細には、シートベルト装置のバックルに着脱可能に結合されるロッキングタングに関する。
従来、自動車などの車両において、車両衝突時に、運転者及び/又は同乗者を保護するための、いわゆる三点式シートベルト装置が提案されている。三点式シートベルト装置では、タングがバックルに適切に結合されたとき、座席に座っている乗員の腰部を横切るように延在するラップベルトと、乗員の胸部を横切るように延在するショルダーベルトとによって乗員を保護している。
また、ウェビングは、通常は、リトラクタから自由に引き出すことができ、乗員が、所定位置に締められるようになっている。車両衝突時には、リトラクタは、例えば慣性機構によってロックされ、ウェビングがそれ以上引き出されることを防止する。その結果、衝突時にあっては、ウェビングは乗員を座席上の所定位置にしっかりと保持する。
車両衝突時においては、基本的には、リトラクタはロックされ、ウェビングは引き出されない。このとき、ラップ側(腰ベルト側)の張力が大きくなるが、ショルダー側(肩ベルト側)の張力もラップ側の張力増加に引きずられて増大する。これを防止するために、タングのウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプしてウェビングの移動を防止し、ショルダーベルトとラップベルトとを分離するロッキングタングが考案されている。(例えば、特許文献1及び2参照)。
日本国特開2009−525909号公報 日本国特開2008−500226号公報
ところで、ロッキングタングでは、車両衝突時のクランプ性能が求められる。特許文献1及び2に記載のロッキングタングでは、十分なクランプ性能を満足してはいるが、より厳しい条件においても性能が十分に発揮できるように、さらなる改善が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両衝突時のクランプ性能の向上が図られたロッキングタングを提供することにある。
(1) バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
前記一方の長手側壁は、前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側の第1の長手側壁であり、
前記第1の長手側壁は、前記ウェビングの幅方向の両端部において、当該幅方向外側に向かうにつれて前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側に向かって傾斜していることを特徴とするロッキングタング。
) 前記タング本体は、前記ロック部材を前記解放位置に位置決めするための位置決め部を有し、
前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記位置決め部による位置決めを解除して、前記ロック位置に移動することを特徴とする(1)に記載のロッキングタング。
) 前記タング本体は、バックルが結合される開口部を有するタングプレートと、該タングプレートを部分的に覆い、前記ウェビング挿通孔を形成する樹脂モールドと、を有し、
前記位置決め部は、前記樹脂モールドによって一体形成される突起部であり、
前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記突起部を破断して、前記ロック位置に移動することを特徴とする()に記載のロッキングタング。
バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
通常使用時に前記ロック部材が前記解放位置に位置するように、前記ロック部材を前記解放位置に向けて付勢する付勢部材をさらに有し、
前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ロック位置に移動することを特徴とするロッキングタング。
) 前記一方の長手側壁は、前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側の第1の長手側壁であることを特徴とする()に記載のロッキングタング。
) 前記第1の長手側壁は、前記ウェビングの幅方向の両端部において、当該幅方向外側に向かうにつれて前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側に向かって傾斜していることを特徴とする()に記載のロッキングタング。
(7) 前記付勢部材は、中間部を湾曲されたワイヤ状のばね部材であり、
前記ロック部材は、前記ばね部材の中間部を保持する中間部保持部を有し、
前記タング本体は、前記中間部保持部よりもロック位置寄りで、前記ばね部材の両端部を保持する一対の端部保持部を有することを特徴とする(4)〜(6)のいずれかに記載のロッキングタング。
(8) バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
前記タング本体には、前記第1のウェビング挿通孔に挿通された前記ウェビングが挿通される第2のウェビング挿通孔が形成され、且つ、
前記タング本体は、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔とが形成される湾曲部分を有し、
前記ロック部材は、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔との間に位置する前記湾曲部分の内側案内面によって回転移動可能に支持され、且つ、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔との間に位置する前記ウェビングと接触することを特徴とするロッキングタング。
(9) (1)〜(8)のいずれかに記載のロッキングタングを備えることを特徴とするシートベルト装置。
本発明のロッキングタングによれば、第1のウェビング挿通孔は、ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の長手側壁が長くなる台形形状を有するので、ウェビングが片寄りした場合でも、ウェビングの折り返しが抑制されるので、車両衝突時に確実にロックすることができる。また、第1のウェビング挿通孔の形状変更のみであるため、コストアップせずにクランプ性能の向上を図ることができる。そして、一方の長手側壁は、ロック部材が解放位置に位置するときのロック部材に近い側の第1の長手側壁であり、第1の長手側壁は、ウェビングの幅方向の両端部において、当該幅方向外側に向かうにつれてロック部材が解放位置に位置するときのロック部材に近い側に向かって傾斜しているので、ウェビングの折り返しやしわの発生をさらに抑制することができる。
また、本発明のロッキングタングによれば、通常使用時にロック部材が解放位置に位置するように、ロック部材を解放位置に向けて付勢する付勢部材をさらに有し、ロック部材は、ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、付勢部材の付勢力に抗して、ロック位置に移動するので、ウェビングをクランプしてウェビングの移動を防止することができ、ラップベルト側の張力がショルダーベルト側に伝わることが防止される。
さらに、本発明のロッキングタングによれば、タング本体には、第1のウェビング挿通孔に挿通された前記ウェビングが挿通される第2のウェビング挿通孔が形成され、且つ、タング本体は、第1のウェビング挿通孔と第2のウェビング挿通孔とが形成される湾曲部分を有し、ロック部材は、第1のウェビング挿通孔と第2のウェビング挿通孔との間に位置する湾曲部分の内側案内面によって回転移動可能に支持され、且つ、第1のウェビング挿通孔と第2のウェビング挿通孔との間に位置するウェビングと接触するので、ロック部材を支持する軸などを設ける必要がなく、比較的低い質量及び比較的低い慣性モーメントで形成することができ、車両衝突時のロック部材の移動時間(反応時間)を短縮して、クランプ性能をさらに改善することができる。
本発明によるシートベルト装置を模式的に示した斜視図である。 ロッキングタングがバックルに結合された状態を示す斜視図である。 (a)はロッキングタングの正面斜視図であり、(b)はロッキングタングの背面斜視図である。 図3のタング本体からロッキングバーが取り外された分解斜視図である。 (a)は通常使用時のロッキングタングを示す断面図であり、(b)はロック時のロッキングタングを示す断面図である。 (a)は、ウェビング挿通孔を示す図であり、(b)は、(a)のVI部拡大図であり、(c)は、ウェビング挿通孔の変形例を示す図であり、(d)は、ウェビング挿通孔の他の変形例を示す図である。 (a)は本発明の他の実施形態に係るロッキングタングの正面斜視図であり、(b)はロッキングタングの背面斜視図である。 図7のタング本体からロッキングバー及びばねが取り外された分解斜視図である。 (a)は、ウェビングが折り返ってしまうウェビング挿通孔を示す図6(b)に対応する図であり、(b)は、ウェビングが折り返った状態を示す図2に対応する図である。
以下、本発明の一実施形態に係るロッキングタングの一例について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、ロッキングタング10が適用される三点式のシートベルト装置1の一例を示す。シートベルト装置1は、車両の座席(図示せず)に対して片側の床に取り付けられた、リトラクタ2を備えている。ウェビング3の片端は、リトラクタ2の内部にあるバネ付勢された慣性リールに巻き取られ、ウェビング3の他端は、ラップアンカー4によって車体に固定されている。また、図2も参照して、ウェビング3には、ロッキングタング10が摺動自在に設けられており、ロッキングタング10は、座席に対してリトラクタ2とは反対側に設けられたバックル7と着脱可能に結合される。
ウェビング3は、リトラクタ2から、ショルダーアンカー5へと、実質的に垂直上方に延びる。また、ウェビング3は、ショルダーアンカー5からバックル7へと斜め下方へ延びて、乗員の肩部から腰部にかけて斜めに掛け渡されるショルダーベルト6を構成する。さらに、ウェビング3は、バックル7からラップアンカー4へと車幅方向に延びて、乗員の腰部を跨ぐラップベルト8を構成する。
図3〜図6に示すように、ロッキングタング10は、バックル7に結合可能であると共に、ウェビング3が挿通される肩部側ウェビング挿通孔(第1のウェビング挿通孔)12と腰部側ウェビング挿通孔(第2のウェビング挿通孔)13とを有するタング本体11と、肩部側ウェビング挿通孔12から離間した解放位置と肩部側ウェビング挿通孔12に接近した(もしくは塞ぐ)ロック位置との間で移動可能にタング本体11に保持され、ロック位置に移動することで、肩部側ウェビング挿通孔12に挿通されるウェビング3をクランプしてウェビング3の移動を防止するロック部材30と、を有する。
タング本体11は、金属製のタングプレート15と、該タングプレート15を部分的に覆い、二つのウェビング挿通孔12,13を形成する樹脂モールド16と、を有する。また、タング本体11は、タングプレート15が露出する平坦部分17と、樹脂モールド16によって覆われ、ロック部材30が内側に配置される湾曲部分18と、によって構成される。平坦部分17には、バックル7の内部に設けられるロック要素(図示せず)に係合する開口部14が設けられている。
また、二つのウェビング挿通孔12,13間に位置する湾曲部分18の内側には、ロック部材30を回転移動可能に支持する内側案内面19が形成されると共に、幅方向両側で、内側に起立する一対の突起部(位置決め部)20が設けられている。一対の突起部20は、樹脂モールド16とともに一体形成されており、ロック部材30の幅方向両側に形成された一対のノッチ31と係止して、ロック部材30を解放位置に位置決めする(図5(a)参照)。また、突起部20は、ショルダーベルト6側のウェビング3から所定値以上の力が作用した時に破断するように設計されている。
また、ロック部材30の幅方向両側には、湾曲形状のガイド部32がそれぞれ形成されており、ガイド部32は、湾曲部分18の幅方向両側に形成された湾曲形状のガイド溝21に沿って案内される。また、湾曲部分18の内側に配置されたロック部材30は、二つのウェビング挿通孔12,13間に位置するウェビング3と接触している。
このように構成されたロッキングタング10では、通常使用時、ロック部材30は、タング本体11の突起部20によって係止されて、湾曲部分18の内側の解放位置に位置決めされている。ロック部材30が解放位置に位置する場合には、ウェビング3は、規制されずに、二つのウェビング挿通孔12,13を通って自由に移動可能である。
一方、ロッキングタング10がバックル7に装着された状態で、車両衝突時など、ウェビング3(即ち、乗員の上半身を拘束するショルダーベルト6)に所定値以上の力が作用したときには、ロック部材30は、ウェビング3によって押圧され、ノッチ31が突起部20を破断する。さらに、ロック部材30は、ウェビング3に作用する力によってガイド部32がガイド溝21に案内されながら移動し、ウェビング3を介して樹脂モールド16の規制部25に当接して、ロック位置に移動する(図5(b)参照)。そして、ロック部材30がロック位置に移動することで、ウェビング3をクランプしてウェビング3の移動を防止する。これにより、ラップベルト8側の張力が大きくなっても、ウェビング3はロック部材30によって拘束されているので、ラップベルト8側の張力がショルダーベルト6側に伝わることはない。ロードリミッタ作動時など緊急時にショルダー側でベルトの引き出しがある場合などでは、ラップ側のウェビングがロックされているので、引き出されたウェビング3がすべてショルダー側で使われる。従って、ウェビング3による乗員胸部への必要以上の圧迫を回避することができる。
ここで、本実施形態では、肩部側ウェビング挿通孔12は、ウェビング3の幅に対して若干長く形成されており、図6(a)及び(b)に示すように、ウェビング3の幅方向に沿った対向する二つの長手側壁22,23のうち、ロック部材30が解放位置に位置するときのロック部材30に近い側(即ち、解放位置側)の第1の長手側壁23が長くなり、且つ、二つの長手側壁22,23を直線状の短手側壁24によって結んだ台形形状を有する。図6(c)に示すように、解放位置側の第1の長手側壁23は、その両端部23aにおいて、幅方向外側に向かうにつれてロック部材30が解放位置に位置するときのロック部材30に近い側に向かって傾斜しており、長手側壁23と短手側壁24とが、より鋭角な隅部を構成する。ここで、台形形状とは、幾何学的な台形を示すだけではない。台形の各辺は、直線だけではなく、曲線や円弧、その他の不連続な線などを含んでいてもよい。また、肩部側ウェビング挿通孔12が、厳密には多角形やそれに類する形状であっても、挿通孔の形状を構成する主要な辺が、台形に近い形状を構成するのであれば、本発明の台形に含まれる。
例えば、図6(d)に示すように、第1の長手側壁23の傾斜した両端部23aと平行に、対向するロック部材30のロック位置側(即ち、規制部25に近い側)の第2の長手側壁22の両端部22aも幅方向外側に向かうにつれてロック部材30の第1の長手側壁23側に傾斜してもよい。
このように構成された肩部側ウェビング挿通孔12によって、ウェビング3が肩部側ウェビング挿通孔12の端部に片寄りした場合でも、長手側壁23と短手側壁24との間の隅部へと移動し、折り返しやしわの発生が抑制される。したがって、車両衝突時には、ロック部材30による確実なロックが行われ、ウェビング3のジャミングやウェビング3の破損を防止することができる。
一方、図9に示すような、二つの長手側壁22,23が同じ長さで、短手側壁24が湾曲して連続するようなウェビング挿通孔12の形状の場合、ウェビング3が片寄りすると、湾曲した短手側壁24に沿ってウェビング3が折り返されてしまう。この状態のまま、ロック部材30がロック位置に移動したとしても、ウェビング3を挟めない部分が生じるため、本来のロック性能が発揮されないおそれがある。また、折り返された部分は、ロック部材30と強く干渉し、ウェビングが損傷する可能性もある。
以上説明したように、本実施形態のロッキングタング10によれば、肩部側ウェビング挿通孔12は、ウェビング3の幅方向に沿った対向する二つの長手側壁22,23のうち、ロック部材30が解放位置に位置するときのロック部材30に近い側の第1の長手側壁23が長くなる台形形状を有する。これにより、ウェビング3が片寄りした場合でも、ウェビングの折り返しやしわの発生が抑制されるので、車両衝突時に確実にロックすることができる。また、肩部側ウェビング挿通孔12の形状変更のみであるため、コストアップせずにクランプ性能の向上を図ることができる。
また、第1の長手側壁23は、その両端部23aにおいて、幅方向外側に向かうにつれてロック部材30が解放位置に位置するときのロック部材30に近い側に向かって傾斜しているので、長手側壁23と短手側壁24とが、より鋭角な隅部を構成することから、ウェビング3の折り返しやしわの発生をさらに抑制することができる。
また、タング本体11は、バックル7が結合される開口部14を有するタングプレート15と、タングプレート15を部分的に覆い、ウェビング挿通孔12,13を形成する樹脂モールド16と、を有する。また、突起部20は、樹脂モールド16によって一体形成され、ロック部材30は、ウェビング3に所定値以上の力が作用したとき、突起部20を破断して、ロック位置に移動する。これにより、通常使用時での、ロック部材30の位置決めを簡単に構成することができる。
さらに、タング本体11には、ウェビング3が挿通される肩部側ウェビング挿通孔12と腰部側ウェビング挿通孔13が形成され、且つ、タング本体11は、肩部側及び腰部側ウェビング挿通孔12,13が設けられる湾曲部分18を有する。そして、ロック部材30は、肩部側及び腰部側ウェビング挿通孔12,13間に位置する湾曲部分18の内側案内面19によって回転移動可能に支持され、且つ、肩部側及び腰部側ウェビング挿通孔12,13間に位置するウェビング3と接触する。これにより、ロック部材30を支持する軸などを設ける必要がなく、比較的低い質量及び比較的低い慣性モーメントで形成することができ、車両衝突時のロック部材30の移動時間(反応時間)を短縮して、クランプ性能をさらに改善することができる。
(他の実施形態)
図7及び図8は、本発明の他の実施形態に係るロッキングタング10を示す。なお、上記実施形態と同一または同等部分については、同一または相当符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
このロッキングタング10では、中間部41を湾曲されてワイヤ状に形成されたばね部材(付勢部材)40が設けられている。即ち、このロッキングタング10では、上記実施形態の突起部20の代わりに、ばね部材40によってロック部材30を解放位置に位置決めしている。
ロック部材30は、その幅方向両側に、タング本体11の湾曲形状のガイド溝21に沿って案内される、一対のガイド部32aを有する。また、ロック部材30は、解放位置寄りの端部をウェビング3の幅方向全体に渡って湾曲させることで、ばね部材40の中間部41を保持する中間部保持部33を有する。
また、タング本体11には、中間部保持部33よりもロック位置寄りで、ばね部材40の両端部42を保持する一対の端部保持部27と、解放位置に位置するロック部材30のガイド部32aを支持する支持部26とが、樹脂モールド16によって形成されている。
これにより、ばね部材40は、タング本体11とロック部材30とによって保持され、通常使用時にロック部材30が解放位置に位置するように、ロック部材30を解放位置に向けて付勢する。また、車両衝突時など、ウェビング3に所定値以上の力が作用したときには、ロック部材30は、ばね部材40の付勢力に抗して、ロック位置に移動し、ウェビング3をクランプしてウェビング3の移動を防止する。これにより、上記実施形態と同様に、ラップベルト8側の張力が大きくなっても、ウェビング3はロック部材30によって拘束されているので、ラップベルト8側の張力がショルダーベルト6側に伝わることはない。ロードリミッタ作動時など緊急時にショルダー側でベルトの引き出しがある場合などでは、ラップ側のウェビングがロックされているので、引き出されたウェビング3がすべてショルダー側で使われる。従って、ウェビング3による乗員胸部への必要以上の圧迫を回避することができる。また、ウェビング3に作用する所定値以上の力が解除された際には、ロック部材30は、もとの解放位置に戻るため、上記実施形態のような突起部が破断されることなく、再度使用することができる。
なお、その他の構成及び作用については、上記実施形態のものと同様である。また、付勢部材としては、ばね部材40と同様に、ロック部材30を解放位置に向けて付勢するものであれば、本実施形態のばね部材40の形状に限定されるものではない。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、肩部側ウェビング挿通孔の対向する二つの長手側壁22、23のうち、第1の長手側壁23が第2の長手側壁22より長くなる構成としたが、適切に形状を設定することで、第2の長手側壁22の側を長くした場合にも、本発明の効果を得ることが可能である。
また、本発明のロッキングタングが適用されるシートベルト装置は、これに限定されず、プリテンショナを備えたシートベルト装置にも適用することができる。
また、本実施形態では、突起部20によってロック部材30を解放位置に位置決めしているが、本発明の位置決め部はこれに限らず、ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、位置決めを解除するものであればよい。また、タング本体11にノッチを、ロック部材30に突起部を設ける仕様であってもよく、その場合、位置決め部はノッチによって構成されることになる。
また、本発明のロッキングタングは、ウェビング挿通孔が1つであるタング本体の場合にも適用することができ、同様の効果を奏することができる。
また、本発明は、2011年12月26日出願の日本特許出願(特願2011−283842)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 シートベルト装置
3 ウェビング
7 バックル
10 ロッキングタング
11 タング本体
12 肩部側ウェビング挿通孔(第1のウェビング挿通孔)
13 腰部側ウェビング挿通孔(第2のウェビング挿通孔)
14 開口部
15 タングプレート
16 樹脂モールド
17 平坦部分
18 湾曲部分
19 内側案内面
20 突起部(位置決め部)
21 ガイド溝
22,23 長手側壁
24 短手側壁
30 ロック部材
31 ノッチ
32 ガイド部

Claims (9)

  1. バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
    第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
    前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
    前記一方の長手側壁は、前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側の第1の長手側壁であり、
    前記第1の長手側壁は、前記ウェビングの幅方向の両端部において、当該幅方向外側に向かうにつれて前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側に向かって傾斜していることを特徴とするロッキングタング。
  2. 前記タング本体は、前記ロック部材を前記解放位置に位置決めするための位置決め部を有し、
    前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記位置決め部による位置決めを解除して、前記ロック位置に移動することを特徴とする請求項1に記載のロッキングタング。
  3. 前記タング本体は、バックルが結合される開口部を有するタングプレートと、該タングプレートを部分的に覆い、前記ウェビング挿通孔を形成する樹脂モールドと、を有し、
    前記位置決め部は、前記樹脂モールドによって一体形成される突起部であり、
    前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記突起部を破断して、前記ロック位置に移動することを特徴とする請求項に記載のロッキングタング。
  4. バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
    第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
    前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
    通常使用時に前記ロック部材が前記解放位置に位置するように、前記ロック部材を前記解放位置に向けて付勢する付勢部材をさらに有し、
    前記ロック部材は、前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ロック位置に移動することを特徴とするロッキングタング。
  5. 前記一方の長手側壁は、前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側の第1の長手側壁であることを特徴とする請求項に記載のロッキングタング。
  6. 前記第1の長手側壁は、前記ウェビングの幅方向の両端部において、当該幅方向外側に向かうにつれて前記ロック部材が解放位置に位置するときの前記ロック部材に近い側に向かって傾斜していることを特徴とする請求項に記載のロッキングタング。
  7. 前記付勢部材は、中間部を湾曲されたワイヤ状のばね部材であり、
    前記ロック部材は、前記ばね部材の中間部を保持する中間部保持部を有し、
    前記タング本体は、前記中間部保持部よりもロック位置寄りで、前記ばね部材の両端部を保持する一対の端部保持部を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のロッキングタング。
  8. バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通される少なくとも2つのウェビング挿通孔を有するタング本体と、
    第1のウェビング挿通孔から離間した解放位置と前記第1のウェビング挿通孔に接近したロック位置との間で移動可能に前記タング本体に保持され、前記ロック位置に移動することで、前記第1のウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロック部材と、を有するロッキングタングであって、
    前記第1のウェビング挿通孔は、前記ウェビングの幅方向に沿った対向する二つの長手側壁のうち、一方の前記長手側壁の長さが長くなる台形形状を有し、
    前記タング本体には、前記第1のウェビング挿通孔に挿通された前記ウェビングが挿通される第2のウェビング挿通孔が形成され、且つ、
    前記タング本体は、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔とが形成される湾曲部分を有し、
    前記ロック部材は、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔との間に位置する前記湾曲部分の内側案内面によって回転移動可能に支持され、且つ、前記第1のウェビング挿通孔と前記第2のウェビング挿通孔との間に位置する前記ウェビングと接触することを特徴とするロッキングタング。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のロッキングタングを備えることを特徴とするシートベルト装置。
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