JP5943512B2 - タングおよびこれを用いたシートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルト装置に用いられかつシートベルトに摺動可能に支持されるとともに、車体等に固定されたバックルに係合されるタングおよびこれを用いたシートベルト装置の技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両シートに付設されているシートベルト装置は、衝突時等の車両に通常時より大きな減速度が作用した緊急時(以下、単に緊急時という)に、シートベルトで乗員を拘束している。この種のシートベルト装置として、一般に3点式シートベルト装置が広く知られ、多用されている。周知の一般的な3点式シートベルト装置は、シートベルトリトラクタから引き出されかつ先端が車体に固定されたシートベルトがベルトガイドで乗員の方へガイドされる。ガイドされたシートベルトには、タングが摺動可能に支持されている。その場合、シートベルトはタングの細長いシートベルト挿通孔に挿通される。そして、タングが車体に固定されたバックルに係合されることで、シートベルトが乗員に装着されるようになっている。
シートベルトが乗員に装着された状態では、ベルトガイドとタングとの間のシートベルトが乗員の肩および胸に装着されるショルダーベルトとして機能し、また、車体に固定された一端とタングとの間のシートベルトが乗員のラップ(腰)に装着されるラップベルトとして機能する。前述の緊急時には、シートベルトリトラクタのロック機構が作動してシートベルトの引き出しが阻止されることにより、ショルダーベルトで乗員の肩および胸が拘束され、またラップベルトで乗員の腰が拘束される。
ところで、このようなシートベルト装置においては、一般に、緊急時にシートベルトリトラクタのロック機構が作動しても、乗員の慣性力でラップベルトが若干伸び出す。このため、シートベルトによる乗員の拘束を効果的に行うことが難しくなる。
そこで、タングにロック部材を設け、タングの通常操作時にはシートベルトに対するタングの移動をスムーズに行うとともに、緊急時にはロック部材でシートベルトをロックすることでラップベルトの伸び出しを抑制するタングおよびシートベルト装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のタングでは、金属製のタング本体に設けられたガイド孔に金属製の細長い軸状のロック部材をガイド孔の長手方向に貫通させるとともに、ロック部材の両端部をコイルスプリングで付勢することで、通常時はロック部材がシートベルトをロックしない非ロック位置に設定され、また緊急時はロック部材がシートベルトをロックするロック位置に設定する。
米国特許第4893874号明細書。
ところで、特許文献1に記載のタングでは、ロック部材の両端部を2つのコイルスプリングで付勢している。しかしながら、このようにロック部材の両端部を2つのコイルスプリングで付勢したのでは、タングの把持部の幅が大きくならざるを得ないものとなってい
る。また、2つのコイルスプリングがその伸縮方向をロック部材の移動方向に配置しなければならないので、タングの把持部の長手方向の長さも大きくならざるを得なくなっている。このため、これらの分タングのサイズが大型になるという問題がある。しかも、独立した2つのコイルスプリングを組み付ける必要があるため、タングの組立性が必ずしも良好ではない。
また、金属製のロック部材が金属製のタング本体に形成されたガイド孔にガイド部されて摺動するため、ロック部材の移動時に作動音が発生するという問題もある。
更に、シートベルトロック部材が単一部材で構成されているが、ロック部材によるシートベルトのロックを安定して行うようにするためには、シートベルトロック部材の横断面形状を比較的大きくする必要がある。このためシートベルトロック部材の両端部をガイド孔に貫通させる場合、ガイド孔の幅を大きくせざるを得なくなり、タングのサイズが大きくなってしまう。しかも、タングのサイズが大きいと、シートベルトロック部材のガイド孔への組付けが煩雑となり、タングの組立性が必ずしも良好ではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ロック部材を設けてもサイズをより一層コンパクトに形成することができるとともに良好な組立性を得ることのできるタングおよびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
本発明の他の目的は、サイズをより一層コンパクトに形成しつつ、作動音の発生を効果的に抑制することのでき、しかも良好な組立性を得ることのできるタングおよびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明に係るタングは、シートベルトに摺動可能に支持されてバックルに係合可能に設けられるとともにショルダーベルトとラップベルトとに区画するタングにおいて、前記バックルに係合可能な係合部と、それぞれ直線状のガイドベース孔が形成された一対の側壁を有する横断面コ字状の把持用基部とを有するT字状の金属製のタング本体と、前記一対の側壁を含む前記把持用基部の少なくとも一部に形成されて一対の直線状のガイド孔を有する樹脂モールド部と、前記シートベルトを巻き掛けられかつ通常時に設定されて前記シートベルトをロックしない非ロック位置と緊急時に設定されて前記シートベルトをロックするロック位置との間で前記一対の直線状のガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動可能に設けられるシートベルトロック部材と、前記シートベルトロック部材を前記非ロック位置の方へ常時付勢するトーションスプリングとを有し、前記シートベルトロック部材が、前記シートベルトが巻き掛けられるとともに前記シートベルトをロックする筒状のロック部材と、前記トーションスプリングで付勢されるとともに前記ガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動可能に設けられ、かつ前記ロック部材の内孔を貫通して前記ロック部材を相対回転不能に支持するロック部材支持軸部材とを有し、シートベルト噛み込み抑制部が前記ロック部材の両端の一部に設けられるとともに、前記シートベルト噛み込み抑制部は、前記ロック部材に巻き掛けられた前記シートベルトが前記ロック部材の両端の他部と前記樹脂モールド部の両側壁の内側壁面との間に噛み込まれることを抑制するシートベルト噛み込み抑制部であり、前記シートベルト噛み込み抑制部が設けられない前記ロック部材の両端の他部が、前記樹脂モールド部の両側壁の内側壁面間に配置され、前記緊急時に前記シートベルトによる押圧力で前記ロック部材支持軸部材が前記一対の直線状の前記ガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動することで、前記シートベルトロック部材が前記ロック位置に設定されることを特徴としている。
一方、本発明に係るシートベルト装置は、シートベルトと、前記シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、前記タングが係合されるバックルとを少なくとも備え、前記タングを前記バックルに係合することで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、前記タングが前述の本発明のタングのいずれか1つからなることを特徴としている。
このように構成された本発明に係るタングおよびシートベルト装置によれば、シートベルトロック部材を付勢するロック付勢部材にばね性を有する比較的小径の線材で形成されるトーションスプリングが用いられる。このトーションスプリングの厚みは、従来用いられているコイルスプリングに比べて薄い。これにより、タングの把持部の厚みを従来より一層効果的に薄くすることができる。
また、トーションスプリングによるシートベルトロック部材の付勢部分では、線材が配置されるだけ済むようになる。これにより、トーションスプリングが配置されるタングの把持部の幅方向のスペースをコイルスプリングに比べて薄くすることができる。したがって、タングの把持部の幅を、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて一層効果的に小さくすることができる。
更に、トーションスプリングが用いられることで、トーションスプリングによるシートベルトロック部材の付勢部分でのシートベルトロック部材の移動方向のトーションスプリングの設置スペースが、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて小さくなる。したがって、タングの長手方向(係合部の長手方向)の長さを、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて一層効果的に短くすることができる。
こうして、シートベルトロック部材を設けても、タングのサイズをコンパクトにするこ
とが可能となる。これにより、乗員によるタングの取扱い性が向上し、シートベルトの装着性が良好になる。
更に、1つのトーションスプリングが用いられることで、従来のような2つのコイルスプリングを用いる場合よりも部品点数が少なくなることから、タングの組立性をより一層向上することが可能となる。
更に、シートベルトロック部材がロック部材とロック部材支持軸部材との2部材で構成される。これにより、ロック部材支持軸部材の側面視形状(横断面形状)だけを小さくすることが可能となるとともに、ロック部材支持軸部材の両端部をガイド孔に貫通させる場合、ガイド孔の幅を小さくすることが可能となる。したがって、タングを更にコンパクトに形成することが可能となる。しかも、ロック部材の側面視形状(横断面形状)は比較的大きくすることができるので、ロック部材によるシートベルトのロックを安定して行うことができる。
更に、シートベルトロック部材の移動時は、ロック部材支持軸部材がガイド孔の樹脂でモールドされた内周面を摺動する。これにより、ロック部材支持軸部材の移動時の作動音の発生を抑制することができる。
更に、筒状のロック部材の両端の一部にシートベルト噛み込み抑制部が設けられるとともに、シートベルトロック部材が樹脂モールド部に組み付けられた状態では、シートベルト噛み込み抑制部が形成されないロック部材の両端の他部が樹脂モールド部の両側壁の内側壁面間に配置される。そして、シートベルト噛み込み抑制部により、ロック部材に巻き掛けられたシートベルトがロック部材の両端の他部と樹脂モールド部の両側壁の内側壁面との間に噛み込まれることを抑制することが可能となる。
本発明にかかるシートベルト装置の実施の形態の一例を模式的に示す図である。 図1に示す例のシートベルト装置に用いられている本発明のタングの実施の形態の一例を示す分解斜視図である。 (A)は図2に示す例のタングの正面を示す斜視図、(B)はこの例のタングの裏面を示す斜視図である。 図3(A)におけるIV−IV線に沿う断面図である・ (A)はロック部材を示す正面図、(B)は(A)における右側面図、(C)はロック部材支持軸部材を示す正面図、(D)は(C)における右側面図である。 (A)はトーションスプリングの非作動時の状態を示す図、(B)はトーションスプリングの作動途中の状態を示す図である。 (A)はシートベルト装着状態のタングを示す、図4と同様の断面図、(B)は緊急時状態のタングを示す、図4と同様の断面図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明にかかるシートベルト装置の実施の形態の一例を模式的に示す図である。
図1に示すように、この例のシートベルト装置は、基本的には従来公知の三点式シートベルト装置と同じである。図中、1はシートベルト装置、2は車両シート、3は車両シート2の近傍の車体に配設されたシートベルトリトラクタ、4はシートベルトリトラクタ3に引き出し可能に巻き取られかつ先端のベルトアンカー5が車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト、6はシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするベルトガイドアンカー、7はこのベルトガイドアンカー6からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング、8は
車体の床あるいは車両シート2に固定されかつタング7が係脱可能に挿入係止されるバックルである。このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
そして、シートベルト3の非装着時では、タング7がバックル8に係合されず、シートベルト4はその全量(具体的には、シートベルトリトラクタ3がシートベルト4を何らの支障もなく巻取り可能な量)をシートベルトリトラクタ3に巻き取られている。また、シートベルト4の乗員への装着時では、図1に示すようにシートベルト4はシートベルトリトラクタ3から所定量引き出される。そして、タング7がバックル8に係合されるとともにシートベルト4の弛みが除去されることで、シートベルト4が乗員に装着される。
シートベルト4の乗員への装着状態において、車両の通常走行時に車両に加えられる減速度に比べてはるかに大きな減速度が車両に加えられない通常時は、シートベルト4は通常のベルト引出し速度で自由に引出し可能であるとともに、シートベルト4から手を放すと余分に引き出された分、シートベルトリトラクタ3に巻き取られる。その場合、ベルトガイドアンカー6とタング7との間のシートベルト4の部分が乗員の肩および胸を拘束するショルダーベルト9であり、ベルトアンカー5とタング7との間のシートベルト4の部分が乗員の腰および脚を拘束するラップベルト10である。
シートベルト4の装着状態において、緊急時はシートベルトリトラクタ3がシートベルト4の引出しをロックし、シートベルト4は乗員を拘束する。なお、この例のシートベルトリトラクタ3は、一般のシートベルトリトラクタと同様に、シートベルト4が通常のベルト引出し速度よりかなり速いベルト引出し速度で引き出されたときも、シートベルト4の引出しをロックするようになっている。また、シートベルトリトラクタ3は、図示しないがプリテンショナーおよびエネルギ吸収(EA)機構を備えることもできるし、また、これらのプリテンショナーおよびEA機構は省略することもできる。
図2はこの例のシートベルト装置に用いられている本発明のタングの実施の形態の一例を示す分解斜視図、図3(A)は図2に示す例のタングの正面を示す斜視図、図3(B)はこの例のタングの裏面を示す斜視図である。
図2および図3(A),(B)に示すように、この例のタング7は、金属で形成された
タング本体11、樹脂モールド部12、本発明のシートベルトロック部材であるシートベルトロック13、トーションスプリング14、および樹脂で形成されたカバー15を有する。
タング本体11は、把持用基部16とバックル8に挿入係合される係合部17とを有して略T字状に形成される。把持用基部16の両側壁には直線状のシートベルトロックガイドベース孔18,19が設けられている。また、係合部17にはバックル8のラッチ部材
(不図示)が係合する係合孔20が設けられている。樹脂モールド部12はタング本体11の把持用基部16を樹脂でモールドすることで形成される。その場合、把持用基部16の両側壁の全体が樹脂でモールドされている。したがって、把持用基部16のシートベルトロックガイドベース孔18,19の内周面の全体もそれぞれ樹脂でモールドされて直線
状に延設されたシートベルトロックガイド孔21,22が形成される。すなわち、図2に
示すように、樹脂モールド部12は把持用基部16の両側壁に対応して形成される両側壁23,24を有し、各シートベルトロックガイド孔21,22はそれぞれ対応する側壁23,24に形成される。図2および図4に示すように、各シートベルトロックガイド孔21,22は、いずれも係合部17の長手方向(係合部17のバックル8への挿入方向)に対して傾斜して延設されている。これらのシートベルトロックガイド孔21,22の傾斜は、
係合部17に接近するにしたがって把持用基部16から遠ざかるような傾斜とされている
図2に示すように、シートベルトロック13はロック部材25とこのロック部材25を支持するロック部材支持軸部材26との2部材を含む。図4および図5(A),(B)に
示すように、ロック部材25は軸方向の内孔27を有する金属製の細長い筒状の部材で形成される。このロック部材25の外形は側面視で略半円弧形状部と略台形状部とを含む。略半円弧形状部はシートベルト4が巻き掛けられるシートベルト巻掛け部28とされるとともに、略台形状部は緊急時にシートベルト4をロックしてラップベルト10が伸び出すのを阻止するシートベルトロック部29とされる。
シートベルト巻掛け部28とシートベルトロック部29の一側の約半部分は他側の約半部分より軸方向に長く形成されている。その場合は、この一側の約半部分の両端部が他側の約半部分の両端部より軸方向の突出した突出部30,31とされている。ロック部材2
5が樹脂モールド部12に組み付けられた状態では、この突出部30,31は、それぞれ
対応するシートベルトロックガイド孔21,22内に進入する。また、他側の約半部分の
両端は、樹脂モールド部12の両側壁23,24の内側壁面32,33間にこれらの内側壁面32,33との間にほとんど隙間なく位置される。そして、両突出部30,31がシートベルトロックガイド孔21,22内に進入することで、シートベルト巻掛け部28に巻き
掛けられるシートベルト4がロック部材25の両端と樹脂モールド部12の両側壁23,
24の内側壁面32,33との間に噛み込まれることが抑制される。すなわち、両突出部
30,31のシートベルト巻掛け部28の部分はシートベルト噛み込み抑制部とされてい
る。
ロック部材25の内孔27は、前述のロック部材25のシートベルト巻掛け部28とシートベルトロック部29の一側の約半部分側に設けられる。この内孔27の側面視の形状は、シートベルト巻掛け部28とシートベルトロック部29の一側の約半部分の外形に略相似な相似形状と直線形状とを含む。
図4および図5(C),(D)に示すように、ロック部材支持軸部材26は金属製の細
長い軸状部材で形成される。このロック部材支持軸部材26の側面視の形状は内孔27の側面視の形状と若干小さい略相似形状とされて、直線状部34を有する。これにより、ロック部材支持軸部材26はロック部材25の内孔27内を軸方向に貫通可能となっている。ロック部材支持軸部材26が内孔27内に嵌入された状態では、ロック部材25とロック部材支持軸部材26とは実質的に互いに相対回転不能とされる。また、ロック部材支持軸部材26はシートベルトロックガイド孔21,22を貫通可能となっている。その場合
、シートベルトロックガイド孔21,22の幅(シートベルトロックガイド孔21,22の長手方向と直交する方向の長さ)はロック部材支持軸部材26の直線状部34と直交する方向の長さより、ロック部材支持軸部材26が軸方向まわりに回転不能となる範囲でかつ両突出部30,31がシートベルトロックガイド孔21,22内に進入可能な範囲で大きくされている。更に、ロック部材支持軸部材26がシートベルトロックガイド孔21,22
を貫通している状態では、ロック部材支持軸部材26の直線状部34がシートベルトロックガイド孔21,22の内周面の直線状のガイド部35,36のガイド面に面接触する。これらのガイド部35,36のガイド面は樹脂で形成されている。そして、ロック部材支持
軸部材26は、直線状部34がシートベルトロックガイド孔21,22のガイド部35,36に面接触した状態でガイド部35,36にガイドされながらシートベルトロックガイド
孔21,22の長手方向に移動可能となっている。このとき、ロック部材支持軸部材26
の直線状部34はガイド部35,36のガイド面を摺動する。
ロック部材支持軸部材26の軸方向長さは樹脂モールド部12の両側壁23,24の外
側壁面37,38間の長さより長くされている。したがって、シートベルトロック13が
樹脂モールド部12に組み付けられた状態では、ロック部材25の内孔27を貫通したロック部材支持軸部材26の両端部はシートベルトロックガイド孔21,22を貫通して両
側壁23,24の外側に突出する。また、ロック部材25の突出部30,31がそれぞれシートベルトロックガイド孔21,22内に進入するとともに、ロック部材25の他側の約
半部分は、樹脂モールド部12の両側壁23,24の内側壁面32,33間に位置する。そして、ロック部材支持軸部材26がシートベルトロックガイド孔21,22にガイド部さ
れて回転することなく移動することで、ロック部材25もロック部材支持軸部材26とともに回転することなく移動する。その場合、ロック部材25は前述の状態が保持される。こうして、シートベルトロック13はシートベルトロックガイド孔21,22にガイド部
されて回転することなく直線状に移動する。
トーションスプリング14はばね性(弾性)を有する1本の線材で形成されている。図2および図6(A)に示すように、このトーションスプリング14は略1巻のトーション部39を有するとともに、トーション部39の両端から延設された略U字状部(または、略V字状部)40,41を有する。その場合、トーション部39は樹脂モールド部12の
両側壁23,24間の底部42でかつ底部42に関してシートベルトロック13と反対側
に配設される。また、略U字状部40,41はそれぞれ樹脂モールド部12の両側壁23,24の外側に延設されるとともに、略U字状部40,41の湾曲部43,44はそれぞれ樹脂モールド部12のスプリング支持部45に支持される。
更に、略U字状部40,41の延設された部分にそれぞれ一対のロック部材連結部46,47が設けられている。これらのロック部材連結部46,47は、それぞれ両側壁23,24の外側で、ロック部材支持軸部材26の両端部に設けられたスプリング固定部48,4
9に着脱可能に固定される。そして、シートベルトロック13はこのトーションスプリング14のねじり弾性変形による付勢力で常時タング本体11の係合部17の方へ付勢されている。
そして、シートベルトロック13が図6(A)に示す非作動位置の状態から図6(B)に示すようにシートベルト4による力Fで矢印で示す上方(係合部17から遠ざかる方向)に押圧されると、シートベルトロック13はトーションスプリング14のトーション部39をねじり変形しながらトーションスプリング14の付勢力に抗してシートベルトロックガイド孔21,22にガイド部されて上方へ移動する。なお、このとき、トーションス
プリング14は略U字状部40,41を含む、トーション部39以外の部分も弾性変形す
るので、これらの弾性変形による付勢力も大きくなるが、この付勢力はトーション部39のねじり変形による付勢力に比し小さい。
図2に示すように、カバー15は樹脂で略U字状(コ字状)に形成される。図3(B)および図4に示すように、このカバー15はトーションスプリング14を覆うようにして樹脂モールド部12に着脱可能に取り付けられる。そして、樹脂モールド部12およびカバー15により、乗員がタング7をバックル8に係合するために把持する把持部が構成される。
このように構成されたこの例のタング7およびシートベルト装置1においては、シートベルト4の非装着状態では、前述のようにシートベルト4がその全量をシートベルトリトラクタ3に巻き取られる。このシートベルト4の非装着状態では、図4に示すようにシートベルトロック13はトーションスプリング14の付勢力で非ロック位置(タング本体11の係合部17に最も接近した位置)となっている。
乗員がシートベルト4を引き出してタング7をバックル8に係合して手をタング7から放すと、余分に引き出されたシートベルト4がシートベルトリトラクタ3により巻き取ら
れて、シートベルト4が乗員に装着される。シートベルト4の乗員への装着状態では、シートベルト4によりシートベルトロック13が押圧されるので、図7(A)に示すようにシートベルトロック13はシートベルトロックガイド孔21,22にガイド部されて移動
して所定量タング本体11の係合部17から遠ざかった位置となる。このとき、ロック部材支持軸部材26がシートベルトロックガイド孔21,22の樹脂でモールドされた内周
ガイド面を摺動するので、ロック部材支持軸部材26の移動時の音の発生が抑制される。
シートベルトロック13のこの位置では、シートベルトロック13はシートベルトロック13によりロックされない。したがって、ラップベルト10は比較的スムーズに伸び出すことが可能である。シートベルトロック13の移動時およびラップベルト10の伸び出し時に、ロック部材25のシートベルト噛み込み抑制部によりシートベルト4の噛み込みが防止されるので、ラップベルト10の伸び出しは、よりスムーズに安定して行われる。
シートベルト4の乗員への装着状態での緊急時には、シートベルトリトラクタ3によりシートベルト4の引出しがロックされることで、乗員がシートベルト4により拘束される。このとき、乗員の慣性力でラップベルト10が伸び出そうとするため、シートベルトロック13がシートベルト4により大きな力で押圧される。すると、シートベルトロック13はシートベルトロック13はタング本体11の係合部17から遠ざかる方向に大きく移動して図7(B)に示すロック位置となる。
この場合にも、ロック部材支持軸部材26がシートベルトロックガイド孔21,22の
樹脂の内周面を摺動するので、ロック部材支持軸部材26の移動時の音の発生が抑制される。また、シートベルトロック13の移動時およびラップベルト10の伸び出し時に、ロック部材25のシートベルト噛み込み抑制部によりシートベルト4の噛み込みが防止されるので、シートベルトロック13の移動は、よりスムーズに安定して行われる。そして、図7(B)に示すシートベルトロック13のロック位置では、シートベルトロック13のシートベルトロック部29がシートベルト4を樹脂モールド部12のシートベルトロック部50との間で挟圧する。これにより、ラップベルト10の伸び出しがロックされ、乗員はラップベルト10により、一層効果的に拘束される。
このように構成されたこの例のタング7およびシートベルト装置1によれば、シートベルトロック13を付勢するシートベルトロック付勢部材にばね性を有する比較的小径の線材で形成されるトーションスプリング14が用いられる。したがって、図4に示すトーションスプリング14の略1巻のトーション部39の厚みTは、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて薄くなる。これにより、タング7の把持部の厚みを従来より一層効果的に薄くすることができる。
また、トーションスプリング14によるシートベルトロック13の付勢部分は線材が配置されるだけであるので、コイルスプリングに比べて薄くできる。したがって、図6(A)に示すタング7の把持部の幅Wを、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて一層効果的に小さくすることができる。
更に、シートベルトロック付勢部材にトーションスプリング14が用いられることで、トーションスプリング14によるシートベルトロック13の付勢部分でのシートベルトロック13の移動方向のトーションスプリング14の設置スペースが、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて小さくなる。したがって、図6(A)に示すタング7の長手方向の長さLを、従来のようなコイルスプリングを用いる場合に比べて一層効果的に短くすることができる。
こうして、シートベルトロック13を設けても、タング7のサイズをコンパクトにする
ことが可能となる。これにより、乗員によるタング7の取扱い性が向上し、シートベルト4の装着性が良好になる。
更に、1つのトーションスプリング14が用いられることで、従来のような2つのコイルスプリングを用いる場合よりも部品点数が少なくなることから、タング7の組立性をより一層向上することが可能となる。
更に、シートベルトロック13がロック部材25とロック部材支持軸部材26との2部材で構成される。これにより、ロック部材支持軸部材26の側面視形状(横断面形状)だけを小さくすることが可能となるとともに、ロック部材支持軸部材26の両端部をシートベルトロックガイド孔21,22に貫通させる場合、シートベルトロックガイド孔21,22の幅を小さくすることが可能となる。したがって、タング7を更にコンパクトに形成することが可能となる。しかも、ロック部材25の側面視形状(横断面形状)は比較的大きくすることができるので、ロック部材25によるシートベルト4のロックを安定して行うことができる。
更に、シートベルトロック13の移動時は、ロック部材支持軸部材26がシートベルトロックガイド孔21,22の樹脂でモールドされた内周面を摺動する。これにより、ロッ
ク部材支持軸部材26の移動時の作動音の発生を抑制することができる。
更に、シートベルトロック13のロック部材25にシートベルト噛み込み抑制部が設けられる。これにより、ロック部材25の両端と樹脂モールド部12の両側壁23,24の
内側壁面32,33との間での、シートベルト4の噛み込みを抑制することが可能となる
なお、前述の例では、把持用基部16のシートベルトロックガイドベース孔18,19
の内周面の全体を樹脂モールドするものとしているが、本発明ではシートベルトロックガイドベース孔18,19の少なくともロック部材支持軸部材26の摺動部が樹脂モールド
されていればよい。
また、本発明ではトーションスプリング14によりシートベルトロック13が付勢されていさえすれば、樹脂モールド部12は省略することもできる。しかし、タング7の把持部をより操作性を良好にするためには樹脂モールド部12を設けることが好ましい。
更に、シートベルトロック13は単一部材で構成することもできる。しかし、タング7をより一層コンパクトにするためには、前述の例のようにシートベルトロック13は2部材で構成することが好ましい。要するに、本発明のタングは、特許請求の範囲に記載された技術事項の範囲で種々の設計変更が可能である。
更に、特許請求の範囲に記載された本発明のタングは、シートベルトロック13を付勢するトーションスプリング14を設けているが、このトーションスプリング14を用いないでも、前述の本発明の目的および前述の本発明の作用効果を奏することができる、つまり、ロック部材を設けてもサイズをより一層コンパクトに形成すること、良好な組立性を得ること、あるいは作動音の発生を効果的に抑制することを達成することができる。スプリングを用いない場合は、シートベルトロック13をフリー状態にすると通常時がたついてしまうので、例えば通常時はシェアピン等の適宜の保持手段でシートベルトロック13をシートベルトロック13に固定保持しておき、緊急時にシートベルトの引っ張り力でシェアピンを破断するなど、保持手段によるシートベルトロック13の保持力を弱めるかあるいは消滅させることでシートベルトロック13を作動させる構造等にすることが好ましい。
本発明のタングおよびシートベルト装置は、自動車等の車両に装備され、シートベルトにより乗員を拘束するシートベルト装置において、シートベルトに摺動可能に支持されかつバックルに係合されるタングおよびこれを備えたシートベルト装置に好適に利用することができる。
1…シートベルト装置、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、7…タング、8…バックル、9…ショルダーベルト、10…ラップベルト、11…タング本体、12…樹脂モールド部、13…シートベルトロック、14…トーションスプリング、15…カバー、16…把持用基部、17…係合部、20…係合孔、21,22…シートベルトロック
ガイド孔、23,24…側壁、25…ロック部材、26…ロック部材支持軸部材、27…
内孔、28…シートベルト巻掛け部、29…シートベルトロック部、30,31…突出部
、32,33…内側壁面、34…直線状部、35,36…ガイド部、37,38…外側壁面
、39…トーション部、40,41…略U字状部(または、略V字状部)、42…底部、
45…スプリング支持部、46,47…ロック部材連結部、48,49…スプリング固定部、50…シートベルトロック部

Claims (2)

  1. シートベルトに摺動可能に支持されてバックルに係合可能に設けられるとともにショルダーベルトとラップベルトとに区画するタングにおいて、
    前記バックルに係合可能な係合部と、それぞれ直線状のガイドベース孔が形成された一対の側壁を有する横断面コ字状の把持用基部とを有するT字状の金属製のタング本体と、
    前記一対の側壁を含む前記把持用基部の少なくとも一部に形成されて一対の直線状のガイド孔を有する樹脂モールド部と、
    前記シートベルトを巻き掛けられかつ通常時に設定されて前記シートベルトをロックしない非ロック位置と緊急時に設定されて前記シートベルトをロックするロック位置との間で前記一対の直線状のガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動可能に設けられるシートベルトロック部材と、
    前記シートベルトロック部材を前記非ロック位置の方へ常時付勢するトーションスプリングとを有し、
    前記シートベルトロック部材は、前記シートベルトが巻き掛けられるとともに前記シートベルトをロックする筒状のロック部材と、前記トーションスプリングで付勢されるとともに前記ガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動可能に設けられ、かつ前記ロック部材の内孔を貫通して前記ロック部材を相対回転不能に支持するロック部材支持軸部材とを有し、
    シートベルト噛み込み抑制部が前記ロック部材の両端の一部に設けられるとともに、前記シートベルト噛み込み抑制部は、前記ロック部材に巻き掛けられた前記シートベルトが前記ロック部材の両端の他部と前記樹脂モールド部の両側壁の内側壁面との間に噛み込まれることを抑制するシートベルト噛み込み抑制部であり、
    前記シートベルト噛み込み抑制部が設けられない前記ロック部材の両端の他部が、前記樹脂モールド部の両側壁の内側壁面間に配置され、
    前記緊急時に前記シートベルトによる押圧力で前記ロック部材支持軸部材が前記一対の直線状の前記ガイド孔にガイドされて直線状移動のみで移動することで、前記シートベルトロック部材が前記ロック位置に設定されることを特徴とするタング。
  2. シートベルトと、前記シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、前記タングが係合されるバックルとを少なくとも備え、前記タングを前記バックルに係合することで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、
    前記タングが請求項1に記載のタングからなることを特徴とするシートベルト装置。
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