JPH0771522B2 - 車輌の乗員シートベルト装置の締付タング - Google Patents

車輌の乗員シートベルト装置の締付タング

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JPH0771522B2
JPH0771522B2 JP16589491A JP16589491A JPH0771522B2 JP H0771522 B2 JPH0771522 B2 JP H0771522B2 JP 16589491 A JP16589491 A JP 16589491A JP 16589491 A JP16589491 A JP 16589491A JP H0771522 B2 JPH0771522 B2 JP H0771522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌の乗員シートベルト
装置の締付タングに関し、特に、シートベルトをロック
するのに用いられる締付タングに関する。
【0002】
【従来技術】自動車の乗員のためのシートベルト装置
は、通常、ベルトと、このベルトを巻取るリトラクタ
と、ベルトを着座した乗員の周りに巻きつけた位置にロ
ックする手段とを備えている。ショルダーベルトとラッ
プベルトとを有するシートベルト装置において、ベルト
は、通常、リトラクタから乗員の肩(ショルダー)に隣
接するD−リングに延び、このD−リングを通して下方
に延びてシートの外側の係留部に延びている。バックル
がシートの内側の係留部に接続される。締付タングがD
−リングと外方係留部との間でベルト上に担持され、こ
の締付タングはバックル内にロックするために挿入可能
なラッチプレートを備えている。リトラクタは、乗員が
締付タングをバックル内にロックするためシートの内側
ヘ横切って移動する際、ベルトを巻きほどくようにす
る。従って、ショルダーベルトはD−リングとロックさ
れた締付タングとの間で規制され、ラップベルトはロッ
クされた締付タングと内方係留部との間で規制される。
リトラクタはベルトのたるみを巻き上げてショルダーお
よびラップベルトを乗員に対して確実に締めつける。締
付タングがバックルから解放されたときリトラクタはベ
ルトを巻き取りベルトと締付タングとをシートの外方に
向って乗員を横切って戻す。
【0003】締付タングは、乗員が締付タングをバック
ルに向って内方向に移動するときベルトに沿って摺動す
べきである。又、この締付タングは乗員が締付タングを
バックルから解放した後ベルトに沿って摺動すべきであ
り、この結果、リトラクタはベルトを十分に巻取ること
ができる。他方、リトラクタは、D−リングに向って上
方に移動し、このときベルトの移動は、D−リングが締
付リングの移動を阻止するので防止される。これとは逆
に、締付タングがバックル内にロックされたとき、締付
タングは車輌がクラッシュしたときの移動に抗してベル
トをクランプする。従って、車輌の乗員シートベルト装
置のための締付タングはシートベルトを選択的にクラン
プしたり解放したりする手段を含む。
【0004】米国特許第4,551,889号は一つの
締付タングを示し、この締付タングはバックルにロック
するラッチ部とシートベルトを締付タングを通して移動
するのをクランプするロックバーとを有する。この締付
タングは細長いプレートを備えている。このプレートは
ラッチ部を一端に有し、プレートの他端にはシートベル
トの開口を有する。プレートの上側から延びる一対の間
隔をあけたフランジが一対の対向する角度を有するスロ
ットを備えている。細長いロックバーがフランジ間で締
付タングを横切って延びロックバーの各端部はスロット
内に収容されている。
【0005】非クランプ状態のシートベルトは、プレー
トの開口を通り前方に延びてロックバーを超え、プレー
トの開口を通して戻り、プレートのラッチ部を通過して
更に前方に延び続ける。シートベルトと締付タングとが
着座した乗員の周りに巻付けられた位置に移動されたと
きシートベルトの前部は締付タングの後方に向って折返
えされてシートベルトをロックバーの周りに巻きつけ
る。このロックバーは、シートベルトの前記折返し部が
ロックバーをスロット内で後方に摺動し且つスロット内
で枢動する如く引張るようにスロット内に摺動可能であ
る。ロックバーをスロット内で後方に移動すると、ロッ
クバーの後縁がシートベルトをプレートの開口の後縁に
対して緊密に引きつけるようにする。従って、シートベ
ルトは締付タングを通る移動に対して解放可能に保持さ
れる。
【0006】他の締付タングが米国特許第4,291,
918号に示されている。この米国特許はバックル内に
挿入し得るロックタング部を有するフレームとシートベ
ルトに係合する締付部材とを備える締付タングを示して
いる。フレームは対向する三角形の開口を有する一対の
間隔をあけたフランジを有する。締付部材は端部タブを
有し、これらタブはフレームに対して締付部材を限定枢
動せしめるように三角形の開口内に収容されている。締
付タングを所定位置にロックするバックルは突起を有
し、この突起は締付タングがバックル内にロックされた
とき締付部材に対向して配置された面を有する。締付タ
ングのリーブスプリングが締付部材を付勢してシートベ
ルトを対向するバックル面に対してクランプする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来技術では締付タングを通るシートベルトの移動
を有効にクランプすることがなお不可能であった。又、
締付タングをシートベルトに対してロックしたり解放し
たりする機構が複雑になるという問題があった。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明によれば、締付タングは
シートベルトバックルにロックするラッチプレートと、
第一のクランプ面と、第二のクランプ面を有する可動の
ロックバーとを備えている。このロックバーは開位置を
有し、この開位置において、第二のクランプ面が第一の
クランプ面からある距離離れてシートベルトを第一およ
び第二のクランプ面間に移動するような隙間を形成す
る。ロックバーは、又、閉位置を有し、この閉位置にお
いて、第二のクランプ面が第一のクランプ面からある距
離離れてシートベルトを第一および第二のクランプ面間
でクランプする。支持手段が設けられ、この支持手段は
ロックバーを第一のクランプ面に対して固定された軸線
の周りに回転させ、且つシートベルトが2つのクランプ
面間に延びるとき開閉位置におよび開閉位置から離れて
自由に回転可能に支持する。
【0009】
【実施例】図1には、本発明に係る締付タング12を含
む車輌シートベルト装置10が示してある。このシート
ベルト装置10は、外方係留部14と内方係留部16と
リトラクタ22とを備えている。内方係留部16はバッ
クルスリーブ20によって車輌に接続されたバックル1
8を有し、リトラクタ22も、又、車輌に接続されてい
る。シートベルト26がリトラクタ22に接続されて公
知の態様で巻取られたり巻きほどかれたりする。具体的
には、シートベルト26の一端はリトラクタ22内のス
プール24に接続されている。このシートベルト26
は、リトラクタ22から、車輌のB−ピラー30に取付
けられたD−リング28に延び、このD−リング28を
通って外方係留部14に戻され、ここでシートベルト2
6の他端は車輌にしっかり締結される。締付タング12
は自由落下の締付タングであり、この締付タングはシー
トベルト26の長手方向に沿って自由に摺動するように
シートベルト26に接続されている。ストッパー32が
シートベルト26に接続されて締付タングが外方係留部
14に向って下方に摺動するのを阻止する。
【0010】締付タング12はその両側がシートベルト
上を摺動するようにシートベルト26の長手方向の上下
部分34,36の両側を収容している。上下部分34,
36の長さは、締付タングがシートベルト26の長手方
向に沿って摺動するように、締付タング12の位置によ
って変えることができる。シートベルト26と締付タン
グ12とは図1に実線で示す引込位置と図1に破線で示
す巻付位置(乗員の身体に巻き付けて拘束する位置)と
の間を移動可能である。引込位置においてはシートベル
ト26の上下部分34,36は略平行である。巻付位置
においては、シートベルト26の上下部分34,36は
シートベルト26の頂部に向って収束してショルダー
(肩)ベルトとラップ(腰)ベルトを夫々形成する。
【0011】図2〜図4に示す如く、締付タング12
は、フレーム40、一対のフランジ42、ロックバー4
6およびインサート48を備えている。フレーム40は
細長い部材を含み、この細長い部材は第一端部50と第
二端部52とを有している。フレーム40の第一端部5
0はスロット51を備えている。フレーム40の第二端
部52はラッチプレート54を備え、このラッチプレー
ト54はバックル18内に収容可能である。このラッチ
プレートは平坦なベルトガイド面56と開口58とを有
し、この開口58はバックル18の可動ロック部材と公
知の態様で協働する。フランジ42は、フレーム40の
同じ側面から平行な間隔をあけた位置に外方向に延び、
且つ一対の同軸の支持開口60を有する。
【0012】図3および図4に示すように、インサート
48は、フレーム40の第一端部50の周りをおおうよ
うに取付けられた上方突起62とフレーム40の第一端
部50のスロット51内に圧入するようにされた下方突
起64とを有する。このインサート48は、フレーム4
0上の所定位置にスナップ止めされてしっかり係合した
状態に保持することができるように弾性のプラスチック
材料から作られるのが好ましい。このプラスチック体か
ら成るインサート48は、又、第一のクランプ面66を
有し、このクランプ面は、図面に示す如く、くぼみ部と
山部とを有する波状の輪郭を備えている。
【0013】ロックバー46は、上端70と下端72と
これら上端と下端との間に延びる内外の両側面74,7
6とを有する。ロックバー46の上端70は第二のクラ
ンプ面78を有し、このクランプ面は内側面74の一部
であり且つ第一のクランプ面66に対向して配置されて
いる。この第二のクランプ面78は波状の輪郭を有し、
この波状の輪郭は第一のクランプ面66の輪郭に係合し
合うように形成されている。一対のトラニオン80がロ
ックバー軸線82を形成する。これらトラニオンはフラ
ンジ面60によって形成された支持開口内に収容されて
ロックバー46を軸線82の周りに回転するように支持
する。ロックバー46の軸線82周りの回転は、トラニ
オン80とフランジ42との相対回転面間の摩擦によっ
てのみ抵抗される。従って、ロックバー46は、第二の
クランプ面78が図3に示す如く第一のクランプ面66
から遠く離れる開位置と、第二のクランプ面78が図4
に示す如く第一のクランプ面66より接近した閉位置と
の間を自由に回転可能なように支承されている。このロ
ックバー46の回転の自由は、所望なら、相対回転する
面間の係合を締付けることによってロックバー46の締
付タング12内のがたつきを防止するように限定され得
る。
【0014】シートベルト装置10を用いるために、車
輌の着座した乗員は、締付タング12を移動してシート
ベルト26を図1に実線で示す引込位置から図1に破線
で示す巻付位置に引出す。従って、シートベルト26の
上下部分34,36は図3に示す平行な関係から図4に
示す収束した関係に移動される。ここで、シートベルト
26は上部34によって形成されたショルダーベルトと
下部36によって形成されたラップベルトとロックバー
46の下端72の周りに延びるわん曲ベルト部分86に
よって形成された頂部分とを含むことになる。ラッチプ
レート54がバックル18の中にロックされたときラッ
プベルトのテンションが頂部を通してロックバー46の
下端72に向けられてロックバー46を図4に示す如く
時計方向に軸線82周りに回転する。
【0015】クラッシュ中、ラップベルトのテンション
はロックバー46を閉位置に駆動してシートベルト26
が第一および第二のクランプ面66,78間の締付タン
グ12を通して移動するのをクランプするようにする。
この閉位置において、ロックバー46は嵌合し合う第一
および第二のクランプ面66,78間の均一なクリアラ
ンスを形成し、この結果、クランプされたシートベルト
26は締付けられたり伸張されたりしない。クランプ面
66,78の波状の輪郭はロックバー46に加えられる
最小の回転力でシートベルト26を把持し且つインサー
ト48のプラスチック材料は過剰力の下で僅かに屈曲し
てシートベルト26の損傷を避ける。従って、締付タン
グ12は、車輌がクラッシュしたときシートベルト26
を巻付位置に確実に保持する。
【0016】ラッチプレート54が乗員によってバック
ル18から解放されたとき、リトラクタ22は、シート
ベルト26をスプール24に巻き上げることによってシ
ートベルト26および締付タング12を引込位置に向っ
てバックル18から離れるように移動することができ
る。
【0017】重要なことは、ロックバー46がラップベ
ルトのテンションおよびトラニオン80とフランジ42
との相対回転面間の摩擦だけで閉位置に保持されること
である。従って、リトラクタのスプール24によってベ
ルトの上部分34に加えられるテンションは、締付タン
グ12がバックル18から解放されたときに、ロックバ
ー46を図4に示す閉位置から後方へ回転するようにロ
ックバー46の上端70に対して作用することができ
る。次いで、シートベルト26と締付タング12とは互
いに自由に摺動して図4に示す相対位置から図3に示す
相対位置に後方へ移動することができる。締付タング1
2とシートベルト26との間の自由な摺動はシートベル
ト26の直線移動経路によって補助され、その直線移動
経路は、図3に示す如く、ロックバー46およびフレー
ム40によって締付タング12を通して長手方向に形成
されている。シートベルト26は、締付タングがロック
バー46の内側面74およびラッチプレート54の平坦
なベルトガイド面56に対して摺動する際、上述の直線
経路に沿って締付タング12を通して滑らかに移動す
る。
【0018】本発明の他の実施例に係る締付タング10
0が図5および図6に示されている。この締付タングは
上述の締付タング12と同様であり、同じ部品には同じ
符号が付してある。この締付タング100は、その第一
のクランプ面102がフレーム108に支持されたイン
サート上に設けられているのでなく、フレーム108の
波状の第一の端部106の一つの面として設けられてい
る点でのみ締付タング12と異なっている。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、ロックバ
ーが固定軸線の周りに自由に回転可能であり且つスプリ
ングに抗して前後に摺動したり枢動したりしないので締
付タングを通る移動に対してシートベルトをクランプす
ることができる効率の良い且つ簡単な手段を提供するこ
とができる。更に、シートベルトが締付タングの縁面に
対して引張られたりバックルの面に対してクランプされ
たりする代りに締付タングの間隔をあけた面間にクラン
プされるのでシートベルトを締付タングを通る移動に抗
して確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る締付タングを含む車輌のシート
ベルト装置の概略図。
【図2】 本発明に係る締付タングの分解斜視図。
【図3】 組立てられた状態の図2の締付タングの側方
断面図。
【図4】 シートベルトをロックしている状態の図3の
締付タングの側方断面図。
【図5】 本発明の他の実施例による締付タングの分解
斜視図。
【図6】 組立てた状態の図5の締付タングの側方断面
図。 12…締付タング 18…バックル 24…スプール 26…シートベルト 28…D−リング 40…フレーム 42…フランジ 46…ロックバー 48…インサート 66…第一のクランプ面 78…第二のクランプ面 54…ラッチプレート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のクランプ面を含む第一の端部と第
    二の端部とを有する金属のフレームと、第二のクランプ
    面と該第二のクランプ面を有する第一の端部と第二の端
    部と軸線とを有するロックバーと、前記フレームから延
    びる一対の間隔をあけて配置されたフランジと、前記ロ
    ックバーを該フランジ間に支持する支持手段とを備え、
    前記第一のクランプ面は前記フレーム上に支持されたプ
    ラスチック体に形成され、前記フレームの第二の端部は
    シートベルトバックル内にロックするため収容可能なラ
    ッチプレート部を含み、前記ロックバーの軸線は前記ロ
    ックバーの第一および第二の端部間の位置でロックバー
    を横切って延び且つ前記フレームに対して固定され、
    又、フレームを横切って延びており、前記ロックバーは
    前記軸線の周りに回転可能であり、前記第二のクランプ
    面は前記軸線周りのロックバーの回転と共に前記第一の
    クランプ面に向ったり離れたりするように円弧状経路に
    移動可能であり、前記ロックバーは前記第一および第二
    のクランプ面間のシートベルトの移動をロックするため
    に第二のクランプ面が第一のクランプ面からある距離離
    れたロック位置を有し、前記ロックバーはシートベルト
    が前記第一および第二のクランプ面間に延びるとき前記
    ロック位置になったり該ロック位置から離れたりするよ
    うに回転可能である車輌の乗員シートベルト装置の締付
    タング。
  2. 【請求項2】 前記第一のクランプ面は、前記ロックバ
    ーが前記ロック位置にある時、前記第二のクランプ面か
    ら均一に間隔をあけて配置されている請求項1記載の締
    付タング。
  3. 【請求項3】 前記第一および第二のクランプ面が互い
    に係合し合う波状の輪郭を有する請求項2記載の締付タ
    ング。
  4. 【請求項4】 着座している車輌の乗員を横切って延び
    るショルダーおよびラップベルト部を有し引込位置から
    拘束のための巻付位置に移動可能なシートベルトのため
    の自由落下締付タングであって、シートベルトバックル
    内にロック可能なラッチプレートと、該ラッチプレート
    に設けられた第一のクランプ面と、第二のクランプ面を
    有する移動可能なロックバーと、該ロックバーを軸線周
    りに回転するよう支持する支持手段とを備えて成り、前
    記ロックバー、前記第一のクランプ面および前記ラッチ
    プレートは、前記引込位置のとき、前記第一および第二
    のクランプ面間で締付タングを通して延びて前記ロック
    バーおよびラッチプレートを通過するようにシートベル
    トのための第一の経路を形成し、又、前記ロックバー、
    前記第一のクランプ面および前記ラッチプレートは、前
    記巻付位置にあるとき、前記第一および第二のクランプ
    面間で締付タングを通し且つ前記ロックバーの周りに延
    びるようにシートベルトのための第二の経路を形成し、
    前記ロックバーは、第二のクランプ面がシートベルトを
    第一および第二のクランプ面間に移動するのをクランプ
    するように第一のクランプ面からある距離離れているロ
    ック位置と第二のクランプ面がシートベルトを第一およ
    び第二のクランプ面間に移動せしめるように第一のクラ
    ンプ面からある距離離れている非ロック位置とを有し、
    前記ロックバーが回転する前記軸線は前記第一のクラン
    プ面に対して固定され、前記ロックバーは前記ロック位
    置と非ロック位置との間に回転可能であり、前記支持手
    段は、前記シートベルトが前記第一および第二のクラン
    プ面間で締付タングを通り且つ前記ロックバーおよびラ
    ッチプレートを通過して前記第一の経路に沿って延びる
    ときに、常時、前記ロックバーを前記ロック位置から外
    して支持することを特徴とする締付タング。
  5. 【請求項5】 前記支持手段は、前記第一および第二の
    クランプ面間で締付タングを通ってロックバーの回りを
    通り前記第二の経路に沿って延びるシートベルトのテン
    ションに応答して前記ロックバーをロック位置に回転可
    能なように支持し、且つ前記シートベルトのテンション
    の解放時、ロックバーを前記ロック位置から離れて自由
    に回転可能なように支持する請求項4記載の締付タン
    グ。
  6. 【請求項6】 前記ロックバーはシートベルトを案内す
    る円滑面を有し、シートベルトは第一および第二のクラ
    ンプ面間で締付タングとラックバーおよびラッチプレー
    トとを通り前記円滑面上を摺動しつつ前記第一の経路に
    沿って両方向に移動せしめられる請求項4記載の締付タ
    ング。
  7. 【請求項7】 前記第二のクランプ面は、前記ロックバ
    ーが前記非ロック位置にあるとき、シートベルトが前記
    第一および第二のクランプ面間に延びる直線通路を締付
    タングに対して移動されるように前記第一のクランプ面
    からある量間隔をあけて配置される請求項4記載の締付
    タング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014013987A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 タカタ株式会社 タングおよびこれを用いたシートベルト装置

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WO2014013987A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 タカタ株式会社 タングおよびこれを用いたシートベルト装置
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