JP2014180966A - エアバッグ装置 - Google Patents

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孝之 山中
Hiroshi Masuda
泰士 増田
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弘 加藤
Hiroaki Yamada
広明 山田
Atsushi Nagata
篤 永田
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Abstract

【課題】コンパクトに収納でき、かつ、作動時に、大きな荷重の作用するエリアに配置可能な支持部材を備えるエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグ装置Mでは、離隔側乗員DPの衝撃力作用側LWを覆うエアバッグ16の衝撃力作用側LWを支持する支持部材24が、支持部材本体25と、支持部材本体25を背もたれ部2側に取り付けるブラケット部29と、を備える。支持部材本体25は、元部25aがブラケット部29に対して回動可能に取り付けられ、先端25bが肩部支持部25cを構成するともに、エアバッグ16膨張完了時の先端側から延びるテザー21に連結され、ブラケット部29に設けられるガイド32に沿ってスライド移動可能とされ、元部25a側を背もたれ部2に沿ってスライド移動させつつ、先端25bを背もたれ部2から回動して突出し、膨張完了時のエアバッグ16の衝撃力作用側を支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、座席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔座席に着座した離隔側乗員を保護可能なエアバッグ装置に関する。
従来、車両の所定の収納部位に折り畳んで収納され、車両の衝撃時に、膨張用ガスの流入によって展開膨張し、乗員等を拘束可能なエアバッグ装置について、展開膨張したエアバッグを、複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔座席に着座した離隔側乗員を保護可能に構成したものがあった。また、このエアバッグ装置は、座席の背もたれ部に収納され、車両の衝撃時に突出して、膨張完了時のエアバッグにおける衝撃力作用側を支持可能な支持部材を備えたものがあった。(例えば、特許文献1を参照)
特開2011−178189号公報
複数の座席を並設させて構成される車両において、席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力側から遠い離隔座席に着座した乗員は、衝撃力作用側の反対方向に移動しようとする車両に抗して、慣性力によって着座位置に留まろうとするものの、特に、シートベルトによって比較的拘束が可能な腰部等、着座状態での下方部位は、車両の移動とともに衝撃力作用側の反対方向へ移動が比較的容易であるが、特に肩部より上方の部位は、下方部位を支点として回転させられ、衝撃力作用側、即ち、車幅方向の車室内側へ大きく移動させられ、車室内の他の障害物との干渉が起こりやすくなってしまう。
従来のエアバッグ装置では、膨張完了時のエアバッグにおける衝撃力作用側は、支持部材で支持されているものの、支持部材は、突出した状態では、着座している離隔乗員の胸部の対応位置より下方において、エアバッグを支持するものである。このため、離隔乗員の肩部より上方の部位は、衝撃力作用側である車幅方向の車室内側へ大きく移動させられてしまうこととなる。
本発明に係るエアバッグ装置は、上述の問題を解決するものであり、着座している離隔乗員における上方の部位の、衝撃力作用側である車幅方向の車室内側への移動を極力抑制し、隣接する座席に着座している乗員等の車室内の障害物との干渉による衝撃を極力緩和可能とするものである。
本発明の請求項1に係る発明では、複数の座席を並列させて構成される車両に搭載されて、該座席の並列方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を保護可能であって、前記離隔側座席の背面側部内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて前記離隔側乗員の衝撃力作用側を覆うように展開膨張するエアバッグと、前記背面側部内の収納部に収納されるとともに、展開膨張する前記エアバッグに連動して該収納部から突出し、膨張完了時の前記エアバッグにおける衝撃力作用側を支持可能な支持部材と、を備えるエアバッグ装置において、前記支持部材が、支持部材本体と、該支持部材本体を前記背面側部に取り付けるブラケット部と、を備える構成とされて、前記支持部材本体は、前記背面側部からの突出したときには、前記離隔側乗員の肩部の側方に配設される肩部支持部を備えていることを要旨とする。
請求項1の発明においては、膨張完了状態のエアバッグの衝撃作用側を支持する支持部材が、離隔側座席の背面側部内の収納部に収納され、展開膨張するエアバッグに連動して収納部から突出し、膨張完了時のエアバッグにおける衝撃力作用側を支持可能な支持部材を備えるものである。支持部材は、支持部材本体と、この支持部材本体を背面側
部側に取り付けるブラケット部と、備える構成とされ、支持部材本体は、背面側部から突出したときには、離隔側乗員の肩部の側方に配設される肩部支持部を備える構成とした。
こうすることにより、支持本体部の肩部支持部は、エアバッグの衝撃力作用側において、膨張完了状態のエアバッグにおける衝撃力作用側の、離隔側乗員の肩部の側方を支持することとなり、衝撃力作用側である車幅方向の車室内側への移動する離隔側乗員の肩部の移動を抑制して、隣席の乗員等の、車室内の障害物との干渉を抑制することを可能とすることができる。
本発明の請求項2に係る発明では、請求項1に記載の発明に加え、前記支持部材は、展開膨張する前記エアバッグを駆動源として、前記背面側部から突出することを要旨とする。
請求項2の発明においては、支持部材を、背面側部内に折り畳まれて収納され、内部に膨張用ガスが流入する際の、エアバッグの展開膨張力を駆動源として、背面側部から突出することができる。従って、支持部材を背面側部から突出させる駆動源を、別途設ける必要がなく、エアバッグ装置をコンパクトで、かつ、安価に製造することが可能となる。
本願の請求項3に係る発明では、前記エアバッグは、請求項1または請求項2に記載の発明に加え、膨張完了時には、前記離隔側乗員の側方側の胸部から上方側を覆うように展開膨張し、その上端は、前記離隔側乗員の頭部より上方に位置しているとともに、前記収納部から突出した前記支持部材の前記支持部材本体より上方に位置することを要旨とする。
請求項3の発明においては、エアバッグは、膨張完了状態において、離隔側乗員の側方側の胸部から上方を覆うように展開膨張し、その上端は、離隔側乗員の頭部より上方に位置する構成とした。即ち、膨張完了時のエアバッグの上端は、離隔側座席の背もたれの部の上方のヘッドレストの上端より上方に位置することとなる。そして、エアバッグの上端は、背面側部から突出した支持部材本体より上方に位置する構成とした。抗することにより、衝撃力作用側である車幅方向の車室内側へ移動する離隔側乗員において、上述の通り、車室内側への移動量が大きくなる、上方側、特に頭部は、エアバッグでの拘束によって衝撃を緩和することができるとともに、エアバッグは、離隔側乗員の肩部側方で支持部材本体に支持されて、車室内側への移動量が抑えられ、よって、離隔側乗員の衝撃を適度に緩和することができるとともに、衝撃力作用側である車室内側への移動も抑制することを可能とすることができる。
本発明のエアバッグ装置では、複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、座席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔座席に着座した離隔側乗員について、同離隔側乗員を適確に拘束し、車室内側への移動を抑制して、他の障害物との干渉を抑制するものである。
本発明の一実施形態であるエアバッグ装置を搭載させた座席の側面図である。 図1の座席において、背もたれ部の部位を拡大した部分拡大側面図である。 図2のIII−III部位の部分拡大断面図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグを平らに展開した状態の側面図である。 図4のエアバッグを単体で膨張させた状態の断面図であり、図4のV−V部位に対応する。 実施形態のエアバッグ装置に使用する支持部材の側面図であり、待機位置にある状態と、支持位置にある状態と、を示す。 図6の支持部材のブラケット部において、ガイド溝の上端側に配置される係止孔部付近を示す部分拡大側面図である。 実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す側面図である。 実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す車両前方側から見た概略図である。 本発明の他の形態である支持部材の側面図であり、待機位置にある状態と、支持位置にある状態と、を示す。 図10の支持部材を使用したエアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す側面図である。 本発明のさらに他の形態であるエアバッグ装置を搭載させた座席の側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明のエアバッグ装置の第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態において、前後・左右・上下の方向は、特に断らない限り、車両の前進方向時における前後・左右・上下方向と一致するものである。
第1実施形態では、図10に示すように、左右方向に沿って併設され、各々が独立した着座部を有する分割シートとしての運転席DSと助手席PSとを備える車両Vにおいて、左側LW(助手席PS側)の側面から衝撃が付加された場合を、例に採り説明する。すなわち、第1実施形態では、右側RWに位置する助手席PSが、衝撃作用側に近い近接側座席とされて、運転席DSに着座した運転者DPを、離隔側乗員として保護するエアバッグ装置Mで、背面側部として背もたれ部2を、例に採り説明する。
エアバッグ装置Mを搭載させる運転席DSは、図1に示すように、座席1と、座席1の後端側から後上方に向かって延びる背もたれ部2と、背もたれ部2の上端から上方に突出するヘッドレスト7と、を備えている。
背もたれ部2は、図2、図3に示すように、板金素材からなるシートフレーム3と、シートフレーム3の周囲を覆うように配置されるクッション6と、を備える構成である。シートフレーム3は、背もたれ部2の左右両縁側と上縁側とにかけて、前後方向側から見て略U字形状に、配置されるものであり、第1実施形態では、シートフレーム3において、衝撃力作用側となる左側LWに位置する左縦フレーム部4に、エアバッグ装置Mが取り付けられている。
左縦フレーム部4は、図3に示すように、略平板上として、運転席DS及び助手席PSの並設方向と略直交する方向、すなわち、前後方向に略沿って、配置されるもので、背もたれ部2の上下の略全域にわたって、配置されている。そして、第1実施形態の場合、エアバッグ装置Mは、図3に示すように、背もたれ部2におけるシートフレーム3の左縦フレーム部4とクッション6との間に形成される隙間に、収納されている。なお、背もたれ部2のクッション6の外表面側には、表皮(図符号略)が配置されているが、この表皮は、エアバッグ16の展開膨張時に、クッション6の一部の破断に伴って一部を破断させて、エアバッグ16の支持部材26とを前方に突出させることとなる。
エアバッグ装置Mは、運転席DSの衝撃力作用側である左側LWの側面側(左縦フレーム部4の左側面側)に配置されるもので、図1〜図3に示すように、運転席DSの背もたれ部2内に折り畳まれて収納されるエアバッグ16と、エアバッグ16に膨張用ガスを供給するインフレーター10と、背もたれ部2内に配置されてエアバッグ16の展開膨張により車両前方側へ突出する支持部材26と、膨張完了時のエアバッグ16の左側面側に配置されて支持部材26を覆うカバー部材23と、を備えている。
インフレーター10は、図1〜図3に示すように、略円柱状の本体11と、本体11の外周側を覆うように配置される取付ブラケット12と、を備えている。本体11は、長手方向を左縦フレーム部4に略沿わせるように配置されるもので、第1実施形態の場合、円柱状の大径部11aと、大径部11aの上端側に設けられてガス吐出口11cを有した小径部11bと、を備えるとともに、大径部11aの下端側に、図示しないエアバッグ作動回路と電気的に接続されるリード線11dを結線させて構成されている。
取付ブラケット12は、本体11を保持可能な略円筒状の保持部12aと、保持部12aから右側に向かって突出する取付ボルト12bと、を備えている。取付ボルト12bは、保持部12aの軸方向に沿って、2箇所に形成されている。
そして、第1実施形態の場合、インフレーター10は、エアバッグ16に形成されて後述する取付孔18から取付ボルト12bを突出させ、リード線11dを外部に突出させるようにして、エアバッグ16から突出している取付ボルト12bを、左縦フレーム部4から突出させてナット13止めすることにより、エアバッグ16とともに、左縦フレーム部4の左側面に取り付けられる構成である(図3参照)。第1実施形態の場合、取付ボルト12bは、支持部材24を左縦フレーム部4から突出される構成であり、インフレーター10は、エアバッグ16及び支持部材24とともに、左縦フレーム部4に取り付けられている。
エアバッグ16は、上述したごとく、インフレーター10とともに、支持部材24を左縦フレーム部4に取り付けるブラケット部29の右側壁30を介して、左縦フレーム部4に取り付けられるもので、第1実施形態の場合、内部に膨張用ガスを流入させて膨張するバッグ本体17と、支持部材24における支持部材本体25と連結されるテザー21と、を備えている。
バッグ本体17は、図8、図9に示すように、膨張完了時に、運転席DSに着座した運転者DP(離隔側乗員)の左側LW(衝撃力作用側)を覆うように配置されるもので、膨張完了形状を、背もたれ部2から斜め前上方に突出するような略楕円板形として、膨張完了時の下端側を、左縦フレーム部4に取り付けられている。バッグ本体17は、図4,5に示すように、外形形状を略同一とされて、膨張完了時に運転者DP側となる右側に配置される右側壁部17aと、左側に配置される左側壁部17bと、を有し、この右側壁部17aと左側壁部17bとの周縁相互を結合(縫着)させて、袋状とされている。
第1実施形態の場合、バッグ本体17は、ポリアミド糸やポリエステル糸等からなる可撓性を有した織布の表面にシリコン等のコーティング剤を塗布したコート布から、形成されている。また、右側壁部17aの下端近傍には、インフレーター10の取付ボルト12bを挿通させるための取付孔18が、前後2箇所に形成されている。また、バッグ本体17の内部には、膨張完了時の厚さを規制する帯状の厚さ規制部材19が、両縁側を、それぞれ、右側壁部17aと左側壁部17bとに結合(縫着)させるようにして、配置されている。厚さ規制部材19は、バッグ本体17と同様に、可撓性を有した織布から形成され、実施形態の場合、膨張完了時のバッグ本体17を側方から見て、バッグ本体17の外形形状と略相似形となる略楕円筒状として、上下の中央よりやや下方となる位置に配置され(図4参照)、図5に示すように、軸方向に沿った両縁側を、右側壁部17aと左側壁部17bとに縫着(結合)させて構成されている。
テザー21は、図4に示すように、膨張完了時のバッグ本体17において、衝撃力作用側(左側LW)となる左側壁部17bの外表面側に配置されるもので、元部21a側を、バッグ本体17における膨張完了時の先端側となる前縁17c側に、連結されている。詳細には、テザー21の元部21aは、バッグ本体17の前縁17c側において上下の上方側となる位置に、連結されている。テザー21の先端21b側は、後述するごとく、支持部材本体25の先端25b側に、連結されている。第1実施形態の場合、テザー21は、可撓性を有した帯状の織布から形成されており、テザー21の元部21a側は、右側壁部17aと左側壁部17bとの周縁相互を縫合糸を用いて縫着させてバッグ本体17を製造する際に、共縫いされて、バッグ本体17に連結されている。
このテザー21は、バッグ本体17の展開膨張時に、背もたれ部2から前方に突出するように膨張するバッグ本体17の膨張に伴って、待機位置P1に配置される支持部材本体25を、先端25b側を前方に向けるように前方に向かって回転させて突出させ、かつ、ガイド溝32に沿って上方にスライド移動させて、支持位置P2に配置させるために、配設されるものである。そして、第1実施形態の場合、テザー21は、バッグ本体17の膨張完了時であって支持部材本体25の支持位置P2への配置後に、側方から見て、バッグ本体17に連結される元部21a側を、支持部材本体25に連結される先端21bよりも上方に位置させるように、後下がりに傾斜して、前後方向に沿うようにして、配置されることとなる(図8参照)。
支持部材24は、図1〜3に示すように、背もたれ部2内に収納されて、展開膨張するエアバッグ16を駆動源として突出する支持部材本体25と、支持部材本体25を背もたれ部2に取り付けるブラケット部29とを、備える構成とされている(図6参照)。
ブラケット部29は、前方を開口させた断面略コ字形状とされるとともに、左縦フレーム部4(背もたれ部2)に略沿って配置される長尺状とされるもので、右側壁30に、インフレーター10の取付ボルト12bを挿通可能な挿通孔30aを有し、内部に折り畳まれたエアバッグ16とインフレーター10とを挿入させるようにして、右側壁30から突出させたインフレーター10の取付ボルト12bと、ナット13と、を利用して、左縦フレーム部4に取り付けられる構成である(図3参照)。
ブラケット部29の左側壁31には、支持部材本体25の元部25a側をスライド移動可能なガイドとしてのガイド溝32が、形成されている。ガイド溝32は、図6に示すように、左側壁31の長手方向に沿って、すなわち、左縦フレーム部4及び背もたれ部2に略沿うように上下方向に略沿った直線状に形成されるもので、支持部材本体25から突出するように形成されるガイドピン26を挿通可能に、構成されている。第1実施形態の場合、ガイド溝32は、左側壁31の前縁及び左縦フレーム部4に対して、上端を前方に向けるように(鉛直方向に対する傾斜角度を小さくするように)傾斜して、配置されている。
ガイド溝32の上端32a側には、支持部材本体25の元部25a側に配置されるガイドピン26に対応させて構成されて、支持部材本体25のスライド完了後の復帰を規制するストッパ機構としての係止孔部33が、形成されている(図6,7参照)。この係止孔部33は、ガイド溝32の上端32aに連通されるとともに、ガイド溝32の上端32aから前方に向かって突出するように、形成されている。この係止孔部33は、ガイドピン26を挿入可能として、周縁でガイドピン26を係止させる構成とされるもので、図7に示すように、ガイドピン26の戻りを防止するように、ガイド溝32との交差部位となる前下縁33a側を僅かに後上方に突出させるように、構成されている。
支持部材本体25は、展開膨張するエアバッグ16を駆動源として、エアバッグ16の展開膨張時に前方に突出して、バッグ本体17の衝撃力作用側(左側LW)を支持可能な構成とされるもので、長尺の略平板状として、板金素材から、形成されている。支持部材本体25は、元部25a側を、ブラケット部29の左側壁31に、取り付けられている。詳細には、支持部材本体25は、元部25a側において右側に突出するように形成される丸棒状のガイドピン26を、ガイド溝32に挿通させ、ガイド溝32からの抜けを防止されるようにして、左側壁31の外表面側に回動自在に取り付けられている。
そして、支持部材本体25は、待機位置P1においては、図6のAに示すように、ガイドピン26をガイド溝32の下端32b周縁に当接させつつ、長手方向をガイド溝32に略沿わせるようにして、背もたれ部2内に収納されている。そして、エアバッグ16の展開膨張時には、支持部材本体25は、先端25bを前方に向けるように回転しつつ、ガイドピン26をガイド溝32に対してスライドさせるようにして、元部25a側を上昇移動させつつ、前方に突出して、エアバッグ16の衝撃力作用側(左側LW)を支持する支持位置P2に配置される構成である(図6のB参照)。第1実施形態では、支持位置P2に配置される支持部材本体25は、テザー21から直線的に連なるように配置されることとなる。また、支持部材本体25には、図6に示すように、元部25aよりも先端側となる位置であって、第1実施形態の場合、先端25b近傍となる位置に、テザー21の先端21b側を挿通させて連結させる連結孔27を、備えている。
この支持部材本体25は、エアバッグ16の展開膨張時、バッグ本体17の前方への突出に伴うテザー21の前上方への移動により、待機位置P1から、先端を前上方へ引っ張られるような態様となって、ガイドピン26を回転中心として先端25bを前方に向けるように回転しつつ、背もたれ部2から前方に突出することとなる。また、第1実施形態では支持部材本体25は、前方への回転と同時に、ガイドピン26をガイド溝32に対してスライドさせつつ、上昇移動することとなる。ガイドピン26が、ガイド溝32の上端32aに到達し、ガイド溝32の上端32aに形成される係止孔部33に挿入されて、係止孔部33の周縁に係止されれば、支持部材本体25の前上方への移動が完了して、支持部材本体25が支持位置P2に配置されることとなる(図6のB参照)。
そして、この支持位置P2に配置された状態で、図8,9に示すように、支持部材本体25が、膨張を完了させたバッグ本体17の衝撃力作用側(左側LW)を支持することとなる。実施形態の場合、支持部材本体25は、前上方への突出完了時(支持位置P2への配置時)に、図8に示すように、テザー21から直線的に連なるように、先端25b側を上方とし、元部25a側が下方となるように傾斜して配置されている。詳細には、支持部材本体25は、突出完了時に、先端25bを上方に向けるように、テザー21に沿って、前後方向に対して、先端25b側から後方である元部25a側に向けて斜め後方に傾斜させて配置され、運転者DP(離隔側乗員)の肩部SPの衝撃力作用側(左側LW)を支持可能な、肩部支持部25cを備えて構成されている(図8参照)。
実施形態のエアバッグ装置Mでは、車両Vの左側LWから図示しない衝突物が衝突した側面衝突時に、図示しないエアバッグ作動回路からの作動信号を受けて、インフレーター10が作動されることとなり、バッグ本体17が、内部に膨張用ガスを流入させて膨張して、背もたれ部2から前方に突出し、また、このバッグ本体17の前方への突出に伴って、待機位置P1において背もたれ部2内に収納されている支持部材本体25が、先端25bを前方に向けるように回転しつつ、ブラケット部29に対して上昇移動して、前上方に向かって突出されることとなる。そして、エアバッグ16が、図9に示すように、運転者DPの左側LW(衝撃力作用側)を覆うように膨張を完了させることとなり、支持部材本体25が、図8に示すように、膨張を完了させたエアバッグ16の左側LW(衝撃力作用側)となる支持位置P2に、配置されることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、支持部材本体25は、エアバッグ16の膨張完了時に、元部25a側をブラケット部29に設けられるガイド溝32(ガイド)に沿ってスライドしつつ、先端25b側を背もたれ部から突出させるように回動された状態で、エアバッグ16の衝撃力作用側(左側LW)を支持する構成である。
すなわち、第1実施形態のエアバッグ装置Mでは、支持部材本体25は、全体をスライド移動させることにより、移動完了時に、背もたれ部2内への収納時(待機位置P1への配置時)における元部25a側の位置(ガイド溝32の下端32b側)から上方に離隔した位置に、配置されることから、長さ寸法を長くしなくとも、支持部材本体25を、回転軌跡を越えて、大きな荷重の作用するエリア(実施形態の場合、離隔側乗員としての運転者DPの肩部SPの側方)に配置させることができ、大きな荷重の作用するエリアを支持することができる。そのため、離隔側乗員としての運転者DPの衝撃力作用側(左側LW)を、的確に支持することができ、離隔側乗員としての運転者DPを、エアバッグ16を介して、的確に保護することができる。
なお、エアバッグ16が衝撃力作用側(左側LW)に向かって移動する運転者DPを受け止めると、エアバッグ16を支持している支持部材本体25は、先端25bを左側に向けるように移動しようとするが、支持部材本体25の元部25a側の縁部25abが、ガイドピン26を超えて延びる領域を有しており(図6のB参照)、この領域を、左側壁31に当接支持させて、さらなる左方への移動を抑制できることから、支持部材本体25によって、運転者DPを的確に支持させることができる。
したがって、第1実施形態のエアバッグ装置Mでは、支持部材24をコンパクトに収納させることができて、かつ、作動時に、大きな荷重の作用するエリアに配置させることができる。
また、第1実施形態のエアバッグ装置Mでは、ガイド溝32に、支持部材本体25の元部25aに配置されるガイドピン26に対応させて、支持部材本体25のスライド完了後の復帰を規制するストッパ機構としての係止孔部33を、配置させていることから、支持部材本体25が、突出完了後に、作動前の状態に戻るように移動することを抑制できる。なお、このような点を考慮しなければ、ガイドにストッパ機構を配設させない構成としてもよい。
さらに、第1実施形態のエアバッグ装置Mでは、支持部材本体25は、突出時に、元部25a側を上方に向かってスライド移動させて、スライド移動完了後(支持位置P2への配置時)に、肩部支持部25cが、運転者DPの肩部側方に位置するように先端25bを元部25aより上方となるよう傾斜して配置されて、運転者DPの肩部SP近傍の衝撃力作用側(左側LW)を支持する構成である。そのため、大きな荷重の作用する運転者DP(離隔側乗員)の肩部SP付近を、エアバッグ16を介在させて、前後方向に略沿って配置される支持部材本体25によって、前後に広いエリアで、的確に拘束することができ、運転者DPが衝撃力作用側(左側LW)に向かって移動することを、的確に抑制することができる。
さらに、支持部材本体25が、肩部支持部25c近傍の先端25bが上方となり、下方となる後方の元部25aに向けて、前後方向に沿って傾斜している。そして、元部25a近傍の後方側は、運転者DPの胸部周辺に配置されることになるので、上下方向の広い領域を拘束可能とすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態においては、支持部材40として、図10に示す構成のものを使用している。支持部材40は、支持部材本体25Aと、ブラケット部29Aと、突出完了時の支持部材本体25Aとブラケット部29Aとを連結するように配置される補助リンク片41と、を備える構成である。補助リンク片41は、元部41a側を、回動ピン42を用いて、ブラケット部29Aの左側壁31Aに対して回動自在に連結され、先端41b側を、回動ピン43を用いて、支持部材本体25Aに対して回動自在に連結される構成である。支持部材本体25Aとブラケット部29Aとは、補助リンク片41を連結させる以外は、上述の支持部材本体25及びブラケット部29と略同一の構成であり、同一の部材には、同一の図符号の末尾に「A」を付して、詳細な説明を省略する。
補助リンク片41は、支持部材本体25Aと同様に、長尺の略平板状として、板金素材から、形成されるもので、元部41a側を、ブラケット部29Aの左側壁31Aにおいて、ガイド溝32Aの下端32b側(元部側)の前方となる位置に、連結させている。また、補助リンク片41の先端41b側は、支持部材本体25Aの先端25b近傍であって、バッグ本体17から延びるテザー21を連結させる連結孔27Aの元部側に隣接した位置に、連結されている。そして、このような構成の支持部材40は、待機位置P3においては、図10のAに示すように、ガイドピン26Aをガイド溝32Aの下端32b周縁に当接させるようにして、支持部材本体25Aと補助リンク片41とを、それぞれ、長手方向をガイド溝32Aに略沿わせるようにして、運転席DSの背もたれ部2内に収納されている。
そして、この支持部材40では、エアバッグ16の展開膨張時、バッグ本体17の前方への突出に伴うテザー21の前上方への移動により、支持部材本体25Aが、待機位置P3から、先端25bを前上方へ引っ張られるような態様となって、ガイドピン26Aを回転中心として先端25bを前方に向けるように回転しつつ、背もたれ部2から前方に突出することとなる。
また、第2実施形態では、支持部材本体25Aは、前方への回転と同時に、ガイドピン26Aをガイド溝32Aに対してスライドさせつつ、上昇移動することとなる。そして、この支持部材本体25Aの移動に伴って、補助リンク片41も背もたれ部2から前方に突出することとなり、ガイドピン26Aが、ガイド溝32Aの上端32aに到達し、係止孔部33Aに挿入されて、係止孔部33Aの周縁に係止されれば、支持部材本体25A及び補助リンク片41の前上方への移動が完了して、支持部材本体25Aと補助リンク片41とが支持位置P4に配置されることとなる。
このような構成の支持部材40においても、支持部材本体25Aは、前上方への突出完了時(支持位置P4への配置時)に、テザー21から直線的に連なるように、先端25bが上方に、元部25aが下方となるように、前方から後方に向けて傾斜するよう前後方向に沿って配置されることとなり(図11参照)、補助リンク片41は、支持部材本体25Aの先端25b側とガイド溝32Aの下端32b(元部)側とを直線的に結ぶように、前上がりに傾斜して配置されている。
上記のような構成の支持部材40を使用すれば、突出完了時(支持位置P4への配置時)には、補助リンク片41は支持部材本体25より水平方向に対してより大きな角度をもって傾斜することとなり、支持部材本体25Aと補助リンク片41とが、交差して、左右の側方から見て略三角形状に配置されることから、支持部材本体25Aと補助リンク片41とによって囲まれる略三角形状の領域で、膨張完了時のエアバッグ16の衝撃力作用側(左側LW)を支持させることができる。そのため、補助リンク片を備えない場合と比較して、膨張完了時のエアバッグ16の衝撃力作用側(左側LW)を、広い領域で支持させることができ、離隔側乗員としての運転者DPを、エアバッグ16を介して、一層、的確に保護することができる。
また、第2実施形態においては、支持部材本体25の先端25bと補助リンク片41の先端42bとで、肩部支持部25cを形成している。上記の通り、突出完了時(支持位置P4への突出時)には、補助リンク片41は支持部材本体25より水平方向に対してより大きな角度をもって傾斜しているので、離隔側乗員としての運転者DPの肩部を、支持部材本体25の先端25bと補助リンク片41の先端41bとが協同して、補助リンク片41を備えない場合と比較して、膨張完了時のエアバッグ16の衝撃作用側(左側LW)を、より広い領域で支持で支持させることができ、エアバッグ16を介して、一層、的確に保護することができる。
なお、上述した支持部材40では、エアバッグ16から延びるテザー21の先端21b側を、支持部材本体25A自体の先端25b側に連結させているが、テザーの先端側は、支持部材本体の先端側であれば、補助リンク片の先端となる位置に連結させても同様の作用が得られることから、補助リンク片の先端側に連結させる構成としてもよい。また、補助リンク片41と支持部材本体25Aとは、相互の先端41b,25b近傍(テザー21を連結させる連結孔27Aに隣接した位置)で、相互に連結されているが、補助リンク片と支持部材本体とに、それぞれ、相互の連結部位からさらに延びるような延設部24t(図11の二点鎖線参照)を、配設させるように、構成してもよい。
このような構成とすれば、特に、離隔側乗員としての運転席DSの肩部をさらに広い領域で支持することができ、支持性能を向上させることができるが、支持部本体及び補助リンク片の長さが大きくなり、背もたれ部2内への収納性能を低下させない範囲で、延設部を設ける構成とすることが好ましい。
また、第1実施形態および第2実施系形態では、支持部材24,40として、支持部材本体25,25Aを上方にスライド移動させる構成のものを使用しているが、支持部材本体のスライド方向は上方に限られるものではない。例えば、図12に示すエアバッグ装置のように、エアバッグ45として、離隔側乗員としての運転者DPの胸部BPを保護するように背もたれ部2から前上方に向かって突出する胸部保護部46に加えて、運転者DPの腰部WPを保護するように背もたれ部2から前下方に向かって突出する腰部保護部47を、有する構成のものを使そして、このようなエアバッグ45を使用する場合、支持部材本体25U,25Dを、上下に2つ配設させ、上側の支持部材本体25Uを、胸部保護部46の左側を支持可能に上方にスライドさせる構成とし、下側の支持部材本体25Dを、腰部保護部47の左側を支持可能に下方にスライドさせるように構成してもよい。
さらに、第1実施形態および第2実施系形態では、エアバッグを、背もたれ部2に収納する形態としたが、本発明のエアバッグ装置は、エアバッグと支持部材とを背面側部としてのヘッドレスト内に収納して、展開膨張時には、離隔側乗員としての運転席DSの頭部の側方に配置して頭部およびその下方側の肩部PSを拘束する形態とすることもできる。
なお、実施形態では、助手席の側方(左側)からの側面衝突時に、離隔側座席としての運転席に着座した運転者を、離隔側乗員として保護するエアバッグ装置を例に採り説明したが、勿論、運転席の側方(右側)からの側面衝突時に、離隔側座席としての助手席に着座した乗員を、離隔側乗員として保護する装置に、本発明を適用してもよい。さらには、本発明のエアバッグ装置は、車両の前席に着座した乗員を保護する装置に限られるものではなく、車両の後席に着座した乗員を保護するように構成してもよく、また、座席は、運転席と助手席とが独立した分割シートに限らず、いわゆるベンチシートや、前後方向に沿って並設される座席を備える車両にも、適用可能である。
さらに、第1実施形態、第2実施形態において、膨張完了時の厚さを規制する帯状の厚さ規制部材19を設ける構成としたが、本発明はのエアバッグ装置では、厚さ規制部材19を設けないで、右側壁部17aと左側壁部17bとを直接縫合することにより、非膨張領域を設ける構成とすることもできる。そして、支持部材本体25、25Aと補助リンク片41とは、エアバッグ16の膨張完了状態であって、支持位置P2,P4に配置された状態では、この厚み規制領域または日膨張領域を前後方向に横断するように構成されている。
2…背もたれ部(背面側部)
3…シートフレーム
10…インフレーター
16,45…エアバッグ
17…バッグ本体
17c…前縁(先端)
21…テザー
24,40…支持部材
25,25A,25U,25D…支持部材本体
25a…元部
25b…先端
25c…肩部支持部
29,29A…ブラケット部
32,32A…ガイド溝(ガイド)
33,33A…係止孔部(ストッパ機構)
41…補助リンク片
41a…元部
41b…先端
DP…運転者(離隔側乗員)
SP…肩部
DS…運転席(離隔側座席)
LW…左側(衝撃力作用側)
RW…右側(離隔側)
M…エアバッグ装置

Claims (3)

  1. 複数の座席を並列させて構成される車両に搭載されて、該座席の並列方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を保護可能であって、
    前記離隔側座席の背面側部内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて前記離隔側乗員の衝撃力作用側を覆うように展開膨張するエアバッグと、
    前記背面側部内の収納部に収納されるとともに、展開膨張する前記エアバッグに連動して該収納部から突出し、膨張完了時の前記エアバッグにおける衝撃力作用側を支持可能な支持部材と、
    を備えるエアバッグ装置において、
    前記支持部材が、支持部材本体と、該支持部材本体を前記背面側部に取り付けるブラケット部と、を備える構成とされて、
    前記支持部材本体は、前記背面側部からの突出したときには、前記離隔側乗員の肩部の側方に配設される肩部支持部を備えていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記支持部材は、展開膨張する前記エアバッグを駆動源として、前記背面側部から突出することを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、膨張完了時には、前記離隔側乗員の側方側の胸部から上方側を覆うように展開膨張し、その上端は、前記離隔側乗員の頭部より上方に位置しているとともに、前記収納部から突出した前記支持部材の前記支持部材本体より上方に位置することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のエアバッグ装置。
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