JP2014184853A - ファーサイド乗員拘束装置及び車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突時における乗員保護性能を良好にすると共に、通常時における着座乗員の後方視界やシートバックの見栄えを良好にする。
【解決手段】ファーサイド乗員拘束装置10では、シートバック16のトンネル側サイド部16A内に収納されたエアバッグ24が膨張展開する際には、トンネル側サイド部16A内に収納された乗員拘束バー20が、シートバックフレーム28に連結された下端部を中心として、車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転する。これにより、乗員拘束バー20と着座乗員Pとの間のエアバッグ展開スペースを広く確保しつつ、膨張展開したエアバッグ24を乗員拘束バー20によって車幅方向内側から支持することができる。しかも、通常時には、乗員拘束バー20がエアバッグ24と共にトンネル側サイド部16A内に収納されるため、着座乗員Pの後方視界や車両用シート12の見栄えを良好にすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の側面衝突時に車両用シートの着座乗員を車幅方向内側から拘束するファーサイド乗員拘束装置、及び該ファーサイド乗員拘束装置が搭載された車両用シートに関する。
下記特許文献1に記載された自動車用シートは、側面衝突時に乗員を保護する乗員保護機構を備えている。この乗員保護機構は、シートバックにおける車幅方向内側の側部に展開可能に取り付けられたフレームと、当該フレームに固定された緩衝材とを有しており、側面衝突時に乗員の肩口近傍の高さに展開する。これにより、乗員の体を車幅方向内側から受け止めて、隣の乗員との衝突を防ぐようにしている。
一方、下記特許文献2には、側面衝突時に乗員を保護するエアバッグ装置が記載されている。このエアバッグ装置は、シートバックにおける車幅方向内側の側部に設けられたエアバッグと、当該エアバッグと同じ側でシートバックのフレームに回転可能に取り付けられた支持板とを備えている。この支持板は、エアバッグの膨張展開に連動して車両前方へ突出し、エアバッグに設けられた位置決め用の凹部に入り込む。これにより、膨張展開したエアバッグを支持板によって車幅方向内側から受け止めるようにしている。
特開2008−080973号公報 特開2011−178188号公報
上記特許文献1に記載された自動車用シートでは、フレームと緩衝材とを有する大型な乗員保護機構が、通常時にはシートバックから車幅方向内側へ突出して配置される。このため、運転中における着座乗員の後方視界が妨げられる可能性があると共に、シートバックの見栄えが悪くなる。
一方、上記特許文献2に記載されたエアバッグ装置では、シートバックのフレームから車両前方へ突出する支持板によって、エアバッグの展開スペースが制限されるため、エアバッグの迅速な展開性能を確保する観点で改善の余地がある。また、突出位置へ変位した支持板が入り込む凹部がエアバッグに設けられるため、エアバッグの設計自由度に制約が生じ、エアバッグの乗員保護性能に影響が及ぶ可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時における乗員保護性能を良好にすることができると共に、通常時における着座乗員の後方視界やシートバックの見栄えを良好にすることができるファーサイド乗員拘束装置及び車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るファーサイド乗員拘束装置は、車両用シートのシートバックにおける車幅方向内側の側部内に収納されたエアバッグを、インフレータからのガスによって着座乗員の車幅方向内側へ膨張展開させるファーサイドエアバッグ装置と、前記シートバックの高さ方向を長手として前記側部内に収納され、下端部がシートバックフレームに回転可能に連結されると共に、前記エアバッグの膨張展開に伴って車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転し、膨張展開した前記エアバッグを車幅方向内側から支持する支持部材と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、例えば車両の側面衝突が検知されると、ファーサイドエアバッグ装置のインフレータが作動し、車両用シートのシートバックにおける車幅方向内側の側部内に収納されたエアバッグが、インフレータからのガスによって着座乗員の車幅方向内側へ膨張展開する。この際、シートバックの高さ方向を長手として上記側部内に収納された長尺な支持部材が、シートバックフレームに回転可能に連結された下端部を中心として、車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転し、膨張展開した前記エアバッグを車幅方向内側から支持する。これにより、側面衝突の衝撃によって車幅方向内側へ慣性移動しようとする着座乗員からの荷重によって、エアバッグが車幅方向内側へ移動することを抑制できる。
しかも、本発明における支持部材は、上記のように車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転するため、車両前方へ真っ直ぐに回転する場合と比較して、支持部材と着座乗員との間のエアバッグ展開スペースを広く設定することができる。それにより、エアバッグの迅速な展開性能を確保することが可能になる。また、支持部材が入り込む凹部をエアバッグに設ける必要がなくなるため、エアバッグの設計自由度が向上する。これにより、乗員保護性能を良好にすることができる。さらに、通常時には、支持部材がエアバッグと共にシートバックにおける車幅方向内側の側部内に収納されるため、着座乗員の後方視界やシートバックの見栄えを良好にすることができる。
請求項2に記載の発明に係るファーサイド乗員拘束装置は、請求項1において、前記支持部材の下端部は、軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜した連結軸を介して前記シートバックフレームに連結されている。
請求項2に記載の発明では、シートバックの高さ方向を長手として当該シートバックの車幅方向内側の側部内に収納された長尺な支持部材の下端部が、上記のように傾斜した連結軸を介してシートバックフレームに連結されている。この連結軸回りに支持部材が車両前方側へ回転すると、支持部材における連結軸よりも上方側の部分が車幅方向内側へ変位する。このように、連結軸の傾斜によって支持部材の回転方向を案内するため、簡単な構成で、支持部材を車両前方側かつ車幅方向内側へ回転させることができる。しかも、支持部材を直線状(例えば、平板状)に形成した場合でも、上記のように支持部材を回転させることができるので、シートバックの側部内における支持部材の収納スペースを小さく設定することができる。
請求項3に記載の発明に係るファーサイド乗員拘束装置は、請求項1又は請求項2において、前記支持部材の上端部と前記エアバッグとが可撓性を有する連結部材によって互いに連結されている。
請求項3に記載の発明では、上述の如き連結部材を用いることにより、簡単な構成で、支持部材をエアバッグの膨張展開に伴わせて回転させることができる。しかも、連結部材が可撓性を有しているため、エアバッグを折り畳む際に、連結部材が邪魔にならないようにすることができる。また、支持部材の上端部が連結部材を介してエアバッグに連結されているため、膨張展開したエアバッグによって支持部材を突出した位置に保持することができる。
請求項4に記載の発明に係るファーサイド乗員拘束装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項において、前記エアバッグの膨張展開状態では、前記支持部材が着座乗員の肩部の中心に対して車幅方向に対向する。
請求項4に記載の発明では、上述の如く構成されているため、着座乗員に身体の中で相対的に荷重耐性が高い肩部の中心が、膨張展開したエアバッグを介して支持部材に支持される。これにより、車幅方向内側への着座乗員の移動を効果的に抑制することができる。
請求項5に記載の発明に係るファーサイド乗員拘束装置は、請求項4において、前記支持部材の下端部は、前記シートバックフレームの下部に連結されている。
請求項5に記載の発明では、エアバッグが膨張展開すると、支持部材がシートバックの下部から着座乗員の肩部の側方へ延びる。このように支持部材が延びることにより、着座乗員の体格の違いによらず、支持部材を肩部の中心に対して車幅方向に対向させることが可能になる。なお、請求項5に記載の「下部」は、シートバックフレームを、上部、上下方向中間部および下部に三等分した場合の下部のことである。
請求項6に記載の車両用シートは、着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、着座乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートバックに設けられた請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のファーサイド乗員拘束装置と、を備えている。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のファーサイド乗員拘束装置がシートバックに設けられているため、前述した如き作用効果を奏する。
以上説明したように、本発明に係るファーサイド乗員拘束装置及び車両用シートでは、側面衝突時における乗員保護性能を良好にすることができると共に、通常時における着座乗員の後方視界やシートバックの見栄えを良好にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るファーサイド乗員拘束装置が適用されて構成された車両用シートを車幅方向内側から見た側面図であり、エアバッグが膨張展開すると共に乗員拘束バーが突出位置へと回転した状態の図である。 同車両用シートの主要部の構成を車両前方側から見た正面図である。 同車両用シートの主要部の構成を車両上方側から見た平面図である。 (A)は、図2のF4−F4線に沿った切断面を示す拡大断面図であり、(B)は、(A)に示される構成の変形例を示す断面図である。 体格が異なる着座乗員の肩部と乗員拘束バーとの関係を説明するための図1に対応した側面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1実施形態に係るファーサイド乗員拘束装置10及び車両用シート12について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1〜図3には、本実施形態に係る車両用シート12(ここでは、右ハンドルの自動車の運転席)が示されている。この車両用シート12は、乗員Pの臀部及び大腿部を支持するシートクッション14と、シートクッション14の後端部に連結されて乗員Pの背部を支持するシートバック16と、シートバック16の上端部に連結されて乗員Pの頭部Hを支持するヘッドレスト17と、によって構成されている。
なお、本実施形態では、車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、車両の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向と一致している。また、図1では、車両用シート12には実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーPが着座している。このダミーPは、例えば国際統一側面衝突ダミー(World Side Impact Dummy:WorldSID)のAM50(米国成人男性の50%をカバーするモデル)である。以下、説明を分かりやすくするために、ダミーPを「着座乗員P」と称する。
一方、本実施形態に係るファーサイド乗員拘束装置10は、車両の側面衝突時において、主に衝突側とは反対側の乗員を保護するための装置であり、シートバック16に搭載されたファーサイドエアバッグ装置18及び乗員拘束バー20(支持部材)を主要部として構成されている。
ファーサイドエアバッグ装置18は、シートバック16の車幅方向内側(車幅方向中央側)の側部であるトンネル側サイド部16Aの内部に収納されたエアバッグモジュール22を備えている。このエアバッグモジュール22は、ファーサイドエアバッグであるエアバッグ24と、該エアバッグ24内でガスを噴出するインフレータ26(ガス発生装置)と、を主要部として構成されている。
エアバッグ24は、例えばナイロン系又はポリエステル系の布材を切り出して形成された1枚の基布が二つ折りにされて外周縁部を縫製されることにより袋状に形成されている。このエアバッグ24は、折り畳まれてインフレータ26と共にモジュール化(ユニット化)された状態でトンネル側サイド部16Aの内部に収納されており、インフレータ26を介してシートバックフレーム28のサイドフレーム部28Aに固定されている。このエアバッグ24は、例えば、蛇腹折りやロール折り等の折り畳み方によってシートバック16の前後方向に折り畳まれた後に、シートバック16よりも上方側へ膨張展開する部分が蛇腹折りやロール折り等の折り畳み方によってシートバック16の上下方向に折り畳まれる。
折り畳み状態のエアバッグ24(エアバッグモジュール22)は、上端部がシートバック16の上端部付近に位置しており、図2に示されるクリップ25によってシートバックフレーム28の上端部に係止されている。このクリップ25は、例えば樹脂材料によって形成されており、エアバッグ24が膨張展開する際に、上記の係止を解除するように構成されている。
上記のエアバッグ24は、インフレータ26から発生するガスの圧力で着座乗員Pの車幅方向内側の側方(トンネル側サイド部16Aの前方側かつ上方側)へ膨張展開する(図1参照)。この膨張展開の際には、トンネル側サイド部16Aの前端部においてシートバック16のパッド材及び表皮材が開裂される構成になっている。
図1に示されるように、エアバッグ24は、膨張展開状態を車幅方向から見た場合に、車両上下方向に沿って長尺な略矩形状(略長円形状)を成すように形成されており、着座乗員Pの頭部H、肩部S、胸部C、腹部B及び腰部Lを拘束可能な大きさに形成されている。
なお、エアバッグ24の大きさは、上記に限らず適宜変更可能である。また、エアバッグ24が1枚の基布によって縫製される構成に限らず、2枚の基布が重ね合わされて周縁部を縫製されることにより袋状のエアバッグ24が形成される構成にしてもよい。さらに、エアバッグ24の製造方法は縫製に限らず、例えば自動織機による袋織り工法(所謂OPW工法)を採用してもよい。
一方、インフレータ26は、図1に示されるように、所謂シリンダータイプのインフレータであり、エアバッグ24内の後端部側における上下方向中間部に収容されている。このインフレータ26は、円筒状に形成されており、軸線方向がシートバック16の高さ方向に沿う状態で配置されている。インフレータ26の外周部からは、車幅方向外側へ向けて上下一対のスタッドボルト(図示省略)が突出している。これらのスタッドボルトは、エアバッグ24の基布及びシートバックフレーム28のサイドフレーム部28Aを貫通しており、先端側に図示しないナットが螺合している。これにより、インフレータ26がエアバッグ24と共にサイドフレーム部28Aに締結固定されている。
このインフレータ26が作動した際には、当該インフレータ26の上端部又は下端部に設けられたガス噴出口からガスが噴出される構成になっている。このインフレータ26には、車両に搭載された側突ECU30が電気的に接続されている。この側突ECU30には、車両の側面衝突を検知する側突センサ32が電気的に接続されている。これらの側突ECU30及び側突センサ32は、ファーサイドエアバッグ装置18の構成部材である。
側突ECU30は、側突センサ32からの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際に、インフレータ26を作動させる構成とされている。詳細には、本実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置18が、右ハンドルの自動車の運転席である車両用シート12に搭載されているため、助手席側の車体側部(左側部)に対して他車両が衝突したことを側突ECU30が検知した際に、インフレータ26が作動される。なお、側突ECU30に側面衝突を予知(予測)するプリクラッシュセンサが電気的に接続されている場合には、プリクラッシュセンサからの信号に基づいて側突ECU30が側面衝突を予知した際にインフレータ26が作動される構成にしてもよい。
一方、乗員拘束バー20は、硬質樹脂材料又は金属材料によって長尺な平板状に形成されており、長手方向がシートバック16の高さ方向に沿う状態でトンネル側サイド部16Aの内部に収納されている。この乗員拘束バー20は、トンネル側サイド部16Aの内部において、エアバッグモジュール22よりも車幅方向内側(車幅方向中央側)に配置されている。この乗員拘束バー20に対応してサイドフレーム部28Aの下端部には、ブラケット34が固定されている。
図4(A)に示されるように、ブラケット34は、板金材料によって形成されたものであり、サイドフレーム部28Aに対して車幅方向内側に配置されている。このブラケット34は、シートバック16の高さ方向から見てサイドフレーム部28A側が開放された断面略U字状(断面略コ字状)に形成されており、サイドフレーム部28Aに対して車幅方向に対向した側壁部34Aと、側壁部34Aの車両前後端からシート幅方向内側へ向けて延設された前壁部34B及び後壁部34Cとによって構成されている。前壁部34Bは、サイドフレーム部28Aの前面に溶接等の手段によって固定されており、後壁部34Cは、サイドフレーム部28Aの後面に溶接等の手段によって固定されている。
ブラケット34の側壁部34Aは、シートバック16の高さ方向から見て、車両前方側へ向かうほど車幅方向内側へ向かうように傾斜している。この側壁部34Aの車両前後方向に対する傾斜角度は、例えば5度〜15度の範囲内に設定することが好ましい。この側壁部34Aの車幅方向外側面には、乗員拘束バー20の下端部が重ね合わされている。乗員拘束バー20の下端部には、側壁部34Aの側へ突出した連結軸36が溶接等の手段によって固定されている。
この連結軸36は、軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜しており、側壁部34Aに形成された円形の貫通孔38に回転可能に挿通されている。連結軸36の先端側の外周部には、雄ねじが形成されており、当該雄ねじにナット40が螺合している。これにより、乗員拘束バー20が連結軸36及びブラケット34を介してシートバックフレーム28に回転可能に連結(支持)されている。なお、図4(B)に示される変形例のように、ブラケット34を省略することもできる。この変形例では、サイドフレーム部28Aの側壁部28A1が、ブラケット34の側壁部34Aと同様に傾斜している。
乗員拘束バー20の上端部には、連結部材としてのストラップ42が設けられている。このストラップ42は、可撓性を有する材料によって長尺帯状に形成されており、長手方向一端部が乗員拘束バー20の上端部に固定されると共に、長手方向他端部がエアバッグ24の上下方向中間部に縫製されている。これにより、乗員拘束バー20の上端部とエアバッグの上下方向中間部とがストラップ42を介して互いに連結されている。なお、ストラップ42の長手方向他端部は、エアバッグ24においてシートバック16の上下方向に折り畳まれる部分よりも下方側の部位に縫製することが好ましい。
ここで、上記構成のファーサイド乗員拘束装置10では、インフレータ26からのガスによってエアバッグ24が膨張展開すると、ストラップ42を介してエアバッグ24に連結された乗員拘束バー20が、エアバッグ24の膨張展開に伴って(連動して)回転する。具体的には、エアバッグ24がトンネル側サイド部16Aの車両前方側かつ車両上方側へ膨張展開することにより、乗員拘束バー20の上端部がストラップ42を介してエアバッグ24に引っ張られる。これにより、乗員拘束バー20が連結軸36回りに回転する。この場合、連結軸36の軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜しているため、乗員拘束バー20は、車両前方側かつ車幅方向内側へ向けて回転(突出)する。
図1に示されるように、エアバッグ24の膨張展開が完了した状態では、乗員拘束バー20が車幅方向から見て車両前方斜め上方へ延びる突出位置に配置される。これにより、膨張展開したエアバッグ24が乗員拘束バー20によって車幅方向内側から支持される構成になっている。なお、図2及び図3には、乗員拘束バー20が突出位置に位置する状態が二点鎖線で示されている。以下、エアバッグ24の膨張展開が完了し、乗員拘束バー20が突出位置へと突出(展開)した状態を「展開状態」と称する。
上記の展開状態では、エアバッグ24に縫製されたストラップ42の長手方向他端部が、乗員拘束バー20の上端部の上方近部に配置される。このストラップ42によって、車両前後方向への乗員拘束バー20の回転が制限され、乗員拘束バー20が突出位置に保持されるようになっている。
また、この展開状態では、乗員拘束バー20の上端部が、着座乗員Pの肩部Sの中心(ここでは、AM50の肩部に設けられたボルト46)に対して、車幅方向外側から対向するようになっている。しかも、本実施形態では、乗員拘束バー20は、乗員の体格が小柄な場合(図5に点線で示される乗員P’参照)でも、展開状態において乗員P’の肩部S’と対向するように、下端部がサイドフレーム部28Aの下部に連結されている。この場合の「下部」は、シートバックフレーム28を、上部、上下方向中間部および下部に三等分した場合の下部のことである。なお、上記の乗員P’は、例えばAF05(衝突試験用のダミーであって、米国成人女性5パーセンタイルのモデル)であり、図5に示されるC’、B’、L’、46’は、当該乗員P’の胸部、腹部、腰部、肩部のボルトをそれぞれ示している。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成のファーサイド乗員拘束装置10では、側突ECU30が側突センサ32からの信号に基づいて車両の側面衝突を検知すると、当該側突ECU30によってインフレータ26が作動されてガスが噴出される。インフレータ26から噴出されたガスは、シートバック16のトンネル側サイド部16A内に収納されたエアバッグ24内に供給される。これにより、エアバッグ24が車両用シート12に着座した着座乗員Pの車幅方向内側へ膨張展開する。
この際、シートバック16の高さ方向を長手としてトンネル側サイド部16A内に収納された長尺な乗員拘束バー20が、シートバックフレーム28に回転可能に連結された下端部を中心として、車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転し、膨張展開した前記エアバッグ24を車幅方向内側から支持する。これにより、側面衝突の衝撃によって車幅方向内側へ慣性移動しようとする着座乗員Pからの荷重によって、エアバッグ24が車幅方向内側へ移動することを抑制できる。その結果、エアバッグ24による乗員保護性能を向上させることができる。
しかも、本実施形態における乗員拘束バー20は、上記のように車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転するため、車両前方へ真っ直ぐに回転する場合と比較して、乗員拘束バー20と着座乗員Pとの間のエアバッグ展開スペースを広く設定することができる。それにより、エアバッグ24の迅速な展開性能を確保することが可能になる。また、突出位置へと変位した乗員拘束バー20が入り込む凹部をエアバッグ24に設ける必要がなくなるため、エアバッグ24の設計自由度が向上する。これにより、乗員保護性能を良好にすることができる。さらに、通常時には、乗員拘束バー20がエアバッグ24と共にシートバック16のトンネル側サイド部16A内に収納されるため、着座乗員Pの後方視界やシートバック16の見栄えを良好にすることができる。
また、本実施形態では、乗員拘束バー20の下端部は、軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜した連結軸36を介して前記シートバックフレーム28に連結されている。この連結軸36回りに乗員拘束バー20が車両前方側へ回転すると、乗員拘束バー20における連結軸36よりも上方側の部分が車幅方向内側へ変位する。このように、連結軸36の傾斜によって乗員拘束バー20の回転方向を案内するため、簡単な構成で、乗員拘束バー20を車両前方側かつ車幅方向内側へ回転させることができる。
しかも、乗員拘束バー20が平板状(直線状)に形成されていても、上記のように乗員拘束バー20を回転させることができるので、トンネル側サイド部16A内における乗員拘束バー20の収納スペースを小さく設定することができる。つまり、連結軸36の軸線方向が車幅方向に沿っている場合でも、連結軸36よりも上方側で乗員拘束バー20を車幅方向内側へ屈曲させることにより、エアバッグ24の展開スペースを広くすることができる。しかしながら、そのように構成した場合、トンネル側サイド部16A内における乗員拘束バー20の収納スペースが大きくなってしまうが、本実施形態ではこれを回避することができる。
また、本実施形態では、乗員拘束バー20の上端部とエアバッグ24とがストラップ42によって連結されている。これにより、簡単な構成で、乗員拘束バー20をエアバッグ24の膨張展開に伴わせて回転させることができる。しかも、ストラップ42が可撓性を有しているため、エアバッグ24を折り畳む際に、ストラップ42が邪魔にならないようにすることができる。また、乗員拘束バー20の上端部がストラップ42を介してエアバッグ24に連結されているため、膨張展開したエアバッグ24によって乗員拘束バー20を突出位置に保持することができる。
さらに、本実施形態では、エアバッグ24の膨張展開状態では、乗員拘束バー20の上端部が着座乗員Pの肩部Sの中心(ボルト46)に対して車幅方向に対向するため、着座乗員Pの身体の中で相対的に荷重耐性が高い肩部Sの中心が、膨張展開したエアバッグ24を介して乗員拘束バー20に支持される。これにより、車幅方向内側への着座乗員Pの移動を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、乗員拘束バー20の下端部が、シートバックフレーム28のサイドフレーム部28Aの下部に連結されており、エアバッグ24の膨張展開状態では、乗員拘束バー20がシートバック16の下部から着座乗員P、P’の肩部S、S’の側方へ延びる。このように乗員拘束バー20が延びることにより、着座乗員P、P’の体格の違いによらず、乗員拘束バー20を肩部S、S’の中心に対して車幅方向に対向させることが可能になる。
<実施形態の補足説明>
上記実施形態では、助手席側の車体側部(左側部)に対して他車両が衝突した際にインフレータ26が作動される構成にしたが、本発明はこれに限らず、車両用シート12側の側部(右側部)に対して他車両が衝突した際にインフレータ26が作動される構成にしてもよい。その場合、車両用シート12のシートバック16における車幅方向外側の側部(ドア側サイド部)に設けられたサイドエアバッグ(図示省略)によって着座乗員Pが拘束された後の揺り戻し等により、着座乗員Pが車幅方向内側(反衝突側)へ移動した際に、エアバッグ24及び乗員拘束バー20によって着座乗員Pを拘束することができる。その場合には、エアバッグ24にガスを供給するタイミングを、上記サイドエアバッグにガスを供給するタイミングよりも若干遅らせることが好ましい。
また、上記実施形態では、右ハンドルの車両の運転席である車両用シート12に対して本発明が適用された場合について説明したが、これに限らず、車両の右側に配設された車両用シート及び車両の左側に配設された車両用シートの何れに対しても本発明は適用可能である。
また、上記実施形態では、乗員拘束バー20(支持部材)の下端部が、シートバックフレーム28の下部に連結された構成にしたが、本発明はこれに限らず、支持部材の下端部が、シートバックフレームの上下方向中間部に連結された構成にしてもよい。その場合、例えば、支持部材の上部側を下部側よりも幅広に形成してもよい。それにより、着座乗員の体格によらず、着座乗員の肩部を支持部材によって拘束することが可能になる。
また、上記実施形態では、エアバッグ24の膨張展開状態において、乗員拘束バー20(支持部材)が着座乗員Pの肩部Sの中心46に対して車幅方向に対向する構成にしたが、本発明はこれに限らず、支持部材は、エアバッグを車幅方向内側から支持できるものであればよい。
また、上記実施形態では、乗員拘束バー20(支持部材)の上端部とエアバッグ24とを連結した連結部材が、可撓性を有するストラップ42とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、連結部材の構成は適宜変更可能である。例えば、エアバッグ24の基布と同様の布材によって連結部材を形成してもよい。また、可撓性を有しない材料によって連結部材が形成された構成にしてもよい。さらに、支持部材の長手方向中間部とエアバッグとが連結部材によって連結された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜した連結軸36を介して、乗員拘束バー20(支持部材)の下端部がシートバックフレーム28に連結された構成にしたが、これに限らず、連結軸36の軸線方向が車幅方向に沿った構成にしてもよい。その場合、例えば、乗員拘束バー20がエアバッグ24の膨張展開に伴って車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転するように、連結軸36とブラケット34との連結部分に遊びを設定すればよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 ファーサイド乗員拘束装置
12 車両用シート
16 シートバック
16A トンネル側サイド部(車幅方向内側の側部)
18 ファーサイドエアバッグ装置
20 乗員拘束バー(支持部材)
24 エアバッグ
26 インフレータ
28 シートバックフレーム
36 連結軸
42 ストラップ(連結部材)

Claims (6)

  1. 車両用シートのシートバックにおける車幅方向内側の側部内に収納されたエアバッグを、インフレータからのガスによって着座乗員の車幅方向内側へ膨張展開させるファーサイドエアバッグ装置と、
    前記シートバックの高さ方向を長手として前記側部内に収納され、下端部がシートバックフレームに回転可能に連結されると共に、前記エアバッグの膨張展開に伴って車両前方側かつ車幅方向内側へ斜めに回転し、膨張展開した前記エアバッグを車幅方向内側から支持する支持部材と、
    を備えたファーサイド乗員拘束装置。
  2. 前記支持部材の下端部は、軸線方向が車幅方向内側へ向かうほど車両後方側へ向かうように傾斜した連結軸を介して前記シートバックフレームに連結されている請求項1に記載のファーサイド乗員拘束装置。
  3. 前記支持部材の上端部と前記エアバッグとが可撓性を有する連結部材によって互いに連結されている請求項1又は請求項2に記載のファーサイド乗員拘束装置。
  4. 前記エアバッグの膨張展開状態では、前記支持部材が着座乗員の肩部の中心に対して車幅方向に対向する請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のファーサイド乗員拘束装置。
  5. 前記支持部材の下端部は、前記シートバックフレームの下部に連結されている請求項4に記載のファーサイド乗員拘束装置。
  6. 着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、
    着座乗員の背部を支持するシートバックと、
    前記シートバックに設けられた請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のファーサイド乗員拘束装置と、
    を備えた車両用シート。
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