JP5408360B2 - 車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車両用リヤサイドエアバッグ装置を車体側に固定するための固定構造に関する。
下記特許文献1に示された後席用サイドエアバッグ装置では、エアバッグモジュールを構成するモジュールケースが、取付ブラケットを介してリヤホイールハウスのインナパネルに固定されている。
特開2009−113594号公報
上述の如き後席用サイドエアバッグ装置では、車両の側面衝突時(特にポール側突時)の衝撃によってエアバッグモジュールの取付部(固定部)が変形すると、エアバッグモジュールの姿勢が変化することがある。そのため、エアバッグモジュールの姿勢が変化する前にサイドエアバッグを展開させる必要がある。しかしながら、上述の如くエアバッグモジュールがリヤホイールハウスに固定されている場合、固定部が衝突初期に変形し易いため、サイドエアバッグを展開させるための時間的な余裕が少ないという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、サイドエアバッグを展開させるための時間的な余裕を確保することができる車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、車両のリヤシートにおけるリヤシートバックの下方側に、車両幅方向を長手方向として配置されると共に、車体又はシートフレームに固定され、更にチャイルドシート固定用の固定部が設けられた長尺状のチャイルドシート固定部材と、前記チャイルドシート固定部材に直接又はシートフレームとは別体の剛性部材を介して固定されたエアバッグモジュールを有し、前記エアバッグモジュールに設けられたサイドエアバッグを、車両の側面衝突時に、前記リヤシートに着座した乗員の側方へ向けて膨張展開させる車両用リヤサイドエアバッグ装置と、を備えている。
請求項1に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールが、直接又は剛性部材(金属製の部材など)を介して長尺状のチャイルドシート固定部材に固定されている。ここで、このチャイルドシート固定部材は、乗員の腰部の近くであるリヤシートバックの下方側に配置されると共に、車体又はシートフレームに固定されているため、エアバッグモジュールがブラケットを介してリヤホイールハウスに固定された構成と比較して、エアバッグモジュールを乗員に近い側(車幅方向内側)に配置することができる。しかも、このチャイルドシート固定部材は、車両の側面衝突に対して高い剛性を発揮するため、車両の側面衝突時にエアバッグモジュールの固定部が変形を受け難い。これにより、側面衝突時にエアバッグモジュールの姿勢が変化せず、又は、側面衝突が発生してからエアバッグモジュールの姿勢が変化するまでの時間を長く確保することができるため、サイドエアバッグを展開させるための時間的な余裕を確保することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項1に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記リヤシートバックは、車体に対して下端部回りに傾倒可能とされた本体部と、当該本体部に対して車両幅方向外側に配置され、車体側に固定されたサイドシート部とを有し、前記エアバッグモジュールは、前記サイドシート部内に設けられている。
請求項2に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、リヤシートバックは、その本体部が車体に対して下端部回りに傾倒可能とされた可倒式のものとされている。また、リヤシートバックの本体部に対して車両幅方向外側には、リヤシートバックのサイドシート部が配置されており、このサイドシート部内にエアバッグモジュールが設けられている。このサイドシート部は、車体側に固定されているため、リヤシートバックの本体部を車体に対して傾倒させる際に、エアバッグモジュールが車体に対して変位しない。このように、エアバッグモジュールを車体に対して静止状態(固定状態)に保つことができるため、エアバッグモジュールやこれに接続されたワイヤハーネスなどが損傷することを防止できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記エアバッグモジュールは、その下端部が直接又は前記剛性部材を介して前記チャイルドシート固定部材に固定されている。
請求項3に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールの下端部が直接又は剛性部材を介してチャイルドシート固定部材に固定されている。これにより、乗員の腰部の近くに配置されるエアバッグモジュールの下端部の支持剛性を良好に確保することができるため、サイドエアバッグの下部側が乗員の腰部の側方へ膨張展開する際の反力を良好に支持することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項3に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記サイドシート部は、樹脂製のシートフレームを有し、前記エアバッグモジュールは、前記サイドエアバッグ内でガスを発生させることにより前記サイドエアバッグを膨張展開させるインフレータを有すると共に、前記インフレータが配置された高さの領域において前記シートフレームに締結固定されている。
請求項4に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールは、インフレータが配置された高さの領域において、サイドシート部に設けられた樹脂製のシートフレームに締結固定されている。これにより、インフレータが発生するガスにより膨張展開するサイドエアバッグからの反力を、樹脂製のシートフレームによって良好に支持することができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項4に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記エアバッグモジュールは、前記シートフレームに重ね合わされた前記剛性部材と共に前記シートフレームに締結固定され、前記剛性部材の下端側が前記チャイルドシート固定部材に固定されている。
請求項5に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールが、樹脂製のシートフレームに重ね合わされた剛性部材(金属板など)と共に当該シートフレームに締結固定されている。したがって、この剛性部材によって樹脂製のシートフレームを補強することができる。しかも、この剛性部材の下端側は、チャイルドシート固定部材に固定されているため、当該剛性部材及び樹脂製シートフレームに締結固定されたエアバッグモジュールの支持剛性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、
前記エアバッグモジュールは、前記剛性部材を介して前記チャイルドシート固定部材に固定されると共に、前記車両用リヤサイドエアバッグ装置は、一端側が前記剛性部材に連結され、他端側が前記リヤシートバックの表皮の縫合部に縫合された力布を有し、当該力布を介して前記縫合部に作用する前記サイドエアバッグの膨張圧によって前記縫合部が破断することにより、前記サイドエアバッグを膨張展開させるための開口が前記リヤシートバックに形成される。
前記エアバッグモジュールは、前記剛性部材を介して前記チャイルドシート固定部材に固定されると共に、前記車両用リヤサイドエアバッグ装置は、一端側が前記剛性部材に連結され、他端側が前記リヤシートバックの表皮の縫合部に縫合された力布を有し、当該力布を介して前記縫合部に作用する前記サイドエアバッグの膨張圧によって前記縫合部が破断することにより、前記サイドエアバッグを膨張展開させるための開口が前記リヤシートバックに形成される。
請求項6に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、サイドエアバッグの膨張圧をリヤシートバックの表皮の縫合部に伝える力布の一端側が、チャイルドシート固定部材に固定された剛性部材に連結されている。したがって、力布に作用するサイドエアバッグの膨張圧を剛性部材によって良好に支持することができる。
請求項7に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項6に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記力布の一端側は、前記剛性部材と共に前記エアバッグモジュールに締結固定された係止金具に係止されている。
請求項7に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、力布の一端側が係止された係止金具が、剛性部材と共にエアバッグモジュールに締結固定されているため、当該締結固定部の剛性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記エアバッグモジュール側から下方側へ延出された前記剛性部材の延出部が前記チャイルドシート固定部材に固定されると共に、前記延出部は、車両前後方向一方の側が開口した開断面形状に形成されている。
請求項8に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュール側から下方側へ延出され、チャイルドシート固定部材に固定された剛性部材の延出部が、車両前後方向の一方の側が開口した開断面形状に形成されているため、車両前後方向の荷重に対する延出部(剛性部材)の剛性を確保しつつ、剛性部材の軽量化を図ることができる。
請求項9に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造は、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造において、前記チャイルドシート固定部材は、パイプ材によって形成されると共に、前記剛性部材は、前記パイプ材に固着された締結用金具に締結固定されている。
請求項9に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、チャイルドシート固定部材を構成するパイプ材に、剛性部材を締結固定するための締結用金具が固着されているため、チャイルドシート固定部材への剛性部材の締結固定を容易に行うことができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、サイドエアバッグを展開させるための時間的な余裕を確保することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールやこれに接続されたワイヤハーネスなどが損傷することを防止できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、サイドエアバッグの下部側が乗員の腰部の側方へ膨張展開する際の反力を良好に支持することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、サイドエアバッグからの反力を、樹脂製のシートフレームによって良好に支持することができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールの支持剛性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、力布に作用するサイドエアバッグの膨張圧を剛性部材によって良好に支持することができる。
請求項7に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、エアバッグモジュールと剛性部材との締結固定部の剛性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、車両前後方向の荷重に対する剛性部材の剛性を確保しつつ、剛性部材の軽量化を図ることができる。
請求項9に記載の発明に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造では、チャイルドシート固定部材への剛性部材の締結固定を容易に行うことができる。
以下、図1〜図7に従って、本発明の実施形態に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造10について説明する。なお、各図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造10が適用されたリヤシート12は、乗員11の臀部及び大腿部を支持するリヤシートクッション14と、乗員11の腰部及び背部を支持するリヤシートバック16とを備えている。なお、車種によっては、リヤシートバック16の上端部にヘッドレストが設けられている。
リヤシートバック16の下端部の下側には、ISOFix(国際標準化機構が固定装置の大きさや取付方法を統一した規格)方式対応のチャイルドシート固定部材18が配設されている。このチャイルドシート固定部材18は、高強度のパイプ材によって形成されて
おり、長手方向を車幅方向に沿わせた状態で配置されている。チャイルドシート固定部材18の長手方向両端部及び長手方向中間部には、溶接等によって取付ブラケット20が固着されており、これらの取付ブラケット20がボルト及びナットによって車体のリヤフロア21(図2参照)に締結固定されている。
おり、長手方向を車幅方向に沿わせた状態で配置されている。チャイルドシート固定部材18の長手方向両端部及び長手方向中間部には、溶接等によって取付ブラケット20が固着されており、これらの取付ブラケット20がボルト及びナットによって車体のリヤフロア21(図2参照)に締結固定されている。
図1に示されるように、チャイルドシート固定部材18の長手方向の所定位置(隣り合う取付ブラケット20の間にそれぞれ2箇所)には、ISOFix方式対応用の固定部としてのストライカ22が溶接等によって予め固着されている。ストライカ22は、平面視で開口部を車両後方へ向けた略コ字状となっており、図示しないチャイルドシートの下端部に設けられた長尺状の固定装置と係合される。これにより、チャイルドシートに車体前方への慣性力が作用した際に、チャイルドシート固定部材18が車両前方への荷重を支持し、チャイルドシートの車両前方への移動を阻止するようになっている。
一方、前述したリヤシートバック16は、分割可倒式のリヤシートバックであり、リヤフロア21に対して傾倒可能とされた左右一対の本体部24と、これらの本体部24に対して車両幅方向外側(車両のドア側)に配置された左右一対のサイドシート部26とを有している。
左右一対の本体部24は、それぞれ図示しない金属製のシートフレームを備えており、各フレームの下端部が取付ブラケット20の上端部に対して車両幅方向に沿った軸線周りに回転可能に連結されている。これにより、リヤシートバック16は、リヤシートクッション14側へ傾倒可能とされている。なお、通常時には、各本体部24の両側部の裏側に配設されたロック機構(図示省略)によって、本体部24と車体側構成部材とが離脱可能に連結されている。
一方、左右一対のサイドシート部26は、それぞれ樹脂製のシートフレーム28(図3参照)を備えている。シートフレーム28は、上部側に設けられた爪部28Aが車体側構成部材に引っ掛けられると共に、下端側に設けられた締結部28Bが車体側構成部材に締結固定されることにより、車体に固定されている。このシートフレーム28の車両前方側には、図4〜図6に示されるように、ウレタンフォーム等の発泡体からなるパッド30が取り付けられており、当該パッド30の表面が表皮32によって覆われている。この表皮32には、上下方向に延びる縫合部34が設けられている。
また、上述のシートフレーム28には、車両前方側が開口した縦長な略箱体形状に形成されたエアバッグモジュール取付部28Cが設けられている。このエアバッグモジュール取付部28Cには、車両用リヤサイドエアバッグ装置36の主要部を構成するエアバッグモジュール38が取り付けられている。
図4〜図6に示されるように、エアバッグモジュール38は、エアバッグモジュール取付部28Cに嵌め込まれたモジュールケース40と、このモジュールケース40内に折り畳み状態で格納されたサイドエアバッグ42(図4〜図6では一部のみ図示)と、側面衝突時にサイドエアバッグ42内でガスを発生するガス発生手段である円柱形状のインフレータ44と、このインフレータ44を包囲する整流手段であるディフューザ46とを備えている。なお、図4〜図6では、説明の都合上、一部の部材の断面のハッチングを省略してある。
モジュールケース40は、車両前方側が開口した縦長な略箱体形状に形成されており、その底壁部40Aがエアバッグモジュール取付部28Cの底壁部28C1と当接した状態で配置されている。
サイドエアバッグ42は、所定の折り畳み方(本実施形態では、蛇腹折り)によって折り畳まれると共に、ラップ材48によって覆われて形状が保持されている。このラップ材48は、サイドエアバッグ42の膨張展開時には容易に破断する。なお、エアバッグの折り畳み方には、一般にロール折りと蛇腹折りとがあり、本実施形態では折りが解けやすい蛇腹折りによって折り畳んでいるが、ロール折りで折り畳んでもよいし、ロール折りと蛇腹折りを組み合わせて折り畳んでもよい。
一方、インフレータ44及びディフューザ46は、折り畳まれたサイドエアバッグ42の内部に配置されている。図2に示されるように、インフレータ44は、サイドシート部26の上下方向を長手方向として配置されており、長手方向一端部(ここでは下端部)には複数のガス噴出孔が形成されている。また、インフレータ44の長手方向の他端部(ここでは上端部)には、点火装置であるスクイブ及び点火剤が配設されている。スクイブには、コンソールボックスの下方等に配置されたエアバッグECUが電気的に接続されており、このエアバッグECUには、車体の側部に配置された側面衝突センサが電気的に接続されている。この側面衝突センサが車両の側面衝突状態を検知すると、エアバッグECUに検知信号を出力する。エアバッグECUでは、サイドエアバッグ42を作動させるか否かの判断をし、サイドエアバッグ作動と判断すると、スクイブに所定電流が通電されて点火剤が点火されるようになっている。これにより、インフレータ44に設けられた複数のガス噴出孔からガスが噴出される。なお、ガス発生剤封入タイプのインフレータ44に代えて、高圧ガス封入タイプのインフレータを使用することも可能である。
上述のインフレータ44は、図4に示されるように、ディフューザ46によって覆われると共に、図示しない箇所でディフューザ46に固定されている。このディフューザ46は、インフレータ44から噴出されたガスを整流してからサイドエアバッグ42内へ供給するようになっている。
このディフューザ46には、上下一対のスタッドボルト50、52(図4及び図5参照)が設けられている。上側のスタッドボルト50は、サイドエアバッグ42、モジュールケース40の底壁40A、エアバッグモジュール取付部28Cの底壁28C1を貫通すると共に、この底壁28C1の後面に重ね合わされた金属板54(剛性部材)、及びこの金属板54の後面に重ね合わされた係止金具56を貫通しており、先端側がナット58に螺合している。これにより、ディフューザ46の上部側がモジュールケース40、金属板54、及び係止金具56と共にシートフレーム28に締結固定されており、ディフューザ46とモジュールケース40の底壁部40Aとの間にサイドエアバッグ42が挟持されている。また、エアバッグモジュール38は、インフレータ44が配置された高さの領域において、シートフレーム28に締結固定されている。
ここで、上述の金属板54は、図2に示されるように、サイドシート部26の上下方向に沿って長尺状に形成されており、エアバッグモジュール取付部28Cの底壁28C1の下端部を除く略全域に重ね合わされた側面視直線状のフレーム補強部54Aと、フレーム補強部54Aの下方側へ延出されたブラケット部54B(延出部)とを有している。フレーム補強部54Aは、上部側及び上下方向中間部が断面L字状に形成されており、車両幅方向外側の端部から車両前方側へ向けて延出されたフランジ状部54Cを備えている。このフランジ状部54Cは、フレーム補強部54A(金属板54)の曲げ剛性を向上させており、当該フレーム補強部54Aによってエアバッグモジュール取付部28Cが補強されている。
また、上述の係止金具56は、金属製の板材がL字状に曲げ加工されることにより形成されたものであり、基端側がフレーム補強部54Aに重ね合わされてシートフレーム28に締結固定されている。係止金具56の先端側は、エアバッグモジュール取付部28Cの
車両幅方向外側において車両前方側へ延出されている。この係止金具56の先端側には、帯状に形成された上側力布60の一端側が挿通された挿通孔56Aが形成されている。上側力布60は、表皮32よりも伸び難い布から形成されたものであり、挿通孔56Aへの挿通前後の部分が重ね合わされて縫合されている。これにより、上側力布60の一端側が係止金具56に係止されると共に、当該係止金具56を介してフレーム補強部54A及びシートフレーム28に連結(係止)されている。上側力布60の他端側は、シートフレーム28に形成された開口28Dに挿通され、表皮32に設けられた縫合部34に共縫いされている。このため、サイドエアバッグ42が膨張展開する際には、サイドエアバッグ42の膨張圧によって上側力布60が伸張する。これにより、縫合部34における上側力布60の他端側が縫合された部位にサイドエアバッグ42の膨張圧が集中し、当該部位から縫合部34が破断されるようになっている。
車両幅方向外側において車両前方側へ延出されている。この係止金具56の先端側には、帯状に形成された上側力布60の一端側が挿通された挿通孔56Aが形成されている。上側力布60は、表皮32よりも伸び難い布から形成されたものであり、挿通孔56Aへの挿通前後の部分が重ね合わされて縫合されている。これにより、上側力布60の一端側が係止金具56に係止されると共に、当該係止金具56を介してフレーム補強部54A及びシートフレーム28に連結(係止)されている。上側力布60の他端側は、シートフレーム28に形成された開口28Dに挿通され、表皮32に設けられた縫合部34に共縫いされている。このため、サイドエアバッグ42が膨張展開する際には、サイドエアバッグ42の膨張圧によって上側力布60が伸張する。これにより、縫合部34における上側力布60の他端側が縫合された部位にサイドエアバッグ42の膨張圧が集中し、当該部位から縫合部34が破断されるようになっている。
一方、図5に示されるように、ディフューザ46に設けられた下側のスタッドボルト52は、サイドエアバッグ42、モジュールケース40の底壁40Aを貫通しており、先端側がナット62に螺合している。これにより、ディフューザ46の下部側がモジュールケース40に締結固定されており、ディフューザ46とモジュールケース40の底壁部40Aとの間にサイドエアバッグ42が挟持されている。なお、エアバッグモジュール取付部28Cの底壁28C1、及びフレーム補強部54Aには、ナット62よりも大径な貫通孔が形成されており、ナット62及びスタッドボルト52は、底壁28C1及びフレーム補強部54Aに対して非接触状態で配置されている。
また一方、図6に示されるように、エアバッグモジュール取付部28Cの下端部側では、モジュールケース40の底壁40A、エアバッグモジュール取付部28Cの底壁28C1、フレーム補強部54A、及び係止金具66、68を貫通したボルト70の先端側にナット72が螺合している。これにより、モジュールケース40がフレーム補強部54Aの上端部及び係止金具66、68と共にシートフレーム28に締結固定されている。なお、フレーム補強部54Aの下部側は、車両前方側が開口した開断面形状(断面略U字状)に形成されており、車両幅方向内側の端部から車両前方側へ延出されたフランジ状部54Dを備えている。このフランジ状部54D及びフランジ状部54Cによって、車両前後方向の荷重に対するフレーム補強部54Aの剛性が向上している。
ここで、上述の係止金具66、68は、金属製の板材がL字状に曲げ加工されることにより形成されたものであり、係止金具66の基端側がフレーム補強部54Aに重ね合わされると共に、当該係止金具66の基端側に係止金具68の基端側が重ね合わされた状態で両者がフレーム補強部54A及びシートフレーム28に締結固定されている。
係止金具66の先端側は、エアバッグモジュール取付部28Cの車両幅方向外側において車両前方側へ延出されており、係止金具68の先端側は、エアバッグモジュール取付部28Cの車両幅方向内側において車両前方側へ延出されている。これらの係止金具66、68の各先端側には、帯状に形成された下側力布74、76の一端側が挿通された挿通孔66A、68Aが形成されている。下側力布74、76は、表皮32よりも伸び難い布から形成されたものであり、挿通孔66A、68Aへの挿通前後の部分が重ね合わされて縫合されている。これにより、下側力布74、76の一端側が係止金具66、68に係止されると共に、これらの係止金具66、68を介してフレーム補強部54A及びシートフレーム28に連結(係止)されている。下側力布66の他端側は、シートフレーム28に形成された開口28Eに挿通され、表皮32に設けられた縫合部34に共縫いされている。また、下側力布68の他端側は、パッド30と表皮32の間を通って縫合部34側へ延出され、縫合部34に共縫いされている。このため、サイドエアバッグ42が膨張展開する際には、サイドエアバッグ42の膨張圧によって下側力布74、76が伸張する。これにより、縫合部34における下側力布74、76の他端側が縫合された部位にサイドエアバ
ッグ42の膨張圧が集中し、当該部位から縫合部34が破断されるようになっている。
ッグ42の膨張圧が集中し、当該部位から縫合部34が破断されるようになっている。
一方、前述したブラケット部54Bは、フレーム補強部54Aの下端から車両後方側の斜め下方側へ向けて一体に延出されている。このブラケット部54Bは、フレーム補強部54Aの下部側と同様に、車両前方側が開口した開断面形状(断面略U字状)に形成されており、フランジ状部54C、54Dによって、車両前後方向の荷重に対するブラケット部54Bの剛性が向上している。なお、ブラケット部54Bとフレーム補強部54Aとが別体に形成されて溶接等により接合される構成にしてもよい。
また、このブラケット部54Bは、下部側が上部側に対して車両前方側へ屈曲しており、下端部がチャイルドシート固定部材18の長手方向端部(車両幅方向外側端部)に対して車両前方側に配置されている。チャイルドシート固定部材18を構成するパイプ材の長手方向両端部には、車両後方側が開口した開断面形状(断面略U字状)に形成された締結用金具78が溶接等によって固着されている。この締結用金具78には、図7に示されるように、ウェルドナット80が固着されており、当該ウェルドナット80に螺合したボルト82によって、ブラケット部54Bの下端部が締結用金具78に締結固定されている。これにより、エアバッグモジュール38の下端部が、金属板54を介してチャイルドシート固定部材18に締結固定されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、車両が側面衝突をすると、側面衝突センサがエアバッグECUに検知信号を出力し、エアバッグECUがインフレータ44を作動させる。インフレータ44が作動すると、サイドエアバッグ42内にガスが発生し、サイドエアバッグ42が膨張する。サイドエアバッグ42の膨張圧は、上側力布60及び下側力布74、76を介してサイドシート部26の表皮32の縫合部34に作用し、当該縫合部34が破断される。これにより、サイドシート部26の前面側に開口が形成され、当該開口を介してサイドエアバッグ42が乗員11の側方(乗員11と図示しないドアとの間)へ膨張展開する。これにより、サイドエアバッグ42が側面衝突時の衝撃から乗員11を保護する。
本実施形態では、車両が側面衝突をすると、側面衝突センサがエアバッグECUに検知信号を出力し、エアバッグECUがインフレータ44を作動させる。インフレータ44が作動すると、サイドエアバッグ42内にガスが発生し、サイドエアバッグ42が膨張する。サイドエアバッグ42の膨張圧は、上側力布60及び下側力布74、76を介してサイドシート部26の表皮32の縫合部34に作用し、当該縫合部34が破断される。これにより、サイドシート部26の前面側に開口が形成され、当該開口を介してサイドエアバッグ42が乗員11の側方(乗員11と図示しないドアとの間)へ膨張展開する。これにより、サイドエアバッグ42が側面衝突時の衝撃から乗員11を保護する。
ここで、本実施形態では、エアバッグモジュール38が、金属板54を介してISOFix方式対応のチャイルドシート固定部材18に締結固定されている。このチャイルドシート固定部材18は、乗員11の腰部の近くであるリヤシートバック16の下方側で車体のリヤフロア21に固定されているため、エアバッグモジュールがブラケットを介してリヤホイールハウスに固定された構成と比較して、エアバッグモジュール38を乗員11側(車幅方向内側)に配置することができる。しかも、このチャイルドシート固定部材18は、車両の側面衝突に対して高い剛性を発揮するため、車両の側面衝突時にエアバッグモジュール38の固定部が変形を受け難い。これにより、側面衝突が発生してからエアバッグモジュール38の姿勢が変化するまでの時間を長く確保することができるため、サイドエアバッグ42を展開させるための時間的な余裕を確保することができる。
また、本実施形態では、リヤシートバック16が車体に対して傾倒可能とされた本体部24と、本体部24に対して車両幅方向外側に配置されたサイドシート部26とを有しており、サイドシート部26内にエアバッグモジュール38が設けられている。サイドシート部26は、車体に固定されているため、リヤシートバック16の本体部24を車体に対して傾倒させる際に、エアバッグモジュール38が車体に対して変位しない。このように、エアバッグモジュール38を車体に対して静止状態(固定状態)に保つことができるため、エアバッグモジュール38やこれに接続されたワイヤハーネスなどが損傷することを防止できる。
さらに、本実施形態では、エアバッグモジュール38の下端部が金属板54を介してチ
ャイルドシート固定部材18に締結固定されている。これにより、乗員11の腰部の近くに配置されるエアバッグモジュール38の下端部の支持剛性を良好に確保することができるため、サイドエアバッグ42の下部側が乗員11の腰部の側方へ膨張展開する際の反力を良好に支持することができる。
ャイルドシート固定部材18に締結固定されている。これにより、乗員11の腰部の近くに配置されるエアバッグモジュール38の下端部の支持剛性を良好に確保することができるため、サイドエアバッグ42の下部側が乗員11の腰部の側方へ膨張展開する際の反力を良好に支持することができる。
またさらに、本実施形態では、エアバッグモジュール38は、インフレータ44が配置された高さの領域において、サイドシート部26に設けられた樹脂製のシートフレーム28に締結固定されている。これにより、インフレータ44が発生するガスにより膨張展開するサイドエアバッグ42からの反力を、樹脂製のシートフレーム28によって良好に支持することができる。
また、本実施形態では、エアバッグモジュール38が、樹脂製のシートフレーム28に重ね合わされた金属板54のフレーム補強部54Aと共に当該シートフレーム28に締結固定されている。したがって、この金属板54によって樹脂製のシートフレーム28を補強することができる。しかも、この金属板54に設けられブラケット部54Bの下端部が、チャイルドシート固定部材18に締結固定されているため、樹脂製シートフレーム28を良好に支持することができ、ひいては、金属板54及び樹脂製シートフレーム28に締結固定されたエアバッグモジュール38の支持剛性を向上させることができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ42の膨張圧をサイドシート部26の表皮32の縫合部34に伝える上側力布60、下側力布74、76の一端側が、チャイルドシート固定部材18に締結固定された金属板54に連結されている。したがって、上側力布60、下側力布74、76に作用するサイドエアバッグ42の膨張圧を金属板54によって良好に支持することができる。
さらに、本実施形態では、下側力布74、76の一端側が係止された係止金具66、68が、金属板54と共にエアバッグモジュール38に締結固定されると共に、上側力布60の一端側が係止された係止金具56が金属板54と共にエアバッグモジュール38に締結固定されているため、これらの締結固定部の剛性を向上させることができる。
また、本実施形態では、エアバッグモジュール38から下方側へ延出され、チャイルドシート固定部材18に締結固定されたブラケット部54Bが、車両前方側が開口した開断面形状に形成されているため、車両前後方向の荷重に対するブラケット部54B(金属板54)の剛性を確保しつつ、金属板54の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、チャイルドシート固定部材18を構成するパイプ材に、ブラケット部54Bを締結固定するための締結用金具78が固着されているため、チャイルドシート固定部材18への金属板54の締結固定を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、チャイルドシート固定部材18が締結用金具78を備えた構成にしたが、請求項1〜請求項8に係る発明はこれに限らず、チャイルドシート固定部材18への金属板54の固定構造は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、チャイルドシート固定部材18への金属板54の締結部が取付ブラケット20に対して車両幅方向外側に配置された構成にしたが、これに限らず、当該締結部が取付ブラケット20に対して車両幅方向内側に配置された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、金属板54のブラケット部54Bがエアバッグモジュール38側から下方側へ延出されると共に、車両前方側が開口した開断面形状に形成された構成にしたが、請求項1〜請求項7に係る発明はこれに限らず、ブラケット部54Bの配置及
び形状は適宜変更することができる。
び形状は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、上側力布60、下側力布74、76の一端側が係止された係止金具56、66、68が、金属板54と共にエアバッグモジュール38等に締結固定された構成にしたが、請求項1〜請求項6に係る発明はこれに限らず、係止金具56、66、68が金属板54とは別にエアバッグモジュール38等に締結固定された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、下側力布74、76及び上側力布60を備えた構成にしたが、請求項1〜請求項5に係る発明はこれに限らず、これらの力布が省略された構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、金属板54がフレーム補強部54Aとブラケット部54Bとを一体に備えた構成にしたが、請求項1〜請求項4に係る発明はこれに限らず、ブラケット部54B又は金属板54の全体が省略されると共に、エアバッグモジュール38のモジュールケース40が下方側へ延長されてチャイルドシート固定部材18に固定される構成にしてもよい。また、金属板54において、ボルト70及びナット72によるエアバッグモジュール38への締結固定部より上方側の部分(フレーム補強部54Aの上部側及び上下方向中間部)が省略された構成にしてもよい。また、フレーム補強部54Aとブラケット部54Bとが分離されて別々にエアバッグモジュール38に固定される構成にしてもよい。また、チャイルドシート固定部材18に溶接された金属板(剛性部材)に、エアバッグモジュール38を固定するようにしてもよい。また、上記実施形態では、金属板54が剛性部材とされた構成にしたが、請求項1〜9に係る発明はこれに限らず、車両の側面衝突に対して高い剛性を発揮する非金属の材料によって剛性部材が形成された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、エアバッグモジュール38は、インフレータ44が配置された高さの領域において、シートフレーム28に締結固定された構成にしたが、請求項1〜請求項3に係る発明はこれに限らず、シートフレーム28に対するエアバッグモジュール38の締結部の配置は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、サイドシート部26が樹脂製のシートフレーム28を備えた構成にしたが、請求項1〜請求項3に係る発明はこれに限らず、サイドシート部のシートフレームが金属製とされた構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、エアバッグモジュール38の下端部が金属板54(剛性部材)を介してチャイルドシート固定部材18に締結固定された構成にしたが、請求項1及び請求項2に係る発明はこれに限らず、エアバッグモジュールの下端部以外が剛性部材を介してチャイルドシート固定部材に締結固定された構成にしてもよい。また、チャイルドシート固定部材への剛性部材の固定方法は、締結固定に限らず溶接等であってもよい。
また、上記実施形態では、リヤシートバック16が可倒式とされ、エアバッグモジュール38がサイドシート部26内に設けられた構成にしたが、請求項1に係る発明はこれに限らず、リヤシートの構成やエアバッグモジュールの配置は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、チャイルドシート固定部材18が車体のリヤフロア21に固定された構成にしたが、請求項1に係る発明はこれに限らず、リヤシートを車両前後方向へ移動可能とした場合には、チャイルドシート固定部材をリヤシートクッションのシートフレームに固定する構成にしても良い。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことはいうまでもない。
Claims (9)
- 車両のリヤシートにおけるリヤシートバックの下方側に、車両幅方向を長手方向として配置されると共に、車体又はシートフレームに固定され、更にチャイルドシート固定用の固定部が設けられた長尺状のチャイルドシート固定部材と、
前記チャイルドシート固定部材に直接又はシートフレームとは別体の剛性部材を介して固定されたエアバッグモジュールを有し、前記エアバッグモジュールに設けられたサイドエアバッグを、車両の側面衝突時に、前記リヤシートに着座した乗員の側方へ向けて膨張展開させる車両用リヤサイドエアバッグ装置と、
を備えた車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。 - 前記リヤシートバックは、車体に対して下端部回りに傾倒可能とされた本体部と、当該本体部に対して車両幅方向外側に配置され、車体側に固定されたサイドシート部とを有し、前記エアバッグモジュールは、前記サイドシート部内に設けられている請求項1記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記エアバッグモジュールは、その下端部が直接又は前記剛性部材を介して前記チャイルドシート固定部材に固定されている請求項1又は請求項2に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記サイドシート部は、樹脂製のシートフレームを有し、前記エアバッグモジュールは、前記サイドエアバッグ内でガスを発生させることにより前記サイドエアバッグを膨張展開させるインフレータを有すると共に、前記インフレータが配置された高さの領域において前記シートフレームに締結固定されている請求項3に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記エアバッグモジュールは、前記シートフレームに重ね合わされた前記剛性部材と共に前記シートフレームに締結固定され、前記剛性部材の下端側が前記チャイルドシート固定部材に固定されている請求項4に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記エアバッグモジュールは、前記剛性部材を介して前記チャイルドシート固定部材に固定されると共に、前記車両用リヤサイドエアバッグ装置は、一端側が前記剛性部材に連結され、他端側が前記リヤシートバックの表皮の縫合部に縫合された力布を有し、当該力布を介して前記縫合部に作用する前記サイドエアバッグの膨張圧によって前記縫合部が破断することにより、前記サイドエアバッグを膨張展開させるための開口が前記リヤシートバックに形成される請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記力布の一端側は、前記剛性部材と共に前記エアバッグモジュールに締結固定された係止金具に係止されている請求項6に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置の固定構造。
- 前記エアバッグモジュール側から下方側へ延出された前記剛性部材の延出部が前記チャイルドシート固定部材に固定されると共に、前記延出部は、車両前後方向一方の側が開口した開断面形状に形成されている請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置。
- 前記チャイルドシート固定部材は、パイプ材によって形成されると共に、前記剛性部材は、前記パイプ材に固着された締結用金具に締結固定されている請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の車両用リヤサイドエアバッグ装置。
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