JP6292103B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、ワイヤハーネスがフロアとの間を通って配索される乗物用シートに関する。
従来、車両用シートの装備品に電気接続されたワイヤハーネスがフロア上に配索された構成が知られている(特許文献1)。上記ワイヤハーネスは、その所々の部位がフロアパネル上にクランプされて固定されている。
実開昭63−94048号公報
しかし、上記従来技術では、フロアパネルにワイヤハーネスをクランプするための孔を設けなければならず、フロアパネルの剛性が低下してしまう。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、フロア上に配索されるワイヤハーネスをフロアパネルに孔を空けることなく位置固定した状態にクランプできるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、ワイヤハーネスがフロアとの間を通って配索される乗物用シートであって、フロア上に結合されて乗物用シートが取り付けられる取付ベースと、取付ベースに設けられワイヤハーネスをクランプ可能なクランプ部と、を有する。
この第1の発明によれば、乗物用シートをフロア上に取り付ける取付ベースの構成を利用して、フロア上に配索されるワイヤハーネスをフロアパネルに孔を空けることなく位置固定した状態にクランプすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。取付ベースが、シート幅方向に延びる棒部材と、棒部材の両端部をフロア上に結合する結合部材と、を有して棒部材にシートバックが取り付けられる構成となっている。クランプ部が、棒部材又は結合部材からシート前方側に面を向ける形に延び出してワイヤハーネスをクランプ可能な孔をシート前方側に向けて設けられている。
この第2の発明によれば、シート幅方向に延びる棒部材又はこれを支える結合部材にクランプ部を設ける構成とすることで、クランプ部がシート前方側に孔を向ける形に設けられやすくなる。したがって、クランプ部をシート前方側に孔を向ける形に設けて、ワイヤハーネスをシート前方側から作業性良くクランプすることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。棒部材が、ISOFIXタイプのチャイルドシートの保持に使用されるロアアンカレッジを支えるパイプ材として、フロア上から持ち上げられた状態に設けられている。クランプ部が、棒部材からシート下方側に延び出して設けられることでフロア上に近づけられた位置に孔を有した構成とされている。
この第3の発明によれば、ISOFIXに対応したロアアンカレッジを支えるパイプ材の構成を利用して、クランプ部をパイプ材とフロアとの間の空間内に張り出させた状態にして、孔をフロア上に近づけた位置に適切に設定することができる。また、このような位置に孔を設定することで、シートバックを取付ベースに取り付ける際に、クランプ部にクランプしたワイヤハーネスを引掛けたり傷付けたりしにくいようにすることができる。
第4の発明は、上述した第2又は第3の発明において、次の構成とされているものである。クランプ部が、取付ベースに取り付けられたシートバックの下端部に対してシートクッションの後端部に設けられたフックがシート前下方側から引掛けられる際の軌跡領域よりも低い位置に孔を有する構成となっている。
この第4の発明によれば、取付ベースに取り付けられたシートバックに対してシートクッションの後端部のフックを引掛ける際に、クランプ部にクランプしたワイヤハーネスを引掛けたり傷付けたりしにくいようにすることができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。 図1の要部拡大図である。 図2の正面図である。 図2の分解斜視図である。 取付ベースの拡大斜視図である。 取付ベースにワイヤハーネスをクランプした状態を表した斜視図である。 取付ベースにシートバックを取り付けた状態を表した斜視図である。 シートバックの下端部にシートクッションの後端側のフックを引掛ける様子を表した模式図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図8を用いて説明する。なお、以下の説明中、「シート幅方向」「シート高さ方向」のように各種方向に「シート」を付して記載する場合には、シート1に対する各種方向を示し、「車両内側」「車両外側」のように「車両」を付して記載する場合には、車両に対する各種方向を示すものとする。
本実施例のシート1は、図1に示すように、いわゆるセダンタイプの自動車における右側の後部座席として構成されている。上記シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備える。上記シートクッション3の車両内側の側部箇所には、シートベルトバックル4が車両のフロアパネルF(フロア)上に固定されて設けられている。
上述したシートバック2は、その背裏側の上部箇所が、図示しない車体パネルに対してシート上方側から引掛けられると共に、下端部が、フロアパネルF上に固定された取付ベース10に締結されて固定された状態とされている。シートクッション3は、その後端部が、上述した取付ベース10に取り付けられたシートバック2の下端部にシート下方側から引掛けられると共に、前端部が、フロアパネルF上に設けられた差込み式のロック構造に対してシート上方側から差し込まれることで固定された状態とされている。
上述したシートバック2やシートクッション3は、上記のような簡素な組み付け構造によって、それぞれが、車体(乗物本体)に取り付けられて固定された状態とされている。しかし、このような簡素な組み付け構造であっても、シートバック2やシートクッション3は、車両の前部衝突の発生時には、同衝突発生に伴う大荷重の入力を受けても、車体に取り付けられた状態を維持することが可能な高い取付強度を発揮することのできる構成とされている。
具体的には、シートバック2は、その下端部が、フロアパネルF上に固定された高い構造強度を備えた取付ベース10に締結されて固定されていることにより、車両の前部衝突の発生に伴う大荷重の入力に耐えられる状態に組み付けられた状態とされている。また、シートクッション3は、その後端部が、上記取付ベース10に強く固定されたシートバック2の下端部に引掛けられていることにより、車両の前部衝突の発生に伴う大荷重の入力に耐えられる状態に組み付けられた状態とされている。
ところで、上述したシートクッション3とフロアパネルFとの間には、シート1の各種装備品に電気接続されたワイヤハーネスW1が、車両内側から外側へ通されて配索された状態とされている。具体的には、図2〜図4に示すように、上記ワイヤハーネスW1は、シートベルトバックル4に電気接続された配線4Aや、シートバック2やシートクッション3内に通される図示しないヒータ線に電気接続された配線(図示省略)が束にされた状態で、シートクッション3の後部側の下部領域を通って車両内側から外側へとシート幅方向に延びる形で配索されている。上記ワイヤハーネスW1は、シートクッション3の車両外側の下部領域まで配索されたところで、車体側からくるワイヤハーネスW2のコネクタCOと接続されている。
上記シート1側から延びるワイヤハーネスW1は、その配索途中の2箇所が、樹脂製のクリップCL1,CL2によって、前述したフロアパネルF上に固定された取付ベース10にクランプされて位置固定された状態とされている。また、車体側から延びるワイヤハーネスW2も、そのシートクッション3の下部領域まで延びた先の箇所と途中箇所とが、それぞれ、樹脂製のクリップCL3,CL4によって、取付ベース10にクランプされて位置固定された状態とされている。
上述したワイヤハーネスW1,W2の取付ベース10への各クランプは、シートバック2の下端部(結合枠部2Aa)を取付ベース10の各固定ブラケット14に取り付ける際や、シートクッション3の後端部(フック3Aa)をシートバック2の下端部(掛止枠部2Ab)に引掛ける際に支障とならない位置で行われている。具体的には、上記の各クランプは、シートバック2の下端部(結合枠部2Aa)が取付ベース10に取り付けられる箇所からシート幅方向に外れた位置で行われている。また、上記のクランプは、図8に示すように、シートクッション3の後端部(フック3Aa)をシートバック2の下端部(掛止枠部2Ab)にシート下方側から引掛ける際に、誤ってワイヤハーネスW1,W2を掬い上げてしまわないよう、ワイヤハーネスW1,W2をフロアパネルFに沿った低い位置に配索する位置で行われている。
以下、各図を参照して、上述したワイヤハーネスW1,W2のクランプ構造について、シート1の基本構造と併せて詳しく説明していく。先ず、図1を参照して、シートバック2やシートクッション3の基本構造について説明する。シートバック2は、発泡ウレタン製のバックパッド2Bによって、その基本的な外形形状が形作られている。上記バックパッド2Bは、その内部に芯材となるワイヤフレーム2Aが一体的に埋設されていると共に、その表面全体に皮革製のバックカバー2Cが一体的に被覆された状態に成形された構成となっている。
上述したワイヤフレーム2Aは、図2〜図4及び図7に示すように、複数本の鋼線材をシートバック2の背凭れ面の形に沿った枠形状に組み付けて構成したものである。上述したワイヤフレーム2Aは、バックパッド2Bの発泡成形時に成形型内にセットされることにより、その大部分がバックパッド2B内に一体的に埋め込まれた状態となって成形されている。しかし、上記ワイヤフレーム2Aは、バックパッド2Bの下部の左右2箇所からU字状の結合枠部2Aaをシート下方側に張り出させると共に、バックパッド2Bの下部の中央箇所から上記各結合枠部2Aaよりもシート下方側に長く延出するU字状の掛止枠部2Abをシート下方側に張り出させた構成となっている。
バックカバー2Cは、バックパッド2Bの発泡成形時に成形型内に真空引きされた状態にセットされることにより、バックパッド2Bの表面全体に広く接着された状態に成形された状態とされている。上述したバックパッド2Bの下部から張り出すワイヤフレーム2Aの各結合枠部2Aaや掛止枠部2Abは、それぞれ、バックカバー2Cを突き抜けてシート下方側に張り出した構成となっている。
上記のように構成されたシートバック2は、次のように図示しない背裏側の車体パネルや取付ベース10に取り付けられている。先ず、シートバック2の背裏側の上部箇所から張り出す形に設けられた図示しない引掛部を、図示しない背裏側の車体パネル上にシート上方側から落とし込むようにして引掛ける。そして、その落とし込む動きに伴って、図4に示すように、シートバック2の下部の中央箇所からシート下方側に張り出すU字状の掛止枠部2Abを、後述する取付ベース10の補強パイプ11上に結合された上斜め後方側に延びるガイドワイヤ17に沿って滑らせながらシート下方側へ落とし込むようにする。これにより、シートバック2の下部の左右2箇所からシート下方側に張り出す各結合枠部2Aaが、取付ベース10の補強パイプ11の左右2箇所に結合された各固定ブラケット14の前面にあてがわれた状態となる。
詳しくは、上記各結合枠部2Aaは、それらの枠内に、各固定ブラケット14の背裏面に溶着された締結ナット14Aの孔が位置する状態にあてがわれた状態となる。各固定ブラケット14は、それらの背裏面に締結ナット14Aが溶着されており、各締結ナット14Aの孔に連通する貫通孔が各固定ブラケット14の前面に貫通して空けられた構成となっている。したがって、上記の組み付けの後、各固定ブラケット14の前面にあてがわれた各結合枠部2Aaの枠内にそれぞれ締結ボルト14Bをシート前方側から差し込んで各締結ナット14Aに締結することにより、各結合枠部2Aaが取付ベース10の各固定ブラケット14に強固に一体的に固定される(図7参照)。以上の手順によって、シートバック2が図示しない背裏側の車体パネルやフロアパネルF上に固定された取付ベース10に取り付けられている。
図1を参照して、シートクッション3も同様に、発泡ウレタン製のクッションパッド3Bによって、その基本的な外形形状が形作られている。上記クッションパッド3Bは、その内部に芯材となるワイヤフレーム3Aが一体的に埋設されていると共に、その表面全体に皮革製のクッションカバー3Cが一体的に被覆された状態に成形された構成となっている。
上述したワイヤフレーム3Aも、複数本の鋼線材をシートクッション3の着座面の形に沿った枠形状に組み付けて構成したものである。上述したワイヤフレーム3Aは、クッションパッド3Bの発泡成形時に成形型内にセットされることにより、その大部分がクッションパッド3B内に一体的に埋め込まれた状態となって成形されている。しかし、上記ワイヤフレーム3Aは、クッションパッド3Bの前部の左右2箇所から図示しないU字状の引掛部をシート下方側に張り出させると共に、クッションパッド3Bの後部の中央箇所から平面視略U字状のフック3Aaをシート後方側に張り出させた形となって設けられている。上記フック3Aaは、図8に示すように、シート後方側に延びた先でシート上方側に折れ曲がって延びる屈曲した形に形成されている。
クッションカバー3Cは、クッションパッド3Bの発泡成形時に成形型内に真空引きされた状態にセットされることにより、クッションパッド3Bの表面全体に広く接着された状態に成形された状態とされている。上述したワイヤフレーム3Aのクッションパッド3Bの下部から張り出す図示しない引掛部やクッションパッド3Bの後部から張り出すフック3Aaは、それぞれ、クッションカバー3Cを突き抜けてシート下方側やシート後方側に張り出した構成となっている。
上記のように構成されたシートクッション3は、次のようにシートバック2の下端部やフロアパネルF上に取り付けられている。先ず、図7に示すように、上述したシートバック2の下端部(結合枠部2Aa)が取付ベース10に取り付けられた状態で、図8に示すように、シートクッション3の後部から張り出すフック3Aaを、シートバック2の下部からシート下方側に張り出す掛止枠部2Abの枠内に通して、その屈曲した先の箇所を、掛止枠部2Abに架橋された掛止板2Acにシート下方側から引掛ける。上記の引掛け作業は、上記フック3Aaの屈曲した先の箇所を掛止板2Acにシート下方側から通せるようにするために、シートクッション3を後ろ下がり状に傾斜させた状態で行われる。
その際、フロアパネルF上に沿って配索されたワイヤハーネスW1,W2は、取付ベース10へのクランプにより、上記フック3Aaの通される高さ位置よりも低い位置を通って配索されている。そのため、フック3Aaが、誤ってワイヤハーネスW1を掬い上げてしまうことなく、掛止枠部2Abの掛止板2Acにシート下方側から後方側に通されて、掛止板2Acに対してシート前方側への移動が規制された状態に引掛けられた状態となる。上記引掛けの後、次に、図1〜図2を参照して、上記引掛け箇所を支点にシートクッション3をフロアパネルF上に落とし込んで、その前部の左右2箇所に設けられた図示しないU字状の引掛部をフロアパネルF上の差込み式のロック構造にそれぞれ差し込む。これにより、上記図示しない各引掛部がフロアパネルF上のロック構造にロックされる。以上の手順によって、シートクッション3がシートバック3の下端部やフロアパネルF上に取り付けられている。
次に、取付ベース10の構成について説明する。取付ベース10は、図5に示すように、シート幅方向に真っ直ぐに延びる円鋼管製の補強パイプ11と、補強パイプ11の両端部をフロアパネルF上で支える支持ブラケット12,13と、補強パイプ11の左右2箇所の前面部位に結合された固定ブラケット14と、補強パイプ11の上記各固定ブラケット14の結合箇所からシート幅方向に外れた箇所に結合された2本のクランプ片15,16と、補強パイプ11の中央箇所に結合されたガイドワイヤ17と、補強パイプ11上の左右2箇所の部位に結合されたISOFIX対応のロアアンカレッジ18と、を一体的に備える構成となっている。ここで、補強パイプ11が本発明の「棒部材」に相当し、各支持ブラケット12,13がそれぞれ本発明の「結合部材」に相当し、クランプ片15,16がそれぞれ本発明の「クランプ部」に相当する。
上述した補強パイプ11の両端部を支える各支持ブラケット12,13は、それぞれ、フロアパネルF上にあてがわれる底板部と、底板部の車両外側の縁部からシート高さ方向に真っ直ぐに折れ曲がって延びる立板部と、を有するL字板状に折り曲げられた鋼板材により形成されている。上記各支持ブラケット12,13は、それらの立板部に補強パイプ11の各端部がシート幅方向に貫通して差し込まれた状態で、それらの差し込まれた嵌合部が溶接されることにより、補強パイプ11の各端部と強固に一体的に結合された状態とされている。上記各支持ブラケット12,13は、それぞれ、それらの底板部がフロアパネルF上にあてがわれてボルト締結されることにより、フロアパネルF上に強固に一体的に結合された状態とされている。
上記各支持ブラケット12,13は、上記フロアパネルFへの結合により、補強パイプ11をフロアパネルF上から持ち上げた状態で両端支持した状態となっている。上記各支持ブラケット12,13は、それらの前側と後側の各縁部が、それぞれ、L字の開口側となる車両内側や上側に向かって垂直に折り曲げられて、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。
上記補強パイプ11の車両外側の端部を支える支持ブラケット13には、その立板部の下端側の前縁部から車両内側へ延びるように設けられるL字板状のクランプ片13Aと、立板部の下端側の前縁部から車両外側へ延びるように設けられるL字板状のクランプ片13Bと、がそれぞれ一体的に結合されている。上記各クランプ片13A,13Bは、それらのL字の一方側の板片が、支持ブラケット13の立板部の車両外側の側面にあてがわれて溶着された状態とされている。そして、各クランプ片13A,13Bは、それらのL字の他方側の板片が、支持ブラケット13の立板部の下端側の前縁部から車両内側或いは車両外側に向かってそれぞれ垂直に折り曲げられて延びる形に設けられた状態とされている。ここで、クランプ片13A,13Bがそれぞれ本発明の「クランプ部」に相当する。
上記各クランプ片13A,13Bの車両内側或いは車両外側に折れ曲がって延びる各板片には、図6に示すように、車体側から延びるワイヤハーネスW2の途中箇所とコネクタCOの取り付けられた箇所とをクランプする樹脂製のクリップCL3,CL4を差し込んで装着することのできる孔13A1,13B1(丸孔)が空けられている。上記各クランプ片13A,13Bは、それらの車両内側或いは車両外側に折れ曲がって延びる各板片が、シート前方側に面を向けた形状とされており、車体側から延びるワイヤハーネスW2の先端のコネクタCOの背裏側箇所に結着されたクリップCL3と、ワイヤハーネスW2の途中箇所に結着されたクリップCL4とが、それぞれシート前方側からの差し込みによって取り付けられた状態とされている。
図5に示すように、各固定ブラケット14は、略逆J字板状の形に折り曲げられた鋼板材により形成されている。各固定ブラケット14は、それらの左右両側の各縁部が、J字の開口側となる裏側に向かって垂直に折り曲げられて、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。各固定ブラケット14は、上記フランジ状に折り曲げられた左右の各縁部が、それぞれ、補強パイプ11に対してシート前方側から組み付けられて外周面上に面当接した状態にあてがわれた状態として、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。
上記各固定ブラケット14は、それらの補強パイプ11の前面側から垂下する板片の裏面上に締結ナット14Aが溶着されており、締結ナット14Aの孔がシート前方側に貫通した形に空けられた構成となっている。上記各固定ブラケット14には、図7で前述したように、シートバック2の下部から張り出す左右の各結合枠部2Aaがそれぞれシート前方側からあてがわれて、締結ボルト14Bの差し込みによる締結ナット14Aとの締結により強固に一体的に固定された状態とされている。
図5に示すように、各クランプ片15,16は、上述した補強パイプ11における各固定ブラケット14の配置間領域となるシート幅方向の2箇所に結合されて設けられている。上記のうち、車両内側に配設された一方側のクランプ片15は、略T字板状の形にカットされた鋼板材により形成されている。また、車両外側に配設された他方側のクランプ片16は、縦長な細長い棒形状にカットされた鋼板材により形成されている。
上記車両内側のT字板状の形にカットされたクランプ片15は、そのT字の横向きに延びる板片が、パッチ部15Bとして、補強パイプ11の外周面の形に沿って湾曲した形に形成されている。上記クランプ片15は、上記湾曲して形成されたパッチ部15Bが補強パイプ11の外周面上に後面側から下面側にかけて面当接した状態にあてがわれて、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。そして、上記クランプ片15は、上記パッチ部15Bの下側の縁部から垂下する板片が、補強パイプ11の前面からシート前方側に面を向けて垂下する形に設けられた状態とされている。そして、上記クランプ片15のシート下方側に垂下する板片の下端部には、図6に示すように、シート側から延びるワイヤハーネスW1の途中箇所をクランプする樹脂製のクリップCL1を差し込んで装着することのできる孔15A(丸孔)が空けられている。
一方、図5に示すように、車両外側の縦長状の形にカットされたクランプ片16は、その上縁部が補強パイプ11の外周面の形に沿って湾曲した形に形成されており、そこから先の領域が真っ直ぐに延びた後、下縁部において再び上縁部の湾曲する方向に屈曲した形に形成されている。上記クランプ片16は、上記湾曲して形成された上縁部が補強パイプ11の外周面上に後ろ上方側から面当接した状態にあてがわれて、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。上記クランプ片16は、上記結合箇所から真っ直ぐに延びる板片が、補強パイプ11から後ろ斜め下方側に真っ直ぐに延びる状態とされて、その下縁側の屈曲した先の面部がシート前方側に向けられた状態とされている。そして、上記クランプ片16の下縁側の屈曲した先の面部には、図6に示すように、シート側から延びるワイヤハーネスW1の途中箇所をクランプする樹脂製のクリップCL2を差し込んで装着することのできる孔16A(丸孔)が空けられている。
そして、上述した車両内側に配設されたクランプ片15の孔15Aと、車両外側に配設されたクランプ片16の孔16Aには、それぞれ、シート側から延びるワイヤハーネスW1の途中箇所に結着された各クリップCL1,CL2が、シート前方側からの差し込みによって取り付けられた状態とされている。ここで、車両内側に配設されたクランプ片15は、前述したように、補強パイプ11の前面から垂下する位置にクランプ用の孔15Aを有する構成となっている。また、車両外側に配設されたクランプ片16は、補強パイプ11の後ろ側に退いた位置から垂下した位置にクランプ用の孔16Aを有する構成となっている。このような構成となっていることにより、補強パイプ11の車両内側寄りの前方箇所に位置するシートベルトバックル4から延びる配線4Aを、これらクランプ片15,16の配置間領域に組み付けられるシートバック2の下部から張り出す掛止枠部2Abの前側の領域を通すのではなく、後側の領域を通せるようにクランプすることができるようになっている。
図5に示すように、ガイドワイヤ17は、1本の鋼線材を略逆U字状の形に折り曲げて形成したものである。上記ガイドワイヤ17は、その左右両側の開口端側となる下端部が、それぞれ、補強パイプ11の外周面の形に沿って湾曲した形に形成されており、そこから上方側の領域は、シート上方側に向かって真っ直ぐに延びる形に形成されている。上記ガイドワイヤ17は、上記湾曲して形成された下端部が、補強パイプ11の外周面上にシート前下方側から当接した状態にあてがわれて、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。上記ガイドワイヤ17は、上記結合箇所からシート上方側に延びる領域部が、補強パイプ11の前面から後ろ斜め上方側に真っ直ぐに延びる形に設けられた状態とされている。上記ガイドワイヤ17は、図4で前述したように、シートバック2を取付ベース10上に落とし込んで取り付ける際に、シートバック2の下部から張り出す掛止枠部2Abの下枠部分をその上面に沿って前斜め下方向へ滑らせるようにガイドすることができるようになっている。
各ロアアンカレッジ18は、それぞれ、1本の鋼線材を平面視略U字状の形に折り曲げて形成したものである。各ロアアンカレッジ18は、それらの左右両側の開口端側となる後端部が、それぞれ、補強パイプ11の外周面の形に沿って湾曲した形に形成されており、そこから前方側の領域は、シート前方側に真っ直ぐに延びる形に形成されている。上記各ロアアンカレッジ18は、それぞれ、上記湾曲して形成された各後端部が、補強パイプ11の外周面上にシート後方側から当接した状態にあてがわれて、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。このうち、車両内側のロアアンカレッジ18は、前述した補強パイプ11の外周面にあてがわれて結合されたクランプ片15のパッチ部15Bの外周面にあてがわれて溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。上記各ロアアンカレッジ18は、それぞれ、上記各結合箇所からシート前方側に延びる各領域部が、補強パイプ11の上面からシート前方側に真っ直ぐに延びる形に設けられた状態とされている。
上記各ロアアンカレッジ18は、それぞれ、ISOFIXタイプのチャイルドシート(図示省略)の保持に使用される構成となっている。具体的には、各ロアアンカレッジ18は、図示しないチャイルドシートに設けられた左右一対の各ロック部を、それぞれ、シートバック2とシートクッション3との間の隙間内にシート前方側から差し込んで各ロアアンカレッジ18の前枠部にロックさせることにより、図示しないチャイルドシートをシート1に装着した状態に保持することができるようになっている。
以上をまとめると、本実施例のシート1は次のような構成となっている。すなわち、ワイヤハーネスW1,W2がフロアパネルF(フロア)との間を通って配索されるシート1であって、フロアパネルF上に結合されてシートバック2(シート)が取り付けられる取付ベース10と、取付ベース10に設けられワイヤハーネスW1,W2をクランプ可能な孔15A,16A,13A1,13B1を備えたクランプ片15,16,13A,13B(クランプ部)と、を有する。
このような構成となっていることにより、シートバック2をフロアパネルF上に取り付ける取付ベース10の構成を利用して、フロアパネルF上に配索されるワイヤハーネスW1,W2をフロアパネルFに孔を空けることなく位置固定した状態にクランプすることができる。
また、取付ベース10が、シート幅方向に延びる補強パイプ11(棒部材)と、補強パイプ11の両端部をフロアパネルF上に結合する支持ブラケット12,13(結合部材)と、を有して補強パイプ11にシートバック2が取り付けられる構成となっている。クランプ片15,16,13A,13Bが、補強パイプ11又は支持ブラケット13からシート前方側に面を向ける形に延び出して孔15A,16A,13A1,13B1をシート前方側に向けて設けられている。
このように、シート幅方向に延びる補強パイプ11又はこれを支える支持ブラケット13にクランプ片15,16,13A,13Bを設ける構成とすることで、クランプ片15,16,13A,13Bがシート前方側に孔15A,16A,13A1,13B1を向ける形に設けられやすくなる。したがって、クランプ片15,16,13A,13Bをシート前方側に孔15A,16A,13A1,13B1を向ける形に設けて、ワイヤハーネスW1,W2をシート前方側から作業性良くクランプすることができる。
また、補強パイプ11が、ISOFIXタイプのチャイルドシートの保持に使用されるロアアンカレッジ18を支えるパイプ材として、フロアパネルF上から持ち上げられた状態に設けられている。クランプ片15,16が、補強パイプ11からシート下方側に延び出して設けられることでフロアパネルF上に近づけられた位置に孔15A,16Aを有した構成とされている。
このような構成となっていることにより、ISOFIXに対応したロアアンカレッジ18を支える補強パイプ11(パイプ材)の構成を利用して、クランプ片15,16を補強パイプ11とフロアパネルFとの間の空間内に張り出させた状態にして、孔15A,16AをフロアパネルF上に近づけた位置に適切に設定することができる。また、このような位置に孔15A,16Aを設定することで、シートバック2を取付ベース10に取り付ける際に、クランプ片15,16にクランプしたワイヤハーネスW1を引掛けたり傷付けたりしにくいようにすることができる。
また、クランプ片15,16が、取付ベース10に取り付けられたシートバック2の下端部に対してシートクッション3の後端部に設けられたフック3Aaがシート前下方側から引掛けられる際の軌跡領域よりも低い位置に孔15A,16Aを有する構成となっている(図8参照)。
このような構成となっていることにより、取付ベース10に取り付けられたシートバック2に対してシートクッション3の後端部のフック3Aaを引掛ける際に、クランプ片15,16にクランプしたワイヤハーネスW1を引掛けたり傷付けたりしにくいようにすることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の右側の後部座席以外のシートや運転席等の後席以外のシートにも適用することができるほか、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
また、本発明が対象とするワイヤハーネスは、シートの装備品以外のものに電気接続されるものであってもよい。また、取付ベースに取り付けられるシートの構造物は、シートバックの他、シートクッションであってもよい。又は、その両方であってもよい。また、取付ベースに設けられるクランプ部は、上記実施例で示したように、クランプ片を別途取り付けて設けられるものの他、取付ベースそのものにクランプ用の孔を空けることで構成されるものであってもよい。また、クランプ部は、ワイヤハーネスをクランプするための構造が孔ではなく、側方からの差し込みなどによって装着される部位、例えば凹凸部位や平坦部位などとして構成されるものであってもよい。
また、クランプ部は、取付ベースにおけるシートバックが取り付けられる部材(上記実施例1における固定ブラケット14)から延びる形で設けられていてもよい。但し、クランプ部は、シートバックを取付ベースに取り付ける作業に支障をきたさない位置に設けられることが好ましい。また、取付ベースを構成する棒部材は、中空状のパイプ材に限らず、中実状の部材や多角形の角管材や角柱材等、シート幅方向に延びる様々な形の棒部材であってもよい。
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
2A ワイヤフレーム
2Aa 結合枠部
2Ab 掛止枠部
2Ac 掛止板
2B バックパッド
2C バックカバー
3 シートクッション
3A ワイヤフレーム
3Aa フック
3B クッションパッド
3C クッションカバー
4 シートベルトバックル
4A 配線
10 取付ベース
11 補強パイプ(棒部材)
12 支持ブラケット(結合部材)
13 支持ブラケット(結合部材)
13A クランプ片(クランプ部)
13A1 孔
13B クランプ片(クランプ部)
13B1 孔
14 固定ブラケット
14A 締結ナット
14B 締結ボルト
15 クランプ片(クランプ部)
15A 孔
15B パッチ部
16 クランプ片(クランプ部)
16A 孔
17 ガイドワイヤ
18 ロアアンカレッジ
CL1〜CL4 クリップ
F フロアパネル
W1 ワイヤハーネス
W2 (車体側からくる)ワイヤハーネス
CO コネクタ

Claims (1)

  1. ワイヤハーネスがフロアとの間を通って配索される乗物用シートであって、
    フロア上に結合されて当該乗物用シートが取り付けられる取付ベースと、
    該取付ベースに設けられて前記ワイヤハーネスをクランプ可能なクランプ部と、を有し、
    前記取付ベースが、ISOFIXタイプのチャイルドシートの保持に使用されるロアアンカレッジを支えるパイプ材としてフロア上から持ち上げられた形で設けられるシート幅方向に延びる棒部材と、該棒部材の両端部をフロア上に結合する結合部材と、を有し、
    前記クランプ部が、前記棒部材からシート前方側に面を向けた形でシート下方側に延び出して、該延び出した位置に前記ワイヤハーネスをシート前方側からクランプすることのできるシート前方側を向く孔を有し、
    該孔が、前記取付ベースに取り付けられたシートバックの下端部に対してシートクッションの後端部に設けられたフックがシート前下方側から引掛けられる際の軌跡領域よりも低い位置かつ前記軌跡領域からシート幅方向に外れた位置に設定される乗物用シート。
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