JP6874631B2 - シートフレーム - Google Patents

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本願は、乗物用シートに用いられるシートフレームに関する。
例えば、特許文献1に記載のシートフレームの後端には、リア・アンカー・ワイヤーが設けられている。リア・アンカー・ワイヤーは、乗物のボディに設けられた係止部に係止可能なアンカーフックを構成する。
特開2001−204574号公報
乗物用シートに設けられたワイヤーハーネス(以下、シートワイヤーハーネスという。)は、乗物に設けられたワイヤーハーネスに接続される。このため、作業者が乗物用シートを乗物に装着する際に、ボディと乗物用シートとの間にシートワイヤーハーネスが挟まれてしまう可能性がある。
このため、作業者は、ボディと乗物用シートとの間にシートワイヤーハーネスが挟まれてしまうことがないように留意しながら、当該乗物用シートを乗物に装着する必要がある。したがって、乗物用シートの装着作業性に支障を来すおそれがある。
本願は、上記点に鑑み、乗物用シートの装着作業性を向上させることが可能なシートフレーム等の一例を開示する。
シートフレームは、中実棒又はパイプ状のワイヤーにて構成されたアンカーフック(11)であって、係止部(20)と係止可能に湾曲した湾曲部(13A)、及び当該湾曲部(13A)からフレーム本体(9)側に延びる延出部(13B)を有するアンカーフック(11)と、ワイヤーハーネス(17)をアンカーフック(11)に対して拘束した状態で当該ワイヤーハーネス(17)を保持する樹脂製の保持部(15)とを備えることが望ましい。
これにより、ワイヤーハーネス(17)はアンカーフック(11)に拘束された状態となるので、作業者が乗物用シートを乗物に装着する際に、ボディと乗物用シートとの間にワイヤーハーネス(17)が挟まれてしまうことを抑制でき得る。延いては、乗物用シートの装着作業性が向上し得る。
ところで、仮に、保持部(15)が湾曲部(13A)に設けられた構成であると、アンカーフック(11)がボディの係止部(20)と係止状態となったときに、当該保持部(15)と係止部(20)とが接触する。保持部(15)と係止部(20)とが接触すると、当該保持部(15)に大きな荷重が作用したときに、樹脂製の保持部(15)が破損してしまうおそれがある。
これに対して、当該シートフレームでは、延出部(13B)に保持部(15)が固定されているので、アンカーフック(11)が係止部(20)と係止状態となったときであっても、保持部(15)と係止部(20)とが接触することが抑制される。したがって、保持部(15)に大きな荷重が作用することを抑制でき得るので、樹脂製の保持部(15)が破損してしまうことが抑制される。
なお、当該シートフレームは、以下の構成であってもよい。
延出部(13B)のうちフレーム本体(9)側には、湾曲部(13A)と異なる向きに屈曲した屈曲部(13D)が設けられ、かつ、保持部(15)は、屈曲部(13D)の頂部(13F)を挟んで両側にて延出部(13B)に固定されていることが望ましい。
これにより、保持部(15)が延出部(13B)に周りに回転してしまうことが抑制される。延いては、ワイヤーハーネス(17)が予め決められた位置以外に移動してしまうことが抑制され得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
実施形態に係る乗物用シートを示す図である。 実施形態に係るクッションフレーム7を示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。 実施形態に係るアンカーフックを示す図である。
以下の説明は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされている場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものであって、本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各方向は、本実施形態に係る乗物用シートを車両に組み付けた状態における方向を意味する。
(第1実施形態)
1.乗物用シートの概要
図1に示す乗物用シート1は、本実施形態に係るシートフレームが利用されたシートである。乗物用シート1は、車両の後部座席に用いられるシートである。シートフレームは、当該シートの骨格を構成する部材である。
当該乗物用シート1は、シートクッション3及びシートバック5等を少なくとも備える。シートクッション3は着席者の臀部を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持する部位である。なお、本実施形態に係る乗物用シート1は、少なくとも2人の者が着席可能なシートである。
シートクッション3には、着座センサS1、S2が設けられている。着座センサS1、S2は着席者の有無を検出するための検出器である。着座センサS1は、シートクッション3のシート幅方向左端側に着席者が存在するか否かを検出する。着座センサS2は、シートクッション3のシート幅方向右端側に着席者が存在するか否かを検出する。
シートフレームは、クッションフレーム7及びバックフレーム(図示せず。)等を少なくとも有する。クッションフレーム7は、シートクッション3の骨格を構成する。バックフレームは、シートバック5の骨格を構成する。なお、本実施形態では、クッションフレーム7に本願に係るシートフレームが適用されている。
2.クッションフレームの構造
2.1 クッションフレームの概要
クッションフレーム7は、図2に示すように、フレーム本体9及びアンカーフック11等を少なくとも備える。フレーム本体9は、クッションフレーム7の骨格を構成するとともに、クッションパッド(図示せず。)を支持する。
クッションパッドは、発泡ウレタン等の弾性変形可能な材質に構成された緩衝体である。本実施形態に係るフレーム本体9は、中実丸棒又は丸パイプ材等のワイヤーにて構成されたワイヤーフレームである。
なお、フレーム本体9のシート前端側には、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の係合突起9A、9Bが設けられている。係合突起9A、9Bは、車両のボディに設けられた係合穴(図示せず。)に嵌め込まれて当該ボディと係合する部位である。
フレーム本体9のシート後端側には、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)のアンカーフック11が設けられている。アンカーフック11は、ボディに設けられた係止部20(図6参照)に係止可能な部材である。
なお、本実施形態に係る各アンカーフック11は、通常において、各係止部20と係止状態となっていない。具体的には、通常時においては、各アンカーフック11と各係止部20とは非接触状態である。
通常時とは、シートクッション3に大きな外力が作用していないときをいう。そして、シート前方向きの大きな外力がシートクッション3に作用し、2つの係合突起9A、9Bが前記係合穴から離脱したときに、各アンカーフック11が各係止部20に引っ掛かって係止状態となる。
2.2 アンカーフックの構造
シート幅方向左端側に設けられたアンカーフック11とシート幅方向右端側に設けられたアンカーフック11とは、左右対称構造である点を除き、その他の構造は同一である。以下の説明は、シート幅方向左端側に設けられたアンカーフック11の説明である。
アンカーフック11は、図3に示すように、アンカーフック本体13及び保持部15等を少なくとも備える。アンカーフック本体13は、中実丸棒又は丸パイプ状等の金属製のワイヤーにて構成された部材である。
<アンカーフック本体>
アンカーフック本体13は、湾曲部13A、第1延出部13B及び第2延出部13C等を有して構成されている。湾曲部13Aは、アンカーフック本体13の先端側に設けられた略U字状又は円弧状に湾曲した部位である。
第1延出部13B及び第2延出部13Cは、湾曲部13Aからフレーム本体9側(本実施形態では、シート前方側)に延びる部位である。なお、湾曲部13A、第1延出部13B及び第2延出部13Cは、1本のワイヤーに塑性加工(曲げ加工)が施されて一体成形された一体成形品である。
第1延出部13B及び第2延出部13Cのうち湾曲部13A側には、屈曲部13D、13Eが設けられている。第1延出部13Bのうち湾曲部13A側には屈曲部13Dが設けられている。第2延出部13Cのうち湾曲部13A側には屈曲部13Eが設けられている。
屈曲部13D及び屈曲部13Eは、湾曲部13Aと異なる向きに屈曲した部位である。具体的には、乗物用シート1が車両に装着された状態において、湾曲部13Aはシート後方に向けて凸となるように湾曲している。
乗物用シート1が車両に装着された状態において、屈曲部13D及び屈曲部13Eは下方に向けて凸となるように屈曲している。なお、屈曲部13Dと屈曲部13Eとは合同な形状である。
<保持部>
保持部15は、図4に示すように、アンカーフック11(アンカーフック本体13)に対してワイヤーハーネス17を拘束するための部材である。「ワイヤーハーネス17を拘束する」とは、コネクタ17Aを含むワイヤーハーネス17全体が、アンカーフック11に対して予め決められた位置及び姿勢から大きく外れることを抑止することをいう。
そして、保持部15には、ワイヤーハーネス17(コネクタ17Aを含む。)をアンカーフック11に対して拘束した状態で当該ワイヤーハーネス17を保持するための保持面15A(図3参照)が設けられている。
保持面15Aは、コネクタ17Aが保持された状態で固定される取付面である。コネクタ17Aにはワイヤーハーネス17の一端が接続されている。なお、ワイヤーハーネス17の他端は着座センサS1に接続されている。つまり、コネクタ17Aは、車両に設けられたワイヤーハーネス(図示せず。)と着座センサS1とを電気的に接続するための接続部材である。
図5に示すように、保持面15Aは、アンカーフック11、つまりアンカーフック本体13の下部11A(以下、フック下部11Aという。)を挟んでボディと反対側に位置している。フック下部11Aとは、アンカーフック本体13、つまりアンカーフック11のうちボディと対向する部位をいう。
なお、本実施形態に係る乗物用シート1が車両に装着された状態においては、フック下部11Aは、ボディの上方側に位置して当該ボディと対向する。したがって、本実施形態に係る保持面15Aは、フック下部11Aより上方側に位置する。
このため、本実施形態では、図6に示すように、コネクタ17Aは、フック下部11Aを挟んでボディと反対側に位置した状態で、アンカーフック本体13、つまりアンカーフック11に固定されている。
すなわち、本実施形態では、保持面15Aにコネクタ17Aが固定されることにより、コネクタ17Aを含むワイヤーハーネス17全体がアンカーフック11に対して拘束された状態となる。
そして、コネクタ17Aの先端17Bは、アンカーフック11の先端、つまり湾曲部13Aの頂部13Eよりフレーム本体9側に位置する。換言すれば、本実施形態に係るコネクタ17Aの先端17Bは、湾曲部13Aの頂部13Eよりシート前方側に位置する。
保持部15には、図3に示すように、固定部15Cが設けられている。固定部15Cは、保持部15をアンカーフック本体13に固定するための部位である。当該固定部15Cは、第1延出部13Bに固定されている。
固定部15Cは、屈曲部13Dの頂部13Fを挟んで両側の部位にて第1延出部13Bに固定されている。つまり、固定部15Cは、第1延出部13Bに一体化固定された部位であって、湾曲部13A及び第2延出部13Cに設けられていない。
具体的には、固定部15Cは、頂部13Fに対して湾曲部13A側にずれた部位と当該頂部13Fに対してフレーム本体9側にずれた部位との間の範囲を覆うように、第1延出部13Bに一体化されて固定されている。
なお、本実施形態に係る保持部15は、保持面15A及び固定部15Cに含めて樹脂にて一体成形された一体成形品である。固定部15Cと第1延出部13Bとは、インサート成形法により一体化されている。
3.乗物用シートの装着手順
乗物用シート1を乗物に装着するための作業を行う作業者は、先ず、第1延出部13Bと第2延出部13Cとの間に係止部20を位置させる(図7参照)。次に、作業者は、当該乗物用シート1をボディに沿わせるようにシート後方に移動させる(図8参照)。
そして、作業者は、係合突起9A、9Bが前記係合穴の上部に位置したとき、当該乗物用シート1の前端側を前記係合穴に向けて押圧するようにして係合突起9A、9Bを前記係合穴に差し込む。
これにより、係止部20がアンカーフック11と係止可能な状態となり(図9参照)、当該乗物用シート1が乗物に装着された状態となる。そして、乗物用シート1が乗物に装着された状態においても、コネクタ17Aの先端17Bがワイヤーハーネス17よりシート後方に位置した状態に保持される(図9参照)。
4.本実施形態に係る乗物用シートの特徴
アンカーフック11は、当該アンカーフック11、つまりアンカーフック本体13にワイヤーハーネス17を拘束した状態で当該ワイヤーハーネス17を保持するための保持部15を有する。保持部15の保持面15Aは、図6に示すように、フック下部11Aを挟んでボディと反対側に位置する。
これにより、ワイヤーハーネス17はアンカーフック11に拘束された状態となるので、作業者が乗物用シート1を乗物に装着する際に、ボディと乗物用シート1との間にワイヤーハーネス17が挟まれてしまうことを抑制でき得る。延いては、乗物用シート1の装着作業性が向上し得る。
保持面15Aは、フック下部11Aを挟んでボディと反対側に位置しているので、作業者が乗物用シート1を乗物に装着する際に、ワイヤーハーネス17がフック下部11Aとボディとの間に引き込まれてしまうことが確実に抑制される。
そして、ワイヤーハーネス17のコネクタ17Aは、保持面15Aに固定されているので、当該コネクタ17Aは、フック下部11Aを挟んでボディと反対側、つまりフック下部11Aより上方側に位置する。これにより、ボディと乗物用シート1との間にワイヤーハーネス17が挟まれてしまうことが確実に抑制され得る。
コネクタ17Aの先端17Bは、アンカーフック11の先端よりフレーム本体9側に位置する。これにより、作業者が乗物用シート1を乗物に装着する際に、コネクタ17Aがボディと接触してしまうことが確実に抑制され得る。
ところで、仮に、保持部15が湾曲部13Aに設けられた構成、つまり固定部15Cが湾曲部13Aに固定された構成であると、アンカーフック11がボディの係止部20と係止状態となったときに、当該保持部15と係止部20とが接触する。保持部15と係止部20とが接触すると、当該保持部15に大きな荷重が作用したときに、樹脂製の保持部15が破損してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第1延出部13Bに固定部15Cが固定されているので、アンカーフック11が係止部20と係止状態となったときであっても、固定部15Cと係止部20とは、原則、接触しない。したがって、固定部15Cに大きな荷重が作用することを抑制でき得るので、樹脂製の保持部15が破損してしまうことが抑制される。
固定部15Cは、屈曲部13Dの頂部13Fを挟んで両側にて第1延出部13Bに固定されている。これにより、固定部15Cが第1延出部13Bに周りに回転してしまうことが抑制される。延いては、ワイヤーハーネス17が予め決められた位置以外に移動してしまうことが抑制され得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、アンカーフック11とボディとが鉛直方向において対向していたので、フック下部11Aは、当該鉛直方向におけるアンカーフック11の下部であった(図6参照)。
しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、アンカーフック11とボディとが、例えば水平方向において対向している場合には、フック下部11Aとは、アンカーフック11の右端部位又は左端部位となる。
上述の実施形態では、コネクタ17Aが保持部15に固定されることによりワイヤーハーネス17がアンカーフック11に対して拘束される構成であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、ワイヤーハーネス17が保持部15に固定されることによりワイヤーハーネス17がアンカーフック11に対して拘束される構成であってもよい。
上述の実施形態では、コネクタ17Aの先端がアンカーフック11の先端13Eよりフレーム本体9側に位置する構成であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態に係る固定部15Cは、屈曲部13Dの頂部13Fを挟んで両側にて第1延出部13Bに固定されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、屈曲部13D、13Eに対してフレーム本体9側にずれた位置にて固定部15Cが第1延出部13B及び第2延出部13Cに固定された構成、又は湾曲部13Aに固定部15Cが固定された構成であってもよい。
上述の実施形態に係るアンカーフック11は、湾曲部13A、第1延出部13B及び第2延出部13Cを有する略U字状の部材であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、湾曲部13A及び第1延出部13Bを有する略J字状のアンカーフック11、又はL字状に構成されたアンカーフック11等であってもよい。
上述の実施形態に係るフレーム本体9及びアンカーフック本体13は、ワイヤーで構成されていた、しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、フレーム本体9及びアンカーフック本体13のうち少なくとも一方が所定形状にプレス成形された板材にて構成されていてもよい。
上述の実施形態に係る保持部15は樹脂製であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、アンカーフック本体13に溶接された金属製であってもよい。
上述の実施形態に係るワイヤーハーネス17は、着座センサS1、S2に接続されるワイヤーハーネスであった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、ワイヤーハーネス17は、リフタモータ等のシートの一部又は全てを変位させるための電動モータ、シート空調装置用のファンモータ、若しくはシートを変位させるため空気ポンプやバルブ等の電動アクチュエータ、その他センサ21、ヒータ又は操作スイッチに接続されたワイヤーハーネスであってもよい。
上述の実施形態に係る係止部20は棒状の部材であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、車両用の乗物用シートにシートフレーム及びアンカーフックを適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 3… シートクッション 5… シートバック
7… クッションフレーム 9… フレーム本体 11… アンカーフック
13… アンカーフック本体 13A… 湾曲部 13B… 第1延出部
13C… 第2延出部 13D、13E… 屈曲部 15… 保持部
15A… 保持面 15C… 固定部 17… ワイヤーハーネス
17A… コネクタ 20… 係止部

Claims (3)

  1. 乗物のボディに設けられた係止部に係止可能な状態で当該ボディに装着されるシートフレームにおいて、
    骨格を構成するフレーム本体と、
    中実棒又はパイプ状のワイヤーにて構成されたアンカーフックであって、前記係止部と係止可能に湾曲した湾曲部、及び当該湾曲部から前記フレーム本体側に延びる延出部を有するアンカーフックと、
    前記延出部に固定され、ワイヤーハーネスを前記アンカーフックに対して拘束した状態で当該ワイヤーハーネスを保持する樹脂製の保持部と
    を備えるシートフレーム。
  2. 前記延出部のうち前記フレーム本体側には、前記湾曲部と異なる向きに屈曲した屈曲部が設けられており、
    さらに、前記保持部は、前記延出部のうち前記屈曲部の頂部を挟んで両側の部位にて当該延出部に固定されている請求項1に記載のシートフレーム。
  3. 係止部を有する乗物のボディに装着されるシートフレームに適用され、当該シートフレームに固定されるとともに、前記係止部と係止可能なアンカーフックにおいて、
    中実棒又はパイプ状のワイヤーにて構成されたアンカーフック本体であって、前記係止部と係止可能に湾曲した湾曲部、及び前記湾曲部から前記シートフレーム側に延びる延出部を有するアンカーフック本体と、
    前記延出部に固定され、ワイヤーハーネスを前記アンカーフック本体に対して拘束した状態で当該ワイヤーハーネスを保持する樹脂製の保持部と
    を備えるシートフレーム用アンカーフック。
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