JP6123508B2 - 支持体 - Google Patents

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Description

本発明は、支持体に関する。詳しくは、シートフレームの枠内に設けられ、着座乗員の荷重を面で支える可撓性の面状部材と、面状部材を周辺側から支える支持部材と、面状部材の周辺部を支持部材に固定する固定部材と、を備える支持体に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートクッションの枠状に組まれたフレーム内に、面状部材が張設された支持体が架橋されており、この支持体によって、フレームの上部に組み付けられるパッドが下方側から面で支えられた構成とされたものが知られている(特許文献1)。上述したシートクッションの下部領域には、空調装置等の電装品に接続されるワイヤハーネスが配索されており、同ワイヤハーネスの所々の部位が、樹脂製のクリップを介して上述した支持体に張設された面状部材に下方側から差し込まれて位置固定された状態とされている。
特開2012−245815号公報
しかし、上記従来技術では、クリップによって面状部材が傷付けられたり乗り心地が損なわれたりするおそれがある。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、面状部材が張設された支持体にクリップ等の他部品を面状部材を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の支持体は次の手段をとる。
第1の発明は、シートフレームの枠内に設けられ、着座乗員の荷重を面で支える可撓性の面状部材と、面状部材を周辺側から支える支持部材と、支持部材に面状部材の周辺部を固定する固定部材と、を備える支持体である。固定部材に、クリップ等の他部品を面状部材に接触させない状態で取り付けることのできる取付部が形成されている。
この第1の発明によれば、固定部材に他部品を面状部材に接触させない状態で取り付けることのできる取付部が形成されていることにより、他部品を支持体に対して面状部材を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、取付部が、面状部材の面内方向の形成領域外に他部品を位置させるように形成されているものである。
この第2の発明によれば、他部品が面状部材の面内方向の形成領域外に位置するように取り付けられることで、他部品によって面状部材がより傷付けられにくくなると共に、乗り心地も損なわれにくくなるようにすることができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、取付部が、固定部材から外側又は裏側に延び出した延長部に形成されているものである。
この第3の発明によれば、他部品が固定部材の外側又は裏側に延び出した位置に取り付けられるようになり、他部品によって面状部材がより傷付けられにくくなると共に、乗り心地も損なわれにくくなるようにすることができる。
実施例1の支持体が適用されたシートの概略構成を示した斜視図である。 シートクッションの分解斜視図である。 クッションフレームの平面図である。 支持体を強調表示して示したクッションフレームの側面図である。 図1のV-V線断面図である。 図3のVI-VI線断面図である。 図3のVII-VII線断面図である。 図3のVIII-VIII線断面図である。 図3のIX-IX線断面図である。 ワイヤハーネスの配索状態をシートクッションの背面側から示した斜視図である。 実施例2の支持体の構成を示した要部断面図である。 実施例3の支持体の構成を示した要部断面図である。 実施例4の支持体の構成を示した要部断面図である。 実施例5の支持体の構成を示した要部断面図である。 実施例6の支持体の構成を示した要部断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の支持体10が適用されたシート1の構成について、図1〜図10を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の運転席として構成されており、着座乗員の背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えている。シートクッション3は、車両のフロア上に左右一対のスライドレール5を間に介して設置されており、これらスライドレール5によってフロアに対するシート前後方向の設置位置を調整することができるように設けられた状態とされている。また、シートクッション3は、上述した各スライドレール5との間に、左右一対の4節リンク機構から成るリフター機構4が介在して設けられており、これらリフター機構4の作動によってフロアに対する設置高さも調整することができる構成とされている。
シートバック2は、シートクッション3の後端部に図示しないリクライナを間に介して連結されており、これらリクライナの作動によってシートクッション3に対する起立角度(背凭れ角度)をシート前後方向に調整することができるように設けられた状態とされている。なお、上述した各スライドレール5やリフター機構4や図示しないリクライナの構成は、特開2010−221935号公報や特開2009−166808号公報等の文献に開示された公知の構成と同じものとなっているため、これらの具体的な構成についての説明は省略することとする。
上述したシートクッション3は、図2に示すように、その内部骨格を成す枠状のクッションフレーム3Fと、クッションフレーム3Fの枠内に設けられた支持体10と、これら支持体10とクッションフレーム3Fとによって下方側(裏面側)から支えられた状態として着座乗員の荷重を柔らかく受け止めるクッションパッド3Pと、クッションパッド3Pの表面全体を覆う布製のクッションカバー3C(図1参照)と、を有して構成されている。ここで、クッションフレーム3Fが本発明の「シートフレーム」に相当する。
上述したクッションフレーム3Fは、シートクッション3の外周形状に沿った四角枠状の骨格形状に組まれて構成されている。具体的には、クッションフレーム3Fは、左右一対のシート前後方向に長尺な鋼板材より成るサイドフレーム3F1と、これらサイドフレーム3F1の前端部間に一体的に架橋されて設けられた鋼板製のフロントパネル3F2と、両サイドフレーム3F1の後部間に回転可能に枢着された状態として架橋された円鋼管製のリヤパイプ3F3と、によって構成されている。上述したリヤパイプ3F3は、前述したリフター機構4を構成するリヤ側のリンクと各サイドフレーム3F1との連結軸同士を一体的に連結するコネクティングロッドとして構成とされており、そのために、これら連結軸間に架橋された状態として、各サイドフレーム3F1の後部間に回転可能に枢着された状態に設けられた状態とされている。
各サイドフレーム3F1は、それらの上縁部と下縁部とがシート内側に折り曲げられた形状とされて、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。フロントパネル3F2は、上述した各サイドフレーム3F1の前端部同士を繋ぐように、これらの上面部と前面部とにそれぞれ形状があてがわれて溶接により一体的に結合されて設けられた状態とされている。詳しくは、上述したフロントパネル3F2は、シート前方側に面を向ける前板部3F2aと、シート上方側に面を向ける天板部3F2bと、天板部3F2bの後縁部からシート後ろ下方向に傾斜して延びる傾斜部3F2cと、を有する形に形成されている。
前板部3F2aは、その左右両側の各縁部が、シートクッション3の前部の形状に倣ってシート後方側に湾曲した形に形成されており、湾曲した先の各縁部が、各サイドフレーム3F1の前面部にあてがわれて溶接により一体的に結合された状態とされている。天板部3F2bは、その左右両側の各縁部が、各サイドフレーム3F1の上面部にあてがわれて載置された状態として、その前後2箇所の部位が溶接により上面部に一体的に結合された状態とされている。傾斜部3F2cは、上述した両サイドフレーム3F1の間に位置して、上述した天板部3F2bの後縁部からシート後ろ下方向に斜めに真っ直ぐ延びる傾斜面を形成した状態とされている。
上述したフロントパネル3F2は、その前述したシート前方側に面を向ける前板部3F2aが、シートクッション3の前面骨格を形成している。また、フロントパネル3F2は、そのシート上方側に面を向ける天板部3F2bが、着座乗員の大腿部の先端近傍を支えるシートクッション3の前端部領域の上面骨格を形成している。また、フロントパネル3F2は、その天板部3F2bの後縁部からシート後ろ下方向に傾斜して延びる傾斜部3F2cが、着座乗員の大腿部を前上がり状に持ち上げて支持するシートクッション3の中央領域部の上面骨格を形成している。上述した傾斜部3F2cには、後述する支持ワイヤ11の前枠部11Aをそれぞれシート前方側から引掛けて掛着させることのできる引掛け部3F2c1が、シート幅方向の4箇所に並んで形成されている。これら引掛け部3F2c1は、それぞれ、傾斜部3F2cの一部がシート前方側から上方側に斜めの角度まで切り起こされて形成されている。
支持体10は、四角枠状に組まれた支持ワイヤ11と、支持ワイヤ11の枠内に張設された布バネ12と、から構成されている。ここで、支持ワイヤ11が本発明の「支持部材」に相当し、布バネ12が本発明の「面状部材」に相当する。上述した支持ワイヤ11は、1本の鋼線材が四角枠状に折り曲げられて構成されており、その四角枠状に組まれた後枠部11Cの中央部にてワイヤの端部同士が溶着されて無端状に結合されていることにより、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。上述した支持ワイヤ11は、次のようにクッションフレーム3Fの枠内に掛着されている。先ず、支持ワイヤ11の前枠部11Aを、上述したフロントパネル3F2の傾斜部3F2cに形成された各引掛け部3F2c1にシート前方側から引掛けて掛着させる。次に、支持ワイヤ11の後枠部11Cを、クッションフレーム3Fのリヤパイプ3F3にシート上方側から押し込んで撓ませながら弾性的に掛着させる。これにより、支持ワイヤ11は、その前枠部11Aと後枠部11Cとがクッションフレーム3Fのフロントパネル3F2とリヤパイプ3F3とにそれぞれ掛着された状態となって、これらの間に架橋された状態となる。
ここで、上述した支持ワイヤ11の後枠部11Cは、各横枠部11Bの後端部がシート下方側にフック状に曲げられた形に形成されていることにより、上述したリヤパイプ3F3に対してシート上方側から引掛けて掛着させることのできる形に形成された状態とされている。したがって、上述した前枠部11Aをフロントパネル3F2の各引掛け部3F2c1に引掛けた後に、後枠部11Cをリヤパイプ3F3に対してシート上方側から押し込んで撓ませながら弾性的に掛着させることにより、前枠部11Aと後枠部11Cとがフロントパネル3F2とリヤパイプ3F3との間に強く張られた状態に架橋された状態となる。
そして、上記の掛着により、併せて、支持ワイヤ11は、その各横枠部11Bの中央部から外側へ延出するように設けられた各フック部11Eが、クッションフレーム3Fの各サイドフレーム3F1の上部に引掛けられた状態となる(図3〜図4、図6参照)。これにより、支持ワイヤ11は、図3に示すように、クッションフレーム3Fの各サイドフレーム3F1の間にも架橋された状態となって、クッションフレーム3Fに対して前後左右の各部において支持された状態としてクッションフレーム3Fの枠内に組み付けられた状態となる。
ここで、上述した各横枠部11Bに設けられた各フック部11Eは、図6に示すように、それらの各横枠部11Bの下面部にあてがわれる部分が、各横枠部11Bの下面部に掬い掛けられるようにフック状に折り曲げられた形に形成されて、各横枠部11Bの下面部に溶着された状態とされている。これにより、各フック部11Eは、各横枠部11Bに対して、各横枠部11Bにかかる重力方向の荷重を強く支えられるように強固に結合された状態とされている。そして、各フック部11Eは、上述した各横枠部11Bとの溶着部からシート外側上方に斜めに延び出した形状とされており、その延び出した先の山状に折り曲げられた途中の平らな各部分が、各サイドフレーム3F1の上面部に面当接するように引掛けられて掛着される構成とされている。上記の掛着により、各フック部11Eは、それらの各サイドフレーム3F1の上部に跨る山状に折り曲げられた各部分によって、各サイドフレーム3F1に対してシート幅方向に位置ずれしないように引掛けられた状態とされている。
上述した支持ワイヤ11は、図2及び図4に示すように、上述した各横枠部11Bの前部と中央部とが、それぞれ第1屈曲部11B1、及び第2屈曲部11B2として、シート高さ方向に屈曲した形に折り曲げられて形成されており、各横枠部11Bの後部が、第3屈曲部11B3として、シート幅方向の内方側に屈曲した形に折り曲げられて形成された構成とされている。具体的には、第1屈曲部11B1は、各横枠部11Bを山状に折り曲げる形に形成されており、第2屈曲部11B2は、各横枠部11Bを谷状に折り曲げる形に形成されている。これにより、支持ワイヤ11は、その枠内に張設される後述する布バネ12を、上記の折り曲げられた各位置で、山状や谷状に折り曲げた形に張設した状態とする構成となっている。
したがって、詳細は後述するが、上記支持ワイヤ11の枠内に張設された布バネ12は、図5に示すように、その支持ワイヤ11の第1屈曲部11B1によって山状に突出した形に張設された前部によって、着座乗員の大腿部を支持するクッションパッド3Pの前部3Paを、前上がり状に強く持ち上げた状態に支持することができるようになっている。また、布バネ12は、その支持ワイヤ11の第2屈曲部11B2によって谷状に折り曲げられた形に張設された中間部によって、着座乗員の臀部を支えるクッションパッド3Pの下方側に膨らんだ形の尻支え部3Pbを広く面で受け止めて支持することができるようになっている。第3屈曲部11B3は、後述する布バネ12の周辺部を各横枠部11Bに結合する後側結合部14の前後方向や回転方向の位置ずれを規制するものとして機能するようになっている。ここで、各後側結合部14が本発明の「固定部材」に相当する。
続いて、布バネ12は、図2に示すように、着座乗員の荷重を受け止めることのできる高い引張り強度を備えた伸張性を有する1枚の布材によって形成されている。上記布バネ12は、その左右両側の各縁部が、上述した支持ワイヤ11の各横枠部11Bに引張り込まれた状態にセットされて、これらの合わせ部が樹脂成形によりそれぞれ一体的に結合された状態とされている(前側結合部13、後側結合部14)。これにより、布バネ12が、各横枠部11Bの間に強く引張り込まれた状態に架け渡されて張設された状態とされている。上述した布バネ12の左右両側の各縁部を各横枠部11Bに固定する各前側結合部13や後側結合部14は、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン,塩化ビニル樹脂,ポリエチレン)や、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ユリア樹脂)などの樹脂材によって形成されている。
上述した布バネ12は、上述した支持ワイヤ11に対し、上述した各横枠部11Bの第1屈曲部11B1の後側の領域から第3屈曲部11B3の後側の領域までシート前後方向に広く被せ付けられた状態に張設されている。そして、上記布バネ12の左右両側の各縁部を上述した支持ワイヤ11の各横枠部11Bに固定する各前側結合部13や後側結合部14は、布バネ12の各縁部の第2屈曲部11B2の形成箇所を残す前側の領域と後側の領域とをそれぞれ各横枠部11Bに結合するように、前側と後側とに分かれてそれぞれ各横枠部11Bの形状に沿って長尺状に延びる形に形成された状態とされている。
詳しくは、各前側結合部13は、各横枠部11Bの第1屈曲部11B1の前側の領域から第2屈曲部11B2の前側の領域まで各横枠部11Bの形状に沿って長尺状に延びる形に形成されている。また、各後側結合部14は、各横枠部11Bの第2屈曲部11B2の後側の領域から第3屈曲部11B3の後側の領域まで各横枠部11Bの形状に沿って長尺状に延びる形に形成されている。これにより、各前側結合部13や後側結合部14は、各横枠部11Bの少なくとも1つの屈曲形状に跨って形成された状態とされており、これらの屈曲形状による規制によって、各横枠部11Bに対して長手方向や回転方向に位置ずれしないように強固に一体的に結合された状態とされている。
上述した各前側結合部13や後側結合部14は、図7〜図9に示すように、それらの下面部が、各横枠部11Bをこれらの外周面形状に沿って下方側から覆うように丸まった形に形成されている。また、各前側結合部13や後側結合部14は、それらの上面部が、各横枠部11Bをこれらの内外に跨って上方側から広く覆うように上述した下面部の丸まった形よりもシート幅方向に広く面を延ばした平坦な面形状に形成された状態とされている。これにより、各前側結合部13や後側結合部14は、それらの平坦に形成された上面部によって、それらの上部にセットされるクッションパッド3Pを下方側から広く面で受け止めて支持することができるようになっている。また、各前側結合部13や後側結合部14は、それらの横幅の長い上面部内に布バネ12の各周辺部が通されてインサートされた状態とされており、布バネ12に対する結合面積が広く確保されていることによって布バネ12の各周辺部を各横枠部11Bに強く結合させた状態となっている。
また、上述した各後側結合部14には、更に、上述した各上面部の前後2箇所の部位からシート外側に向かってそれぞれ面が拡張される形で延長された延長部14Aが形成されている。そして、各延長部14Aには、図10に示すように、支持体10の下部領域を通って配索されるワイヤハーネスWHを支持体10に位置固定するためのクリップCLを下方側から差し込んで装着することのできる取付孔14Bがそれぞれ形成されている。ここで、各取付孔14Bが本発明の「取付部」に相当し、各クリップCLが本発明の「他部品」に相当する。上述したワイヤハーネスWHは、シートクッション3に装備される空調装置等の電装品に接続されるために、支持体10の下部領域を通ってシート前後方向に延びるように配索された状態とされている。上述したワイヤハーネスWHは、その途中箇所に上述した各クリップCLが取り付けられて、各クリップCLが上述した支持体10の各後側結合部14に形成された各延長部14Aの各取付孔14B内に下方側から差し込まれて装着されることにより、支持体10の下部に位置固定された状態とされている。
詳しくは、上述したワイヤハーネスWHは、上述した各クリップCLを介して支持体10の各後側結合部14の各延長部14Aの下部に取り付けられることにより、布バネ12の面内方向の形成領域から外側に外れた領域に配索された状態として、布バネ12が下方側に撓んでも布バネ12と干渉しない状態に配索された状態とされている。これにより、布バネ12が乗員の着座圧を受けて撓んだ際に、ワイヤハーネスWHに無理な負荷がかけられたり、ワイヤハーネスWHによって布バネ12の撓みが規制されたりすることがないようになっている。
また、上述したワイヤハーネスWHを固定する各クリップCLも、布バネ12の面内方向の形成領域から外側に外れた各後側結合部14の外側に延長された各延長部14Aに下方側から差し込まれて固定されていることにより、布バネ12が下方側に撓んでも布バネ12と干渉しない状態に配索された状態とされている。これにより、布バネ12が乗員の着座圧を受けて撓んだ際に、各クリップCLに無理な負荷がかけられて各クリップCLが破損したり取り外されたりしてしまったり、各クリップCLによって布バネ12の撓みが規制されたり或いは各クリップCLの硬さによって乗り心地が損なわれてしまったりすることがないようになっている。
図9に示すように、上述した各クリップCLを取り付けている各後側結合部14の延長部14Aは、各後側結合部14の平坦面状に形成された上面部よりも高さ方向に肉薄で、かつ、上面部よりも低い位置に上面を有して形成された状態とされている。このような形状とされていることにより、各延長部14Aに下方側から差し込まれて装着される各クリップCLの差し込まれた先の脚部が各後側結合部14の上面部から上方側に張り出す突出長さが短く抑えられるようになっており、各後側結合部14の上部にセットされるクッションパッド3Pにかけられる負荷が小さく抑えられるようになっている。
上述した布バネ12は、上述した第2屈曲部11B2の形成箇所において、各縁部が各横枠部11Bに結合されておらず、自由端の構成とされていることから、図5に示すように、クッションパッド3Pの尻支え部3Pbにかかる着座乗員の臀部の荷重を受け止める際に、他の部位と比べて伸張変形しやすくなっている。これにより、布バネ12は、クッションパッド3Pの尻支え部3Pbから受ける荷重を、他の面部に伝達して広く体圧分散させて受け止められるようになっている。
次に、図2を参照して、クッションパッド3Pの構成について説明する。クッションパッド3Pは、軟質ポリウレタンフォーム原料を発泡成形して形成したものである。このクッションパッド3Pは、上述したクッションフレーム3Fの上部に組み付けられることにより、クッションフレーム3Fの各枠部(各サイドフレーム3F1、フロントパネル3F2、リヤパイプ3F3)や上述した支持体10によって、下方側から広く面で支えられた状態にセットされるようになっている。具体的には、クッションパッド3Pは、上述したクッションフレーム3Fの各枠部によって支持された外周部では、これらによって下方側から硬く支持された状態とされ、上述した支持体10の布バネ12によって支持された中央部では、布バネ12の張設力によって下方側から弾性的に柔らかく支持された状態とされるようになっている。
詳しくは、上述したクッションパッド3Pは、クッションフレーム3Fの各枠部(各サイドフレーム3F1、フロントパネル3F2、リヤパイプ3F3)をシート外周側からそれぞれ覆った状態となるように組み付けられてセットされている。そして、クッションパッド3Pは、上記クッションフレーム3Fの上部に組み付けられた後に、その表面全体(着座面や前後左右の各側面)が覆われるようにクッションカバー3Cが被せ付けられて、クッションカバー3Cの各周縁部がクッションフレーム3Fの底部に引張り込まれて止着されることにより、このクッションカバー3Cの張設力によって、クッションフレーム3Fの各枠部(各サイドフレーム3F1、フロントパネル3F2、リヤパイプ3F3)にそれぞれ強く押し付けられて密着した状態に組み付けられて保持された状態とされている。
詳しくは、図5に示すように、上述したクッションパッド3Pは、その前部3Paが、上述したクッションフレーム3Fのフロントパネル3F2を前側と上側とからそれぞれ覆うように組み付けられて支持された状態とされており、後部3Pcが、クッションフレーム3Fのリヤパイプ3F3を後側と上側とからそれぞれ覆うように組み付けられて支持された状態とされている。上記の組み付けにより、クッションパッド3Pは、その着座乗員の臀部から強い体圧を受ける中央の尻支え部3Pbが、上述した支持体10の布バネ12によって下方側から適切に柔らかく受け止められる構成でありながら、その外周部が、上述したクッションフレーム3Fの各枠部(各サイドフレーム3F1、フロントパネル3F2、リヤパイプ3F3)によって下方側から強く安定的に支えられた状態に保持されるようになっている。
ここで、上述したクッションパッド3Pの表側面部には、その表面全体を覆うように被せ付けられるクッションカバー3C(図1参照)の所々の部位を内部に吊り込んで止着させることのできる吊込み溝3P1が形成されている。また、クッションパッド3Pの裏側面部(底面部)には、その着座乗員の大腿部を前上がり状に持ち上げて支持するフロントパネル3F2の傾斜部3F2c上に掛かる部位に、シート下方側に棚状に膨らんだ形の凸部3P2が形成されている。上記凸部3P2は、上記クッションパッド3Pの傾斜部3F2c上に掛かるシート幅方向の大部分の領域に亘って広く形成されており、クッションパッド3Pに着座乗員の荷重がかけられた際に、他の部分に先行して下方側に押し付けられて支持されるようになっている。この凸部3P2の形成により、着座乗員の体圧を、臀部を支えるクッションパッド3Pの尻支え部3Pbに集中させることなく、凸部3P2の形成部分にも広く分散させて受け止められるようになっている。
このように、本実施例の構成では、支持体10は、クッションフレーム3F(シートフレーム)の枠内に設けられ、着座乗員の荷重を面で支える可撓性の布バネ12(面状部材)と、布バネ12を周辺側から支える支持ワイヤ11(支持部材)と、支持ワイヤ11に布バネ12の周辺部を固定する後側結合部14(固定部材)と、を備える構成となっている。後側結合部14に、各クリップCL(他部品)を布バネ12に接触させない状態で取り付けることのできる取付孔14B(取付部)が形成されている。このように、後側結合部14に各クリップCLを布バネ12に接触させない状態で取り付けることのできる取付孔14Bが形成されていることにより、各クリップCLを支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。
具体的には、上記取付孔14Bは、布バネ12の面内方向の形成領域外に各クリップCLを位置させるように形成されている。このように、各クリップCLが布バネ12の面内方向の形成領域外に位置するように取り付けられることで、各クリップCLによって布バネ12がより傷付けられにくくなると共に、乗り心地も損なわれにくくなるようにすることができる。
詳しくは、上記取付孔14Bは、後側結合部14から外側に延び出した延長部14Aに形成されている。このような構成となっていることにより、各クリップCLが後側結合部14の外側に延び出した位置に取り付けられるようになり、各クリップCLによって布バネ12がより傷付けられにくくなると共に、乗り心地も損なわれにくくなるようにすることができる。
続いて、実施例2の支持体10の構成について、図11を用いて説明する。本実施例では、支持体10の各後側結合部14の延長部14Aの下面部に、ワイヤハーネスWHを直接嵌め込んで挟持させた状態に取り付けることのできる断面C字状の挟持部14Cが形成された構成となっている。上記各挟持部14Cは、下方側に開口する形に形成されており、ワイヤハーネスWHを各挟持部14C内に下方側から差し込むことにより弾性的に押し開かれた後に復元し、ワイヤハーネスWHを弾性的に挟持した状態に保持することができる構成となっている。ここで、上記各挟持部14Cが本発明の「取付部」に相当し、ワイヤハーネスWHが本発明の「他部品」に相当する。
このような構成にしても、ワイヤハーネスWH(他部品)を支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。その他の構成については、実施例1で示した支持体10の構成と同じとなっている。なお、上記各挟持部14Cは、シート外側に開口する向きに形成されるものであってもよく、また、各延長部14Aの上面部や下面部の他、各後側結合部14の上面部や下面部や外面部に形成されるものであってもよい。また、上記各箇所に設けられた際の開口する向き(ワイヤハーネスWHを受け入れる向き)も適宜方向に設定可能である。
続いて、実施例3の支持体10の構成について、図12を用いて説明する。本実施例では、支持体10の各後側結合部14の支持ワイヤ11の枠内に張り出す面部に、各クリップCL(他部品)を下方側から上方側に差し込んで取り付けることのできる取付孔14B(取付部)が形成された構成となっている。このような構成にしても、各クリップCL(他部品)を支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。その他の構成については、実施例1で示した支持体10の構成と同じとなっている。
続いて、実施例4の支持体10の構成について、図13を用いて説明する。本実施例では、支持体10の各後側結合部14の延長部14Aが、各後側結合部14の下面部から下方側に延び出して形成されており、同延長部14Aに、各クリップCL(他部品)をシート内側から外側に向けて差し込んで取り付けることのできる取付孔14B(取付部)が形成された構成となっている。このような構成にしても、各クリップCL(他部品)を支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。その他の構成については、実施例1で示した支持体10の構成と同じとなっている。
続いて、実施例5の支持体10の構成について、図14を用いて説明する。本実施例では、支持体10の各後側結合部14の延長部14Aが、各後側結合部14の下面部から下方側に延び出して形成されており、同延長部14Aに、各クリップCL(他部品)をシート外側から内側に向けて差し込んで取り付けることのできる取付孔14B(取付部)が形成された構成となっている。このような構成にしても、各クリップCL(他部品)を支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。その他の構成については、実施例1で示した支持体10の構成と同じとなっている。
続いて、実施例6の支持体10の構成について、図15を用いて説明する。本実施例では、各後側結合部14が、実施例1のように支持ワイヤ11の各横枠部11Bに一体成形された構成とはなっておらず、各横枠部11Bに対して、別途、外側から嵌め込まれることで布バネ12の周辺部を各横枠部11Bに一体的に結合した状態となる構成となっている。具体的には、上記各後側結合部14は、各横枠部11Bに対して外側から嵌め込まれることにより各横枠部11Bに弾性的に押し込まれて装着される断面C字状の嵌合部14Dを有した構成となっている。また、布バネ12は、その周辺部が、予め、支持体10の各横枠部11Bに巻き掛けられて設けられた状態とされている。そして、上記布バネ12の周辺部が巻き掛けられた各横枠部11Bに対し、各後側結合部14の嵌合部14Dを外側から嵌め込んで装着することにより、各後側結合部14が各横枠部11Bに対して長手方向や回転方向に位置ずれしないように強固に一体的に結合された状態とされている。
このような構成にしても、各クリップCL(他部品)を支持体10に対して布バネ12を傷付けたり乗り心地を損なったりしないように取り付けることができる。その他の構成については、実施例1で示した支持体10の構成と同じとなっている。なお、このような別付けタイプの支持体10に対して、実施例2〜5に示した取付部の形態を適用するものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を6つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「支持体」は、シートバックのフレームの枠内に設けられて、着座乗員の背凭れ荷重を受け止めるものとして適用されるものであってもよい。また、「支持体」が適用されるシートは、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートであってもよい。
また、「面状部材」は、布材等の可撓性の面状体であればよく、伸張性のない面状体であっても構わない。具体的には、「面状部材」に適用することができる材質として、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体(繊維を網目状に織製した部材)を例示することができる。また、「面状部材」は、一辺がシートフレームに固定され、該一辺に対向する他片が支持部材に固定されるなど、必ずしも支持部材のみに張り付けられて設けられる構成に限定されることなく、少なくとも一辺が固定部材によって支持部材に固定されて設けられるものとなっていればよい。また、上記各実施例では「取付部」が形成される「固定部材」として後側結合部14を例示したが、前側結合部13に「取付部」を設けたものであってもよい。
また、「固定部材」の「取付部」に取り付けられる「他部品」は、上記実施例1等で示したクリップやワイヤハーネスの他、ケーブルやブラケット等の様々な部品であってもよい。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
3F クッションフレーム(シートフレーム)
3F1 サイドフレーム
3F2 フロントパネル
3F2a 前板部
3F2b 天板部
3F2c 傾斜部
3F2c1 引掛け部
3F3 リヤパイプ
3P クッションパッド
3Pa 前部
3Pb 尻支え部
3Pc 後部
3P1 吊込み溝
3P2 凸部
3C クッションカバー
4 リフター機構
5 スライドレール
10 支持体
11 支持ワイヤ(支持部材)
11A 前枠部
11B 横枠部
11B1 第1屈曲部
11B2 第2屈曲部
11B3 第3屈曲部
11C 後枠部
11E フック部
12 布バネ(面状部材)
13 前側結合部
14 後側結合部(固定部材)
14A 延長部
14B 取付孔(取付部)
14C 挟持部(取付部)
14D 嵌合部
CL クリップ(他部品)
WH ワイヤハーネス(他部品)

Claims (3)

  1. シートフレームの枠内に設けられ、着座乗員の荷重を面で支える可撓性の面状部材と、該面状部材を周辺側から支える支持部材と、該支持部材に前記面状部材の周辺部を固定する固定部材と、を備える支持体であって、
    前記固定部材に、該固定部材に取り付けられる取付部品を前記面状部材に接触させない状態で取り付けることのできる取付部が形成されており、
    前記取付部が、前記固定部材の着座乗員側に面を向ける表面部よりも裏側に引いた位置に形成されていることを特徴とする支持体。
  2. 請求項1に記載の支持体であって、
    前記取付部が、前記面状部材の面内方向の形成領域外に前記取付部品を位置させるように形成されていることを特徴とする支持体。
  3. 請求項2に記載の支持体であって、
    前記取付部が、前記固定部材から外側又は裏側に延び出した延長部に形成されていることを特徴とする支持体。
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